JPH0642973Y2 - 補強リブ付き容器 - Google Patents
補強リブ付き容器Info
- Publication number
- JPH0642973Y2 JPH0642973Y2 JP18959787U JP18959787U JPH0642973Y2 JP H0642973 Y2 JPH0642973 Y2 JP H0642973Y2 JP 18959787 U JP18959787 U JP 18959787U JP 18959787 U JP18959787 U JP 18959787U JP H0642973 Y2 JPH0642973 Y2 JP H0642973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- rib
- ribs
- adjacent
- vertical direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器の胴部に補強のためのリブを形成した補強
リブ付き容器に関する。
リブ付き容器に関する。
近年、清涼飲料水等の容器としては合成樹脂のものが一
般的となり、特に、所謂PET容器が広く用いられてい
る。
般的となり、特に、所謂PET容器が広く用いられてい
る。
このPET容器は容器を肉薄に形成することが比較的容易
であるが、そうすると容器の強度が低下するため容器に
リブを形成して補強することが行われている。
であるが、そうすると容器の強度が低下するため容器に
リブを形成して補強することが行われている。
ところで、内容物の充填に際しては容器の殺菌が不可欠
であり、充填すべき内容物を加熱して容器の殺菌を同時
に行う方法と、容器内を予め殺菌液で洗浄した後、常温
の内容物を充填する方法とがある。後者の場合、容器内
を殺菌液で洗浄した後は容器を倒立させて水切りをする
が、その際、容器内の殺菌液は全量排出させ容器内には
残留させないのが理想である。
であり、充填すべき内容物を加熱して容器の殺菌を同時
に行う方法と、容器内を予め殺菌液で洗浄した後、常温
の内容物を充填する方法とがある。後者の場合、容器内
を殺菌液で洗浄した後は容器を倒立させて水切りをする
が、その際、容器内の殺菌液は全量排出させ容器内には
残留させないのが理想である。
しかし、前記したリブの形状と殺菌液の残留量、及びリ
ブの形状と容器強度との間には密接な関係がある。
ブの形状と容器強度との間には密接な関係がある。
即ち、テストサンプルとして、第5図に示すリブなし容
器、第6図に示す横リブを形成した容器、第7図に示す
縦リブを形成した容器を使用して、リブの形状と容器強
度との関係を実験したところ以下の結果を得た。
器、第6図に示す横リブを形成した容器、第7図に示す
縦リブを形成した容器を使用して、リブの形状と容器強
度との関係を実験したところ以下の結果を得た。
まず、各容器の口縁まで注水した満注容量と、その状態
で容器を水中に没した場合の水中容量とを比較したとこ
ろ下表の結果を得た。
で容器を水中に没した場合の水中容量とを比較したとこ
ろ下表の結果を得た。
この表から、容量差はリブなし容器が55.06ml、縦リブ
を形成した容器が48.69ml、横リブを形成した容器が5.6
1mlとなった。
を形成した容器が48.69ml、横リブを形成した容器が5.6
1mlとなった。
これらの容量差は容器の剛性が高い程少なくなるから、
縦リブを形成した容器はリブなし容器に比較して改善の
度合いが少ないことが明らかであり、容器を持った際に
不用意に内容物が溢れる虞れがある。
縦リブを形成した容器はリブなし容器に比較して改善の
度合いが少ないことが明らかであり、容器を持った際に
不用意に内容物が溢れる虞れがある。
これに対し、横リブを形成した容器は改善の度合いが非
常に大きく剛性が著しく向上することが明らかであり、
このことは同時に容器の側面を持った場合の容器のたわ
みも低減できることを示している。
常に大きく剛性が著しく向上することが明らかであり、
このことは同時に容器の側面を持った場合の容器のたわ
みも低減できることを示している。
ここで、前記した殺菌液の残留量とリブの形状との関係
につき実験した。この実験は第8図に示すように各容器
を倒立させた状態で容器内に残留する水の量を計測した
ものである。この結果、リブなし容器と、縦リブを形成
した容器の残留値は夫々0.43mlと0.44mlで大差なく水切
れは良好であったが、横リブを形成した容器は5.72ml残
留した。
につき実験した。この実験は第8図に示すように各容器
を倒立させた状態で容器内に残留する水の量を計測した
ものである。この結果、リブなし容器と、縦リブを形成
した容器の残留値は夫々0.43mlと0.44mlで大差なく水切
れは良好であったが、横リブを形成した容器は5.72ml残
留した。
このため、横リブを形成した容器にあっては長時間放置
したり振動を与える等して残留量を基準値まで下げる必
要がある。
したり振動を与える等して残留量を基準値まで下げる必
要がある。
以上要するに、容器の強度という面では横リブを形成し
た容器が優れているが、殺菌液の水切れという面では縦
リブを形成した容器が優れているということが明らかと
なった。
た容器が優れているが、殺菌液の水切れという面では縦
リブを形成した容器が優れているということが明らかと
なった。
また、容器の持ちやすさという点では、横リブを形成し
た容器の方が滑りにくく、したがって容器を強く把持す
ることもないためホールド性に優れている。
た容器の方が滑りにくく、したがって容器を強く把持す
ることもないためホールド性に優れている。
以上述べたように、容器強度と殺菌液の残留量とはリブ
の形状において二律背反する要素がある。
の形状において二律背反する要素がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、容器強度と
殺菌液の残留量とを両立させることができるとともに、
容器を持った際の滑りをも防止できるようにした補強リ
ブ付き容器を提供することを技術的課題とする。
殺菌液の残留量とを両立させることができるとともに、
容器を持った際の滑りをも防止できるようにした補強リ
ブ付き容器を提供することを技術的課題とする。
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
な構成とした。
即ち、角型容器1の第1側面2と、この第1側面2に隣
合う第2側面3とに跨るリブ4を容器1の上下方向に対
して連続的かつ多段に形成して第1のリブ群とする。
合う第2側面3とに跨るリブ4を容器1の上下方向に対
して連続的かつ多段に形成して第1のリブ群とする。
前記容器1の第2側面3と、この第2側面3に隣合う第
3側面5とに跨るリブ6を容器1の上下方向に対して連
続的かつ多段に形成して第2のリブ群とする。
3側面5とに跨るリブ6を容器1の上下方向に対して連
続的かつ多段に形成して第2のリブ群とする。
そして、前記容器1の第3側面5と、この第3側面5に
隣合う第4側面7とに跨るリブ8を容器1の上下方向に
対して連続的かつ多段に形成して第3のリブ群とする。
隣合う第4側面7とに跨るリブ8を容器1の上下方向に
対して連続的かつ多段に形成して第3のリブ群とする。
さらに、前記容器1の第4側面7と、この第4側面7に
隣合う前記第1側面2とに跨るリブ9を容器1の上下方
向に対して連続的かつ多段に形成して第4のリブ群とす
る。
隣合う前記第1側面2とに跨るリブ9を容器1の上下方
向に対して連続的かつ多段に形成して第4のリブ群とす
る。
前記第1ないし第4のリブ群は隣接するリブ群と交互に
入り組んでおり、夫々のリブの内面を容器の底部から口
部に至るに従って容器内側方向に突出するテーパーとす
るとともに、夫々のリブの夫々の両端部を容器1の底部
方向に傾斜させて補強リブ付き容器とした。
入り組んでおり、夫々のリブの内面を容器の底部から口
部に至るに従って容器内側方向に突出するテーパーとす
るとともに、夫々のリブの夫々の両端部を容器1の底部
方向に傾斜させて補強リブ付き容器とした。
容器内部の水滴はリブ4,6,8,9の傾斜に沿って一方向に
寄せられるとともに、底部から口部に至るに従って容器
内側方向に突出するテーパーの端部で水切りがなされる
ため、容器倒立時の水切れは極めて良好となる。
寄せられるとともに、底部から口部に至るに従って容器
内側方向に突出するテーパーの端部で水切りがなされる
ため、容器倒立時の水切れは極めて良好となる。
また、方向の異なるリブが補完し合って容器の強度も向
上する。
上する。
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
る。
容器1はポリエチレンテレフタレート製のパリソンをブ
ロー成型により角瓶形に成形したものであり、その4面
は夫々第1側面2、第2側面3、第3側面5、第4側面
7となっている。
ロー成型により角瓶形に成形したものであり、その4面
は夫々第1側面2、第2側面3、第3側面5、第4側面
7となっている。
この容器1の第1側面2と、この第1側面2に隣合う第
2側面3とには、これらに跨るリブ4が容器1の上下方
向に対して連続的かつ多段に形成してあり、これらが第
1のリブ群となっている。
2側面3とには、これらに跨るリブ4が容器1の上下方
向に対して連続的かつ多段に形成してあり、これらが第
1のリブ群となっている。
さらに前記角型容器1の第2側面3と、この第2側面3
に隣合う第3側面5とには、これら側面に跨るリブ6が
容器1の上下方向に対して連続的かつ多段に形成されて
おり、これらは第2のリブ群となっている。
に隣合う第3側面5とには、これら側面に跨るリブ6が
容器1の上下方向に対して連続的かつ多段に形成されて
おり、これらは第2のリブ群となっている。
以下同様にして、前記角型容器1の第3側面5と、この
第3側面5に隣合う第4側面7とに跨るリブ8を形成し
て第3のリブ群とし、また、第4側面7と、この第4側
面7に隣合う第1側面2とに跨るリブ9を形成して第4
のリブ群としてある。
第3側面5に隣合う第4側面7とに跨るリブ8を形成し
て第3のリブ群とし、また、第4側面7と、この第4側
面7に隣合う第1側面2とに跨るリブ9を形成して第4
のリブ群としてある。
前記第1ないし第4のリブ群は夫々のリブ4,6,8,9の内
面を第4図に示すように容器1の底部から口部に至るに
従って容器内側方向に突出するテーパーとしてある。こ
れにより縦に配列されたリブは所謂鎧戸のような外観を
呈しており、容器の側面において隣接するリブ群と交互
に入り組んでいる。
面を第4図に示すように容器1の底部から口部に至るに
従って容器内側方向に突出するテーパーとしてある。こ
れにより縦に配列されたリブは所謂鎧戸のような外観を
呈しており、容器の側面において隣接するリブ群と交互
に入り組んでいる。
前記リブの夫々の両端部を容器1の底部方向に傾斜させ
てあるとともに、その先端は底部方向に90度湾曲させて
ある。
てあるとともに、その先端は底部方向に90度湾曲させて
ある。
前記した構成において、殺菌に際しては容器1を倒立さ
せた状態で容器内に殺菌液を噴出するが、噴出後、殺菌
液は図中Fに示すように夫々のリブ4,6,8,9に沿って特
定方向に流れるとともに、テーパーの端部Tで水切りが
なされ、殺菌液をより完全に排出させることができる。
即ち、容器1を倒立させることによりリブ4,6,8,9が鎧
戸のような作用を呈し、水切れが良好となる。
せた状態で容器内に殺菌液を噴出するが、噴出後、殺菌
液は図中Fに示すように夫々のリブ4,6,8,9に沿って特
定方向に流れるとともに、テーパーの端部Tで水切りが
なされ、殺菌液をより完全に排出させることができる。
即ち、容器1を倒立させることによりリブ4,6,8,9が鎧
戸のような作用を呈し、水切れが良好となる。
容器1の正立状態ではリブ3の外側は下向きの段部とな
り、容器を把持した際にはこれがストッパーとなる。し
たがって、容器の把持力は僅かで済み、容器の変形を少
なくすることができるから内容物が溢れることはない。
り、容器を把持した際にはこれがストッパーとなる。し
たがって、容器の把持力は僅かで済み、容器の変形を少
なくすることができるから内容物が溢れることはない。
本考案によれば、容器内を殺菌液で洗浄した後の水切れ
を、横リブを形成した容器に比較して良好なものとする
ことができる。
を、横リブを形成した容器に比較して良好なものとする
ことができる。
しかも、容器1の正立状態ではリブが下向きの段部とな
るため、僅かな力で容器を把持することができる。この
ため、容器の変形を少なくすることができ、内容物が不
用意に溢れることを防止することができる。また、方向
の異なるリブが補完し合うため容器の強度も向上すると
いう特徴がある。
るため、僅かな力で容器を把持することができる。この
ため、容器の変形を少なくすることができ、内容物が不
用意に溢れることを防止することができる。また、方向
の異なるリブが補完し合うため容器の強度も向上すると
いう特徴がある。
第1図は本考案の実施例を示す容器の側面図、第2図は
斜視図、第3図は平面図、第4図は倒立状態の部分断面
図、第5図ないし第7図は比較例として用いたテストサ
ンプルの側面図、第8図は実験状態の側面図である。 1……容器、2……第1側面、 3……第2側面、4,6,8,9……リブ、 5……第3側面、7……第4側面。
斜視図、第3図は平面図、第4図は倒立状態の部分断面
図、第5図ないし第7図は比較例として用いたテストサ
ンプルの側面図、第8図は実験状態の側面図である。 1……容器、2……第1側面、 3……第2側面、4,6,8,9……リブ、 5……第3側面、7……第4側面。
Claims (1)
- 【請求項1】角型容器1の第1側面2と、この第1側面
2に隣合う第2側面3とに跨るリブ4を容器1の上下方
向に対して連続的かつ多段に形成して第1のリブ群と
し、前記容器1の第2側面3と、この第2側面3に隣合
う第3側面5とに跨るリブ6を容器1の上下方向に対し
て連続的かつ多段に形成して第2のリブ群とし、前記容
器1の第3側面5と、この第3側面5に隣合う第4側面
7とに跨るリブ8を容器1の上下方向に対して連続的か
つ多段に形成して第3のリブ群とし、前記容器1の第4
側面7と、この第4側面7に隣合う前記第1側面2とに
跨るリブ9を容器1の上下方向に対して連続的かつ多段
に形成して第4のリブ群とし、前記第1ないし第4のリ
ブ群は隣接するリブ群と交互に入り組んでおり、夫々の
リブの内面を容器の底部から口部に至るに従って容器内
側方向に突出するテーパーとするとともに、夫々のリブ
の夫々の両端部を容器1の底部方向に傾斜させたことを
特徴とする補強リブ付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18959787U JPH0642973Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 補強リブ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18959787U JPH0642973Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 補強リブ付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0194218U JPH0194218U (ja) | 1989-06-21 |
| JPH0642973Y2 true JPH0642973Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31480616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18959787U Expired - Lifetime JPH0642973Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 補強リブ付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642973Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2580547Y2 (ja) * | 1992-05-11 | 1998-09-10 | 株式会社 吉野工業所 | 合成樹脂製壜体 |
| JP2500061Y2 (ja) * | 1992-06-01 | 1996-06-05 | 東洋製罐株式会社 | 角形プラスチックボトル |
| JP2905838B2 (ja) * | 1996-03-01 | 1999-06-14 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製壜体 |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP18959787U patent/JPH0642973Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0194218U (ja) | 1989-06-21 |
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