JPH0643187Y2 - 三次元織機の経糸供給装置 - Google Patents
三次元織機の経糸供給装置Info
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- JPH0643187Y2 JPH0643187Y2 JP13538588U JP13538588U JPH0643187Y2 JP H0643187 Y2 JPH0643187 Y2 JP H0643187Y2 JP 13538588 U JP13538588 U JP 13538588U JP 13538588 U JP13538588 U JP 13538588U JP H0643187 Y2 JPH0643187 Y2 JP H0643187Y2
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- yarn
- warp yarn
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、高張力で張設される第1経糸z1及び低張力で
張設される第2経糸z2を一組とした多数の経糸z1,z2を
複数行、複数列に張設し、開口板の移動により前記第2
経糸z2の開口が形成された状態で前記経糸群の行及び列
に、第1緯糸x及び第2緯糸yをそれぞれ緯糸挿入具に
より経糸群と直交する状態で第1経糸z1と第2経糸z2の
間に挿入するとともにその先端でループを形成して折り
返すように織り込む三次元織機の経糸供給装置に関する
ものである。
張設される第2経糸z2を一組とした多数の経糸z1,z2を
複数行、複数列に張設し、開口板の移動により前記第2
経糸z2の開口が形成された状態で前記経糸群の行及び列
に、第1緯糸x及び第2緯糸yをそれぞれ緯糸挿入具に
より経糸群と直交する状態で第1経糸z1と第2経糸z2の
間に挿入するとともにその先端でループを形成して折り
返すように織り込む三次元織機の経糸供給装置に関する
ものである。
[従来の技術] 複数行、複数列に張設された経糸と、該経糸群の行及び
列内に経糸群と直交する状態に挿入された第1緯糸x及
び第2緯糸yの3成分の糸からなる三次元織物を低密度
状態でかつ形状保持性を有するように製織するためには
第1緯糸x及び第2緯糸yを経糸の長手方向(z方向)
に対して所定ピッチで固定することが必要であり、この
ことを実現するためには第8図に示すように、2本1組
の経糸z1,z2を使用して両経糸z1,z2間に第1緯糸x及び
第2緯糸yを挟みこむように製織することが有効とな
る。
列内に経糸群と直交する状態に挿入された第1緯糸x及
び第2緯糸yの3成分の糸からなる三次元織物を低密度
状態でかつ形状保持性を有するように製織するためには
第1緯糸x及び第2緯糸yを経糸の長手方向(z方向)
に対して所定ピッチで固定することが必要であり、この
ことを実現するためには第8図に示すように、2本1組
の経糸z1,z2を使用して両経糸z1,z2間に第1緯糸x及び
第2緯糸yを挟みこむように製織することが有効とな
る。
一方、長尺の三次元織物を製織する場合には、製品を垂
直方向に織り上げる縦型の織機を採用すると機台の設置
条件等の関係から製品長さが限定されるため不向きで、
製品を水平方向に織り上げる横型の織機が適している。
ところで、三次元織物の製織時及び織り上げた三次元織
物を次工程(例えば樹脂含浸工程)へ搬送する際には、
三次元織物が撓まないように保持する必要があり、製品
を水平方向に織り上げる場合には、自重により製品が撓
むのを防止するために経糸の張力を大きくする必要があ
る。ところが、経糸の張力を大きくすると、経糸の開口
に要する力が大きくなって動力消費が大きくなるばかり
でなく、装置の強度アップ等のため製造コストが高くな
る。
直方向に織り上げる縦型の織機を採用すると機台の設置
条件等の関係から製品長さが限定されるため不向きで、
製品を水平方向に織り上げる横型の織機が適している。
ところで、三次元織物の製織時及び織り上げた三次元織
物を次工程(例えば樹脂含浸工程)へ搬送する際には、
三次元織物が撓まないように保持する必要があり、製品
を水平方向に織り上げる場合には、自重により製品が撓
むのを防止するために経糸の張力を大きくする必要があ
る。ところが、経糸の張力を大きくすると、経糸の開口
に要する力が大きくなって動力消費が大きくなるばかり
でなく、装置の強度アップ等のため製造コストが高くな
る。
又、開口時に経糸に大きな力が加わることで経糸を傷つ
け、製品の品質低下をまねく。
け、製品の品質低下をまねく。
[考案が解決しようとする課題] 前記の不都合を解消する手段として、2本1組の経糸
を、高張力で張設されて三次元織物の直線性を保持する
作用をなす第1経糸z1と、低張力で張設されるとともに
各緯糸x,yを第1経糸z1の所定位置に固定するための第
2経糸Z2とで構成し、第2経糸z2のみを開口させて第1
経糸z1と第2経糸z2の間に両緯糸x,yを挿入して三次元
織物を製織することが考えられる。ところが、このよう
な三次元織機は従来まったく知られていなかった。
を、高張力で張設されて三次元織物の直線性を保持する
作用をなす第1経糸z1と、低張力で張設されるとともに
各緯糸x,yを第1経糸z1の所定位置に固定するための第
2経糸Z2とで構成し、第2経糸z2のみを開口させて第1
経糸z1と第2経糸z2の間に両緯糸x,yを挿入して三次元
織物を製織することが考えられる。ところが、このよう
な三次元織機は従来まったく知られていなかった。
本考案の目的は高張力で張設される第1経糸z1及び低張
力で張設される第2経糸z2の2種類の経糸z1,z2を使用
して三次元織物を製織する際に、2種類の経糸z1,z2を
円滑に連続供給することができる三次元織機の経糸供給
装置を提供することにある。
力で張設される第2経糸z2の2種類の経糸z1,z2を使用
して三次元織物を製織する際に、2種類の経糸z1,z2を
円滑に連続供給することができる三次元織機の経糸供給
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本考案においては、高張力で
張設される第1経糸z1及び低張力で張設される第2経糸
z2がそれぞれ別個に巻かれた経糸供給ビームを設けると
ともに、前記各経糸供給ビームから繰り出される第1経
糸z1及び第2経糸z2をそれぞれ三次元織物の断面形状に
対応した配置に互いに対をなすように配列させる配列装
置を前記第2経糸z2のみを開口させる開口板の上流側に
設けた。
張設される第1経糸z1及び低張力で張設される第2経糸
z2がそれぞれ別個に巻かれた経糸供給ビームを設けると
ともに、前記各経糸供給ビームから繰り出される第1経
糸z1及び第2経糸z2をそれぞれ三次元織物の断面形状に
対応した配置に互いに対をなすように配列させる配列装
置を前記第2経糸z2のみを開口させる開口板の上流側に
設けた。
[作用] 高張力で張設される第1経糸z1及び低張力で張設される
第2経糸z2はそれぞれ別個の経糸供給ビームから三次元
織物の製織の進行にともない繰り出される。経糸供給ビ
ームから繰り出された時点では両経糸z1,z2は互いに独
立した状態にあるが、第2経糸z2のみを開口させる開口
板の上流側に配設された配列装置によりそれぞれ三次元
織物の断面形状に対応した配置に互いに対をなすように
配列させられた後、前記開口板が配設された製織部に導
かれる。
第2経糸z2はそれぞれ別個の経糸供給ビームから三次元
織物の製織の進行にともない繰り出される。経糸供給ビ
ームから繰り出された時点では両経糸z1,z2は互いに独
立した状態にあるが、第2経糸z2のみを開口させる開口
板の上流側に配設された配列装置によりそれぞれ三次元
織物の断面形状に対応した配置に互いに対をなすように
配列させられた後、前記開口板が配設された製織部に導
かれる。
[実施例1] 以下、本考案を具体化した第1実施例を第1〜4図に従
って説明する。
って説明する。
第1図に示すように高張力で張設される第1経糸z1が巻
かれた第1経糸供給ビーム1と、低張力で張設される第
2経糸z2が巻かれた第2経糸供給ビーム2とが水平状態
で上下に配設されている。両経糸供給ビーム1,2と、第
2経糸z2のみを開口させる開口板3を備えた製織部との
間に配列装置4が配設され、両経糸供給ビーム1,2から
繰り出される各経糸z1,z2は張力調整部5,6を経て前記配
列装置4に導かれるようになっている。
かれた第1経糸供給ビーム1と、低張力で張設される第
2経糸z2が巻かれた第2経糸供給ビーム2とが水平状態
で上下に配設されている。両経糸供給ビーム1,2と、第
2経糸z2のみを開口させる開口板3を備えた製織部との
間に配列装置4が配設され、両経糸供給ビーム1,2から
繰り出される各経糸z1,z2は張力調整部5,6を経て前記配
列装置4に導かれるようになっている。
配列装置4は両経糸供給ビーム1,2から繰り出される各
経糸z1,z2をそれぞれ三次元織物の断面形状に対応した
配置に互いに対をなすように配列させるため、第2図に
示すように第1経糸z1を案内する大径のガイド孔7と、
第2経糸z2を案内する小径のガイド孔8とが対をなす状
態で複数行、複数列に形成された配列板9で構成されて
いる。配列板9は開口板3と平行に、すなわち三次元織
物の引取り方向と直交する状態で配設されている。
経糸z1,z2をそれぞれ三次元織物の断面形状に対応した
配置に互いに対をなすように配列させるため、第2図に
示すように第1経糸z1を案内する大径のガイド孔7と、
第2経糸z2を案内する小径のガイド孔8とが対をなす状
態で複数行、複数列に形成された配列板9で構成されて
いる。配列板9は開口板3と平行に、すなわち三次元織
物の引取り方向と直交する状態で配設されている。
第3図に示すように、図示しないフレーム間に回転自在
に支承された第1経糸供給ビーム1は、駆動装置10によ
り正逆回転駆動されるようになっている。第1経糸供給
ビーム1の近傍には、張力調整部5を構成する側面ほぼ
L状をなす一対のレバー11がその中央部において支軸12
により回動可能に支持されている。レバー11の一端には
テンションローラ13が支承され、第1経糸供給ビーム1
から引き出された第1経糸z1がガイドローラ14およびテ
ンションローラ13を経て配列板9へ導かれるようになっ
ている。レバー11の他端はピン15を介してエアシリンダ
16のピストンロッド16aの先端に連結されている。エア
シリンダ16は管路17を介して図示しない圧縮空気源に接
続されるとともに、管路17の途中に設けられたレギュレ
ータ18の作用により常にピストンロッド16aを引き込む
方向へ所定の圧力が加わる状態となっている。レバー11
の他端寄り位置にはレバー11の位置を検知するセンサS
1,S2が配設され、センサS1,S2の検知信号は駆動装置10
を制御する制御装置19に入力されるようになっている。
に支承された第1経糸供給ビーム1は、駆動装置10によ
り正逆回転駆動されるようになっている。第1経糸供給
ビーム1の近傍には、張力調整部5を構成する側面ほぼ
L状をなす一対のレバー11がその中央部において支軸12
により回動可能に支持されている。レバー11の一端には
テンションローラ13が支承され、第1経糸供給ビーム1
から引き出された第1経糸z1がガイドローラ14およびテ
ンションローラ13を経て配列板9へ導かれるようになっ
ている。レバー11の他端はピン15を介してエアシリンダ
16のピストンロッド16aの先端に連結されている。エア
シリンダ16は管路17を介して図示しない圧縮空気源に接
続されるとともに、管路17の途中に設けられたレギュレ
ータ18の作用により常にピストンロッド16aを引き込む
方向へ所定の圧力が加わる状態となっている。レバー11
の他端寄り位置にはレバー11の位置を検知するセンサS
1,S2が配設され、センサS1,S2の検知信号は駆動装置10
を制御する制御装置19に入力されるようになっている。
第2経糸供給ビーム2もフレーム間に回転自在に配設さ
れるとともに、第4図に示すように駆動装置20により正
逆回転駆動されるようになっている。第2経糸供給ビー
ム2の前方には張力調整部6を構成する一対のガイドロ
ーラ21が第2経糸z2と直交する状態で互いに平行に配設
され、両ガイドローラ21間にウエイト22が経糸z2に挿通
された状態で垂下されている。そして、三次元織物に連
なる第2経糸z2の糸長の変動に対応してウエイト22が昇
降動し、両ガイドローラ21間に屈曲状態で一時貯留され
る第2経糸z2の量が変化して糸長の変動が吸収されるよ
うになっている。ウエイト22の移動軌跡と対応する上下
両位置には、ガイドローラ21間に貯留された第2経糸z2
の貯留量が予め設定した上限値及び下限値に達したこと
を検知する検知センサS3,S4が配設されている。両検知
センサS3,S4がウエイト22を検知するとその検知信号が
制御装置19に出力され、制御装置19はその検知信号に基
づき前記駆動装置20を第2経糸z2の貯留量が減少又は増
大するように駆動制御するようになっている。
れるとともに、第4図に示すように駆動装置20により正
逆回転駆動されるようになっている。第2経糸供給ビー
ム2の前方には張力調整部6を構成する一対のガイドロ
ーラ21が第2経糸z2と直交する状態で互いに平行に配設
され、両ガイドローラ21間にウエイト22が経糸z2に挿通
された状態で垂下されている。そして、三次元織物に連
なる第2経糸z2の糸長の変動に対応してウエイト22が昇
降動し、両ガイドローラ21間に屈曲状態で一時貯留され
る第2経糸z2の量が変化して糸長の変動が吸収されるよ
うになっている。ウエイト22の移動軌跡と対応する上下
両位置には、ガイドローラ21間に貯留された第2経糸z2
の貯留量が予め設定した上限値及び下限値に達したこと
を検知する検知センサS3,S4が配設されている。両検知
センサS3,S4がウエイト22を検知するとその検知信号が
制御装置19に出力され、制御装置19はその検知信号に基
づき前記駆動装置20を第2経糸z2の貯留量が減少又は増
大するように駆動制御するようになっている。
第2経糸供給ビーム2の近傍には第2経糸z2が巻かれて
いる部分の外径を測定する測定装置23が配設されてい
る。測定装置23は先端に係合ローラ24aを備えるととも
に、係合ローラ24aが常に第2経糸供給ビーム2に巻か
れた第2経糸z2と当接する状態で揺動可能に配設された
揺動レバー24と、揺動レバー24にピストンロッド25aが
連結されたシリンダ25と、ピストンロッド25aの位置を
検知するポテンショメータ26とから構成され、ポテンシ
ョメータ26の出力信号が制御装置19に入力されるように
なっている。制御装置19は前記ポテンショメータ26から
の信号に基づき第2経糸z2が巻かれている部分のビーム
径を演算するとともに、そのビーム径を基準として三次
元織物の製織にともない三次元織物を間欠的に引き取る
引取装置の引取量に等しい量の第2経糸z2を送り出すた
めに必要な第2経糸供給ビーム2の回動量を算出し、そ
の値に対応した分第2経糸供給ビーム2を駆動するよう
に駆動装置20に対して駆動制御信号を送る。又、制御装
置19には引取装置(図示せず)を駆動制御する引取コン
トローラ27から引取開始を指示するパルス信号が出力さ
れるようになっている。次に前記のように構成された装
置の作用を説明する。第1経糸供給ビーム1から送り出
された第1経糸z1は張力調整部5を経て配列板9のガイ
ド孔7に導かれた後、開口板3を経て三次元織物に至
る。第2経糸供給ビーム2から送り出された第2経糸z2
は張力調整部6を経て配列板9のガイド孔8に導かれた
後、開口板3を経て三次元織物に至る。すなわち、各経
糸供給ビーム1,2からそれぞれ独立に送り出された第1
経糸z1及び第2経糸z2は、配列板9において互いに対を
なす状態で三次元織物の断面形状に対応した配置に配列
されて製織部へと供給される。
いる部分の外径を測定する測定装置23が配設されてい
る。測定装置23は先端に係合ローラ24aを備えるととも
に、係合ローラ24aが常に第2経糸供給ビーム2に巻か
れた第2経糸z2と当接する状態で揺動可能に配設された
揺動レバー24と、揺動レバー24にピストンロッド25aが
連結されたシリンダ25と、ピストンロッド25aの位置を
検知するポテンショメータ26とから構成され、ポテンシ
ョメータ26の出力信号が制御装置19に入力されるように
なっている。制御装置19は前記ポテンショメータ26から
の信号に基づき第2経糸z2が巻かれている部分のビーム
径を演算するとともに、そのビーム径を基準として三次
元織物の製織にともない三次元織物を間欠的に引き取る
引取装置の引取量に等しい量の第2経糸z2を送り出すた
めに必要な第2経糸供給ビーム2の回動量を算出し、そ
の値に対応した分第2経糸供給ビーム2を駆動するよう
に駆動装置20に対して駆動制御信号を送る。又、制御装
置19には引取装置(図示せず)を駆動制御する引取コン
トローラ27から引取開始を指示するパルス信号が出力さ
れるようになっている。次に前記のように構成された装
置の作用を説明する。第1経糸供給ビーム1から送り出
された第1経糸z1は張力調整部5を経て配列板9のガイ
ド孔7に導かれた後、開口板3を経て三次元織物に至
る。第2経糸供給ビーム2から送り出された第2経糸z2
は張力調整部6を経て配列板9のガイド孔8に導かれた
後、開口板3を経て三次元織物に至る。すなわち、各経
糸供給ビーム1,2からそれぞれ独立に送り出された第1
経糸z1及び第2経糸z2は、配列板9において互いに対を
なす状態で三次元織物の断面形状に対応した配置に配列
されて製織部へと供給される。
第3図に示すように第1経糸z1の張力調整部5は、レバ
ー11の他端が両センサS1,S2の間に配置された状態で、
エアシリンダ16がレバー11を反時計方向へ回動させる力
と、第1経糸供給ビーム1からガイドローラ14、テンシ
ョンローラ13を経て製織部に連なる第1経糸z1に加わる
張力がレバー11を時計方向へ回動させる力とが釣合った
状態となっている。この状態から三次元織物の製織にと
もない第1経糸z1が第3図の矢印P方向へ引き取られる
と、レバー11が時計方向へ回動される。レバー11が一方
のセンサS1と対応する位置まで回動されると、センサS1
がレバー11を検知し、その検知信号に基づき制御装置19
が駆動装置10に対して駆動信号を出力し、駆動装置10が
所定時間駆動されて第1経糸供給ビーム1から第1経糸
z1が送り出される。第1経糸z1が第1経糸供給ビーム1
から送り出されることにより第1経糸z1が弛もうとする
が、エアシリンダ16はピストンロッド16aを引込む方向
へ常に所定の圧力が加わる状態にあるので、第1経糸z1
の送り出しにともないレバー11が反時計方向に回動され
て第1経糸z1の張力が一定に保持される。ピストンロッ
ド16aに加わる圧力はレギュレータ18を調整してエアシ
リンダ16へ供給される圧縮空気の圧力を調整することに
より変更され、第1経糸z1の張力が製織条件に対応した
所定の高張力に保持される。
ー11の他端が両センサS1,S2の間に配置された状態で、
エアシリンダ16がレバー11を反時計方向へ回動させる力
と、第1経糸供給ビーム1からガイドローラ14、テンシ
ョンローラ13を経て製織部に連なる第1経糸z1に加わる
張力がレバー11を時計方向へ回動させる力とが釣合った
状態となっている。この状態から三次元織物の製織にと
もない第1経糸z1が第3図の矢印P方向へ引き取られる
と、レバー11が時計方向へ回動される。レバー11が一方
のセンサS1と対応する位置まで回動されると、センサS1
がレバー11を検知し、その検知信号に基づき制御装置19
が駆動装置10に対して駆動信号を出力し、駆動装置10が
所定時間駆動されて第1経糸供給ビーム1から第1経糸
z1が送り出される。第1経糸z1が第1経糸供給ビーム1
から送り出されることにより第1経糸z1が弛もうとする
が、エアシリンダ16はピストンロッド16aを引込む方向
へ常に所定の圧力が加わる状態にあるので、第1経糸z1
の送り出しにともないレバー11が反時計方向に回動され
て第1経糸z1の張力が一定に保持される。ピストンロッ
ド16aに加わる圧力はレギュレータ18を調整してエアシ
リンダ16へ供給される圧縮空気の圧力を調整することに
より変更され、第1経糸z1の張力が製織条件に対応した
所定の高張力に保持される。
又、引取りコントローラ27の指令信号により引取装置が
三次元織物Fを引取ると同時に、制御装置19の制御信号
に基づく駆動装置20の作動により第2経糸供給ビーム2
が送出方向に回動され、三次元織物Fの引取量と等しい
長さの第2経糸z2が送り出される。又、緯入れ毎の開口
動作に対応して第2経糸供給ビーム2から三次元織物端
部に至る第2経糸z2の経路が変動するが、その変動はガ
イドローラ21間に貯留される第2経糸z2の貯留量が変化
することにより吸収されて第2経糸z2は常にほぼ一定の
張力が付与された状態に保持される。制御装置19は一方
の検知センサS3がウエイト22を検知した際には第2経糸
z2を送り出す方向に、他方の検知センサS4がウエイト22
を検知した際には第2経糸z2を巻き取る方向に駆動装置
20を駆動させる。
三次元織物Fを引取ると同時に、制御装置19の制御信号
に基づく駆動装置20の作動により第2経糸供給ビーム2
が送出方向に回動され、三次元織物Fの引取量と等しい
長さの第2経糸z2が送り出される。又、緯入れ毎の開口
動作に対応して第2経糸供給ビーム2から三次元織物端
部に至る第2経糸z2の経路が変動するが、その変動はガ
イドローラ21間に貯留される第2経糸z2の貯留量が変化
することにより吸収されて第2経糸z2は常にほぼ一定の
張力が付与された状態に保持される。制御装置19は一方
の検知センサS3がウエイト22を検知した際には第2経糸
z2を送り出す方向に、他方の検知センサS4がウエイト22
を検知した際には第2経糸z2を巻き取る方向に駆動装置
20を駆動させる。
[実施例2] 次に第2の実施例を第5図に従って説明する。この実施
例では第2経糸供給ビーム2を三次元織物Fの長手方向
と直交する状態に配置した点が前記実施例の装置と大き
く異なっている。両経糸z1,z2を2本1組として三次元
織物の断面形状と対応した位置に配列させる配列板9の
上流側には、前記配列板9のガイド孔7と対応する状態
に第1経糸z1を案内するガイド孔28aが形成された補助
配列板28が配列板9と平行に配設されている。第1経糸
z1の張設位置の外側配列板9と補助配列板28との間と対
応する位置には、配列板9のガイド孔8と対応する状態
に第2経糸z2を案内するガイド孔29aが形成された補助
配列板29が、第1経糸z1と平行に配設されている。各経
糸供給ビーム1,2から繰り出された経糸z1,z2は補助配列
板28,29のガイド孔28a,29aに挿通されることにより、ま
ず、それぞれが三次元織物における配置に配列された
後、配列板9のガイド孔7,8に導かれて両経糸z1,z2が2
本1組として三次元織物の断面形状と対応した位置に配
列される。なお、各経糸供給ビーム1,2の補助配列板28,
29との間には前記実施例の装置と同様な張力調整部(図
示せず)が配設されている。このように構成することに
より、装置の設置位置の関係で両経糸供給ビーム1,2を
三次元織物Fの延長線上に配設できない場合にも対応す
ることができる。
例では第2経糸供給ビーム2を三次元織物Fの長手方向
と直交する状態に配置した点が前記実施例の装置と大き
く異なっている。両経糸z1,z2を2本1組として三次元
織物の断面形状と対応した位置に配列させる配列板9の
上流側には、前記配列板9のガイド孔7と対応する状態
に第1経糸z1を案内するガイド孔28aが形成された補助
配列板28が配列板9と平行に配設されている。第1経糸
z1の張設位置の外側配列板9と補助配列板28との間と対
応する位置には、配列板9のガイド孔8と対応する状態
に第2経糸z2を案内するガイド孔29aが形成された補助
配列板29が、第1経糸z1と平行に配設されている。各経
糸供給ビーム1,2から繰り出された経糸z1,z2は補助配列
板28,29のガイド孔28a,29aに挿通されることにより、ま
ず、それぞれが三次元織物における配置に配列された
後、配列板9のガイド孔7,8に導かれて両経糸z1,z2が2
本1組として三次元織物の断面形状と対応した位置に配
列される。なお、各経糸供給ビーム1,2の補助配列板28,
29との間には前記実施例の装置と同様な張力調整部(図
示せず)が配設されている。このように構成することに
より、装置の設置位置の関係で両経糸供給ビーム1,2を
三次元織物Fの延長線上に配設できない場合にも対応す
ることができる。
[実施例3] 次に第3実施例を第6図に従って説明する。この実施例
では配列装置4にガイドローラを使用している点が前記
各実施例と大きく異なっている。三次元織物の製織部の
延長線上には第1経糸z1用のガイドローラ30と、第2経
糸z2用のガイドローラ31とがそれぞれ複数個ずつ互いに
平行に配設されている。両経糸供給ビーム1,2は三次元
織物の製織部の延長線上から外れた位置の前記各ガイド
ローラ30,31と対応する位置に配設されている。両経糸
供給ビーム1,2と各ガイドローラ30,31との間にはそれぞ
れ補助配列板28,29が配設されている。又、各経糸供給
ビーム1,2と補助配列板28,29との間には前記実施例の装
置と同様に張力調整部(図示せず)が配設されている。
そして、両経糸供給ビーム1,2から繰り出された各経糸z
1,z2は補助配列板28,29でそれぞれ所定の配置と対応す
る状態に配列された後、ガイドローラ30,31で三次元織
物Fの長手方向と平行に延びる方向に屈曲されて三次元
織物Fの製織部に供給される。このように構成すること
により、装置の設置位置の関係で両経糸供給ビーム1,2
を三次元織物Fの延長線上に配設できない場合に対応す
ることができ、しかも経糸z1,z2はガイドローラ30、31
を経て所定方向へ屈曲されるので、経糸z1,z2に無理な
力で加わらず経糸z1,z2が円滑に供給される。
では配列装置4にガイドローラを使用している点が前記
各実施例と大きく異なっている。三次元織物の製織部の
延長線上には第1経糸z1用のガイドローラ30と、第2経
糸z2用のガイドローラ31とがそれぞれ複数個ずつ互いに
平行に配設されている。両経糸供給ビーム1,2は三次元
織物の製織部の延長線上から外れた位置の前記各ガイド
ローラ30,31と対応する位置に配設されている。両経糸
供給ビーム1,2と各ガイドローラ30,31との間にはそれぞ
れ補助配列板28,29が配設されている。又、各経糸供給
ビーム1,2と補助配列板28,29との間には前記実施例の装
置と同様に張力調整部(図示せず)が配設されている。
そして、両経糸供給ビーム1,2から繰り出された各経糸z
1,z2は補助配列板28,29でそれぞれ所定の配置と対応す
る状態に配列された後、ガイドローラ30,31で三次元織
物Fの長手方向と平行に延びる方向に屈曲されて三次元
織物Fの製織部に供給される。このように構成すること
により、装置の設置位置の関係で両経糸供給ビーム1,2
を三次元織物Fの延長線上に配設できない場合に対応す
ることができ、しかも経糸z1,z2はガイドローラ30、31
を経て所定方向へ屈曲されるので、経糸z1,z2に無理な
力で加わらず経糸z1,z2が円滑に供給される。
なお、本考案は前記各実施例に限定されるものではな
く、例えば、第7図に示すように第1経糸供給ビーム1
を複数個(図では2個)使用してもよい。第1経糸z1は
第2経糸z2に比べてかなり太いため、製織に必要な本数
が多いと第2経糸供給ビーム2と同じ長さの1本のビー
ムに必要本数の第1経糸z1を巻き付けることができない
場合があるが、このように複数本のビームを使用するこ
とにより容易に対応できる。ビームの幅が三次元織物の
幅より狭い場合にも、複数個のビームを使用することが
有効となる。また、第3実施例においてガイドローラ3
0,31と製織部との間に配列板9を配設してもよい。さら
には、高張力で張設される第1経糸z11本と、低張力で
張設される第2経糸z22本とを1組として三次元織物を
製織する場合に適用してもよい。
く、例えば、第7図に示すように第1経糸供給ビーム1
を複数個(図では2個)使用してもよい。第1経糸z1は
第2経糸z2に比べてかなり太いため、製織に必要な本数
が多いと第2経糸供給ビーム2と同じ長さの1本のビー
ムに必要本数の第1経糸z1を巻き付けることができない
場合があるが、このように複数本のビームを使用するこ
とにより容易に対応できる。ビームの幅が三次元織物の
幅より狭い場合にも、複数個のビームを使用することが
有効となる。また、第3実施例においてガイドローラ3
0,31と製織部との間に配列板9を配設してもよい。さら
には、高張力で張設される第1経糸z11本と、低張力で
張設される第2経糸z22本とを1組として三次元織物を
製織する場合に適用してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、張力、太さ、材質
等の異なる経糸z1,z2を使用して三次元織物を製織する
場合に、各経糸z1,z2を三次元織物内の所定配列と対応
した状態で円滑に連続的に供給することができる。
等の異なる経糸z1,z2を使用して三次元織物を製織する
場合に、各経糸z1,z2を三次元織物内の所定配列と対応
した状態で円滑に連続的に供給することができる。
第1〜4図は第1実施例を示すものであって、第1図は
概略斜視図、第2図は配列板の正面図、第3,4図は張力
調整部の概略図、第5図は第2実施例の概略斜視図、第
6図は第3実施例の概略斜視図、第7図は変更例の概略
斜視図、第8図は2本1組の経糸z1,z2を使用した三次
元織物の組織を示す概略図である。 経糸供給ビーム1,2、開口板3、配列装置4、張力調整
部5,6、ガイド孔7,8、配列板9、補助配列板28,29、ガ
イドローラ30,31、第1経糸z1、第2経糸z2、三次元織
物F。
概略斜視図、第2図は配列板の正面図、第3,4図は張力
調整部の概略図、第5図は第2実施例の概略斜視図、第
6図は第3実施例の概略斜視図、第7図は変更例の概略
斜視図、第8図は2本1組の経糸z1,z2を使用した三次
元織物の組織を示す概略図である。 経糸供給ビーム1,2、開口板3、配列装置4、張力調整
部5,6、ガイド孔7,8、配列板9、補助配列板28,29、ガ
イドローラ30,31、第1経糸z1、第2経糸z2、三次元織
物F。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安居 義治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)考案者 多田 義雄 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 株式 会社有沢製作所内 (72)考案者 白石 伸一 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 株式 会社有沢製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−85138(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】高張力で張設される第1経糸(z1)及び低
張力で張設される第2経糸(z2)を一組とした多数の経
糸(z1,z2)を複数行、複数列に張設し、開口板の移動
により前記第2経糸(z2)の開口が形成された状態で前
記経糸群の行及び列間に、第1緯糸(x)及び第2緯糸
(y)をそれぞれ緯糸挿入具により経糸群と直交する状
態で第1経糸(z1)と第2経糸(z2)の間に挿入すると
ともにその先端でループを形成して折り返すように織り
込む三次元織機において、 前記第1経糸(z1)及び第2経糸(z2)がそれぞれ別個
に巻かれた経糸供給ビームを設けるとともに、前記各経
糸供給ビームから繰り出される第1経糸(z1)及び第2
経糸(z2)をそれぞれ三次元織物の形状に対応した配置
に互いに対をなすように配列させる配列装置を前記開口
板の上流側に設けた三次元織機の経糸供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13538588U JPH0643187Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 三次元織機の経糸供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13538588U JPH0643187Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 三次元織機の経糸供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257981U JPH0257981U (ja) | 1990-04-26 |
| JPH0643187Y2 true JPH0643187Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31394963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13538588U Expired - Lifetime JPH0643187Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 三次元織機の経糸供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643187Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP13538588U patent/JPH0643187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257981U (ja) | 1990-04-26 |
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