JPH0642368B2 - アルカリ蓄電池 - Google Patents
アルカリ蓄電池Info
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- JPH0642368B2 JPH0642368B2 JP60216104A JP21610485A JPH0642368B2 JP H0642368 B2 JPH0642368 B2 JP H0642368B2 JP 60216104 A JP60216104 A JP 60216104A JP 21610485 A JP21610485 A JP 21610485A JP H0642368 B2 JPH0642368 B2 JP H0642368B2
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- hydrogen
- weight
- storage battery
- negative electrode
- alloy
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
- H01M4/383—Hydrogen absorbing alloys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気化学的に水素を吸蔵、放出する水素吸蔵
合金を負極に用いたアルカリ蓄電池に関する。
合金を負極に用いたアルカリ蓄電池に関する。
(従来の技術) 二次電池としては、鉛蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄
電池が最も広く知られているが、これらの蓄電池は負極
中に固形状の活物質を含むために、重量または容量の単
位当りエネルギー貯蔵容量が比較的少ない。このエネル
ギー貯蔵容量を向上させるため、水素吸蔵合金を負極と
し、正極には例えばニッケル酸化物を用いた蓄電池が提
案されている(U.S.P 3,874,928)。ここではLaNi5合金を
負極として用いた電池は充、放電サイクル寿命が短か
い。その上、合金の構成金属であるLa(ランタン)が高
価であるため、電極自体のコストも当然高くなる。
電池が最も広く知られているが、これらの蓄電池は負極
中に固形状の活物質を含むために、重量または容量の単
位当りエネルギー貯蔵容量が比較的少ない。このエネル
ギー貯蔵容量を向上させるため、水素吸蔵合金を負極と
し、正極には例えばニッケル酸化物を用いた蓄電池が提
案されている(U.S.P 3,874,928)。ここではLaNi5合金を
負極として用いた電池は充、放電サイクル寿命が短か
い。その上、合金の構成金属であるLa(ランタン)が高
価であるため、電極自体のコストも当然高くなる。
このLaNi5合金負極を改良した電極組成も提案されてい
る(特開昭51−13934号)。Laの1部を希土類金
属で置換したLnNi5,LnCo5系とし、低コスト化を図って
いるが、アルカリ蓄電池を構成した時の放電容量が小さ
く、しかもサイクル寿命も短いので実用的な電池とは云
えない。一方水素吸蔵材料(特開昭57−19347
号)としてMmNi5-XAX-YBYの4種の金属からなる合金
(但し、A,BはAl,Cu,Mn,Co,Siの各1種、X=0.1〜
2,Y=0.01〜1.99)が提案されている。ここでMm(ミ
ッシュメタル)は一般に安価に市販されている材料で、
その組成はLa(ランタン)25〜35重量%、Ce(セリ
ウム)40〜50重量%、Pr(プラセオジウム)1〜1
5重量%、Nd(ネオジム)4〜15重量%、その他希土
類1〜7重量%、Fe(鉄)0.1〜5重量%、その他Si
(珪素)、Mg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)0.
1〜5重量%)などから構成される希土類混合物の総称
である。そしてつぎの理由から一種の金属と見なされて
いる。これはモナザイトに天然比のまま存在しているC
e,La,Nd,やその他の軽希土の混合体の粗塩化物を通常電
解法で還元した金属を指している。したがって、ある程
度定まった組成が安価に製造できるからである。しか
し、この4種の金属からなる合金をアルカリ蓄電池用負
極とした時、ガス状で取扱う場合と異なり必ずしも単位
重量当りの放電容量が多くなく、実用的なアルカリ蓄電
池を構成する場合さらに多くの検討が必要である。
る(特開昭51−13934号)。Laの1部を希土類金
属で置換したLnNi5,LnCo5系とし、低コスト化を図って
いるが、アルカリ蓄電池を構成した時の放電容量が小さ
く、しかもサイクル寿命も短いので実用的な電池とは云
えない。一方水素吸蔵材料(特開昭57−19347
号)としてMmNi5-XAX-YBYの4種の金属からなる合金
(但し、A,BはAl,Cu,Mn,Co,Siの各1種、X=0.1〜
2,Y=0.01〜1.99)が提案されている。ここでMm(ミ
ッシュメタル)は一般に安価に市販されている材料で、
その組成はLa(ランタン)25〜35重量%、Ce(セリ
ウム)40〜50重量%、Pr(プラセオジウム)1〜1
5重量%、Nd(ネオジム)4〜15重量%、その他希土
類1〜7重量%、Fe(鉄)0.1〜5重量%、その他Si
(珪素)、Mg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)0.
1〜5重量%)などから構成される希土類混合物の総称
である。そしてつぎの理由から一種の金属と見なされて
いる。これはモナザイトに天然比のまま存在しているC
e,La,Nd,やその他の軽希土の混合体の粗塩化物を通常電
解法で還元した金属を指している。したがって、ある程
度定まった組成が安価に製造できるからである。しか
し、この4種の金属からなる合金をアルカリ蓄電池用負
極とした時、ガス状で取扱う場合と異なり必ずしも単位
重量当りの放電容量が多くなく、実用的なアルカリ蓄電
池を構成する場合さらに多くの検討が必要である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記合金系をアルカリ蓄電池の電極に用いるとLaNi5は
高価で、サイクル寿命が短かい。MmNi5は安価ではある
が水素解離圧力(20℃、約15気圧)が高く、電気化
学的に水素を吸蔵させることは困難である。水素解離圧
力を下げて水素を吸蔵しやすくしたMmCo5は単位重量当
りの放電容量が50%以下に減少し、実用的とは云えな
い。そこで、先に述べたようにMmNi5-XAX-YBYからなる
水素吸蔵材料が提案されているが、この4種の金属から
なる合金をアルカリ蓄電池用の負極に用いても高圧状態
で水素吸蔵ができるガス状で取扱う場合と異なり、Ni量
の多い場合は充電時に水素を吸蔵せず、金属A,B量の
多い場合は水素貯蔵量が小さくなる。電池用電極には必
ず適用出来るとは限らない。この4種の金属からなる合
金を5種の金属からなる合金にすると共に、M1とM2
の最適金属を選定し、多くの実験を重ねて電池用電極に
最適な組成を決定した。
高価で、サイクル寿命が短かい。MmNi5は安価ではある
が水素解離圧力(20℃、約15気圧)が高く、電気化
学的に水素を吸蔵させることは困難である。水素解離圧
力を下げて水素を吸蔵しやすくしたMmCo5は単位重量当
りの放電容量が50%以下に減少し、実用的とは云えな
い。そこで、先に述べたようにMmNi5-XAX-YBYからなる
水素吸蔵材料が提案されているが、この4種の金属から
なる合金をアルカリ蓄電池用の負極に用いても高圧状態
で水素吸蔵ができるガス状で取扱う場合と異なり、Ni量
の多い場合は充電時に水素を吸蔵せず、金属A,B量の
多い場合は水素貯蔵量が小さくなる。電池用電極には必
ず適用出来るとは限らない。この4種の金属からなる合
金を5種の金属からなる合金にすると共に、M1とM2
の最適金属を選定し、多くの実験を重ねて電池用電極に
最適な組成を決定した。
本発明は上記問題点に鑑み、比較的安価な合金材料を用
いて負極を構成し、放電容量が大きく、サイクル寿命の
長いアルカリ蓄電池を得ることにある。
いて負極を構成し、放電容量が大きく、サイクル寿命の
長いアルカリ蓄電池を得ることにある。
すなわち、本発明ではとくに放電容量を大きくするNiに
着目し、放電容量を下げないで、充電によって負極に水
素が吸蔵しやすいように水素解離圧力を下げる金属Laに
も着目し、両者の相乗効果とM1(Fe,Cu,Cr)及びM2(Si,A
l)によって上記問題点を解決しようとするものであ
る。
着目し、放電容量を下げないで、充電によって負極に水
素が吸蔵しやすいように水素解離圧力を下げる金属Laに
も着目し、両者の相乗効果とM1(Fe,Cu,Cr)及びM2(Si,A
l)によって上記問題点を解決しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は負極、正極、セパレータ及びアルカリ電解液を
有するアルカリ蓄電池において、負極が式Mm1-XLaXNi
Y(M1・M2)Z(但しLa/Mm+Laで表わせる全体のLa量が35
重量%以上、0.08<X<0.5,3.5<Y≦4.3,0.7≦Z≦1.
7,4.5<Y+Z<5.5,M1はFe,Cu,Crより1種、M2はSi,A
lより1種を各々選択し、各種金属は0.1≦Al≦0.5,0.1
≦Si≦0.5,0.2≦Fe≦0.8,0.2≦Cu≦1.0,0.2≦Cr≦0.8)
で表わされる5種の金属からなる水素吸蔵合金又は水素
化物からなることを特徴とするものである。
有するアルカリ蓄電池において、負極が式Mm1-XLaXNi
Y(M1・M2)Z(但しLa/Mm+Laで表わせる全体のLa量が35
重量%以上、0.08<X<0.5,3.5<Y≦4.3,0.7≦Z≦1.
7,4.5<Y+Z<5.5,M1はFe,Cu,Crより1種、M2はSi,A
lより1種を各々選択し、各種金属は0.1≦Al≦0.5,0.1
≦Si≦0.5,0.2≦Fe≦0.8,0.2≦Cu≦1.0,0.2≦Cr≦0.8)
で表わされる5種の金属からなる水素吸蔵合金又は水素
化物からなることを特徴とするものである。
ここで1金属と見なすMm(ミッシュメタル)の組成は大
体において、La:25〜35重量%,Ce:40〜50重
量%,Nd:5〜15重量%,Pr:2〜10重量%,その
他希土類金属:1〜5重量%,その他金属(Fe,Mg,Si,A
lなど)0.1〜10重量%である。
体において、La:25〜35重量%,Ce:40〜50重
量%,Nd:5〜15重量%,Pr:2〜10重量%,その
他希土類金属:1〜5重量%,その他金属(Fe,Mg,Si,A
lなど)0.1〜10重量%である。
(作用) La(ランタン)は高価であるために、安価に市販されて
いるMmを主体に用いて、合金材料の低コスト化を図るこ
とが出来るがMmを用いるとLaと比較して水素解離圧力が
大幅に上昇する。したがって、電池用負極にMmNi5を用
いても充電時に水素の吸蔵が困難である。結局充電出来
ないために放電容量も小さい。そこで、本発明において
はNi量によって水素吸蔵量の向上を図り、M1(Fe,Cu,C
r)量によって水素の充電効率を良くし、M2(Al,Si)は
水素解離圧力を大幅に下げる機能があり、密閉形アルカ
リ蓄電池に用いると電池内圧力の上昇を抑制する。しか
もMm単独より1部Laで置換することにより水素解離圧力
の上昇をさらに抑制し、放電容量を向上させると共にサ
イクル寿命の伸長を可能とする。
いるMmを主体に用いて、合金材料の低コスト化を図るこ
とが出来るがMmを用いるとLaと比較して水素解離圧力が
大幅に上昇する。したがって、電池用負極にMmNi5を用
いても充電時に水素の吸蔵が困難である。結局充電出来
ないために放電容量も小さい。そこで、本発明において
はNi量によって水素吸蔵量の向上を図り、M1(Fe,Cu,C
r)量によって水素の充電効率を良くし、M2(Al,Si)は
水素解離圧力を大幅に下げる機能があり、密閉形アルカ
リ蓄電池に用いると電池内圧力の上昇を抑制する。しか
もMm単独より1部Laで置換することにより水素解離圧力
の上昇をさらに抑制し、放電容量を向上させると共にサ
イクル寿命の伸長を可能とする。
(実施例) 市販のMm,La,Ni,M1(Fe,Cu,Cr),M2(Al,Si)の5種の金属
からなる各種試料を所定の配合組成になる様に秤量、混
合し、誘導加熱による高周波溶解炉を用いて加熱溶解さ
せた。
からなる各種試料を所定の配合組成になる様に秤量、混
合し、誘導加熱による高周波溶解炉を用いて加熱溶解さ
せた。
ここで云うMmは一般に市販されている安価な希土類金属
の組成が大体一定した混合物であり、組成としてはLa:
25〜35重量%,Ce:40〜50重量%,Nd:5〜1
5重量%,Pr:2〜10重量%,その他希土類金属1〜
5重量%,その他金属0.1〜10重量%である。
の組成が大体一定した混合物であり、組成としてはLa:
25〜35重量%,Ce:40〜50重量%,Nd:5〜1
5重量%,Pr:2〜10重量%,その他希土類金属1〜
5重量%,その他金属0.1〜10重量%である。
これらの各種合金を粗粉砕後、ボールミルなどで38μ
m以下の微粉末とした後、P.V.A(ポリビニルアルコー
ル)樹脂溶液(約1重量%)とよく混合し、このペース
ト状合金を発泡状ニッケル多孔体に充てんした後、加圧
する。その後、乾燥させ、リードを取り付けて電極とし
た。ここでは合金を用いたが水素化物として使用しても
よい。これらの電極の容量(Ah/g)を調べるためにつぎ
の様な電池を作った。
m以下の微粉末とした後、P.V.A(ポリビニルアルコー
ル)樹脂溶液(約1重量%)とよく混合し、このペース
ト状合金を発泡状ニッケル多孔体に充てんした後、加圧
する。その後、乾燥させ、リードを取り付けて電極とし
た。ここでは合金を用いたが水素化物として使用しても
よい。これらの電極の容量(Ah/g)を調べるためにつぎ
の様な電池を作った。
電極の大きさは30mm×40mm、厚さ1.2mmとした。使
用した水素吸蔵合金は各々6gであり、負極の容量が測
定できる様に負極律則の電池を構成した。正極は約1.2A
hに相当する公知の焼結形ニッケル極板をセパレータを
介して負極をはさんで2枚用いた。これらの電池を36
0mAの電流で6時間以上充電し、300mAで放電した。
測定温度は45℃で行ない単位重量当りの放電容量とサ
イクル寿命を比較した。その結果を図に示す。但し、単
位重量当りの容量は10サイクル時に測定した結果であ
り、サイクル寿命は初期容量から約20%容量低下した
時のサイクル数を示したものである。
用した水素吸蔵合金は各々6gであり、負極の容量が測
定できる様に負極律則の電池を構成した。正極は約1.2A
hに相当する公知の焼結形ニッケル極板をセパレータを
介して負極をはさんで2枚用いた。これらの電池を36
0mAの電流で6時間以上充電し、300mAで放電した。
測定温度は45℃で行ない単位重量当りの放電容量とサ
イクル寿命を比較した。その結果を図に示す。但し、単
位重量当りの容量は10サイクル時に測定した結果であ
り、サイクル寿命は初期容量から約20%容量低下した
時のサイクル数を示したものである。
図に示すように、Xの値が大きくなると高容量になる
が、Xの値が0.3より大きくなっても容量は殆んど変わ
らない。45℃の時の容量であるから20℃の時の容量
と比較すると約30%程度低くなっている。Laがない場
合は約0.12Ah/g程度と低くく、Xの値が0.08になると急
激に容量が上昇し、少なくとも実用的な0.2Ah/gの値に
まで達している。したがってXの値は0.08以上が優れて
いることになる。M1としてCu,Fe,Cr,M2としてAlの場合
における特性ではあるが、Cu,Fe,Cu共、容量に多少の違
いはあるが殆んど同じ傾向を示している。とくに差をつ
けるとCu>Fe>Crの順に高い容量を示している。
が、Xの値が0.3より大きくなっても容量は殆んど変わ
らない。45℃の時の容量であるから20℃の時の容量
と比較すると約30%程度低くなっている。Laがない場
合は約0.12Ah/g程度と低くく、Xの値が0.08になると急
激に容量が上昇し、少なくとも実用的な0.2Ah/gの値に
まで達している。したがってXの値は0.08以上が優れて
いることになる。M1としてCu,Fe,Cr,M2としてAlの場合
における特性ではあるが、Cu,Fe,Cu共、容量に多少の違
いはあるが殆んど同じ傾向を示している。とくに差をつ
けるとCu>Fe>Crの順に高い容量を示している。
一方、Xの値が大きくなるとサイクル寿命も長くなるが
Xの値が0.5より大きくなると逆にサイクル寿命が短か
くなる。45℃のサイクル寿命であるため、La量の多い
電極は膨張・収縮の割合が大きく、電極自体の抵抗増大
と合金粉末の一部脱落による容量低下をまねいているも
のと考えられる。この傾向は各種金属同じ傾向である。
したがって、放電容量の観点からはXの値が大きくても
よいが、電極のコスト、サイクル寿命などを考えると、
0.08<X<0.5の範囲が最適である。またM1,M2の中で配
合組成比を変えても、この傾向は同じであるがYの値が
3.5以下になると水素貯蔵量の減少による放電容量の低
下をおこし、4.31以上になると水素解離圧力が高くなっ
て、電気化学的な水素の吸蔵(充電)が困難となる。
Xの値が0.5より大きくなると逆にサイクル寿命が短か
くなる。45℃のサイクル寿命であるため、La量の多い
電極は膨張・収縮の割合が大きく、電極自体の抵抗増大
と合金粉末の一部脱落による容量低下をまねいているも
のと考えられる。この傾向は各種金属同じ傾向である。
したがって、放電容量の観点からはXの値が大きくても
よいが、電極のコスト、サイクル寿命などを考えると、
0.08<X<0.5の範囲が最適である。またM1,M2の中で配
合組成比を変えても、この傾向は同じであるがYの値が
3.5以下になると水素貯蔵量の減少による放電容量の低
下をおこし、4.31以上になると水素解離圧力が高くなっ
て、電気化学的な水素の吸蔵(充電)が困難となる。
また、Zの値はM1,M2の配合組成とも関係するが0.69以
下では添加金属の効果がなく、しかもYの値が大きくな
って、サイクル寿命が短かくなる。逆に1.71以上では、
Yの値が小さくなり過ぎて、放電容量が小さくなる。し
たがって、0.7≦Z≦1.7が最適な範囲と云う事になる。
一方、M1,M2の金属において、Fe,Cu,CrはZの値とも関
係して、0.19以下ではZ=0.7の時、添加効果が少な
く、サイクル寿命が短かく、0.81,1,1以上になるとZ=
1.7の時、添加金属の量が大きくなり過ぎて、Ni量の減
少による放電容量の低下及びY+Zが5.5以上となる場
合もあって均質な金属間化合物を作らず、水素貯蔵時の
平坦性も悪くなるため、放電電位の低下などを引起こ
す。よって、0.2≦Fe≦0.8,0.2≦Cu≦1.0,0.2≦Cr≦0.8
の範囲が望ましい。
下では添加金属の効果がなく、しかもYの値が大きくな
って、サイクル寿命が短かくなる。逆に1.71以上では、
Yの値が小さくなり過ぎて、放電容量が小さくなる。し
たがって、0.7≦Z≦1.7が最適な範囲と云う事になる。
一方、M1,M2の金属において、Fe,Cu,CrはZの値とも関
係して、0.19以下ではZ=0.7の時、添加効果が少な
く、サイクル寿命が短かく、0.81,1,1以上になるとZ=
1.7の時、添加金属の量が大きくなり過ぎて、Ni量の減
少による放電容量の低下及びY+Zが5.5以上となる場
合もあって均質な金属間化合物を作らず、水素貯蔵時の
平坦性も悪くなるため、放電電位の低下などを引起こ
す。よって、0.2≦Fe≦0.8,0.2≦Cu≦1.0,0.2≦Cr≦0.8
の範囲が望ましい。
AlとSiは水素解離圧力を下げて、高温時でも充電しやす
くするために添加するが、0.09以下ではその効果が殆ん
ど認められない。一方0.51以上になるとZの値が1.7の
時、添加量が多くなり過ぎて、均質溶解が困難となり、
水素貯蔵量を著しく減少する。水素貯蔵量の減少は電気
化学的による水素吸蔵量も減少し、放電容量を小さくす
る原因となる。そこで0.1≦Al≦0.5,0.1≦Si≦0.5が望
ましい範囲と云うことになる。
くするために添加するが、0.09以下ではその効果が殆ん
ど認められない。一方0.51以上になるとZの値が1.7の
時、添加量が多くなり過ぎて、均質溶解が困難となり、
水素貯蔵量を著しく減少する。水素貯蔵量の減少は電気
化学的による水素吸蔵量も減少し、放電容量を小さくす
る原因となる。そこで0.1≦Al≦0.5,0.1≦Si≦0.5が望
ましい範囲と云うことになる。
本実施例では市販の安価なMm(La:25〜35wt%含有)
を用い、電池の特性を向上させるためにLaを適量、置換
体として加え、Ni量とM1,M2量の相乗効果による最適な
範囲を決定することにより実用上優れたアルカリ蓄電池
を得ることができる。
を用い、電池の特性を向上させるためにLaを適量、置換
体として加え、Ni量とM1,M2量の相乗効果による最適な
範囲を決定することにより実用上優れたアルカリ蓄電池
を得ることができる。
ここでは、開放形アルカリ蓄電池を用いて放電容量とサ
イクル寿命の観点から特性比較をしたが密閉形アルカリ
蓄電池においても同様なことが云える。たとえばLaNi5,
MmNi5の改良として本実施例に用いた合金を負極とする
密閉形アルカリ蓄電池を構成するとサイクル寿命が長
く、電池内圧の上昇を抑制し、安全性の高い電池とする
ことができる。但し、全体のLa量としてLa/Mm+Laの値が
35重量%以上が望ましい。Laの量が少ないと水素解離
圧力が高く、充電出来にくい領域になるので、好ましく
ない。少なくとも全体のLa量が35重量%が必要であ
る。
イクル寿命の観点から特性比較をしたが密閉形アルカリ
蓄電池においても同様なことが云える。たとえばLaNi5,
MmNi5の改良として本実施例に用いた合金を負極とする
密閉形アルカリ蓄電池を構成するとサイクル寿命が長
く、電池内圧の上昇を抑制し、安全性の高い電池とする
ことができる。但し、全体のLa量としてLa/Mm+Laの値が
35重量%以上が望ましい。Laの量が少ないと水素解離
圧力が高く、充電出来にくい領域になるので、好ましく
ない。少なくとも全体のLa量が35重量%が必要であ
る。
(発明の効果) 以上の様に、本発明によれば放電容量が大きく、しかも
サイクル寿命が長く、比較的安価なアルカリ蓄電池が得
られる。
サイクル寿命が長く、比較的安価なアルカリ蓄電池が得
られる。
図は1実施例としてMm1-XLaXNi3.8(M1・M2)1.2合金を負
極とするXの値と容量・サイクル寿命の関係を示すもの
である。
極とするXの値と容量・サイクル寿命の関係を示すもの
である。
Claims (2)
- 【請求項1】式Mm1-XLaXNiY(M1・M2)
Z(但しLa/Mm+Laで表わせる全体のLa量が35
重量%以上、0.08<X<0.5,3.5<Y≦4.3,0.7≦Z≦1.
7,4.5<Y+Z<5.5、M1はFe,Cu,Crより1
種、M2はSi,Alより1種を各々選択し、各種金属
は0.1≦Al≦0.5,0.1≦Si≦0.5,0.2≦Fe≦0.8,0.2
≦Cu≦1.0,0.2≦Cr≦0.8の範囲内にある。)で表わ
される5種の金属からなる水素吸蔵合金又は水素化物か
らなる負極、正極、セパレータ及びアルカリ電解液を有
するアルカリ蓄電池。 - 【請求項2】前記式において、Mm(ミッシュメタル)
の組成としてLa:25〜35重量%,Ce:40〜50重量
%,Nd:5〜15重量%,Pr:2〜10重量%、その他
希土類金属1〜5重量%、その他金属0.1〜10重量%か
らなる水素吸蔵合金を負極とする特許請求の範囲第(1)
項記載のアルカリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60216104A JPH0642368B2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60216104A JPH0642368B2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | アルカリ蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280962A JPS6280962A (ja) | 1987-04-14 |
| JPH0642368B2 true JPH0642368B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16683305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60216104A Expired - Lifetime JPH0642368B2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642368B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928626B2 (ja) * | 1980-10-03 | 1984-07-14 | 工業技術院長 | 水素吸蔵用ミツシユメタル−ニツケル系四元合金の製造方法 |
| JPS59181459A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Toshiba Corp | 金属酸化物・水素電池 |
| JPS61168871A (ja) * | 1985-01-19 | 1986-07-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 水素吸蔵電極 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP60216104A patent/JPH0642368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6280962A (ja) | 1987-04-14 |
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