JPH0643219Y2 - コンクリートパイルの頭部内周に装着される中子体 - Google Patents
コンクリートパイルの頭部内周に装着される中子体Info
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- JPH0643219Y2 JPH0643219Y2 JP12557189U JP12557189U JPH0643219Y2 JP H0643219 Y2 JPH0643219 Y2 JP H0643219Y2 JP 12557189 U JP12557189 U JP 12557189U JP 12557189 U JP12557189 U JP 12557189U JP H0643219 Y2 JPH0643219 Y2 JP H0643219Y2
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- 235000013336 milk Nutrition 0.000 claims description 46
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Foundations (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリートミルク注入工法により、地中に
予め形成されたパイル挿入穴にコンクリートパイルを挿
入して固定する際に、コンクリートパイルの頭部内周に
装着してコンクリートミルクを注入し、コンクリートミ
ルクの硬化後に取除くことにより、杭頭内周部に杭頭補
強筋を挿入できる中空部を形成するための中子体に関す
るものである。
予め形成されたパイル挿入穴にコンクリートパイルを挿
入して固定する際に、コンクリートパイルの頭部内周に
装着してコンクリートミルクを注入し、コンクリートミ
ルクの硬化後に取除くことにより、杭頭内周部に杭頭補
強筋を挿入できる中空部を形成するための中子体に関す
るものである。
コンクリート建築物の基礎となるいわゆる地中梁を形成
するには、地中にコンクリートパイル(以下、単に「パ
イル」と略称する)を埋設して行っている。
するには、地中にコンクリートパイル(以下、単に「パ
イル」と略称する)を埋設して行っている。
地中にパイルを埋設するには、打ち込み工法と、コンク
リートミルク注入工法とがある。前者は、パイルの頭部
をハンマーで叩いて、パイルを地中に打ち込む工法であ
るが、人口の集中している都市においては、大きな振
動、及び騒音が公害となり、採用できない。
リートミルク注入工法とがある。前者は、パイルの頭部
をハンマーで叩いて、パイルを地中に打ち込む工法であ
るが、人口の集中している都市においては、大きな振
動、及び騒音が公害となり、採用できない。
このため、都市においてコンクリート建築物の基礎とな
る地中梁を形成するには、第13図に示されるように、地
中に予めパイルPを挿入できる大きさ、及び深さを有す
るパイル挿入穴21を形成しておき、このパイル挿入穴21
にパイルPを挿入して、ポンプによって、パイルPの内
部にコンクリートミルクCを注入することにより、この
コンクリートミルクCをパイルPの外周部の土中に浸透
させて、パイルPを地中で固定する後者のコンクリート
ミルク注入工法が採用されている。この工法において
は、地中梁を形成するためにパイルPの頭部に杭頭補強
筋22の下半部を挿入しなければならないので、コンクリ
ートミルクCの硬化後に、杭頭補強筋22の下半部が挿入
される部分(第13図で「L」で示されている)を、さく
岩機などを使用して削り取らねばならない。
る地中梁を形成するには、第13図に示されるように、地
中に予めパイルPを挿入できる大きさ、及び深さを有す
るパイル挿入穴21を形成しておき、このパイル挿入穴21
にパイルPを挿入して、ポンプによって、パイルPの内
部にコンクリートミルクCを注入することにより、この
コンクリートミルクCをパイルPの外周部の土中に浸透
させて、パイルPを地中で固定する後者のコンクリート
ミルク注入工法が採用されている。この工法において
は、地中梁を形成するためにパイルPの頭部に杭頭補強
筋22の下半部を挿入しなければならないので、コンクリ
ートミルクCの硬化後に、杭頭補強筋22の下半部が挿入
される部分(第13図で「L」で示されている)を、さく
岩機などを使用して削り取らねばならない。
そして、第14図に示されるように、コンクリートミルク
Cを削り取って形成されたパイルPの頭部の中空部23に
杭頭補強筋22の下半部を挿入し、型枠を使用して杭頭補
強筋22の周辺にコンクリートを打設して地中梁24を形成
している。
Cを削り取って形成されたパイルPの頭部の中空部23に
杭頭補強筋22の下半部を挿入し、型枠を使用して杭頭補
強筋22の周辺にコンクリートを打設して地中梁24を形成
している。
しかし、さく岩機などを使用して、パイルPの頭部に埋
設されている硬化したコンクリートミルクCを削り取る
作業は、極めて重労働であると同時に、強振動による疾
病の恐れもあり、作業現場において、この部分の工法の
改善が切望されていた。
設されている硬化したコンクリートミルクCを削り取る
作業は、極めて重労働であると同時に、強振動による疾
病の恐れもあり、作業現場において、この部分の工法の
改善が切望されていた。
本考案は、上記したコンクリートミルク注入工法によっ
て、パイルを地中に埋設して固定する場合に、パイルの
頭部に埋設されているコンクリートミルクの削り取り作
業を不要にして、作業性を高めることを課題としてなさ
れたものである。
て、パイルを地中に埋設して固定する場合に、パイルの
頭部に埋設されているコンクリートミルクの削り取り作
業を不要にして、作業性を高めることを課題としてなさ
れたものである。
上記課題を解決するために本考案の採用した手段は、パ
イルの内径に対応する外径を有する円筒状、又は多角筒
状の中子本体の上面に落下防止具が固着されていると共
に、その下面に、中子本体の内径よりも小さい内径の穴
部を備えた円盤体が固着され、中子本体の内周面に1な
いし複数本の棒体が該中子本体の軸方向に沿って固着さ
れている構成の中子体を使用し、この中子体をパイルの
頭部内周に装着して、コンクリートミルクの注入作業を
行うようにしたことである。
イルの内径に対応する外径を有する円筒状、又は多角筒
状の中子本体の上面に落下防止具が固着されていると共
に、その下面に、中子本体の内径よりも小さい内径の穴
部を備えた円盤体が固着され、中子本体の内周面に1な
いし複数本の棒体が該中子本体の軸方向に沿って固着さ
れている構成の中子体を使用し、この中子体をパイルの
頭部内周に装着して、コンクリートミルクの注入作業を
行うようにしたことである。
上記の中子体をパイルの頭部内周に装着して、コンクリ
ートミルクの注入作業を行い、コンクリートミルクの硬
化後に、中子体に大きな捻り力を作用させると、中子本
体の穴部に埋設されている硬化したコンクリートミルク
の外周部に、中子本体の内周面に固着された棒体が埋設
されていると共に、円盤体の穴部に埋設されている硬化
したコンクリートミルクの外径は、中子本体の穴部に埋
設されている硬化したコンクリートミルクの外径よりも
小さくなっているので、円盤体の穴部に埋設されている
硬化したコンクリートミルクに捻り応力が集中して、こ
の部分において硬化したコンクリートミルクが折り取ら
れる。
ートミルクの注入作業を行い、コンクリートミルクの硬
化後に、中子体に大きな捻り力を作用させると、中子本
体の穴部に埋設されている硬化したコンクリートミルク
の外周部に、中子本体の内周面に固着された棒体が埋設
されていると共に、円盤体の穴部に埋設されている硬化
したコンクリートミルクの外径は、中子本体の穴部に埋
設されている硬化したコンクリートミルクの外径よりも
小さくなっているので、円盤体の穴部に埋設されている
硬化したコンクリートミルクに捻り応力が集中して、こ
の部分において硬化したコンクリートミルクが折り取ら
れる。
そして、そのまま中子体をパイルから持ち上げると、折
り取られたコンクリートミルクは、中子本体の下面に固
着された円盤体で支えられて、パイルの外部に取り出さ
れる。これにより、パイルの頭部に中空部が形成され、
この中空部に杭頭補強筋の下半部を挿入して、この杭頭
補強筋をパイルの頭部に設置することができる。
り取られたコンクリートミルクは、中子本体の下面に固
着された円盤体で支えられて、パイルの外部に取り出さ
れる。これにより、パイルの頭部に中空部が形成され、
この中空部に杭頭補強筋の下半部を挿入して、この杭頭
補強筋をパイルの頭部に設置することができる。
以下、実施例を挙げて、本考案を更に詳細に説明する。
第1図ないし第5図に、本考案に係わる中子体Aが示さ
れている。この中子体Aは、内径の異なる外筒1の内側
に内筒2が挿入されて、外筒1及び内筒2の上端面に円
板状の鍔体3が溶接により固着されて閉塞されていると
共に、その下端面に円板状の閉塞板4が同じく溶接によ
り固着されて閉塞されている。外筒1と内筒2とが一体
に固着されたものを中子本体5と称する。前記鍔体3、
及び閉塞板4の中央部には、それぞれ中子体5の穴部5a
と同径の穴部が設けられている。
れている。この中子体Aは、内径の異なる外筒1の内側
に内筒2が挿入されて、外筒1及び内筒2の上端面に円
板状の鍔体3が溶接により固着されて閉塞されていると
共に、その下端面に円板状の閉塞板4が同じく溶接によ
り固着されて閉塞されている。外筒1と内筒2とが一体
に固着されたものを中子本体5と称する。前記鍔体3、
及び閉塞板4の中央部には、それぞれ中子体5の穴部5a
と同径の穴部が設けられている。
前記閉塞板4の下面に、中子本体5の穴部5aの内径より
も小さな内径の穴部6aを備えた円盤体6が溶接により固
着され、中子本体5の内周面の相対向する部分に一対の
棒体7が該中子本体5の軸方向に沿って固着され、この
棒体7の上端部は、中子本体5の上面に突出して外方に
わん曲されて、鍔体3に固着され、これにより棒体7の
上端部は、吊り上げ具を引掛けるための引掛け部7aとな
っている。
も小さな内径の穴部6aを備えた円盤体6が溶接により固
着され、中子本体5の内周面の相対向する部分に一対の
棒体7が該中子本体5の軸方向に沿って固着され、この
棒体7の上端部は、中子本体5の上面に突出して外方に
わん曲されて、鍔体3に固着され、これにより棒体7の
上端部は、吊り上げ具を引掛けるための引掛け部7aとな
っている。
そして、第6図に示されるように、パイルPの穴部8に
上記中子本体5を挿入して、パイルPの頭部内周に中子
体Aを装着すると共に、その鍔体3をパイルPの上端面
に引掛けておく。
上記中子本体5を挿入して、パイルPの頭部内周に中子
体Aを装着すると共に、その鍔体3をパイルPの上端面
に引掛けておく。
コンクリートミルク注入工法に使用されるパイルPは円
筒状になっている。地中には、このパイルPを挿入でき
る大きさ、及び深さを有するパイル挿入穴9が予め垂直
に形成されており、頭部内周に中子体Aが装着されたパ
イルPをパイル挿入穴9に挿入し、この状態でポンプを
使用してパイルPの穴部8にコンクリートミルクCを注
入すると、第7図に示されるように、その注入圧によっ
て、コンクリートミルクCがパイルPの外周部の土中に
浸透して硬化する。土中に浸透したコンクリートミルク
Cの硬化によって、埋設されているパイルPは土中で固
定される。
筒状になっている。地中には、このパイルPを挿入でき
る大きさ、及び深さを有するパイル挿入穴9が予め垂直
に形成されており、頭部内周に中子体Aが装着されたパ
イルPをパイル挿入穴9に挿入し、この状態でポンプを
使用してパイルPの穴部8にコンクリートミルクCを注
入すると、第7図に示されるように、その注入圧によっ
て、コンクリートミルクCがパイルPの外周部の土中に
浸透して硬化する。土中に浸透したコンクリートミルク
Cの硬化によって、埋設されているパイルPは土中で固
定される。
コンクリートミルクCの硬化後において、中子体Aに大
きな捻り力Tを作用させると、中子本体5の穴部5aに埋
設されているコンクリートミルクCbの外周部に、中子本
体5の内周面に固着された2本の棒体7が埋設されてい
る(第10図参照)と共に、円盤体6の穴部6aに埋設され
ているコンクリートミルクCaの外径は、中子本体5の穴
部5aに埋設されているコンクリートミルクCbの外径より
も小さい(第11図参照)ので、円盤体6の穴部6aに埋設
されているコンクリートミルクCaに捻り応力が集中し
て、この部分においてコンクリートミルクCbが折り取ら
れる。
きな捻り力Tを作用させると、中子本体5の穴部5aに埋
設されているコンクリートミルクCbの外周部に、中子本
体5の内周面に固着された2本の棒体7が埋設されてい
る(第10図参照)と共に、円盤体6の穴部6aに埋設され
ているコンクリートミルクCaの外径は、中子本体5の穴
部5aに埋設されているコンクリートミルクCbの外径より
も小さい(第11図参照)ので、円盤体6の穴部6aに埋設
されているコンクリートミルクCaに捻り応力が集中し
て、この部分においてコンクリートミルクCbが折り取ら
れる。
円盤体6の穴部6aの内径は、中子本体5の穴部5aの内径
よりも小さくなっているので、第8図に示されるよう
に、中子体Aをそのまま持ち上げると、折り取られたコ
ンクリートミルクCbは、中子体Aの下端面に固着されて
いる円盤体6に支えられて、パイルPの外部に取り出さ
れる。これにより、パイルPの頭部に中空部11が形成さ
れる。
よりも小さくなっているので、第8図に示されるよう
に、中子体Aをそのまま持ち上げると、折り取られたコ
ンクリートミルクCbは、中子体Aの下端面に固着されて
いる円盤体6に支えられて、パイルPの外部に取り出さ
れる。これにより、パイルPの頭部に中空部11が形成さ
れる。
コンクリートミルク注入工法で地中に埋設されたパイル
Pに使用される杭頭補強筋12(第9図参照)は、打ち込
み工法により埋設されたパイルに使用される杭頭補強筋
と異なり、打設されたコンクリートが下方に流失するの
を防止する必要がないので、その下端部にはコンクリー
ト受け用のキャップは取付けられていない。即ち、この
杭頭補強筋12は、円周方向に沿って配置された複数本の
縦筋12aの外周部にフープ筋12bがスパイラル状にして溶
接され、縦筋12aの中央部にストッパー筋12cが水平に溶
接された構造のものである。
Pに使用される杭頭補強筋12(第9図参照)は、打ち込
み工法により埋設されたパイルに使用される杭頭補強筋
と異なり、打設されたコンクリートが下方に流失するの
を防止する必要がないので、その下端部にはコンクリー
ト受け用のキャップは取付けられていない。即ち、この
杭頭補強筋12は、円周方向に沿って配置された複数本の
縦筋12aの外周部にフープ筋12bがスパイラル状にして溶
接され、縦筋12aの中央部にストッパー筋12cが水平に溶
接された構造のものである。
そして、第9図に示されるように、パイルPの頭部に形
成された前記中空部11に杭頭補強筋12の下半部を挿入す
ると共に、そのストッパー筋12cをパイルPの上端面に
当接させると、パイルPの頭部に杭頭補強筋12が設置さ
れる。この状態で、型枠を使用して杭頭補強筋12の周辺
部にコンクリートを打設して、地中梁13を形成する。
成された前記中空部11に杭頭補強筋12の下半部を挿入す
ると共に、そのストッパー筋12cをパイルPの上端面に
当接させると、パイルPの頭部に杭頭補強筋12が設置さ
れる。この状態で、型枠を使用して杭頭補強筋12の周辺
部にコンクリートを打設して、地中梁13を形成する。
従って、従来工法のように、パイルの頭部を埋設されて
いる硬化したコンクリートをさく岩機などを使用して削
り取る必要がなくなる。
いる硬化したコンクリートをさく岩機などを使用して削
り取る必要がなくなる。
また、上記実施例の中子本体5は、円筒状のものである
が、第12図に示されるように、下端部の外径が上端部の
外径よりも僅かに小さいテーパー状の中子本体5′を使
用すると、パイルPから中子体A′を容易に取り出すこ
とができる。また、中子本体の形状は、必ずしも円筒状
に限られず、多角筒状のものであっても構わない。
が、第12図に示されるように、下端部の外径が上端部の
外径よりも僅かに小さいテーパー状の中子本体5′を使
用すると、パイルPから中子体A′を容易に取り出すこ
とができる。また、中子本体の形状は、必ずしも円筒状
に限られず、多角筒状のものであっても構わない。
更に、上記実施例では、中子本体5の上端部に、該中子
本体5の落下を防止するための落下防止具として鍔体3
を固着してあるが、この落下防止具は、鍔体のものに限
定されず、例えば、中子本体の半径方向に沿って二本の
棒体を固着したものであってもよい。
本体5の落下を防止するための落下防止具として鍔体3
を固着してあるが、この落下防止具は、鍔体のものに限
定されず、例えば、中子本体の半径方向に沿って二本の
棒体を固着したものであってもよい。
本考案に係わる中子体を使用すれば、パイルに注入した
コンクリートミルクの硬化後に、中子体に大きな捻り力
を作用させることにより、硬化したコンクリートミルク
の最も外径の小さな部分において、このコンクリートミ
ルクを折り取ることができると共に、中子体をパイルか
ら持ち上げることにより、折り取られたコンクリートミ
ルクをパイルから取り出すことができる。
コンクリートミルクの硬化後に、中子体に大きな捻り力
を作用させることにより、硬化したコンクリートミルク
の最も外径の小さな部分において、このコンクリートミ
ルクを折り取ることができると共に、中子体をパイルか
ら持ち上げることにより、折り取られたコンクリートミ
ルクをパイルから取り出すことができる。
このため、パイルの頭部に埋設されているコンクリート
ミルクを削り取ることなく、杭頭補強筋をパイルの頭部
に設置することができるので、従来重労働であり、しか
も疾病の恐れがある強振動を伴うさく岩機などを使用し
たコンクリートミルクの削り取り作業から、作業者を解
放することができ、パイル埋設のための工法を著しく改
善することができる。
ミルクを削り取ることなく、杭頭補強筋をパイルの頭部
に設置することができるので、従来重労働であり、しか
も疾病の恐れがある強振動を伴うさく岩機などを使用し
たコンクリートミルクの削り取り作業から、作業者を解
放することができ、パイル埋設のための工法を著しく改
善することができる。
第1図ないし第12図は、本考案を説明するための図であ
って、第1図及び第2図は、いずれも本考案に係わる中
子体Aの異なる方向から見た斜視図、第3図は、同じく
縦断面図、第4図は、同じく底面図、第5図は、同じく
中央横断面図、第6図は、頭部内周に中子体Aが装着さ
れた状態のパイルPの断面図、第7図は、地中に埋設さ
れた状態のパイルPの断面図、第8図(イ)は、折り取
られたコンクリートミルクCbを中子体Aによって持ち上
げている状態の図、同(ロ)は、折り取られたコンクリ
ートミルクCbが中子体Aの下端面に固着された円盤体6
によって支えられている状態を示す拡大部分断面図、第
9図は、頭部に杭頭補強筋12が設置された状態のパイル
Pの断面図、第10図は、中子本体5の穴部5aに埋設され
ているコンクリートミルクCbの横断面図、第11図は、中
子本体5、及びパイルPに埋設されているコンクリート
ミルクの縦断面図、第12図は、本考案の別の実施例の中
子体A′をパイルPの頭部内周に装着した状態の断面図
である。 第13図及び第14図は、従来の技術を説明するための図で
あって、第13図は、地中に埋設された状態のパイルPの
断面図、第14図は、頭部に埋設されているコンクリート
ミルクCを削り取って中空にした部分に、杭頭補強筋22
の下半部を挿入した状態のパイルPの断面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 A,A′:中子体、C:コンクリートミルク P:コンクリートパイル 3:鍔体(落下防止具)、5,5′:中子本体 6:円盤体、7:棒体 11:パイルの頭部に形成された中空部 12:杭頭補強筋
って、第1図及び第2図は、いずれも本考案に係わる中
子体Aの異なる方向から見た斜視図、第3図は、同じく
縦断面図、第4図は、同じく底面図、第5図は、同じく
中央横断面図、第6図は、頭部内周に中子体Aが装着さ
れた状態のパイルPの断面図、第7図は、地中に埋設さ
れた状態のパイルPの断面図、第8図(イ)は、折り取
られたコンクリートミルクCbを中子体Aによって持ち上
げている状態の図、同(ロ)は、折り取られたコンクリ
ートミルクCbが中子体Aの下端面に固着された円盤体6
によって支えられている状態を示す拡大部分断面図、第
9図は、頭部に杭頭補強筋12が設置された状態のパイル
Pの断面図、第10図は、中子本体5の穴部5aに埋設され
ているコンクリートミルクCbの横断面図、第11図は、中
子本体5、及びパイルPに埋設されているコンクリート
ミルクの縦断面図、第12図は、本考案の別の実施例の中
子体A′をパイルPの頭部内周に装着した状態の断面図
である。 第13図及び第14図は、従来の技術を説明するための図で
あって、第13図は、地中に埋設された状態のパイルPの
断面図、第14図は、頭部に埋設されているコンクリート
ミルクCを削り取って中空にした部分に、杭頭補強筋22
の下半部を挿入した状態のパイルPの断面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 A,A′:中子体、C:コンクリートミルク P:コンクリートパイル 3:鍔体(落下防止具)、5,5′:中子本体 6:円盤体、7:棒体 11:パイルの頭部に形成された中空部 12:杭頭補強筋
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリートミルク注入工法により、地中
に予め形成されたパイル挿入穴にコンクリートパイルを
挿入して固定する際に、コンクリートパイルの頭部内周
に装着して、杭頭内周部に杭頭補強筋を挿入できる中空
部を形成するための中子体であって、 コンクリートパイルの内径に対応する外径を有する円筒
状、又は多角筒状の中子本体の上面に落下防止具が固着
されていると共に、その下面に、中子本体の内径よりも
小さな内径の穴部を備えた円盤体が固着され、中子本体
の内周面に1ないし複数本の棒体が該中子本体の軸方向
に沿って固着されていることを特徴とするコンクリート
パイルの頭部内周に装着される中子体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12557189U JPH0643219Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンクリートパイルの頭部内周に装着される中子体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12557189U JPH0643219Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンクリートパイルの頭部内周に装着される中子体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0365732U JPH0365732U (ja) | 1991-06-26 |
| JPH0643219Y2 true JPH0643219Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31673434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12557189U Expired - Lifetime JPH0643219Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンクリートパイルの頭部内周に装着される中子体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643219Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009119731A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Yi-Ju Wu | 装飾マグネット片の構造 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP12557189U patent/JPH0643219Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0365732U (ja) | 1991-06-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |