JPH0642087B2 - 現像方法 - Google Patents
現像方法Info
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- JPH0642087B2 JPH0642087B2 JP59109737A JP10973784A JPH0642087B2 JP H0642087 B2 JPH0642087 B2 JP H0642087B2 JP 59109737 A JP59109737 A JP 59109737A JP 10973784 A JP10973784 A JP 10973784A JP H0642087 B2 JPH0642087 B2 JP H0642087B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- developing
- electric field
- photoconductor
- Prior art date
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- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims 1
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電潜像を可視化する現像方法に関するもので
あり、さらに詳しくは網点画像の階調性及び線画像のシ
ャープさに秀れ、かつベタ黒部の再現性に富んだ一成分
現像剤を使用する現像方法に関するものである。
あり、さらに詳しくは網点画像の階調性及び線画像のシ
ャープさに秀れ、かつベタ黒部の再現性に富んだ一成分
現像剤を使用する現像方法に関するものである。
従来の技術 カールソンの米国特許第2,297,791号に開示さ
れている電子写真の方法は「光導電性絶縁層を有した感
光体を一様に帯電させ、像露光により静電潜像を形成
し、これを例えば、検電粉のような物質で可視像化すな
わち現像し、その後用紙に転写、定着を行なう」という
方法である。この静電潜像の現像方法については、カス
ケード現像、磁気ブラシ現像、液体現像がよく知られて
いる。一方、他の重要な現像方法に、米国特許第2,8
95,847号に開示されたドナーと呼ばれるトナー担
持部材を使用した転写現像方法がある。この特許で述べ
られている。転写現像方法は(1)トナー層と感光体が
非接触で、トナーがこの間隙を飛翔する場合、(2)ト
ナー層が感光体と回転接触する場合、(3)トナー層が
感光体と接触し、画像面をすべる場合、の総称であり、
「タッチダウン現像」としてもよく知られている。
れている電子写真の方法は「光導電性絶縁層を有した感
光体を一様に帯電させ、像露光により静電潜像を形成
し、これを例えば、検電粉のような物質で可視像化すな
わち現像し、その後用紙に転写、定着を行なう」という
方法である。この静電潜像の現像方法については、カス
ケード現像、磁気ブラシ現像、液体現像がよく知られて
いる。一方、他の重要な現像方法に、米国特許第2,8
95,847号に開示されたドナーと呼ばれるトナー担
持部材を使用した転写現像方法がある。この特許で述べ
られている。転写現像方法は(1)トナー層と感光体が
非接触で、トナーがこの間隙を飛翔する場合、(2)ト
ナー層が感光体と回転接触する場合、(3)トナー層が
感光体と接触し、画像面をすべる場合、の総称であり、
「タッチダウン現像」としてもよく知られている。
一方、転写現像方法の大きな問題は、背景部のカブリに
あり、これを改善するために、米国特許第2,289,
400号において非接触転写現像方法が提案された。し
かしながら、このような感光体とドナーとの間隙をよぎ
ってトナーを飛翔させて現像するためには0.05mm以
下、出来れば0.03mm以下に間隙を制御する必要があ
り、感光体及びドナーの機械的精度の点からはなはだし
い困難があった。この問題を解決するために、米国特許
第3,866,574号、第3,890,929号及び
第3,893,418号には、感光体とドナーとの間
に、交番電界を印加する方法が開示され、公知となって
いる。特に米国特許第3,866,574号では現像間
隙と交番電界との関係が述べられており、現像間隙Dg
は0.05mm≦Dg≦0.18mm、交番電界の周波数f
は1.5KHz≦f≦10KHz、交番電界の振幅V
p−pは、Vp−p≦800ボルトの関係を満足するD
g、f、Vp−pがライン現像を最良にし、背景部のカ
ブリを最小にすると説明されている。一方トナーの帯電
量は一定の処方により製造・調合されたとしても、粒度
のバラツキ、トナー個々の物性のバラツキにより、ある
分布を持つがほぼ一定値のまわりに狭く分布している。
従って、米国特許第3,866,574号に述べられて
いる非接触転写現像方法では、トナーが現像間隙を飛翔
する閾値(以下飛翔閾値と呼ぶ)が存在し、この閾値を
越える表面電位の所にはトナー付着が生じ、この値以下
の表面電位の所にはトナー付着が生じないという二値的
な現像特性になり、所謂γ(ガンマ=静電像電位に対す
る画像濃度の特性曲線の勾配)の極めて高い、階調性に
乏しい画像になってしまうという欠点があった。また、
たとえ、トナーの電荷部分が広くとも交番電界の振幅V
p−pが800ボルト以下では一部のトナーしか飛翔せ
ず、結果的に高いγ値の画像しか得ることができなくな
る。
あり、これを改善するために、米国特許第2,289,
400号において非接触転写現像方法が提案された。し
かしながら、このような感光体とドナーとの間隙をよぎ
ってトナーを飛翔させて現像するためには0.05mm以
下、出来れば0.03mm以下に間隙を制御する必要があ
り、感光体及びドナーの機械的精度の点からはなはだし
い困難があった。この問題を解決するために、米国特許
第3,866,574号、第3,890,929号及び
第3,893,418号には、感光体とドナーとの間
に、交番電界を印加する方法が開示され、公知となって
いる。特に米国特許第3,866,574号では現像間
隙と交番電界との関係が述べられており、現像間隙Dg
は0.05mm≦Dg≦0.18mm、交番電界の周波数f
は1.5KHz≦f≦10KHz、交番電界の振幅V
p−pは、Vp−p≦800ボルトの関係を満足するD
g、f、Vp−pがライン現像を最良にし、背景部のカ
ブリを最小にすると説明されている。一方トナーの帯電
量は一定の処方により製造・調合されたとしても、粒度
のバラツキ、トナー個々の物性のバラツキにより、ある
分布を持つがほぼ一定値のまわりに狭く分布している。
従って、米国特許第3,866,574号に述べられて
いる非接触転写現像方法では、トナーが現像間隙を飛翔
する閾値(以下飛翔閾値と呼ぶ)が存在し、この閾値を
越える表面電位の所にはトナー付着が生じ、この値以下
の表面電位の所にはトナー付着が生じないという二値的
な現像特性になり、所謂γ(ガンマ=静電像電位に対す
る画像濃度の特性曲線の勾配)の極めて高い、階調性に
乏しい画像になってしまうという欠点があった。また、
たとえ、トナーの電荷部分が広くとも交番電界の振幅V
p−pが800ボルト以下では一部のトナーしか飛翔せ
ず、結果的に高いγ値の画像しか得ることができなくな
る。
一方、このトナーの飛翔に閾値があることによって生じ
る二値的な現像特性、すなわちγの立った階調性に乏し
い現像特性を改善する現像方法が特公昭58−3237
5号に開示されている。この公報記載の発明は上述の非
接触転写現像の問題点を克服するために、現像間隙に低
周波の交番電界を印加し、トナー担持体から感光体への
トナーの転位、感光体からトナー担持体への逆転位の工
程を交互に繰り返すことを特徴としている。又、ここで
示されている転位、逆転位の効果は印加バイアス電圧の
周波数が2KHz以上ではほとんど無く、1KHz以下
で極めて良好な結果になると記載されている。
る二値的な現像特性、すなわちγの立った階調性に乏し
い現像特性を改善する現像方法が特公昭58−3237
5号に開示されている。この公報記載の発明は上述の非
接触転写現像の問題点を克服するために、現像間隙に低
周波の交番電界を印加し、トナー担持体から感光体への
トナーの転位、感光体からトナー担持体への逆転位の工
程を交互に繰り返すことを特徴としている。又、ここで
示されている転位、逆転位の効果は印加バイアス電圧の
周波数が2KHz以上ではほとんど無く、1KHz以下
で極めて良好な結果になると記載されている。
この低周波交番電界を現像間隙に印加する現像方法は、
トナーの電荷分布が狭く、現像間隙の飛翔に明確な閾値
がある場合、表面電位に忠実にトナー付着を生じさせる
という点においては有効であると考えられる。
トナーの電荷分布が狭く、現像間隙の飛翔に明確な閾値
がある場合、表面電位に忠実にトナー付着を生じさせる
という点においては有効であると考えられる。
しかしながら、非接触転写現像の場合、現像間隙が0.
1mm以上になると高い空間周波数の静電潜像の場合、ト
ナー担持体上で電気力線が分解されず、画像部、非画像
部同一の電場となってしまう、換言すれば極めて細い線
又は点で構成された画像が“つぶれる”問題が発生し
た。以下この現象を詳細に説明する。“つぶれ”の指標
に以下に示す式で定義されるM値を用いて説明を行な
う。
1mm以上になると高い空間周波数の静電潜像の場合、ト
ナー担持体上で電気力線が分解されず、画像部、非画像
部同一の電場となってしまう、換言すれば極めて細い線
又は点で構成された画像が“つぶれる”問題が発生し
た。以下この現象を詳細に説明する。“つぶれ”の指標
に以下に示す式で定義されるM値を用いて説明を行な
う。
ここでいうΔDは現像画像上の画像部と非画像部との間
の画像濃度差である。第1図にこのM値と潜像の空間周
波数との関係を示す。この結果より、5・p(ライン
・ペアー)/mm程度までは解像されるが6・p/mm以
上では画像部、非画像部が全く区別出来ないことがわか
る。更に、画像を顕微鏡により観察した所、現像画像に
“つぶれ”が生じていることがM値低下の原因であるこ
とが判明した。一方網点画像の現像特性は第2図に示し
た如くで65線/インチ以上になると画像部につぶれが
生じ、画像入力範囲と現像された像の範囲にずれが生じ
る。その結果、高い線数の網点印刷物の現像像は全般に
暗くなり、細部のコントラストがない不鮮明な画像にな
るという大きな問題点がある。この問題点を克服するた
めに、前述の特公昭58−32375号に開示されてい
る低周波交番電界を印加する方法を試みた所、たしかに
階調再現性は改善され、比較的感光体表面電位に忠実に
現像されるようになった。しかしながら、この効果は6
5線/インチ以下の所であり、高い線数の所では全く効
果がなかった。
の画像濃度差である。第1図にこのM値と潜像の空間周
波数との関係を示す。この結果より、5・p(ライン
・ペアー)/mm程度までは解像されるが6・p/mm以
上では画像部、非画像部が全く区別出来ないことがわか
る。更に、画像を顕微鏡により観察した所、現像画像に
“つぶれ”が生じていることがM値低下の原因であるこ
とが判明した。一方網点画像の現像特性は第2図に示し
た如くで65線/インチ以上になると画像部につぶれが
生じ、画像入力範囲と現像された像の範囲にずれが生じ
る。その結果、高い線数の網点印刷物の現像像は全般に
暗くなり、細部のコントラストがない不鮮明な画像にな
るという大きな問題点がある。この問題点を克服するた
めに、前述の特公昭58−32375号に開示されてい
る低周波交番電界を印加する方法を試みた所、たしかに
階調再現性は改善され、比較的感光体表面電位に忠実に
現像されるようになった。しかしながら、この効果は6
5線/インチ以下の所であり、高い線数の所では全く効
果がなかった。
この低周波交番電界の効果がない理由は、高い網点画像
のつぶれが飛翔閾値による二値的な高いγ特性になるも
のではなく、静電潜像によって生ずる電界が潜像に忠実
ではなく、トナー担持体上で画像部、非画像部の電界に
差がないということ、換言すれば電界としてコントラス
トがないことに起因している。
のつぶれが飛翔閾値による二値的な高いγ特性になるも
のではなく、静電潜像によって生ずる電界が潜像に忠実
ではなく、トナー担持体上で画像部、非画像部の電界に
差がないということ、換言すれば電界としてコントラス
トがないことに起因している。
更に、トナー担持体が適切な抵抗値と厚さを有していな
い時、例えば通常の金属スリーブを用いた場合、感光体
近傍(10〜20μm)でも逆電界が発生しない。この
ため画像部、非画像部の区別なく飛翔したトナーは、現
像間隙で運動エネルギーを得て、電気力線にそって忠実
に飛翔せず、非画像部にもトナー付着が生じる。
い時、例えば通常の金属スリーブを用いた場合、感光体
近傍(10〜20μm)でも逆電界が発生しない。この
ため画像部、非画像部の区別なく飛翔したトナーは、現
像間隙で運動エネルギーを得て、電気力線にそって忠実
に飛翔せず、非画像部にもトナー付着が生じる。
以上述べた二点、すなわち(1)トナー担持体上で静電
潜像によって生ずる電界が画像部、非画像部で差がない
こと、及び(2)トナーが電気力線に沿って飛翔しない
ことによって、非接触転写現像方法において、前述した
高い網点線数画像の画像部のつぶれや低解像力の問題点
が発生した。すなわち、換言すれば細密忠実再現性が乏
しいという問題点が発生した。
潜像によって生ずる電界が画像部、非画像部で差がない
こと、及び(2)トナーが電気力線に沿って飛翔しない
ことによって、非接触転写現像方法において、前述した
高い網点線数画像の画像部のつぶれや低解像力の問題点
が発生した。すなわち、換言すれば細密忠実再現性が乏
しいという問題点が発生した。
発明の目的 よって本発明の目的は、上述の各種非接触現像方法の問
題点を解決し、ライン画像、ベタ黒画像等の他の画像特
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む、かつ
細密忠実再現性に秀れた現像方法を提供することであ
る。
題点を解決し、ライン画像、ベタ黒画像等の他の画像特
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む、かつ
細密忠実再現性に秀れた現像方法を提供することであ
る。
発明の構成 本発明によると、静電潜像保持体と、現像電極上に高抵
抗のトナー担持体層を有するトナー層を担持した現像剤
担持体とを間隙を置いて対向させ、前記現像電極に高周
波交番電界を印加することにより、前記現像剤担持体上
のトナーを前記間隙をよぎって静電潜像保持体に移動さ
せて静電潜像を顕像化する現像方法において、前記トナ
ーの電荷量をその平均電荷量に対して±15μc/g前
後の分布を有するようにしたことを特徴とする現像方法
が提供される。
抗のトナー担持体層を有するトナー層を担持した現像剤
担持体とを間隙を置いて対向させ、前記現像電極に高周
波交番電界を印加することにより、前記現像剤担持体上
のトナーを前記間隙をよぎって静電潜像保持体に移動さ
せて静電潜像を顕像化する現像方法において、前記トナ
ーの電荷量をその平均電荷量に対して±15μc/g前
後の分布を有するようにしたことを特徴とする現像方法
が提供される。
本発明の第1の特徴は、網点画像忠実再現性及びライン
画像忠実再現性を図るため、静電潜像部に周辺電場を生
じさせる点にある。現像電極と感光体との距離が微小
(0.1〜0.5mm)になると静電潜像部に周辺電場が
生じないか、あるいはほとんど生じなくなるので現像電
極と感光体との距離はある程度とる必要がある。しかし
単に現像電極を感光体から遠ざけたのみでは、現像電極
と感光体間で放電が生じ、また移動するトナーの運動エ
ネルギーが大きいため電気力線にそったトナーの移動が
おこらず像間部にトナーが付着するという不具合が生じ
るため、現像電極と感光体との距離は大きく、かつトナ
ーと感光体との距離は微小となるように現像電極上に抵
抗体層を設けることにより静電潜像部に周辺電場を生じ
させるようにした。この現像電極上の抵抗体層は、その
比抵抗が106〜1012Ω・cmが望ましい。この理由
は、導電性が高いと周辺電場が生ぜず、また絶縁性が高
くなると画像中央部の電圧コントラストが小さくなり画
像中央部の濃度が低下するからである。
画像忠実再現性を図るため、静電潜像部に周辺電場を生
じさせる点にある。現像電極と感光体との距離が微小
(0.1〜0.5mm)になると静電潜像部に周辺電場が
生じないか、あるいはほとんど生じなくなるので現像電
極と感光体との距離はある程度とる必要がある。しかし
単に現像電極を感光体から遠ざけたのみでは、現像電極
と感光体間で放電が生じ、また移動するトナーの運動エ
ネルギーが大きいため電気力線にそったトナーの移動が
おこらず像間部にトナーが付着するという不具合が生じ
るため、現像電極と感光体との距離は大きく、かつトナ
ーと感光体との距離は微小となるように現像電極上に抵
抗体層を設けることにより静電潜像部に周辺電場を生じ
させるようにした。この現像電極上の抵抗体層は、その
比抵抗が106〜1012Ω・cmが望ましい。この理由
は、導電性が高いと周辺電場が生ぜず、また絶縁性が高
くなると画像中央部の電圧コントラストが小さくなり画
像中央部の濃度が低下するからである。
本発明の第2の特徴は、現像電極に高周波交番電界を印
加する点である。この理由は、現像電極を感光体から遠
ざけると現像電極と感光体との間隙をよぎってのトナー
移動が生じにくくなるので、移動を生じ易くするために
高周波の交番電界を印加してやる必要がある。この高周
波交番電界はその周波数が1〜10KHz、その振幅が
400〜4500ボルトが望ましい。さらに望ましくは
その周波数が1〜3KHzで、その振幅が800〜25
00ボルトである。
加する点である。この理由は、現像電極を感光体から遠
ざけると現像電極と感光体との間隙をよぎってのトナー
移動が生じにくくなるので、移動を生じ易くするために
高周波の交番電界を印加してやる必要がある。この高周
波交番電界はその周波数が1〜10KHz、その振幅が
400〜4500ボルトが望ましい。さらに望ましくは
その周波数が1〜3KHzで、その振幅が800〜25
00ボルトである。
本発明の第3の且つ最大の特徴は、トナーの帯電量の分
布を広くしたことである。従来の一成分現像剤はその帯
電量が比較的狭い範囲に分布していた。このためこの現
像剤を使用して非接触転写現像を行なう時には、トナー
の飛翔閾値がはつきりしていたため二値的な現像特性を
呈する原因となっていた。よって本発明では、トナーの
帯電量の分布の幅を広くとり、飛翔可能なトナーの閾値
に幅をもたせることにより階調再現性の改善を図ること
にした。本発明によると望ましいトナーの帯電量の分布
は、その中央値から±15μc/gである。
布を広くしたことである。従来の一成分現像剤はその帯
電量が比較的狭い範囲に分布していた。このためこの現
像剤を使用して非接触転写現像を行なう時には、トナー
の飛翔閾値がはつきりしていたため二値的な現像特性を
呈する原因となっていた。よって本発明では、トナーの
帯電量の分布の幅を広くとり、飛翔可能なトナーの閾値
に幅をもたせることにより階調再現性の改善を図ること
にした。本発明によると望ましいトナーの帯電量の分布
は、その中央値から±15μc/gである。
トナーの帯電量分布の制御には現像剤担持体に圧接させ
ている層形成部材の線圧を制御することが有効であり、
線圧の高低に応じてトナーの帯電量分布も変化する。例
えば、層形成部材の線圧を100g/cmとすると、現像
剤担持体に対するトナーの付着量が0.6mg/cm2程度
となり、±15μc/gの広い帯電量分布を得ることが
できる。層形成部材の線圧を150g/cmにするとトナ
ーの付着量が0.42mg/cm2となり、帯電量分布は±
5μc/gと狭くなる。また、層形成部材の線圧を50
g/cmとすると、トナーの付着量は0.78mg/cm2と
増加し、帯電量分布は±20μc/gと非常に広がって
しまう。現像量の制御は現像剤担持体の速度により行
う。
ている層形成部材の線圧を制御することが有効であり、
線圧の高低に応じてトナーの帯電量分布も変化する。例
えば、層形成部材の線圧を100g/cmとすると、現像
剤担持体に対するトナーの付着量が0.6mg/cm2程度
となり、±15μc/gの広い帯電量分布を得ることが
できる。層形成部材の線圧を150g/cmにするとトナ
ーの付着量が0.42mg/cm2となり、帯電量分布は±
5μc/gと狭くなる。また、層形成部材の線圧を50
g/cmとすると、トナーの付着量は0.78mg/cm2と
増加し、帯電量分布は±20μc/gと非常に広がって
しまう。現像量の制御は現像剤担持体の速度により行
う。
トナーの帯電量分布を制御する別の方法として、トナー
の粒径分布を制御することがあげられる。これはトナー
の帯電量分布が本現像方式の場合、層形成部材との接触
機会に依存するため、トナーに粒径差があると帯電量の
程度に大きく影響するからである。トナーの粒径分布を
狭くすると、帯電量分布は狭くなり、逆に粒径分布を広
くすると、帯電量分布も広くなる。この傾向はトナーが
小粒径になるほど顕著である。
の粒径分布を制御することがあげられる。これはトナー
の帯電量分布が本現像方式の場合、層形成部材との接触
機会に依存するため、トナーに粒径差があると帯電量の
程度に大きく影響するからである。トナーの粒径分布を
狭くすると、帯電量分布は狭くなり、逆に粒径分布を広
くすると、帯電量分布も広くなる。この傾向はトナーが
小粒径になるほど顕著である。
トナーの帯電量分布を制御するさらに別の方法として、
トナー自体の帯電能力を添加剤により制御することがあ
げられる。これは、例えば帯電制御剤の量を制御するこ
とによりトナーの帯電能力に差異を持たせる方法であ
り、例えば疎水性シリカの量を最大2重量部に達するま
で少量ずつ加えていくとトナーの帯電能力に差が生じ、
帯電量の飽和値にいたる層形成部材の線圧に差が生じ、
その結果異なったトナーの帯電量分布を得ることができ
る。
トナー自体の帯電能力を添加剤により制御することがあ
げられる。これは、例えば帯電制御剤の量を制御するこ
とによりトナーの帯電能力に差異を持たせる方法であ
り、例えば疎水性シリカの量を最大2重量部に達するま
で少量ずつ加えていくとトナーの帯電能力に差が生じ、
帯電量の飽和値にいたる層形成部材の線圧に差が生じ、
その結果異なったトナーの帯電量分布を得ることができ
る。
以下本発明を図面を参照してより詳細に説明することに
する。まず第3図を参照して、静電潜像部に周辺電場を
形成することについて述べてみる。感光体10と抵抗体
層から形成されるトナー担持体層12を対向させ現像電
極14と感光体の導電性基体16とにわたって電源18
により高周波交番電界を印加する。第3図の構成におい
て、感光体上の静電潜像によって形成される電界を、現
像剤担持体層12の抵抗値と厚さ、その誘電率、及び感
光体10と現像剤担持体層12との間隙で制御すること
により静電潜像部に周辺電場20を形成させ、網点画像
の再現性及びライン画像を細密で忠実に再現することに
ついて以下に各種制御因子の効果に関して説明すること
にする。
する。まず第3図を参照して、静電潜像部に周辺電場を
形成することについて述べてみる。感光体10と抵抗体
層から形成されるトナー担持体層12を対向させ現像電
極14と感光体の導電性基体16とにわたって電源18
により高周波交番電界を印加する。第3図の構成におい
て、感光体上の静電潜像によって形成される電界を、現
像剤担持体層12の抵抗値と厚さ、その誘電率、及び感
光体10と現像剤担持体層12との間隙で制御すること
により静電潜像部に周辺電場20を形成させ、網点画像
の再現性及びライン画像を細密で忠実に再現することに
ついて以下に各種制御因子の効果に関して説明すること
にする。
第4図を参照すると、この図は175線/インチの網点
画像再現性をあらわしたもので、横軸は原稿濃度
DIN、縦軸はコピー濃度DOUTである。この特性は
傾きが1の直線になることが望ましい。現像剤層担持体
12の厚さlが1mmでその比誘電率εが20の場合につ
いて第4図を用いて説明する。担持体12の比抵抗ρが
106Ω・cm以下の場合は、DINの高い所で再現曲線
が曲っており画像部がつぶれ、いわゆる“暗い”画像と
なる。ρが107Ω・cmになると再現曲線は比較的直線
的になり、傾きも1に近くなる。更に、ρが108Ω・
cm以上の場合は、DIN、DOUTの関係が傾き1で直
線となり、画像はつぶれのないすぐれた細密忠実網点再
現性を示した。第4図ではトナー担持体12の厚さlが1
mmの場合であるが、よく知られているように電気的な厚
さ、いわゆる誘電厚 で表現した方がより一般的であり、第4図のトナー担持
体12は、 ということになる。
画像再現性をあらわしたもので、横軸は原稿濃度
DIN、縦軸はコピー濃度DOUTである。この特性は
傾きが1の直線になることが望ましい。現像剤層担持体
12の厚さlが1mmでその比誘電率εが20の場合につ
いて第4図を用いて説明する。担持体12の比抵抗ρが
106Ω・cm以下の場合は、DINの高い所で再現曲線
が曲っており画像部がつぶれ、いわゆる“暗い”画像と
なる。ρが107Ω・cmになると再現曲線は比較的直線
的になり、傾きも1に近くなる。更に、ρが108Ω・
cm以上の場合は、DIN、DOUTの関係が傾き1で直
線となり、画像はつぶれのないすぐれた細密忠実網点再
現性を示した。第4図ではトナー担持体12の厚さlが1
mmの場合であるが、よく知られているように電気的な厚
さ、いわゆる誘電厚 で表現した方がより一般的であり、第4図のトナー担持
体12は、 ということになる。
一方、現像剤担持体の厚さlが厚くなりすぎると潜像の
フリンヂ電場が強められ、ベタ黒部の均一性がそこなわ
れるという問題が発生した。これを第5図を参照して説
明する。担持体層厚lが3mm(または、 が1.5×10−4)以下の場合、担持体比抵抗ρが1
06〜1012Ω・cmの範囲でベタの均一性に関して許
容範囲であった(第5図でC点より上方)。一方、担持
体厚lが5mm(又は が2.5×10−4)の場合、ρは1010Ω・cm以下
が許容範囲内のベタ均一性を示し、lが8mm(又は が4.0×10−4)の場合は、ρは108Ω・cm以下
であった。
フリンヂ電場が強められ、ベタ黒部の均一性がそこなわ
れるという問題が発生した。これを第5図を参照して説
明する。担持体層厚lが3mm(または、 が1.5×10−4)以下の場合、担持体比抵抗ρが1
06〜1012Ω・cmの範囲でベタの均一性に関して許
容範囲であった(第5図でC点より上方)。一方、担持
体厚lが5mm(又は が2.5×10−4)の場合、ρは1010Ω・cm以下
が許容範囲内のベタ均一性を示し、lが8mm(又は が4.0×10−4)の場合は、ρは108Ω・cm以下
であった。
以上種々実験した結果、網点画像再現性及びベタ黒部の
均一性を共に満足するトナー担持体層の比抵抗ρは10
6〜1012Ω・cmであり、誘電厚l/εは4.0×1
0−4より小である必要のあることが判明した。
均一性を共に満足するトナー担持体層の比抵抗ρは10
6〜1012Ω・cmであり、誘電厚l/εは4.0×1
0−4より小である必要のあることが判明した。
本発明の非接触転写現像方法は、現像間隙の電界を、単
に、静電潜像によるものばかりでなく、外部より現像電
界を印加することが大きな特徴の一つである。この特徴
に関して第6図、第7図を用いて詳細に説明する。第6
図は感光体表面電位と現像トナー量との関係を示したも
ので、現像間隙150μ、トナー担持体比抵抗ρ=10
10Ω・cm、厚さl=1mm、比誘電率ε=20、感光体
の背景電位250Vの場合の実施例である。現像間隙に
印加した電圧はDC300VあるいはDC300V+A
C2000Vであり、交番電界の振幅を1KHzから3
KHzに変化させて実験した。線(d)にみられるよう
に、背景電位部(250V)にトナーが飛翔するのを制
御するDCバイアス300Vを印加しただけではトナー
は現像間隙を飛翔することが出来ない。このDCバイア
スにAC2000Vの高圧電圧を重畳させて印加した場
合が(a)〜(c)の直線で示されている。第6図に示
した様にACの交番電界をDCに重畳させて印加すると
トナーは現像間隙を飛翔し、感光体電位に忠実な現像特
性が得られる。この現像特性のγ値は印加するACバイ
アスの周波数に依存しており、周波数が1KHz以上の
範囲で良好な間隙飛翔がおこる。ただし、ACバイアス
の周波数が10KHz以上の場合、トナーの移動が応答
せずACバイアスの周波数上限値は10KHzと考えら
れる。第7図はトナーを担持体から引き離しかつ感光体
へ飛翔させるために必要なACバイアス電圧のピーク間
電圧Vp−pと担持体厚(l)+現像間隙(d)との関
係を示した。第6図と同様にトナー担持体の比抵抗ρ=
1010Ω・cm、比誘電率ε=20、感光体の背景部電
位は250Vであり、印加する交流バイアスの周波数は
2KHzを採用した。例えば、担持体層lが20μm 現像間隙dが80μmの場合、飛翔開始ACバイアス電
圧Vp−pは、図から判るように400V以上必要であ
る。又l+dが1mmの場合には、Vp−pは1000V
以上必要で、l+dが3mmの時にはVp−pは3000
V以上必要であった。このVp−pは、担持体の比抵抗
ρ、比誘電率ε、ACバイアスの周波数fでも変化する
が、通常の場合、400V≦Vp−p≦4500Vの範
囲であれば十分にトナーを飛翔させることが出来る。さ
らに、望ましくは800V≦Vp−p≦2500Vであ
る。
に、静電潜像によるものばかりでなく、外部より現像電
界を印加することが大きな特徴の一つである。この特徴
に関して第6図、第7図を用いて詳細に説明する。第6
図は感光体表面電位と現像トナー量との関係を示したも
ので、現像間隙150μ、トナー担持体比抵抗ρ=10
10Ω・cm、厚さl=1mm、比誘電率ε=20、感光体
の背景電位250Vの場合の実施例である。現像間隙に
印加した電圧はDC300VあるいはDC300V+A
C2000Vであり、交番電界の振幅を1KHzから3
KHzに変化させて実験した。線(d)にみられるよう
に、背景電位部(250V)にトナーが飛翔するのを制
御するDCバイアス300Vを印加しただけではトナー
は現像間隙を飛翔することが出来ない。このDCバイア
スにAC2000Vの高圧電圧を重畳させて印加した場
合が(a)〜(c)の直線で示されている。第6図に示
した様にACの交番電界をDCに重畳させて印加すると
トナーは現像間隙を飛翔し、感光体電位に忠実な現像特
性が得られる。この現像特性のγ値は印加するACバイ
アスの周波数に依存しており、周波数が1KHz以上の
範囲で良好な間隙飛翔がおこる。ただし、ACバイアス
の周波数が10KHz以上の場合、トナーの移動が応答
せずACバイアスの周波数上限値は10KHzと考えら
れる。第7図はトナーを担持体から引き離しかつ感光体
へ飛翔させるために必要なACバイアス電圧のピーク間
電圧Vp−pと担持体厚(l)+現像間隙(d)との関
係を示した。第6図と同様にトナー担持体の比抵抗ρ=
1010Ω・cm、比誘電率ε=20、感光体の背景部電
位は250Vであり、印加する交流バイアスの周波数は
2KHzを採用した。例えば、担持体層lが20μm 現像間隙dが80μmの場合、飛翔開始ACバイアス電
圧Vp−pは、図から判るように400V以上必要であ
る。又l+dが1mmの場合には、Vp−pは1000V
以上必要で、l+dが3mmの時にはVp−pは3000
V以上必要であった。このVp−pは、担持体の比抵抗
ρ、比誘電率ε、ACバイアスの周波数fでも変化する
が、通常の場合、400V≦Vp−p≦4500Vの範
囲であれば十分にトナーを飛翔させることが出来る。さ
らに、望ましくは800V≦Vp−p≦2500Vであ
る。
次に本発明の他の特徴であるトナーの帯電電荷量の分布
の幅を広く取ることにより、画像の階調再現性を改善す
ることについて説明する。第8図A、Bを参照すると、
これらの図は、感光体表面電位とトナーに作用する力
(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)の関係を示
したもので、横軸に感光体表面電位、縦軸にトナーに作
用する力(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)が
とられている。従来の米国特許第3,866,574号
に述べられているような非接触転写現像方法の問題点、
つまり、二値的な現像特性のために極めて高いγ特性を
示すことを第8図A、Bを用いて説明する。今、トナー
の帯電量をQ1とすると感光体表面電位(V)によって
トナーに作用する電気力はQ1とVの積Q1×Vに比例
する。一方、トナーが担持体に引きつけられる力(現像
方向とは逆の力、すなわち現像抵抗)はトナー電荷量Q
1の2乗に比例する。このトナーに作用する電気力とト
ナーが担持体に引きつけられる力が等しくなった所以
上、つまり、閾値感光体表面電位(Vc)よりも高い表
面電位の所ではトナーの飛翔が等しく起こり、いわゆる
γの高い二値的な現像特性を示すことになる。すなわ
ち、第8図AでQ1の電荷量を有するトナーがトナー担
持体に引き付けられる力をF1とすると、飛翔開始閾値
電位Vc1よりも感光体表面電位が大きくなるとQ1の
電荷量を有するトナーの飛翔が起り、Q1よりも電荷量
の大きいQ2のトナーに対しては飛翔開始閾値電位V
c2はVc1よりも大きくなる。従来の一成分現像剤の
帯電電荷量Qは比較的狭い範囲内に分布していたのでγ
の高い二値的な現像特性をさけることはできなかった。
この二値的な現像特性の改善、すなわちハーフトーンの
階調性を改善するには、前述した特公昭58−3237
5号記載の低周波交番電界を用いトナー担持体から感光
体へのトナーの転位、感光体からトナー担持体への逆転
位の工程を交互に繰り返す方法がよく知られている。一
方本発明では、現像電界の制御を現像剤層担持体の抵抗
値と厚さ、誘電率、現像間隙で行なうため、高周波交番
電界が必要となり公知の手段では階調再現性を改善出来
ない。従って、本発明では、トナーの帯電量にある適切
な分布をもたせ、第8図A、Bに示された現像閾値電位
Vcに幅を生じさせ、これによって、二値的現像特性を
改善しようとするものである。第9図を参図照すると、
この図で曲線(a)はトナー帯電量が平均電荷量Qに対
して±3μc/gの幅で分布している場合で、いわゆる
高いγ特性を示しており、曲線(b)は分布の幅が±1
5μc/gの場合で、極めてすぐれた階調再現性を示し
ている。
の幅を広く取ることにより、画像の階調再現性を改善す
ることについて説明する。第8図A、Bを参照すると、
これらの図は、感光体表面電位とトナーに作用する力
(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)の関係を示
したもので、横軸に感光体表面電位、縦軸にトナーに作
用する力(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)が
とられている。従来の米国特許第3,866,574号
に述べられているような非接触転写現像方法の問題点、
つまり、二値的な現像特性のために極めて高いγ特性を
示すことを第8図A、Bを用いて説明する。今、トナー
の帯電量をQ1とすると感光体表面電位(V)によって
トナーに作用する電気力はQ1とVの積Q1×Vに比例
する。一方、トナーが担持体に引きつけられる力(現像
方向とは逆の力、すなわち現像抵抗)はトナー電荷量Q
1の2乗に比例する。このトナーに作用する電気力とト
ナーが担持体に引きつけられる力が等しくなった所以
上、つまり、閾値感光体表面電位(Vc)よりも高い表
面電位の所ではトナーの飛翔が等しく起こり、いわゆる
γの高い二値的な現像特性を示すことになる。すなわ
ち、第8図AでQ1の電荷量を有するトナーがトナー担
持体に引き付けられる力をF1とすると、飛翔開始閾値
電位Vc1よりも感光体表面電位が大きくなるとQ1の
電荷量を有するトナーの飛翔が起り、Q1よりも電荷量
の大きいQ2のトナーに対しては飛翔開始閾値電位V
c2はVc1よりも大きくなる。従来の一成分現像剤の
帯電電荷量Qは比較的狭い範囲内に分布していたのでγ
の高い二値的な現像特性をさけることはできなかった。
この二値的な現像特性の改善、すなわちハーフトーンの
階調性を改善するには、前述した特公昭58−3237
5号記載の低周波交番電界を用いトナー担持体から感光
体へのトナーの転位、感光体からトナー担持体への逆転
位の工程を交互に繰り返す方法がよく知られている。一
方本発明では、現像電界の制御を現像剤層担持体の抵抗
値と厚さ、誘電率、現像間隙で行なうため、高周波交番
電界が必要となり公知の手段では階調再現性を改善出来
ない。従って、本発明では、トナーの帯電量にある適切
な分布をもたせ、第8図A、Bに示された現像閾値電位
Vcに幅を生じさせ、これによって、二値的現像特性を
改善しようとするものである。第9図を参図照すると、
この図で曲線(a)はトナー帯電量が平均電荷量Qに対
して±3μc/gの幅で分布している場合で、いわゆる
高いγ特性を示しており、曲線(b)は分布の幅が±1
5μc/gの場合で、極めてすぐれた階調再現性を示し
ている。
一方、曲線(c)はトナー電荷量の分布の幅が±20μ
c/gの場合で現像開始電位が負の電圧までのびてお
り、背景部にカブリを生じ、使用することが出来なかっ
た。このカブリの原因は、(説明の便宜のためにプラス
帯電感光材料について説明するがマイナス帯電感材につ
いても同様な議論が成立する)、逆極性トナー(プラス
帯電トナー)が原因で±10μc/gまでの逆極性トナ
ーが混入していても背景部に大きなカブリは生じない
が、これ以上になるとカブリレベルが許容出来なくなる
ことが実験により判明した。よって、本発明で望ましい
と考えられるトナーの電荷量の分布はその平均値から±
15μc/gである。
c/gの場合で現像開始電位が負の電圧までのびてお
り、背景部にカブリを生じ、使用することが出来なかっ
た。このカブリの原因は、(説明の便宜のためにプラス
帯電感光材料について説明するがマイナス帯電感材につ
いても同様な議論が成立する)、逆極性トナー(プラス
帯電トナー)が原因で±10μc/gまでの逆極性トナ
ーが混入していても背景部に大きなカブリは生じない
が、これ以上になるとカブリレベルが許容出来なくなる
ことが実験により判明した。よって、本発明で望ましい
と考えられるトナーの電荷量の分布はその平均値から±
15μc/gである。
実施例 本発明の特徴は以上詳述した通りであるが、本発明の非
接触転写現像方法を非磁性トナーを用いた実施例につい
て以下説明する。
接触転写現像方法を非磁性トナーを用いた実施例につい
て以下説明する。
トナー担持体には、直径20mmで、比抵抗がρが10
10Ω・cm、担持体厚lが1mm、比誘電率εが20で背
面に電極を有するものを用いた。具体的には、SUS製
の円柱部材にトナー担持体層としてカーボンブラックを
含浸させた厚さ1mmのフェノール樹脂を被覆したもので
ある。SUS製に代えてアルミニウム等の金属製の円柱
部材を採用することができ、またフェノール樹脂に代え
て、アクリル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂等でトナー担持体を構成することができる。
10Ω・cm、担持体厚lが1mm、比誘電率εが20で背
面に電極を有するものを用いた。具体的には、SUS製
の円柱部材にトナー担持体層としてカーボンブラックを
含浸させた厚さ1mmのフェノール樹脂を被覆したもので
ある。SUS製に代えてアルミニウム等の金属製の円柱
部材を採用することができ、またフェノール樹脂に代え
て、アクリル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂等でトナー担持体を構成することができる。
このトナー担持体に、公知のブレードでトナー層形成及
び帯電を行ない、その後鏡像力あるいはファンデルワー
ルスカ等によって、このトナーを担持体に保持させ、現
像領域に搬送した。この時のトナーの帯電量Qは−5μ
c/g≦Q≦+25μc/gと広い分布を有していた。
このときトナー担持体に圧接するブレードの線圧は10
0g/cmであった。このとき使用したトナーは、スチレ
ン−アクリル系樹脂(SBM−73F、三洋化成株式会
社製)100重量部にカーボンブラック(MA−10
0、三菱化成株式会社製)10重量部を加えて混練、粉
砕、分級して粒径5〜20μm程度の大きさにし、そこ
に疎水性シリカ(R972、日本アエロジル株式会社
製)を1重量部添加して混練、撹拌したものである。一
方、現像間隙lは200μmに保持され、この間隙にA
Cバイアス電圧Vp−p2500V、ACバイアス周波
数f 1.5KHzの高周波高圧交番電界を印加した。
この時の潜像電位は暗電位(画像部電位)VDが800
V、背景部電位VBが250Vで、背景部抑制バイアス
としてDC350Vを印加した。その結果、第10図の
グラフに見られるように原画入力領域とコピー画像領域
が略1:1に対応する理想的な網点再現性が得られた。
び帯電を行ない、その後鏡像力あるいはファンデルワー
ルスカ等によって、このトナーを担持体に保持させ、現
像領域に搬送した。この時のトナーの帯電量Qは−5μ
c/g≦Q≦+25μc/gと広い分布を有していた。
このときトナー担持体に圧接するブレードの線圧は10
0g/cmであった。このとき使用したトナーは、スチレ
ン−アクリル系樹脂(SBM−73F、三洋化成株式会
社製)100重量部にカーボンブラック(MA−10
0、三菱化成株式会社製)10重量部を加えて混練、粉
砕、分級して粒径5〜20μm程度の大きさにし、そこ
に疎水性シリカ(R972、日本アエロジル株式会社
製)を1重量部添加して混練、撹拌したものである。一
方、現像間隙lは200μmに保持され、この間隙にA
Cバイアス電圧Vp−p2500V、ACバイアス周波
数f 1.5KHzの高周波高圧交番電界を印加した。
この時の潜像電位は暗電位(画像部電位)VDが800
V、背景部電位VBが250Vで、背景部抑制バイアス
としてDC350Vを印加した。その結果、第10図の
グラフに見られるように原画入力領域とコピー画像領域
が略1:1に対応する理想的な網点再現性が得られた。
発明の効果 本発明の現像方法によると、ベタ黒画像等の他の画像特
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む又線画
像の細密忠実再現性に秀れたコピーを得ることができ
る。
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む又線画
像の細密忠実再現性に秀れたコピーを得ることができ
る。
第1図は画像の“つぶれ”の指標であるM値と空間周波
数との関係を示すグラフ、第2図は画像入力領域と画像
出力領域との対応関係を示すグラフ、第3図は本発明の
現像方法における感光体とトナー担持体との配置を示し
た概略図、第4図はトナー担持体層の比抵抗を変化させ
た場合の網点画像再現性のグラフ、第5図はトナー担持
体層の厚さlを変化させた場合のトナー担持体層の比抵
抗とベタ黒均一性との関係を示すグラフ、第6図は感光
体表面電位と現像トナー量との関係を示すグラフ、第7
図はトナー担持体厚(l)+現像間隙(d)、すなわち
現像電極から感光体表面までの距離Dと飛翔開始ACバ
イアス電圧との関係を示すグラフ、第8図は感光体表面
電位とトナーに作用する力及び現像トナー量との関係を
示すグラフ、第9図はトナーの帯電電荷量を変化させた
場合の感光体表面電位と現像トナー量との関係を示すグ
ラフ、第10図は本発明の一実施例による網点画像再現
性を示すグラフである。 10は感光体、12は抵抗層からなる現像剤担持体層、
14は現像電極、16は感光体の導電性基板、18はバ
イアス電圧源、20は周辺電場である。
数との関係を示すグラフ、第2図は画像入力領域と画像
出力領域との対応関係を示すグラフ、第3図は本発明の
現像方法における感光体とトナー担持体との配置を示し
た概略図、第4図はトナー担持体層の比抵抗を変化させ
た場合の網点画像再現性のグラフ、第5図はトナー担持
体層の厚さlを変化させた場合のトナー担持体層の比抵
抗とベタ黒均一性との関係を示すグラフ、第6図は感光
体表面電位と現像トナー量との関係を示すグラフ、第7
図はトナー担持体厚(l)+現像間隙(d)、すなわち
現像電極から感光体表面までの距離Dと飛翔開始ACバ
イアス電圧との関係を示すグラフ、第8図は感光体表面
電位とトナーに作用する力及び現像トナー量との関係を
示すグラフ、第9図はトナーの帯電電荷量を変化させた
場合の感光体表面電位と現像トナー量との関係を示すグ
ラフ、第10図は本発明の一実施例による網点画像再現
性を示すグラフである。 10は感光体、12は抵抗層からなる現像剤担持体層、
14は現像電極、16は感光体の導電性基板、18はバ
イアス電圧源、20は周辺電場である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百武 信男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 立花 英清 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 浜 順一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 勅使川原 亨 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 梶本 昌嗣 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭57−66456(JP,A) 特開 昭48−49442(JP,A) 特開 昭56−14264(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】静電潜像保持体と、現像電極上に高抵抗の
トナー担持体層を有するトナー層を担持した現像剤担持
体とを間隙を置いて対向させ、前記現像電極に高周波交
番電界を印加することにより、前記現像剤担持体上のト
ナーを前記間隙をよぎって静電潜像保持体に移動させて
静電潜像を顕像化する現像方法において、 前記トナーの電荷量をその平均電荷量に対して±15μ
c/g前後の分布を有するようにしたことを特徴とする
現像方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59109737A JPH0642087B2 (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 現像方法 |
| EP85301933A EP0167222B1 (en) | 1984-05-31 | 1985-03-20 | Electrostatic latent image developing method |
| DE8585301933T DE3570142D1 (en) | 1984-05-31 | 1985-03-20 | Electrostatic latent image developing method |
| US06/918,650 US4707428A (en) | 1984-05-31 | 1986-10-14 | Electrostatic latent image developing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59109737A JPH0642087B2 (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 現像方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60254161A JPS60254161A (ja) | 1985-12-14 |
| JPH0642087B2 true JPH0642087B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=14517968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59109737A Expired - Lifetime JPH0642087B2 (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 現像方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4707428A (ja) |
| EP (1) | EP0167222B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0642087B2 (ja) |
| DE (1) | DE3570142D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0192758A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像方法 |
| US5387967A (en) * | 1993-09-23 | 1995-02-07 | Xerox Corporation | Single-component electrophotographic development system |
| US5753398A (en) * | 1994-11-11 | 1998-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing method using transfer voltage and back-transfer voltage |
| US6300021B1 (en) * | 1999-06-14 | 2001-10-09 | Thomson Licensing S.A. | Bias shield and method of developing a latent charge image |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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