JPH0642484A - 2シリンダ形ロータリ圧縮機 - Google Patents

2シリンダ形ロータリ圧縮機

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JPH0642484A
JPH0642484A JP19733492A JP19733492A JPH0642484A JP H0642484 A JPH0642484 A JP H0642484A JP 19733492 A JP19733492 A JP 19733492A JP 19733492 A JP19733492 A JP 19733492A JP H0642484 A JPH0642484 A JP H0642484A
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JP
Japan
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cylinder
suction pipe
bearing
rotary compressor
length
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Application number
JP19733492A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Ichimoto
和久 市本
Nobuo Kinugawa
信男 衣川
Akihiko Ishiyama
明彦 石山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定速の運転時に50Hzの電源周波数でも
60Hzに近い冷凍能力を得るのことのできるコンパク
トな形状の2シリンダ形ロータリ圧縮機を提供するこ
と。 【構成】 電動機に直結し互いに反対方向に偏心した2
個の偏心部を有するクランク軸3、前記偏心部に嵌入さ
れた2個のローラ10a,10b、およびクランク軸3
の回転にともない2個のローラが偏心回動する2個のシ
リンダ6,8を備えた圧縮機構部を有し、圧縮機構部
は、電動機側から、主軸受5、第1シリンダ6、仕切板
7、第2シリンダ8、副軸受9の各要素を重ね合わせた
ものとし、1本の吸込パイプ13を副軸受9に接続する
とともに、この吸込パイプ13に連通する冷媒流路を直
線的に形成し、冷凍サイクル中の気液分離器12から密
閉容器1内の前記副軸受9に連結されるまでの吸込パイ
プの長さLpを、50Hzの電源周波数による運転時に
圧縮機の容積効率が最大となるように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷蔵庫や空調機
等の冷凍サイクルに使用される2シリンダ形ロータリ圧
縮機に係り、特に、50Hzの電源周波数でも60Hz
の運転時に近い冷凍能力を得るのに好適なコンパクトな
形状の2シリンダ形ロータリ圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な2シリンダ形ロータリ圧縮機の
構造は、例えば、特開平2−123295号公報記載の
ものが知られている。この従来の2シリンダ形ロータリ
圧縮機の構造を図3を参照して説明する。図3は、従来
の2シリンダ形ロータリ圧縮機の縦断面図である。図3
に示す2シリンダ形ロータリ圧縮機は、密閉容器1内に
電動機部と圧縮機構部とが収納されている。電動機部
は、密閉容器1内に焼嵌め等で固定されたステータ2
と、クランク軸3に固定されたロータ4とで構成されて
いる。
【0003】圧縮機構部内には、2組の圧縮要素(以下
ポンプ部という)が設置されており、そのうち、第1の
ポンプ部は、クランク軸3を支持する主軸受5A、第1
シリンダ6A、仕切板7A、クランク軸3の偏心部3a
に嵌入されたローラ10a、ローラ10aの回転に追従
して往復動するベーン(図示せず)からなっている。ま
た、第2のポンプ部は、前記仕切板7A、第2シリンダ
8A、クランク軸3を支持する副軸受9A、クランク軸
3の偏心部3bに嵌入されたローラ10b、ローラ10
bの回転に追従して往復動するベーン(図示せず)から
なっている。これら、2組のポンプ部は、板金フレーム
11を介して密閉容器1に固定されている。
【0004】一般にこのようなタイプの2シリンダ形ロ
ータリ圧縮機の場合、第1のポンプ部および第2のポン
プ部には、冷凍サイクル中の気液分離器12の下側から
差し込まれた2本の吸込パイプ13a,13bによって
独立して冷媒ガスが供給される。そのため、それぞれの
吸込パイプ内の圧力脈動を利用し、慣性過給の効果によ
って密度の高い気体を吸い込み容積効率を向上するこ
と、すなわち冷凍能力を増大することが比較的に容易で
あった。
【0005】しかし、このような従来の2シリンダ形ロ
ータリ圧縮機においては、2本の独立した吸込パイプを
それぞれのポンプ部に接続するためには、吸込パイプが
挿入可能な寸法まで第1シリンダ6Aおよび第2シリン
ダ8Aの軸方向の長さを大きくする必要があり、このた
め、主軸受5Aと副軸受9Aとの軸受スパンが長くな
り、冷媒ガスの圧縮圧力によりクランク軸が変形しやす
く、軸受での片当り、あるいはたわみによる触れ回り振
動等が発生しやすいという問題があった。
【0006】そこで、2シリンダ形ロータリ圧縮機の振
動低減および信頼性向上の面では、1本の吸込パイプを
副軸受9A等の圧縮機構部の一部に連結し、圧縮機構部
内で2個のポンプ部に分岐する構造の方が望ましい。ま
た、1本の吸込パイプをポンプ内で分岐する構造の方
(以後、分岐形吸込構造と略称する)が、コンパクトな
形状で2シリンダ形ロータリ圧縮機を製造することが可
能と考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、低振動,高信
頼性で、しかもコンパクトな形状で製造できる分岐形吸
込構造の場合、慣性過給の効果を利用して容積効率を向
上すること、すなわち冷凍能力を増大することは非常に
困難であった。その原因は、分岐形吸込構造の場合、そ
れぞれのポンプ部が180°の位相差で交互に冷媒ガス
を吸い込むので吸込パイプ内の体積速度の変動が小さく
なるためである。この現象は、第26回空気調和・冷凍
連合講演会(平成4年4月21,22日,東京)講演論
文集の「2シリンダ回転圧縮機における吸込系の圧力脈
動」においても報告されている。
【0008】しかして、特定の回転速度において慣性過
給等の効果を利用して冷凍能力を向上することは、2シ
リンダ形ロータリ圧縮機を冷蔵庫や空調機等の冷凍サイ
クル用として使用する上で重要な課題であった。これ
は、一般に、圧縮機は50Hzおよび60Hzの電源周
波数に比例した一定の回転速度で使用されることが多
く、その場合に、50Hz運転時には60Hz運転時よ
りも約20%冷凍能力が低下するという問題があり、こ
の低下分を補う手段として、慣性過給を用いることが有
効な手段であるためである。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、圧縮機が電源周
波数に比例した一定速の回転数で運転される場合に、5
0Hzの電源周波数でも60Hzの運転時に近い冷凍能
力を得ることのできるコンパクトな2シリンダ形ロータ
リ圧縮機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するめ
に、本発明に係る2シリンダ形ロータリ圧縮機の構成
は、密閉容器内に、電動機部と、それぞれ行程容積の等
しい2個の圧縮要素からなる圧縮機構部とを備え、前記
電動機の回転力をクランク軸によって圧縮機構部に伝達
し、2個の圧縮要素で交互に冷媒ガスを圧縮する2シリ
ンダ形ロータリ圧縮機において、密閉容器内の前記圧縮
機構部に冷媒ガスを供給する1本の吸込パイプの長さL
pが、aを吸込ガス音速(m/s)、fmを運転周波数
=50(Hz)、Vthを1シリンダ分の行程容積(m
3)、Asを吸込パイプ断面積(m2)としたときに、
【数2】 を満たす範囲に設定されたものである。
【0011】より詳しくは、、密閉容器内に、電動機部
と、該電動機に直結し互いに180°位相を異にする2
個の偏心部を有するクランク軸、前記2個の偏心部に嵌
入された2個のローリングピストン、および前記クラン
ク軸の回転にともない2個のローリングピストンが偏心
回動する2個のシリンダを備えた圧縮機構部とを備えて
なる2シリンダ形ロータリ圧縮機において、前記圧縮機
構部は、前記電動機側から、主軸受、第1シリンダ、仕
切板、第2シリンダ、副軸受の各要素を重ね合わせたも
のとし、1本の吸込パイプを反電動機側の副軸受に接続
するとともに、この吸込パイプに連通する冷媒流路を、
副軸受、第2シリンダ、仕切板、第1シリンダのそれぞ
れに直線的に形成し、冷凍サイクル中の気液分離器から
密閉容器内の前記副軸受に連結されるまでの吸込パイプ
の長さを、50Hzの電源周波数による運転時に圧縮機
の容積効率が最大となるように設定したものである。
【0012】
【作用】吸込慣性過給は、吸込パイプ内に発生した圧力
脈動によりシリンダ締切り時の圧力が上昇し、その結
果、密度の高い気体を吸い込むために容積効率が向上す
るものと考えられる。ところが、1本の吸込パイプでポ
ンプ部内まで冷媒ガスを導き、その後吸込流路を分岐す
る構成の場合、吸込パイプの長さを50Hzの周波数を
対象として設定することは好ましくない。50Hzの周
波数でパイプ内に圧力脈動を起こした場合、一方のポン
プ部には過給効果が生じるものの、他方のポンプ部では
逆効果となるため、全体の容積効率としてはほとんど向
上しないためである。
【0013】分岐形吸込構造の本発明においては、2個
のポンプ部において同様の慣性過給の効果を得るため
に、吸込パイプの長さの設定にあたり、目標とする周波
数の2倍の周波数である100Hzを対象とし、実験に
より若干の補正を行うものとした。つまり、圧力脈動が
最大となる吸込パイプLの長さは、下記に示す式(2)
で設定されるのが望ましいと考えた。
【数3】
【0014】さらに、分岐後の各シリンダにおける吸込
室内も吸込パイプの一部であるとして考えた場合、この
配管相当長さをLvとすれば、実際に設定すべき吸込パ
イプ長さLpは、次式(3)で表わされる。
【数4】 ここで、Lvは、片一方分のシリンダ容積を吸込パイプ
内の断面積で除した値であり、本発明では、2組のポン
プ部で等しく設定されている。
【0015】以上のように、本発明では、2個のポンプ
部においてほぼ同様の慣性過給の効果がでるように設定
されており、実験の結果、fm=50、すなわち、50
Hz運転時には、補正値Cとして9から26を用いるの
が高い効果があることを実験により確かめた。すなわ
ち、前記範囲に吸込パイプ長さを設定した場合、50H
z運転時の冷凍能力を60Hz運転時に近づけることが
できる。
【0016】なお、吸込パイプが反電動機側の副軸受に
接続され、この吸込パイプに連通する冷媒流路が副軸
受、第2シリンダ、仕切板、第1シリンダにおいて、一
直線に形成された場合、全体の吸込パイプ長さに対して
それぞれのポンプに至る流路長さの差による影響は小さ
く、それぞれのシリンダまでの吸込経路および吸込抵抗
がほぼ等しく設定されるので、2組のポンプに対して同
じく大きな過給効果を得ることができる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を、図1および図2を参照
して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る2シリ
ンダ形ロータリ圧縮機の縦断面図、図2は、吸込パイプ
長さLpと冷凍能力との関係を示す線図である。図中、
図3と同一符号のものは従来技術と同等部である。図1
に示す2シリンダロータリ圧縮機は、密閉容器1内に、
電動機部と、この電動機にクランク軸で直結された2個
のポンプ部からなる圧縮機構部とが収納されている。電
動機部は、密閉容器1に焼嵌め等で固定されたステータ
2と、クランク軸3を嵌着したロータ4とで構成されて
いる。
【0018】圧縮機構部は2個のロータリ圧縮装置(ポ
ンプ部)を有しており、第1のポンプ部は、クランク軸
3を支持する主軸受5,第1シリンダ6、仕切板7によ
って構成され、第2のポンプ部は、前記仕切板7、第2
シリンダ8、クランク軸3を支持する副軸受9によって
構成されている。そして、前記主軸受5は、溶接等で密
閉容器1に固着されている。
【0019】クランク軸3は、それぞれ反対方向に偏心
した、すなわち互いに180°位相を異にする偏心部3
a,3bを有し、これらの偏心部3a,3bに嵌入され
た2個のローリングピストンに係るローラ10a,10
bが、クランク軸3の回転にともなってそれぞれ第1シ
リンダ6,第2シリンダ8内を偏心回動するようになっ
ている。また、第1シリンダ6および第2シリンダ8内
には、各シリンダ内を吸込側と吐出側に区分するベーン
(図示せず)が、同方向に設置されており、これらのベ
ーンは、ローラ10a,10bの回転に追従して往復動
するので、各ポンプ部内において冷媒ガスを交互に圧縮
する構造となっている。
【0020】2組のポンプ部で交互に圧縮された冷媒ガ
スは、副軸受9とカバー14によって形成されたサイレ
ンサー内で消音されたのち、密閉容器1内に放出され
る。また、冷凍サイクル中には、2シリンダ形ロータリ
圧縮機が液冷媒を吸い込むことを防止するため、気液分
離器12が設けられており、この気液分離器12内から
2シリンダ形ロータリ圧縮機内の副軸受9まで長さLp
の吸込パイプ13が設置されている。ポンプ部内では、
2組のポンプを仕切る前記仕切板7に連通穴が設けられ
ており、吸込パイプ13を通過した冷媒ガスは、それぞ
れのポンプ部まで直線的に導かれる。
【0021】ここで、吸込パイプ13の全長Lpは、前
記した式(3)を満たすように設定されている。ただ
し、ここでは冷媒としてHFC134aを使用したので
吸込ガスの音速aは163m/sとした。圧縮機の1シ
リンダ当りの行程容積Vthは、
【数5】 である。また、冷凍能力を向上させるべき運転周波数f
mは50Hzであり、補正値Cは実験の結果18に設定
した。したがって、吸込パイプ長さLpは350mmで
ある。
【0022】上記の条件で2シリンダ形ロータリ圧縮機
を50Hzおよび60Hzの商用電源で運転した結果、
慣性過給を設定しない場合と比較して60Hzにおいて
は同等の冷凍能力であったのに対して、50Hzでは吸
込パイプ長さLpを350mmに設定することで約9%
冷凍能力を増大させることができた。このため、通常の
冷蔵庫や空調機器等で問題になる50Hzにおける冷力
不足を解消することができた。
【0023】次に、前記吸込パイプ長さLpを200m
mから400mmまでの範囲で変更し、50Hzと60
Hzの商用電源で2シリンダ形ロータリ圧縮機を運転し
た時の冷凍能力に与える影響について、図2を参照して
説明する。図2は、横軸に吸込パイプ長さLp(m
m)、縦軸に冷凍能力(%)をとって実験結果を示した
もので、白丸および実線が50Hz電源での冷凍能力を
示し、黒丸および破線が60Hz電源での冷凍能力を示
したものである。
【0024】図2から、60Hz運転の場合、吸込パイ
プ長さLpが250mmのときに慣性過給の効果が最大
となり、50Hz運転に対して大幅に冷凍能力が向上す
ることが分かる。一方、50Hz運転の場合は、300
mmから400mmの範囲で慣性過給の効果があり、特
に350mmのときに冷凍能力が約9%も増大し、60
Hz運転時との冷凍能力差が最も小さくなり、50Hz
および60Hzの商用電源に比例して運転する一定速の
圧縮機を用いた冷凍機器として最も好ましい結果が得ら
れている。
【0025】図2に示す実験結果に基づき、式(3)に
おける補正値Cを9から26の範囲に設定した場合、吸
込パイプ長さLpは300mmから400mmの範囲に
相当し、このとき、慣性過給の効果によって通常よりも
50Hz運転時における冷凍能力が向上する。さらに、
式(3)における補正値Cを18として吸込パイプ長さ
Lpを設定した場合、50Hzおよび60Hz運転とも
にそれぞれの設定長さのときに、冷凍能力が最大になる
ことが分かる。上記の補正値Cは、使用する冷媒を変え
た場合、および圧縮機の各部の寸法や行程容積等を変え
た場合でも上記の値のときに慣性過給の効果が表われる
ことを確認した。
【0026】なお、本実施例では、横形の2シリンダ形
ロータリ圧縮機について説明したが、縦形であっても同
様の効果を得ることができる。また、吸込パイプの接続
部は副軸受ではなく、他のポンプ部品である主軸受、第
1シリンダ、仕切板、第2シリンダ等に接続し、分岐す
る構造であってもほぼ同様の効果を得ることができる。
【0027】さらに、本実施例では、吸込パイプの反圧
縮機側が気液分離器内に挿入されているものについて説
明したが、必ずしも気液分離等の機能を有する必要はな
く、吸込パイプの断面積に比べて大幅に大きな形状の断
面を有する容器であれば良い。その場合も、前記容器内
の吸込パイプ端面から圧縮機内のシリンダ入口までの距
離をLpとして取り扱えば本発明が適用される。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、冷蔵庫や空調機等の冷凍サイクルにおいて、圧縮
機が電源周波数に比例した一定速の回転数で運転される
場合に、50Hzの電源周波数でも60Hzの運転時に
近い冷凍能力を得ることのできるコンパクトな2シリン
ダ形ロータリ圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る2シリンダ形ロータリ
圧縮機の縦断面図である。
【図2】吸込パイプ長さLpと冷凍能力との関係を示す
線図である。
【図3】従来の2シリンダ形ロータリ圧縮機の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 ステータ 3 クランク軸 3a,3b 偏心部 4 ロータ 5 主軸受 6 第1シリンダ 7 仕切板 8 第2シリンダ 9 副軸受 10a,10b ローラ 12 気液分離器 13 吸込パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、電動機部と、それぞれ行
    程容積の等しい2個の圧縮要素からなる圧縮機構部とを
    備え、前記電動機の回転力をクランク軸によって圧縮機
    構部に伝達し、2個の圧縮要素で交互に冷媒ガスを圧縮
    する2シリンダ形ロータリ圧縮機において、 密閉容器内の前記圧縮機構部に冷媒ガスを供給する1本
    の吸込パイプの長さLpが、 aを吸込ガス音速(m/s)、fmを運転周波数=50
    (Hz)、Vthを1シリンダ分の行程容積(m3)、
    Asを吸込パイプ断面積(m2)としたときに、 【数1】 を満たす範囲に設定されていることを特徴とする2シリ
    ンダ形ロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に、電動機部と、該電動機に
    直結し互いに180°位相を異にする2個の偏心部を有
    するクランク軸、前記2個の偏心部に嵌入された2個の
    ローリングピストン、および前記クランク軸の回転にと
    もない2個のローリングピストンが偏心回動する2個の
    シリンダを備えた圧縮機構部とを備えてなる2シリンダ
    形ロータリ圧縮機において、 前記圧縮機構部は、前記電動機側から、主軸受、第1シ
    リンダ、仕切板、第2シリンダ、副軸受の各要素を重ね
    合わせたものとし、 1本の吸込パイプを反電動機側の副軸受に接続するとと
    もに、この吸込パイプに連通する冷媒流路を、副軸受、
    第2シリンダ、仕切板、第1シリンダのそれぞれに直線
    的に形成し、 冷凍サイクル中の気液分離器から密閉容器内の前記副軸
    受に連結されるまでの吸込パイプの長さを、50Hzの
    電源周波数による運転時に圧縮機の容積効率が最大とな
    るように設定したことを特徴とする2シリンダ形ロータ
    リ圧縮機。
  3. 【請求項3】 気液分離器から密閉容器内の副軸受に至
    る吸込パイプの長さLpを、圧力脈動が最大となる吸込
    パイプの長さLから、ポンプ内の吸込室内の吸込パイプ
    相当長さLvを引いた長さとしたことを特徴とする請求
    項1または2記載のいずれかの2シリンダ形ロータリ圧
    縮機。
JP19733492A 1992-07-24 1992-07-24 2シリンダ形ロータリ圧縮機 Pending JPH0642484A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016136504A1 (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 東芝キヤリア株式会社 圧縮機及び冷凍サイクル装置
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