JPH0642933B2 - プレコート層を有する回転ドラム式脱水・搾液装置 - Google Patents

プレコート層を有する回転ドラム式脱水・搾液装置

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JPH0642933B2
JPH0642933B2 JP2127843A JP12784390A JPH0642933B2 JP H0642933 B2 JPH0642933 B2 JP H0642933B2 JP 2127843 A JP2127843 A JP 2127843A JP 12784390 A JP12784390 A JP 12784390A JP H0642933 B2 JPH0642933 B2 JP H0642933B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は浚渫工事の汚泥を固・液分離したり、ワインや
酒等の飲料精製時に使用することが出来る類の脱水・搾
液装置に関し、特に回転ドラムの周囲にプレコート層を
形成した形式の脱水・搾液装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、回転ドラム式の脱水装置では濾過ドラムの周面に
張設されたストレーナの目詰まりが早い為、ストレーナ
を頻繁に清掃しなくては成らず手間が掛り、脱水濾過能
力も低くなってしまうと言う問題がある。 そこで、こうした問題に対処するために、例えば本発明
の出願人が先に提案(特開平1−249115号)して
いる様に、回転表面にストレーナを張設した回転ドラム
を、処理液を貯留する貯液槽に回転可能に枢支させ、こ
の回転ドラムの内方に、一端が負圧形成手段に連結され
た吸引管の他端部を吸引口として開口させるとともに、
負圧形成手段の負圧で貯液槽に貯溜された珪藻土等の濾
材を回転ドラムのストレーナに層状に吸着させてプレコ
ート層を形成する。 次に、貯液槽内に濾材を代えて浚渫された汚泥等の脱水
処理液を貯溜し、プレコート槽の一部が脱水処理液に浸
漬された状態で回転ドラムを回転させながら負圧形成手
段を駆動させると、その負圧でプレコート層の表面に固
塊物が吸着保持されて脱水処理される。 プレコート層に吸着保持された固塊物でその表面が目詰
まりすると、掻き落とし用ブレードを進出させて目詰ま
りした部分のプレコート層を切削し、再び濾過出来るよ
うにすることにより長時間に互り連続して脱水処理を行
えるようにした構造のものがある。
【発明が解決しようとする課題】
上記本出願人の先の提案による構造のものでは、貯液槽
を濾材槽と処理液槽とに切り換えて使用するので、プレ
コート層を再び形成するために貯液層を濾材層にした時
にその内部に残留する処理液中の固塊物が濾材に混入さ
れてしまい、プレコート層に混入された固塊物がその
侭、回転ドラム内に吸引さてしまう虞が有ると言う問題
があった。 こうした問題はワインや酒等を原液から搾液する場合に
特に顕著にあらわれる。 そこで、濾材槽と処理液槽とを夫々専用の槽を設け、用
途に合わせて取り替えるようにすると濾材に処理液中の
固塊物が混入するのを防止出来るが、この場合には濾材
槽と処理液槽とを取り替えるために多大の時間と手間を
要し、稼働効率が低下するだけでなく、両槽は比較的大
型であることから不使用の槽を保管する為の広い場所も
必要とする等の問題が有り、実用的では無い。 本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、プレコー
ト層を形成する濾材に処理液中の固塊物が混入しないよ
うにするとともに、稼働効率が高いプレコード層を有す
る回転ドラム式脱水・搾液装置を提供出来るようにする
ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るプレコート層を
有する回転ドラム式脱水・搾液装置は、第1の手段とし
て、周面にストレーナを張設した濾過ドラムを脱水・搾
液時にはその少なくとも一部が貯液槽内の脱水処理液に
浸漬する状態で貯液槽に回転可能に枢支し、掻き落とし
用ブレードをストレーナに接離可能に配設するととも
に、濾過ドラムの内方で吸引口が開口する吸引管を負圧
形成手段に連結し、濾材を貯溜する濾材槽を貯液槽と濾
過ドラムの周面との間に配設し、該濾材槽を濾材が貯溜
される吸着位置と脱水処理時に貯液槽の液面上に位置す
る待機位置とに変位可能に構成したことを特徴とし、第
2の手段として、第1の手段に附加して濾材槽を吸着位
置から待機位置への揺動に連動して濾材槽の内部を洗滌
する洗滌装置を設けたことを特徴とするものである。
【作用】
先ず、吸着位置にした濾材槽に珪藻土等から成る濾材を
貯溜する。 しかる後、負圧形成手段を作動させながら濾過ドラムを
回転させると、濾材槽内の濾材がストレーナの周面に厚
く層状に吸着され、掻き落とし用ブレードで均一の厚さ
に掻き落とされるとプレコート層が形成される。 次に、濾材槽内の濾材を除去し、濾材槽を吸着位置から
待機位置に変位させる。 この濾材槽が変位する時に洗浄装置から供給される洗浄
液でその内部が綺麗に洗浄されるので、濾材槽は内部が
綺麗に洗浄された状態で待機位置に変位し、固定され
る。 この時、濾材槽の内部を洗浄して濾材等の固塊物を含ん
だ洗浄液は、濾材槽の変位とともに、貯液槽に流入す
る。 そして、貯液槽に濾過液をプレコート層の少なくとも一
部が浸漬する状態に貯溜し、負圧形成手段を作動させな
がら濾過ドラムを回転させると、濾過液中に浸漬してい
る部分のプレコート層から濾過液を吸引し、水分だけが
プレコート層を透過し、固塊物がプレコート層の表面に
吸着されるのである。 濾過ドラムの周面に吸着保持された固塊物によりプレコ
ート層が徐々に目詰まりを起こすと、この目詰まりした
プレコート層が掻き落とし用ブレードで掻き落とされ、
プレコート層の厚みが徐々に薄くなり、使用限界に達す
る。 プレコート層の厚みが使用限界になると貯液槽から濾過
液を除き、掻き落とし用ブレードでプレコート層の表面
を掻き落として新しくするとともに、濾材槽を待機位置
から吸着位置に変位される。 しかる後、珪藻土等から成る濾材を濾材槽に貯溜し、負
圧形成手段を作動させながら濾過ドラムを回転させると
濾材槽内の濾材がストレーナの周面に規定の厚さに厚く
層状に吸着されてプレコート層か再び形成されるのであ
る。 このプレコート層の再生時、濾材槽の内面は洗浄装置で
綺麗に洗浄されていることから、貯液槽に処理液が残留
していても、これが為に再生されたプレコート層にこの
残留した液が混入することが無いのである。
【実施例】
以下、本発明に係るプレコート層を有する回転ドラム式
脱水・搾液装置を図面に基づいて説明する。 この実施例に係る回転ドラム式脱水・搾液装置1は浚渫
された汚泥を脱水する時に使用されるもので、第1図及
び第2図に示すように、周縁部にプレコート層2が形成
され駆動手段3で回転可能に構成された濾過ドラム4
と、濾過ドラム4の下方に配設され汚泥を貯溜する汚泥
槽(貯液槽)6と、濾過ドラム4の内部に設けられた空
間減少手段7と、プレコート層2の内周面2aと空間減
少手段7との間に形成される負圧作用空間8に負圧を作
用させる吸引装置9と、プレコート層2に吸着されて脱
水された固塊物を掻き落とす掻き落とし用ブレード10
及びに濾過ドラム4と汚泥槽6との間に配設され濾過ド
ラム4の一部を覆う形状の濾材槽11を備えてなる。 上記プレコート層2は、ドラム本体の外周面にストレー
ナ(金網)12を張設し、このストレーナ12の表面は
珪藻土等の濾材13を比較的厚く層状に形成して構成さ
れたもので、このプレコート層2の下部は汚泥槽6に貯
溜された汚泥中に浸漬されるようになっている。 濾過ドラム4の回動駆動手段3は、一方のドラム枢支軸
14に固定されたチェーンホイル15と、このチェーン
ホイル15を電動モータの出力軸に取付けられた駆動用
チェーンホイル(共に図示せず)との間をチェーン16
で連結して構成されている。 上記駆動源は電動モータにかえて油圧・空圧モータや内
燃機等の駆動源を使用することも出来るし、回転の伝動
はチェーンに代えてシャフトにしたり、ドラム枢支軸1
4を直接駆動することも出来る。 上記空間減少手段7は、円筒状に形成された筒部材17
を回転ドラム4の内方に回転不能に装着して構成したも
のであり、筒部材17の周壁部分はストレーナ12の内
周面の近傍に位置させてある。 こうして筒部材の周壁部分を金網12の内周面の近傍に
位置させると、回転ドラム4内に形成される負圧作用空
間8は狭隘なものに形成される。 また、筒部材の周壁の下面部分には、吸引装置9を構成
する吸引管19から分岐した枝管20の先端が吸引口2
1として下向きに開口させてある。 吸引装置9は第2図に示すように、貯水タンク30内の
水31をポンプ32で吸い上げて噴射ノズル33から保
護管34に向けて噴射し、保護管34から吐出管35に
ジェット水流が噴射された時に吐出管35内に形成され
る負圧を負圧供給口36から取り出すように形成された
ジェットポンプ(負圧形成手段)M.J.P で形成され、こ
のジェットポンプM.J.P の負圧供給口36を上記吸引口
21に吸引管19で連通して構成されている。 濾過ドラム4と汚泥槽6との間に配設される濾材槽11
は、回動手段22により濾材13を貯溜する実線図の吸
着位置Aと脱水処理時に汚泥槽の液面上に位置する待機
位置Bとに回動可能に構成されている。 この回動手段22は、第2図及び第3図に示すように濾
過ドラム4を軸支する軸受部23・23に濾材槽11の
両端部を枢支する筒軸部24・24を回動可能に設け、
一方の筒軸部24に操作用ブラケット25を固設し、作
動油27をポンプ28で加圧し方向切り換え弁29で供
給制御されて伸縮操作される油圧シリンダ26により操
作用ブラケット25を回動するように構成されている。 また、濾材槽11は、その底面11aが濾過ドラム4の
回転方向(矢印C)上手側ではプレコート層2に近接
し、下手側になるほど離間する形状にしてストレーナ1
2に吸着された珪藻土等からなる濾材13がストレーナ
12と濾材槽11の底面11aとの間に詰まり、濾過ド
ラム4の回転が阻害されることのないようになってい
る。 図中符号38は洗滌装置であって、図外の洗浄水供給源
に接続された吸水管39と、吸水管39の水を制御する
制御バルブ40と、吸水管39の先端に設けられた洗浄
ノズル41からなり、符号42は汚泥供給管、符号43
はオーバーフロー口、符号44はドレン口である。 上記のように構成された脱水装置1の作用を次に説明す
る。 先ず、回動手段22の方向切り換え弁29を操作し油圧
シリンダ26を収縮させて、濾材槽11を第1図の実線
の吸着位置Aにし、この濾材槽11に珪藻土等の濾材1
3を規定量貯溜させる。 この後、濾過ドラム4を回転させながらジェットポンプ
M.J.P を作動させると、このジェットポンプM.J.P で発
生した負圧が負圧供給口36から吸引管19及び吸引口
21を介して負圧作用空間8に作用する。 すると、この負圧作用空間8は空間減少手段7により狭
隘になっていることから、負圧作用空間8の負圧は即座
に高くなり、濾材槽11に貯溜された濾材13がストレ
ーナ12の表面に厚く層状に吸着され、掻き落とし用ブ
レード10で所定の厚さに均されると規定のプレコート
層2が形成される。 こうしてプレコート層2が形成されると、次に、濾材槽
11から濾材13を除去した後、方向切り換え弁29を
油圧シリンダ26が伸長する方向に操作するとともに洗
浄装置38を作動させると、油圧シリンダ26の伸長に
伴って、濾材槽11がその筒軸部24を回転中心として
反時計回り方向に回動し吸着位置Aから待機位置Bに変
位するとともに、洗浄ノズル41からの給水により濾材
槽11の内部が綺麗に洗浄されるのである。 濾材槽11の内部を洗浄し濾材13を含んだ洗浄液は、
濾材槽11の回動とともに、汚泥槽6に流入し、汚泥と
ともに脱水処理されるのである。 そして、濾材槽11が濾過ドラム4の上方の待機位置B
になり、方向切り換え弁29を中立にすると油圧シリン
ダ26内の作動油がブロックされて濾材槽11が待機位
置Bに固定される。 濾材槽11が待機位置Bに固定された後、汚泥を汚泥供
給管42から少なくともプレコート層2の下部が浸漬す
る状態に貯溜し、ジェットポンプM.J.P を作動させなが
ら濾過ドラム4を回転させると、汚泥中に浸漬している
部分のプレコート層2から汚泥が吸引され、その水分だ
けがプレコート層2を透過し、固塊物がその表面に吸着
されるのである。 濾過ドラム4の周面に吸着保持された固塊物によりプレ
コート層2が徐々に目詰まりを起こすと、掻き落とし用
ブレード10で目詰まりしたプレコート層2が掻き落と
されるので、プレコート層2の厚みが徐々に薄くなり、
使用限界に達する。 プレコート層2の厚みが使用限界になると、先ず、ドレ
ン口44を開いて汚泥槽11から汚泥を排除した後、ド
レン口44を閉塞し、掻き落とし用ブレード10でプレ
コート層2の表面を更に掻き落として新しくする。 次に、方向切り換え弁29を切り換えて油圧シリンダ2
6を収縮させて濾材槽11を待機位置Bから吸着位置A
に変位させる。 しかる後、珪藻土等の濾材13を濾材槽11に貯溜し、
ジュットポンプM.J.P を作動させながら濾過ドラム4を
回転させると、前述したのと同様に濾材槽11内の濾材
13がストレーナ12の周面に厚く層状に吸着され、こ
の濾材13が掻き落とし用ブレード10で均一の厚さに
均されるとプレコート層2が再び形成されるのである。 このプレコート層2の再生時、濾材槽11は濾材13を
入れる前に既に洗浄装置38で綺麗に洗浄されているこ
とから、汚泥槽6に汚泥が残留していても、これが為に
再生されたプレコート層2にこの残留する汚泥が混入す
ることは無い。 尚、上記実施例ではプレコート層を有する回転ドラム式
脱水装置を浚渫された汚泥を脱水する場合を例に説明し
てあるが、ワインや酒等の原酒から飲料を搾液する場合
にも本発明を実施することが出来るのは勿論であり、濾
過ドラムの内方に設けた空間減少手段は省略することも
出来る。 更に、上記実施例では濾材槽を濾過ドラムの回転中心を
回動中心とする構造にしてあるが、濾材槽は回動するも
のに限られず、リンクやワイヤー等で吸着位置Aから待
機位置Bに変位させられる構造で有れば良いことは言う
までもないことである。
【発明の効果】
本発明は以上に説明したように、濾材槽と貯液槽とを夫
々専用の槽で形成し、濾材槽を貯液槽とドラムの周面と
の間に配設するとともに、この濾材槽を濾材が貯溜され
る吸着位置と脱水処理時に貯液槽の液面上に位置する待
機位置とに変位可能に構成するようにしてあるので、プ
レコート層の再生時に貯液槽に処理液が残留していて
も、これが濾材槽に入り込む事がなく、プレコート層は
濾材槽の濾材だけで形成することが出来、従来のように
プレコート層に混入された固塊物がその侭、回転ドラム
内に吸引されてしまうと言う問題を無くすことが出来る
と言う利点がある。 更に、濾材槽と貯液槽とを夫々専用の槽で形成し、濾材
槽を濾材が貯溜される吸着位置と脱水処理時に貯液槽の
液面上に位置する待機位置とに変位させるだけの簡単な
操作で済み、短時間のうちに行え、プレコート層の形成
のために装置を停止させる時間を短縮することが出来、
稼働効率を大幅に向上させることが出来るという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はプレコ
ート層を有する回転ドラム式脱水・搾液装置の概略を示
す縦断側面図、第2図はその一部切欠き正面図、第3図
は回動手段部分を示す一部切欠き側面図である。 1……回転ドラム式脱水・搾液装置、2……プレコート
層、4……濾過ドラム、6……貯液槽、10……掻き落
とし用ブレード、11……濾材槽、12……ストレー
ナ、13……濾材、21……吸水口、38……洗浄装
置、M.J.P ……負圧形成手段(ジェットポンプ)、A…
…吸着位置、B……待機位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面にストレーナを張設した濾過ドラムを
    脱水・搾液時にはその少なくとも一部が貯液槽内の脱水
    処理液に浸漬する状態で貯液槽に回転可能に枢支し、掻
    き落とし用ブレードをストレーナに接離可能に配設する
    とともに、濾過ドラムの内方で吸引口が開口する吸引管
    を負圧形成手段に連結し、濾材を貯溜する濾材槽を貯液
    槽と濾過ドラムの周面との間に配設し、該濾材槽を濾材
    が貯溜される吸着位置と脱水処理時に貯液槽の液面上に
    位置する待機位置とに変位可能に構成したことを特徴と
    するプレコート層を有する回転ドラム式脱水・搾液装
    置。
  2. 【請求項2】濾材槽を吸着位置から待機位置への揺動に
    連動して濾材槽の内部を洗滌する洗滌装置を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したプレコー
    ト層を有する回転ドラム式脱水・搾液装置。
JP2127843A 1990-05-16 1990-05-16 プレコート層を有する回転ドラム式脱水・搾液装置 Expired - Lifetime JPH0642933B2 (ja)

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JPH0422407A JPH0422407A (ja) 1992-01-27
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EP4110503B1 (fr) * 2020-02-27 2026-05-06 Eco3 Bv Installation pour la filtration d'une suspension au moyen d'un filtre rotatif à pré-couche

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