JPH0644088B2 - 偏波面保存光ファイバ - Google Patents
偏波面保存光ファイバInfo
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- JPH0644088B2 JPH0644088B2 JP60108115A JP10811585A JPH0644088B2 JP H0644088 B2 JPH0644088 B2 JP H0644088B2 JP 60108115 A JP60108115 A JP 60108115A JP 10811585 A JP10811585 A JP 10811585A JP H0644088 B2 JPH0644088 B2 JP H0644088B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- refractive index
- core
- light propagating
- polarization
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/105—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type having optical polarisation effects
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は偏波面波存光ファイバ、更に詳しく言えば円形
の光ファイバで一方向だけの偏光を用いて光波を伝搬す
る、すなわち偏波面を保存する特性の強い光ファイバに
関する。
の光ファイバで一方向だけの偏光を用いて光波を伝搬す
る、すなわち偏波面を保存する特性の強い光ファイバに
関する。
光ファイバの開発の進展に伴い、アイソレータ、スイッ
チ回路ミキサ等の光学回路を光集積回路で実現すること
が開発されつつある。光集積回路に使用される導波構造
は基本的には平板(スラブ)型であり、又スイッチ回路
を集積回路で実現するためには光を偏波させる必要から
も導波路はスラブ構造とされる。このような光集積回路
と他の光学装置とを円形の光ファイバで有効に結合する
ことが望まれるが、その場合光ファイバが偏波面を特定
方向に保持できることが必要である。
チ回路ミキサ等の光学回路を光集積回路で実現すること
が開発されつつある。光集積回路に使用される導波構造
は基本的には平板(スラブ)型であり、又スイッチ回路
を集積回路で実現するためには光を偏波させる必要から
も導波路はスラブ構造とされる。このような光集積回路
と他の光学装置とを円形の光ファイバで有効に結合する
ことが望まれるが、その場合光ファイバが偏波面を特定
方向に保持できることが必要である。
さらに光の偏波面を利用して種々の測定を行なうことが
提案されているが、これらを実用化するためには光の偏
波面を保存して伝送することが解決されなければならな
い問題となる。特に現在実用化段階に来た円形導波管
(光ファイバ)で光偏波面を保存して伝送できることは
光エネルギーの伝送効率からも、又製造上からも望まれ
ることである。
提案されているが、これらを実用化するためには光の偏
波面を保存して伝送することが解決されなければならな
い問題となる。特に現在実用化段階に来た円形導波管
(光ファイバ)で光偏波面を保存して伝送できることは
光エネルギーの伝送効率からも、又製造上からも望まれ
ることである。
従来、偏波面を保存する円形の光ファイバとして、コア
とクラッドとジャケットで構成し、ジャケットの厚さを
非均一にすることによって、コア部に応力を誘発させ、
コア,クラッドの導波領域内の互に直交する横方向に沿
った機械的応力の差によってコア部に屈折率差(以下ひ
ずみ複屈折と呼ぶ)を一定以上とすることによって偏波
面を保存する光ファイバが提案されている。
とクラッドとジャケットで構成し、ジャケットの厚さを
非均一にすることによって、コア部に応力を誘発させ、
コア,クラッドの導波領域内の互に直交する横方向に沿
った機械的応力の差によってコア部に屈折率差(以下ひ
ずみ複屈折と呼ぶ)を一定以上とすることによって偏波
面を保存する光ファイバが提案されている。
(Birefringence in elliptically clad dorosillcate
singlemode fibers. APPLIED OPTICS/Vol.18,No.24
15,DEC1979)。
singlemode fibers. APPLIED OPTICS/Vol.18,No.24
15,DEC1979)。
すなわち、偏波面を保存するためには、光ファイバの互
に直交する横方向の偏光波の伝搬定数の差をΔβとした
とき の値(以下結合長と呼ぶ)が小さい程偏波の波存が強め
られるから、コアが円形としたとき、その定数差Δβが
偏光の2方向に対する屈折率の差の大きさΔnによって
定まり、又この屈折率の差Δnは、これら2方向におけ
る歪の差に比例し、これがジャケットとクラッドの熱膨
脹係数の差を利用したものである。
に直交する横方向の偏光波の伝搬定数の差をΔβとした
とき の値(以下結合長と呼ぶ)が小さい程偏波の波存が強め
られるから、コアが円形としたとき、その定数差Δβが
偏光の2方向に対する屈折率の差の大きさΔnによって
定まり、又この屈折率の差Δnは、これら2方向におけ
る歪の差に比例し、これがジャケットとクラッドの熱膨
脹係数の差を利用したものである。
しかしながら、上記提案のものではジャケットの厚さを
不均一とするための手段として、ジャケットを初期の工
程において、変形する必要があって、製造工程が複雑と
なり、又、実際に、結合長Lとしては10mm以上のもの
しか得られていない。
不均一とするための手段として、ジャケットを初期の工
程において、変形する必要があって、製造工程が複雑と
なり、又、実際に、結合長Lとしては10mm以上のもの
しか得られていない。
本発明者らは、上記ジャケット,クラッド,コアからな
る光ファイバにおいて、酸化けい素を主体とするクラッ
ドに一定以上のB2O3を加えることによって、又その
製造も、従来の光ファイバの製造方法を若干変更するこ
とによって結合長が2mm以下となる偏波面保存光ファイ
バを実現した(特願昭55−1330号「偏波面保存単
一モード光ファイバ」)。
る光ファイバにおいて、酸化けい素を主体とするクラッ
ドに一定以上のB2O3を加えることによって、又その
製造も、従来の光ファイバの製造方法を若干変更するこ
とによって結合長が2mm以下となる偏波面保存光ファイ
バを実現した(特願昭55−1330号「偏波面保存単
一モード光ファイバ」)。
しかし、B2O3を添加したガラスはSiO2ガラスと
の比屈折率差が0.7%以上にならないことから、マイ
クロベンディング損失などが大きくなり低損失の光ファ
ィバが得られないという問題がある。またクラッドに含
まれる酸化硼素(B2O3)の量が多量となる場合、長
波長(1.2μm以上)の光で、格子振動吸収が増大
し、本来硅酸ガラスの光ファイバとして低損失な領域と
される波長(1.55μm帯)で損失が1dB/km以下
にならないという問題がある。
の比屈折率差が0.7%以上にならないことから、マイ
クロベンディング損失などが大きくなり低損失の光ファ
ィバが得られないという問題がある。またクラッドに含
まれる酸化硼素(B2O3)の量が多量となる場合、長
波長(1.2μm以上)の光で、格子振動吸収が増大
し、本来硅酸ガラスの光ファイバとして低損失な領域と
される波長(1.55μm帯)で損失が1dB/km以下
にならないという問題がある。
したがって、本発明の目的は、偏波面保存性を決定す
る、ファイバの直交する主軸方向の伝搬定数の差Δβの
大きな、かつ製造が容易な光ファイバを実現することで
ある。さらに本発明の目的は伝送損失が少なく偏波面保
存性の強い光ファイバを実現することである。
る、ファイバの直交する主軸方向の伝搬定数の差Δβの
大きな、かつ製造が容易な光ファイバを実現することで
ある。さらに本発明の目的は伝送損失が少なく偏波面保
存性の強い光ファイバを実現することである。
本発明は上記目的を達成するため、従来知られている円
形光ファイバに相当する光伝搬部と、その光伝搬部に同
心状に形成された外周が楕円形のジャケットと上記ジャ
ケット外周状に形成されたサポート部からなる光ファイ
バを構成する。上記構成によれば、ジャケットの光屈折
率を一定の条件に設定すれば、光エネルギは全て光伝搬
部のみに集中され、かつ楕円形のジャケットによって、
光伝搬部の直交する光学軸方向の屈折率が歪応力のため
異なって、複屈折を生ぜしめ、相伝搬定数差Δβを大き
なものとして、偏波面保存性の強い光ファイバを実現で
きる。特に、材質の量的に大部分を占めるジャケットは
光エネルギの分布が極めて小さくなるので、光伝送損失
を考慮する必要がなく、製造が容易となる。
形光ファイバに相当する光伝搬部と、その光伝搬部に同
心状に形成された外周が楕円形のジャケットと上記ジャ
ケット外周状に形成されたサポート部からなる光ファイ
バを構成する。上記構成によれば、ジャケットの光屈折
率を一定の条件に設定すれば、光エネルギは全て光伝搬
部のみに集中され、かつ楕円形のジャケットによって、
光伝搬部の直交する光学軸方向の屈折率が歪応力のため
異なって、複屈折を生ぜしめ、相伝搬定数差Δβを大き
なものとして、偏波面保存性の強い光ファイバを実現で
きる。特に、材質の量的に大部分を占めるジャケットは
光エネルギの分布が極めて小さくなるので、光伝送損失
を考慮する必要がなく、製造が容易となる。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明による光ファイバーの一実施例の断面構
成を示す。同図に示すように、円形コア1と上記コアに
同心状に形成された円形クラッド2と上記クラッド外周
に形成された外周が楕円のジャケット3およびジャケッ
トの外周に形成されたサポート4部からなる。第2図に
は上記各層の光学的屈折率を、コア1のみが最も高く、
他の層の屈折率はほぼ等しく設定した参考例を示す。
成を示す。同図に示すように、円形コア1と上記コアに
同心状に形成された円形クラッド2と上記クラッド外周
に形成された外周が楕円のジャケット3およびジャケッ
トの外周に形成されたサポート4部からなる。第2図に
は上記各層の光学的屈折率を、コア1のみが最も高く、
他の層の屈折率はほぼ等しく設定した参考例を示す。
このような屈折率分布を得るため、コア1の材料として
は、酸化ゲルマニウム、酸化リンの一方あるいは両方を
含むSiO2ガラス(けい酸ガラス)が望ましい。その
理由は、両者のドーパントは光伝送損失が小さいドーパ
ントだからである。ただし、コアのドーパントとして酸
化ゲルマニウムと酸化リンの両者のみに限定されるもの
ではない。たとえば、酸化アンチモン,酸化アルミニウ
ムなどのSiO2ガラスより屈折率が高いものであれば
特に機定されない。また、酸化ホウ素などSiO2ガラ
スより屈折率が小さいドーパントでも、他のSiO2ガ
ラスより屈折率が高いドーパントと同時に用いればもち
ろん使用可能である。
は、酸化ゲルマニウム、酸化リンの一方あるいは両方を
含むSiO2ガラス(けい酸ガラス)が望ましい。その
理由は、両者のドーパントは光伝送損失が小さいドーパ
ントだからである。ただし、コアのドーパントとして酸
化ゲルマニウムと酸化リンの両者のみに限定されるもの
ではない。たとえば、酸化アンチモン,酸化アルミニウ
ムなどのSiO2ガラスより屈折率が高いものであれば
特に機定されない。また、酸化ホウ素などSiO2ガラ
スより屈折率が小さいドーパントでも、他のSiO2ガ
ラスより屈折率が高いドーパントと同時に用いればもち
ろん使用可能である。
次に、クラッド2の望ましい材料は、SiO2ガラスで
ある。SiO2ガラスの吸収損失は非常に小さく、した
がってクラッドとしてSiO2ガラスを用いれば、光フ
ァイバの伝送損失を小さくできる。また、楕円ジャケッ
ト3の構成材料としては、酸化ホウ素を含むSiO2ガ
ラスに屈折率を高める酸化ゲルマニウムあるいは酸化リ
ンを添加し、楕円ジャケット3の屈折率を第2図に示し
た参考例においては他のクラッド2,サポート4と同一
にしている。この楕円ジャケットの材料としては、他に
フッ化物の化合物を添加したSiO2ガラスを基礎にし
て、それに酸化ゲルマニウム,酸化リンなどを添加した
ものでもよい。第2図においては、サポート4との熱膨
脹差が大きく、クラッド2、サポート3と同一の屈折率
を有するものであれば、特に限定されない。サポート4
の構成材料としては、SiO2ガラスが楕円ジャケット
3との熱膨脹係数差を大きくすることから、また作製上
の問題から望ましい。
ある。SiO2ガラスの吸収損失は非常に小さく、した
がってクラッドとしてSiO2ガラスを用いれば、光フ
ァイバの伝送損失を小さくできる。また、楕円ジャケッ
ト3の構成材料としては、酸化ホウ素を含むSiO2ガ
ラスに屈折率を高める酸化ゲルマニウムあるいは酸化リ
ンを添加し、楕円ジャケット3の屈折率を第2図に示し
た参考例においては他のクラッド2,サポート4と同一
にしている。この楕円ジャケットの材料としては、他に
フッ化物の化合物を添加したSiO2ガラスを基礎にし
て、それに酸化ゲルマニウム,酸化リンなどを添加した
ものでもよい。第2図においては、サポート4との熱膨
脹差が大きく、クラッド2、サポート3と同一の屈折率
を有するものであれば、特に限定されない。サポート4
の構成材料としては、SiO2ガラスが楕円ジャケット
3との熱膨脹係数差を大きくすることから、また作製上
の問題から望ましい。
さて、上記参考例の構成による光ファイバであれば、上
記コア1とクラッド2が光伝搬部を構成し、光エネルギ
ーは第2図の点線5のようになり、ほとんど光伝搬部に
集中する。したがって、ジャケット3,サポート部4は
伝送損失の観点から特に材質を考慮する必要がない。ジ
ャケット3は上記コアに大きな複屈折を生ぜしめる観点
より選定すればよいため、製造が極めて優利となる。す
なわち、光の伝搬部と複屈折を発生する部分が独立して
いるため、複屈折歪量を低下することなく、コア付近の
屈折率分布を変化させることが可能となる。更に後に説
明するような光伝搬部の屈折率を設定する自由度があ
る。
記コア1とクラッド2が光伝搬部を構成し、光エネルギ
ーは第2図の点線5のようになり、ほとんど光伝搬部に
集中する。したがって、ジャケット3,サポート部4は
伝送損失の観点から特に材質を考慮する必要がない。ジ
ャケット3は上記コアに大きな複屈折を生ぜしめる観点
より選定すればよいため、製造が極めて優利となる。す
なわち、光の伝搬部と複屈折を発生する部分が独立して
いるため、複屈折歪量を低下することなく、コア付近の
屈折率分布を変化させることが可能となる。更に後に説
明するような光伝搬部の屈折率を設定する自由度があ
る。
なお、上記参考例では、サポートの外周は円形の場合を
示したが、偏波面保存光ファイバは、その光学軸方向に
偏波した直線偏波光のみを励起したときのみ、その偏波
面が保存される。したがって、光ファイバの光学軸(光
学ファイバの場合は、楕円ジャケットの長軸,短軸に相
当する。)を知る測定することなく分るように本サポー
ト4の外周も楕円ジャケットと同様楕円にし、楕円ジャ
ケットの長軸,短軸を知見から知るように構成しても良
い。ただし、サポートを楕円にしなくても、光学軸の識
別が可能なときは、サポートをわざわざ楕円にする必要
がない。
示したが、偏波面保存光ファイバは、その光学軸方向に
偏波した直線偏波光のみを励起したときのみ、その偏波
面が保存される。したがって、光ファイバの光学軸(光
学ファイバの場合は、楕円ジャケットの長軸,短軸に相
当する。)を知る測定することなく分るように本サポー
ト4の外周も楕円ジャケットと同様楕円にし、楕円ジャ
ケットの長軸,短軸を知見から知るように構成しても良
い。ただし、サポートを楕円にしなくても、光学軸の識
別が可能なときは、サポートをわざわざ楕円にする必要
がない。
第3図および第4図は本発明による光ファイバの実施例
の断面方向における屈折率分布を示す。第1図を用いて
説明したごとく、光伝搬部とジャケットあるいはサポー
ト部は光学的には独立したものであるから、光伝搬部は
第1図に示されたものに限らない。第3図の場合は、コ
アの屈折率が最も高く、クラッド部の一部を、ジャケッ
トの屈折率より低くしたもので、光ファイバを曲げて使
用する場合等における損失、あるいは偏波面の乱れが少
ない。第4図のものは、光伝搬部が、中心から外側に漸
次減少する。いわゆる集束型分布し、ジャケットの屈折
率が上記光伝搬部の最低屈折率と等しくなるように構成
されたものである。前述の原理と同様にジャケット部の
外周は楕円となり、伝搬部の屈折率を複屈折歪を与える
ことは当然である。
の断面方向における屈折率分布を示す。第1図を用いて
説明したごとく、光伝搬部とジャケットあるいはサポー
ト部は光学的には独立したものであるから、光伝搬部は
第1図に示されたものに限らない。第3図の場合は、コ
アの屈折率が最も高く、クラッド部の一部を、ジャケッ
トの屈折率より低くしたもので、光ファイバを曲げて使
用する場合等における損失、あるいは偏波面の乱れが少
ない。第4図のものは、光伝搬部が、中心から外側に漸
次減少する。いわゆる集束型分布し、ジャケットの屈折
率が上記光伝搬部の最低屈折率と等しくなるように構成
されたものである。前述の原理と同様にジャケット部の
外周は楕円となり、伝搬部の屈折率を複屈折歪を与える
ことは当然である。
以下具体的実施例を示す。
〔実施例1〕 石英管(外径18mmφ,内径15mmφ)の内壁面に順に
SiO2−GeO2−B2O3ガラス,SiO2ガラス,
SiO2−GeO2ガラスをCVD法によって堆積し、つ
ぎに管内部を大気圧に比べて−8mmH2O減圧状態にし
て溶着し、円形のSiO2−GeO2ガラスからなるコ
ア,SiO2ガラスからなるクラッド,SiO2−GeO
2−B2O3ガラスからなる楕円ジャケットおよびSi
O2ガラスからなるサポートを有する光ファイバを作製
した。この光ファイバのコアの屈折率はサポートの空説
率をnとした場合1.004n,クラッドは1.00
n,楕円ジャケットは0.999nであり、コア径は8
μm,クラッドは20μm,楕円ジャケットの長軸は1
00μm,短軸は35μmで、サポート径は150μm
であった。この光ファイバの波長0.633μmでの長
さ500mでの消光比(1つの光学軸に直線偏波光を入
射した場合、出射端での他の光学軸と入射光の方向の光
学軸との光パワ比)は35dBで、波長1.55μmで
の伝送損失は0.5dB/kmであった。したがって、伝
送損失の低く、かつ偏波面保存特性のすぐれた光ファイ
バが実現できた。
SiO2−GeO2−B2O3ガラス,SiO2ガラス,
SiO2−GeO2ガラスをCVD法によって堆積し、つ
ぎに管内部を大気圧に比べて−8mmH2O減圧状態にし
て溶着し、円形のSiO2−GeO2ガラスからなるコ
ア,SiO2ガラスからなるクラッド,SiO2−GeO
2−B2O3ガラスからなる楕円ジャケットおよびSi
O2ガラスからなるサポートを有する光ファイバを作製
した。この光ファイバのコアの屈折率はサポートの空説
率をnとした場合1.004n,クラッドは1.00
n,楕円ジャケットは0.999nであり、コア径は8
μm,クラッドは20μm,楕円ジャケットの長軸は1
00μm,短軸は35μmで、サポート径は150μm
であった。この光ファイバの波長0.633μmでの長
さ500mでの消光比(1つの光学軸に直線偏波光を入
射した場合、出射端での他の光学軸と入射光の方向の光
学軸との光パワ比)は35dBで、波長1.55μmで
の伝送損失は0.5dB/kmであった。したがって、伝
送損失の低く、かつ偏波面保存特性のすぐれた光ファイ
バが実現できた。
〔実施例2〕 実施例1と同様の方法で第3図に示すような屈折率分布
の光ファイバを作製した。この光ファイバのコア径は2
aが12μm,2bが16μm,クラッド径が30μm
で、コアの屈折率は、n1がサポートの屈折率をnとし
たとき1.003n,n2が0.997nであった。他
のパラメータは実施例1と同一である。構成材料は、コ
アのIの部分がSiO2−GeO2ガラス,コアIIの部分
がSiO2−B2O3ガラスである。本光ファイバの長
さ500mでの消光比は波長0.633μmで30d
B,伝送損失は波長1.55μmで0.9dB/kmであ
った。
の光ファイバを作製した。この光ファイバのコア径は2
aが12μm,2bが16μm,クラッド径が30μm
で、コアの屈折率は、n1がサポートの屈折率をnとし
たとき1.003n,n2が0.997nであった。他
のパラメータは実施例1と同一である。構成材料は、コ
アのIの部分がSiO2−GeO2ガラス,コアIIの部分
がSiO2−B2O3ガラスである。本光ファイバの長
さ500mでの消光比は波長0.633μmで30d
B,伝送損失は波長1.55μmで0.9dB/kmであ
った。
〔実施例3〕 実施例1と同様な方法で第4図に示すような屈折率分布
の光ファイバを作製した。この光ファイバのコア径,ク
ラッド径などおよび構成材料は実施例1と同一で、コア
の屈折率は中心部で1.006nであった。この光ファ
イバの波長0.633μmでの消光比は36dB、伝送
損失は、波長1.55μmで0.4dB/kmであった。
の光ファイバを作製した。この光ファイバのコア径,ク
ラッド径などおよび構成材料は実施例1と同一で、コア
の屈折率は中心部で1.006nであった。この光ファ
イバの波長0.633μmでの消光比は36dB、伝送
損失は、波長1.55μmで0.4dB/kmであった。
〔実施例4〕 実施例1と同一の方法で光ファイバを作製し、コアの構
成材料を変えて伝送損失、偏波面保存性能を比較した。
その他のパラメータ、材料は実施例と同様である。下表
は、実験結果を示したものである。
成材料を変えて伝送損失、偏波面保存性能を比較した。
その他のパラメータ、材料は実施例と同様である。下表
は、実験結果を示したものである。
〔実施例5〕 実施例1と同一の方法、構成材料で、コア径とクラッド
径の比を変えて、伝送損失を比較した。この場合、コア
径とクラッド径の比を小さくすれば、伝送損失の楕円ジ
ャケットによる影響を低減出来る。第5図は実験結果を
示したもので、横軸にコア径とクラッド径の比を、縦軸
に波長1.55μmにおける伝送損失を示したものであ
る。図から伝送損失を1dB/km以下にするには、コア
径とクラッド径の比を1/2以下にすることが必要であ
ることがわかる。
径の比を変えて、伝送損失を比較した。この場合、コア
径とクラッド径の比を小さくすれば、伝送損失の楕円ジ
ャケットによる影響を低減出来る。第5図は実験結果を
示したもので、横軸にコア径とクラッド径の比を、縦軸
に波長1.55μmにおける伝送損失を示したものであ
る。図から伝送損失を1dB/km以下にするには、コア
径とクラッド径の比を1/2以下にすることが必要であ
ることがわかる。
〔実施例6〕 サポートの外周を楕円率10%の楕円にし、その軸を楕
円ジャケットと同一方向とした光ファイバを作製した。
この光ファイバを用いて、光ファイバ同志の結合を行な
ったところ、サポート外周が楕円であるため、軸が決め
やすくなり、2つの光ファイバの軸を0.5゜以内のず
れで結合可能となった。
円ジャケットと同一方向とした光ファイバを作製した。
この光ファイバを用いて、光ファイバ同志の結合を行な
ったところ、サポート外周が楕円であるため、軸が決め
やすくなり、2つの光ファイバの軸を0.5゜以内のず
れで結合可能となった。
第1図は、本発明による光ファイバの一実施例の断面図
を示す図、第2図は参考例における光ファイバの屈折率
分布を説明するための図、第3図および第4図はいずれ
も、本発明による光ファイバの実施例の屈折率分布を示
す図、第5図は、コア径とクラッド径の比と伝送損失と
の関係を示す図である。 1……コア,2……クラッド,3……ジャケット,4…
…サポート,5……光エネルギ分布。
を示す図、第2図は参考例における光ファイバの屈折率
分布を説明するための図、第3図および第4図はいずれ
も、本発明による光ファイバの実施例の屈折率分布を示
す図、第5図は、コア径とクラッド径の比と伝送損失と
の関係を示す図である。 1……コア,2……クラッド,3……ジャケット,4…
…サポート,5……光エネルギ分布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅沼 庸雄 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−130044(JP,A) 特開 昭56−27104(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】断面形状が円形の光伝搬部と、この光伝搬
部の外側に、この光伝搬部と同心状に形成された外周が
非円形の複屈折付与部と、この複屈折付与部外部に形成
されたサポート部とを有し、上記光伝搬部は円形のコア
部と、このコア部外周に同心円状に形成されたクラッド
部とを有し、このクラッド部の屈折率が上記コア部及び
上記複屈折付与部屈折率よりも小さいことを特徴とする
偏波面保存光ファイバ。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の偏波面保存
光ファイバにおいて、前記コア部の径が前記クラッド部
の径の1/2以下である偏波面保存光ファイバ。 - 【請求項3】断面形状が円形の光伝搬部と、この光伝搬
部の外側に、この光伝搬部と同心状に形成された外周が
非円形の複屈折付与部と、この複屈折付与部外部に形成
されたサポート部とを有し、上記光伝搬部はその屈折率
が中心から外側に向かって漸次減少し、その最低屈折率
が上記複屈折付与部のそれとほぼ等しいことを特徴とす
る偏波面保存光ファイバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60108115A JPH0644088B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 偏波面保存光ファイバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60108115A JPH0644088B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 偏波面保存光ファイバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612106A JPS612106A (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0644088B2 true JPH0644088B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14476286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60108115A Expired - Lifetime JPH0644088B2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 偏波面保存光ファイバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644088B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7403960B2 (ja) * | 2019-03-13 | 2023-12-25 | 太陽誘電株式会社 | 弾性波デバイスおよびその製造方法、フィルタ並びにマルチプレクサ |
| CN117263513B (zh) * | 2023-09-27 | 2025-12-02 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种椭圆包层保偏光纤的制备方法及产品 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL193330C (nl) * | 1978-01-13 | 1999-06-02 | Western Electric Co | Optische golfleider en werkwijze voor het vervaardigen daarvan. |
| JPS5627104A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Construction of optical fiber |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP60108115A patent/JPH0644088B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS612106A (ja) | 1986-01-08 |
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