JPH0642395Y2 - 電磁波シールドルームの扉 - Google Patents

電磁波シールドルームの扉

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JPH0642395Y2
JPH0642395Y2 JP1988161517U JP16151788U JPH0642395Y2 JP H0642395 Y2 JPH0642395 Y2 JP H0642395Y2 JP 1988161517 U JP1988161517 U JP 1988161517U JP 16151788 U JP16151788 U JP 16151788U JP H0642395 Y2 JPH0642395 Y2 JP H0642395Y2
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door
door body
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beryllium
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JP1988161517U
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正吾 中村
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば病院のCTスキャニング室など電磁波の
侵入または漏れを防ぐ必要のある電磁波シールドルーム
の扉構造に関する。
〔従来の技術〕
このような電磁波シールドルームでは、扉の周端とこの
扉が取り付く扉枠との隙間も通常のパッキングではなく
電磁波シールド材でシールする必要がある。
第4図はその一例を示すもので、図中2はシールドルー
ム3を構成する壁体、4はこの壁体2の開口に設ける扉
枠であり、扉体1は扉枠4に開き扉として蝶番5により
開閉自在に取りつくのは一般の扉構造と同じであるが、
扉体1と扉枠4の何れか一方に導電性パッキン6を設
け、扉体1を閉めた時にこのパッキン6が他方に押し付
くようにしている。このような第4図に示すパッキンタ
イプのものは、扉体1の開閉にはそれほど支障を与えな
いものの、シールド効果は低い。
そこで近年、例えば第5図のごとく電磁波シールド材と
して湾曲連続板体であるベリリューム(銅)フィンガー
(銅合金)を使用し、このフィンガー7によるフィンガ
ーコンタクトでシールをしてシールド性能を高めること
も行われている。図中、8はフィンガー抑え、9は扇当
りで、板バネとして弾性を有するフィンガー7を扉体1
の閉時に扉枠4に押し当てる。
第6図のものは、さらにシールド効果を高めるために、
ベリリュームフィンガー7は向かい合わせで扉枠4側に
挟着作用を持たせて設け、これに対し扉体1側のナイフ
エッジ10を差入れるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような第5図、第6図に示すフィンガーコンタクト
式のものは第4図のパッキング式のものに比べてシール
ド性能は優れるが、扉体1の開閉は常にベリリュームフ
ィンガー7の弾性に抗して行わなければならないので、
重く、力を要するものとなる。扉体1自体もシールド性
能を持たせるために内部に充填物を配設するなどしてか
なり重量のあるものであるから、病院の看護婦など女性
にとっては扉体1の開閉が非常に重労働で困難なもので
あった。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、シールド
効果の高いベリリュームフィンガーを使用する場合で
も、開閉時に扉枠にフィンガーが接触しないので枠に傷
が付かず、また、フィンガーの方の消耗も少なく、シー
ルド性能を長期間保つことができ、一方、この下枠に凹
凸を施すことなくシールド性能が得られるので台車その
他の運搬に支障がなく、さらに、扉の錠前用レバーハン
ドルを回動して扉を押したり引いたりするだけで誰もが
スムーズかつ容易に扉を開閉できる電磁波シールドルー
ムの扉を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、扉体の端面に電磁波
シールド材として湾曲連続板体であるベリリュームフィ
ンガーの一端縁を固定し、該ベリリュームフィンガーを
扉枠側に押圧可能に取付ける電磁波シールドルームの扉
において、扉体の内部から出没して出現時に前記ベリリ
ュームフィンガーのフリー端縁を扉枠側に押し出す長尺
な可動パッキングを扉体内部の回転板に設け、一方、扉
体内に扉の錠前用レバーハンドルに応動して上下動する
ロッドを設け、該ロッドと直交する方向にシャフトを沿
設し、該シャフトに一端を固着して複数のカムを設け、
これらのカムを前記回転板に当接するよう位置付け、こ
の複数のカムのうち一つのカムの他端を前記ロッド下端
に軸着したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、扉体を閉じてかつ錠前用レバーハンド
ルを回動すると、この錠前用レバーハンドルに応動して
ロッドが下方に移動し、ロッド下端に軸着したカムが回
転し、このカムを軸として他のシャフトに固着した複数
のカムも連動して回転し、長尺な可動パッキングを設け
た回転体がその長さ方向にわたって複数のカムに満遍な
く押されて回り、可動パッキングが扉体内から突出す
る。
その結果、扉体の端面に設けたベリリュームフィンガー
もそのフリー端縁が、このパッキングによりその長さ方
向にわたって同一レベルかつ均等な圧力で満遍なく扉枠
側に押し出され、該枠に強く押圧されてシールがなされ
る。
このように、ベリリュームフィンガーの出没は扉の前に
人が立ったときに手元に位置する扉体の錠前用レバーハ
ンドルの回動が原動力となるので、無理な姿勢をとらず
に、煩わしい手間なしに誰もが簡単かつ手軽に行うこと
ができる。
一方、錠前用レバーハンドルを回して扉体を開くには、
前記と逆動作で錠前用レバーハンドル、ロッド、カム、
回転板の連係でパッキングが扉体内に没し、ベリリュー
ムフィンガーと扉枠とは離間するので抵抗なく扉体を開
くことができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の電磁波シールドルームの扉の1実施例
を示す一部省略した縦断側面図、第2図は同上要部の一
部切欠いた正面図で、前記従来例と同じく図中1は扉
体、2は壁体、3はこれらで囲まれるシールドルームで
ある。
コンクリート床12には、扉枠の一辺をなす下枠11を面レ
ベルを同じくして埋設した。この下枠11は2重構造で間
に導電テープ13を介在させる。
この下枠11を含めて扉枠4や扉体1はアルミニウム合金
の押し出し形材をもって形成するが、該扉体1の下端面
1aの中央に長さ方向に連続するスリット14を形成し、か
つ電磁波シールド材として弾性湾曲連続板体であるベリ
リュームフィンガー7をその一端縁を固定し、他端縁で
あるフリー端縁7aがスリット14の直下に位置するように
この下端面1aに取り付けた。
本実施例ではベリリュームフィンガー7は扉体1の前後
からフリー端縁7aが突き合うように対向させて設け、こ
れらでスリット14を囲めるようにした。
一方、扉体1内で、下端面1aに近接して併行するように
回転板15の一端縁をヒンジ15aとして設け、この回転板1
5に前記スリット14から外側に突出してベリリュームフ
ィンガー7のフリー端縁7aを下枠11側に押し出し可能な
パッキング16を取付けた。パッキング16は軟質発泡ウレ
タンによる断面矩形の長尺ものである。また、回転板15
はヒンジ15aにバネを介在させるなどして上向きに傾斜
するように付勢するとよい。
第3図は扉体1に設けた錠前用レバーハンドルの取りつ
け部分を示す横断平面図で、錠前用レバーハンドル17の
シリンダーロッド18に設けた回転体19に、扉体1内を上
下に移動するロッド20の上端をピン結合する。
そして第1図、第2図に示すように、扉体1内で前記ロ
ッド20と直交する方向に沿設したシャフト21を設け、該
シャフト21にカム22を適宜数設け、前記ロッド20の下端
はこのカム22のうちの一つにピン23を介して回動自在に
軸着する。また、このカム22は回転板15に当接するよう
位置付けた。このようにして回転板15は前記カム22によ
るカム機構に応動し、ヒンジ15aを軸として回転するこ
とになる。
なお、扉体1の端面のうち上辺及び左右辺部分は突出さ
せて階段状に溝を並べて形成し、これらの溝に導電性パ
ッキン24をセットし、扉枠4にはこれらパッキン24に各
々当接するエッジ4aを設けて多重シールでシールド性能
を向上させた。
また、扉体1の下端には下枠11に先端が接するようなブ
ラシ25を取付ける。
次に、使用法及び動作について説明する。
今、扉体1を閉じてかつ錠前用レバーハンドル17を回し
て固定しようとする。
このレバーハンドル17の回動でシリンダーロッド18が回
動し、ロッド20が下方に押され、該ロッド20の下端に軸
着したカム22が下方に押し下げるように回転する。その
結果シャフト21を中心に複数のカム22も回転してその一
端が回転板15に当たり、この回転板15を同一レベルかつ
均等な圧力で押し下げるように回転させる。回転板15が
扉体1の下端面1aに平行となるに従い長尺なパッキング
16がスリット14から外側へ出現してその先端がベリリュ
ームフィンガー7のフリー端縁7aに当接し、このように
パッキング16で押されてベリリュームフィンガー7は下
枠11に強く押し付けられる。
一方、錠前用レバーハンドル17を回して扉体1を開こう
とすれば、前記と逆動作でロッド20が引き上げられ、カ
ム22が逆方向に回転して回転板15の押圧が解除されるの
で該回転板15は跳ね上がるように回転し、パッキング16
は扉体1内に引っ込む。これによりベリリュームフィン
ガー7の押圧もなくなり、該ベリリュームフィンガー7
は本来の形状に戻り下枠11から離れる。
そのまま扉体1を開けば、ベリリュームフィンガーと扉
枠4とは接していないので抵抗なく扉体1を開くことが
できる。
なお、前記実施例はベリリュームフィンガーで扉体の下
端面をシールドする場合について述べたが、側端面や上
端面についても同様に錠前用レバーハンドルとの連動で
扉枠に押付け可能とすることもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の電磁波シールドルームの扉
は、扉体の端面に、電磁波シールド材として湾曲連続板
体であるベリリュームフィンガーをその一端縁を固定し
て扉枠側に押圧可能に取りつける場合において、開閉時
に扉枠にフィンガーが接触しないので、扉をスムーズか
つ容易に開閉でき、また扉枠に傷が付かず、かつフィン
ガーの方も消耗も少ないので、シールド性能を長期間保
てるものである。
また、このフィンガーは、扉の前に人が立ったときに手
元に位置する扉体の錠前用レバーハンドルの回動に応動
して出没するので、面倒な操作なしに簡単に行うことが
できる。
さらに、回転体がその長さ方向にわたって複数のカムに
満遍なく押されて回り、可動パッキングが扉体内から突
出し、その結果、扉体の端面に設けたベリリュームフィ
ンガーもそのフリー端縁が、このパッキングによりその
長さ方向にわたって同一レベルかつ均等な圧力で満遍な
く扉枠側に押し出され、該枠に強く押圧されて精度の高
いシールがなされる。
このように、ベリリュームフィンガーの出没は扉の前に
人が立ったときに手元に位置する扉体の錠前用レバーハ
ンドルの回動が原動力となるので、無理な姿勢をとらず
に、煩わしい手間なしに誰もが簡単かつ手軽に行うこと
ができるものである。
なお、下枠に凹凸を施すことなくシールド性能が得られ
るので台車その他の運搬に支障となることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁波シールドルームの扉の1実施例
を示す一部省略した縦断側面図、第2図は同上要部の一
部切欠いた正面図、第3図は扉体に設けた錠前用レバー
ハンドルの取りつけ部分を示す横断平面図、第4図、第
5図、第6図はそれぞれ従来例を示す要部の横断平面図
である。 1…扉体、1a…下端面 2…壁体、3…シールドルーム 4…扉枠、4a…エッジ 5…蝶番、6…導電性パッキン 7…ベリリュームフィンガー、7a…フリー端縁 8…フィンガー押え、9…扇当り 10…ナイフエッジ、11…下枠 12…コンクリート床、13…導電テープ 14…スリット、15…回転板 15a…ヒンジ、16…パッキング 17…錠前用レバーハンドル、18…シリンダーロッド 19…回転体、20…ロッド 21…シャフト、22…カム 23…ピン、24…導電性パッキン 25…ブラシ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉体の端面に電磁波シールド材として湾曲
    連続板体であるベリリュームフィンガーの一端縁を固定
    し、該ベリリュームフィンガーを扉枠側に押圧可能に取
    付ける電磁波シールドルームの扉において、扉体の内部
    から出没して出現時に前記ベリリュームフィンガーのフ
    リー端縁を扉枠側に押し出す長尺な可動パッキングを扉
    体内部の回転板に設け、一方、扉体内に扉の錠前用レバ
    ーハンドルに応動して上下動するロッドを設け、該ロッ
    ドと直交する方向にシャフトを沿設し、該シャフトに一
    端を固着して複数のカムを設け、これらのカムを前記回
    転板に当接するよう位置付け、この複数のカムのうち一
    つのカムの他端を前記ロッド下端に軸着したことを特徴
    とした電磁波シールドルームの扉。
JP1988161517U 1988-12-13 1988-12-13 電磁波シールドルームの扉 Expired - Lifetime JPH0642395Y2 (ja)

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JP1988161517U JPH0642395Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13 電磁波シールドルームの扉

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Publication Number Publication Date
JPH0282095U JPH0282095U (ja) 1990-06-25
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2622469B2 (ja) * 1992-07-14 1997-06-18 ティーディーケイ株式会社 引戸式電磁波シールド扉
JP4573721B2 (ja) * 2005-07-20 2010-11-04 日東工業株式会社 電気機器収納用キャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193696U (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 ティーディーケイ株式会社 シ−ルド扉の締め装置
JPS6164198U (ja) * 1984-09-28 1986-05-01

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JPH0282095U (ja) 1990-06-25

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