JPH0643548A - 平床式マイクロカメラ - Google Patents

平床式マイクロカメラ

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JPH0643548A
JPH0643548A JP21572392A JP21572392A JPH0643548A JP H0643548 A JPH0643548 A JP H0643548A JP 21572392 A JP21572392 A JP 21572392A JP 21572392 A JP21572392 A JP 21572392A JP H0643548 A JPH0643548 A JP H0643548A
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mask
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Etsuo Shiozawa
悦雄 塩沢
Yoshiaki Suwama
祥堯 諏訪間
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影レンズの光軸に対して垂直なマスクおよ
び圧板の間にフィルムを挟み、被写体の撮影レンズによ
る縮小画像をマスクに形成したコマ窓を通してフィルム
に写し込む平床式マイクロカメラにおいて、マスクや圧
板のバリ取りが不要で生産性が向上するようにする。ま
たフィルムの装填がし易くなり、マスクの平滑精度を向
上させて焦点調節精度の向上も図れるようにする。 【構成】 マスクおよび圧板が、焼入れしたステンレス
鋼で作られる。また、このマスクのフィルム接触面をフ
ィルムガイドが無い平坦面にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アパーチュアマスクと
平板との間に挾持したフィルムに被写体の縮小画像を写
し込む平床式マイクロカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズの光軸に垂直なアパーチュア
マスク(以下単にマスクという)と圧板との間にフィル
ムを挟み、マスクに形成したコマの窓から撮影レンズに
よる被写体の縮小画像をフィルムに写し込むようにした
平床式マイクロカメラが公知である。
【0003】ここに圧板はマスクに対して押圧・離隔可
能であり、この圧板をマスクから離隔させてフィルムを
送り、圧板をマスクに押圧してフィルムを固定する。こ
のフィルムを固定した状態で撮影を行うものである。
【0004】図5は従来使用されていたマスク1を示す
斜視図であり、このマスク1にはコマ窓2が形成される
と共に、このコマ窓2の上を移動するフィルム3を案内
するためのガイドピン4、5が突設されている。そして
このマスク1の上方から圧板6によりフィルム3をマス
ク1に押圧し、撮影を行うものである。
【0005】従来のマスク1および圧板6は鉄製であ
り、鉄素材から切削加工や研磨加工等の機械加工により
製作した部材の表面を、クロームメッキあるいは黒色メ
ッキしたものであった。
【0006】
【従来技術の問題点】しかしこのクロームメッキあるい
は黒色メッキは、機械加工した部材のエッジ状の部分に
バリを発生させる問題があった。例えばマスク1のコマ
窓2の縁や圧板6の周縁、あるいはフィルムの接触面な
どにこのバリが発生すると、フィルムに傷を付けること
になる。
【0007】このためこのバリを除去する必要が生じ、
生産性が悪くなるという問題が生じていた。また従来の
マスク1にはフィルムをガイドするためのピン4、5が
突設されていたため、フィルム3の装填作業が面倒であ
るだけでなく、マスク1のフィルム接触面の研磨加工が
できず、マスク1の平滑精度が低下して焦点調節精度の
低下を招くという問題もあった。
【0008】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、マスクや圧板のバリ取りが不要で生産性が
向上するようにした平床式マイクロカメラを提供するこ
とを第1の目的とする。
【0009】また同時に、フィルムの装填がし易くな
り、マスクの平滑精度を向上させて焦点調節精度の向上
も図れるようにした平床式マイクロカメラを提供するこ
とを第2の目的とする。
【0010】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、撮影レン
ズの光軸に対して垂直なマスクおよび圧板の間にフィル
ムを挟み、被写体の前記撮影レンズによる縮小画像を前
記マスクに形成したコマ窓を通して前記フィルムに写し
込む平床式マイクロカメラにおいて、前記マスクおよび
圧板が、焼入れしたステンレス鋼で作られていることを
特徴とする平床式マイクロカメラにより達成される。
【0011】また第2の目的は、このマスクのフィルム
接触面をフィルムガイドが無い平坦面にすることにより
達成される。
【0012】
【実施例】図1は平床式マイクロカメラの外観斜視図、
図2はカメラ内部の構造を示す正面図、図3はマスク付
近の拡大斜視図、図4は圧板付近の分解斜視図である。
【0013】図1において符号10はスタンド、12は
水平な撮影板であり、この撮影板12のコーナーマーク
に合わせて原稿などの被写体を置く。スタンド10に
は、撮影板12の奥側から支柱14が垂直に起立し、こ
の支柱14にカメラ載せ台16が昇降可能に取付けられ
ている。このカメラ載せ台16は撮影縮率に従って所定
の高さに固定するものである。
【0014】カメラ載せ台16には撮影レンズ18(図
1参照)が撮影板12に向って垂直に固定される。また
その上面にはカメラヘッド20が取付けられている。こ
のカメラヘッド20は、レンズ18の光軸すなわち垂直
軸の回りに回動可能であり、ロックレバー22を締める
ことにより固定できる。
【0015】24は自動露光装置、26は照明ランプを
内蔵するランプカバー、28は表示パネル、30はコン
トロールパネルである。表示パネル28には運転状況例
えばフレームサイズや撮影中などの表示がなされる。コ
ントロールパネル30では、フィルム感度の設定、フィ
ルムに焼込むナンバーやモード、等の種々の設定を行
う。
【0016】次に図2〜4に基づきカメラヘッド20内
の構成を説明する。なお図2はカメラヘッド20の蓋板
32を上方へ開いた状態である。図2、3において34
はカメラヘッド20内の左側に収容されたサプライボッ
クスであり、この中に未撮影のフィルム36が収容され
ている。図2はこのサプライボックス34の蓋板38も
上方に開いて示す。サプライボックス34内では、供給
リール(図示せず)に巻かれたフィルム36の残量が揺
動レバー40により監視されている。
【0017】カメラヘッド20の下部のフレーム42に
は、前方から着脱可能にアパーチュアマスク44が取付
けられている。このマスク44には図4に示すようにコ
マ窓46が形成され、このコマ窓46が撮影レンズ18
の光軸上にくる位置でマスク44は固定される。なおこ
のマスク44にはマスク種類判別用の遮光板48が突設
され、マスク44をフレーム42にセットした時にカメ
ラヘッド20はこの遮光板48の位置からマスク44の
種類を自動で判別する。
【0018】50はガイドローラ、52はドライブロー
ラであり、これらはマスク44を挟んでその左側と右側
とに配設されている。サプライボックス34から供給さ
れるフィルム36は、このサプライボックス34に設け
た遮光ローラ54と、ガイドローラ50とに案内されて
マスク44の上面に至る。そしてドライブローラ52と
コンタクトローラ56との間に挟まれ、さらにテンショ
ンローラ58により所定のテンションを付与されながら
巻取側リール(図示せず)に巻取られる。巻取側リール
はマガジン(図示せず)に収容されたまま装填され、テ
イクアップ軸60に係合して回転するものである。
【0019】ここにガイドローラ50およびドライブロ
ーラ52は、フィルム36の幅にほぼ一致する幅の環状
の溝を持ち、この環状溝によりフィルム36の幅方向の
ずれが規制される。なおコンタクトローラ56はドライ
ブローラ52の環状溝に係入する幅を持ち、この環状溝
内へ係入してフィルム36をドライブローラ52との間
に挾持する。
【0020】62は圧板である。この圧板62には図4
に示すように上板64が重ね合わせられ、ビス66で結
合されている。圧板62の上面には上板64との間に空
気室を形成するための凹部68が形成され、この凹部6
8には圧板62の下面に連通する複数の小孔70が開口
している。
【0021】上板64の中央にはパイプ72が起立し、
このパイプ72に固定したフランジ74と上板64との
間にはコイルばね76が縮装されている。パイプ72に
はゴムチューブ78が接続され(図2、3参照)、この
チューブ78の他端はダイヤフラム式空気ポンプ(図示
せず)に接続されている。パイプ72は圧板62の凹部
68に連通している。
【0022】この圧板62はL字型のブラケット80を
介して電磁式アクチュエータ82により上下駆動され
る。すなわち図4に示すように、ブラケット80の下部
の水平部80aを、パイプ72に固定した座金74とコ
イルばね76の間に挾持する一方、ブラケット80の垂
直部80bはフレーム42に2本のビス84、86によ
り上下動可能に保持される。
【0023】電磁式アクチュエータ82はプランジャ8
2aと電磁コイル82b(図3)で形成され、プランジ
ャ82aの下端は垂直部80bの上端に圧着解除レバー
88により取付けられている。またこのレバー88と下
側のビス86とには引張りコイルばね90の両端が係止
されている。
【0024】このためプランジャ82aおよびブラケッ
ト80には、このコイルばね90により下向きの復帰習
性が付与され、このばね90の引張り力により圧板62
はコイルばね76を介してマスク44に押圧される。従
って撮影時には、マスク44上に載ったフィルム36が
マスク44と圧板62との間に挟まれて位置決めされ
る。
【0025】なおこの時にはプランジャポンプによりチ
ューブ78、パイプ72を介して凹部68内が負圧に吸
引され、小孔70からフィルム36が圧板62の下面に
吸引される。このためフィルム36はマスク44のコマ
窓46内で弛むことなく圧板62の下面に密着し、撮影
時のフィルム36の平面精度が向上する。
【0026】またフィルム36を移動させる時には、電
磁アクチュエータ82の電磁ソレノイド82bが励磁さ
れ、プランジャ82aと共に圧板62が上方へ吸引され
る。この結果圧板62がフィルム36から離れ、フィル
ム36が移動可能な状態になる。この状態でドライブロ
ーラ52が所定角度回転し、フィルム36を1コマ分送
り、コマ窓46にフィルム36の未撮影領域を入れるも
のである。
【0027】ここで前記マスク44および圧板62はス
テンレス鋼を切削加工や研磨加工などの機械加工によっ
て作った部材を焼入れすることにより作られる。例えば
JIS−G4303に規定するマルテンサイト系ステン
レス鋼棒の規格SUS420J2のステンレス鋼で作る
のが望ましい。焼入れしただけではこれらマスク44や
圧板62は光沢のある金属色をしているので、少なくと
も圧板62には黒色メッキ、例えばレイデント処理(有
限会社吉崎メッキ化工所の商品名)を行うのが望まし
い。なおこのメッキ処理はバリが発生しないので従来技
術で説明したクロームメッキの場合のようなバリ取り処
理は不用である。
【0028】また従来技術で説明したマスク1(図5)
にはフィルムガイド用のピン4、5を設けていたが、本
発明の実施例におけるマスク44はこのようなピンを持
たず、フィルム走行面が平滑な面になっている。そして
フィルム36はガイドローラ50およびドライブローラ
52の外周に形成した環状溝によってガイドされる。
【0029】このためマスク44と圧板62との間への
フィルム36の装填が容易になると共に、このマスク4
4のフィルム走行面の平面加工が容易で平面精度を高め
ることができる。従って焦点調整精度を向上させること
が可能である。特にマスク44や圧板62の接触面のキ
ズによりこれらの平面精度が悪化した時には容易に表面
を研磨して再生することが可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、アパー
チュアマスク(44)および圧板(62)をステンレス
鋼を焼入れして作ったものであるから、従来のマスクや
圧板のようにクロームメッキ後にバリ取り処理を行うこ
とが不要になり、生産性が向上する。またマスクにガイ
ドピンを設けなければ、フィルム36の装填が容易にな
るだけでなく、表面のキズにより平面精度が低下しても
研磨により容易に再生でき、資源の有効利用に適する
(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】平床式マイクロカメラの外観を示す斜視図
【図2】カメラヘッドの内部構造を示す正面図
【図3】マスク付近の拡大斜視図
【図4】圧板付近の分解斜視図
【図5】従来装置のマスク付近を示す斜視図
【符号の説明】
18 撮影レンズ 36 フィルム 44 アパーチュアマスク 46 コマ窓 62 圧板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの光軸に対して垂直なアパー
    チュアマスクおよび圧板の間にフィルムを挟み、被写体
    の前記撮影レンズによる縮小画像を前記アパーチュアマ
    スクに形成したコマ窓を通して前記フィルムに写し込む
    平床式マイクロカメラにおいて、前記アパーチュアマス
    クおよび圧板が、焼入れしたステンレス鋼で作られてい
    ることを特徴とする平床式マイクロカメラ。
  2. 【請求項2】 アパーチュアマスクのフィルム接触面は
    フィルムガイドが無い平坦面に作られている請求項1の
    平床式マイクロカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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