JPH0642984U - 加工布挟持用クリップ - Google Patents

加工布挟持用クリップ

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JPH0642984U JP8524292U JP8524292U JPH0642984U JP H0642984 U JPH0642984 U JP H0642984U JP 8524292 U JP8524292 U JP 8524292U JP 8524292 U JP8524292 U JP 8524292U JP H0642984 U JPH0642984 U JP H0642984U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工布挟持用クリップにおいて、加工布が刺
繍中に刺繍枠の内方向へ引張られた場合に、押圧力を増
すことができるとともに、部品点数を少なくでき、組立
が容易に行える。 【構成】 長尺の加工布Wを原反枠20に挟持させる場
合、加工布Wを刺繍枠22の上から支持凹溝に載置さ
せ、クリップの第1押圧片32及び第2押圧片33を、
基準姿勢に切換えた状態で、加工布Wを上側から支持凹
溝に係合させる。そして、切換えレバー38を支軸31
を中心として回動させ、両押圧片32,33を弾性変形
させて、支軸31が両押圧片32,33の先端押圧部の
側壁に対する作用点よりも下側に位置する開拡姿勢に切
換える。すると、弾性締付片39は、第2押圧片33が
外方向へ拡がるにつれて、支軸31周りに回動し、両押
圧片32,33により支持凹溝の側壁との間で加工布W
が挟持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺の加工布を刺繍枠に挟持する為の加工布挟持用クリップに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミシンアーム部を1頭だけ備えた単頭式刺繍機や複数のミシンアーム部 を備えた多頭式刺繍機など、種々の刺繍機が実用に供されている。例えば、多頭 式刺繍機は、複数のミシンアーム部の数に応じた枚数の加工布に同様の刺繍模様 を同時に形成し得るように、加工布を保持する平枠を複数個分取付ける為の矩形 状の可動枠が、X軸方向及びY軸方向に駆動されるよう構成されたものが提案さ れている。
【0003】 ところで、この種の多頭式刺繍機においては、反物などの長尺の加工布に同様 の刺繍模様を複数箇所に刺繍縫製することも可能である。この場合には、前記可 動枠の内周部に矩形状の原反枠を取付け、この原反枠に長尺の加工布を一面に載 置し、加工布挟持用クリップにより、加工布を挟持するよう構成されていた。 この従来の加工布挟持用クリップとしては、特公平1─54462号公報に記 載されたものがあり、このクリップは、図6に示すように、刺繍枠100のレー ル101との間で、加工布Wを挟持するもので、第1押圧片103及び第2押圧 片104と、その内端部を連結する中央グリップウエブ105とが一体形成され 、このグリップウエブ105の内側に楕円形の開拡棒106が配置され、この開 拡棒106に手動レバー107が固定されている。
【0004】 そして、手動レバー107を回動して開拡棒106の楕円形断面の長軸を水平 方向にすることにより、第1押圧片103及び第2押圧片104を押し拡げて、 両押圧片103,104とレール101との間で加工布Wを挟持する。 また、加工布Wを刺繍枠100から取り出す場合は、手動レバー107を回動 して開拡棒106の楕円形断面の長軸を鉛直方向にすることにより、第1押圧片 103及び第2押圧片104を基準姿勢に切換えて、加工布挟持用クリップ11 2をレール101から取り外す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の加工布挟持用クリップにおいては、開拡棒106を その断面形状が楕円形のものを用いなければならず、この開拡棒106に連結す る手動レバー107は、ねじ108により、開拡棒106に固定しなければなら ない。しかも、第1押圧片103には、加工布Wを台板109に押しつける為の 押え部材110をビス111により取り付けなければならず、部品点数が多くな り、かつその分、組立作業も煩雑となるといった問題点があった。
【0006】 本考案は、前記問題点を解決する為になされたものであり、その目的は、部品 点数を小にし得、組立が容易に行える加工布挟持用クリップを提供することにあ る。 更に、本考案は、加工布が刺繍中に刺繍枠の内方向へ引張られた場合、更に押 圧力を増すことが可能な加工布挟持用クリップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係る加工布挟持用クリップは、刺繍枠 の内周部にその略全長に亙って設けられ上方が開放する支持凹溝に係合させて、 支持凹溝と協働して加工布を弾性的に挟持するものであり、弾性を有し、支軸を 中心として互いに回動可能に連結された第1押圧片及び第2押圧片と、その第1 押圧片及び第2押圧片の各先端押圧部が支軸よりも下側に位置し、支持凹溝へ上 方から挿入可能な略へ字形の基準姿勢と、第1押圧片及び第2押圧片の各先端押 圧部が支軸よりも上側に位置し、各先端押圧部を外側へ方向づけて支持凹溝の内 側壁に押圧可能な略逆へ字形の開拡姿勢とに切換える切換えレバーとを備えたも のである。
【0008】 また、請求項2に係る加工布挟持用クリップは、前記切換えレバーが第1押圧 片と一体形成されると共に、第2押圧片と一体形成され支持凹溝の第1押圧片側 の外側壁に押圧可能な弾性締付片を設けたものである。
【0009】
【作用】
前記構成を有する請求項1に係る加工布挟持用クリップにおいては、長尺の加 工布を原反枠に挟持させる場合、加工布を刺繍枠の上から支持凹溝に載置させ、 クリップの第1押圧片及び第2押圧片を、基準姿勢に切換えた状態で、加工布の 上側から支持凹溝に係合させる。 そして、切換えレバーを支軸を中心として回動させ、両押圧片を弾性変形させ て、支軸が両押圧片の先端押圧部の側壁に対する作用点よりも下側に位置する開 拡姿勢に切換え、両押圧片により、支持凹溝の側壁との間で加工布を挟持する。 一方、請求項2に係る第2押圧片に一体形成された弾性締付片は、第2押圧片 が外方向へ拡がるに連れて、支軸周りに回動し、第2押圧片の開拡姿勢では、支 持凹溝の外側壁に押圧・係合するようになる。
【0010】 尚、加工布は、刺繍がされるに連れて内側に収縮し、これに伴なって、第1押 圧片及び第2押圧片が開拡姿勢から基準姿勢に戻ろうとするが、両押圧片は、基 準姿勢から最も押圧力の大となる支軸と先端押圧部の作用点が一直線上になる線 上を越えて開拡姿勢に切換っている為、両押圧片は、支持凹溝から外れることは なく、しかも最も押圧力を発揮する方向へ変形するだけだから、クリップの押圧 力が増大する。
【0011】 また、請求項2に係る加工布挟持用クリップにおいては、切換えレバーを第1 押圧片と一体形成し、弾性締付片を第2押圧片と一体形成しているから、これら と支軸のみから加工布挟持用クリップを構成することができ、その部品点数が少 なくなり、加工布挟持用クリップの組立作業を容易に行える。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の実施例について図面に基いて説明する。 本実施例は、多頭式刺繍機に設けられた刺繍枠に長尺の加工布を挟持させる挟 持用クリップに本考案を適用した場合のもので、図1はその多頭式刺繍機の概略 斜視図である。 本実施例の多頭式刺繍機Mは、図1に示すように、左右方向に延びるベースフ レーム1の上面の後部側には、左右方向に所定長さを有する平面視略矩形状のミ シン支持板2が配設され、このミシン支持板2上に3台の刺繍ミシンMHが所定 間隔毎に左右方向に1列状に配列されている。 これら刺繍ミシンMHのアーム部3の前端部には、左右方向に1列状に配列さ れた12本の針棒(図示略)を装着した針棒ケース7が夫々取付けられ、図示外 の針棒切換え機構により針棒ケース7が左右方向に移動可能され、所望の色の刺 繍糸で刺繍縫目を形成する為の針棒が択一的に選択可能に構成されている。
【0013】 一方、図1に示すように、アーム部3に連なる脚柱部4の下端部のベッド本体 部5はミシン支持板2上に取付けられ、このベッド本体部5の前端部からシリン ダベッド6が前方に延び、このシリンダベッド6の前端部には糸輪捕捉器(図示 略)が設けられ、選択された針棒に取付けられた縫針8との協働により所望の色 の刺繍糸で加工布Wに刺繍縫目が形成されるようになっている。ここで、前記針 棒や天秤9を上下動させる上軸(図示略)及び糸輪捕捉器を回転させる下軸(図 示略)は、ミシンモータ(図示略)に連結されたVベルト10により回転駆動さ れる駆動軸11により駆動される。
【0014】 また、図1に示すように、前記ミシン支持板2の前側でシリンダベッド6の上 面と略同一高さになるように、作業用テーブル13が配設され、この作業用テー ブル13を含み、この作業用テーブル13の左右両側に設けられた1対の補助テ ーブル14・15に亙って、左右方向に延びる平面視矩形状の可動枠16が載置 されている。そして、この可動枠16の右端部の駆動枠部16aがX軸駆動機構 (図示略)によりX軸方向(左右方向)に移動駆動されるとともに、その左端部 の駆動枠部16bとこの駆動枠部16aとがY軸駆動機構(図示略)により同時 にY軸方向(前後方向)に移動駆動される。従って、可動枠16はこれらX軸駆 動機構とY軸駆動機構によりXY平面上を移動可能になっている。
【0015】 次に、前記可動枠16に長尺の加工布Wを挟持させる原反枠20について、図 2〜図5に基いて説明する。ここで、図2は加工布挟持用クリップと原反枠の一 部を示す斜視図、図3は加工布挟持用クリップを支持凹溝に嵌合した基準姿勢を 示す図1のA─A線縦断側面図、図4は同じく加工布挟持用クリップを開拡姿勢 に切換え加工布を挟持した状態を示す縦断側面図である。また、図5は同じく加 工布挟持用クリップの開拡姿勢で加工布が内側に引張られたときのクリップの状 態を示す縦断側面図である。
【0016】 前記可動枠16の内周部には、図3に示すように、可動枠16より一段低い取 付け部16aがその内周部の全長に亙って可動枠16と一体的に形成され、この 矩形状の取付け部16aには、原反枠20がその外周部で複数のビス21により 取付けられ、この原反枠20と可動枠16とにより刺繍枠22が構成されている 。 そして、原反枠20には、その略全長に亙って、図2〜図5に示すように、上 方を開放する凹状の支持凹溝23が形成されている。この支持凹溝23は、図3 に示すように、加工布Wの外周部を載置可能な平面状の底壁24と、その両端に 形成された半円弧状の側壁25,26とを有している。そして、外側の側壁26 にフランジ27が形成され、このフランジ27が前記可動枠16の取付け部16 aにビス21により固定されている。
【0017】 次に、この支持凹溝23に係合させて、支持凹溝23と協働して加工布Wを弾 性的に挟持する加工布挟持用クリップ30について説明する。この加工布挟持用 クリップ30は、図2に示すように、弾性を有し、支軸31を中心として互いに 回動可能に連結された第1押圧片32及び第2押圧片33と、この第1押圧片3 2及び第2押圧片33を基準姿勢35(図3参照)と開拡姿勢36(図4参照) とに切換える切換えレバー38と、前記支持凹溝23の第1押圧片側(原反枠2 0の内周部側)の側壁25の外側面25bに押圧可能な弾性締付片39とから構 成されている。 そして、図2に示すように、前記切換えレバー38と第1押圧片32とが一体 形成されて第1挟持部材40が構成され、また、弾性締付片39と第2押圧片3 3とが一体形成されて第2挟持部材41が構成され、これら第1挟持部材40と 第2挟持部材41とが、支軸31によりX状に連結されている。
【0018】 前記第1挟持部材40は、所定長さを有する弾性材からなり、図3に示すよう に、支軸部で折曲されて側面視略V字形に形成されており、また、図2に示すよ うに、第1押圧片32の先端部が、前記支持凹溝23の側壁25の形状に合わせ て半円弧状に形成されて先端押圧部32aが形成され、更に、第1押圧片2の支 軸側端部の中央部に、前記切換えレバー38が連続形成される。また、第1押圧 片32の支軸側端部には、図2に示すように、前記支軸31を軸受けするヒンジ 部42が折曲形成されている。 そして、前記切換えレバー38は、図3に示すように、長尺に形成され、第1 押圧片32及び第2押圧片33の姿勢切換えを僅かな力で容易に行えるように構 成されている。
【0019】 前記第2挟持部材41は、所定長さを有する弾性材からなり、図3に示すよう に、支軸部で折曲されて側面視略M字形に形成されており、第2押圧片33の先 端部が、前記支持凹溝23の外側の側壁26の内周面形状に合わせて半円弧状に 形成されて先端押圧部33aが形成され、更に、弾性締付片39の先端部が、支 持凹溝23の内側の側壁25の外周面形状に合わせて半円弧状に形成されて先端 締付部39aが形成されている。そして、第2挟持部材41の中央部には、図2 に示すように、前記切換えレバー38を嵌挿するための長孔43が形成され、ま た、その左右両側には、前記支軸31を軸受けするヒンジ部44が折曲形成され ている。 そして、前記弾性締付片39の先端は、加工布Wの緊張レベル(刺繍レベル) になるように、その高さが設定されている。
【0020】 尚、前記切換えレバー38により切換えられる第1押圧片32及び第2押圧片 33の基準姿勢35は、第1押圧片32および第2押圧片33の先端押圧部32 a,33aが、図3に示すように、前記支軸31よりも下側に位置し、前記支持 凹溝23へ上方から挿入可能な略へ字形の姿勢である。 また、開拡姿勢36は、第1押圧片32及び第2押圧片33の各先端押圧部3 2a,33aの側壁25,26に対する作用点Pが、図4に示すように、支軸3 1よりも上側に位置し、先端押圧部32a,33aを外側(先端押圧部32a, 33aが互いに拡がる方向)へ方向づけて支持凹溝23の側壁25,26の内側 面25a,26aに押圧可能な略逆へ字形の姿勢である。
【0021】 上記のように構成された加工布挟持用クリップ30の組立作業について説明す る。先ず、所定長さを有する弾性材から、夫々第1挟持部材40及び第2挟持部 材41を所望の形状に切断し、第1挟持部材40の中央部にヒンジ部42を折曲 形成し、先端部に先端押圧部32aを形成するとともに、中央部を折曲して略V 字形に形成し、更に切換えレバー38を形成する。 一方、第2挟持部材41では、長孔43及びヒンジ部44を形成し、両端部に 先端押圧部33a及び先端締付部39aを形成する。そして、第1挟持部材40 及び第2挟持部材41を嵌め合わせ、そのヒンジ部42,44に支軸31を通し て、加工布挟持用クリップ30を完成する。 このように、加工布挟持用クリップ30は、第1挟持部材40、第2挟持部材 41及び支軸31のみで構成されているので、その部品点数が少なく、組立作業 も容易に行える。
【0022】 次に、上述のように組立てられた加工布挟持用クリップ30を使用して、長尺 の加工布Wを原反枠20に挟持させる作業について説明する。先ず、加工布Wを 原反枠20の上側から、可動枠16の内周部つまり原反枠20の支持凹溝23に 載置させる。そして、加工布挟持用クリップ30の第1押圧片32及び第2押圧 片33を、基準姿勢35に切換えた状態で、図3に示すように、加工布Wの上側 から支持凹溝23に係合させる。 そして、切換えレバー38を支軸31を中心として下方へ回動させると、この 切換えレバー38と一体的に形成された第1押圧片32も支軸31周りに回動し ようとするが、第1押圧片32の先端押圧部32aが支持凹溝23の内側の側壁 25に規制され、先端押圧部32aは側壁25の方向に拡がるようになる。これ に伴って、第2押圧片33の先端押圧部33aも同様に、外側の側壁26の方向 に拡がる。
【0023】 この状態から、更に、切換えレバー38を下方向へ回動すると、第1押圧片3 2及び第2押圧片33は、その先端押圧部32a,33aが側壁25,26に押 圧された状態で弾性変形し、図4に示すように、支軸31が先端押圧部32a, 33aの側壁25,26に対する作用点Pよりも下側に位置する開拡姿勢36に 切換わり、第1押圧片32及び第2押圧片33により、支持凹溝23の側壁25 ,26との間で、加工布Wを挟持することになる。
【0024】 一方、第2押圧片33に一体形成された弾性締付片39は、第2押圧片33が 外方向へ拡がるに連れて、支軸31周りに回動し、第2押圧片33の開拡姿勢3 6では、図4に示すように、支持凹溝23の内側の側壁25の外側面25bに押 圧・係合するようになる。 このとき、弾性締付片39の下端は、加工布Wの緊張レベル(刺繍レベル)に 設定されているから、加工布Wは、図4に示すように、弾性締付片39により、 緊張レベルに配置されるようになり、刺繍位置の上下方向が精度良く設定される ことになる。 この加工布挟持用クリップ30の挟持操作を複数のクリップ30について夫々 行い、原反枠20の略全周に亙って、加工布Wを挟持する。そうすると、加工布 Wは、緊張された状態で、原反枠20に支持される。
【0025】 次に、加工布Wの刺繍中における加工布挟持用クリップ30の動作について説 明する。加工布Wは、刺繍されるに連れて、図5の矢印Bで示すように、内側に 収縮する。このとき、加工布Wの収縮により、弾性締付片39が図5の鎖線で示 す位置から実線で示す位置に拡がろうとし、支持凹溝23の内部に位置する第1 押圧片32及び第2押圧片33も、図5の鎖線で示す開拡姿勢36から基準姿勢 35に戻ろうとするが、両押圧片32,33は、基準姿勢35から最も押圧力の 大となる支軸31と先端押圧部32a,33aの作用点Pが一直線上になる線上 を越えて、開拡姿勢36に切換っている為、第1押圧片32及び第2押圧片33 は、図5に実線で示すように、最も押圧力を発揮する方向(矢印D方向)へ僅か に変形する。従って、加工布Wが、図5に示すように、内側に引張られると、加 工布挟持用クリップ30の押圧力(矢印C方向への押圧力)が増大し、加工布W の支持凹溝23からの抜出しを防ぐようになる。
【0026】 次に、加工布挟持用クリップ30の取外し操作を説明すると、加工布Wの刺繍 が終了すれば、加工布挟持用クリップ30の切換えレバー38を上方へ引上げる 。そうすると、その引上げ力によって、支軸31が上方へ移動し、第1押圧片3 2及び第2押圧片33は、図4に示す開拡姿勢36から図3に示す基準姿勢35 に切換わり、加工布挟持用クリップ30を支持凹溝23から容易に抜き出すこと ができる。
【0027】 このように、簡単な構成により、加工布Wを原反枠20に支持することができ 、刺繍時に加工布Wが収縮しても、加工布挟持用クリップ30の押圧力が増大す るから、加工布Wが支持凹溝23から抜け出すのを防止できる。 更に、支持凹溝23と加工布挟持用クリップ30とは、加工布Wを介して連結 することになり、加工布Wにより、加工布挟持用クリップ30が支持凹溝23内 を摺動するのを防止できる。 また、第1押圧片32、第2押圧片33及び弾性締付片39は、夫々弾性を有 しているから、加工布Wの布厚に影響されずに加工布Wを挟持することができる 。更に、切換えレバー38が長尺に形成されているから、両押圧片32,33の 姿勢切換え操作も小さな操作力で行うことができる。
【0028】 尚、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案が適用される範 囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実 施例の弾性締付片39は必ずしも必要なものではなく、また、切換えレバーや弾 性締付片等は各押圧片と一体に形成されていなくてもよい。 更に、刺繍枠は、上記実施例に示すように、可動枠と原反枠とを別個に形成し たものに限らず、一体形成されたものであってもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る加工布挟持用クリップによれば、第1押 圧片及び第2押圧片が支軸を中心として互いに回動可能に連結され、両押圧片は 、その開拡姿勢で各先端押圧部が支軸よりも上側に位置し、先端押圧部を外側へ 方向づけて支持凹溝の内側壁に押圧可能とされているので、加工布が刺繍中に刺 繍枠の内方向へ引張られた場合、最も押圧力を発揮する方向へ変形することにな り、更に加工布への押圧力を増大することができる。 更に、請求項2に係る加工布挟持用クリップによれば、切換えレバーが第1押 圧片と一体形成され、弾性締付片が第2押圧片と一体形成されているので、これ らと支軸とからクリップを構成でき、その部品点数を少なくでき、組立作業も容 易に行えるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】多頭式刺繍機の概略斜視図である。
【図2】加工布挟持用クリップの斜視図である。
【図3】加工布挟持用クリップを支持凹溝に嵌合した基
準姿勢を示す図1のA─A線縦断側面図である。
【図4】同じく加工布挟持用クリップを開拡姿勢に切換
え加工布を挟持した状態を示す縦断側面図である。
【図5】同じく加工布挟持用クリップの開拡姿勢で加工
布が内側に引張られたときのクリップの状態を示す縦断
側面図である。
【図6】従来の加工布挟持用クリップの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
16 可動枠 20 原反枠 22 刺繍枠 23 支持凹溝 25 側壁 26 側壁 30 加工布挟持用クリップ 31 支軸 32 第1押圧片 33 第2押圧片 35 基準姿勢 36 開拡姿勢 38 切換えレバー 39 弾性締付片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍枠の内周部にその略全長に亙って設
    けられ上方が開放する支持凹溝に係合させて、支持凹溝
    と協働して加工布を弾性的に挟持する加工布挟持用クリ
    ップであって、 弾性を有し、支軸を中心として互いに回動可能に連結さ
    れた第1押圧片及び第2押圧片と、 その第1押圧片及び第2押圧片の各先端押圧部が前記支
    軸よりも下側に位置し、前記支持凹溝へ上方から挿入可
    能な略へ字形の基準姿勢と、第1押圧片及び第2押圧片
    の各先端押圧部が支軸よりも上側に位置し、各先端押圧
    部を外側へ方向づけて支持凹溝の内側壁に押圧可能な略
    逆へ字形の開拡姿勢とに切換える切換えレバーとを備え
    たことを特徴とする加工布挟持用クリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工布挟持用クリップ
    において、前記切換えレバーが前記第1押圧片と一体形
    成されると共に、前記第2押圧片と一体形成され、前記
    支持凹溝の第1押圧片側の外側壁に押圧可能とされた弾
    性締付片を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加
    工布挟持用クリップ。
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