JPH0643960B2 - 鋼線用光沢度測定装置及び測定方法 - Google Patents
鋼線用光沢度測定装置及び測定方法Info
- Publication number
- JPH0643960B2 JPH0643960B2 JP1148616A JP14861689A JPH0643960B2 JP H0643960 B2 JPH0643960 B2 JP H0643960B2 JP 1148616 A JP1148616 A JP 1148616A JP 14861689 A JP14861689 A JP 14861689A JP H0643960 B2 JPH0643960 B2 JP H0643960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel wire
- glossiness
- base
- fluorescent lamp
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋼線用光沢度の測定装置及び測定方法に係り、
特に金網などに使用するステンレス鋼線の光沢にバラツ
キがないよう、その光沢度を正確に測定する装置及び方
法に関するものである。
特に金網などに使用するステンレス鋼線の光沢にバラツ
キがないよう、その光沢度を正確に測定する装置及び方
法に関するものである。
ステンレス鋼線で金網などを製作する場合、表面に光沢
のある線材を用いると金網が明るくなり、美感が向上す
るものである。
のある線材を用いると金網が明るくなり、美感が向上す
るものである。
しかし、この場合、表面の光沢度(明るさ)にバラツキ
のある線材を使用すると、金網を全体的に見たとき光沢
がまばらな印象を与え、美観が低下するという欠点があ
る。
のある線材を使用すると、金網を全体的に見たとき光沢
がまばらな印象を与え、美観が低下するという欠点があ
る。
一方、ステンレス鋼線を単体で使用する場合も、光沢度
のちがうものを使用すると、製品の明るさに均一性がと
れないという問題点がある。
のちがうものを使用すると、製品の明るさに均一性がと
れないという問題点がある。
そのため、ステンレス鋼線の光沢検査を行って、光沢度
の同じ鋼線を揃えて製品を作っているのであるが、この
検査は目視で行っているため、検査場の環境(例えば光
の状況、検査角度、位置など)のちがいにより、検査に
バラツキが生じる。また、人間の視覚に頼るものである
から、信頼性にも自ら問題がある。
の同じ鋼線を揃えて製品を作っているのであるが、この
検査は目視で行っているため、検査場の環境(例えば光
の状況、検査角度、位置など)のちがいにより、検査に
バラツキが生じる。また、人間の視覚に頼るものである
から、信頼性にも自ら問題がある。
ところで、表面が平らな板材の光沢度検査については、
すでに光沢度測定装置が存在し、使用されているが、こ
の光沢度測定装置を使用して鋼線の光沢度を測定するこ
とはできないのである。
すでに光沢度測定装置が存在し、使用されているが、こ
の光沢度測定装置を使用して鋼線の光沢度を測定するこ
とはできないのである。
以下、第6図〜第8図を参照してその理由を説明する。
第6図は光沢度測定装置の原理図である。図において、
1は被測定物で、例えば表面に光沢のあるステンレス鋼
板のごとき板状体、2は光源である。光源2の光は第1
レンズ3、スリット4、第2レンズ5を透して板状体1
に当たって反射し、この反射光は第3レンズ7、スリッ
ト8を透して受光器6に入射される。
1は被測定物で、例えば表面に光沢のあるステンレス鋼
板のごとき板状体、2は光源である。光源2の光は第1
レンズ3、スリット4、第2レンズ5を透して板状体1
に当たって反射し、この反射光は第3レンズ7、スリッ
ト8を透して受光器6に入射される。
前記の構成において、光源2からの光は第2レンズ5で
平行光束となり、板状体1に当たる。第1レンズ3の主
点とスリット4の中心を結ぶ線が入射光の方向で、いま
入射角をΦとすると、第2レンズ5の主点からスリット
4をみこむ角α1が入射光の開き角となり、板状体1で
反射した光のうち、Φ方向に出る光束を第3レンズ7と
スリット8で角α2内のものだけとり出して受光器6に
入れる。
平行光束となり、板状体1に当たる。第1レンズ3の主
点とスリット4の中心を結ぶ線が入射光の方向で、いま
入射角をΦとすると、第2レンズ5の主点からスリット
4をみこむ角α1が入射光の開き角となり、板状体1で
反射した光のうち、Φ方向に出る光束を第3レンズ7と
スリット8で角α2内のものだけとり出して受光器6に
入れる。
受光器6の受ける光は、光沢度に比例する。一般的に
は、標準面の光沢度を一定の値に定義するもので、第7
図に示す屈折率n=1.567の標準ガラス面11の光
沢度を入射角に関係なく100とし、この標準ガラス面
11の入射角θの時の反射光束をΦgθ、同じ光学系で
測った第8図に示す板状体1の正反射光束をΦθとする
と、板状体1のθ度光沢度Gs(θ)は、 と定義できる。
は、標準面の光沢度を一定の値に定義するもので、第7
図に示す屈折率n=1.567の標準ガラス面11の光
沢度を入射角に関係なく100とし、この標準ガラス面
11の入射角θの時の反射光束をΦgθ、同じ光学系で
測った第8図に示す板状体1の正反射光束をΦθとする
と、板状体1のθ度光沢度Gs(θ)は、 と定義できる。
なお、実際の標準板には、既知の屈折率の光学ガラス表
面を用いる。光沢度の高い面は、入射角に関係なく、G
sは100近く、無光沢面は1〜2である。途中の光沢
度値は、入射角や開き角によってかなり異なるが、60
°光沢度Gs(60°)で、塗膜の光沢度面は70以
上、半光沢の面は30〜70、エッグシェルまたは無光
沢が30以下となる。また、金属光沢面では多くの場合
Gsが100以上になる。
面を用いる。光沢度の高い面は、入射角に関係なく、G
sは100近く、無光沢面は1〜2である。途中の光沢
度値は、入射角や開き角によってかなり異なるが、60
°光沢度Gs(60°)で、塗膜の光沢度面は70以
上、半光沢の面は30〜70、エッグシェルまたは無光
沢が30以下となる。また、金属光沢面では多くの場合
Gsが100以上になる。
前記光沢度測定装置によると、表面が平らな板状体1の
光沢度を測定することはできるが、ステンレス鋼線のよ
うな表面が曲面である線材の光沢度を測定することはで
きなかった。すなわち、被測定物である線材の表面は曲
面であるため、光源2からの入射光は線材の表面で反射
して分散し、測定に必要な強さの反射光を受光器6に取
入れることができず、それ故、従来の光沢度測定装置で
は、線材表面の光沢度を正確に測定することはできなか
ったのである。
光沢度を測定することはできるが、ステンレス鋼線のよ
うな表面が曲面である線材の光沢度を測定することはで
きなかった。すなわち、被測定物である線材の表面は曲
面であるため、光源2からの入射光は線材の表面で反射
して分散し、測定に必要な強さの反射光を受光器6に取
入れることができず、それ故、従来の光沢度測定装置で
は、線材表面の光沢度を正確に測定することはできなか
ったのである。
本発明者は、ステンレス鋼線のごとき表面に光沢を有す
る線材の光沢度を定量的に評価すべく、従来公知の光沢
度測定装置の使用を検討したが、前述のとおりこの装置
による曲面の測定は不可能であることが分かった。そし
て、線材表面の光沢度を測定できる装置を開発すべく、
種々研究を重ねた。その結果、LED、螢光灯、炉など
の輝度測定に用いられている輝度計によると、側面面積
が最小φ0.4mm〜φ0.5mmのものが光の明るさを測
定できることに着目し、この輝度計を鋼線の移動装置と
光源に組込むことにより、ステンレス鋼線など各種鋼線
の光沢度を測定することのできる新規な装置と方法を開
発したものである。
る線材の光沢度を定量的に評価すべく、従来公知の光沢
度測定装置の使用を検討したが、前述のとおりこの装置
による曲面の測定は不可能であることが分かった。そし
て、線材表面の光沢度を測定できる装置を開発すべく、
種々研究を重ねた。その結果、LED、螢光灯、炉など
の輝度測定に用いられている輝度計によると、側面面積
が最小φ0.4mm〜φ0.5mmのものが光の明るさを測
定できることに着目し、この輝度計を鋼線の移動装置と
光源に組込むことにより、ステンレス鋼線など各種鋼線
の光沢度を測定することのできる新規な装置と方法を開
発したものである。
すなわち、本発明の鋼線用光沢度測定装置は、ベース上
に正逆回転モータで駆動する螺旋軸を設け、この螺旋軸
に沿って水平移動する移動台の上方に、取付枠を介し
て、被測定物の鋼線を水平方向と直交するように支持さ
せる支持台を設けると共に、この移動台上に上向きのマ
イクロメータヘッドを備えたマイクロメータスタンドを
設けこのマイクロメータヘッドのスピンドルの先端を支
持台の下面に当接可能に設け、さらにこの支持台の上方
に蛍光灯の軸線が被測定物の鋼線の軸線と直交するよう
に真直な蛍光灯を設置し、この鋼線で反射した蛍光灯の
光が入射する支持台の上方位置に、この反射光の輝度を
測定する輝度計を設けたことを特徴とするものである。
に正逆回転モータで駆動する螺旋軸を設け、この螺旋軸
に沿って水平移動する移動台の上方に、取付枠を介し
て、被測定物の鋼線を水平方向と直交するように支持さ
せる支持台を設けると共に、この移動台上に上向きのマ
イクロメータヘッドを備えたマイクロメータスタンドを
設けこのマイクロメータヘッドのスピンドルの先端を支
持台の下面に当接可能に設け、さらにこの支持台の上方
に蛍光灯の軸線が被測定物の鋼線の軸線と直交するよう
に真直な蛍光灯を設置し、この鋼線で反射した蛍光灯の
光が入射する支持台の上方位置に、この反射光の輝度を
測定する輝度計を設けたことを特徴とするものである。
また、その測定方法は、ベース上に正逆回転モータで駆
動する螺旋軸に沿って水平移動する移動台に上下に微動
調整可能に設けられた支持台に、被測定物の鋼線を支持
させながら、この鋼線を移動方向と直交する方向に動か
し、この鋼線の上方に鋼線の軸線と蛍光灯の軸線が直交
する方向に配した真直な蛍光灯で、前記水平移動する鋼
線の外周面を照射し、さらにこの鋼線の上方に配設され
た輝度計により、鋼線の移動に伴って、鋼線の外周面か
ら反射される反射光の輝度の変化を連続的に測定し、且
つその結果をグラフ化し、その変化する輝度の最大測定
値を鋼線の光沢度として読取るようにしたことを特徴と
するものである。
動する螺旋軸に沿って水平移動する移動台に上下に微動
調整可能に設けられた支持台に、被測定物の鋼線を支持
させながら、この鋼線を移動方向と直交する方向に動か
し、この鋼線の上方に鋼線の軸線と蛍光灯の軸線が直交
する方向に配した真直な蛍光灯で、前記水平移動する鋼
線の外周面を照射し、さらにこの鋼線の上方に配設され
た輝度計により、鋼線の移動に伴って、鋼線の外周面か
ら反射される反射光の輝度の変化を連続的に測定し、且
つその結果をグラフ化し、その変化する輝度の最大測定
値を鋼線の光沢度として読取るようにしたことを特徴と
するものである。
支持台に載置した鋼線に蛍光灯の光を照射しながら、支
持台をゆっくりと水平方向に移動させる。このとき、鋼
線の表面で反射した光は輝度計に入射されるもので、且
つその測定最大値を読取ることにより、鋼線表面の光沢
度を測定することができるものである。また、このと
き、真直な蛍光灯の軸線に沿う照射光が鋼線を集中的に
照射し、集光レンズなどの集光手段を用いないでも輝度
計内には測定に必要な明るさの反射光が取入れられ、そ
の反射光のピーク値を読み取ることにより鋼線の光沢度
が測定される。
持台をゆっくりと水平方向に移動させる。このとき、鋼
線の表面で反射した光は輝度計に入射されるもので、且
つその測定最大値を読取ることにより、鋼線表面の光沢
度を測定することができるものである。また、このと
き、真直な蛍光灯の軸線に沿う照射光が鋼線を集中的に
照射し、集光レンズなどの集光手段を用いないでも輝度
計内には測定に必要な明るさの反射光が取入れられ、そ
の反射光のピーク値を読み取ることにより鋼線の光沢度
が測定される。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る鋼線の光沢度測定装置の側面図、
第2図は同上正面図である。
第2図は同上正面図である。
各図において、12はベース、13はベース12の側端
に立設した保持スタンド、14は保持スタンド13に取
付けた輝度計、15は同じく保持スタンド13に取付け
た光源としての真直な螢光灯、16は螢光灯のカバーで
ある。前記輝度計14自体はすでに公知である(例えば
商品名ミノルタ輝度計LS−100、LS−110)。
に立設した保持スタンド、14は保持スタンド13に取
付けた輝度計、15は同じく保持スタンド13に取付け
た光源としての真直な螢光灯、16は螢光灯のカバーで
ある。前記輝度計14自体はすでに公知である(例えば
商品名ミノルタ輝度計LS−100、LS−110)。
この輝度計14において、17は基端を前記保持スタン
ド13に固定してなる支持腕、18は支持腕17の先端
に設けた本体部、20は本体部18の下方に配設される
クローズアップレンズ、21はその焦点調節リング、2
2は本体部18の上部に設けたられたファインダーであ
る。さらに、23は電源スイッチ、24は測定ボタン、
25はデジタル出力端子部である。このデジタル出力端
子部25は、所定のプログラムに沿って作動するコンピ
ュータ29に接続される。39は位置センサである。
ド13に固定してなる支持腕、18は支持腕17の先端
に設けた本体部、20は本体部18の下方に配設される
クローズアップレンズ、21はその焦点調節リング、2
2は本体部18の上部に設けたられたファインダーであ
る。さらに、23は電源スイッチ、24は測定ボタン、
25はデジタル出力端子部である。このデジタル出力端
子部25は、所定のプログラムに沿って作動するコンピ
ュータ29に接続される。39は位置センサである。
26はクローズアップレンズ20の下方において、支持
台27上に支持される被測定物である鋼線、例えばステ
ンレス鋼線である。前記支持台27は鋼線26を支持し
て水平(第1図において左右)に移動することができる
と共に、上下方向にも若干量移動できるように支持され
ている。
台27上に支持される被測定物である鋼線、例えばステ
ンレス鋼線である。前記支持台27は鋼線26を支持し
て水平(第1図において左右)に移動することができる
と共に、上下方向にも若干量移動できるように支持され
ている。
ここで支持台27の水平移動手段を詳しく説明すると、
28はベース12上に配置された正逆回転モータであ
り、30は正逆回転モータ28の駆動軸31にカップリ
ングを介して連結された螺旋軸、32は螺旋軸30に沿
って移動する移動台である。
28はベース12上に配置された正逆回転モータであ
り、30は正逆回転モータ28の駆動軸31にカップリ
ングを介して連結された螺旋軸、32は螺旋軸30に沿
って移動する移動台である。
この移動台32は、下面にコ字状のガイド溝33を有
し、このガイド溝33がベース12上に設置されたガイ
ドバー34上にスライド自在に嵌まっている。また、前
記螺旋軸30は、ベース12上に固定した複数の支持板
35によりガイドバー34の上方に、これと平行に配設
されており、且つこの螺旋軸30は、移動台32に設け
たネジ孔36に螺合している。37は前記支持板35を
強固に支持するための連結枠である。
し、このガイド溝33がベース12上に設置されたガイ
ドバー34上にスライド自在に嵌まっている。また、前
記螺旋軸30は、ベース12上に固定した複数の支持板
35によりガイドバー34の上方に、これと平行に配設
されており、且つこの螺旋軸30は、移動台32に設け
たネジ孔36に螺合している。37は前記支持板35を
強固に支持するための連結枠である。
移動台32の側部からは、取付枠38が立上がってお
り、この取付枠38に前記鋼線26の支持台27が取付
けられている。また、この支持台27は、バネ性を有す
る金属板により構成されている。さらに、移動台32に
は、マイクロメータスタンド40が設けられており、こ
のスタンド40上にスピンドル42を上向きに設けたマ
イクロメータヘッド41が取付けられている。スピンド
ル42の先端は、前記支持台27の下面に当接可能に設
けられており、このスピンドル42に押されて鋼線26
を乗せた支持台27は、微調整されながら上下動可能で
あり、輝度計14の焦点調節リング21による焦点調節
範囲を拡げている。また、支持台27上に支持される鋼
線26は、その軸線が螢光灯15の軸線と直角になるよ
うに配置されるものである。
り、この取付枠38に前記鋼線26の支持台27が取付
けられている。また、この支持台27は、バネ性を有す
る金属板により構成されている。さらに、移動台32に
は、マイクロメータスタンド40が設けられており、こ
のスタンド40上にスピンドル42を上向きに設けたマ
イクロメータヘッド41が取付けられている。スピンド
ル42の先端は、前記支持台27の下面に当接可能に設
けられており、このスピンドル42に押されて鋼線26
を乗せた支持台27は、微調整されながら上下動可能で
あり、輝度計14の焦点調節リング21による焦点調節
範囲を拡げている。また、支持台27上に支持される鋼
線26は、その軸線が螢光灯15の軸線と直角になるよ
うに配置されるものである。
ここで、真直な螢光灯15を光源として使用し、且つそ
の軸線が鋼線26の軸線と直交するように配設するのは
次の理由による。すなわち、本実施例においては、装置
を複雑化しないよう、集光レンズなどを使わないで光源
の光を鋼線26に直接照射し、その反射光を輝度計14
で測定することを前提して研究を行った。この場合、最
も入手し易く安価な光源として、電球と螢光灯を使用す
ることを考えた。
の軸線が鋼線26の軸線と直交するように配設するのは
次の理由による。すなわち、本実施例においては、装置
を複雑化しないよう、集光レンズなどを使わないで光源
の光を鋼線26に直接照射し、その反射光を輝度計14
で測定することを前提して研究を行った。この場合、最
も入手し易く安価な光源として、電球と螢光灯を使用す
ることを考えた。
しかし、電球を光源として使用し試験したが、電球の光
は四方に分散し、鋼線26を集中的に照射することがで
きず、輝度計14に入る光量が不足し、所期の測定を行
うことができなかった。そこで、真直な螢光灯15を使
用したのである。螢光灯15の光は、その軸線に沿って
光を照射する性質を有しており、特に、その軸線が鋼線
26の軸線と直角になるように配置した場合、螢光灯1
5の軸線に沿う光が、鋼線26を直径方向に集中的に照
射し、したがって、輝度計14内には、測定に必要な明
るさの反射光を取入れられることが実験的に確認され
た。
は四方に分散し、鋼線26を集中的に照射することがで
きず、輝度計14に入る光量が不足し、所期の測定を行
うことができなかった。そこで、真直な螢光灯15を使
用したのである。螢光灯15の光は、その軸線に沿って
光を照射する性質を有しており、特に、その軸線が鋼線
26の軸線と直角になるように配置した場合、螢光灯1
5の軸線に沿う光が、鋼線26を直径方向に集中的に照
射し、したがって、輝度計14内には、測定に必要な明
るさの反射光を取入れられることが実験的に確認され
た。
上記の理由により、実施例では光源として真直な螢光灯
15を使用し、且つその軸線が鋼線26の軸線と直交す
るように配設したものである。
15を使用し、且つその軸線が鋼線26の軸線と直交す
るように配設したものである。
次に、第3図、第4図を参照して輝度計14における測
定方法を説明する。この輝度計14(ミノルタ社製、商
品名LS110)の場合、先端にクローズアップレンズ
20を取付けることにより、最小φ0.4mm〜0.5mm
の測定円内の測定が可能である。この数値を測定物であ
るステンレスなどの鋼線26に当てはめるとき、直径が
最小φ1mm以上、最大φ7mmまでの鋼線26の表面の光
沢度を測定することができることが実験的に確かめられ
た。
定方法を説明する。この輝度計14(ミノルタ社製、商
品名LS110)の場合、先端にクローズアップレンズ
20を取付けることにより、最小φ0.4mm〜0.5mm
の測定円内の測定が可能である。この数値を測定物であ
るステンレスなどの鋼線26に当てはめるとき、直径が
最小φ1mm以上、最大φ7mmまでの鋼線26の表面の光
沢度を測定することができることが実験的に確かめられ
た。
さらに説明すると、鋼線26の表面の光沢度を測定する
ため、輝度計14のファインダー22から、その内部を
覗くと第3図に示す視界が現れる。
ため、輝度計14のファインダー22から、その内部を
覗くと第3図に示す視界が現れる。
同図において、43はファインダー視野の中心に位置す
るφ0.4mm〜φ0.5mmのスポット(測定円)、45
は螢光灯15から照射され、鋼線26の表面で反射した
光の幅、46は鋼線26の幅(直径)を示す。
るφ0.4mm〜φ0.5mmのスポット(測定円)、45
は螢光灯15から照射され、鋼線26の表面で反射した
光の幅、46は鋼線26の幅(直径)を示す。
前記において、鋼線26からの反射光の幅45の部分は
明るく輝いており、その鋼線の幅(直径)46の中央に
位置するスポット43内の輝度を測定するものである。
そして、このスポット43内の輝度は、デジタル表示さ
れるので、その明るさを数値で読取ることができる。
明るく輝いており、その鋼線の幅(直径)46の中央に
位置するスポット43内の輝度を測定するものである。
そして、このスポット43内の輝度は、デジタル表示さ
れるので、その明るさを数値で読取ることができる。
しかして、鋼線26の表面で反射して輝度計14のレン
ズに入射する反射光の輝度は、光源である螢光灯15
と、輝度計14に対する鋼線26との位置関係によって
微差が生じる。特に、連続的に測定する多数本の鋼線2
6(これは適当な寸法に切断されている)を支持台27
の所定場所に寸分の誤差なく配置することは困難であ
る。
ズに入射する反射光の輝度は、光源である螢光灯15
と、輝度計14に対する鋼線26との位置関係によって
微差が生じる。特に、連続的に測定する多数本の鋼線2
6(これは適当な寸法に切断されている)を支持台27
の所定場所に寸分の誤差なく配置することは困難であ
る。
この問題を本発明においては、支持台27と共に、鋼線
26をその軸線と直角方向に水平に移動させることによ
り解決している。すなわち、鋼線26を軸線と直角方向
に水平移動させることにより、スポット43内の輝度は
変化するが、このとき、最大値を読取ることにより、光
沢度の異なる複数種の鋼線26の各々の光沢度を同一の
基準で測定することができ、光沢度の信頼性を高めるこ
とができる。また、これらの測定値は、逐次コンピュー
タ29に入力して分析し、迅速に測定結果が得られるよ
うになっている。
26をその軸線と直角方向に水平に移動させることによ
り解決している。すなわち、鋼線26を軸線と直角方向
に水平移動させることにより、スポット43内の輝度は
変化するが、このとき、最大値を読取ることにより、光
沢度の異なる複数種の鋼線26の各々の光沢度を同一の
基準で測定することができ、光沢度の信頼性を高めるこ
とができる。また、これらの測定値は、逐次コンピュー
タ29に入力して分析し、迅速に測定結果が得られるよ
うになっている。
なお、前記の測定は、第2図に2点鎖線で示す暗幕47
により装置全体を被覆し、外部からの光を遮断して行う
ものである。
により装置全体を被覆し、外部からの光を遮断して行う
ものである。
次に、第1図、第2図を参照して具体的な測定作用を説
明する。測定に際し、まず支持台27上に測定基準とな
る黒色標準板をセットして、これにより基準反射光の値
をコンピュータ29に読込む。続いて、測定する鋼線2
6を支持台27にセットし、正逆回転モータ28を駆動
し、螺旋軸30を回転させ、前記支持台27を移動させ
ることにより、鋼線26を測定ポイント上を移動させな
がら光沢度の測定を行う。この測定結果は、コンピュー
タ29で処理して第5図に示すようにグラフで示され
る。
明する。測定に際し、まず支持台27上に測定基準とな
る黒色標準板をセットして、これにより基準反射光の値
をコンピュータ29に読込む。続いて、測定する鋼線2
6を支持台27にセットし、正逆回転モータ28を駆動
し、螺旋軸30を回転させ、前記支持台27を移動させ
ることにより、鋼線26を測定ポイント上を移動させな
がら光沢度の測定を行う。この測定結果は、コンピュー
タ29で処理して第5図に示すようにグラフで示され
る。
同図は或る1本の鋼線の光沢度を示すグラフで、基準反
射光に対する倍率を縦軸にとり、鋼線26の横移動中の
各測定ポイントを横軸にとってグラフ化し、この際の符
号イで示す最大値をその鋼線の光沢度として評価するも
のである。
射光に対する倍率を縦軸にとり、鋼線26の横移動中の
各測定ポイントを横軸にとってグラフ化し、この際の符
号イで示す最大値をその鋼線の光沢度として評価するも
のである。
また、鋼線26の周方向に光沢のバラツキがあるとき
は、この鋼線26を90°ずつ回転させる4点測定を行
い、或いは180°ずつ回転させる2点測定を行うもの
である。さらに、最大光沢度を示す位置で鋼線26を回
転させることにより、周方向にバラツキのある光沢度を
評価してもよいものである。なお、本発明はφ1.0mm〜
φ7.0mmのステンレス鋼線のほか、電解研磨用線の光沢
度バラツキ測定に用いることができるものである。
は、この鋼線26を90°ずつ回転させる4点測定を行
い、或いは180°ずつ回転させる2点測定を行うもの
である。さらに、最大光沢度を示す位置で鋼線26を回
転させることにより、周方向にバラツキのある光沢度を
評価してもよいものである。なお、本発明はφ1.0mm〜
φ7.0mmのステンレス鋼線のほか、電解研磨用線の光沢
度バラツキ測定に用いることができるものである。
本発明によると、輝度計を鋼線の移動装置と光源に組込
んだ装置を用いて、従来不可能とされていた鋼線表面の
光沢度を定量的に測定することを可能としたものであ
る。
んだ装置を用いて、従来不可能とされていた鋼線表面の
光沢度を定量的に測定することを可能としたものであ
る。
つまり、本発明は輝度計の有する輝度測定機能と外周が
円周状の鋼線の水平移動とを組合わせ、その移動により
輝度が変化する際の最大測定値(ピーク値)を読取るこ
とにより機械的に鋼線の光沢度を測定するものであるか
ら、各鋼線の測定値に誤差が生じるおそれをなくすこと
ができる。
円周状の鋼線の水平移動とを組合わせ、その移動により
輝度が変化する際の最大測定値(ピーク値)を読取るこ
とにより機械的に鋼線の光沢度を測定するものであるか
ら、各鋼線の測定値に誤差が生じるおそれをなくすこと
ができる。
しかも、本発明によると測定には特別の熟練などを必要
とせず、誰でも容易に測定することができ、且つ多数本
の鋼線の光沢度測定を迅速に処理することができ、作業
性も著しく向上する。このように本発明によると、鋼線
の光沢度測定の目視判定による検査のバラツキを解消す
ることができ、品質管理に大いに貢献することができ
る。
とせず、誰でも容易に測定することができ、且つ多数本
の鋼線の光沢度測定を迅速に処理することができ、作業
性も著しく向上する。このように本発明によると、鋼線
の光沢度測定の目視判定による検査のバラツキを解消す
ることができ、品質管理に大いに貢献することができ
る。
第1図は本発明の実施例に係る鋼線の光沢度測定装置の
側面図、第2図は正面図、第3図は測定視界の説明図、
第4図は輝度計の測定原理図、第5図は鋼線の光沢度の
測定結果をグラフで示す図、第6図は従来の光沢度計の
測定原理図、第7図、第8図は同じく測定原理図であ
る。 14…輝度計、15…螢光灯、26…鋼線、27…支持
台、28…正逆回転モータ、30…螺旋軸、32…移動
台、43…スポット。
側面図、第2図は正面図、第3図は測定視界の説明図、
第4図は輝度計の測定原理図、第5図は鋼線の光沢度の
測定結果をグラフで示す図、第6図は従来の光沢度計の
測定原理図、第7図、第8図は同じく測定原理図であ
る。 14…輝度計、15…螢光灯、26…鋼線、27…支持
台、28…正逆回転モータ、30…螺旋軸、32…移動
台、43…スポット。
Claims (2)
- 【請求項1】ベース上に正逆回転モータで駆動する螺旋
軸を設け、この螺旋軸に沿って水平移動する移動台の上
方に、取付枠を介して被測定物の鋼線を水平方向と直交
するように支持させる支持台を設けると共に、この移動
台上に上向きのマイクロメータヘッドを備えたマイクロ
メータスタンドを設け、このマイクロメータヘッドのス
ピンドルの先端を支持台の下面に当接可能に設け、さら
にこの支持台の上方に蛍光灯の軸線が被測定物の鋼線の
軸線と直交するように真直な蛍光灯を設置し、この鋼線
で反射した蛍光灯の光が入射する支持台の上方位置に、
この反射光の輝度を測定する輝度計を設けたことを特徴
とする鋼線用光沢度測定装置。 - 【請求項2】ベース上に正逆回転モータで駆動する螺旋
軸に沿って水平移動する移動台に上下に微動調整可能に
設けられた支持台に、被測定物の鋼線を支持させなが
ら、この鋼線を移動方向と直交する方向に動かし、この
鋼線の上方に鋼線の軸線と蛍光灯の軸線が直交する方向
に配した真直な蛍光灯で、前記水平移動する鋼線の外周
面を照射し、さらにこの鋼線の上方に配設された輝度計
により、鋼線の移動に伴って、鋼線の外周面から反射さ
れる反射光の輝度の変化を連続的に測定し、且つその結
果をグラフ化し、その変化する輝度の最大測定値を鋼線
の光沢度として読取るようにしたことを特徴とする鋼線
用光沢度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1148616A JPH0643960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 鋼線用光沢度測定装置及び測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1148616A JPH0643960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 鋼線用光沢度測定装置及び測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0313848A JPH0313848A (ja) | 1991-01-22 |
| JPH0643960B2 true JPH0643960B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=15456769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1148616A Expired - Lifetime JPH0643960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 鋼線用光沢度測定装置及び測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643960B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007135784A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Kokuyo Co Ltd | ワゴン |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61230045A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-14 | Teizo Aida | 映像のボケの度合による曲面物体の光沢比較法 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1148616A patent/JPH0643960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0313848A (ja) | 1991-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6111638A (en) | Method and apparatus for inspection of a solar cell by use of a rotating illumination source | |
| US4667095A (en) | Apparatus for measuring the extent of deformation of a material | |
| JP2002502980A (ja) | 試料ホルダ起伏形状を補償し且つシステム・ノイズのロック除去を行う反射測定システム | |
| JP3715923B2 (ja) | 宝石ビューアー | |
| CN100514035C (zh) | 一种测量散射光空间分布的方法和装置 | |
| JPH06167457A (ja) | 表面検査装置 | |
| JPS5814982B2 (ja) | 分光光度計試料保持器 | |
| US3375751A (en) | Negative and print densitometer | |
| EP0693179B1 (en) | A goniophotometer | |
| JPH0643960B2 (ja) | 鋼線用光沢度測定装置及び測定方法 | |
| JP2002500771A (ja) | レンズ検査装置 | |
| US5943127A (en) | Coined line analyzer | |
| CN111123686A (zh) | 透光柱型镜片检测装置及其检测方法 | |
| CN114858421B (zh) | 一种手术无影灯照度参数测试方法 | |
| JPH1172503A (ja) | 圧延方向検出方法及び装置 | |
| EP0100446A1 (en) | High resolution electronic automatic imaging and inspecting system | |
| JP2010262034A (ja) | カップ取付け装置 | |
| RU2112209C1 (ru) | Устройство для определения толщины покрытий рентгенофлуоресцентным методом | |
| JP3234731B2 (ja) | X線分析におけるマスク径の判別方法 | |
| JP2659130B2 (ja) | シャドウマスク開孔部欠陥の検査方法および検査装置 | |
| JP3561189B2 (ja) | 照明装置およびそれを用いた光学特性評価装置 | |
| CN206609810U (zh) | 一种镀层的x荧光测试装置 | |
| JP3475364B2 (ja) | 金属板の反射光輝度の受光角、方位角依存性測定方法及び装置 | |
| JP3846882B2 (ja) | オートレンズメータ | |
| US4496242A (en) | Apparatus for positioning a contact lens under a radiuscope |