JPH0528075Y2 - - Google Patents

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JPH0528075Y2
JPH0528075Y2 JP1988090233U JP9023388U JPH0528075Y2 JP H0528075 Y2 JPH0528075 Y2 JP H0528075Y2 JP 1988090233 U JP1988090233 U JP 1988090233U JP 9023388 U JP9023388 U JP 9023388U JP H0528075 Y2 JPH0528075 Y2 JP H0528075Y2
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JP
Japan
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pigment layer
molded body
transfer sheet
resin film
mark
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JP1988090233U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は便器、洗面器、手洗器等衛生陶器そ
の他の陶磁器製品の表面に所定マークを転写・形
成するための転写シートに関する。
(従来の技術) 第4図及び第5図に示すように洗面器、便器等
の衛生陶器においては、製品100,102の表
面上所定位置にブランドマーク104が施されて
生産工場より出荷される。
このブランドマーク104は、第6図及び第7
図に示すように樹脂フイルム106と、樹脂フイ
ルム106上に所定パターンで印刷された(厳密
には転写紙上に一旦印刷された後樹脂フイルム上
に転写される)顔料層108とから成る転写シー
ト110を、第7図に示すように顔料層108を
下にして、素地成形体112の表面に塗布された
釉薬114上に貼着し、焼成によつて顔料層10
8を成形体112の表面に転写・焼き付けること
によつて形成する。
(考案が解決しようとする課題) ところで衛生陶器は、通常、素地成形体表面に
釉薬を塗布した状態で1度焼きされて製品化され
るが、かかる衛生陶器は垂直に立ち上がつた面や
オーバーハングした面があり、特にこのような面
に転写シートを貼着した場合、焼成時に同部分で
釉薬が大きく流動して転写マーク、特に形状マー
クの形が崩れたり、部分的に切れたりしてしま
う。例えば第4図の洗面器において、その下側表
面にブランドマークを施す場合、かかる洗面器の
素地成形体を同図に示す姿勢に立てて焼成する
と、垂直面上の釉薬が大きく流下して、第8図に
示すように形状マーク116の形が崩れてしま
う。
また第5図に示しているように、小便器の場合
には一般に上面のコーナー部にブランドマークが
施されるが、かかるコーナー部分においても釉薬
が流動し易いため、同様の現象を生ずる。
(課題を解決するための手段) 本考案の転写紙はこのような課題を解決するた
めに案出されたものであり、その要旨は、樹脂フ
イルムと、該樹脂フイルムに所定パターンで固着
された顔料層とを有し、該顔料層が衛生陶器等陶
磁器製品の素地成形体に塗布された釉薬表面に密
着するように貼着され、焼成によつて該顔料層を
成形体表面に転写・焼き付ける転写シートであつ
て、前記顔料層の下側に、カオリン、珪石の混合
材から成り、焼成時の流動性が流下度で1.0mm以
下に抑えられた、該顔料層の流動を阻止する下地
層が形成されていることにある。
ここで流下度とは、試験片の垂直面に下地層を
形成してその表面に所定の印を施し、これを焼成
窯で焼成したときの該印の当初の位置からの流下
量(変位量)を言う。
(作用及び考案の効果) このように本考案においては、顔料層の下側に
流下度が一定値以下に抑えられた下地層が形成さ
れているため、焼成時において素地成形体表面の
釉薬が流動しても、かかる下地層の固定効果によ
つて顔料層が流動しない。従つて顔料層の流動に
基づくマークの崩れ、切れその他変形も生じな
い。而して本考案者がマークの変形を防止するた
めに下地層の流動性をどの程度に抑えれば良いか
を求めたところ、その流下度を1.0mm以下に抑え
れば良いことを確認し得た。また流下度を0.5mm
以下にした場合には特に好結果の得られることが
確認された。
尚本考案においては、上記下地層として、焼成
時に釉薬中に溶け込む一方釉薬とともに流動しな
いものとして、釉薬の構成成分であるカオリン、
珪石の混合材から成るものを用いる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図及び第2図において、10は本例の転写
シートであつて、全体的に横長の矩形状を成して
いる。この転写シート10は、第一樹脂フイルム
12及びメツシユ状に形成された第二樹脂フイル
ム14、第一樹脂フイルム12に所定パターンで
印刷された顔料層16とを有している。顔料層1
6は、形状マーク部分16aと、文字部分16b
とから成つている。また第一樹脂フイルム12に
は、転写シート10を貼着する際の位置決用の突
起18が設けられ、更に顔料層16の下側には、
本考案に従つて下地層20が形成されている。
このような転写シート10において、下地層2
0を、カオリン30重量%、珪石70重量%から成る
混合材で構成して、これを衛生陶器の素地成形体
22に塗布した釉薬24の表面に貼着して焼成し
たところ、成形体22の表面に転写・焼き付けら
れたマークに崩れ、切れその他の変形は認められ
なかつた。尚本例において、下地層20の流下度
はほぼ0であつた。ここで流下度は次のようにし
て測定した。即ち第3図に示しているように、試
験片26の垂直面に下地層を形成してその表面上
所定位置(P1位置)に印を施し、そして試験片
26を焼成窯で焼成して下地層表面の印の当初の
位置P1から焼成後の位置P2までの流下量(変位
量)lを測定した。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案は上
記衛生陶器以外の陶磁器品に対して、或いはブラ
ンドマーク以外のマークを転写するに際しても適
用可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲に
おいて、様々な変形を加えた形態で構成すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例である転
写シートの平面図及び断面図であり、第3図は第
2図の下地層の流下度の測定方法の説明図であ
る。第4図及び第5図は夫々衛生陶器としての洗
面器、小便器の表面にブランドマークを形成した
状態の平面図であり、第6図及び第7図は夫々そ
のブランドマークを形成するために用いられる従
来の転写シートの平面図及び断面図である。第8
図はその転写シートの不具合を説明するための説
明図である。 10……転写シート、12,14……樹脂フイ
ルム、16……顔料層、20……下地層、22…
…素地成形体、24……釉薬。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂フイルムと、該樹脂フイルムに所定パター
    ンで固着された顔料層とを有し、該顔料層が衛生
    陶器等陶磁器製品の素地成形体に塗布された釉薬
    表面に密着するように貼着され、焼成によつて該
    顔料層を成形体表面に転写・焼き付ける転写シー
    トであつて、 前記顔料層の下側に、カオリン、珪石の混合材
    から成り、焼成時の流動性が流下度で1.0mm以下
    に抑えられた、該顔料層の流動を阻止する下地層
    が形成されていることを特徴とする転写シート。
JP1988090233U 1988-07-07 1988-07-07 Expired - Lifetime JPH0528075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988090233U JPH0528075Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

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JP1988090233U JPH0528075Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0212896U JPH0212896U (ja) 1990-01-26
JPH0528075Y2 true JPH0528075Y2 (ja) 1993-07-19

Family

ID=31314763

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JP1988090233U Expired - Lifetime JPH0528075Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54140804U (ja) * 1978-03-24 1979-09-29

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Publication number Publication date
JPH0212896U (ja) 1990-01-26

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