JPH0642328A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH0642328A
JPH0642328A JP21556492A JP21556492A JPH0642328A JP H0642328 A JPH0642328 A JP H0642328A JP 21556492 A JP21556492 A JP 21556492A JP 21556492 A JP21556492 A JP 21556492A JP H0642328 A JPH0642328 A JP H0642328A
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JP
Japan
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metal
fiber
porous sheet
core material
silencer
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Application number
JP21556492A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Ouchi
康正 大内
Shoji Doi
祥司 土肥
Hiroyuki Okazaki
博行 岡崎
Shigeo Nishida
成夫 西田
佳久 ▲鶴▼森
Yoshihisa Tsurumori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seisen Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seisen Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラスウールによる吸音性能および耐久性の
いずれをも低下させることが無いものでありながら、消
音器を安価に製作できるようにする。 【構成】 排気管1,1を接続して排気通路を形成した
ケーシング2内に、通気用開口3…を有する金属製支持
材4を設け、その外周面に、炭素繊維不織布から成る芯
材にニッケルをメッキ被覆して最大直径と最小直径との
平均である平均径が50μm以下でかつ実質的に平滑な外
周面を持つ金属繊維で形成した多孔性シート5を設け、
その多孔性シート5の外周面とケーシング2の内周面と
の間にグラスウールを充填し、グラスウールの飛散流出
を多孔性シート5で防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車やオートバイな
どに使用するために、排気通路を形成するケーシング内
に、通気用開口を有する金属製支持材を介して繊維製吸
音材を充填した消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような消音器では、ケーシング内
にパンチングメタルなどの筒状の金属製支持材を設けて
排気通路を形成し、そのケーシング内周面と金属製支持
材との間にEガラス繊維やロックウールなどの吸音材を
充填しているが、排気ガスの流動や振動に起因して吸音
材が通気用開口から飛散流出し、吸音効果が早期に低く
なって耐久性が低下する問題があった。
【0003】そこで、従来、特開平3−294612号
公報に開示されているように、可撓焼結シートを金属製
支持材に巻き付け、通気用開口から繊維製吸音材が飛散
流出することを防止できるように構成したものがあっ
た。
【0004】そして、上記可撓焼結シートは、鉄系、銅
系、ニッケル系、ステンレス鋼などの金属を切削して得
た金属ビビリ切削短繊維(繊維の太さ20〜 100μm、長
さ2〜30mm)を焼結し、それを不織布に加工することに
より得、空隙率が高くて繊維製吸音材による吸音性能を
低下させることが無いように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述公
報に開示された従来例では、焼結シート製造のための多
くの工程や設備を必要とするとともに、短繊維製造にも
切削効率の低さから多大の時間を要し、結果的に消音器
のコストアップの一因となるものであった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の消音器は、繊維
製吸音材による吸音性能および耐久性のいずれをも低下
させることが無いものでありながら安価に製作できるも
のを提供することを目的とし、また、請求項2に係る発
明の消音器は、耐熱性を向上できるようにすることを目
的とし、そして、請求項3に係る発明の消音器は、空隙
率を大にして繊維製吸音材による吸音性能を向上できる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
上述のような目的を達成するために、排気通路を形成す
るケーシング内に、通気用開口を有する金属製支持材を
介して繊維製吸音材を充填した消音器において、金属製
支持材と繊維製吸音材との間に、炭素繊維不織布から成
る芯材に金属材をメッキ被覆して最大直径と最小直径と
の平均である平均径が50μm以下でかつ実質的に平滑な
外周面を持つ金属繊維で構成された多孔性シートを介在
して構成する。
【0008】通気用開口を有する金属製支持材として
は、パンチングメタルや金網などが使用できる。繊維製
吸音材としては、Eガラス繊維やロックウールなどが使
用できる。炭素繊維不織布から成る芯材としては、炭素
繊維単独の不織布、または、これと熱融着性繊維(熱可
塑性融着性繊維および熱硬化性融着性繊維の両者を含
む)とを混綿した不織布でも良い。炭素繊維としては、
レーヨン系、ポリアクリロニトリル(PAN)系、セル
ロース系、フェノール樹脂系、石炭ピッチ系、石油ピッ
チ系など各種のものが使用できる。また、これらを原料
として不融化・耐炎化したものや高温で処理して黒鉛化
したものなどが使用できる。熱融着性繊維材料として
は、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリロニト
リルなどの溶融温度の高いものが使用できる。金属材と
しては、ニッケルやクロムや銅、あるいは、それらの合
金など、耐熱性に優れた各種の材料が使用できる。ま
た、金属繊維は、その最大直径と最小直径との平均値を
50μm以下としている。50μmを超えるものでは、空隙
率が低下して吸音性を損なうからである。また、極端に
細径化したものでは製造が困難で高価となり、また、強
度的にも問題があり、より好ましくは5〜40μmであ
る。
【0009】また、請求項2に係る発明の消音器は、上
述のような目的を達成するために、請求項1に記載の金
属繊維を、金属メッキ層の内部に炭素繊維不織布から成
る芯材を有する複合繊維で構成する。
【0010】また、請求項3に係る発明の消音器は、上
述のような目的を達成するために、請求項1に記載の金
属繊維を、金属メッキ層の内部に炭素繊維不織布から成
る芯材が脱炭素処理されることにより形成された空洞を
繊維方向に沿って延在したもので構成する。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明の消音器の構成によれば、
炭素繊維不織布を芯材としてそれに金属材をメッキで被
覆した所定の径および性状を有する金属繊維で構成され
た多孔性シートにより、繊維製吸音材が金属製支持材の
通気用開口を通じて流出することを防止できる。また、
金属繊維どうしは、金属メッキ層によって結合している
ため、大きな結合面積が得られることから、機械的強度
の向上が可能となる。しかも、結合部は、平滑な凹状面
となるものでは、一般的繊維焼結品で見られていたよう
な切欠部が無く、このため、振動などに伴う亀裂や割れ
発生が防止でき、寿命向上も可能である。
【0012】請求項2に係る発明の消音器の構成によれ
ば、金属メッキ層の内部の炭素繊維不織布から成る芯材
によって強度・耐熱性を高くできる。
【0013】請求項3に係る発明の消音器の構成によれ
ば、金属メッキ層の内部の空洞により空隙率を高くでき
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】(第1実施例)図1は、本発明に係る消音
器の第1実施例を示す一部切欠斜視図、図2は縦断面
図、および、図3は横断面図(図2のA−A線断面図)
であり、両側に排気管1,1を接続して排気通路を形成
したケーシング2内に、通気用開口3…を有するパンチ
ングメタルを筒状に曲げて形成した金属製支持材4が取
り付けられるとともに、その金属製支持材4に金属繊維
の多孔性シート5が巻き付けられている。
【0016】多孔性シート5の外周面に保形用の金網6
が巻かれるとともに、金網6の外周面とケーシング2の
内周面との空間内に繊維製吸音材としてのグラスウール
7が充填されている。
【0017】上記消音器において、金属製支持材4とし
ては、金網を用いても良い。また、多孔性シート5の外
周面の保形用金網6は設けないものでも良い。
【0018】多孔性シート5としては、次のようにして
製造したものを用いた。繊維径13μm、長さ6mmのピッ
チ系炭素繊維を予めエポキシ樹脂により結合した不織布
[商品名ドナカーボS(ペーパー):ドナック株式会社
製、目付 50g/m2、厚さ2mm、幅 230mmの長尺製品]を
用意し、前処理として、その不織布を塩化パラジウム、
塩化スズ、塩酸を含む水溶液に30秒〜2分間程度浸漬し
て炭素繊維の導電性を高めた後、その表面にニッケルメ
ッキを行った。ニッケルメッキは、硫酸ニッケル330g/
l、塩酸ニッケル 45g/l、ほう酸 38g/lを含むワッ
ト浴で連続的に行い、その条件は電流 690A、巻き取り
速度 0.1m/min であった。
【0019】このようにして得られた金属被覆芯材不織
布は、厚さ2mm、目付550g/m2、空隙率95.7%の特性を
有し、かつ、メッキ層の厚さは 4.5μmであった。更
に、上記金属被覆芯材不織布に対して、 900℃×20分で
の焼鈍処理を分解アンモニアガス(H2 :75Vol %、N
2 :25Vol %)中で行い、ニッケルメッキ層内部に芯材
としての炭素繊維を残して柔軟性を高めた複合繊維を
得、これを多孔性シート5として用いた。この複合繊維
においては、最大直径と最小直径との平均である平均径
が22μmでかつ実質的に平滑な外周面を有している。
【0020】図5の一部切欠斜視図に示すように、複合
繊維8は、炭素繊維芯材9の表面上にほぼ均一な厚さの
金属メッキ層10を形成して構成され、その炭素繊維ど
うしの結合部の表面にも金属メッキ層10が形成され、
この金属メッキ層10により、結合部に沿って平滑に彎
曲した凹状かつアーチ状の外周面を備えるものに形成さ
れている。
【0021】次に、上記複合繊維の製造方法につき、図
4の工程図を用いて説明する。炭素繊維をランダムに絡
み合わせた長尺のフェルト状の芯材不織布11をアンコ
イラ12から順次供給し、前処理槽13で導電性を高め
るための触媒を付与する。そして、水洗槽14を通ると
ともに、電気メッキ槽15のニッケルアノード極22
と、その上流側の第1の給電ロール16および下流側の
第2の給電ロール17との間に電圧を付加することによ
って芯材不織布11の表面にニッケルメッキを施す。そ
の後、水洗槽18および乾燥装置19を通し、リコイラ
20で巻き取ることによって金属被覆芯材不織布21を
得る。そして、この金属被覆芯材不織布21を焼鈍処理
して、例えば、図6の一部切欠斜視図に示すような、金
属繊維5a…が互いに結合した多孔性シート5を得るの
である。
【0022】(第2実施例)第1実施例で得られた焼鈍
処理前の金属被覆芯材不織布に、空気中で 800℃×30分
程度加熱することによって、内部の炭素繊維と結合材と
を除去し、ニッケルメッキ層の内部に炭素繊維不織布か
ら成る芯材の脱炭素処理により形成した繊維方向に延び
る空洞を備えた金属繊維を得た。
【0023】上記加熱処理において、加熱温度が高いほ
ど、また、長時間処理したものほど脱炭素処理は完全で
あり、前記条件では、0.027 重量%まで炭素が減少し、
実質的にはほとんど無視できる程度のものとなった。
【0024】次いで、繊維表面を光輝化するために、前
述した分解アンモニアガス雰囲気中で1150℃×20分間の
熱処理を行い、これを多孔性シート5として用いた。こ
の多孔性シート5における空隙率は、97.2%と非常に高
いものであった。
【0025】(第3実施例)繊維径が13μmで長さが15
mmのピッチ系炭素繊維を第1実施例と同様のエポキシ樹
脂により結合したフェルト状の不織布[商品名ドナカー
ボS(ペーパー):ドナック株式会社製、目付 50g/
m2、厚さ2mm、幅 230mmの長尺製品]に厚さ 4.5μmの
ニッケルをメッキ被覆して、目付550g/m2の複合繊維で
なる金属被覆芯材不織布を形成した。被覆方法は、2.20
A/m2の電流密度で16分間処理したものである。
【0026】その後、水洗を経た上記金属被覆芯材不織
布に対して、前述第1実施例と同様に、 900℃×20分で
の焼結熱処理を分解アンモニアガス中で行うとともに、
若干の加圧を加えることによって、ニッケルメッキ層内
部に芯材としての炭素繊維を残して柔軟性を高めた複合
繊維を得、これを多孔性シート5として用いた。この多
孔性シート5における空隙率は92%であった。
【0027】(第4実施例)第3実施例で得られた複合
繊維から成る金属被覆不織布を、更に1150℃の前述した
分解アンモニアガス雰囲気の炉中に挿入し、30分の脱炭
素処理を行ってニッケルメッキ層の内部に炭素繊維不織
布から成る芯材の脱炭素処理により形成された空洞を繊
維方向に沿って延在した金属繊維を得、これを多孔性シ
ート5として用いた。炭素は0.008 重量%まで減少し
た。
【0028】(第5実施例)第1実施例の芯材不織布
(寸法: 200mm× 300mm)に銅メッキを行って銅繊維不
織布を得るため、以下のバッチ処理を行った。メッキ浴
には、ピロリン酸銅63〜105g/l、ピロリン酸カリウム
240〜470g/l、アンモニア水2〜6g /l、硝酸カリ
ウム2〜16g /lを含むメッキ液(pH 8.5)を用い、
100A、15分間の条件で行った。そして更に 500℃、10
分間の焼鈍を行うことによって、厚さ2mm、目付550g/
m2、空隙率95.7%、繊維径が22μmでメッキ厚さが 4.5
μmの銅メッキ層内部に芯材としての炭素繊維を残して
柔軟性を高めた複合繊維を得、これを多孔性シート5と
して用いた。
【0029】(第6実施例)長さ80mm、径13μmの黒鉛
化炭素繊維(商標「ドナカーボS」:ドナック株式会社
製)90重量部と長さ51mm、径17μmのポリプロピレン繊
維(チッソ株式会社製)10重量部とを混綿し、エアーレ
イ法によるランダムウェブカードでメッシュ上に空気で
混綿物を吹き付け、下方から吸引して、目付 40g/m2の
混面シートを作成した後、 150℃で加熱して芯材不織布
(寸法:80mm× 130mm)を得、この芯材不織布を、ホウ
酸40g /l、塩化ニッケル45g /lおよび硫酸ニッケル
330g/lを含むメッキ液を用い、前処理なしに20A、30
秒間の通電を行い、更に脱炭素処理し、メッキ厚さが2
μmで空隙率90%のニッケルメッキ層内部に炭素繊維不
織布から成る芯材の脱炭素処理により形成した繊維方向
に延びる空洞を備えた金属繊維を得、これを多孔性シー
ト5として用いた。
【0030】(第7実施例)黒鉛化炭素繊維70重量部と
ポリプロピレン繊維30重量部とを使用する以外は第6実
施例と同様にして処理し、空隙率93%のニッケルメッキ
層内部に炭素繊維不織布から成る芯材の脱炭素処理によ
り形成した繊維方向に延びる空洞を備えた金属繊維を
得、これを多孔性シート5として用いた。
【0031】(第8実施例)黒鉛化炭素繊維50重量部と
ポリプロピレン繊維50重量部とを使用する以外は第6実
施例と同様にして処理し、空隙率96%のニッケルメッキ
層内部に炭素繊維不織布から成る芯材の脱炭素処理によ
り形成した繊維方向に延びる空洞を備えた金属繊維を
得、これを多孔性シート5として用いた。
【0032】(第9実施例)黒鉛化炭素繊維30重量部と
ポリプロピレン繊維70重量部とを使用する以外は第6実
施例と同様にして処理し、空隙率99%のニッケルメッキ
層内部に炭素繊維不織布から成る芯材の脱炭素処理によ
り形成した繊維方向に延びる空洞を備えた金属繊維を
得、これを多孔性シート5として用いた。
【0033】(第10実施例)第6実施例の手法に準じ
て、メッキ厚さが2μmで空隙率90%のニッケルメッキ
層内部に炭素繊維不織布から成る芯材の脱炭素処理によ
り形成した繊維方向に延びる空洞を備えた金属繊維を
得、これを多孔性シート5として用いた。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明の消音器によれば、炭素繊維を芯材として
それに金属材をメッキした金属繊維で形成した多孔性シ
ートを用いるから、切削や焼結をせずに済み、大掛かり
な設備が不用になるとともに製造に要する手間を少なく
できて材料が安価になり、繊維製吸音材による吸音性能
および耐久性のいずれをも低下させることが無く、また
繊維製吸音材の飛散をも防止できる安価な消音器を提供
できるようになった。
【0035】請求項2に係る発明の消音器によれば、金
属メッキ層の内部の炭素繊維不織布から成る芯材によっ
て耐熱性を高くできるから、高温の排気ガスに対しても
良好に使用でき、汎用性を向上できるようになった。
【0036】請求項3に係る発明の消音器によれば、金
属メッキ層の内部の空洞により空隙率を高くできるか
ら、繊維製吸音材による吸音性能をより向上できるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消音器の実施例を示す一部切欠斜
視図である。
【図2】全体縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】金属繊維の多孔性シートの製造方法を示す工程
図である。
【図5】多孔性シートの要部を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図6】多孔性シートの一部省略斜視図である。
【符号の説明】
2…ケーシング 3…通気用開口 4…金属製支持材 5…多孔性シート 7…繊維製吸音材としてのグラスウール 8…複合繊維 9…炭素繊維不織布から成る芯材 10…金属メッキ層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】(第6実施例)長さ80mm、径13μm
の黒鉛化炭素繊維(商標「ドナカーボS」:ドナック株
式会社製)90重量部と長さ51mm、径17μmのポ
リプロピレン繊維(チッソ株式会社製)10重量部とを
混綿し、エアーレイ法によるランダムウェブカードでメ
ッシュ上に空気で混綿物を吹き付け、下方から吸引し
て、目付40g/m2の混綿シートを作成した後、15
0℃で加熱して芯材不織布(寸法:80mm×130m
m)を得、この芯材不織布を、ホウ酸40g/1、塩化
ニッケル45g/1および硫酸ニッケル330g/1を
含むメッキ液を用い、前処理なしに20A、30秒間の
通電を行い、更に脱炭素処理し、メッキ厚さが2μmで
空隙率90%のニッケルメッキ層内部に炭素繊維不織布
から成る芯材の脱炭素処理により形成した繊維方向に延
びる空洞を備えた金属繊維を得、これを多孔性シート5
として用いた。
フロントページの続き (72)発明者 岡崎 博行 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 西田 成夫 大阪府枚方市池之宮四丁目17番1号 日本 精線株式会社枚方工場内 (72)発明者 ▲鶴▼森 佳久 大阪府枚方市池之宮四丁目17番1号 日本 精線株式会社枚方工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路を形成するケーシング内に、通
    気用開口を有する金属製支持材を介して繊維製吸音材を
    充填した消音器において、 前記金属製支持材と前記繊維製吸音材との間に、炭素繊
    維不織布から成る芯材に金属材をメッキ被覆して最大直
    径と最小直径との平均である平均径が50μm以下でかつ
    実質的に平滑な外周面を持つ金属繊維で構成された多孔
    性シートを介在したことを特徴とする消音器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の金属繊維が、金属メッ
    キ層の内部に炭素繊維不織布から成る芯材を有する複合
    繊維である消音器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の金属繊維が、金属メッ
    キ層の内部に、炭素繊維不織布から成る芯材が脱炭素処
    理されることにより形成された空洞を繊維方向に沿って
    延在したものである消音器。
JP21556492A 1992-07-20 1992-07-20 消音器 Pending JPH0642328A (ja)

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