JPH0642867Y2 - タイル表面の印字構造 - Google Patents

タイル表面の印字構造

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JPH0642867Y2
JPH0642867Y2 JP1547289U JP1547289U JPH0642867Y2 JP H0642867 Y2 JPH0642867 Y2 JP H0642867Y2 JP 1547289 U JP1547289 U JP 1547289U JP 1547289 U JP1547289 U JP 1547289U JP H0642867 Y2 JPH0642867 Y2 JP H0642867Y2
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JP
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tile
glaze
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print
tile surface
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JP1547289U
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JPH02106361U (ja
Inventor
達夫 村上
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイルの施工後数年を経過した後であって
も、タイルの製造会社やタイル壁面の施工会社等のタイ
ル壁面の経緯が判明できるように、タイル表面へその印
字を施して残すようにした技術に関するものである。
〔従来の技術〕
通常、タイル表面には所望する模様のみを形成してい
る。そのため、タイルで壁面を構築した場合、数年を経
過すると、そのタイルの製造会社や施工会社等は記憶か
ら消滅し、不明になるのが一般的である。
〔考案が解決しようとする課題〕
そのため、例えばタイルの施工後数年を経過した後で、
自然的にタイル壁面の一部に亀裂が入ったり、タイルの
剥離事故が発生したりしても、その責任の所在がタイル
の製造会社にあるのか又は施工会社にあるのかこれらの
会社への確認を取って調べさせることもできず、不明の
ままとなる。従って、需要者は泣き寝入りをせざるを得
ず、極めて不利を強いたげられるものであった。
またこのような事を防ぐ方法として、例えばタイルの施
工後にその経緯を一部のタイルの表面へ記載して残して
置くことが考えられる。ところが、この場合には、タイ
ル表面が釉薬を焼成したガラス質のものであるため、通
常の印刷塗料等ではその付着力が弱く、容易に剥離し、
その都度印字をし直す必要があり、極めて煩わしくなる
という欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去した
ものであって、通常の印字や記載様式であっても容易に
これが剥離することのないタイル表面の印字構造を提供
せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採用した手
段は、タイル表面の一部に無釉部分を形成し、該無釉部
分に印字を施している。
〔作用〕
タイル素地にマスキングシートを施して施釉し、タイル
素地の一部において釉薬の塗布されていない無釉部分を
形成する。そして、通常の印刷塗料や筆記溶液を用い
て、前記無釉部分へ印字を施すと、この無釉部分は充分
な吸水性を有するので印刷塗料等がタイル素地内へ一部
浸透して表面へ残るようになる。然る後に、これを焼成
すると、釉薬がガラス化して形成された釉薬層と、タイ
ル素地及び印刷塗料等がそのまま露出した部分とが得ら
れる。
従って、タイル施工後数年を経過した場合であっても、
前記無釉部分へ印字した印刷塗料等が容易に剥離すると
いうようなことはなく、タイルの製造会社やタイル壁面
の施工会社等の経緯がいつでも容易に判明し、極めて便
利である。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明すると次の通りである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るものであ
り、第1図はタイル1の縦断面図、第2図はタイル1の
施工後の壁面を示す斜視図である。この実施例にあって
は、第1図に示す焼成後のタイル1を参照すれば明らか
なように、原料を加圧成形したタイル素地にマスキング
シートを被覆し、その状態でタイル素地表面に釉薬を塗
布し、釉薬の塗布された部分と塗布されていない無釉部
分とを形成するようにしている。
そして、前記無釉部分へ通常の印刷塗料や筆記溶液等で
印字を行う。その場合にあって、前記無釉部分は充分な
吸水性を有しており、印字した印刷塗料や筆記溶液等の
一部はタイル素地内へ浸透するようになる。次に、この
ようにして施釉並びに印字されたタイル素地を、ローラ
ーハースキルン等で焼成する。
これにより、釉薬層2を有し且つ無釉部分3に印字4の
形成されたタイル1が得られる。このようにして得られ
たタイル1であれば、印字4が容易に剥離したりするこ
とはない。また表面の印字4が磨滅してもタイル素地内
へ浸透した印字部分4aは、タイル自体が磨滅しない限
り、決して無くなることはなく、印字として充分に活用
することができる。
なお、タイル1は第2図に示すように、タイル壁面5
と、タイル床面6との境界部へ配置されるような役物タ
イルであれば好都合である。その理由は、役物タイルは
ロット数が少なく、単品製作が可能であり、しかも目立
たない部分へ貼着されるからである。すなわち、前述し
た要領でタイル1の製造会社やタイル壁面の施工会社等
の経緯を印字して残そうとする場合には、役物タイルを
利用することが前記理由から極めて好都合だからであ
る。
また第1図に示す実施例では、印字4を施した後の無釉
部分3に、透明なコーティング層7を形成している。こ
れにより、タイル1の表面1a側の全体からタイル1内へ
水等が浸透することは決してなく、外装タイル及び水を
取り扱う部分のタイルとして利用することが可能であ
る。しかも、コーティング層7は、これらの無釉部分3
及び印字4を保護する働きと、該無釉部分3及び印字4
に塵埃等が付着して汚染されるの防止する働きとがあ
る。コーティング層7の材料としては、合成樹脂や通常
の塗料等が可能である。
ところで、本考案は上述した実施例に限定されるもので
はなく、適宜の変更が可能である。例えば、印字4はタ
イル1を焼成した後に形成してもよい。この場合であっ
ても、無釉部分3であるタイル素地の領域はある程度の
吸水性を有しており、印刷塗料等はその内部へ充分に浸
透することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあっては、タイルの一部に
釉薬の塗布されていない無釉部分を形成し、該無釉部分
へ通常の印刷塗料や筆記溶液を用いて印字を施してい
る。前記無釉部分は充分な吸水性を有するので印刷塗料
等がタイル素地内へ一部浸透して表面へ残り、容易に剥
離若しくは磨滅しない印字を形成することが可能であ
る。従って、タイル施工後数年を経過した場合であって
も、前記印字が容易に消滅するというようなことはな
く、タイルの製造会社やタイル壁面の施工会社等の経緯
を容易に知ることが可能である。それ故、施工から数年
を経過した後で、タイル自体に亀裂や剥離事故等が発生
した場合であっても、その責任の所在を明らかにした
り、原因究明をすることが容易であり、極めて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例に係るものであり、第
1図はタイルの縦断面図、第2図はタイル壁面の斜視図
である。 1…タイル、2…釉薬層 3…無釉部分、4…印字

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイル表面の一部に無釉部分を形成し、該
    無釉部分に印字を施したことを特徴とするタイル表面の
    印字構造。
JP1547289U 1989-02-13 1989-02-13 タイル表面の印字構造 Expired - Lifetime JPH0642867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1547289U JPH0642867Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 タイル表面の印字構造

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JP1547289U JPH0642867Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 タイル表面の印字構造

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Publication Number Publication Date
JPH02106361U JPH02106361U (ja) 1990-08-23
JPH0642867Y2 true JPH0642867Y2 (ja) 1994-11-09

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ID=31227557

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