JPH0644205U - 非可逆回路素子 - Google Patents
非可逆回路素子Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 整合用コンデンサやフェライトの位置ずれに
よる接続不良を防止でき、かつアース板との接触による
短絡を防止して品質に対する信頼性を向上できる非可逆
回路素子を提供する。 【構成】 電気的絶縁状態で交差するよう配置された複
数の中心導体9a〜9cの該交差部にフェライト3を当
接し、上記各中心導体9a〜9cの一端部を整合用コン
デンサC1〜C3に接続するとともに、他端部をアース
板14に接続してサーキュレータ1(非可逆回路素子)
を構成する場合に、上記アース板14に絶縁体基板6を
採用する。またこの絶縁体基板6の一主面に上記各中心
導体9a〜9cの他端部が接続される第1アース電極7
a〜7cをパターン形成するとともに、他主面に第2ア
ース電極7dをパターン形成し、この第1アース電極7
a〜7cと第2アース電極7dとをスルーホール電極
8,あるいは側面電極15で接続する。さらに上記絶縁
体基板6に上記各整合用コンデンサC1〜C3,及びフ
ェライト3が挿入される位置決め穴6a,6bを形成す
る。
よる接続不良を防止でき、かつアース板との接触による
短絡を防止して品質に対する信頼性を向上できる非可逆
回路素子を提供する。 【構成】 電気的絶縁状態で交差するよう配置された複
数の中心導体9a〜9cの該交差部にフェライト3を当
接し、上記各中心導体9a〜9cの一端部を整合用コン
デンサC1〜C3に接続するとともに、他端部をアース
板14に接続してサーキュレータ1(非可逆回路素子)
を構成する場合に、上記アース板14に絶縁体基板6を
採用する。またこの絶縁体基板6の一主面に上記各中心
導体9a〜9cの他端部が接続される第1アース電極7
a〜7cをパターン形成するとともに、他主面に第2ア
ース電極7dをパターン形成し、この第1アース電極7
a〜7cと第2アース電極7dとをスルーホール電極
8,あるいは側面電極15で接続する。さらに上記絶縁
体基板6に上記各整合用コンデンサC1〜C3,及びフ
ェライト3が挿入される位置決め穴6a,6bを形成す
る。
Description
【0001】
本考案は、非可逆回路素子、例えばサーキュレータ,アイソレータに関し、特 に整合用コンデンサやフェライトの位置ずれによる接続不良を防止でき、かつア ース板との接触による短絡を防止して品質に対する信頼性を向上できるようにし た構造に関する。
【0002】
一般に、VHF,UHF,及びSHF帯域で採用されるサーキュレータ,アイ ソレータは、信号を伝送方向にのみ通過させ、逆方向への伝送を阻止する機能を 有しており、例えば携帯電話,自動車電話等の移動通信機器に不可欠な部品であ る。このようなサーキュレータとして、例えば、図5及び図6に示す構造のもの がある。このサーキュレータ30は、下部ケース31a上にフェライト32を配 設し、該フェライト32に積層型の中心電極基板33を配設するとともに、該電 極基板33上に端子ブロック34を配設し、上記下部ケース31aに上部ケース 31bを装着して磁気閉回路を構成し、さらにこの上部ケース31bの内壁面に 貼着された永久磁石35により上記フェライト32に直流磁界を印加するように 構成されている。また上記下部ケース31a上には単板状のチップコンデンサC 1〜C3の一方の電極が接続されており、他方の電極は上記中心電極基板33の 各中心導体36の一端部36aが接続されている。
【0003】 また、上記サーキュレータ30において、各中心導体36の他端部36bをア ースに接続する場合、従来、上記下部ケース31aの底壁上にアース板37を半 田付け接続し、該アース板37に上記各中心導体36の他端部36bを半田付け 接続するようにしている。このアース板37は銅板や黄銅板からなるもので、こ れには上記各チップコンデンサC1〜C3,及びフェライト32が挿入される開 口穴37aが形成されており、この開口穴37aは金型で打ち抜いて形成したり 、あるいはエッチング法で形成したものである。また上記アース板37はチップ コンデンサC1〜C3やフェライト32と略同じ厚さに形成されており、さらに 上記コンデンサC1〜C3,フェライト32等との接触を回避するために、開口 穴37aをできるだけ大きく形成している。
【0004】
しかしながら上記従来のアース板37では、これの開口穴37a内に配置され た各チップコンデンサC1〜C3やフェライト32が組立て工程等において位置 ずれし易く、接続不良を生じる場合があり、品質に対する信頼性が低いという問 題がある。ここで、上記開口穴37aを上記各コンデンサC1〜C3,フェライ ト32が挿入される大きさに設定した場合、該各素子C1〜C3,32とアース 板37とが近接することから、例えば半田38のはみ出しによって短絡し易くな り、その結果動作不良を起こすおそれがあるという問題点がある。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、チップコンデ ンサやフェライトの位置ずれによる接続不良を解消でき、かつアース板との接触 による短絡を防止でき、品質に対する信頼性を向上できる非可逆回路素子を提供 することを目的としている。
【0006】
そこで本考案は、電気的絶縁状態で交差するよう配置された複数の中心導体に フェライトを配設し、上記各中心導体の一端部を整合用コンデンサに接続すると ともに、他端部をアース板に接続してなる非可逆回路素子において、上記アース 板を絶縁体基板で構成し、該絶縁体基板の一主面に上記各中心導体の他端部が接 続される第1アース電極をパターン形成するとともに、他主面に上記第1アース 電極とスルーホール電極,あるいは側面電極を介して接続される第2アース電極 をパターン形成し、上記絶縁体基板に上記整合用コンデンサ及びフェライトが挿 入される位置決め穴を形成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】 本考案に係る非可逆回路素子によれば、絶縁体基板の両主面にアース電極をパ ターン形成するとともに、該両電極をスルーホール電極,側面電極で接続し、こ の絶縁体基板に整合用コンデンサ及びフェライトが挿入される位置決め穴を形成 したので、アース板としての電気的特性を確保しながら上記コンデンサ,フェラ イトの位置決めを確実に行うことができ、位置ずれによる接続不良を防止できる 。また、上記絶縁体基板で構成したので、例えば半田がはみ出しても短絡するこ とはなく、動作不良を防止でき、品質に対する信頼性を向上できる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図について説明する。 図1ないし図3は本考案の一実施例による非可逆回路素子を説明するための図 である。本実施例では、集中定数型のサーキュレータに適用した場合を例にとっ て説明する。 図において、1は本実施例のサーキュレータであり、これは磁性体製金属から なる下部ケース2a上に円板状のフェライト3を配設するとともに、該フェライ ト3に中心電極基板4を配設し、上記下部ケース2aに同じく磁性体製金属から なる上部ケース2bを装着して磁気閉回路を構成するとともに、該上部ケース2 bの内壁面に永久磁石5を貼着し、該永久磁石5により上記フェライト3に直流 磁界を印加するように構成されている。
【0009】 上記中心電極基板4は、該基板4の上面,及び下面にそれぞれ第1,第2中心 導体9a,9bを形成するとともに、該電極基板4の内部に第3中心導体9cを 形成してなる積層型のものである。上記各中心導体9a〜9cは電気的絶縁状態 で、かつ互いに120 度の角度をなして交差状に配置されており、この交差部に上 記フェライト3 が当接している。
【0010】 また上記各中心導体9a〜9cの両端部はスルーホール電極10を介して電極 基板4の上面及び下面に導出されており、この両面の各導出部にはポート電極1 1a〜11fが形成されている。この各ポート電極11a〜11fはそれぞれ電 極基板4の外縁に延びており、該基板4を挟んで対向する各ポート電極11a〜 11f同士はスルーホール電極10により接続されている。
【0011】 上記中心電極基板4の上部には端子ブロック12が配設されており、この端子 ブロック12は樹脂部材13の左, 右脚部13bにそれぞれ金属板からなるアー ス端子17,入出力端子18を配設して構成されている。上記端子ブロック12 は樹脂部材13に上記各端子17,18をインサートして成形されたものである 。上記樹脂部材13の本体中央部には挿入穴13aが形成されており、この挿入 穴13a内に上記永久磁石5が挿入されている。
【0012】 上記各端子17,18の内端部(図示せず)は樹脂部材13の左, 右脚部13 bの内側下面に露出しており、この各内端部は上記中心電極基板4上面の各ポー ト電極11a〜11fに接続されている。ここで、入出力ポート電極11a,1 1c,11eには上記入出力端子18が接続されており、残りのアースポート電 極11b,11d,11fにはアース端子17が接続されている。また、上記各 端子17,18の外端部は上記脚部13bの側面に配設されており、この脚部1 3bは上記下部ケース2aの開口16から外方に露出されている。
【0013】 そして、上記下部ケース2aの底壁上には本実施例の特徴をなすアース板14 が配設されている。このアース板14は、例えばガラスエポキシ樹脂からなる絶 縁体基板6により構成されている。この絶縁体基板6の中央部には円状の位置決 め穴6aが形成されており、該位置決め穴6a内には上記フェライト3が挿入配 置されている。また、上記絶縁体基板6の位置決め穴6aの周縁部には120 度の 角度ごとに長方形状の位置決め穴6bが形成されており、この各位置決め穴6b 内には単板状のチップコンデンサC1〜C3が挿入配置されている。上記絶縁体 基板6は上記コンデンサC1〜C3,フェライト3と略同じ厚さに設定されてい る。
【0014】 上記絶縁体基板6上面の各位置決め穴6bの間には第1アース電極7a〜7c がパターン形成されており、該各アース電極7a〜7cは上記基板6の外縁まで 延びている。また上記絶縁体基板6下面の全面には第2アース電極7dがパター ン形成されており、この第1,第2アース電極7a〜7dはスクリーン印刷法, あるいはエッチング法等により形成されたものである。さらに、上記各第1アー ス電極7a〜7cと第2アース電極7dとは該基板6に形成されたスルーホール 電極8を介して接続されており、また各第1アース電極7a〜7cの内端は上記 位置決め穴6aの内周面に形成された側面電極15を介して第2アース電極7d に接続されている。
【0015】 上記各チップコンデンサC1〜C3の一方の電極は下部ケース2aに半田19 (図2参照)により接続されており、他方の電極は上記中心電極基板4下面の各 入出力ポート電極11a,11c,11eに半田19で接続されている。また、 上記各第1アース電極7a〜7cは上記中心電極基板4下面の各アースポート電 極11b,11d,11fに半田19で接続されており、第2アース電極7dは 下部ケース2aに半田19で接続されている。
【0016】 次に本実施例の作用効果について説明する。 本実施例のサーキュレータ1によれば、アース板14を絶縁体基板6で構成し 、該基板6に各位置決め穴6a,6bを形成するとともに、この絶縁基板6の両 表面に第1,第2アース電極7a〜7dをパターン形成し、この各第1アース電 極7a〜7cと第2アース電極7dとをスルーホール電極8,側面電極15で接 続したので、従来の金属板からなるアース板と略同様のアース特性を得ながら、 上記絶縁基板6の各位置決め穴6a,6bにそれぞれフェライト3,チップコン デンサC1〜C3を挿入することにより位置決めを確実に行うことができ、位置 ずれによる接続不良を防止できる。
【0017】 また、絶縁体基板6に各アース電極7a〜7dを形成したので、半田19がは み出しても該基板6と短絡することはなく、しかも各チップコンデンサC1〜C 3上面の電極と各アース電極7a〜7cとの間には接触する電極が無いことから 、この点からも短絡を回避でき、それだけ品質に対する信頼性を向上できる。
【0018】 さらに、従来の金属板からなるアース板を採用した場合、これの金属粉等が部 品内に残留する場合があり、その結果組み立て後においても短絡が生じることが あった。これに対して本実施例では、絶縁体基板に電極をパターン形成したもの であるから、金属粉が侵入することはない。また本実施例の絶縁基板は、ガラス エポキシ樹脂に電極をスクリーン印刷,あるいはエッチング等の一般的な方法で もって形成でき、従来の銅板,黄銅板を用いた場合に比べてコストを低減でき、 それだけ部品の低価格化,軽量化に貢献できる。
【0019】 なお、上記実施例ではサーキュレータを例にとって説明したが、本考案はアイ ソレータにも適用できるとともに、他の高周波部品にも適用できる。また、上記 実施例では、絶縁体基板6の第1アース電極7a〜7cと第2アース電極7dと をスルーホール電極8及び側面電極15の両方で接続したが、本考案はこのいず れか一方のみで接続してもよい。
【0020】 図4は、アイソレータに適用した例であり、図中、図1と同一符号は同一又は 相当部分を示す。 この集中定数型のアイソレータ20は、中心電極基板4の1つの入出力ポート 電極11eに一対の終端チップ抵抗21を配設し、該各チップ抵抗21の一方の 電極を上記ポート電極11eに接続するとともに、他方の電極を各アースポート 電極11d,11fに接続して構成されており、これにより上記ポート電極11 eは外部回路に対して無接続となっている。そして、このアイソレータ20にお いても、アース板14に絶縁体基板6を採用し、該基板6に各位置決め穴6a, 6bを形成するとともに、上記絶縁体基板6の両主面に第1,第2アース電極7 a〜7dを形成して構成されており、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0021】
以上のように本考案に係る非可逆回路素子によれば、アース板を絶縁体基板で 構成し、該基板の一主面に第1アース電極をパターン形成するとともに、他主面 に上記第1アース電極とスルーホール電極,あるいは側面電極を介して接続され る第2アース電極をパターン形成し、上記絶縁体基板に整合用コンデンサ及びフ ェライトが挿入される位置決め穴を形成したので、整合用コンデンサやフェライ トの位置ずれによる接続不良を防止できるとともに、アース板との接触による短 絡を防止でき、品質に対する信頼性を向上できる効果がある。
【図1】本考案の一実施例による非可逆回路素子を説明
するための分解斜視図である。
するための分解斜視図である。
【図2】上記実施例のサーキュレータの断面図である。
【図3】上記実施例のアース板を説明するための図であ
る。
る。
【図4】上記実施例の他の例によるアイソレータを示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】従来のアース板を用いたサーキュレータを示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】従来のアース板を用いたサーキュレータを示す
断面図である。
断面図である。
1 サーキュレータ(非可逆回路素子) 3 フェライト 9a〜9c 中心導体 6 絶縁体基板 6a,6b 位置決め穴 7a〜7c 第1アース電極 7d 第2アース電極 8 スルーホール電極 14 アース板 15 側面電極 20 アイソレータ(非可逆回路素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川浪 崇 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)考案者 長谷川 隆 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)考案者 太平 勝幸 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 電気的絶縁状態で交差するよう配置され
た複数の中心導体にフェライトを配設し、上記各中心導
体の一端部を整合用コンデンサに接続するとともに、他
端部をアース板に接続してなる非可逆回路素子におい
て、上記アース板を絶縁体基板で構成し、該絶縁体基板
の一主面に上記各中心導体の他端部が接続される第1ア
ース電極をパターン形成するとともに、他主面に上記第
1アース電極とスルーホール電極,あるいは側面電極を
介して接続される第2アース電極をパターン形成し、上
記絶縁体基板に上記整合用コンデンサ及びフェライトが
挿入される位置決め穴を形成したことを特徴とする非可
逆回路素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108492U JPH0644205U (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 非可逆回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108492U JPH0644205U (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 非可逆回路素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644205U true JPH0644205U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=13736526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8108492U Pending JPH0644205U (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 非可逆回路素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644205U (ja) |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP8108492U patent/JPH0644205U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |