JPH0642438A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
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- JPH0642438A JPH0642438A JP19500292A JP19500292A JPH0642438A JP H0642438 A JPH0642438 A JP H0642438A JP 19500292 A JP19500292 A JP 19500292A JP 19500292 A JP19500292 A JP 19500292A JP H0642438 A JPH0642438 A JP H0642438A
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】4極の磁石発電機内に設けた点火電源コイルを
用いて、1回転当り1回だけ点火動作を行わせる。 【構成】点火電源コイル5aが1回転当り2回発生する
正の半サイクルの電圧の内、第1の正の半サイクルの電
圧で点火回路11に点火動作を行わせる。磁石発電機の
回転子の磁極配列を不均一にしておき、磁石発電機内に
取付けた2個の磁気検出器6,8の出力信号を演算回路
に入力して得た信号でフリップフロップ回路20をセッ
ト及びリセットすることにより、点火電源コイル5aが
第2の正の半サイクルの電圧を発生したときに高レベル
になっている信号Vq1を得る。この信号Vq1により点火
阻止用スイッチ21を導通させることにより、第2の正
の半サイクルの電圧で点火回路11が点火動作を行うの
を阻止する。
用いて、1回転当り1回だけ点火動作を行わせる。 【構成】点火電源コイル5aが1回転当り2回発生する
正の半サイクルの電圧の内、第1の正の半サイクルの電
圧で点火回路11に点火動作を行わせる。磁石発電機の
回転子の磁極配列を不均一にしておき、磁石発電機内に
取付けた2個の磁気検出器6,8の出力信号を演算回路
に入力して得た信号でフリップフロップ回路20をセッ
ト及びリセットすることにより、点火電源コイル5aが
第2の正の半サイクルの電圧を発生したときに高レベル
になっている信号Vq1を得る。この信号Vq1により点火
阻止用スイッチ21を導通させることにより、第2の正
の半サイクルの電圧で点火回路11が点火動作を行うの
を阻止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁石発電機を電源とす
る電流遮断形の内燃機関用点火装置に関するものであ
る。
る電流遮断形の内燃機関用点火装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に取付けられた磁石発電機を電
源とする電流遮断形の内燃機関用点火装置の点火回路
は、磁石発電機内に設けられた点火電源コイルに対して
並列に接続されて点火電源コイルが正の半サイクルの電
圧を出力したときに制御信号が与えられて導通する主電
流制御用スイッチと、導通した際に主電流制御用スイッ
チの制御信号を該主電流制御用スイッチから側路する遮
断制御用スイッチと、主電流制御用スイッチの両端の電
圧を検出して検出した電圧が設定値に達したときに遮断
制御用スイッチにトリガ信号を与える遮断制御用スイッ
チトリガ回路とを備えており、主電流制御用スイッチが
遮断したときに点火電源コイルに誘起する電圧を点火コ
イルにより昇圧して点火用の高電圧を得るようにしてい
る。
源とする電流遮断形の内燃機関用点火装置の点火回路
は、磁石発電機内に設けられた点火電源コイルに対して
並列に接続されて点火電源コイルが正の半サイクルの電
圧を出力したときに制御信号が与えられて導通する主電
流制御用スイッチと、導通した際に主電流制御用スイッ
チの制御信号を該主電流制御用スイッチから側路する遮
断制御用スイッチと、主電流制御用スイッチの両端の電
圧を検出して検出した電圧が設定値に達したときに遮断
制御用スイッチにトリガ信号を与える遮断制御用スイッ
チトリガ回路とを備えており、主電流制御用スイッチが
遮断したときに点火電源コイルに誘起する電圧を点火コ
イルにより昇圧して点火用の高電圧を得るようにしてい
る。
【0003】この種の点火装置では、多くの場合、点火
コイルを磁石発電機内に設けて、該点火コイルの1次コ
イルを点火電源コイルとして用いるが、点火コイルを磁
石発電機の外部に設けて、磁石発電機内に設けた点火電
源コイルを点火コイルの1次コイルに対して並列に接続
する構成をとることもできる。
コイルを磁石発電機内に設けて、該点火コイルの1次コ
イルを点火電源コイルとして用いるが、点火コイルを磁
石発電機の外部に設けて、磁石発電機内に設けた点火電
源コイルを点火コイルの1次コイルに対して並列に接続
する構成をとることもできる。
【0004】磁石発電機としては4極の磁石回転子を備
えたものが多く用いられている。4極の磁石式交流発電
機は、機関の1回転当り2サイクルの交流電圧を出力す
るため、この発電機内に点火電源コイルを設けた場合に
は、機関が1回転する間に正の半サイクルの電圧が2回
発生する。そのため、上記の点火装置において4極の磁
石発電機を用いた場合には、点火プラグが1回転当り2
回発火することになり、これら2回の発火の内の一方は
無駄火となる。
えたものが多く用いられている。4極の磁石式交流発電
機は、機関の1回転当り2サイクルの交流電圧を出力す
るため、この発電機内に点火電源コイルを設けた場合に
は、機関が1回転する間に正の半サイクルの電圧が2回
発生する。そのため、上記の点火装置において4極の磁
石発電機を用いた場合には、点火プラグが1回転当り2
回発火することになり、これら2回の発火の内の一方は
無駄火となる。
【0005】そこで、遮断制御用スイッチをトリガする
トリガ信号を主電流制御用スイッチの両端の電圧から得
る代りに、機関の1回転当り1回だけ点火信号を発生す
る信号発生装置を別個に設けて、該信号発生装置から得
られる点火信号を遮断制御用スイッチにトリガ信号とし
て供給することが考えられる。
トリガ信号を主電流制御用スイッチの両端の電圧から得
る代りに、機関の1回転当り1回だけ点火信号を発生す
る信号発生装置を別個に設けて、該信号発生装置から得
られる点火信号を遮断制御用スイッチにトリガ信号とし
て供給することが考えられる。
【0006】1回転当り1回だけ点火信号を発生する信
号発生装置としては、フライホイール磁石回転子の外周
部にリラクタを設けるとともに、小形の永久磁石と鉄心
とからなる磁気回路の一部に磁気検出器を配設した信号
発電子をリラクタに近接配置して、リラクタによる磁束
の変化に応じて信号発電子に点火信号を発生させるよう
にしたものがある。
号発生装置としては、フライホイール磁石回転子の外周
部にリラクタを設けるとともに、小形の永久磁石と鉄心
とからなる磁気回路の一部に磁気検出器を配設した信号
発電子をリラクタに近接配置して、リラクタによる磁束
の変化に応じて信号発電子に点火信号を発生させるよう
にしたものがある。
【0007】また図6に示されているように、フライホ
イールFの内周に磁石Mを取付けたフライホイール磁石
回転子MRの磁極面とフライホイールのボス部Fb の外
周部との間に、点火電源コイルを備えた磁石発電機の固
定子STと共に、H字形の磁心と該磁心の中心部の磁路
を通る磁束を受ける磁気検出器(ホール素子)とを備え
た信号発生用固定子SGを配設したもの(実公昭52−
57326号)も知られている。この信号発生装置で
は、回転子のボス部Fb の外周に切欠部からなるリラク
タrを形成して、該リラクタにより磁気検出器を通る磁
束を変化させることにより信号発生用固定子SGから点
火信号を発生させるようにしている。
イールFの内周に磁石Mを取付けたフライホイール磁石
回転子MRの磁極面とフライホイールのボス部Fb の外
周部との間に、点火電源コイルを備えた磁石発電機の固
定子STと共に、H字形の磁心と該磁心の中心部の磁路
を通る磁束を受ける磁気検出器(ホール素子)とを備え
た信号発生用固定子SGを配設したもの(実公昭52−
57326号)も知られている。この信号発生装置で
は、回転子のボス部Fb の外周に切欠部からなるリラク
タrを形成して、該リラクタにより磁気検出器を通る磁
束を変化させることにより信号発生用固定子SGから点
火信号を発生させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】4極の磁石発電機内に
点火電源コイルを設けた電流遮断形の点火装置におい
て、1回転当り1発火の点火動作を行わせるために、図
6に示されているような信号発生装置を用いた場合に
は、磁気検出器とこれに磁束を流す磁気回路とからなる
信号発生用固定子SGを磁石発電機の固定子STととも
に磁石回転子MRの内側に配置する必要があるため、磁
石回転子の固定子STを配置するためのスペースが犠牲
になり、点火電源コイル以外の発電コイルを設けること
ができなくなるという問題があった。
点火電源コイルを設けた電流遮断形の点火装置におい
て、1回転当り1発火の点火動作を行わせるために、図
6に示されているような信号発生装置を用いた場合に
は、磁気検出器とこれに磁束を流す磁気回路とからなる
信号発生用固定子SGを磁石発電機の固定子STととも
に磁石回転子MRの内側に配置する必要があるため、磁
石回転子の固定子STを配置するためのスペースが犠牲
になり、点火電源コイル以外の発電コイルを設けること
ができなくなるという問題があった。
【0009】また、フライホイール磁石回転子の外周部
にリラクタを設ける形式の信号発生装置を用いた場合に
は、フライホイールの外側に信号発電子を配置するため
のスペースを確保する必要があるため、装置が大形化す
るという問題があった。
にリラクタを設ける形式の信号発生装置を用いた場合に
は、フライホイールの外側に信号発電子を配置するため
のスペースを確保する必要があるため、装置が大形化す
るという問題があった。
【0010】更にいずれの信号発生装置を用いる場合
も、フライホイール磁石回転子の外周部やボス部にリラ
クタを設ける必要があったため、フライホイールの加工
が面倒になるという問題があった。
も、フライホイール磁石回転子の外周部やボス部にリラ
クタを設ける必要があったため、フライホイールの加工
が面倒になるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、4極の磁石式交流発電機
を用いて、発電機の構造を複雑にしたり、回転子の加工
を面倒にしたりすることなく、1回転当り1発火の点火
動作を行わせることができる電流遮断形の内燃機関用点
火装置を提供することにある。
を用いて、発電機の構造を複雑にしたり、回転子の加工
を面倒にしたりすることなく、1回転当り1発火の点火
動作を行わせることができる電流遮断形の内燃機関用点
火装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関に取
付けられた4極の磁石発電機内に設けられて機関が1回
転する間に第1の正の半サイクルの電圧と第2の正の半
サイクルの電圧とを含む2サイクルの交流電圧を出力す
る点火電源コイルと、点火電源コイルに対して並列に設
けられて該点火電源コイルが発生する第1及び第2の正
の半サイクルの電圧により制御信号が与えられて導通す
る主電流制御用スイッチと、導通した際に主電流制御用
スイッチの制御信号を該主電流制御用スイッチから側路
するように設けられた遮断制御用スイッチと、主電流制
御用スイッチの両端の電圧を検出して検出した電圧が設
定値に達したときに前記遮断制御用スイッチをトリガす
る遮断制御用スイッチトリガ回路とを有して、主電流制
御用スイッチが遮断したときに前記点火電源コイルに誘
起する電圧を昇圧して点火用高電圧を得る点火回路を備
えた内燃機関用点火装置に係わるものである。
付けられた4極の磁石発電機内に設けられて機関が1回
転する間に第1の正の半サイクルの電圧と第2の正の半
サイクルの電圧とを含む2サイクルの交流電圧を出力す
る点火電源コイルと、点火電源コイルに対して並列に設
けられて該点火電源コイルが発生する第1及び第2の正
の半サイクルの電圧により制御信号が与えられて導通す
る主電流制御用スイッチと、導通した際に主電流制御用
スイッチの制御信号を該主電流制御用スイッチから側路
するように設けられた遮断制御用スイッチと、主電流制
御用スイッチの両端の電圧を検出して検出した電圧が設
定値に達したときに前記遮断制御用スイッチをトリガす
る遮断制御用スイッチトリガ回路とを有して、主電流制
御用スイッチが遮断したときに前記点火電源コイルに誘
起する電圧を昇圧して点火用高電圧を得る点火回路を備
えた内燃機関用点火装置に係わるものである。
【0013】本発明においては、遮断制御用スイッチを
トリガする手段として、主電流制御用スイッチの両端の
電圧を検出して検出した電圧が設定値に達したときに遮
断制御用スイッチにトリガ信号を与える遮断制御用スイ
ッチトリガ回路を用い、点火電源コイルが第1の正の半
サイクルの電圧を発生しているときに得られる点火用高
電圧の発生時期が内燃機関の点火時期となるように設定
しておく。
トリガする手段として、主電流制御用スイッチの両端の
電圧を検出して検出した電圧が設定値に達したときに遮
断制御用スイッチにトリガ信号を与える遮断制御用スイ
ッチトリガ回路を用い、点火電源コイルが第1の正の半
サイクルの電圧を発生しているときに得られる点火用高
電圧の発生時期が内燃機関の点火時期となるように設定
しておく。
【0014】また磁石発電機の回転子の磁極から生じる
磁束が一方の極性にあることを検出したときに第1のレ
ベルの信号を出力し、該磁束が他方の極性にあることを
検出したときに第2のレベルの信号を出力する磁気検出
器を2個設けて、これら2個の磁気検出器を磁石発電機
の回転子の周方向に間隔をあけた状態で配置する。
磁束が一方の極性にあることを検出したときに第1のレ
ベルの信号を出力し、該磁束が他方の極性にあることを
検出したときに第2のレベルの信号を出力する磁気検出
器を2個設けて、これら2個の磁気検出器を磁石発電機
の回転子の周方向に間隔をあけた状態で配置する。
【0015】そして本発明では、2個の磁気検出器の出
力が同時に第1のレベルになったときに第1の検出パル
スを出力する第1の検出パルス発生回路と、2個の磁気
検出器の出力が同時に第2のレベルになったときに第2
の検出パルスを出力する第2の検出パルス発生回路と、
第1の検出パルスが発生したときに第1の状態の出力を
発生し、第2の検出パルスが発生したときに第2の状態
の出力を発生するフリップフロップ回路と、該フリップ
フロップ回路が第1の状態の出力を発生しいてる期間導
通するスイッチからなっていて導通した際に点火回路の
動作を阻止するように該点火回路に接続された点火阻止
用スイッチとを設け、点火電源コイルが第1の正の半サ
イクルの電圧を発生している期間はフリップフロップ回
路が第2の状態の出力を発生し、点火電源コイルが第2
の正の半サイクルの電圧を発生している期間はフリップ
フロップ回路が第1の状態の出力を発生しているよう
に、磁石発電機の回転子の磁極の極間隔と各磁極の極弧
角と2個の磁気検出器の取付け位置とを設定する。
力が同時に第1のレベルになったときに第1の検出パル
スを出力する第1の検出パルス発生回路と、2個の磁気
検出器の出力が同時に第2のレベルになったときに第2
の検出パルスを出力する第2の検出パルス発生回路と、
第1の検出パルスが発生したときに第1の状態の出力を
発生し、第2の検出パルスが発生したときに第2の状態
の出力を発生するフリップフロップ回路と、該フリップ
フロップ回路が第1の状態の出力を発生しいてる期間導
通するスイッチからなっていて導通した際に点火回路の
動作を阻止するように該点火回路に接続された点火阻止
用スイッチとを設け、点火電源コイルが第1の正の半サ
イクルの電圧を発生している期間はフリップフロップ回
路が第2の状態の出力を発生し、点火電源コイルが第2
の正の半サイクルの電圧を発生している期間はフリップ
フロップ回路が第1の状態の出力を発生しているよう
に、磁石発電機の回転子の磁極の極間隔と各磁極の極弧
角と2個の磁気検出器の取付け位置とを設定する。
【0016】本発明において、点火電源コイルから得ら
れる交流電圧の「正の半サイクル」は、点火用の高電圧
が得られる半サイクル(主電流制御用スイッチが導通す
る半サイクル)を意味し、電圧の絶対的な極性を意味す
るものではない。
れる交流電圧の「正の半サイクル」は、点火用の高電圧
が得られる半サイクル(主電流制御用スイッチが導通す
る半サイクル)を意味し、電圧の絶対的な極性を意味す
るものではない。
【0017】また機関が1回転する間に点火電源コイル
から得られる2サイクルの交流電圧の正の半サイクルの
電圧の内、いずれを第1の正の半サイクルとするかは任
意である。
から得られる2サイクルの交流電圧の正の半サイクルの
電圧の内、いずれを第1の正の半サイクルとするかは任
意である。
【0018】
【作用】上記のように構成すると、磁石発電機の回転子
の回転に伴って各磁気検出器に流れる磁束が交番するた
め、各磁気検出器からは第1のレベルの状態と第2のレ
ベルの状態とが交互に現われる信号が出力される。
の回転に伴って各磁気検出器に流れる磁束が交番するた
め、各磁気検出器からは第1のレベルの状態と第2のレ
ベルの状態とが交互に現われる信号が出力される。
【0019】本発明では、2個の磁気検出器の出力が同
時に第1のレベルになったときに第1の検出パルス発生
回路が第1の検出パルスを出力し、2個の磁気検出器の
出力が同時に第2のレベルになったときに第2の検出パ
ルス発生回路が第2の検出パルスを出力する。またフリ
ップフロップ回路は、第1の検出パルスが発生してから
第2の検出パルスが発生するまでの期間第1の状態の出
力を発生し、フリップフロップ回路が第1の状態の出力
を発生している期間点火阻止用スイッチが導通して点火
回路の動作を阻止する。
時に第1のレベルになったときに第1の検出パルス発生
回路が第1の検出パルスを出力し、2個の磁気検出器の
出力が同時に第2のレベルになったときに第2の検出パ
ルス発生回路が第2の検出パルスを出力する。またフリ
ップフロップ回路は、第1の検出パルスが発生してから
第2の検出パルスが発生するまでの期間第1の状態の出
力を発生し、フリップフロップ回路が第1の状態の出力
を発生している期間点火阻止用スイッチが導通して点火
回路の動作を阻止する。
【0020】本発明では、点火電源コイルが第1の正の
半サイクルの電圧を発生しているときにはフリップフロ
ップ回路が第2の状態の出力を発生し、第2の正の半サ
イクルの電圧(機関の点火には役立たない電圧)を発生
している期間はフリップフロップ回路が第1の状態の出
力を発生しているように、磁石発電機の回転子の磁極の
極間隔と各磁極の極弧角と2個の磁気検出器の取付け位
置とを設定するため、点火電源コイルが出力する第2の
正の半サイクルの電圧による点火動作を阻止することが
でき、1回転当たり1発火の点火動作を行わせることが
できる。
半サイクルの電圧を発生しているときにはフリップフロ
ップ回路が第2の状態の出力を発生し、第2の正の半サ
イクルの電圧(機関の点火には役立たない電圧)を発生
している期間はフリップフロップ回路が第1の状態の出
力を発生しているように、磁石発電機の回転子の磁極の
極間隔と各磁極の極弧角と2個の磁気検出器の取付け位
置とを設定するため、点火電源コイルが出力する第2の
正の半サイクルの電圧による点火動作を阻止することが
でき、1回転当たり1発火の点火動作を行わせることが
できる。
【0021】また磁石発電機内にはきわめて小さな磁気
検出器を2個配置するだけでよいため、磁石発電機内の
スペースが犠牲になることがなく、点火電源コイル以外
の発電コイルを支障なく設けることができる。更に磁石
発電機の回転子にリラクタを設ける必要が無いため、面
倒な加工を省略することができ、発電機のコストを安く
することができる。
検出器を2個配置するだけでよいため、磁石発電機内の
スペースが犠牲になることがなく、点火電源コイル以外
の発電コイルを支障なく設けることができる。更に磁石
発電機の回転子にリラクタを設ける必要が無いため、面
倒な加工を省略することができ、発電機のコストを安く
することができる。
【0022】
【実施例】図1ないし図4は本発明の実施例を示したも
ので、図1は本発明の全体的な構成を概略的に示し、図
2は図1の各部の具体的な構成例を示している。また図
3及び図4は本発明の実施例で用いる磁石式交流発電機
の構成を示している。
ので、図1は本発明の全体的な構成を概略的に示し、図
2は図1の各部の具体的な構成例を示している。また図
3及び図4は本発明の実施例で用いる磁石式交流発電機
の構成を示している。
【0023】図3及び図4において1は図示しない内燃
機関の回転軸に取付けられる磁石回転子で、この磁石回
転子は、磁性材料からなるほぼカップ状のフライホイー
ル2と、該フライホイールの周壁部2aの内周に取付け
られた永久磁石3a〜3dとからなる。永久磁石3a〜
3dはフライホイールの周方向に交互に異なる極性の磁
極が並ぶように、交互に着磁方向を異ならせて径方向着
磁されている。フライホイール2の底壁部2bの中央部
には機関の回転軸に嵌着されるテーパ孔2cを有するボ
ス部2dが形成されている。図3において符号N1 ,N
2 ,S1 及びS2 はそれぞれの磁石の内周側の磁極の極
性を示したもので、N1 及びN2 は内周側の磁極がN極
であることを示し、S1 及びS2 は内周側の磁極がS極
であることを示している。
機関の回転軸に取付けられる磁石回転子で、この磁石回
転子は、磁性材料からなるほぼカップ状のフライホイー
ル2と、該フライホイールの周壁部2aの内周に取付け
られた永久磁石3a〜3dとからなる。永久磁石3a〜
3dはフライホイールの周方向に交互に異なる極性の磁
極が並ぶように、交互に着磁方向を異ならせて径方向着
磁されている。フライホイール2の底壁部2bの中央部
には機関の回転軸に嵌着されるテーパ孔2cを有するボ
ス部2dが形成されている。図3において符号N1 ,N
2 ,S1 及びS2 はそれぞれの磁石の内周側の磁極の極
性を示したもので、N1 及びN2 は内周側の磁極がN極
であることを示し、S1 及びS2 は内周側の磁極がS極
であることを示している。
【0024】4は磁石回転子1の隣り合う磁極に対向す
る磁極部4a及び4bを両端に有するI字形の電機子鉄
心で、所定の形状に打ち抜いた鋼板を積層したものから
なっている。電機子鉄心4は磁極部4a及び4bにそれ
ぞれ設けられた貫通孔4c,4dにより図示しない機関
のクランクケース等に設けられた固定子取付け部にねじ
止めされる。5は電機子鉄心4に巻かれた点火コイル
で、この点火コイルは図1に示したように1次コイル5
a及び2次コイル5bを有し、1次コイル5aが点火電
源コイルを兼ねている。
る磁極部4a及び4bを両端に有するI字形の電機子鉄
心で、所定の形状に打ち抜いた鋼板を積層したものから
なっている。電機子鉄心4は磁極部4a及び4bにそれ
ぞれ設けられた貫通孔4c,4dにより図示しない機関
のクランクケース等に設けられた固定子取付け部にねじ
止めされる。5は電機子鉄心4に巻かれた点火コイル
で、この点火コイルは図1に示したように1次コイル5
a及び2次コイル5bを有し、1次コイル5aが点火電
源コイルを兼ねている。
【0025】1次コイル(点火電源コイル)5aは、図
5(H)に示したように、内燃機関が1回転する間に、
第1の正の半サイクルの電圧Vp1及び第1の負の半サイ
クルの電圧Vn1からなる第1のサイクルの交流電圧と、
第2の正の半サイクルの電圧Vp2及び第2の負の半サイ
クルの電圧Vn2からなる第2のサイクルの交流電圧と
の、2サイクルの交流電圧を出力する。本発明において
は、内燃機関の点火時期を含む期間に発生する正の半サ
イクルの電圧を第1の正の半サイクルの電圧とする。尚
図5の横軸のθは磁石発電機の回転角(機関の回転角)
を示している。
5(H)に示したように、内燃機関が1回転する間に、
第1の正の半サイクルの電圧Vp1及び第1の負の半サイ
クルの電圧Vn1からなる第1のサイクルの交流電圧と、
第2の正の半サイクルの電圧Vp2及び第2の負の半サイ
クルの電圧Vn2からなる第2のサイクルの交流電圧と
の、2サイクルの交流電圧を出力する。本発明において
は、内燃機関の点火時期を含む期間に発生する正の半サ
イクルの電圧を第1の正の半サイクルの電圧とする。尚
図5の横軸のθは磁石発電機の回転角(機関の回転角)
を示している。
【0026】図3及び図4において、6及び8は磁気感
応素子からなる第1及び第2の磁気検出器で、これらの
磁気検出器は、電機子鉄心4の一端及び他端の磁極部4
a及び4bにそれぞれ溶接等により取付けられた取付け
金具7及び9に固定されて、磁石回転子1の磁極に小間
隙を介して対向させられている。第1及び第2の磁気検
出器6及び8は、磁石回転子1の磁極から流れる磁束が
一方の極性(例えばN極性)から他方の極性(例えばS
極性)に交番した際に出力が高レベルになり、磁束が他
方の極性(例えばS極性)から一方の極性(例えばN極
性)に交番する際に出力が低レベルになる磁束交番形の
磁気感応素子からなっている。このような磁気感応素子
としてはホールICを用いることができる。
応素子からなる第1及び第2の磁気検出器で、これらの
磁気検出器は、電機子鉄心4の一端及び他端の磁極部4
a及び4bにそれぞれ溶接等により取付けられた取付け
金具7及び9に固定されて、磁石回転子1の磁極に小間
隙を介して対向させられている。第1及び第2の磁気検
出器6及び8は、磁石回転子1の磁極から流れる磁束が
一方の極性(例えばN極性)から他方の極性(例えばS
極性)に交番した際に出力が高レベルになり、磁束が他
方の極性(例えばS極性)から一方の極性(例えばN極
性)に交番する際に出力が低レベルになる磁束交番形の
磁気感応素子からなっている。このような磁気感応素子
としてはホールICを用いることができる。
【0027】本実施例では、磁石回転子1の永久磁石3
aの極弧角(磁石の円弧角)が永久磁石3cの極弧角よ
りも僅かに大きく設定され、永久磁石3b及び3dの極
弧角はそれぞれ永久磁石3a及び3cの極弧角に等しく
設定されている。また磁石3a,3b間の角度間隔は磁
石3b,3c間の角度間隔よりも僅かに大きく設定さ
れ、磁石3d,3a間の角度間隔及び磁石3b,3d間
の角度間隔はそれぞれ磁石3a,3b間の角度間隔及び
磁石3b,3c間の角度間隔に等しく設定されている。
このように磁石回転子の磁極配列を不均一にした上で、
更に磁気検出器6及び8の取付け位置を適当に設定する
ことにより、磁気検出器6及び8がそれぞれ検出する磁
束φ1 及びφ2 が図5(A)及び(B)に示す位相関係
を有するようにしている。
aの極弧角(磁石の円弧角)が永久磁石3cの極弧角よ
りも僅かに大きく設定され、永久磁石3b及び3dの極
弧角はそれぞれ永久磁石3a及び3cの極弧角に等しく
設定されている。また磁石3a,3b間の角度間隔は磁
石3b,3c間の角度間隔よりも僅かに大きく設定さ
れ、磁石3d,3a間の角度間隔及び磁石3b,3d間
の角度間隔はそれぞれ磁石3a,3b間の角度間隔及び
磁石3b,3c間の角度間隔に等しく設定されている。
このように磁石回転子の磁極配列を不均一にした上で、
更に磁気検出器6及び8の取付け位置を適当に設定する
ことにより、磁気検出器6及び8がそれぞれ検出する磁
束φ1 及びφ2 が図5(A)及び(B)に示す位相関係
を有するようにしている。
【0028】上記点火コイル5及び磁気検出器6,8
は、図1に示す点火装置を構成するために用いられる。
図1において、11は機関の点火プラグ12に点火用の
高電圧を供給する点火回路、13は無駄火が発生するの
を防止するために設けられた点火阻止回路である。
は、図1に示す点火装置を構成するために用いられる。
図1において、11は機関の点火プラグ12に点火用の
高電圧を供給する点火回路、13は無駄火が発生するの
を防止するために設けられた点火阻止回路である。
【0029】点火回路11は、上記磁石発電機内に設け
られた点火コイル5と、主電流制御用スイッチを構成す
るNPNトランジスタTr1と、遮断制御用スイッチを構
成するNPNトランジスタTr2と、主電流制御用スイッ
チの両端の電圧を検出して検出した電圧が設定値に達し
たときに遮断制御用スイッチをトリガする遮断制御用ス
イッチトリガ回路14とからなっている。トランジスタ
Tr1としては、多くの場合、ダーリントン接続された複
合トランジスタが用いられる。
られた点火コイル5と、主電流制御用スイッチを構成す
るNPNトランジスタTr1と、遮断制御用スイッチを構
成するNPNトランジスタTr2と、主電流制御用スイッ
チの両端の電圧を検出して検出した電圧が設定値に達し
たときに遮断制御用スイッチをトリガする遮断制御用ス
イッチトリガ回路14とからなっている。トランジスタ
Tr1としては、多くの場合、ダーリントン接続された複
合トランジスタが用いられる。
【0030】点火コイル5はその1次コイル5a及び2
次コイル5bの一端が接地され、2次コイル5bの両端
に点火プラグ12が接続されている。1次コイル5aの
非接地側の端子にトランジスタTr1のコレクタが接続さ
れ、該トランジスタのエミッタは接地されている。トラ
ンジスタTr1のベースは抵抗R1 及びR2 を通して1次
コイル5aの非接地側端子に接続され、1次コイル5a
が図示の矢印方向の正極性電圧を発生したときに抵抗R
1 及びR2 を通してトランジスタTr1にベース電流が与
えられて該トランジスタTr1が導通するようになってい
る。
次コイル5bの一端が接地され、2次コイル5bの両端
に点火プラグ12が接続されている。1次コイル5aの
非接地側の端子にトランジスタTr1のコレクタが接続さ
れ、該トランジスタのエミッタは接地されている。トラ
ンジスタTr1のベースは抵抗R1 及びR2 を通して1次
コイル5aの非接地側端子に接続され、1次コイル5a
が図示の矢印方向の正極性電圧を発生したときに抵抗R
1 及びR2 を通してトランジスタTr1にベース電流が与
えられて該トランジスタTr1が導通するようになってい
る。
【0031】トランジスタTr2はそのエミッタが接地さ
れ、コレクタが抵抗R1 とR2 との接続点に接続されて
いる。このトランジスタTr2は、導通したときに、トラ
ンジスタTr1のベース電流を該トランジスタTr1から側
路して、トランジスタTr1を遮断させる。
れ、コレクタが抵抗R1 とR2 との接続点に接続されて
いる。このトランジスタTr2は、導通したときに、トラ
ンジスタTr1のベース電流を該トランジスタTr1から側
路して、トランジスタTr1を遮断させる。
【0032】トリガ回路14は、トランジスタTr1のコ
レクタエミッタ間に接続された抵抗R3 〜R6 の直列回
路と、抵抗R6 の両端に並列接続された温度補償用の感
温抵抗素子Rthと、抵抗R4 とR5 との接続点にアノー
ドが接続されたダイオードD1 と、ダイオードD1 のカ
ソードと接地間に接続された平滑用のコンデンサC1
と、ダイオードD1 のカソードとトランジスタTr2のベ
ースとの間に接続された抵抗R7 とからなっている。
レクタエミッタ間に接続された抵抗R3 〜R6 の直列回
路と、抵抗R6 の両端に並列接続された温度補償用の感
温抵抗素子Rthと、抵抗R4 とR5 との接続点にアノー
ドが接続されたダイオードD1 と、ダイオードD1 のカ
ソードと接地間に接続された平滑用のコンデンサC1
と、ダイオードD1 のカソードとトランジスタTr2のベ
ースとの間に接続された抵抗R7 とからなっている。
【0033】このトリガ回路においては、抵抗R3 〜R
6 と感温抵抗素子Rthとにより、トランジスタTr1のコ
レクタエミッタ間(主電流制御用スイッチの両端間)の
電圧を検出する電圧検出回路が構成され、該電圧検出回
路の出力が所定のレベルに達したときにトランジスタT
r2に所定のベース電流を与えて該トランジスタTr2を導
通させるようになっている。
6 と感温抵抗素子Rthとにより、トランジスタTr1のコ
レクタエミッタ間(主電流制御用スイッチの両端間)の
電圧を検出する電圧検出回路が構成され、該電圧検出回
路の出力が所定のレベルに達したときにトランジスタT
r2に所定のベース電流を与えて該トランジスタTr2を導
通させるようになっている。
【0034】上記の点火回路11の動作は次の通りであ
る。機関が回転すると、図3及び図4に示した磁石式交
流発電機の回転子が回転するため、点火コイル5の1次
コイル5aに交流電圧が誘起する。1次コイルに図示の
矢印方向の正極性電圧が誘起する半サイクルが開始され
ると、1次コイル5aから抵抗R2 及びR1 を通してト
ランジスタTr1にベース電流が与えられるため、該トラ
ンジスタTr1が導通する。トランジスタTr1のコレクタ
電流(1次コイル5aの短絡電流)は、1次コイル5a
の誘起電圧の増大に伴って増加していき、該コレクタ電
流の増加に伴ってトランジスタTr1のコレクタエミッタ
間の電圧が上昇していく。トランジスタTr1のコレクタ
エミッタ間の電圧が設定値に達するとトランジスタTr2
が導通するため、トランジスタTr1が遮断状態になり、
1次コイル5aからトランジスタTr1を通して流れてい
た電流が遮断される。これにより1次コイル5aに高い
電圧が誘起し、この電圧が点火コイル5により更に昇圧
される。従って2次コイル5bに点火用の高電圧が誘起
し、点火プラグ12に火花が生じる。
る。機関が回転すると、図3及び図4に示した磁石式交
流発電機の回転子が回転するため、点火コイル5の1次
コイル5aに交流電圧が誘起する。1次コイルに図示の
矢印方向の正極性電圧が誘起する半サイクルが開始され
ると、1次コイル5aから抵抗R2 及びR1 を通してト
ランジスタTr1にベース電流が与えられるため、該トラ
ンジスタTr1が導通する。トランジスタTr1のコレクタ
電流(1次コイル5aの短絡電流)は、1次コイル5a
の誘起電圧の増大に伴って増加していき、該コレクタ電
流の増加に伴ってトランジスタTr1のコレクタエミッタ
間の電圧が上昇していく。トランジスタTr1のコレクタ
エミッタ間の電圧が設定値に達するとトランジスタTr2
が導通するため、トランジスタTr1が遮断状態になり、
1次コイル5aからトランジスタTr1を通して流れてい
た電流が遮断される。これにより1次コイル5aに高い
電圧が誘起し、この電圧が点火コイル5により更に昇圧
される。従って2次コイル5bに点火用の高電圧が誘起
し、点火プラグ12に火花が生じる。
【0035】本実施例の点火阻止回路13は、電源回路
15と、第1及び第2の磁気検出器6及び8と、反転増
幅器16及び17と、第1及び第2の検出パルス発生回
路18及び19と、フリップフロップ回路20と、点火
阻止用スイッチ21とにより構成されている。
15と、第1及び第2の磁気検出器6及び8と、反転増
幅器16及び17と、第1及び第2の検出パルス発生回
路18及び19と、フリップフロップ回路20と、点火
阻止用スイッチ21とにより構成されている。
【0036】電源回路15は、1次コイル(点火電源コ
イル)5aを電源として、直流低電圧を発生する回路
で、この電源回路から点火阻止回路13の各部に直流電
源電圧が与えられている。
イル)5aを電源として、直流低電圧を発生する回路
で、この電源回路から点火阻止回路13の各部に直流電
源電圧が与えられている。
【0037】第1及び第2の磁気検出器6及び8は、磁
石発電機の回転子の磁極から生じる磁束を検出して矩形
波状の信号を出力する。本実施例において、第1の磁気
検出器6及び第2の磁気検出器8が検出する磁束φ1 及
びφ2 の波形は、それぞれ図5(A)及び(B)に示す
通りである。図5(A)及び(B)において、符号N1
,N2 及びS1 ,S2 は、それぞれの符号が付された
磁束が、図3に符号N1,N2 及びS1 ,S2 を付して
示した各磁極から得られる磁束であることを示してい
る。
石発電機の回転子の磁極から生じる磁束を検出して矩形
波状の信号を出力する。本実施例において、第1の磁気
検出器6及び第2の磁気検出器8が検出する磁束φ1 及
びφ2 の波形は、それぞれ図5(A)及び(B)に示す
通りである。図5(A)及び(B)において、符号N1
,N2 及びS1 ,S2 は、それぞれの符号が付された
磁束が、図3に符号N1,N2 及びS1 ,S2 を付して
示した各磁極から得られる磁束であることを示してい
る。
【0038】第1の磁気検出器6は、図5(C)に示し
たように、磁束φ1 がレベル−φtに達したときに第1
のレベル(この例では低レベルまたは零レベル)にな
り、磁束φ1 がレベルφt に達したときに第2のレベル
(この例では高レベル)になる矩形波状の信号Va を出
力する。また第2の磁気検出器8は、図5(D)に示し
たように、磁束φ2 がレベル−φt に達したときに第1
のレベル(この例では低レベルまたは零レベル)にな
り、磁束φ2 がレベルφt に達したときに第2のレベル
(この例では高レベル)になる矩形波状の信号Vb を出
力する。図5(C),(D)に見られるように、信号V
a ,Vb は、それぞれの立上り位置及び立ち下がり位置
が僅かずつ異なっている。即ち、このように信号Va ,
Vb の立上り位置及び立ち下がり位置の間に差が生じる
ように、磁気検出器6及び8相互間の角度間隔と磁石回
転子の磁極配列(極弧角及び極間隔)とが設定されてい
る。
たように、磁束φ1 がレベル−φtに達したときに第1
のレベル(この例では低レベルまたは零レベル)にな
り、磁束φ1 がレベルφt に達したときに第2のレベル
(この例では高レベル)になる矩形波状の信号Va を出
力する。また第2の磁気検出器8は、図5(D)に示し
たように、磁束φ2 がレベル−φt に達したときに第1
のレベル(この例では低レベルまたは零レベル)にな
り、磁束φ2 がレベルφt に達したときに第2のレベル
(この例では高レベル)になる矩形波状の信号Vb を出
力する。図5(C),(D)に見られるように、信号V
a ,Vb は、それぞれの立上り位置及び立ち下がり位置
が僅かずつ異なっている。即ち、このように信号Va ,
Vb の立上り位置及び立ち下がり位置の間に差が生じる
ように、磁気検出器6及び8相互間の角度間隔と磁石回
転子の磁極配列(極弧角及び極間隔)とが設定されてい
る。
【0039】第1及び第2の磁気検出器6及び8の出力
はそれぞれ増幅器16及び17を通して第1及び第2の
検出パルス発生回路18及び19に入力されている。第
1の検出パルス発生回路18は、図5(E)に示したよ
うに、2個の磁気検出器6,8の出力が同時に第1のレ
ベル(零レベル)になったときに第1の検出パルスP1
を出力する。また第2の検出パルス発生回路19は、図
5(F)に示したように、2個の磁気検出器6,8の出
力が同時に第2のレベル(高レベル)になったときに第
2の検出パルスP2 を出力する。この実施例では、第1
の検出パルスP1 及び第2の検出パルスP2 が、高レベ
ルから零レベルに立ち下がる負パルスからなっている。
はそれぞれ増幅器16及び17を通して第1及び第2の
検出パルス発生回路18及び19に入力されている。第
1の検出パルス発生回路18は、図5(E)に示したよ
うに、2個の磁気検出器6,8の出力が同時に第1のレ
ベル(零レベル)になったときに第1の検出パルスP1
を出力する。また第2の検出パルス発生回路19は、図
5(F)に示したように、2個の磁気検出器6,8の出
力が同時に第2のレベル(高レベル)になったときに第
2の検出パルスP2 を出力する。この実施例では、第1
の検出パルスP1 及び第2の検出パルスP2 が、高レベ
ルから零レベルに立ち下がる負パルスからなっている。
【0040】フリップフロップ回路20は、図5(G)
に示したように、第1の検出パルスVp1が発生したとき
に第1の状態の出力(この例では高レベルの出力)Vq1
を発生し、第2の検出パルスVp2が発生したときに第2
の状態の出力(この例では低レベルまたは零レベルの出
力)Vq2を発生する。
に示したように、第1の検出パルスVp1が発生したとき
に第1の状態の出力(この例では高レベルの出力)Vq1
を発生し、第2の検出パルスVp2が発生したときに第2
の状態の出力(この例では低レベルまたは零レベルの出
力)Vq2を発生する。
【0041】点火阻止用スイッチ21は、フリップフロ
ップ回路20が第1の状態の出力Vq1を発生していると
きに導通して、点火回路11の動作を阻止する。本実施
例では、点火阻止用スイッチ21が、トランジスタTr2
のベースエミッタ間に並列に接続されていて、導通した
際にトランジスタTr2のベース電流(遮断制御用スイッ
チのトリガ信号)を該トランジスタTr2から側路するよ
うになっている。点火阻止用スイッチ21が導通してい
るときには、トランジスタTr2の導通が阻止されるた
め、トランジスタTr1は遮断することができず、点火動
作は行われない。本実施例では、点火電源コイルが第1
の正の半サイクルの電圧Vp1を発生している期間はフリ
ップフロップ回路20が第2の状態の出力Vq2を発生
し、点火電源コイルが第2の正の半サイクルの電圧Vp2
を発生している期間はフリップフロップ回路が第1の状
態の出力Vq1を発生しているように、磁石式交流発電機
の回転子の磁極の極間隔と各磁極の極弧角と2個の磁気
検出器の取付け位置とが設定されている。
ップ回路20が第1の状態の出力Vq1を発生していると
きに導通して、点火回路11の動作を阻止する。本実施
例では、点火阻止用スイッチ21が、トランジスタTr2
のベースエミッタ間に並列に接続されていて、導通した
際にトランジスタTr2のベース電流(遮断制御用スイッ
チのトリガ信号)を該トランジスタTr2から側路するよ
うになっている。点火阻止用スイッチ21が導通してい
るときには、トランジスタTr2の導通が阻止されるた
め、トランジスタTr1は遮断することができず、点火動
作は行われない。本実施例では、点火電源コイルが第1
の正の半サイクルの電圧Vp1を発生している期間はフリ
ップフロップ回路20が第2の状態の出力Vq2を発生
し、点火電源コイルが第2の正の半サイクルの電圧Vp2
を発生している期間はフリップフロップ回路が第1の状
態の出力Vq1を発生しているように、磁石式交流発電機
の回転子の磁極の極間隔と各磁極の極弧角と2個の磁気
検出器の取付け位置とが設定されている。
【0042】上記のように構成すると、点火電源コイル
が第2の正の半サイクルの電圧Vp2を発生したときに
は、フリップフロップ回路20が第1の状態の出力Vq1
を発生していて、該正の半サイクルの電圧Vp2が立ち上
がるとほぼ同時に点火阻止用スイッチ21が導通してト
ランジスタTr2( 遮断制御用スイッチ)の導通を阻止す
るため、トランジスタTr1( 主電流制御用スイッチ)は
導通したままとなり、点火動作は行われない。従って1
回転当り1発火の点火動作を行わせることができ、機関
に無駄火が飛ぶのを防止することができる。
が第2の正の半サイクルの電圧Vp2を発生したときに
は、フリップフロップ回路20が第1の状態の出力Vq1
を発生していて、該正の半サイクルの電圧Vp2が立ち上
がるとほぼ同時に点火阻止用スイッチ21が導通してト
ランジスタTr2( 遮断制御用スイッチ)の導通を阻止す
るため、トランジスタTr1( 主電流制御用スイッチ)は
導通したままとなり、点火動作は行われない。従って1
回転当り1発火の点火動作を行わせることができ、機関
に無駄火が飛ぶのを防止することができる。
【0043】点火阻止用の信号を得るための磁気検出器
は、ホールICやホール素子等を用いた非常に小形のも
のであるので、上記実施例のように、磁石発電機の固定
の鉄心上等に簡単に取り付けることができ、該磁気検出
器が磁石発電機内で大きなスペースを占有することはな
い。従って図3に示したように、磁石発電機内には、点
火コイル5が設けられた固定子と反対側にスペースを確
保することができ、このスペースに、点火装置以外の他
の負荷を駆動するための発電コイルを備えた固定子を配
置することができる。またリラクタを必要としないた
め、フライホイール2にリラクタを設けるための面倒な
加工を施す必要がない。
は、ホールICやホール素子等を用いた非常に小形のも
のであるので、上記実施例のように、磁石発電機の固定
の鉄心上等に簡単に取り付けることができ、該磁気検出
器が磁石発電機内で大きなスペースを占有することはな
い。従って図3に示したように、磁石発電機内には、点
火コイル5が設けられた固定子と反対側にスペースを確
保することができ、このスペースに、点火装置以外の他
の負荷を駆動するための発電コイルを備えた固定子を配
置することができる。またリラクタを必要としないた
め、フライホイール2にリラクタを設けるための面倒な
加工を施す必要がない。
【0044】図2は、図1の点火阻止回路13の具体的
な構成例を示したもので、この例では、電源回路15
が、抵抗R8 と、コンデンサC2 及びC3 と、ダイオー
ドD2及びD3 とからなっており、図示の端子a及びb
がそれぞれ点火コイル5の1次コイル5aの非接地側端
子及び接地端子に接続されている。この電源回路におい
ては、1次コイル5aが図示の矢印方向の極性の電圧を
誘起したときにコンデンサC2 及びC3 が充電され、コ
ンデンサC3 の両端に、1次コイル5aの両端の電圧を
抵抗R8 とコンデンサC2 ,C3 とで分圧したものに相
当する低電圧が得られる。コンデンサC2 は、1次コイ
ル5aが負の半サイクルの電圧Vn1,Vn2を発生したと
きにダイオードD3 と抵抗R8 とを通して放電する。
な構成例を示したもので、この例では、電源回路15
が、抵抗R8 と、コンデンサC2 及びC3 と、ダイオー
ドD2及びD3 とからなっており、図示の端子a及びb
がそれぞれ点火コイル5の1次コイル5aの非接地側端
子及び接地端子に接続されている。この電源回路におい
ては、1次コイル5aが図示の矢印方向の極性の電圧を
誘起したときにコンデンサC2 及びC3 が充電され、コ
ンデンサC3 の両端に、1次コイル5aの両端の電圧を
抵抗R8 とコンデンサC2 ,C3 とで分圧したものに相
当する低電圧が得られる。コンデンサC2 は、1次コイ
ル5aが負の半サイクルの電圧Vn1,Vn2を発生したと
きにダイオードD3 と抵抗R8 とを通して放電する。
【0045】本実施例の点火装置では、1次コイル5a
の正の半サイクルの電圧Vp1及びVp2が立ち上がると同
時にトランジスタTr1が導通して1次コイル5aを短絡
するため、各正の半サイクルの電圧が立上ってから点火
用の高電圧が誘起するまでの期間は電源回路の端子a,
b間に低い電圧しか印加されないが、トランジスタTr1
が遮断して1次コイル5aに高い電圧が誘起すると、電
源回路15の端子a,b間に高い電圧が印加される。コ
ンデンサC2 及びC3 は主として点火動作時に1次コイ
ルに誘起する高い電圧により充電される。
の正の半サイクルの電圧Vp1及びVp2が立ち上がると同
時にトランジスタTr1が導通して1次コイル5aを短絡
するため、各正の半サイクルの電圧が立上ってから点火
用の高電圧が誘起するまでの期間は電源回路の端子a,
b間に低い電圧しか印加されないが、トランジスタTr1
が遮断して1次コイル5aに高い電圧が誘起すると、電
源回路15の端子a,b間に高い電圧が印加される。コ
ンデンサC2 及びC3 は主として点火動作時に1次コイ
ルに誘起する高い電圧により充電される。
【0046】このような電源回路15により点火阻止回
路13を駆動するようにした場合、機関の始動時には、
最初電源回路15が出力を発生しないため、点火阻止回
路13は動作せず、1回転当り2回点火動作が行われ
る。そのため電源回路15のコンデンサC2 及びC3 は
1回転当り2回高い電圧で充電されることになり、電源
回路15の出力は急速に確立する。電源回路15の出力
が確立した後は、点火阻止回路13が動作するため、1
回転当り1発火の点火動作を行わせることができる。
路13を駆動するようにした場合、機関の始動時には、
最初電源回路15が出力を発生しないため、点火阻止回
路13は動作せず、1回転当り2回点火動作が行われ
る。そのため電源回路15のコンデンサC2 及びC3 は
1回転当り2回高い電圧で充電されることになり、電源
回路15の出力は急速に確立する。電源回路15の出力
が確立した後は、点火阻止回路13が動作するため、1
回転当り1発火の点火動作を行わせることができる。
【0047】図2の点火阻止回路において、第1及び第
2の磁気検出器6及び8の出力はそれぞれ抵抗R9 及び
R10を通して増幅器16及び17に入力されている。増
幅器16はトランジスタTr3,Tr4と抵抗R11,R12と
からなる2段増幅器で、磁気検出器6の出力Va を増幅
して該出力と同位相の出力Va ´を発生する。また増幅
器17はトランジスタTr5,Tr6と、抵抗R13,R14と
からなる2段増幅器で、磁気検出器8の出力Vb と同位
相の出力Vb ´を発生する。
2の磁気検出器6及び8の出力はそれぞれ抵抗R9 及び
R10を通して増幅器16及び17に入力されている。増
幅器16はトランジスタTr3,Tr4と抵抗R11,R12と
からなる2段増幅器で、磁気検出器6の出力Va を増幅
して該出力と同位相の出力Va ´を発生する。また増幅
器17はトランジスタTr5,Tr6と、抵抗R13,R14と
からなる2段増幅器で、磁気検出器8の出力Vb と同位
相の出力Vb ´を発生する。
【0048】増幅器16及び17の出力はそれぞれ抵抗
R15及びR16を通してオア回路OR1 に入力されるとと
もにナンド回路ND1 に入力されている。この例ではオ
ア回路OR1 により第1の検出パルス発生回路18が構
成され、ナンド回路ND1 により第2の検出パルス発生
回路19が構成されている。第1の検出パルス発生回路
18は、磁気検出器6及び8の出力がともに零になった
ときに、高レベルから零レベルに立ち下がる第1の検出
パルスP1 を出力する。また第2の検出パルス発生回路
19は、磁気検出器6及び8の出力がともに高レベルに
なったときに高レベルから零レベルに立ち下がる第2の
検出パルスP2 を出力する。
R15及びR16を通してオア回路OR1 に入力されるとと
もにナンド回路ND1 に入力されている。この例ではオ
ア回路OR1 により第1の検出パルス発生回路18が構
成され、ナンド回路ND1 により第2の検出パルス発生
回路19が構成されている。第1の検出パルス発生回路
18は、磁気検出器6及び8の出力がともに零になった
ときに、高レベルから零レベルに立ち下がる第1の検出
パルスP1 を出力する。また第2の検出パルス発生回路
19は、磁気検出器6及び8の出力がともに高レベルに
なったときに高レベルから零レベルに立ち下がる第2の
検出パルスP2 を出力する。
【0049】第1の検出パルスP1 及び第2の検出パル
スP2 はそれぞれ、2つのナンド回路ND2 ,ND3 か
らなるRSフリップフロップ回路20のセット端子S及
びリセット端子Rに入力されている。フリップフロップ
回路20は、第1の検出パルスP1 の立ち下がりのエッ
ジでセットされて第1の状態の出力(高レベルの出力)
Vq1を発生し、第2の検出パルスP2 の立ち下がりのエ
ッジでリセットされて第2の状態の出力(低レベルの出
力)Vq2を発生する。
スP2 はそれぞれ、2つのナンド回路ND2 ,ND3 か
らなるRSフリップフロップ回路20のセット端子S及
びリセット端子Rに入力されている。フリップフロップ
回路20は、第1の検出パルスP1 の立ち下がりのエッ
ジでセットされて第1の状態の出力(高レベルの出力)
Vq1を発生し、第2の検出パルスP2 の立ち下がりのエ
ッジでリセットされて第2の状態の出力(低レベルの出
力)Vq2を発生する。
【0050】点火阻止用スイッチ21はエミッタを接地
したNPNトランジスタTr7からなっていて、該トラン
ジスタTr7のコレクタが点火回路のトランジスタTr2の
ベースに接続されている。トランジスタTr7のベースに
は、フリップフロップ回路20の出力がダイオードD4
と抵抗R17とを通して入力され、フリップフロップ回路
20が第1の状態の出力を発生したときにトランジスタ
21にベース電流が与えられて該トランジスタが導通す
るようになっている。
したNPNトランジスタTr7からなっていて、該トラン
ジスタTr7のコレクタが点火回路のトランジスタTr2の
ベースに接続されている。トランジスタTr7のベースに
は、フリップフロップ回路20の出力がダイオードD4
と抵抗R17とを通して入力され、フリップフロップ回路
20が第1の状態の出力を発生したときにトランジスタ
21にベース電流が与えられて該トランジスタが導通す
るようになっている。
【0051】本発明においては、点火電源コイルが第1
の正の半サイクルの電圧Vp1を発生しているときにフリ
ップフロップ回路が第2の状態の出力を発生し、第2の
正の半サイクルの電圧Vp2が発生しているときにフリッ
プフロップ回路が第1の状態の出力を発生するように、
第1の磁気検出器の出力Va の立上り位置及び立ち下が
り位置と第2の磁気検出器の出力Vb の立上り位置及び
立ち下がり位置との間に差が生じるようにしておけばよ
く、信号Va とVb との間の関係は上記の例に限定され
ない。
の正の半サイクルの電圧Vp1を発生しているときにフリ
ップフロップ回路が第2の状態の出力を発生し、第2の
正の半サイクルの電圧Vp2が発生しているときにフリッ
プフロップ回路が第1の状態の出力を発生するように、
第1の磁気検出器の出力Va の立上り位置及び立ち下が
り位置と第2の磁気検出器の出力Vb の立上り位置及び
立ち下がり位置との間に差が生じるようにしておけばよ
く、信号Va とVb との間の関係は上記の例に限定され
ない。
【0052】上記の実施例においては、第1及び第2の
磁気検出器6及び8を点火電源コイルが設けられた固定
子の電機子鉄心の一端付近及び他端付近に取付けたが、
他の箇所、例えば点灯用やバッテリ充電用の発電コイル
を巻いた他の固定子(図示せず)の電機子鉄心の一端付
近及び他端付近に磁気検出器6,8を取付けるようにし
てもよい。
磁気検出器6及び8を点火電源コイルが設けられた固定
子の電機子鉄心の一端付近及び他端付近に取付けたが、
他の箇所、例えば点灯用やバッテリ充電用の発電コイル
を巻いた他の固定子(図示せず)の電機子鉄心の一端付
近及び他端付近に磁気検出器6,8を取付けるようにし
てもよい。
【0053】上記の実施例においては、増幅器16及び
17を設けているが、磁気検出器6,8が十分に大きな
出力を発生する場合には、これらの増幅器を省略でき
る。
17を設けているが、磁気検出器6,8が十分に大きな
出力を発生する場合には、これらの増幅器を省略でき
る。
【0054】上記の実施例では、フリップフロップ回路
が出力する高レベルの出力を第1の状態の出力とし、低
レベルの出力を第2の状態の出力としているが、点火阻
止用スイッチ21の構成によっては、低レベルの出力を
第1の状態の出力とし、高レベルの出力を第2の状態の
出力としてもよい。
が出力する高レベルの出力を第1の状態の出力とし、低
レベルの出力を第2の状態の出力としているが、点火阻
止用スイッチ21の構成によっては、低レベルの出力を
第1の状態の出力とし、高レベルの出力を第2の状態の
出力としてもよい。
【0055】上記の実施例では、磁気検出信号6,8が
とる高低2つのレベルの内、低い方のレベルを第1のレ
ベルとし、高い方のレベルを第2のレベルとしている
が、逆に高い方のレベルを第1のレベルとして、検出パ
ルス発生回路の論理構成を変更するようにしてもよい。
とる高低2つのレベルの内、低い方のレベルを第1のレ
ベルとし、高い方のレベルを第2のレベルとしている
が、逆に高い方のレベルを第1のレベルとして、検出パ
ルス発生回路の論理構成を変更するようにしてもよい。
【0056】またフリップフロップ回路の構成によって
は、検出パルスとして正パルスを用いる場合もある。
は、検出パルスとして正パルスを用いる場合もある。
【0057】上記の実施例においては、遮断制御用スイ
ッチとしてトランジスタTr2を用いているが、このスイ
ッチは、トリガ信号が与えられたときに導通するスイッ
チであればよく、該遮断制御用スイッチとして例えばサ
イリスタを用いることもできる。
ッチとしてトランジスタTr2を用いているが、このスイ
ッチは、トリガ信号が与えられたときに導通するスイッ
チであればよく、該遮断制御用スイッチとして例えばサ
イリスタを用いることもできる。
【0058】上記の実施例では、点火阻止用スイッチ2
1を遮断制御用スイッチの制御端子間に並列に接続し、
該点火阻止用スイッチの導通により遮断制御用スイッチ
の導通を阻止することにより点火動作を阻止するように
したが、点火阻止用スイッチにより点火電源コイル(上
記の例では点火コイルの1次コイル5a)を短絡するこ
とによって点火動作を阻止するようにしてもよい。
1を遮断制御用スイッチの制御端子間に並列に接続し、
該点火阻止用スイッチの導通により遮断制御用スイッチ
の導通を阻止することにより点火動作を阻止するように
したが、点火阻止用スイッチにより点火電源コイル(上
記の例では点火コイルの1次コイル5a)を短絡するこ
とによって点火動作を阻止するようにしてもよい。
【0059】また上記の実施例において、フリップフロ
ップ回路20または20´の出力を遮断制御用スイッチ
を構成するトランジスタTr2のベースに与えることによ
り、フリップフロップ回路が第1の状態の出力Vq1を発
生している間トランジスタTr2を導通状態に保って、ト
ランジスタTr1の導通を阻止することにより点火動作を
阻止するようにしてもよい。この場合には、トランジス
タTr2が点火阻止用スイッチを兼ねることになる。
ップ回路20または20´の出力を遮断制御用スイッチ
を構成するトランジスタTr2のベースに与えることによ
り、フリップフロップ回路が第1の状態の出力Vq1を発
生している間トランジスタTr2を導通状態に保って、ト
ランジスタTr1の導通を阻止することにより点火動作を
阻止するようにしてもよい。この場合には、トランジス
タTr2が点火阻止用スイッチを兼ねることになる。
【0060】上記の実施例では、点火阻止回路13の電
源として、点火電源コイルの誘起電圧によりコンデンサ
を充電することにより直流電圧を得る電源回路15を用
いたが、バッテリを電源として点火阻止回路13を駆動
するように構成してもよい。
源として、点火電源コイルの誘起電圧によりコンデンサ
を充電することにより直流電圧を得る電源回路15を用
いたが、バッテリを電源として点火阻止回路13を駆動
するように構成してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、点火電
源コイルが第1の正の半サイクルの電圧を発生している
ときにはフリップフロップ回路から第2の状態の出力を
発生させて点火阻止用スイッチが導通するのを阻止し、
点火電源コイルが第2の正の半サイクルの電圧を発生し
ているときにはフリップフロップ回路から第1の状態の
出力を発生させて、第1の状態の出力により点火阻止用
スイッチを導通させることにより、第2の正の半サイク
ルの電圧によって点火動作が行われるのを阻止したの
で、4極の磁石発電機を用いて、1回転当たり1発火の
点火動作を行わせることができる。
源コイルが第1の正の半サイクルの電圧を発生している
ときにはフリップフロップ回路から第2の状態の出力を
発生させて点火阻止用スイッチが導通するのを阻止し、
点火電源コイルが第2の正の半サイクルの電圧を発生し
ているときにはフリップフロップ回路から第1の状態の
出力を発生させて、第1の状態の出力により点火阻止用
スイッチを導通させることにより、第2の正の半サイク
ルの電圧によって点火動作が行われるのを阻止したの
で、4極の磁石発電機を用いて、1回転当たり1発火の
点火動作を行わせることができる。
【0062】また本発明によれば、磁石発電機内にはき
わめて小さな磁気検出器を2個配置するだけでよいた
め、磁石発電機内のスペースが犠牲になることがなく、
点火電源コイル以外の発電コイルを支障なく設けること
ができる利点がある。
わめて小さな磁気検出器を2個配置するだけでよいた
め、磁石発電機内のスペースが犠牲になることがなく、
点火電源コイル以外の発電コイルを支障なく設けること
ができる利点がある。
【0063】更に磁石発電機の回転子にリラクタを設け
る必要が無いため、面倒な加工を省略することができ、
発電機のコストを安くすることができる。
る必要が無いため、面倒な加工を省略することができ、
発電機のコストを安くすることができる。
【図1】本発明の実施例の全体的な構成を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1の実施例で用いる点火阻止回路の具体的な
構成例を示した回路図である。
構成例を示した回路図である。
【図3】本発明の実施例で用いる磁石発電機の構成を示
した構成図である。
した構成図である。
【図4】図3の要部の断面図である。
【図5】(A)ないし(H)は図1の実施例において磁
気検出器が検知する磁束の波形と点火阻止回路の各部の
信号波形と点火電源コイルの出力電圧波形とを示した波
形図である。
気検出器が検知する磁束の波形と点火阻止回路の各部の
信号波形と点火電源コイルの出力電圧波形とを示した波
形図である。
【図6】従来の点火装置で用いていた磁石発電機の構成
を示した構成図である。
を示した構成図である。
5 点火コイル 5a 1次コイル(点火電源コイル) 6 磁気検出器 8 磁気検出器 11 点火回路 Tr1 トランジスタ(主電流制御用スイッチ) Tr2 トランジスタ(遮断制御用スイッチ) 13 点火阻止回路 14 遮断制御用スイッチトリガ回路 15 電源回路 18 第1の検出パルス発生回路 19 第2の検出パルス発生回路 20 フリップフロップ回路 21 点火阻止用スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関に取付けられた4極の磁石発電
機内に設けられて機関が1回転する間に第1の正の半サ
イクルの電圧と第2の正の半サイクルの電圧とを含む2
サイクルの交流電圧を出力する点火電源コイルと、点火
電源コイルに対して並列に設けられて該点火電源コイル
が発生する第1及び第2の正の半サイクルの電圧により
制御信号が与えられて導通する主電流制御用スイッチ
と、導通した際に前記主電流制御用スイッチの制御信号
を該主電流制御用スイッチから側路するように設けられ
た遮断制御用スイッチと、前記主電流制御用スイッチの
両端の電圧を検出して検出した電圧が設定値に達したと
きに前記遮断制御用スイッチをトリガする遮断制御用ス
イッチトリガ回路とを有して、前記主電流制御用スイッ
チが遮断したときに前記点火電源コイルに誘起する電圧
を昇圧して点火用高電圧を得る点火回路を備え、 前記点火電源コイルが第1の正の半サイクルの電圧を発
生しているときに得られる点火用高電圧の発生時期が内
燃機関の点火時期となるように設定される内燃機関用点
火装置において、 前記磁石発電機の回転子の周方向に間隔をあけた状態で
配置されて、該回転子の磁極から生じる磁束が一方の極
性にあることを検出したときに第1のレベルの信号を出
力し、該磁束が他方の極性にあることを検出したときに
第2のレベルの信号を検出する2個の磁気検出器と、 前記2個の磁気検出器の出力が同時に第1のレベルにな
ったときに第1の検出パルスを出力する第1の検出パル
ス発生回路と、 前記2個の磁気検出器の出力が同時に第2のレベルにな
ったときに第2の検出パルスを出力する第2の検出パル
ス発生回路と、 前記第1の検出パルスが発生したときに第1の状態の出
力を発生し、前記第2の検出パルスが発生したときに第
2の状態の出力を発生するフリップフロップ回路と、 前記フリップフロップ回路が第1の状態の出力を発生し
ている期間導通する半導体スイッチから成っていて、導
通した際に前記点火回路の動作を阻止するように前記点
火回路に接続された点火阻止用スイッチとを具備し、 前記点火電源コイルが第1の正の半サイクルの電圧を発
生している期間は前記フリップフロップ回路が第2の状
態の出力を発生し、第2の正の半サイクルの電圧を発生
している期間は前記フリップフロップ回路が第1の状態
の出力を発生しているように、前記磁石発電機の回転子
の磁極の極間隔と各磁極の極弧角と2個の磁気検出器の
取付け位置とが設定されていることを特徴とする内燃機
関用点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19500292A JP2850654B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19500292A JP2850654B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642438A true JPH0642438A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2850654B2 JP2850654B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16333904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19500292A Expired - Fee Related JP2850654B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850654B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596862B2 (en) | 2002-09-23 | 2009-10-06 | International Business Machines Corporation | Method of making a circuitized substrate |
| WO2014097914A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | 新電元工業株式会社 | 点火制御装置および点火制御方法 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19500292A patent/JP2850654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596862B2 (en) | 2002-09-23 | 2009-10-06 | International Business Machines Corporation | Method of making a circuitized substrate |
| WO2014097914A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | 新電元工業株式会社 | 点火制御装置および点火制御方法 |
| JP5866023B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-02-17 | 新電元工業株式会社 | 点火制御装置および点火制御方法 |
| US9677532B2 (en) | 2012-12-19 | 2017-06-13 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Ignition control device and ignition control method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2850654B2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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