JPH0644804Y2 - 補強リブ付き容器 - Google Patents

補強リブ付き容器

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JPH0644804Y2
JPH0644804Y2 JP1165088U JP1165088U JPH0644804Y2 JP H0644804 Y2 JPH0644804 Y2 JP H0644804Y2 JP 1165088 U JP1165088 U JP 1165088U JP 1165088 U JP1165088 U JP 1165088U JP H0644804 Y2 JPH0644804 Y2 JP H0644804Y2
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JP
Japan
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container
ribs
rib
vertical
vertical direction
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Application number
JP1165088U
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JPH01116113U (ja
Inventor
弘章 杉浦
幸夫 腰高
隆次 田邊
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器に補強のためのリブを形成した補強リブ付
き容器に関する。
〔従来の技術〕
近年、清涼飲料水等の容器としては合成樹脂のものが一
般的となり、特に、所謂PET容器が広く用いられてい
る。
このPET容器は容器を肉薄に形成することが比較的容易
であるが、そうすると容器の強度が低下するため容器に
リブを形成して補強することが行われている。
ところで、内容物の充填に際しては殺菌が不可欠であ
り、内容物を85℃程度に加熱して殺菌と充填とを同時に
行う方法と、容器内を予め殺菌液で洗浄した後、常温の
内容物を充填する方法とがある。後者の場合、容器内を
殺菌液で洗浄した後は容器を倒立させて水切りをする
が、その際、容器内の殺菌液は全量排出させ容器内には
残留させないのが理想である。
しかし、前記したリブの形状と殺菌液の残留量、及びリ
ブの形状と容器強度との間には密接な関係がある。
即ち、テストサンプルとして、第4図に示すリブなし容
器、第5図に示す横リブを形成した容器、第6図に示す
縦リブを形成した容器を使用して、リブの形状と容器強
度との関係を実験したところ以下の結果を得た。
まず、各容器の口縁まで注水した満注容量と、その状態
で容器を水中に没した場合の水中容量とを比較したとこ
ろ下表の結果を得た。
この表から、容量差はリブなし容器が55.06ml、縦リブ
を形成した容器が48.69ml、横リブを形成した容器が5.6
1mlとなった。
これらの容量差は容器の剛性が高い程少なくなるから、
縦リブを形成した容器はリブなし容器に比較して改善の
度合いが少ないことが明らかである。これに対し、横リ
ブを形成した容器は改善の度合いが非常に大きく剛性が
著しく向上することが明らからであり、このことは同時
に容器の側面を持った場合の容器のたわみも低減できる
ことを示している。
ここで、前記した殺菌液の残留量とリブの形状との関係
につき実験した。この実験は第7図に示すように各容器
を倒立させた状態で容器内に残留する水の量を計測した
ものである。この結果、リブなし容器と、縦リブを形成
した容器の残留値は夫々0.43mlと0.44mlで大差なく水切
れは良好であったが、横リブを形成した容器は5.72ml残
留した。
このため、横リブを形成した容器にあっては長時間放置
したり振動を与える等して残留量を基準値まで下げる必
要がある。
以上要するに、容器の強度という面では横リブを形成し
た容器が優れているが、殺菌液の水切れという面では縦
リブを形成した容器が優れているということが明らかと
なった。
ところで、容器の形状としては種々あるが、4角形の4
角を45°に切り欠いた変形8角形、或は、変多角形とす
る場合が比較的多い。このような場合においては角部も
強化することが望ましいが、その形状については殺菌液
の水切れという点で制約がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、容器強度と殺菌液の残留量とはリブ
の形状において二律背反する要素があり、従来はいずれ
か一方を犠牲にせざるを得なかった。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、容器強度と
殺菌液の残留量とを両立させ、併せて、容器の角部も強
化できるようにした補強リブ付き容器を提供することを
技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、合成樹脂製多角形容器1の側面のパネル部2にそ
の上下方向に対して斜め方向に延長したリブ3を多数形
成する。
さらに、多角形容器1の角部4にその上下方向に沿った
縦リブ5を形成して補強リブ付き容器とした。
リブ3の角度は30°ないし60°程度が適当である。
〔作用〕
リブ3が、容器1のパネル部2にその上下方向に対して
斜め方向に延長して多数形成してあるとともに、縦リブ
5が多角形容器1の角部4にその上下方向に沿って形成
してあるので、容器倒立時の水切れは良好となる。
しかも、角部の強化を図ることができるため容器の強度
は横リブのみを形成したものよりも改善することができ
る。
この縦リブ5は容器上下方向に沿って形成されているた
め殺菌液が残留することはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
合成樹脂製容器1はブロー成型により角瓶形に形成した
ものであり、4角形の4角を45°に切り欠いた不等辺8
角形となっている。そしてこの長辺をパネル部2として
あり、短辺を角部4としてある。
前記パネル部2には容器1の上下方向に対して斜め方向
に延長したリブ3を多数形成してあり、このリブ3は蒲
鉾形の凸部を多数並列に形成して構成したものである。
また、角部4には第3図に示すように容器1の上下方向
に沿って断面「コ」字形の縦リブ5が形成されている。
前記容器1はポリエチレンテレフタレートで形成されて
いる。
前記した構成において、殺菌に際しては容器1を倒立さ
せた状態で容器内に殺菌液を噴出するが、噴出後、殺菌
液は第2図中Fに示すようにリブに沿って1方向に流れ
るため、従来の横リブのようにリブ部分に殺菌液が多量
に残留することはない。
残留した殺菌液の量を計測したところ、その残留量1.96
mlとなった。これは従来の横リブ付き容器の残留量に比
較して1/3程度である。
他の実施例として、リブ3の角度を30°、及び45°とし
たものについて殺菌液の残留量を測定したところ、リブ
3の角度30°で残留量2.00ml、同45°で1.94mlとなっ
た。このように、殺菌液の残留量は従来の横リブ付き容
器に比較して1/3程度にまで低減することができた。
また、容器の口縁まで注水した満注容量と、その状態で
容器を水中に没した場合の水中容量とを比較し、強度に
ついての実験したところ、満注容量が954.25ml、水中容
量が948.81mlとなり、その差は5.44mlとなった。このよ
うに横リブのみを形成した容器のそれ(5.61ml)に比較
しても更に良好な値が得られた。これは角部4に縦リブ
5を形成したことにより、角部4の垂直面に対する曲げ
強度が向上したためと思われる。
補強リブの角度は容量1のパネル部2にその上下方向に
対して30°ないし60°程度の間で任意に設定できるが、
角度が大きくなるほど水切れが良好となる半面、強度は
低下することとなるから使用目的に応じて適宜設定する
のが望ましい。
なお、前記実施例では縦リブ5を断面「コ」字形に形成
したものであるが、この例に限定されるものではなく、
波形に形成してもよく、また多数形成するようにしても
よい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容器1のパネル部2にその上下方向に
対して斜め方向に延長してリブ3を多数形成したので、
容器内を殺菌液で洗浄した後の水切れは、横リブを形成
した容器に比較して良好となる。
さらに、縦リブ5が多角形容器1の角部4にその上下方
向に沿って形成してあるため、容器の強度を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す容器の側面図、第2図は
リブ部分の側面図、第3図は横断面図、第4図ないし第
6図は従来の容器を示す側面図、第7図は実験状態の側
面図である。 1……容器、2……パネル部、 3……リブ、4……角部、 5……縦リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製多角形容器1の側面のパネル部
    2にその上下方向に対して斜め方向に延長したリブ3を
    多数形成するとともに、多角形容器1の角部4にその上
    下方向に沿った縦リブ5を形成したことを特徴とする補
    強リブ付き容器。
JP1165088U 1988-01-30 1988-01-30 補強リブ付き容器 Expired - Lifetime JPH0644804Y2 (ja)

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JP1165088U JPH0644804Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 補強リブ付き容器

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JP1165088U JPH0644804Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 補強リブ付き容器

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Publication Number Publication Date
JPH01116113U JPH01116113U (ja) 1989-08-04
JPH0644804Y2 true JPH0644804Y2 (ja) 1994-11-16

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ID=31220391

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JP1165088U Expired - Lifetime JPH0644804Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 補強リブ付き容器

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JP6236769B2 (ja) * 2012-11-14 2017-11-29 大日本印刷株式会社 プラスチック製容器

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JPH01116113U (ja) 1989-08-04

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