JPH0643142A - 回転/直線動2軸走査装置 - Google Patents
回転/直線動2軸走査装置Info
- Publication number
- JPH0643142A JPH0643142A JP4004639A JP463992A JPH0643142A JP H0643142 A JPH0643142 A JP H0643142A JP 4004639 A JP4004639 A JP 4004639A JP 463992 A JP463992 A JP 463992A JP H0643142 A JPH0643142 A JP H0643142A
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- JP
- Japan
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- runner
- reflecting mirror
- linear motion
- rotation
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、狭隘な配管の内部の探傷および検
査を行う小型の回転/直線動2軸走査装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 回転/直線動2軸走査装置は、光または超音
波の送受波器2と主走査の回転アクチュエータ8と副走
査の直線動アクチュエ−タ10と、反射鏡を駆動する回
転および直線動それぞれの伝達機構を備え、回転、直線
動伝達機構を干渉することなく駆動することによって、
1つの送受波器2で傷の2次元情報を測定する。
査を行う小型の回転/直線動2軸走査装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 回転/直線動2軸走査装置は、光または超音
波の送受波器2と主走査の回転アクチュエータ8と副走
査の直線動アクチュエ−タ10と、反射鏡を駆動する回
転および直線動それぞれの伝達機構を備え、回転、直線
動伝達機構を干渉することなく駆動することによって、
1つの送受波器2で傷の2次元情報を測定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転、直線動2軸駆動
機構を備えた、光や超音波のスキャナ装置において、円
周方向に360度の主走査、軸方向の副走査が行えるこ
とから、管内部の超音波探傷や監視装置に最適な回転/
直線動2軸走査装置に関する。
機構を備えた、光や超音波のスキャナ装置において、円
周方向に360度の主走査、軸方向の副走査が行えるこ
とから、管内部の超音波探傷や監視装置に最適な回転/
直線動2軸走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラント等では電磁波や超音波を用
いた配管等の設備診断を行っている。最近、細管の検査
のために管内にセンサを挿入して、内部より管壁表面又
は管壁内部を観測したいという要望が強まり、内挿式の
超音波探傷システムが開発されている。この技術の従来
例としては、例えば特開平2−32249号公報記載の
「超音波探傷プローブ」がある。
いた配管等の設備診断を行っている。最近、細管の検査
のために管内にセンサを挿入して、内部より管壁表面又
は管壁内部を観測したいという要望が強まり、内挿式の
超音波探傷システムが開発されている。この技術の従来
例としては、例えば特開平2−32249号公報記載の
「超音波探傷プローブ」がある。
【0003】また、産業上の利用分野は異なるが、超音
波を用いた医療用診断装置として超音波診断装置があ
る。最近ではマイクロマシニング技術の進展に伴い、血
管内に挿入して用いられるカテーテル型のものまで出現
し、しかも、カテーテルの先端部にアクチュエータを持
ち、超音波振動子を駆動する方式のものまで考案されて
いる。この技術の従来例としては、例えば特開平2−2
86141号公報記載の「超音波診断装置」がある。
波を用いた医療用診断装置として超音波診断装置があ
る。最近ではマイクロマシニング技術の進展に伴い、血
管内に挿入して用いられるカテーテル型のものまで出現
し、しかも、カテーテルの先端部にアクチュエータを持
ち、超音波振動子を駆動する方式のものまで考案されて
いる。この技術の従来例としては、例えば特開平2−2
86141号公報記載の「超音波診断装置」がある。
【0004】以下に、従来の超音波探傷プローブについ
て説明する。図8は、従来例における超音波探傷プロー
ブの使用例である。超音波探傷プローブ30は、周方向
探傷ユニット31、軸方向探傷ユニット32から成り、
それぞれのユニット31、32は超音波を通す開口を有
するケース34に入っている。
て説明する。図8は、従来例における超音波探傷プロー
ブの使用例である。超音波探傷プローブ30は、周方向
探傷ユニット31、軸方向探傷ユニット32から成り、
それぞれのユニット31、32は超音波を通す開口を有
するケース34に入っている。
【0005】超音波探傷プローブ30は、プローブ回転
装置33によって回転させられ、配管100の内壁を探
傷する。狭隘な配管の中を通って行けるように、プロー
ブ回転装置33のモータ38の回転はフレキシブルな駆
動伝達軸39を用いて伝達される。
装置33によって回転させられ、配管100の内壁を探
傷する。狭隘な配管の中を通って行けるように、プロー
ブ回転装置33のモータ38の回転はフレキシブルな駆
動伝達軸39を用いて伝達される。
【0006】周方向探傷ユニット31は、配管の周方向
の傷を探るもので、管軸方向には垂直、管円周方向には
法線に対して10数度傾いた音波軸で探傷を行う。した
がって、超音波探触子35は軸を外して取り付けられ、
周方向入射用ミラー36によって最適の角度が設定され
る。
の傷を探るもので、管軸方向には垂直、管円周方向には
法線に対して10数度傾いた音波軸で探傷を行う。した
がって、超音波探触子35は軸を外して取り付けられ、
周方向入射用ミラー36によって最適の角度が設定され
る。
【0007】ケーブル40は、探傷の信号伝達と、超音
波探傷プローブ30の進行に用いられる。
波探傷プローブ30の進行に用いられる。
【0008】軸方向探傷ユニット32は、軸方向にある
傷を探るもので、管円周方向には法線に対して平行、管
軸方向に10数度傾いた音波軸で探傷を行う。したがっ
て、超音波探触子35は中心軸上に取り付けられ、軸方
向入射用ミラー37によって最適の角度が設定される。
傷を探るもので、管円周方向には法線に対して平行、管
軸方向に10数度傾いた音波軸で探傷を行う。したがっ
て、超音波探触子35は中心軸上に取り付けられ、軸方
向入射用ミラー37によって最適の角度が設定される。
【0009】軸方向探傷ユニット32では、進行方向の
傷が測定でき、超音波探傷プローブ30の回転によって
周方向の角度が割り出せる。また、周方向探傷ユニット
31では、配管の周方向の傷が測定されるので、超音波
探傷プローブ30を配管に沿って進めることにより傷の
位置(距離)が割り出せる。したがって、2つのユニッ
トからの位置、角度情報から傷の場所を特定することが
できる。
傷が測定でき、超音波探傷プローブ30の回転によって
周方向の角度が割り出せる。また、周方向探傷ユニット
31では、配管の周方向の傷が測定されるので、超音波
探傷プローブ30を配管に沿って進めることにより傷の
位置(距離)が割り出せる。したがって、2つのユニッ
トからの位置、角度情報から傷の場所を特定することが
できる。
【0010】超音波探傷プローブ30は、プローブ回転
装置33によって常時回転させられているので、超音波
探触子35からの信号伝達は、駆動伝達軸39を通して
行う必要があり、しかも、回転しているのでスリップリ
ング等を用いて接続する必要がある。
装置33によって常時回転させられているので、超音波
探触子35からの信号伝達は、駆動伝達軸39を通して
行う必要があり、しかも、回転しているのでスリップリ
ング等を用いて接続する必要がある。
【0011】以下に、従来の超音波診断装置について説
明する。図9は、従来例における超音波診断装置の超音
波振動子付近の断面図である。
明する。図9は、従来例における超音波診断装置の超音
波振動子付近の断面図である。
【0012】カテーテル型超音波診断装置の先端部41
に超音波振動子42が取り付けられている。先端部41
の基端側には、挿入部43の軸心と直交するように設け
られた静電モータ44のロータ45に、挿入部の軸心に
対して45度の斜面を有する反射部材46が固接されて
いる。超音波振動子42から出射される超音波は、先端
部41を構成する部材を透過して挿入部43の軸心に対
して直交する方向へ反射される。
に超音波振動子42が取り付けられている。先端部41
の基端側には、挿入部43の軸心と直交するように設け
られた静電モータ44のロータ45に、挿入部の軸心に
対して45度の斜面を有する反射部材46が固接されて
いる。超音波振動子42から出射される超音波は、先端
部41を構成する部材を透過して挿入部43の軸心に対
して直交する方向へ反射される。
【0013】この構成により、静電モータ44を駆動さ
せることにより、静電モータ44のロータ45を回転さ
せて反射部材46を回転させつつ、超音波振動子42か
ら超音波を出射させると、この超音波が上記反射部材4
6の斜面にて反射されることにより、挿入部43の軸心
に対して直交する方向へ出射される。また、この超音波
によるエコーは上記反射部材46の斜面にて反射されて
超音波振動子42にて受信されることにより、ラジアル
走査が行われる。
せることにより、静電モータ44のロータ45を回転さ
せて反射部材46を回転させつつ、超音波振動子42か
ら超音波を出射させると、この超音波が上記反射部材4
6の斜面にて反射されることにより、挿入部43の軸心
に対して直交する方向へ出射される。また、この超音波
によるエコーは上記反射部材46の斜面にて反射されて
超音波振動子42にて受信されることにより、ラジアル
走査が行われる。
【0014】かかる構成では、回転駆動に静電モータ4
4を使用しているため、駆動電圧に高電圧が必要であ
り、水中では使用できず、先端部41でケーシングして
いる。そのため、先端部41を構成する部材を透過して
超音波を送り出す必要があり、効率的には損失の大きい
ものとなる。
4を使用しているため、駆動電圧に高電圧が必要であ
り、水中では使用できず、先端部41でケーシングして
いる。そのため、先端部41を構成する部材を透過して
超音波を送り出す必要があり、効率的には損失の大きい
ものとなる。
【0015】図10は従来例における超音波診断装置の
リニア/ラジアル駆動用静電モータ断面図であり、
(a)はリニア駆動前の状態、(b)はリニア駆動後の
状態を示したものである。
リニア/ラジアル駆動用静電モータ断面図であり、
(a)はリニア駆動前の状態、(b)はリニア駆動後の
状態を示したものである。
【0016】この従来例では、シャフト47に固定され
た超音波振動子42とリニア駆動用の静電モータ48と
ラジアル駆動用の静電モータ51が連接して超音波走査
部54を構成している。シャフト47の略中央にはリニ
ア駆動用の静電モータ48のロータ49が固定され、こ
のロータ49が円筒状に形成されたステータ50に囲ま
れている。一方、シャフト47の超音波振動子42と反
対側の端部にラジアル駆動用の静電モータ51のロータ
52が固定されており、このロータ52も円筒状に形成
されたステータ53に囲まれている。
た超音波振動子42とリニア駆動用の静電モータ48と
ラジアル駆動用の静電モータ51が連接して超音波走査
部54を構成している。シャフト47の略中央にはリニ
ア駆動用の静電モータ48のロータ49が固定され、こ
のロータ49が円筒状に形成されたステータ50に囲ま
れている。一方、シャフト47の超音波振動子42と反
対側の端部にラジアル駆動用の静電モータ51のロータ
52が固定されており、このロータ52も円筒状に形成
されたステータ53に囲まれている。
【0017】ラジアル駆動用の静電モータ51を駆動さ
せることにより、シャフト47に固定された超音波振動
子42を回転し、超音波のラジアル走査が行われる。
せることにより、シャフト47に固定された超音波振動
子42を回転し、超音波のラジアル走査が行われる。
【0018】さらに、リニア駆動用の静電モータ48を
駆動させることにより、シャフト47を軸方向に移動さ
せ、リニア走査することができる。
駆動させることにより、シャフト47を軸方向に移動さ
せ、リニア走査することができる。
【0019】また、これらリニア走査とラジアル走査を
組み合せることによって円筒状の走査を行い、指定した
断面のリニア走査像を得ることができる。
組み合せることによって円筒状の走査を行い、指定した
断面のリニア走査像を得ることができる。
【0020】しかしながら、かかる構成では、リニア走
査を行うことによってラジアル駆動用の静電モータ51
のロータ52までもシャフト47と一緒に移動してしま
い、ロータ52とステータ53がずれてしまい、トルク
が著しく減少し、回転を維持できなくなる。これを防ぐ
ためには、リニア走査のストロークの分だけロータ52
またはステータ53の長さに冗長性を持たせる(長く作
る)ことで対応する。
査を行うことによってラジアル駆動用の静電モータ51
のロータ52までもシャフト47と一緒に移動してしま
い、ロータ52とステータ53がずれてしまい、トルク
が著しく減少し、回転を維持できなくなる。これを防ぐ
ためには、リニア走査のストロークの分だけロータ52
またはステータ53の長さに冗長性を持たせる(長く作
る)ことで対応する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、以下に示すいくつかの課題を有してい
た。
従来の構成では、以下に示すいくつかの課題を有してい
た。
【0022】超音波探傷プローブについては、以下の課
題を有する。 1)プローブ回転装置と超音波探傷プローブがユニット
に別れているため、配管の屈曲部にて、回転伝達の効率
が低下し、回転ムラを生じる。 2)配管の軸方向の移動が外部からの牽引によるもので
あり、正確な傷位置の測定のためには、周方向と軸方向
の2方向探傷プローブが必要であり、装置が小型化でき
ない。 3)超音波探触子自体を回転するため、信号伝達にスリ
ップリングや非接触の電磁誘導コネクタ等の構造を必要
とする。
題を有する。 1)プローブ回転装置と超音波探傷プローブがユニット
に別れているため、配管の屈曲部にて、回転伝達の効率
が低下し、回転ムラを生じる。 2)配管の軸方向の移動が外部からの牽引によるもので
あり、正確な傷位置の測定のためには、周方向と軸方向
の2方向探傷プローブが必要であり、装置が小型化でき
ない。 3)超音波探触子自体を回転するため、信号伝達にスリ
ップリングや非接触の電磁誘導コネクタ等の構造を必要
とする。
【0023】超音波診断装置に関しては、以下の課題を
有する。 1)図9に示した例では、駆動は回転のみで、軸方向の
微動機構が付加されておらず、探傷に用いる場合には傷
の位置を特定できない。 2)図9に示した例では、静電モータを使用しているた
め、駆動電圧に高電圧が必要であり、水中では使用でき
ず、先端部でケーシングしている。そのため、先端部を
構成する部材を透過して超音波を送り出す必要があり、
効率的には損失の大きいものとなる。 3)図10に示した例では、静電モータを用いて、超音
波振動子を固定する軸を直線駆動および回転駆動してい
るが、直線駆動による移動量分だけ回転駆動静電モータ
のロータ部を長く作る必要があり、小型化に向かない。 4)超音波振動子自体を回転する場合、信号伝達にスリ
ップリングや非接触の電磁誘導コネクタ等の構造を必要
とする。
有する。 1)図9に示した例では、駆動は回転のみで、軸方向の
微動機構が付加されておらず、探傷に用いる場合には傷
の位置を特定できない。 2)図9に示した例では、静電モータを使用しているた
め、駆動電圧に高電圧が必要であり、水中では使用でき
ず、先端部でケーシングしている。そのため、先端部を
構成する部材を透過して超音波を送り出す必要があり、
効率的には損失の大きいものとなる。 3)図10に示した例では、静電モータを用いて、超音
波振動子を固定する軸を直線駆動および回転駆動してい
るが、直線駆動による移動量分だけ回転駆動静電モータ
のロータ部を長く作る必要があり、小型化に向かない。 4)超音波振動子自体を回転する場合、信号伝達にスリ
ップリングや非接触の電磁誘導コネクタ等の構造を必要
とする。
【0024】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、自律移動を行う検査ロボットへの搭載を可能とす
る、小型で高性能の探傷を行うための回転/直線動2軸
走査装置を提供することを目的とする。
で、自律移動を行う検査ロボットへの搭載を可能とす
る、小型で高性能の探傷を行うための回転/直線動2軸
走査装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の回転/直線動2軸走査装置は、探傷センサと
しての光又は超音波の送波及び受波器と、走査のための
ランナーに取りつけられた反射鏡と、光又は超音波を円
周方向360度に主走査を行う回転用アクチュエータ
と、軸方向の副走査を行う直線動用アクチュエータとを
備えたものである。そして、前記2つのアクチュエータ
によって駆動される反射鏡付きランナーの回転軸が、こ
ろがり又はすべりによる直線動可能な回転伝達機構を有
し、かつ、前記反射鏡付きランナーの内周又は外周に、
ころがり又はすべりによる回転可能な直線動伝達機構を
有する。
に本発明の回転/直線動2軸走査装置は、探傷センサと
しての光又は超音波の送波及び受波器と、走査のための
ランナーに取りつけられた反射鏡と、光又は超音波を円
周方向360度に主走査を行う回転用アクチュエータ
と、軸方向の副走査を行う直線動用アクチュエータとを
備えたものである。そして、前記2つのアクチュエータ
によって駆動される反射鏡付きランナーの回転軸が、こ
ろがり又はすべりによる直線動可能な回転伝達機構を有
し、かつ、前記反射鏡付きランナーの内周又は外周に、
ころがり又はすべりによる回転可能な直線動伝達機構を
有する。
【0026】
【作用】この構成によって、光又は超音波の送波器から
でた測定波を反射鏡付きランナーで反射し、探傷すべき
配管の内壁に照射する。配管に傷がある場合、傷から反
射した測定波を受波器で検出し、探傷を行う。
でた測定波を反射鏡付きランナーで反射し、探傷すべき
配管の内壁に照射する。配管に傷がある場合、傷から反
射した測定波を受波器で検出し、探傷を行う。
【0027】反射鏡付きランナーは、円周方向360度
に主走査を行う回転用アクチュエータと、軸方向の副走
査を行う直線動用アクチュエータにより駆動されるが、
ころがり又はすべりによる直線動可能な回転伝達機構と
回転可能な直線動伝達機構によって、回転の主走査と回
転軸に平行な直線動の副走査の2軸の走査は、それぞれ
干渉することなく行われる。
に主走査を行う回転用アクチュエータと、軸方向の副走
査を行う直線動用アクチュエータにより駆動されるが、
ころがり又はすべりによる直線動可能な回転伝達機構と
回転可能な直線動伝達機構によって、回転の主走査と回
転軸に平行な直線動の副走査の2軸の走査は、それぞれ
干渉することなく行われる。
【0028】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0029】図2は本発明の第1の実施例による回転/
直線動2軸走査装置の外観、並びにその動作の説明図で
あり、(a)は探傷軌跡と傷察知状態を示す図、(b)
は傷への最接近状態を示す図、(c)は傷の位置測定状
態を示す図である。
直線動2軸走査装置の外観、並びにその動作の説明図で
あり、(a)は探傷軌跡と傷察知状態を示す図、(b)
は傷への最接近状態を示す図、(c)は傷の位置測定状
態を示す図である。
【0030】図2において、1は回転/直線動2軸走査
装置を内蔵する探傷ロボット、2は光又は超音波の送受
波器、3は反射鏡付きランナー、4は送波された測定
波、5は測定波が超音波である場合の管内部を伝搬する
測定波、6は傷、7は探傷軌跡、100は配管である。
装置を内蔵する探傷ロボット、2は光又は超音波の送受
波器、3は反射鏡付きランナー、4は送波された測定
波、5は測定波が超音波である場合の管内部を伝搬する
測定波、6は傷、7は探傷軌跡、100は配管である。
【0031】本実施例では、水が充満された配管100
の中を探傷ロボット1が矢印の進行方向に進んでいる。
反射鏡付きランナー3は、図示しない回転用アクチュエ
ータによって回転し、送受波器2から送波された測定波
4を配管内壁円周上に走査する。したがって、探傷軌跡
7はスパイラル状になる。配管100内を伝搬する超音
波5は配管軸方向に伝搬し、探傷は、配管への超音波の
照射点よりも進行方向前方を観測している。傷6からの
反射信号は、傷への最接近前に得られ、事前に傷が察知
される(a)。
の中を探傷ロボット1が矢印の進行方向に進んでいる。
反射鏡付きランナー3は、図示しない回転用アクチュエ
ータによって回転し、送受波器2から送波された測定波
4を配管内壁円周上に走査する。したがって、探傷軌跡
7はスパイラル状になる。配管100内を伝搬する超音
波5は配管軸方向に伝搬し、探傷は、配管への超音波の
照射点よりも進行方向前方を観測している。傷6からの
反射信号は、傷への最接近前に得られ、事前に傷が察知
される(a)。
【0032】傷を察知したら、探傷ロボット1は減速
し、傷が検知できなくなった所で停止する(b)。測定
波4が光である場合には、光のスポットサイズオーダー
での制動がかけられる。
し、傷が検知できなくなった所で停止する(b)。測定
波4が光である場合には、光のスポットサイズオーダー
での制動がかけられる。
【0033】探傷ロボットは、停止したまま図示しない
直線動用アクチュエータにより反射鏡付きランナー3を
前後に駆動し、傷6からの信号が得られる位置を測定す
る。この時、図示しない回転用アクチュエータによる主
走査を同時に行うことにより、1個の送受波器2の信号
だけから傷の2次元的形状が求まる。
直線動用アクチュエータにより反射鏡付きランナー3を
前後に駆動し、傷6からの信号が得られる位置を測定す
る。この時、図示しない回転用アクチュエータによる主
走査を同時に行うことにより、1個の送受波器2の信号
だけから傷の2次元的形状が求まる。
【0034】また、探傷ロボット1は、マイクロマシニ
ング技術を用いて小型に製作することが可能であり、ア
クチュエータとセンサが1つのロボットの中に組み込ま
れるため、狭隘な配管の中を、自由に移動し、探傷が可
能となる。
ング技術を用いて小型に製作することが可能であり、ア
クチュエータとセンサが1つのロボットの中に組み込ま
れるため、狭隘な配管の中を、自由に移動し、探傷が可
能となる。
【0035】図1は図2における回転/直線動2軸走査
装置の詳細構成を示す断面図である。8は回転用アクチ
ュエータ、9は図3を用いて後述する直線動可能な回転
伝達機構、10は直線動用アクチュエータ、11は図4
を用いて後述する回転可能な直線動伝達機構、12はダ
ンパー、21は気密のための軸シールである。なお、図
1と同一の要素、部品に関しては図1と同一符号を付し
た。
装置の詳細構成を示す断面図である。8は回転用アクチ
ュエータ、9は図3を用いて後述する直線動可能な回転
伝達機構、10は直線動用アクチュエータ、11は図4
を用いて後述する回転可能な直線動伝達機構、12はダ
ンパー、21は気密のための軸シールである。なお、図
1と同一の要素、部品に関しては図1と同一符号を付し
た。
【0036】初めに、直線動可能な回転伝達機構と回転
可能な直線動伝達機構について説明図に基づいて説明す
る。これは、図1、図5、図6、図7の技術に共通して
用いられるものである。
可能な直線動伝達機構について説明図に基づいて説明す
る。これは、図1、図5、図6、図7の技術に共通して
用いられるものである。
【0037】図3は同回転/直線動2軸走査装置の要部
である直線動可能な回転伝達機構の一実施例であり、リ
ニアスライドボールベアリングのような構成となってい
る。
である直線動可能な回転伝達機構の一実施例であり、リ
ニアスライドボールベアリングのような構成となってい
る。
【0038】回転伝達機構の軸13と直線動スライダ1
5には複数本の細い溝が設けられており、この2つの溝
の間に複数個の微小ボール14が入っている。直線動ス
ライダ15は、回転方向にはガタツキ無く軸13の回転
が伝達され、軸方向には抵抗無く移動する。
5には複数本の細い溝が設けられており、この2つの溝
の間に複数個の微小ボール14が入っている。直線動ス
ライダ15は、回転方向にはガタツキ無く軸13の回転
が伝達され、軸方向には抵抗無く移動する。
【0039】直線動可能な回転伝達機構は、転がりを利
用する場合には、前記ボールによるものや、軸13の一
部を研削して平面とし細い針をころにしたものがある。
また、滑りを利用する場合には、潤滑材を用いる方法
や、流体軸受け等がある。これらのばあいには、回転を
伝達するための軸に平行な噛み合い(スプライン形状
等)を付加する。
用する場合には、前記ボールによるものや、軸13の一
部を研削して平面とし細い針をころにしたものがある。
また、滑りを利用する場合には、潤滑材を用いる方法
や、流体軸受け等がある。これらのばあいには、回転を
伝達するための軸に平行な噛み合い(スプライン形状
等)を付加する。
【0040】回転用アクチュエータからの動力伝達の入
力は、軸13からでも(図1、図6)直線動スライダ1
5からでも(図5、図7)、どちらでも良い。
力は、軸13からでも(図1、図6)直線動スライダ1
5からでも(図5、図7)、どちらでも良い。
【0041】図4は同回転/直線動2軸走査装置の要部
である回転可能な直線動伝達機構の一実施例である。図
中、深溝型ボールベアリングを用いた構成として説明し
ているが、実際の走査機構では、装置の小型化のために
ベアリングは用いず、直接溝加工を施し、間に小球を挟
んでいる。
である回転可能な直線動伝達機構の一実施例である。図
中、深溝型ボールベアリングを用いた構成として説明し
ているが、実際の走査機構では、装置の小型化のために
ベアリングは用いず、直接溝加工を施し、間に小球を挟
んでいる。
【0042】反射鏡付きランナー3の反射鏡と反対側の
端部は、ベアリング16が装着できるように段加工が施
されており、ベアリング16は止め具17で固定され
る。ベアリング16の外周リングを固定18しても反射
鏡付きランナー3は自由に回転が可能である。外周リン
グの固定18を軸方向に移動すると、反射鏡付きランナ
ー3は回転に影響を与えず軸方向に移動する(図1、図
6)。
端部は、ベアリング16が装着できるように段加工が施
されており、ベアリング16は止め具17で固定され
る。ベアリング16の外周リングを固定18しても反射
鏡付きランナー3は自由に回転が可能である。外周リン
グの固定18を軸方向に移動すると、反射鏡付きランナ
ー3は回転に影響を与えず軸方向に移動する(図1、図
6)。
【0043】回転可能な直線動伝達機構は、転がりを利
用する場合には、前記ボールによるものや、そろばん玉
のような円錐を組み合せた形状のものをころにしたもの
がある。また、滑りを利用する場合には、潤滑材を用い
る方法や、流体軸受け等がある。これらのばあいには、
回転を伝達するための軸に直交する噛み合いを付加す
る。
用する場合には、前記ボールによるものや、そろばん玉
のような円錐を組み合せた形状のものをころにしたもの
がある。また、滑りを利用する場合には、潤滑材を用い
る方法や、流体軸受け等がある。これらのばあいには、
回転を伝達するための軸に直交する噛み合いを付加す
る。
【0044】回転可能な直線動伝達機構は、反射鏡付き
ランナー3の内側にベアリング16を設け、直線動用ア
クチュエータからの動力の入力をベアリング16の内周
リングからとしても良い(図5、図7)。
ランナー3の内側にベアリング16を設け、直線動用ア
クチュエータからの動力の入力をベアリング16の内周
リングからとしても良い(図5、図7)。
【0045】なお、図1における第1の実施例では、探
傷ロボット1は送受波器2と2軸移動機構側で筐体が分
かれ、細いステーで接続されている。測定波4はある程
度の面積を有しているため、一部はステーにより損失と
なるが、大部分の回転位置では損失無く測定が行われ
る。配管内には水が充満しているので、アクチュエータ
に影響しないように、軸シール21で気密が保持され
る。
傷ロボット1は送受波器2と2軸移動機構側で筐体が分
かれ、細いステーで接続されている。測定波4はある程
度の面積を有しているため、一部はステーにより損失と
なるが、大部分の回転位置では損失無く測定が行われ
る。配管内には水が充満しているので、アクチュエータ
に影響しないように、軸シール21で気密が保持され
る。
【0046】回転用アクチュエータ8は探傷ロボット1
の中心に配置し、発生した回転を直線動可能な回転伝達
機構9を用いて反射鏡付きランナー3に直結で伝達す
る。測定波4は反射鏡付きランナー3の回転により、管
壁に対して周方向に主走査される。
の中心に配置し、発生した回転を直線動可能な回転伝達
機構9を用いて反射鏡付きランナー3に直結で伝達す
る。測定波4は反射鏡付きランナー3の回転により、管
壁に対して周方向に主走査される。
【0047】また、反射鏡付きランナー3は、リング状
に作られた直線動用アクチュエータ10により回転可能
な直線動伝達機構11を介して管の軸方向に移動され
る。回転可能な直線動伝達機構11の外周リングが反射
鏡付きランナー3の回転によって回転方向に変位を生じ
ないためと、反射鏡付きランナー3の初期位置への固定
のために、直線動伝達機構11の外周リングはダンパー
12にて固定される。ダンパー12は、バネ等の弾性体
であり、直線動のストローク分は障害無く変形し、直線
動伝達機構11の外周リングを支持する。反射鏡付きラ
ンナー3の管軸方向への移動によって、測定波4は管軸
方向の副走査が行われる。
に作られた直線動用アクチュエータ10により回転可能
な直線動伝達機構11を介して管の軸方向に移動され
る。回転可能な直線動伝達機構11の外周リングが反射
鏡付きランナー3の回転によって回転方向に変位を生じ
ないためと、反射鏡付きランナー3の初期位置への固定
のために、直線動伝達機構11の外周リングはダンパー
12にて固定される。ダンパー12は、バネ等の弾性体
であり、直線動のストローク分は障害無く変形し、直線
動伝達機構11の外周リングを支持する。反射鏡付きラ
ンナー3の管軸方向への移動によって、測定波4は管軸
方向の副走査が行われる。
【0048】本実施例では、回転用アクチュエータ8に
電磁式モータを、直線動用アクチュエータ10に電磁式
のボイスコイルモータを使用した。アクチュエータとし
ては、特に方式を限定するものではなく、使用する伝達
系の構成により最適のアクチュエータの方式を選定すれ
ば良い。
電磁式モータを、直線動用アクチュエータ10に電磁式
のボイスコイルモータを使用した。アクチュエータとし
ては、特に方式を限定するものではなく、使用する伝達
系の構成により最適のアクチュエータの方式を選定すれ
ば良い。
【0049】また、本実施例では、アクチュエータは固
定で用いられ、移動は伝達機構の滑り(転がり)で行わ
れるため、従来例での課題であったロータ部移動による
回転アクチュエータの長尺化が発生しない。
定で用いられ、移動は伝達機構の滑り(転がり)で行わ
れるため、従来例での課題であったロータ部移動による
回転アクチュエータの長尺化が発生しない。
【0050】さらに、回転/直線動2軸走査装置の主走
査と副走査は互いに独立であり、互いに干渉しないの
で、1つの送受波器2の信号から傷の2次元的形状およ
び位置を短時間で正確に求めることが可能である。ま
た、送受波器2は固定して用いられるため、信号伝達の
配線は非常に容易である。
査と副走査は互いに独立であり、互いに干渉しないの
で、1つの送受波器2の信号から傷の2次元的形状およ
び位置を短時間で正確に求めることが可能である。ま
た、送受波器2は固定して用いられるため、信号伝達の
配線は非常に容易である。
【0051】(実施例2)図5は本発明による回転/直
線動2軸走査装置の第2の実施例における断面図であ
る。図2と同一の要素、部品に関しては同一符号を付し
た。
線動2軸走査装置の第2の実施例における断面図であ
る。図2と同一の要素、部品に関しては同一符号を付し
た。
【0052】第2の実施例では、直線動用アクチュエー
タ10を探傷ロボット1の中心に配置し、反射鏡付きラ
ンナー3を回転可能な直線動伝達機構11を介して管の
軸方向に移動する。直線動伝達機構11は、軸ズレを生
じないように間隔をおいて2列配置した。ダンパー12
は、直線動用アクチュエータ10の後部に取り付けてあ
る。
タ10を探傷ロボット1の中心に配置し、反射鏡付きラ
ンナー3を回転可能な直線動伝達機構11を介して管の
軸方向に移動する。直線動伝達機構11は、軸ズレを生
じないように間隔をおいて2列配置した。ダンパー12
は、直線動用アクチュエータ10の後部に取り付けてあ
る。
【0053】反射鏡付きランナー3の外周には直線動可
能な回転伝達機構9が構成されており、同伝達機構9の
外周リングの一方には内歯歯車が形成され、回転用アク
チュエータ8の歯車と噛み合い動力を伝達される。回転
用アクチュエータ8は、本実施例では複数個配置され、
それぞれ同期して回転している。
能な回転伝達機構9が構成されており、同伝達機構9の
外周リングの一方には内歯歯車が形成され、回転用アク
チュエータ8の歯車と噛み合い動力を伝達される。回転
用アクチュエータ8は、本実施例では複数個配置され、
それぞれ同期して回転している。
【0054】本実施例では、回転用アクチュエータ8に
小型にすると電磁式より有利な静電式モータを分散配置
して使用し、直線動用アクチュエータ10に電磁式のボ
イスコイルモータを使用した。本実施例では、アクチュ
エータ8、10が同一基板上に固定でき、組み立てが容
易になる利点を有する。
小型にすると電磁式より有利な静電式モータを分散配置
して使用し、直線動用アクチュエータ10に電磁式のボ
イスコイルモータを使用した。本実施例では、アクチュ
エータ8、10が同一基板上に固定でき、組み立てが容
易になる利点を有する。
【0055】送受波器2から出た測定波4は、回転/直
線動の2軸に走査された反射鏡付きランナー3で配管内
壁に2次元走査され、傷の2次元情報を得ることができ
る。
線動の2軸に走査された反射鏡付きランナー3で配管内
壁に2次元走査され、傷の2次元情報を得ることができ
る。
【0056】(実施例3)図6は本発明による回転/直
線動2軸走査装置の第3の実施例における断面図であ
る。図1と同一の要素、部品に関しては同一符号を付し
た。図1と異なるのは送受波器および2軸走査機構を支
持する軸19を設けるとともに、、ベアリング21、ラ
ンナーに設けられた開口22を設けた点である。
線動2軸走査装置の第3の実施例における断面図であ
る。図1と同一の要素、部品に関しては同一符号を付し
た。図1と異なるのは送受波器および2軸走査機構を支
持する軸19を設けるとともに、、ベアリング21、ラ
ンナーに設けられた開口22を設けた点である。
【0057】本実施例では、送受波器2を走査機構に内
蔵した。したがって、反射鏡付きランナー3は中空とな
っており、反射鏡は内側を向いている。測定波4は、反
射鏡で反射し、開口22を通って配管に送波される。配
管内の水がアクチュエータに影響しないように、軸シー
ル21で気密が保持される。
蔵した。したがって、反射鏡付きランナー3は中空とな
っており、反射鏡は内側を向いている。測定波4は、反
射鏡で反射し、開口22を通って配管に送波される。配
管内の水がアクチュエータに影響しないように、軸シー
ル21で気密が保持される。
【0058】送受波器2を支持する軸19には、ベアリ
ング20を介して直線動可能な回転伝達機構9、反射鏡
付きランナー3が取り付けられている。
ング20を介して直線動可能な回転伝達機構9、反射鏡
付きランナー3が取り付けられている。
【0059】回転用アクチュエータ8は複数個が同期し
て回転し、それぞれの歯車で回転伝達機構9の歯車を駆
動、測定波4を主走査する。
て回転し、それぞれの歯車で回転伝達機構9の歯車を駆
動、測定波4を主走査する。
【0060】反射鏡付きランナー3の外周には回転可能
な直線動伝達機構11、直線動用アクチュエータ10が
取り付けられ、ダンパー12によって所定位置に位置決
めされている。
な直線動伝達機構11、直線動用アクチュエータ10が
取り付けられ、ダンパー12によって所定位置に位置決
めされている。
【0061】直線動用アクチュエータ10が駆動される
と、ダンパー12は適度なばね定数をもって変形し、反
射鏡付きランナー3を軸方向に移動させ、測定波4を副
走査する。
と、ダンパー12は適度なばね定数をもって変形し、反
射鏡付きランナー3を軸方向に移動させ、測定波4を副
走査する。
【0062】本実施例では、送受波器2を反射鏡付きラ
ンナー3の中に納めたため、非常に小型の探傷装置とな
り、狭隘な配管内を移動可能な探傷ロボットの製作が可
能となる。また、測定波4が開口22を通して直接配管
の内壁を観測することから、実施例1、2に比べステー
による損失が無く、精度の良い測定が可能となる、とい
う利点を有している。
ンナー3の中に納めたため、非常に小型の探傷装置とな
り、狭隘な配管内を移動可能な探傷ロボットの製作が可
能となる。また、測定波4が開口22を通して直接配管
の内壁を観測することから、実施例1、2に比べステー
による損失が無く、精度の良い測定が可能となる、とい
う利点を有している。
【0063】(実施例4)図7は本発明による回転/直
線動2軸走査装置の第4の実施例における断面図であ
る。1の探傷ロボット、2の送受波器を始めとし、前出
の要素、部品に関しては同一符号を付した。
線動2軸走査装置の第4の実施例における断面図であ
る。1の探傷ロボット、2の送受波器を始めとし、前出
の要素、部品に関しては同一符号を付した。
【0064】探傷ロボット1の筐体内側には、ベアリン
グ20を介して直線動可能な回転伝達機構9、反射鏡付
きランナー3が取り付けられている。配管内の水がアク
チュエータに影響しないように、軸シール21で気密が
保持される。
グ20を介して直線動可能な回転伝達機構9、反射鏡付
きランナー3が取り付けられている。配管内の水がアク
チュエータに影響しないように、軸シール21で気密が
保持される。
【0065】回転用アクチュエータ8は複数個が同期し
て回転し、それぞれの歯車で回転伝達機構9の内歯歯車
を駆動、測定波4を主走査する。
て回転し、それぞれの歯車で回転伝達機構9の内歯歯車
を駆動、測定波4を主走査する。
【0066】反射鏡付きランナー3の内周には回転可能
な直線動伝達機構11、直線動用アクチュエータ10が
取り付けられ、ダンパー12によって所定位置に位置決
めされている。
な直線動伝達機構11、直線動用アクチュエータ10が
取り付けられ、ダンパー12によって所定位置に位置決
めされている。
【0067】直線動用アクチュエータ10が駆動される
と、ダンパー12は適度なばね定数をもって変形し、反
射鏡付きランナー3を軸方向に移動させ、測定波4を副
走査する。
と、ダンパー12は適度なばね定数をもって変形し、反
射鏡付きランナー3を軸方向に移動させ、測定波4を副
走査する。
【0068】本実施例もまた、送受波器2を反射鏡付き
ランナー3の中に納めたものであり、実施例3と同じ利
点を有するものである。さらに、本実施例では走査機構
を支持するベアリング20が大きく最も安定した2軸走
査が可能である。
ランナー3の中に納めたものであり、実施例3と同じ利
点を有するものである。さらに、本実施例では走査機構
を支持するベアリング20が大きく最も安定した2軸走
査が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上、実施例で説明したように本発明の
回転/直線動2軸走査装置は、以下の利点を有する。 1)測定波を2次元に走査するためのアクチュエータと
探傷のための送受波器、反射鏡付きランナーが1体とし
てロボットの中に組み込まれていることから、狭隘な配
管の中を自由に移動する探傷ロボットの探傷モジュール
として最適である。特に、実施例3、4のように2軸走
査機構の中に送受波器を内蔵することにより、さらに小
型化が図られる。 2)実施例3および4では、反射鏡で反射した超音波は
開口を通して直接配管に出射される。しかも、実施例1
および2のようなステーによる損失や、超音波診断装置
の従来例のような透過損が無いため、精度良い探傷が行
える。 3)測定波を2次元に走査するため、1個の送受波器の
信号から傷の位置、形状を測定でき、探傷装置として非
常に小型のものが実現できる。 4)送受波器が固定で用いられるため、スリップリング
や非接触の電磁誘導コネクタ等を用いず、直接配線がで
きる。 5)反射鏡の移動は、回転/直線動それぞれ独立に、互
いに干渉せずに行え、しかも、転がりを用いた伝達機構
では伝達効率が高いため、アクチュエータのトルクは小
さくて良い。したがって、非常に小型の2軸走査装置が
実現できる。 6)直線動による反射鏡の移動は、アクチュエータに影
響を及ぼさない(従来例のようなアクチュエータロータ
部の移動を伴わない)ため、ストロークを大きく取って
も回転用アクチュエータの寸法を大きくする必要はな
い。
回転/直線動2軸走査装置は、以下の利点を有する。 1)測定波を2次元に走査するためのアクチュエータと
探傷のための送受波器、反射鏡付きランナーが1体とし
てロボットの中に組み込まれていることから、狭隘な配
管の中を自由に移動する探傷ロボットの探傷モジュール
として最適である。特に、実施例3、4のように2軸走
査機構の中に送受波器を内蔵することにより、さらに小
型化が図られる。 2)実施例3および4では、反射鏡で反射した超音波は
開口を通して直接配管に出射される。しかも、実施例1
および2のようなステーによる損失や、超音波診断装置
の従来例のような透過損が無いため、精度良い探傷が行
える。 3)測定波を2次元に走査するため、1個の送受波器の
信号から傷の位置、形状を測定でき、探傷装置として非
常に小型のものが実現できる。 4)送受波器が固定で用いられるため、スリップリング
や非接触の電磁誘導コネクタ等を用いず、直接配線がで
きる。 5)反射鏡の移動は、回転/直線動それぞれ独立に、互
いに干渉せずに行え、しかも、転がりを用いた伝達機構
では伝達効率が高いため、アクチュエータのトルクは小
さくて良い。したがって、非常に小型の2軸走査装置が
実現できる。 6)直線動による反射鏡の移動は、アクチュエータに影
響を及ぼさない(従来例のようなアクチュエータロータ
部の移動を伴わない)ため、ストロークを大きく取って
も回転用アクチュエータの寸法を大きくする必要はな
い。
【0070】以上に説明したような多くの利点を持つ、
回転/直線動2軸走査装置は、超小型探傷装置として非
常に有効なだけでなく、マイクロマシン技術の応用によ
り、数ミリのサイズまで小型化が可能であり、医療用カ
テーテル型超音波診断装置としても有効なものである。
回転/直線動2軸走査装置は、超小型探傷装置として非
常に有効なだけでなく、マイクロマシン技術の応用によ
り、数ミリのサイズまで小型化が可能であり、医療用カ
テーテル型超音波診断装置としても有効なものである。
【図1】本発明の第1の実施例における回転/直線動2
軸走査装置の断面図
軸走査装置の断面図
【図2】同回転/直線動2軸走査装置の動作を示す図
【図3】同回転/直線動2軸走査装置の要部である直線
動可能な回転伝達機構の一実施例を示す図
動可能な回転伝達機構の一実施例を示す図
【図4】同回転/直線動2軸走査装置の要部である回転
可能な直線動伝達機構の一実施例を示す図
可能な直線動伝達機構の一実施例を示す図
【図5】本発明の第2の実施例における回転/直線動2
軸走査装置の断面図
軸走査装置の断面図
【図6】本発明の第3の実施例における回転/直線動2
軸走査装置の断面図
軸走査装置の断面図
【図7】本発明の第4の実施例における回転/直線動2
軸走査装置の断面図
軸走査装置の断面図
【図8】従来の超音波探傷プローブの断面図
【図9】従来の超音波診断装置の超音波振動子付近の断
面図
面図
【図10】従来の超音波診断装置のリニア/ラジアル駆
動用静電モータの断面図
動用静電モータの断面図
1 探傷ロボット 2 送受波器 3 反射鏡付きランナー 4 測定波 5 配管内を伝搬する超音波 6 傷 7 探傷軌跡 8 回転用アクチュエータ 9 直線動可能な回転伝達機構 10 直線動用アクチュエータ 11 回転可能な直線動伝達機構 12 ダンパー 13 軸 14 微小ボール 15 直線動スライダ 16 ベアリング 17 止め具 18 固定 19 軸 20 ベアリング 21 軸シール 22 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 義和 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 光又は超音波の送波及び受波を行う送受
波器と、走査のためのランナーに取りつけられた反射鏡
と、光又は超音波を円周方向360度に主走査を行う回
転用アクチュエータと、軸方向の副走査を行う直線動用
アクチュエータと、前記2つのアクチュエータによって
駆動される反射鏡付きランナーの回転軸がころがり又は
すべりによる直線動可能な回転伝達機構と、前記反射鏡
付きランナーの内周又は外周に、ころがり又はすべりに
よる回転可能な直線動伝達機構とを具備し、回転の主走
査と回転軸に平行な直線動の副走査の2軸の走査を、そ
れぞれ干渉することなく、前記反射鏡付きランナーを駆
動して行うことを特徴とする回転/直線動2軸走査装
置。 - 【請求項2】 反射鏡に対して、送受波器と回転および
直線動用アクチュエータが反対側に設置されたことを特
徴とする請求項1記載の回転/直線動2軸走査装置。 - 【請求項3】 反射鏡に対して、送受波器と回転および
直線動用アクチュエータが同一側に設置されたことを特
徴とする請求項1記載の回転/直線動2軸走査装置。 - 【請求項4】 ころがりによる直線動可能な回転伝達機
構は、反射鏡付きランナーと回転軸と複数の微小ボール
から成り、回転軸と平行に、前記反射鏡付きランナーお
よび回転軸に複数の溝を設け、前記反射鏡付きランナー
と回転軸の間の各溝に複数の微小ボールをそれぞれ装填
し、溝に沿った微小ボールのころがりで直線動を可能と
し、溝と微小ボールの噛み合いにより回転を伝達するこ
とを特徴とする請求項1記載の回転/直線動2軸走査装
置。 - 【請求項5】 すべりによる直線動可能な回転伝達機構
は、反射鏡付きランナーと回転軸から成り、回転軸と平
行に、前記反射鏡付きランナーおよび回転軸に複数の噛
み合いを設け、前記反射鏡付きランナーと回転軸の噛み
合いの間に潤滑材を充填し、噛み合いに沿った前記反射
鏡付きランナーのすべりで直線動を可能とし、前記反射
鏡付きランナーおよび回転軸の噛み合いにより回転を伝
達することを特徴とする請求項1記載の回転/直線動2
軸走査装置。 - 【請求項6】 ころがりによる回転可能な直線動伝達機
構は、反射鏡付きランナーと直線動用アクチュエータの
スライダと複数の微小ボールから成り、前記反射鏡付き
ランナーの回転軸と垂直に、前記反射鏡付きランナーお
よび直線動用アクチュエータのスライダに1本以上の溝
を設け、前記反射鏡付きランナーとスライダの間の各溝
に複数の微小ボールをそれぞれ装填し、溝に沿った微小
ボールのころがりで回転を可能とし、溝と微小ボールの
噛み合いにより直線動を伝達することを特徴とする請求
項1記載の回転/直線動2軸走査装置。 - 【請求項7】 すべりによる回転可能な直線動伝達機構
は、反射鏡付きランナーと直線動用アクチュエータのス
ライダから成り、前記反射鏡付きランナーの回転軸と垂
直に、前記反射鏡付きランナーおよび直線動用アクチュ
エータのスライダに1本以上の噛み合い溝を設け、前記
反射鏡付きランナーとスライダの間の各噛み合い溝に潤
滑材をそれぞれ充填し、溝に沿ったスライダのすべりで
回転を可能とし、噛み合い溝により直線動を伝達するこ
とを特徴とする請求項1記載の回転/直線動2軸走査装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004639A JPH0737966B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 回転/直線動2軸走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4004639A JPH0737966B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 回転/直線動2軸走査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643142A true JPH0643142A (ja) | 1994-02-18 |
| JPH0737966B2 JPH0737966B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=11589565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4004639A Expired - Fee Related JPH0737966B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 回転/直線動2軸走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737966B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004043180B3 (de) * | 2004-09-01 | 2006-05-24 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung zur zerstörungsfreien Prüfung von Bauteilen mittels Ultraschallwellen |
| CN104374833A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-02-25 | 南通友联数码技术开发有限公司 | 一种超声探头扇扫装置 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4004639A patent/JPH0737966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004043180B3 (de) * | 2004-09-01 | 2006-05-24 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung zur zerstörungsfreien Prüfung von Bauteilen mittels Ultraschallwellen |
| CN104374833A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-02-25 | 南通友联数码技术开发有限公司 | 一种超声探头扇扫装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0737966B2 (ja) | 1995-04-26 |
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