JPH0644376U - 走行式巻上装置 - Google Patents
走行式巻上装置Info
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被介助者が吊り上げられた状態で停電となっ
た場合に、手動操作で簡単に巻き降ろすことができる巻
上装置の提供。 【構成】 電動機20に設けられた電磁ブレーキ10装
置に、ブレーキライニング12をブレーキばね16に抗
して移動させる操作レバー14を設け、この操作レバー
の端部に手動巻き降し用操作紐9を設ける。
た場合に、手動操作で簡単に巻き降ろすことができる巻
上装置の提供。 【構成】 電動機20に設けられた電磁ブレーキ10装
置に、ブレーキライニング12をブレーキばね16に抗
して移動させる操作レバー14を設け、この操作レバー
の端部に手動巻き降し用操作紐9を設ける。
Description
【0001】
本考案は患者又は身体の不自由な人をベッドから吊り下げて移動させる場合等 に用いられる走行式巻上装置に関し、特に、停電時等の非常時の巻き降し装置の 改良に関する。
【0002】
従来、老人、身体障害者、又は患者等の被介助者を吊り上げて移動させる巻上 装置として図4に例示する如きものが用いられている。同図において、1はハン ガー部で患者等を吊り下げるためのツーピースタイプの吊り具1aが装着される 。該ハンガー部1は巻上装置3から引き出されたベルト又はワイヤ4の端部に設 けられた吊金具5に回転自在に吊り下げられている。このワイヤ4は、その基端 部が巻上装置3内の巻き取りドラムに固定され、巻上装置3内の電動機の制御に よって巻き取りドラムに巻き取り、巻戻しされる。この電動機は、操作スイッチ の操作によって制御され、ワイヤ4の巻上、巻下しを行う。操作スイッチは、有 線の場合はペンダント形の押ボタンスイッチで、また、無線の場合はリモートコ ントロールスイッチで構成される。巻上装置3は架台又は室内の天井に設けられ たレール7に沿って走行する。
【0003】 此の種の巻上装置は、被介助者が上方に吊り上げられた状態で停電又は巻き降 し不能となった場合を考慮して、手動操作により巻き降す装置を備えている。従 来は、備え付けのハンドルによって行っている。30はこのハンドルを挿入する ためのハンドル挿入孔で、このハンドル挿入孔の内側には電動機の回転軸の先端 に設けたハンドル嵌入溝が覗ませある。このハンドル挿入孔から備え付けのハン ドルの先端を挿入してハンドル嵌入溝に係合した後、ハンドルを手動で回転操作 し、電動機の回転軸、減速機および巻き取りドラムを回転させて被介助者を降ろ す。このとき操作中に復電すると危険であるから、必ず電源を切った状態で作業 をしなければならない。
【0004】
上記の巻上装置3は、架台又は室内の天井に設けたレールに懸下されているの で、ハンドル操作の作業を行うには脚立等の足場をしっかり固めないと作業がで きない。また、身体の不自由な被介助者の場合は本人自身では操作ができないた め、介助者が行うことになるが、たまたま介助者が不在の場合は、被介助者は中 吊りのままとなり精神的な不安を生じさせる。
【0005】 更に、電動機の軸を回転させるので、例えば、1m吊り降す場合は、800回 〜900回程度回転させなければならず、操作には大きな労力と時間がかかる等 の課題がある。
【0006】 本考案は以上の点に鑑みなされたもので、介助者は勿論、被介助者でも手が自 由であれば簡単に手動で巻き降ろすことができる此の種の巻上装置を提供するこ とを目的とする。
【0007】
本考案において上記の課題を解決するための手段は、巻き取りドラムにベルト 又はロ−プの一端を取り付けて巻回し、他端を引き出してハンガー部を取り付け 、前記巻き取りドラムを電磁ブレーキ装置を備えた電動機で駆動するとともに、 該電動機を操作スイッチの操作により駆動してハンガー部を昇降制御するように した巻上装置と、該巻上装置をレールに沿って走行させる走行車とから成り、前 記電磁ブレーキ装置は、ブレーキばねで常時ブレーキライニングを介してブレー キホイルを押圧してブレーキを掛け、電磁石を励磁したときにブレーキライニン グを吸引してブレーキを開放するようにした走行式巻上装置において、前記ブレ ーキライニングに、該ブレーキライニングをブレーキばねに抗してブレーキ開放 方向に移動させる操作レバーを設け、該操作レバーを手動巻き降し用操作紐で操 作するようにしたことを特徴とする
【0008】
被介助者が吊り上げられた状態で、停電となった場合は手動巻き降し用操作紐 を引張ると電動機のブレーキが開放されて被介助者は自重で下降する。加速がつ いて不安のときは、操作紐から手を離せば電動機にブレーキが掛かり停止する。
【0009】
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案の走行式巻上装置の全体説明図で、巻上装置を架台の上部に設け たレールに懸下した場合の実施例を示している。なお、このレールが室内の天井 部に施設されている場合は、そのレールに懸下される。
【0011】 図1において、1はハンガー部で、患者等の被介助者を吊り下げるためのツー ピースタイプの吊り具1aが装着される。このハンガー部1は巻上装置3から引 き出されたワイヤ又はベルト4の端部に設けられた吊金具5に吊り下げられてい る。巻上装置3は架台2(又は室内の天井)に設けられたレール7を走行する。 6は電源コードで、巻上装置3内の巻き取りドラムの電動機に電力を供給する。 8は操作スイッチで、ベルト4の巻上、巻下しを操作する。この操作スイッチ8 は、無線操縦の場合はリモコンスイッチとなる。9は本考案の手動巻き降し用操 作紐(又は細いロープ)で、この操作紐を下方に引くことにより、ブレーキが解 除されベルト4が巻き降し可能となる。
【0012】 図2は本考案の一実施例の巻上装置3の要部切開正面図、図3は電磁ブレーキ 装置の説明図で、これらの図において10は電磁ブレーキ装置を示し、この電磁 ブレーキ10は、電磁石11とブレーキライニング12と、ブレーキホイル13 とから成り、電動機20の一端に設けられている。ブレーキホイル13は電動機 20の回転軸21に嵌合されてキーによって回転軸21と一体に回転し、且つ軸 線方向に摺動可能に設けられている。14は操作レバーで、図3(A)はその一 実施例の傾斜図で、レバー部14a、腕部14b、押圧部14cおよび紐通し孔 14dを有し、図3(B)に示すように腕部14bは固定板15とブレーキライ ニング12間に設けられ、操作紐9を下方に引張ることにより、図3(B)のよ うにブレーキライニング12を図の左側に押す。このブレーキ装置10は、通常 時はブレーキばね16によってブレーキライニング12を図の右側に押圧してブ レーキホイル13を固定板15に押圧して電動機20の回転軸21を拘束し、電 動機20にブレーキを掛けている。そして電磁石11を励磁すると、ブレーキラ イニング12は吸引され、ブレーキホイル13は拘束を解かれて、ブレーキが解 放される。従って、停電時には、操作ボタンスイッチ8を操作しても電磁石11 は励磁されないから、ブレーキは掛かった状態となる。なお、図2の17は走行 車輪18を有する走行車であり、また同図の右側の22は電動機20と減速機( 図示省略)を介して連結されているドラム駆動軸(出力軸)、23は巻き取りド ラムで、ベルト4はこの巻き取りドラム23に巻き込まれている。
【0013】 以上のように構成されているので、被介助者が吊り上げられているときに停電 になった場合は、介助者(又は腕の自由な被介助者自身)が操作紐9の先端の取 手部9aを下に引くと、図3(B)のように操作レバー14は固定板15を支点 として押圧部14cでブレーキライニング12を左側に押してブレーキは開放さ れ、電動機の回転軸は自由となるので、人体の重力で巻き取りドラム23,ドラ ム駆動軸22は回転してベルト4のハンガー部1は巻き降ろされる。このとき、 ドラム駆動軸22にはギアによる減速機(図示省略)が連結されているので、ゆ っくりと巻き降ろされる。
【0014】 また、操作紐9の引張りを止めると、即座にブレーキがかかり、巻き降しは停 止される。従って、被介助者を安心して下降させることができる。
【0015】
本考案は以上のように、手動巻き降し用の操作紐を引張るだけで、吊り降すこ とができるので、操作は簡単であり、操作紐の長さを適当に設定しておけば、介 助者だけでなく、ハンガー部に吊されている被介助者自身でも操作できる。
【0016】 また、操作紐を引張っているときのみ吊り降ろされ、自由落下する前に操作紐 を手から離せばただちに停止するので安心して操作できる。また、1m程度で吊 り降す場合は、ブレーキ装置から出力軸であるドラム駆動軸までは、減速機が介 在されているので、自由落下によらず、通常の巻下げ速度と同程度の速度で、降 ろされ、被介助者に不安を与えない。等種々の効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例の全体説明図。
【図2】本考案の一実施例の巻上装置の要部切開正面
図。
図。
【図3】本考案の一実施例の電磁ブレーキの説明図。
【図4】従来の走行式巻上装置の斜視図。
【符号の説明】 1…ハンガー部 2…架台 3…巻上装置 4…ベルト 5…吊金具 6…電源コード 7…レール 8…操作スイッチ 9…手動巻き降し用操作紐 10…電磁ブレーキ装置 11…電磁石 12…ブレーキライニング 13…ブレーキホイル 14…操作レバー 15…固定板 16…ブレーキばね 17…走行車 18…走行車輪 20…電動機 21…電動機軸 22…ドラム駆動軸 23…巻き取りドラム
Claims (1)
- 【請求項1】 巻き取りドラムにベルト又はロ−プの一
端を取り付けて巻回し、他端を引き出してハンガー部を
取り付け、前記巻き取りドラムを電磁ブレーキ装置を備
えた電動機で駆動するとともに、該電動機を操作スイッ
チの操作により駆動してハンガー部を昇降制御するよう
にした巻上装置と、該巻上装置をレールに沿って走行さ
せる走行車とから成り、前記電磁ブレーキ装置は、ブレ
ーキばねで常時ブレーキライニングを介してブレーキホ
イルを押圧してブレーキを掛け、電磁石を励磁したとき
にブレーキライニングを吸引してブレーキを開放するよ
うにした走行式巻上装置において、 前記ブレーキライニングに、該ブレーキライニングをブ
レーキばねに抗してブレーキ開放方向に移動させる操作
レバーを設け、該操作レバーを手動巻き降し用操作紐で
操作するようにしたことを特徴とする走行式巻上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992079652U JP2591439Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 介助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992079652U JP2591439Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 介助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644376U true JPH0644376U (ja) | 1994-06-10 |
| JP2591439Y2 JP2591439Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13696066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992079652U Expired - Lifetime JP2591439Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 介助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591439Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012128286A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | 株式会社キトー | 無励磁作動電磁ブレーキを備えた巻上機 |
| KR101952030B1 (ko) * | 2017-09-11 | 2019-02-25 | 김세곤 | 다축 이동이 가능한 슬링 구조물 장치 |
| KR20210103871A (ko) * | 2020-02-14 | 2021-08-24 | 세메스 주식회사 | 비히클 및 오버헤드 호이스트 트랜스포트 |
| KR20220127626A (ko) * | 2021-03-11 | 2022-09-20 | 세메스 주식회사 | 이송 장치 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP1992079652U patent/JP2591439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012128286A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | 株式会社キトー | 無励磁作動電磁ブレーキを備えた巻上機 |
| JP2012201440A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Kito Corp | 無励磁作動ブレーキを備えた巻上機 |
| KR101952030B1 (ko) * | 2017-09-11 | 2019-02-25 | 김세곤 | 다축 이동이 가능한 슬링 구조물 장치 |
| KR20210103871A (ko) * | 2020-02-14 | 2021-08-24 | 세메스 주식회사 | 비히클 및 오버헤드 호이스트 트랜스포트 |
| KR20220127626A (ko) * | 2021-03-11 | 2022-09-20 | 세메스 주식회사 | 이송 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2591439Y2 (ja) | 1999-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |