JPH0642014Y2 - 合成スラブの耐熱構造 - Google Patents

合成スラブの耐熱構造

Info

Publication number
JPH0642014Y2
JPH0642014Y2 JP5677688U JP5677688U JPH0642014Y2 JP H0642014 Y2 JPH0642014 Y2 JP H0642014Y2 JP 5677688 U JP5677688 U JP 5677688U JP 5677688 U JP5677688 U JP 5677688U JP H0642014 Y2 JPH0642014 Y2 JP H0642014Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck plate
deck
synthetic slab
resistant structure
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5677688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01162508U (ja
Inventor
覚博 長尾
光生 小柳
徹 川口
康淑 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP5677688U priority Critical patent/JPH0642014Y2/ja
Publication of JPH01162508U publication Critical patent/JPH01162508U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0642014Y2 publication Critical patent/JPH0642014Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、デッキプレート上にコンクリートを打設一
体化してなる合成スラブにおける耐熱構造の改良に関す
るものである。
《従来の技術》 コンクリートスラブを構築する場合、例えば、型枠とし
て波型のデッキプレートを用い、それを所定位置に配す
るとともにその型枠の上側にコンクリートを打設して構
築する方法がある。そして、打設後は、型枠として用い
たデッキプレートをそのまま本体構造部材の一つとし、
両者の合成機構により構造的に一体化させて合成効果を
発揮させるといった合成スラブが用いられている。
しかしながら、上記のような合成スラブでは、デッキプ
レートとコンクリートとの熱膨張係数の相違等から、火
災発生時にそれに伴なう温度上昇によって両者間が剥離
するおそれがある。すると、両者の一体化による合成効
果が低下或いはなくなり、構造性能を低下することにな
る。
そこで係る問題を解決するため、従来第3図に示すよう
な耐熱構造がとられている。すなわち、コンクリート1
とデッキプレート2とからなる合成スラブ3のデッキプ
レートの下面に石綿を主成分とする耐火被覆材5を吹付
け、この耐火被覆材5によりデッキプレート2下面を完
全に覆うことにより火災発生時の温度上昇を極力抑制す
るようにしている。なお、図中6は吹付けノズルであ
る。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記した従来の耐熱構造では、合成スラ
ブ構築後にさらに耐火被覆材を吹付ける作業を必要とす
るとともに、その吹付け作業に熟練した技術が必要とな
り、工期が長くなるとともに非常に煩雑であった。さら
に、吹付け作業時に耐火被覆材の主成分である石綿の繊
維から粉塵が飛散し、作業衛生上の問題もあった。
また、係る問題を解決するため、吹付けロボットによる
自動化を図ることもできるが、ロボット本体並びに各種
制御機器を要し、大形化してしまう。その結果、作業箇
所に制限があると言う新たな問題を生じる。また、ロボ
ット自体非常に高価なものであり、構築後の合成スラブ
(耐熱構造付き)がコスト高となるという問題もある。
さらには、自動化により人手により作業よりは工期の短
縮を図れるものの、やはり合成スラブの構築とは別途の
作業で行う必要があるとともに、吹付け作業と吹き付け
後の耐火被覆材5の乾燥工程に時間を要する必要上、工
期の長期化を解消することはできなかった。
この考案は、上記した問題点に鑑みてなされたもでその
目的とするところは、耐火被覆材を不要とし、施工が簡
単で工期の短縮を図ることができ、さらにコスト安を図
ることのできる合成スラブの耐熱構造を提供するにあ
る。
《課題を解決するための手段》 上記した目的を達成するため、本考案にかかる合成スラ
ブの耐熱構造では、デッキプレート上にコンクリートを
打設一体化してなる合成スラブにおいて、該デッキプレ
ートを複数枚用意し、該複数枚のデッキプレートを所定
間隔をおいて層状に配設した。
また、上記した各デッキプレート間にスリーブなどの幅
調整部材を介装させるとともに該各デッキプレート間を
ボルト・ナットなどの固定金具を用いて固定一体化する
のが好ましい。
《作用》 複数のデッキプレートを所定間隔をおいて層状に配置し
たため、隣接するデッキプレート間に形成される空間層
が断熱材の役目をなす。これにより耐熱構造をとること
ができ、火災発生時等においてもデッキプレートとコン
クリートとの間が剥離することを防止できる。
また、各デッキプレート間に幅調整部材や固定金具を配
設一体化した場合には各デッキプレート間、ひいてはデ
ッキプレートとコンクリート間の一体化がより強固とな
り、耐熱効果も向上する。
《実施例》 以下、本考案の好適な実施例について添付図面を参照に
して説明する。
第1図は本考案の好適な一実施例を示している。同図に
示すように、基本的には従来と同様にコンクリート打設
時にはデッキプレート10を型枠として用い、そのデッキ
プレート10の上側にコンクリート12を打設し、両者を一
体化することにより合成スラブを構築する。
ここで考案では、第2図に拡大して示すように、デッキ
プレート10が、上下に所定間隔をおいて配設された2枚
のデッキプレート(第1,第2のデッキプレート)10a,10
bを有する2層構造からなっている。具体的には、第1,
第2のデッキプレート10a,10b間に同一長さからなるス
リーブ14を配置し、これら両デッキプレート10a,10b並
びにスリーブ14間を貫通するボルト16並びにナット18に
て固定一体化する。
このように第1,第2のデッキプレート10a,10b間に所定
間隔の空間層20ができるため、この空間層20が断熱材の
役目を果たすことになる。そして、デッキプレート10の
側端部を開放しておけば、火災発生時など空気層20中の
加熱された空気を外部に放出させることができ、より一
掃の断熱効果を達成できる。また、デッキプレート10の
両側端部を閉塞した場合には、例えば第1,第2のデッキ
プレート10a,10b間に熱伝導率の低い物質(状態は問わ
ず)を充填したりすることにより断熱効果の向上を図る
こともできる。
さらに本実施例では、コンクリート12と当接する上側に
位置する第1のデッキプレート10a側にナット18が位置
するようにしてある。このような構造とすることによ
り、噛合状態のナット18並びにボルト16のネジ部16aが
コンクリート12内に埋設されることになり、使用中にお
ける両者間の緩みの発生を防止できる。
次に本実施例の施工の一例を説明すると、まず、上述し
た如き2層構造からなるデッキプレート10を工場等にて
予め形成する。そして、そのようにして一体化されたデ
ッキプレート10を施工現場に運び、従来と同様の合成ス
ラブの施工順に従って構築する。
また、他の方法としては、まず、従来と同様に第1のデ
ッキプレート10aとコンクリート12とを一体化する。こ
の後、第1のデッキプレート10aとデッキプレート10bを
一体化させることにより本考案の耐熱構造を形成するこ
ともできる。但し、この場合には、第1のデッキプレー
ト10aの上にコンクリート12を打設する前に予めその第
1のデッキプレート10aにボルト16を装着し、そのボル
ト16のネジ部16aを第1のデッキプレート10aの下方より
突出させておく必要がある。
なお、上記した実施例ではデッキプレート10を2層構造
とするものについて説明したが、本考案はこれに限るこ
となく、3層以上の多数層としても良い。
《考案の効果》 以上のように、本考案に係る合成スラブの耐熱構造によ
れば、デッキプレートを複数枚用意し、その複数枚のデ
ッキプレートを所定間隔をおいて層状に配設したことに
より、各デッキプレート間に形成される空間部が断熱層
の役割を成し、火災発生時などにおける熱が直接コンク
リートと当接一体化しているデッキプレートにかかるこ
とがないため、断熱効果を発揮できる。
また、本考案では、従来の断熱手段のように耐火被覆材
の吹付けが不要となるため、工期の短縮はもちろん、従
来問題となっていた吹付け作業時に発生する粉塵による
作業衛生上の問題も解決できる。
さらに、施工方法も従来の合成スラブの施工方法とほぼ
同一で済むため、熟練した技術なども不要となる。
その結果、コストの低減を図ることができる。
また、各デッキプレートをボルト・ナットなどの固定金
具を用いて連繋するとともに各デッキプレート間にスリ
ーブなどの幅調整部材を介装した場合には、各デッキプ
レート間の間隔を簡単に同一長さとすることができ、バ
ラツキのない安定した断熱性を図ることができるととも
に、各デッキプレート間、ひいてはデッキプレートとコ
ンクリート間における一体性を向上することができ、耐
熱性(断熱効果)のより一掃の構造を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る合成スラブの耐熱構造の好適な一
実施例を示す断面図、第2図はその要部拡大断面図、第
3図は従来例を示す断面図である。 10……デッキプレート 10a……第1のデッキプレート 10b……第2のデッキプレート 12……コンクリート、14……スリーブ 16……ボルト、18……ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】デッキプレート上にコンクリートを打設一
    体化してなる合成スラブにおいて、該デッキプレートを
    複数枚用意し、該複数枚のデッキプレートを所定間隔を
    おいて層状に配設してなることを特徴とする合成スラブ
    の耐熱構造。
  2. 【請求項2】上記した各デッキプレート間にスリーブな
    どの幅調整部材を介装させるとともに該各デッキプレー
    ト間をボルト・ナットなどの固定金具を用いて固体一体
    化してなることを特徴とする請求項1記載の合成スラブ
    の耐熱構造。
JP5677688U 1988-04-28 1988-04-28 合成スラブの耐熱構造 Expired - Lifetime JPH0642014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5677688U JPH0642014Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 合成スラブの耐熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5677688U JPH0642014Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 合成スラブの耐熱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01162508U JPH01162508U (ja) 1989-11-13
JPH0642014Y2 true JPH0642014Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31282643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5677688U Expired - Lifetime JPH0642014Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 合成スラブの耐熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642014Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4765789B2 (ja) * 2006-06-28 2011-09-07 株式会社大林組 防水床スラブ、床スラブの防水方法
JP6143089B2 (ja) * 2013-06-20 2017-06-07 清水建設株式会社 輻射空調システムの冷温水配管設置構造
JP6497288B2 (ja) * 2015-09-24 2019-04-10 新日鐵住金株式会社 合成スラブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01162508U (ja) 1989-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0642014Y2 (ja) 合成スラブの耐熱構造
EP1059500B1 (en) Insulating material, electrical heating unit employing same, and manufacturing method therefor
JPH01322049A (ja) 断熱コンクリート壁及びその構築工法
JP2525050Y2 (ja) 合成耐火被覆構造
US4344753A (en) Method for reducing the thermal inertia of a furnace or oven wall and insulated wall produced thereby
JP2581637B2 (ja) 建築物
JP7112951B2 (ja) 耐火壁の構築方法
DE3164840D1 (en) Partly prefabricated ribbed floor element
JP3102912B2 (ja) 間仕切り壁構造
JPH0531126Y2 (ja)
JPH0266246A (ja) 立体トラス付き断熱コンクリート及びその造成方法
SU1270254A1 (ru) Гибка св зь слоев монолитных стен с плитным утеплителем
JPS5846396Y2 (ja) 工業炉内張用複合耐火物
JPH0124237Y2 (ja)
JPH047161Y2 (ja)
SU1002481A1 (ru) Стенова панель
JPH0516819Y2 (ja)
AU594741B2 (en) Insulative panel lamina
US2294528A (en) Composite structural element
JPS6126860Y2 (ja)
JPS60182306A (ja) タ−ビンケ−シングのケ−ジ型保温装置
JPH02108748A (ja) 耐火被覆鉄骨構造
DE853060C (de) Verfahren zur Herstellung von aus Kunststein, Ton od. dgl. bestehenden Bauteilen mit waerme- oder schallisolierenden Auflagen
JP4119792B2 (ja) トンネルの耐火被覆構造
JPS6013040Y2 (ja) 耐火壁支持スタツド