JPH0642001U - スローアウェイ式切削工具 - Google Patents
スローアウェイ式切削工具Info
- Publication number
- JPH0642001U JPH0642001U JP7830892U JP7830892U JPH0642001U JP H0642001 U JPH0642001 U JP H0642001U JP 7830892 U JP7830892 U JP 7830892U JP 7830892 U JP7830892 U JP 7830892U JP H0642001 U JPH0642001 U JP H0642001U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- tool body
- piece member
- throw
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップの着脱を容易に行うことができるとと
もに、レバー部材の形状を簡素化することのできるスロ
ーアウェイ式切削工具を提供する。 【構成】 工具本体24のチップ座を形成する側壁30
を位置決め面とし、工具本体24に形成されたねじ穴部
にクランプねじ40を、駒部材42の貫通穴を挿通する
状態で螺合して設け、ねじ穴部44と離間して工具本体
24に形成された空間部に、略コ字状を呈するレバー部
材50及びばねを設け、駒部材42の下面側の一部に
は、該駒部材42のクランプねじ40の軸線回りの回動
時において工具本体上面25に当接し該駒部材42を傾
斜せしめる凸部60と、工具本体上面25に形成された
溝部46に係合せしめられ該駒部材42の回動範囲をク
ランプ位置と待機位置の間に規制する突起部62とを設
ける。
もに、レバー部材の形状を簡素化することのできるスロ
ーアウェイ式切削工具を提供する。 【構成】 工具本体24のチップ座を形成する側壁30
を位置決め面とし、工具本体24に形成されたねじ穴部
にクランプねじ40を、駒部材42の貫通穴を挿通する
状態で螺合して設け、ねじ穴部44と離間して工具本体
24に形成された空間部に、略コ字状を呈するレバー部
材50及びばねを設け、駒部材42の下面側の一部に
は、該駒部材42のクランプねじ40の軸線回りの回動
時において工具本体上面25に当接し該駒部材42を傾
斜せしめる凸部60と、工具本体上面25に形成された
溝部46に係合せしめられ該駒部材42の回動範囲をク
ランプ位置と待機位置の間に規制する突起部62とを設
ける。
Description
【0001】
この考案は、バイトやボーリングバー等、厚さ方向に延びる凹部(貫通穴を含 む。)が形成されたスローアウェイチップ(以下、「チップ」と略称する。)が チップ座上に装着固定されてなるスローアウェイ式切削工具の、チップ装着構造 の改良に関する。
【0002】
図6乃至図8は従来のスローアウェイ式切削工具の一例を示すものである。こ れらの図に示すスローアウェイ式切削工具は、チップ1の締結穴1aに係合する ピン部8aと貫通穴8bとを有するレバー部材8(図8参照)を用いるものであ り、工具本体2に形成された空間部4内にこのレバー部材8を図7に示すように 配設し、クランプネジ10を締め付けることによりクランプ駒7でチップ1の上 面をチップ座11の法線方向に押圧する一方、クランプ駒7の尾部7bにより傾 倒せしめられるレバー部材8により、そのピン部8aの先端でチップ1をチップ 座側壁5側に向けて押圧せしめ、これによりチップ1を固定するようになってい る。
【0003】 ところで、上記のような従来のスローアウェイ式切削工具においては、クラン プネジ10とレバー部材8が一直線上に配置されるため、レバー部材8に貫通穴 8bを形成する必要等があり、レバー部材の形状が複雑化するという課題があり 、また、チップの着脱を迅速に行うことが難しく、これを改善することが要望さ れていた。
【0004】 本考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであり、チップの着脱を容易に 行うことができるとともに、レバー部材の形状を簡素化することのできるスロー アウェイ式切削工具を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、工具本体に設けられたチップ座上に、厚さ方向に延びる凹部が形成 されたチップが装着固定されてなるスローアウェイ式切削工具において、前記工 具本体の前記チップ座を形成する側壁が前記チップの当接する位置決め面とされ 、この工具本体に形成されたねじ穴部にクランプねじが、略板状を呈する駒部材 の貫通穴を挿通して螺合せしめられ、前記ねじ穴部と離間して前記工具本体に形 成された空間部に、略コ字状を呈するレバー部材が、その一端側先端部を前記チ ップ座上に装着された前記チップの前記凹部内に挿通させ、その他端側先端部を 工具本体の上面から突出させるとともに、その一端側角部を支点として回動可能 に配設され、且つ、このレバー部材の前記他端側先端部を工具本体の上面から突 出する向きに付勢する弾性体が設けられ、前記駒部材の下面側の一部には、該駒 部材の前記クランプねじの軸線回りの回動時において工具本体の上面に当接し該 駒部材を傾斜せしめる凸部と、工具本体の上面に前記クランプねじの軸線を中心 として円弧状に形成された溝部に係合せしめられ該駒部材の回動範囲をクランプ 位置と待機位置の間に規制する突起部とが設けられ、前記駒部材の前記クランプ ねじを挟んで前記凸部と対向する側の部分は、前記レバー部材の前記他端側先端 部が常に下面に当接し、前記クランプ位置においては前記チップの上面を覆い、 前記待機位置においては前記チップの上面に接しない形状とされていることを特 徴とするものである。
【0006】
上記構成に係るスローアウェイ式切削工具においては、弾性体によりレバー部 材を介して駒部材は常にクランプねじの頭部側に付勢されており、クランプねじ の回転とともに駒部材も同一方向に回転する。駒部材が待機位置にある状態から クランプねじを締め付けてゆくと、駒部材は、凸部と対向する側の部分の先端側 がチップ上面を覆うクランプ位置まで回転し、この位置で突起部により回転を規 制される。そして、まず、凸部が工具本体の上面に当接し、駒部材は凸部を支点 として傾倒し、その裏面の一部でレバー部材の他端側先端部を下方に押圧する。 これによりレバー部材は一端側角部を支点として回転し、一端側先端部でチップ を側壁側に押圧し、厚さ方向と直交する方向の固定が行われる。
【0007】 クランプねじを更に締め付けてゆくと、駒部材の、凸部と対向する側の部分は 、レバー部材の他端側先端部に当接する点を支点としてチップ座底面側に傾倒し てゆき、その先端部でチップ上面をチップ座底面に向けて押圧し、チップの厚さ 方向の固定が行われる。
【0008】 また、上記状態からクランプねじを緩めてゆけば、クランプねじの回転ととも に駒部材も回転し、待機位置まで自動的に復帰する。この状態においてチップの 着脱が容易に行われる。
【0009】
以下、図1乃至図5を参照して本考案の実施例を説明する。 これらの図に示すスローアウェイ式切削工具は、中央に厚さ方向に延びる取付 穴(凹部)20が形成された、菱形平板状のチップ22を切刃として用いるもの である。
【0010】 工具本体24の先端側のコーナー部には、チップ座26が形成されている。こ のチップ座26は、平滑面とされた座面(底面)28と、この座面28の法線方 向に延びる側壁30とから構成されており、側壁30はチップ22の側面に隙間 なく当接して該チップ22の厚さ方向と直交する方向の位置(刃先位置)を正確 に定める位置決め面とされている。
【0011】 前記チップ座26上には、シート部材32を介してチップ22が載置されてい る。シート部材32は、平面視においてチップ22と同一形状に形成され、その 厚さは全体に渡って均一とされている。また、その中央部には、チップ22の取 付穴20より大径の貫通穴34が厚さ方向に形成されており、この貫通穴34内 にシート止めピン36が嵌挿されてシート部材32がチップ座26上に固定され ている。
【0012】 工具本体24のチップ座26と所定距離離間した位置にはねじ穴部38が形成 されており、このねじ穴部38にクランプねじ40が、略板状を呈する駒部材4 2の貫通穴44を挿通して螺合せしめられている。ねじ穴38は、チップ座26 の法線方向と平行な方向に延びて形成されている。ねじ穴38の近傍には、該ね じ穴38の軸線を中心として円弧状に溝部46が形成されている。この溝部46 の形成された範囲(図4の中心角θ)は、本実施例の場合、62度程度とされて いるが、この角度θはチップ形状に応じて適宜の値とされるものである。さらに 、工具本体24には、前記チップ座26の座面28の中央部から工具本体24の 後方に向けて延びる空間部48が形成されており(図5)、この空間部48内に は、略コ字状を呈するレバー部材50が、その一端側先端部52をチップ22の 取付穴20内に挿通させ、その他端側先端部54を工具本体24の上面25から 突出させるとともに、その一端側角部56を支点として回動可能に配設されてい る。また、空間部48の下方には、ばね(弾性体)58が配設され、レバー部材 50の他端側先端部54を上面25から突出する向きに付勢している。
【0013】 前記駒部材42の下面側の一部(図1の斜線部)には、下方に突出するピン状 の凸部60が形成されている。この凸部60は、駒部材42のクランプねじ40 の軸線回りの回動時において、工具本体上面25に当接し、該駒部材42を傾斜 せしめる形状とされている。また、駒部材42の下面には、下方に向けて延び、 前記溝部46に係合するピン状の突起部62が形成されている。この突起部62 により、駒部材42はその回動範囲をクランプ位置(チップ22を正確にクラン プする位置で、図1の実線位に示す位置。)と待機位置(チップ22のクランプ を完全に開放する位置で、図1の仮想線に示す位置。)の間に規制されるように なっている。
【0014】 駒部材42の、クランプねじ40を挟んで凸部60と対向する側の部分(以下 、本考案の詳細な説明の欄において「対向部」という。)61は、図1に示すよ うに、レバー部材50の他端側先端部54が常に下面に当接する形状とされてお り、また、対向部61の先端側部分(チップ座26に近接する側)61aは、ク ランプ位置においてはチップ22の上面(一部)を覆い、待機位置においてはチ ップ22の上面に接しない形状とされている。
【0015】 上記構成に係るスローアウェイ式切削工具においては、ばね58によりレバー 部材50を介して駒部材42は常にクランプねじ40の頭部側に付勢されており 、クランプねじ40の回転とともに駒部材42も同一方向に回転するようになっ ている。
【0016】 チップ22のクランプ操作を行う場合には、初め駒部材42が待機位置(図1 に仮想線で示す位置)にある状態において、チップ22を上述のようにシート部 材32上に載置し、この状態からクランプねじ40を右回転で締め込んでゆく。
【0017】 すると、クランプねじ40とともに駒部材42が回転してゆき、駒部材42は その対向部61の先端側部分61aがチップ22の上面を覆う位置、即ちクラン プ位置まで回転し、この位置で突起部62により回転を規制される。そして、ま ず、凸部60が工具本体上面25に当接し、駒部材42は凸部60を支点として 対向部61が上面25に接近する方向(図3の矢印A方向)に傾倒する。この駒 部材42の傾倒によりレバー部材50はその他端側先端部54を下方に向けて押 圧され、一端側角部56を支点として回転する。そして、一端側先端部52でチ ップ22を側壁30側に押圧し、これによりチップ22の厚さ方向と直交する方 向の固定が行われる。
【0018】 続けてクランプねじ40を締め付けてゆくと、駒部材42の対向部61は、レ バー部材50の他端側先端部54に当接する点を支点として、その先端側部分6 1aが座面28側(図2の矢印B方向)に傾倒してゆき、チップ22の上面をチ ップ座26の法線方向に押圧する。これにより、チップ22の厚さ方向の固定が 行われる。
【0019】 また、チップ22のクランプを解除する場合には、上記のクランプ状態からク ランプねじ40を左回転させて緩めてゆけば、クランプねじ40の回転とともに 駒部材42も回転し、待機位置まで自動的に復帰する。このときレバー部材50 はばね58により初期状態(締付前の状態)に復元され、チップ22の厚さ方向 と直交する方向の固定も自動的に解除される。この状態においてチップ22の着 脱を容易に行うことができる。
【0020】 なお、上記実例においてはスローアウェイ式切削工具の一例としてバイトを示 したが、本考案はこれに限られるものではなく、例えばボーリングバー等、厚さ 方向に延びる凹部が形成されたチップをチップ座上に装着して用いるスローアウ ェイ式切削工具であればどのようなものであってもよい。
【0021】
以上説明したように、この考案に係るスローアウェイ式切削工具によれば、工 具本体のチップ座を形成する側壁がチップの当接する位置決め面とされ、この工 具本体に形成されたねじ穴部にクランプねじが、略板状を呈する駒部材の貫通穴 を挿通して螺合せしめられ、ねじ穴部と離間して工具本体に形成された空間部に 、略コ字状を呈するレバー部材が、その一端側先端部をチップ座上に装着された チップの凹部内に挿通させ、その他端側先端部を工具本体の上面から突出させる とともに、その一端側角部を支点として回動可能に配設され、且つ、このレバー 部材の他端側先端部を工具本体の上面から突出する向きに付勢する弾性体が設け られ、駒部材の下面側の一部には、該駒部材のクランプねじの軸線回りの回動時 において工具本体の上面に当接し該駒部材を傾斜せしめる凸部と、工具本体の上 面にクランプねじの軸線を中心として円弧状に形成された溝部に係合せしめられ 該駒部材の回動範囲をクランプ位置と待機位置の間に規制する突起部とが設けら れ、駒部材の、クランプねじを挟んで凸部と対向する側の部分は、レバー部材の 他端側先端部が常に下面に当接し、クランプ位置においてはチップの上面を覆い 、待機位置においてはチップの上面に接しない形状とされているので、クランプ ねじの回転操作のみにより、チップを容易且つ迅速に着脱することができる。ま た、レバー部材の形状を簡素化することができ、製造コストを低減することがで きる。
【図1】本考案の一実施例に係るスローアウェイ式切削
工具を示す平面図である。
工具を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII方向からの矢視図である。
【図4】同実施例に係るスローアウェイ式切削工具の工
具本体(ホルダー)の形状を示す平面図である。
具本体(ホルダー)の形状を示す平面図である。
【図5】図4の工具本体の断面図である。
【図6】従来のスローアウェイ式切削工具を示す平面図
である。
である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図7のレバー部材の斜視図である。
20 チップ凹部 22 チップ 26 チップ座 38 ねじ穴部 40 クランプねじ 42 駒部材 46 溝部 48 空間部 50 レバー部材 52 一端側先端部(レバー部材) 54 他端側先端部(レバー部材) 56 一端側角部(レバー部材) 58 弾性体 60 凸部(駒部材) 62 突起部(駒部材)
Claims (1)
- 【請求項1】工具本体に設けられたチップ座上に、厚さ
方向に延びる凹部が形成されたスローアウェイチップが
装着固定されてなるスローアウェイ式切削工具におい
て、 前記工具本体の前記チップ座を形成する側壁が前記スロ
ーアウェイチップの当接する位置決め面とされ、この工
具本体に形成されたねじ穴部にクランプねじが、略板状
を呈する駒部材の貫通穴を挿通して螺合せしめられ、 前記ねじ穴部と離間して前記工具本体に形成された空間
部に、略コ字状を呈するレバー部材が、その一端側先端
部を前記チップ座上に装着された前記スローアウェイチ
ップの前記凹部内に挿通させ、その他端側先端部を工具
本体の上面から突出させるとともに、その一端側角部を
支点として回動可能に配設され、且つ、このレバー部材
の前記他端側先端部を工具本体の上面から突出する向き
に付勢する弾性体が設けられ、 前記駒部材の下面側の一部には、該駒部材の前記クラン
プねじの軸線回りの回動時において工具本体の上面に当
接し該駒部材を傾斜せしめる凸部と、工具本体の上面に
前記クランプねじの軸線を中心として円弧状に形成され
た溝部に係合せしめられ該駒部材の回動範囲をクランプ
位置と待機位置の間に規制する突起部とが設けられ、 前記駒部材の、前記クランプねじを挟んで前記凸部と対
向する側の部分は、前記レバー部材の前記他端側先端部
が常に下面に当接し、前記クランプ位置においては前記
スローアウェイチップの上面を覆い、前記待機位置にお
いては前記スローアウェイチップの上面に接しない形状
とされていることを特徴とするスローアウェイ式切削工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830892U JPH0642001U (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | スローアウェイ式切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830892U JPH0642001U (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | スローアウェイ式切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642001U true JPH0642001U (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=13658307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7830892U Withdrawn JPH0642001U (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | スローアウェイ式切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642001U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006192532A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Kyocera Corp | チップクランプ装置およびスローアウェイ式切削工具 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP7830892U patent/JPH0642001U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006192532A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Kyocera Corp | チップクランプ装置およびスローアウェイ式切削工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |