JPH0643263Y2 - シャワー支持具 - Google Patents

シャワー支持具

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JPH0643263Y2
JPH0643263Y2 JP11112288U JP11112288U JPH0643263Y2 JP H0643263 Y2 JPH0643263 Y2 JP H0643263Y2 JP 11112288 U JP11112288 U JP 11112288U JP 11112288 U JP11112288 U JP 11112288U JP H0643263 Y2 JPH0643263 Y2 JP H0643263Y2
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JP11112288U
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JPH0231729U (ja
Inventor
薫 野坂
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シャワーヘッドに接続したホースが自由に通
り抜け且つシャワーヘッドの基端を着脱自在に支持する
合成樹脂製のシャワー支持具に関する。
〔従来の技術〕
シャワーヘッドを支持する支持具として、浴室の壁に固
定されるほぼU字状横断面のハンガー式のものと、洗面
化粧台や洗髪機等のボールのリムに固定されホースが通
り抜けできるようにした中空構造のものがある。
第6図は洗面化粧台を部分的に示す斜視図であり、洗面
器Aの奥側中央にシャワーヘッドBの支持具1が固定さ
れている。この支持具1は、第7図の断面図に示すよう
に、筒状体であり、シャワーヘッドBの基端に接続した
ホースCが自在に挿通してシャワーヘッドBを抜き出せ
ると共に、図示のように嵌め込んで固定保持するものと
して使用される。
支持具1は、第8図のようにシャワーヘッドBを挿入す
る側から見ると、楕円に近い平面形状を持ち、シャワー
ヘッドB及びホースCが挿通する空洞部1aを円形断面と
して形成している。このように、外形が楕円であって空
洞部1aが円形であれば、第8図(b)(第8図(a)の
Y−Y線矢視断面図)と第7図(第8図(a)のZ−Z
線矢視位置に相当)とを比較すれば明らかなように、支
持具1の左右端の肉厚が前後方向の奥行きの肉厚よりも
大きくなる。
ところで、筒状の製品の場合に、周方向の一部が部分的
に肉厚の断面を持つようなときには、型ばらしのときに
ひけを生じてしまう。このようなひけの発生は、肉厚の
部分が完全に冷えて固化しないうちに型ばらしをした場
合に顕著であり、外面が凹む等の変形が避けられず、製
品として供給できない結果となる。
このように中空製品の肉厚が一様でない場合には、型製
作するときにはひけ防止を図ることが必要である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、シャワーヘッドBを保持するほか頻繁に
出し入れするため、支持具1にはそれ相応の強度を持た
せる必要がある。このため、第8図(a)において左右
に位置する薄肉部分の厚さを強度の基準として設計され
ることになり、金属に代えて合成樹脂を素材とすると、
強度面から更に一層肉厚を大きくする必要がある。
このように、金属製品から合成樹脂製品に仕様を変更す
る場合には、肉厚による影響が更に大きくなる。したが
って、肉厚の一様なものが製品形状として最も適したも
のとしての取り扱いを受ける傾向となり、バリエーショ
ンの少ない製品の供給に終始してしまう。
本考案において解決すべき課題は、2個の部材を別途成
形してこれを合体させることで、それぞれの部材の肉厚
の影響を受けない良好なシャワー支持具を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、シャワーヘッドの基端部を出し入れ自在に指
示する中空構造のシャワー支持具であって、前記中空部
周りを創成する合成樹脂製の内殻部材と、該内殻部材が
嵌まり込んで互いに一体化される合成樹脂製の外殻部材
との2部材とからなることを特徴とする。
内殻部材及び外殻部材が形成する中空部周りのそれぞれ
の周壁をほぼ一様な肉厚とした構成とすることができ
る。
また、内殻部材の外周に半径方向へ弾性変形可能な係合
爪を設け、内殻部材の内周には係合爪が嵌合可能な係合
溝を設けるようにしてもよい。
〔作用〕
それぞれ合成樹脂製の内殻部材及び外殻部材の組合せに
よって、支持具全体から見たときの肉厚の差はそれぞれ
の内殻及び外殻部材自身にとっては半減される。このた
め、内殻及び外殻部材の肉厚差が小さくなり、これらの
部材を型製作するときのひけの発生が抑えられる。
内殻及び外殻部材のそれぞれの周壁をほぼ一様な肉厚と
することで、ひけの発生が更に良好に防止され得る。
また、内殻部材の係合爪は半径方向に弾性変形可能なの
で、外殻部材の中に内殻部材を押し込むだけで係合爪が
外殻部材の係合溝に嵌まり込んで結合される。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案のシャワー支持具を従来例で示したシャ
ワーヘッドに適用した一例の断面図である。
図において、支持具1は、全体の表面を形成する合成樹
脂製の外殻部材2及びその内部に挿入される同様に合成
樹脂製の内殻部材3によって構成されている。これらの
外殻部材2及び内殻部材3をそれぞれ第2図及び第3図
に示すと共に、第4図には一体化したとき及び第5図に
分解斜視図をそれぞれ示す。
外殻部材2は、第2図(a)に示すように、ほぼ長円状
の平面形状を持つ筒体であり、同図(b)(同図(a)
のI−I線矢視断面図)及び同図(c)(同図(a)の
II−II線矢視断面図)に示すように、内周壁には合計8
本のリブ4を軸線方向に走らせている。このリブ4は、
上側に軸線と平行な直線部4aを持ち下側には中心方向へ
傾斜した面を持つテーパ部4bをそれぞれ形成している。
また、平面形状において長円の長軸を挟む位置には内殻
部材3の下端が係合する係合溝5を合計4個設けてい
る。この係合溝5は、第2図(d)(同図(a)のIII
−III線矢視断面図)に示すように、外殻部材2の周壁
の内面を抉りとったものとして形成されている。
更に、リブ4の上端は周壁よりも一段低く、その上面を
内殻部材3の載置面としている。また、このリブ4を設
けたことによって、外殻部材2の周壁の肉厚はほぼ一様
にすることができる。換言すれば、リブ4により強度を
維持できるので、従来例のように肉厚を中空部分に合わ
せて厚くしたり薄くしたりする必要がなく、周壁全体を
一様な肉厚とすることができる。
一方、内殻部材3は、外殻部材2の上端から嵌まり込む
ほぼ長円状の外形を持つフランジ6を上端に形成し、そ
の下部に外殻部材2のリブ4の直線部4aにきっちりと嵌
まり込む円筒部7を設けている。また、円筒部7の下に
は、テーパ部4bに倣って嵌め込まれるスリーブ8を形成
している。このスリーブ8は、下端側の内径が収縮する
テーパ状の筒であり、内周のテーパを利用してシャワー
ヘッドBの基端を安定して支持可能としている。そし
て、これらの円筒部7及びスリーブ8を含めた周壁はほ
ぼ一様な肉厚として形成されている。なお、第3図
(b),第3図(c)及び第3図(d)はそれぞれ第3
図(a)のIV−IV線,V−V線及びVI−VI線矢視による断
面図である。
更に、円筒部7とスリーブ8の境目部分には、外殻部材
2と一体化するための係合爪9が4本設けられている。
この係合爪9は、第3図(d)に示すように内殻部材3
の外壁から外へ突き出て下方に伸びたもので、下端には
外殻部材2の係合溝5内に嵌まり込む係合突起10を形成
している。係合爪9は第2図(a)で示した係合溝5の
位置に合わせ、その外壁は外殻部材2の内周壁にぴった
り沿う程度としておく。
以上の構成において、内殻部材3を外殻部材2の中に嵌
め込めば、2部材の合体による支持具1が完成する。内
殻部材3の嵌め込みは、予め外殻部材2の姿勢に合わせ
ておき、第4図に示すように外殻部材2の中に押し込め
ばよい。なお、第4図(b),第4図(c)及び第4図
(d)はそれぞれ第4図(a)のVII−VII線,VIII−VII
I線及びIX−IX線矢視による断面図である。
この押し込みのときには、係合爪9は外殻部材2の内壁
に突き当たる係合突起10によって内側へ弾性変形し、最
終的にはフランジ6がリブ4の上面に載ると同時に第4
図(d)に示すように係合突起10が係合溝5の中に嵌ま
り込む。このように、外殻部材2及び内殻部材3の2部
材による支持具1が組み立てられ、第1図に示すように
シャワーヘッドBを支持するものとして利用できる。
ここで、支持具1は、従来例で示したものと同様に、シ
ャワーヘッドBの挿入方向と直交する面がほぼ長円状で
あってその中心に円形の空洞を持たせた構造である。そ
して、従来例では一つの部材としていたので、肉厚の大
きい部分と小さい部分とがあることから、型製作でひけ
の問題が生じていた。
これに対し、本考案では、外殻部材2及び内殻部材3の
2個の部材によって全体を形成し、しかもそれぞれの周
壁の肉厚をほぼ一様にしているので、それぞれの部材に
生じる肉厚の大小はほぼ半分に減ることになる。このた
め、これらの外殻部材2及び内殻部材3を合成樹脂によ
って型製作しても、ひけの問題は無視できる程度のもの
に抑えることが可能となる。したがって、外殻部材2及
び内殻部材3のいずれもが外壁等の変形等を伴うことな
く製造できる。この結果、2部材を嵌め合わせて一体化
する構造であっても、一体物と同様に精度の高い製品が
得られる。また、外壁の変形がないので、特に表面部材
となる外殻部材2の仕上げも良好となり、歩留まりも向
上する。
〔考案の効果〕
本考案では、合成樹脂製の内殻部材及び外殻部材の組合
せによって支持具を構成するので、肉厚の差は内殻及び
外殻部材のそれぞれについて半減され、部材を型製作す
るときのひけの発生が防止される。
また、内殻及び外殻部材のそれぞれの周壁をほぼ一様な
肉厚とれば、ひけの発生の防止が一段と向上する。
更に、内殻部材に係合爪及び外殻部材に係合溝を設ける
ことで、内殻部材を外殻部材に嵌め込むだけで結合で
き、2部材となっても組立てに煩わしさを伴うこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂製成形品の一例としたシャワ
ーヘッド支持具の断面図、第2図は外殻部材及び第3図
は内殻部材をそれぞれ示し、第4図は外殻部材と内殻部
材を一体化したもの及び第5図は両部材を分解した斜視
図を示す。また、第6図は支持具を備えた洗面化粧台の
斜視図、第7図は従来のシャワーヘッド支持具の縦断面
図、第8図は支持具のみを示すものである。 1:支持具、2:外殻部材 3:内殻部材、4:リブ 4a:直線部、4b:テーパ部 5:係合溝、6:フランジ 7:円筒部、8:スリーブ 9:係合爪、10:係合突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワーヘッドの基端部を出し入れ自在に
    指示する中空構造のシャワー支持具であって、前記中空
    部周りを創成する合成樹脂製の内殻部材と、該内殻部材
    が嵌まり込んで互いに一体化される合成樹脂製の外殻部
    材との2部材とからなるシャワー支持具。
  2. 【請求項2】前記内殻部材及び外殻部材が形成する前記
    中空部周りのそれぞれの周壁をほぼ一様な肉厚としてな
    る請求項1記載のシャワー支持具。
  3. 【請求項3】前記内殻部材の外周に半径方向へ弾性変形
    可能な係合爪を設け、前記内殻部材の内周には前記係合
    爪が嵌合可能な係合溝を設けてなる請求項1または2記
    載のシャワー支持具。
JP11112288U 1988-08-23 1988-08-23 シャワー支持具 Expired - Lifetime JPH0643263Y2 (ja)

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JPH0231729U JPH0231729U (ja) 1990-02-28
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