JPH064247Y2 - 移動台の移動距離測定装置 - Google Patents
移動台の移動距離測定装置Info
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- JPH064247Y2 JPH064247Y2 JP6106487U JP6106487U JPH064247Y2 JP H064247 Y2 JPH064247 Y2 JP H064247Y2 JP 6106487 U JP6106487 U JP 6106487U JP 6106487 U JP6106487 U JP 6106487U JP H064247 Y2 JPH064247 Y2 JP H064247Y2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光干渉計をセンサとして備えた移動台の移
動距離を精密に計測する測定装置に係わり、特に、移動
台の回動を検出することにより移動距離測定に誤差を生
じないようにした移動台の移動距離測定装置に関する。
動距離を精密に計測する測定装置に係わり、特に、移動
台の回動を検出することにより移動距離測定に誤差を生
じないようにした移動台の移動距離測定装置に関する。
従来の光干渉計を用いて、X−Y2軸移動台の移動量を
測定する移動距離測定装置においては、光干渉計を構成
する移動鏡として、入射ビームと出射ビームの方向とが
一致するコーナキューブが利用できないので、平面鏡が
用いられていた。このような装置にあっては、移動台が
ヨーイングまたはピッチングなどで回動することに起因
して、移動鏡に傾き変動を生じたり、移動台上の測定点
位置の選定によっては、移動台の移動距離測定に誤差を
生じるので、このような測定誤差を生じないようにする
ため、これまでは高性能の光干渉計を2台用いて、移動
台の回動を補償する精密な移動距離測定装置があった。
測定する移動距離測定装置においては、光干渉計を構成
する移動鏡として、入射ビームと出射ビームの方向とが
一致するコーナキューブが利用できないので、平面鏡が
用いられていた。このような装置にあっては、移動台が
ヨーイングまたはピッチングなどで回動することに起因
して、移動鏡に傾き変動を生じたり、移動台上の測定点
位置の選定によっては、移動台の移動距離測定に誤差を
生じるので、このような測定誤差を生じないようにする
ため、これまでは高性能の光干渉計を2台用いて、移動
台の回動を補償する精密な移動距離測定装置があった。
しかしながら、このように構成された移動台の移動距離
測定装置には次のような問題があった。前述したよう
に、移動鏡として平面鏡を用いた移動台の移動距離測定
装置において、移動台が回動すると、移動台に傾き変動
が生じ、その結果、不要なフリンジの生成と受光量の低
下が原因して干渉信号のS/Nが低下する。
測定装置には次のような問題があった。前述したよう
に、移動鏡として平面鏡を用いた移動台の移動距離測定
装置において、移動台が回動すると、移動台に傾き変動
が生じ、その結果、不要なフリンジの生成と受光量の低
下が原因して干渉信号のS/Nが低下する。
また、上記のような回動があると、移動台上で選定した
測定点の位置によっては、移動台の移動距離測定に誤差
を生ずる原因になっていた。
測定点の位置によっては、移動台の移動距離測定に誤差
を生ずる原因になっていた。
これを詳述すれば、移動台のヨーイング等により移動鏡
にθの傾きが生ずると、第2図に示すように、移動鏡か
らの反射光Mは固定鏡の反射光Fに対して2θの交差角
をもって干渉する。この場合、光電変換器又は受光器D
の受光面のy方向の位置で異なる光路差d=y・sin2
θが生じ、干渉光Iは、一般に I=Ia・cos(4πx/λ+2πd/λ+φO)+Ib と表わされる。ここに、λは波長、Iaは振幅成分、Ib
及びφOは一定な光量及び移送差を表わす。
にθの傾きが生ずると、第2図に示すように、移動鏡か
らの反射光Mは固定鏡の反射光Fに対して2θの交差角
をもって干渉する。この場合、光電変換器又は受光器D
の受光面のy方向の位置で異なる光路差d=y・sin2
θが生じ、干渉光Iは、一般に I=Ia・cos(4πx/λ+2πd/λ+φO)+Ib と表わされる。ここに、λは波長、Iaは振幅成分、Ib
及びφOは一定な光量及び移送差を表わす。
検出すべき移動変位量xは、余弦式の位相項として表わ
され、上記光路差によりy方向の位置で異なる位相差
(2πd/λ)が含まれる。
され、上記光路差によりy方向の位置で異なる位相差
(2πd/λ)が含まれる。
受光信号は、受光面のx及びy方向について各点の受光
量(上式のI)を全範囲で積分した値として表わされる
が、上記位相差2πd/λが大きいと、cos 4π x
/λ の信号成分が得られなくなると云う問題がある。
量(上式のI)を全範囲で積分した値として表わされる
が、上記位相差2πd/λが大きいと、cos 4π x
/λ の信号成分が得られなくなると云う問題がある。
一方、受光面を小さくすれば、上記問題は、解消する
が、信号レベルの低下は、避けられず、S/N改善には特
別な手段を施こさなければならないと云う問題があっ
た。
が、信号レベルの低下は、避けられず、S/N改善には特
別な手段を施こさなければならないと云う問題があっ
た。
具体的に数値例をあげると、例えば受光器Dの寸法がy
1=2mmのとき、傾き角が θ=0.16mradであると、そ
の両端での位相差はHe−Neレーザ光の波長λが633
nmであるので、y1(sin2θ)/λ≒1となり、2π
y1(sin2θ)/λ≒2πとなってしまう。
1=2mmのとき、傾き角が θ=0.16mradであると、そ
の両端での位相差はHe−Neレーザ光の波長λが633
nmであるので、y1(sin2θ)/λ≒1となり、2π
y1(sin2θ)/λ≒2πとなってしまう。
また、高性能の光干渉計を複数台用いて、移動台の回動
を補償する精密な移動距離測定装置にあっては、構造的
に大形・複雑となり、また高価になると云う問題があっ
た。
を補償する精密な移動距離測定装置にあっては、構造的
に大形・複雑となり、また高価になると云う問題があっ
た。
本考案は、上記問題を解決するものであり、その目的と
するところは移動台のヨーイング及びピッチングの検出
ができ、演算補正により性能の劣る移動台にも適用で
き、かつ高精度の測定を可能にする移動台の移動距離測
定装置を提供することにある。
するところは移動台のヨーイング及びピッチングの検出
ができ、演算補正により性能の劣る移動台にも適用で
き、かつ高精度の測定を可能にする移動台の移動距離測
定装置を提供することにある。
本考案は、光源として、平行偏光光束と垂直偏光光束と
が異なる光周波数で発振する直交二周波レーザ光源を用
い、受光面が複数に分割された受光器を採用することに
より、前記位相差2π d/λの検出信号を得て、この
信号により固定鏡の角度を制御する方法を採用した光干
渉計を構成する。そして、この検出した位相差2π d
/λを常に0とするように固定鏡の角度を制御すること
により前記問題を解決し、また角度の制御量より、ヨー
イング及びピッチングを検出して、高精度の移動距離測
定を可能としたものである。
が異なる光周波数で発振する直交二周波レーザ光源を用
い、受光面が複数に分割された受光器を採用することに
より、前記位相差2π d/λの検出信号を得て、この
信号により固定鏡の角度を制御する方法を採用した光干
渉計を構成する。そして、この検出した位相差2π d
/λを常に0とするように固定鏡の角度を制御すること
により前記問題を解決し、また角度の制御量より、ヨー
イング及びピッチングを検出して、高精度の移動距離測
定を可能としたものである。
このような手段を備えた移動台の移動距離測定装置であ
れば、直交二周波光源より出射した偏光光束を無偏光ビ
ームスプリッタで二つの光束に分割し、その一つの光束
を第1の光電変換器で受光して二つの偏光光束の差周波
数の電気信号FFを発生させ、この電気信号を位相検出
の基準信号とすることができる。また他の光束を偏光干
渉計に導入して、移動台に設けられた移動鏡の位置と傾
き角度情報とを含む光束を、その受光面が2分割された
第2の光電変換器で受光して二つの電気信号SF,SS
にすることができる。この二つの電気信号SF,SSか
ら位相差を検出し、検出された位相差に基づいて偏光干
渉計の固定鏡を駆動するアクチュエータを制御すること
ができる。このアクチュエータにより前記検出された位
相差が0となるように制御することによって移動台の回
動を補償することができる。一方、前記電気信号FF
と、該電気信号をπ/2移相器を通して得られる電気信
号FSと、前記電気信号SFとに基づいて移動台の移動
距離を算出することができる。
れば、直交二周波光源より出射した偏光光束を無偏光ビ
ームスプリッタで二つの光束に分割し、その一つの光束
を第1の光電変換器で受光して二つの偏光光束の差周波
数の電気信号FFを発生させ、この電気信号を位相検出
の基準信号とすることができる。また他の光束を偏光干
渉計に導入して、移動台に設けられた移動鏡の位置と傾
き角度情報とを含む光束を、その受光面が2分割された
第2の光電変換器で受光して二つの電気信号SF,SS
にすることができる。この二つの電気信号SF,SSか
ら位相差を検出し、検出された位相差に基づいて偏光干
渉計の固定鏡を駆動するアクチュエータを制御すること
ができる。このアクチュエータにより前記検出された位
相差が0となるように制御することによって移動台の回
動を補償することができる。一方、前記電気信号FF
と、該電気信号をπ/2移相器を通して得られる電気信
号FSと、前記電気信号SFとに基づいて移動台の移動
距離を算出することができる。
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例としての移動台の移動距離測定装置の概
略構成を示すブロック図である。ただし、光学系は平面
図を示してあり、垂直方向を回転軸とした移動台の傾き
検出及び回動補償を説明するためのものである。
略構成を示すブロック図である。ただし、光学系は平面
図を示してあり、垂直方向を回転軸とした移動台の傾き
検出及び回動補償を説明するためのものである。
まず、直交二周波光源1から出射した平行偏光光束2、
及び垂直偏光光束3を無偏光ビームスプリッタ4で分割
し、検光子5及び第1の光電変換器6により干渉信号F
Fを得る。上記二つの偏光光束の差周波数をfとすると
この信号FFは FF=Ia1 cos(2πft+φ1)+Ib1 と表わすことができ、位相検出の基準信号となる。一方
無偏光ビームスプリッタ4の透過光束は、偏光干渉計3
0に入射させ、移動台7の移動変位量xの検出用とす
る。
及び垂直偏光光束3を無偏光ビームスプリッタ4で分割
し、検光子5及び第1の光電変換器6により干渉信号F
Fを得る。上記二つの偏光光束の差周波数をfとすると
この信号FFは FF=Ia1 cos(2πft+φ1)+Ib1 と表わすことができ、位相検出の基準信号となる。一方
無偏光ビームスプリッタ4の透過光束は、偏光干渉計3
0に入射させ、移動台7の移動変位量xの検出用とす
る。
偏光干渉計30は、偏光ビームスプリッタ8、二つの1
/4波長板9A,9B、移動鏡10、固定鏡11、及び
検光子12で構成されている。この偏光干渉計よりの出
力信号は、第3図に示す受光面が2分割された第2の光
電変換器13で検出され、二つの信号SFとSSを発生
する。これらの信号SF,SSは SF=Ia2 cos(2πft+4π x/λ+φ2)+Ib2 SS=Ia3 cos(2πft+4π x/λ+2π d/λ+
φ2)+Ib3 と表わされ、信号SSには信号SFを基準とした移動鏡
10の傾きθによる位相項2π d/λが含まれている。
ここで、二つの受光面の間隔をPyとすると、この位相
項は二つ信号SF,SSの位相差として2π d/λ=2
π Py(sin 2θ)/λ≒4π Pyθ/λと表わ
されるが、移動鏡の傾きθがあると、受光面上のy方向
で異なる位相差を生じるため、前記考案が解決しようと
する問題点の項で述べたようにθが大きいと、cos(2
πft+4π x/λ)の信号成分が著しく低下する。
/4波長板9A,9B、移動鏡10、固定鏡11、及び
検光子12で構成されている。この偏光干渉計よりの出
力信号は、第3図に示す受光面が2分割された第2の光
電変換器13で検出され、二つの信号SFとSSを発生
する。これらの信号SF,SSは SF=Ia2 cos(2πft+4π x/λ+φ2)+Ib2 SS=Ia3 cos(2πft+4π x/λ+2π d/λ+
φ2)+Ib3 と表わされ、信号SSには信号SFを基準とした移動鏡
10の傾きθによる位相項2π d/λが含まれている。
ここで、二つの受光面の間隔をPyとすると、この位相
項は二つ信号SF,SSの位相差として2π d/λ=2
π Py(sin 2θ)/λ≒4π Pyθ/λと表わ
されるが、移動鏡の傾きθがあると、受光面上のy方向
で異なる位相差を生じるため、前記考案が解決しようと
する問題点の項で述べたようにθが大きいと、cos(2
πft+4π x/λ)の信号成分が著しく低下する。
移動鏡10の傾きθを検出するには、受光面が2分割さ
れた第2の光電変換器13の出力信号SFとSSとから
位相差検出回路20により4π Pyθ/λを求める方
法を用いる。
れた第2の光電変換器13の出力信号SFとSSとから
位相差検出回路20により4π Pyθ/λを求める方
法を用いる。
位相差検出回路20は、フィルタを通した信号SF,S
Sをゼロクロスでパルス化し、その二信号の立上り時間
差及び立下り時間差を電圧値に変換する回路で構成する
ことができ、−πから+πまでの位相差を検出できる。
また、別の位相差検出方法として移動台の移動速度が遅
く、4πx/λによる周波数が二つの偏光光束の差周波数
fより十分低い場合は、信号SSまたは、SFの一方を
図示しない移相器により90°の位相シフトを加え、位
相差検出回路20の代りに図示しない同期検波回路で4
π Py θ/λを求める方法がある。
Sをゼロクロスでパルス化し、その二信号の立上り時間
差及び立下り時間差を電圧値に変換する回路で構成する
ことができ、−πから+πまでの位相差を検出できる。
また、別の位相差検出方法として移動台の移動速度が遅
く、4πx/λによる周波数が二つの偏光光束の差周波数
fより十分低い場合は、信号SSまたは、SFの一方を
図示しない移相器により90°の位相シフトを加え、位
相差検出回路20の代りに図示しない同期検波回路で4
π Py θ/λを求める方法がある。
第1図において、21は、固定鏡11の角度制御を行な
う角度制御部である。ここでは、検出された位相差4π
Pyθ/λの積分を行ない、アクチュエータ23の駆
動信号として4π Pyθ/λ=0となる信号を発生す
る。アクチュエータ23は電歪素子を用いた回転補正装
置であって、高圧増幅器22の出力により駆動され、前
記駆動信号に対応した傾き角を固定鏡11に与えるもの
である。従って、上記検出された位相差を0とする積分
制御により移動鏡10にθの傾きを生ずると、固定鏡1
1も追従してθの傾きを生じ、前記受光面上での位相差
は均一になる。この制御法では、前記の様に位相差検出
が4πPy θ/λと非直線的であっても角度制御部2
1の出力は、移動鏡10の傾きθに比例し、また検出範
囲が狭くてもアクチュエータ23の動作範囲までの広い
範囲に亘るθの値を得ることができる。この角度制御部
21の出力をデータ処理部24に取り込み、移動台の傾
き情報を、移動台の位置合せの補正演算に用いることが
できる。
う角度制御部である。ここでは、検出された位相差4π
Pyθ/λの積分を行ない、アクチュエータ23の駆
動信号として4π Pyθ/λ=0となる信号を発生す
る。アクチュエータ23は電歪素子を用いた回転補正装
置であって、高圧増幅器22の出力により駆動され、前
記駆動信号に対応した傾き角を固定鏡11に与えるもの
である。従って、上記検出された位相差を0とする積分
制御により移動鏡10にθの傾きを生ずると、固定鏡1
1も追従してθの傾きを生じ、前記受光面上での位相差
は均一になる。この制御法では、前記の様に位相差検出
が4πPy θ/λと非直線的であっても角度制御部2
1の出力は、移動鏡10の傾きθに比例し、また検出範
囲が狭くてもアクチュエータ23の動作範囲までの広い
範囲に亘るθの値を得ることができる。この角度制御部
21の出力をデータ処理部24に取り込み、移動台の傾
き情報を、移動台の位置合せの補正演算に用いることが
できる。
以上の説明は、垂直方向を回転軸とした移動台の傾き
(ヨーイング)検出及び回動補償についてであったが、
第2の光電変換器13の受光面を第4図に示す様に4分
割にすること、またアクチュエータ23を2軸用とする
ことにより水平方向を回転軸とする傾き(ピッチング)
検出及び回動補償も付加することができる。
(ヨーイング)検出及び回動補償についてであったが、
第2の光電変換器13の受光面を第4図に示す様に4分
割にすること、またアクチュエータ23を2軸用とする
ことにより水平方向を回転軸とする傾き(ピッチング)
検出及び回動補償も付加することができる。
また、移動台の傾きを補償すべき対象は固定鏡に限られ
ることはなく、移動鏡にアクチュエータを取付けて補償
する場合もある。移動鏡の回動中心は定まっているの
で、移動台がどのように傾きながら移動しているかは一
義的に知ることができ、なんら不都合は生じない。
ることはなく、移動鏡にアクチュエータを取付けて補償
する場合もある。移動鏡の回動中心は定まっているの
で、移動台がどのように傾きながら移動しているかは一
義的に知ることができ、なんら不都合は生じない。
移動台の移動変位量xの出力処理には、前記信号FF及
び、SF信号を用いる。まず、フィルムにより直流成分
等不要の周波数成分を除去し、π/2移相器15により信
号FSを発生する。次に、信号SFとFSとを入力信号
とした、また信号SFとFFとを入力信号とした第1及
び第2の同期検波回路(16,17)により低周波成分
sin(4π x/λ)及びcos(4π x/λ)成分を得る。
この二つの信号により、移動台7の移動方向判別が可能
で、通常、位相π/4ごと、すなわち光路長λ/8ステップ
での正負カウント用パルスが生成され、このパルスを可
逆カウンタ19により計数して、移動台の移動変位量x
すなわち、移動距離を測定することができる。
び、SF信号を用いる。まず、フィルムにより直流成分
等不要の周波数成分を除去し、π/2移相器15により信
号FSを発生する。次に、信号SFとFSとを入力信号
とした、また信号SFとFFとを入力信号とした第1及
び第2の同期検波回路(16,17)により低周波成分
sin(4π x/λ)及びcos(4π x/λ)成分を得る。
この二つの信号により、移動台7の移動方向判別が可能
で、通常、位相π/4ごと、すなわち光路長λ/8ステップ
での正負カウント用パルスが生成され、このパルスを可
逆カウンタ19により計数して、移動台の移動変位量x
すなわち、移動距離を測定することができる。
以上説明したように、本考案の移動台の移動距離測定装
置によれば、移動台の角度変動による移動距離測定の誤
差をなくすることができ、また移動台のヨーイング及び
ピッチングを簡単な手段で検出できる。したがって、性
能の劣る簡易な機構で作られた移動台であっても0.05〜
0.5μmの高精度の距離測定が可能である。このこと
は、たとえば電子ビーム装置において、容積または磁性
などの諸条件に制約されて高性能の移動台が導入し得な
い場合にも、本考案装置であれば、移動台の移動距離測
定または位置合せ用測長装置として適用可能である。
置によれば、移動台の角度変動による移動距離測定の誤
差をなくすることができ、また移動台のヨーイング及び
ピッチングを簡単な手段で検出できる。したがって、性
能の劣る簡易な機構で作られた移動台であっても0.05〜
0.5μmの高精度の距離測定が可能である。このこと
は、たとえば電子ビーム装置において、容積または磁性
などの諸条件に制約されて高性能の移動台が導入し得な
い場合にも、本考案装置であれば、移動台の移動距離測
定または位置合せ用測長装置として適用可能である。
また、本考案装置によれば、移動台の回動を補償するた
めに、高性能の光干渉計を複数台用うる必要がないの
で、構造的に小形・簡易、かつ廉価となる。
めに、高性能の光干渉計を複数台用うる必要がないの
で、構造的に小形・簡易、かつ廉価となる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
移動鏡の傾きによる光路差を説明するための説明図、第
3図はヨーイング検出用光電変換器の受光面の説明図、
第4図はヨーイングとピッチング検出用光電変換器の受
光面の説明図である。 1……直交二周波光源、4……無偏光ビームスプリッ
タ、6……第1の光電変換器、7……移動台、8……偏
光ビームスプリッタ、9……1/4波長板、10……移動
鏡、11……固定鏡、13……第2の光電変換器、15
……π/2移相器、16……第1の同期検波回路、17
……第2の同期検波回路、18……位相弁別回路、19
……可逆カウンタ、20……位相差検出回路、23……
アクチュエータ、24……データ処理部、30……偏光
干渉計、40……信号処理手段
移動鏡の傾きによる光路差を説明するための説明図、第
3図はヨーイング検出用光電変換器の受光面の説明図、
第4図はヨーイングとピッチング検出用光電変換器の受
光面の説明図である。 1……直交二周波光源、4……無偏光ビームスプリッ
タ、6……第1の光電変換器、7……移動台、8……偏
光ビームスプリッタ、9……1/4波長板、10……移動
鏡、11……固定鏡、13……第2の光電変換器、15
……π/2移相器、16……第1の同期検波回路、17
……第2の同期検波回路、18……位相弁別回路、19
……可逆カウンタ、20……位相差検出回路、23……
アクチュエータ、24……データ処理部、30……偏光
干渉計、40……信号処理手段
Claims (1)
- 【請求項1】周波数が異なり、かつ互に直交する二つの
偏光で成る光束を発する直交二周波光源(1)と; 該直交二周波光源が発する光束を第1及び第2の光路へ
進む二つの光束に分ける光学素子(4)と; 該第1の光路へ進む光束を受けて前記二つの偏光光束の
差周波数の電気信号FFを得る第1の光電変換器(6)
と; 該第1の光電変換器の出力信号FFとπ/2の位相差を
もつ第2の信号FSを出力する移相器(15)と; 該第2の光路を通る光束を受けて、移動台に設けられた
反射鏡の位置及び角度の偏り情報を帯びた光束を出射す
る偏光干渉計(30)と; 少くとも二つに分割された受光面をもち、該偏光干渉計
の出射光束を少くとも二つの電気信号に変換する第2の
光電変換器(13)と; 該第2の光電変換器の出力信号のうち所定の二信号の位
相差を検出する位相差検出回路(20)と; 該検出された位相差により該偏光干渉計を構成する一方
の反射鏡の位置及び角度を制御するアクチュエータ(23)
と; 該第2の光電変換器の出力信号のうち所定の一つと、該
移相器の出力信号の一つとを入力信号とする第1の同期
検波回路(16)と; 該第1の光電変換器の出力信号と、該第2の光電変換器
の出力信号のうち所定の一つとを入力信号とする第2の
同期検波回路(17)と; 該第1及び第2の同期検波回路の出力信号を比較して移
動台の移動方向を判別し、かつ移動距離を算出する信号
処理手段(40)とを備えた移動台の移動距離測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6106487U JPH064247Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 移動台の移動距離測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6106487U JPH064247Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 移動台の移動距離測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167207U JPS63167207U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH064247Y2 true JPH064247Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30894056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6106487U Expired - Lifetime JPH064247Y2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 移動台の移動距離測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064247Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP6106487U patent/JPH064247Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167207U (ja) | 1988-10-31 |
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