JPH0644455B2 - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- JPH0644455B2 JPH0644455B2 JP59051566A JP5156684A JPH0644455B2 JP H0644455 B2 JPH0644455 B2 JP H0644455B2 JP 59051566 A JP59051566 A JP 59051566A JP 5156684 A JP5156684 A JP 5156684A JP H0644455 B2 JPH0644455 B2 JP H0644455B2
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- JP
- Japan
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- resin
- cathode ray
- ray tube
- glare
- unsaturated polyester
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/88—Vessels; Containers; Vacuum locks provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/863—Vessels or containers characterised by the material thereof
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/87—Arrangements for preventing or limiting effects of implosion of vessels or containers
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/87—Means for avoiding vessel implosion
- H01J2229/875—Means substantially covering the output face, e.g. resin layers, protective panels
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陰極線管特にフェースプレートの前面に接着
して成る所謂ラミネート補強型と呼ばれる陰極線管に関
する。
して成る所謂ラミネート補強型と呼ばれる陰極線管に関
する。
背景技術とその問題点 ディスプレーデバイスとして高精細度陰極線管が使用さ
れているが、これにはフェースプレートの前面に接着用
樹脂で安全パネル(強化ガラスパネル)を接着したラミ
ネート補強型の陰極線管が採用されている。そして、高
級なものは使用者の疲労を軽減するように安全パネルの
表面に無反射膜が被着される。この無反射膜により4%
の反射率がなくなり画面が見易くなる。この種の陰極線
管は使用者が画面を30cm程度の至近距離でみることか
ら、画面上に欠点のないことが望ましい。接着用樹脂と
しては一般にポリエステル樹脂が用いられる。このポリ
エステル樹脂は価格が安く、透明度もよく、耐候性、柔
軟性に秀れていることから補強用樹脂として適してい
る。なお、接着用樹脂としては、その他、透明で柔軟性
があれば使用できる為、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂
も使用できる。
れているが、これにはフェースプレートの前面に接着用
樹脂で安全パネル(強化ガラスパネル)を接着したラミ
ネート補強型の陰極線管が採用されている。そして、高
級なものは使用者の疲労を軽減するように安全パネルの
表面に無反射膜が被着される。この無反射膜により4%
の反射率がなくなり画面が見易くなる。この種の陰極線
管は使用者が画面を30cm程度の至近距離でみることか
ら、画面上に欠点のないことが望ましい。接着用樹脂と
しては一般にポリエステル樹脂が用いられる。このポリ
エステル樹脂は価格が安く、透明度もよく、耐候性、柔
軟性に秀れていることから補強用樹脂として適してい
る。なお、接着用樹脂としては、その他、透明で柔軟性
があれば使用できる為、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂
も使用できる。
画面上の欠点としては安全パネルによるもの、フェース
プレートによるもの、無反射膜によるもの及び樹脂によ
るもの等が考えられる。
プレートによるもの、無反射膜によるもの及び樹脂によ
るもの等が考えられる。
ところで、このようなラミネート補強型陰極線管に於て
は接着用樹脂として不飽和ポリエステル樹脂を使用した
場合、ゴミ等の異物がない場合にも、その接着用樹脂が
硬化するときに樹脂と屈折率が若干異なる微細な異物が
生成しその部分がキラキラ光るような不均質な欠点即ち
所謂面ギラが発生する。この面ギラの現象は、螢光面の
ピッチ或は走査線が粗い家庭用陰極線管(色選択電極の
ピッチが0.5mm以上のもの)では目立たないが、高精細
度陰極線管(色選択電極のピッチが0.4mm以下のもの)
では目立つようになる。
は接着用樹脂として不飽和ポリエステル樹脂を使用した
場合、ゴミ等の異物がない場合にも、その接着用樹脂が
硬化するときに樹脂と屈折率が若干異なる微細な異物が
生成しその部分がキラキラ光るような不均質な欠点即ち
所謂面ギラが発生する。この面ギラの現象は、螢光面の
ピッチ或は走査線が粗い家庭用陰極線管(色選択電極の
ピッチが0.5mm以上のもの)では目立たないが、高精細
度陰極線管(色選択電極のピッチが0.4mm以下のもの)
では目立つようになる。
発明の目的 本発明は、上述の点に鑑み、接着用樹脂を改良し、不飽
和ポリエステル樹脂を用いた場合において、画ギラ現象
が生じないラミネート補強型の陰極線管を提供するもの
である。
和ポリエステル樹脂を用いた場合において、画ギラ現象
が生じないラミネート補強型の陰極線管を提供するもの
である。
発明の概要 本発明は、フェースプレートの前面に接着用樹脂を介し
て安全パネルを接着して成る陰極線管において、接着用
樹脂が不飽和ポリエステルに有機過酸化物と有機金属塩
とキレート剤を添加して硬化した樹脂にて構成する。
て安全パネルを接着して成る陰極線管において、接着用
樹脂が不飽和ポリエステルに有機過酸化物と有機金属塩
とキレート剤を添加して硬化した樹脂にて構成する。
この発明の陰極線管ではキレート剤の添加で硬化樹脂層
内の不均質欠点がなくなり、面ギラが解消される。
内の不均質欠点がなくなり、面ギラが解消される。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。
図は本発明に係る陰極線管を示す。同図中、(1)は陰極
線管を全体として示し、(2)はそのフェースプレート
で、このフェースプレート(2)の前面に接着用樹脂(3)を
介して安全パネル(強化ガラスパネル)(4)が接着され
る。(5)は安全パネル(4)の表面に形成した無反射膜、
(6)は樹脂もれ防止用テープである。
線管を全体として示し、(2)はそのフェースプレート
で、このフェースプレート(2)の前面に接着用樹脂(3)を
介して安全パネル(強化ガラスパネル)(4)が接着され
る。(5)は安全パネル(4)の表面に形成した無反射膜、
(6)は樹脂もれ防止用テープである。
この陰極線管の製造は、フェースプレート(2)の面及び
安全パネル(4)を夫々洗浄、乾燥後、安全パネル(4)をフ
ェースプレート(2)に対し所定間隔を置いて配置し、樹
脂もれ防止用テープ(6)を巻回して固定する。次に樹脂
(3)をフェースプレート(2)及び安全パネル(4)間に注入
し、硬化される。硬化後、テープ(6)の画面側をトリミ
ングし、欠点検査をし、バンドを取付けて完成する。
安全パネル(4)を夫々洗浄、乾燥後、安全パネル(4)をフ
ェースプレート(2)に対し所定間隔を置いて配置し、樹
脂もれ防止用テープ(6)を巻回して固定する。次に樹脂
(3)をフェースプレート(2)及び安全パネル(4)間に注入
し、硬化される。硬化後、テープ(6)の画面側をトリミ
ングし、欠点検査をし、バンドを取付けて完成する。
而して、本発明では、接着用樹脂として不飽和ポリエス
テル樹脂を用い、これに触媒となる有機過酸化物と、反
応促進剤となる有機金属塩即ち金属石けん類と、キレー
ト剤等を添加して成る。
テル樹脂を用い、これに触媒となる有機過酸化物と、反
応促進剤となる有機金属塩即ち金属石けん類と、キレー
ト剤等を添加して成る。
本発明での不飽和ポリエステル樹脂は、例えば無水マレ
イン酸、フマル酸など、あるいはそれらの一部を飽和酸
あるいは酸無水物、例えば無水フタル酸、アジピン酸、
安息香酸などで置換した酸混合物とエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどの多価アルコールあるい
はその一部を1価アルコールで置換したアルコール類混
合物とから得られるもので、上記をエステル化して得ら
れる不飽和アルキッドをスチレンモノマーなどの重合性
単量体に溶解した液状樹脂をいう。
イン酸、フマル酸など、あるいはそれらの一部を飽和酸
あるいは酸無水物、例えば無水フタル酸、アジピン酸、
安息香酸などで置換した酸混合物とエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどの多価アルコールあるい
はその一部を1価アルコールで置換したアルコール類混
合物とから得られるもので、上記をエステル化して得ら
れる不飽和アルキッドをスチレンモノマーなどの重合性
単量体に溶解した液状樹脂をいう。
不飽和ポリエステル樹脂の硬化はラジカル重合に依る。
即ち有機過酸化物(触媒)と有機金属塩(反応促進剤)
の組合せでラジカルを生成させ重合を行う。一般にはそ
の中でも酸化還元反応が用いられる。
即ち有機過酸化物(触媒)と有機金属塩(反応促進剤)
の組合せでラジカルを生成させ重合を行う。一般にはそ
の中でも酸化還元反応が用いられる。
本発明に係る陰極線管のラミネート補強に用いられる不
飽和ポリエステル樹脂は常温或いは中温(60〜70℃)で
硬化するよう調整されており、反応促進剤、重合禁止
剤、ガラスとの接着を改善するシランカップリング剤な
どが添加されている。
飽和ポリエステル樹脂は常温或いは中温(60〜70℃)で
硬化するよう調整されており、反応促進剤、重合禁止
剤、ガラスとの接着を改善するシランカップリング剤な
どが添加されている。
反応促進剤は、最も一般的なものがナフテン酸コバルト
である。それ以外にも銅、亜鉛、鉄、マンガンの金属石
けんが使用されるが、着色するなどブラウン管用として
適していないこともあり、一般には使用しない。触媒
は、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサ
ノンパーオキサイド、その他等の有機過酸化物が用いら
れる。ただしメチルエチルケトンパーオキサイドは、最
も一般的であり、硬化速度、混合のし易さなどから最も
使用し易い。
である。それ以外にも銅、亜鉛、鉄、マンガンの金属石
けんが使用されるが、着色するなどブラウン管用として
適していないこともあり、一般には使用しない。触媒
は、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサ
ノンパーオキサイド、その他等の有機過酸化物が用いら
れる。ただしメチルエチルケトンパーオキサイドは、最
も一般的であり、硬化速度、混合のし易さなどから最も
使用し易い。
キレート剤は、1、3ジケトン例えばアセチルアセト
ン、アセチルベンゾイルメタン等を使用して得る。
ン、アセチルベンゾイルメタン等を使用して得る。
比較例1 不飽和ポリエステルに下記の触媒、反応促進剤、帯電防
止剤を夫々添加した各種組合せによる接着用樹脂を用い
てラミネート補強型の陰極線管を作製し、その面ギラの
発生を測定した。
止剤を夫々添加した各種組合せによる接着用樹脂を用い
てラミネート補強型の陰極線管を作製し、その面ギラの
発生を測定した。
不飽和ポリエステル樹脂とては昭和高分子株式会社製の
可撓性不飽和ポリエステル樹脂のF-73M(商品名)を用
いた。触媒としては、日本油脂社製のパーメックN(商
品名、メチルエチルケトンパーオキサイド55%含有)、
パーヘキサH(商品名、シクロヘキサノンパーオキサイ
ド55%含有)、ナイパーBMT(商品名、ベンゾイルパ
ーオキサイドを含有)を夫々用いた。反応促進剤として
は、ナフテン酸コバルト(6%Co)、フエロセン(ジシ
クロペンタジエニル鉄2%を含むスチレン溶液)を夫々
用いた。帯電防止剤としては、ラウリン酸カリ1重量部
をトリエチレングリコール7重量部に溶解させたものを
用いた。
可撓性不飽和ポリエステル樹脂のF-73M(商品名)を用
いた。触媒としては、日本油脂社製のパーメックN(商
品名、メチルエチルケトンパーオキサイド55%含有)、
パーヘキサH(商品名、シクロヘキサノンパーオキサイ
ド55%含有)、ナイパーBMT(商品名、ベンゾイルパ
ーオキサイドを含有)を夫々用いた。反応促進剤として
は、ナフテン酸コバルト(6%Co)、フエロセン(ジシ
クロペンタジエニル鉄2%を含むスチレン溶液)を夫々
用いた。帯電防止剤としては、ラウリン酸カリ1重量部
をトリエチレングリコール7重量部に溶解させたものを
用いた。
実施例1 比較例1の各樹脂にキレート剤としてアセチルアセトン
を添加し、そのキレート剤の添加量を変えて面ギラの発
生を測定した。
を添加し、そのキレート剤の添加量を変えて面ギラの発
生を測定した。
上記各列の樹脂の面ギラの測定結果を表1に示す。
但し、面ギラの測定は有効画面385mm×291mm、色選択電
極(アパーチャグリルのピッチ0.3mmの20型カラー陰極
線管を使用し、緑単色で調べた。メチルエチルケトンパ
ーオキサイド添加樹脂の面ギラ測定は室温でキュアー後
3日放置して評価した。
極(アパーチャグリルのピッチ0.3mmの20型カラー陰極
線管を使用し、緑単色で調べた。メチルエチルケトンパ
ーオキサイド添加樹脂の面ギラ測定は室温でキュアー後
3日放置して評価した。
シクロヘキサノンパーオキサイド添加樹脂の面ギラ測定
は常温でキュアー化確認後+70℃〜−40℃の冷熱恒温槽
で2日間管理(1日2サイクルを行う)後評価した。
は常温でキュアー化確認後+70℃〜−40℃の冷熱恒温槽
で2日間管理(1日2サイクルを行う)後評価した。
また樹脂の量は約500gで評価した。
phrは樹脂100部に対する添加量(重量比)を表わす。
表1に示される如く、帯電防止剤を加えない場合、メチ
ルエチルケトンパーオキサイドで硬化させたときにはナ
フテン酸コバルトの量に拘らず面ギラの発生を数えるこ
とができるが、アセチルアセトンの添加により面ギラは
減少することが認められる。
ルエチルケトンパーオキサイドで硬化させたときにはナ
フテン酸コバルトの量に拘らず面ギラの発生を数えるこ
とができるが、アセチルアセトンの添加により面ギラは
減少することが認められる。
一方、帯電防止剤を加えたものは反応促進効果があり微
量のコバルトでも硬化する。ナフテン酸コバルト0.0225
部でパーメックN1部の場合、アセチルアセトン0.25部
で面ギラは0となっている。アセチルアセトン0.5部、
1.0部で3〜4箇の面ギラを数えているが、陰極線管の
フェースプレート、安全パネル上の欠点(ピット、ガラ
ス片付着等)もあり、数個の誤差は含むと考えられる。
量のコバルトでも硬化する。ナフテン酸コバルト0.0225
部でパーメックN1部の場合、アセチルアセトン0.25部
で面ギラは0となっている。アセチルアセトン0.5部、
1.0部で3〜4箇の面ギラを数えているが、陰極線管の
フェースプレート、安全パネル上の欠点(ピット、ガラ
ス片付着等)もあり、数個の誤差は含むと考えられる。
またシクロヘキサノンパーオキサイドで硬化した場合、
或はフエロセン及びナイパーBMTの添加で硬化した場
合に於ても、キレート剤のアセチルアセトンの添加で面
ギラの発生は減少する。
或はフエロセン及びナイパーBMTの添加で硬化した場
合に於ても、キレート剤のアセチルアセトンの添加で面
ギラの発生は減少する。
実施例2 不飽和ポリエステル樹脂として前記のF-73M(商品名)
を用いてこれに、パーメックN(商品名)(触媒)及び
ナフテン酸コバルト(反応促進剤)を、又、ナイパーB
MT(商品名)(触媒)及びフエロセン(反応促進剤)
を添加した夫々に、さらに帯電防止剤1phrとキレート
剤としてのアセチルベンゾイルメタン0.25phrを添加し
た各樹脂を用いてラミネート補強型の陰極線管を作製
し、その面ギラの箇数を測定した。
を用いてこれに、パーメックN(商品名)(触媒)及び
ナフテン酸コバルト(反応促進剤)を、又、ナイパーB
MT(商品名)(触媒)及びフエロセン(反応促進剤)
を添加した夫々に、さらに帯電防止剤1phrとキレート
剤としてのアセチルベンゾイルメタン0.25phrを添加し
た各樹脂を用いてラミネート補強型の陰極線管を作製
し、その面ギラの箇数を測定した。
その測定結果を表2に示す。
表2よりナフテン酸コバルト0.0225部添加の樹脂にアセ
チルベンゾイルメタン0.25部を加えパーメックN1部、
帯電防止剤1部を加えた場合、面ギラは0であった。
チルベンゾイルメタン0.25部を加えパーメックN1部、
帯電防止剤1部を加えた場合、面ギラは0であった。
実施例3 可撓性不飽和ポリエステル樹脂である日立化成ディスプ
レー管キャスティングレジンCDT-3000P(反応促進剤を
含む)にアセチルアセトン0.25phr、帯電防止剤1phr加
えた樹脂の面ギラの箇数を調べた。尚比較例としてアセ
チルアセトンを添加しない場合の面ギラも調べた。結果
を表3に示す。
レー管キャスティングレジンCDT-3000P(反応促進剤を
含む)にアセチルアセトン0.25phr、帯電防止剤1phr加
えた樹脂の面ギラの箇数を調べた。尚比較例としてアセ
チルアセトンを添加しない場合の面ギラも調べた。結果
を表3に示す。
実施例3でもキレート剤のアセチルアセトンを添加する
ことにより面ギラが0となる。
ことにより面ギラが0となる。
表4は不飽和ポリエステル樹脂の調合とキュアー化時間
の関係を示すものである。
の関係を示すものである。
但し、不飽和ポリエステル樹脂としては昭和高分子株式
会社製のF-73M(商品名)とナフテン酸コバルト促進剤
入りのF-73MB(商品名)を使用した。
会社製のF-73M(商品名)とナフテン酸コバルト促進剤
入りのF-73MB(商品名)を使用した。
このようにアセチルアセトン及びアセチルベンゾイルメ
タンの添加により、面ギラが減少する理由は明らかでは
ないが、ジケトンによって面ギラが錯化合物となり樹脂
と結合するためと考えられる。コバルト以外の反応促進
剤例えばバナジウム系のものでも面ギラが発生している
ことからして、酸化還元反応によって生成する水などの
不純物が面ギラになると考えられる。又、硬化について
は表4よりアセチルアセトンの添加により反応が遅くな
っており、反応が遅い方が面ギラの発生が少ない傾向も
ある。
タンの添加により、面ギラが減少する理由は明らかでは
ないが、ジケトンによって面ギラが錯化合物となり樹脂
と結合するためと考えられる。コバルト以外の反応促進
剤例えばバナジウム系のものでも面ギラが発生している
ことからして、酸化還元反応によって生成する水などの
不純物が面ギラになると考えられる。又、硬化について
は表4よりアセチルアセトンの添加により反応が遅くな
っており、反応が遅い方が面ギラの発生が少ない傾向も
ある。
尚、反応促進剤としてのコバルト添加量の増減で面ギラ
が増減し、又面ギラが反応の早い場合には多く、反応の
遅い場合には少ないことから、面ギラはコバルトに起因
する不均質欠点であると考えられる。面ギラについてさ
らに考察する。
が増減し、又面ギラが反応の早い場合には多く、反応の
遅い場合には少ないことから、面ギラはコバルトに起因
する不均質欠点であると考えられる。面ギラについてさ
らに考察する。
メチルエチルケトンパーオキサイド及びコバルト促進剤
等のラジカル生成の機構は次のような電子移動を利用し
た酸化還元重合と考えられている。
等のラジカル生成の機構は次のような電子移動を利用し
た酸化還元重合と考えられている。
ROOH+Co2+→RO・+OH-+Co3+ (酸化) ROOH+Co3+→ROO・+H++Co2+ (還元) Coが消耗されることがなく繰返し過酸化物を分解する働
きがある。但し不純物、添加物の影響を受けることがあ
る。例えば水があれば Co2++RO・+H2O→Co3++ROH+OH- の如く反応し硬化が阻止される。従ってCo(OH)3が生成
されこれが黒色面ギラとなる。Co(OH)2はローズレッド
の色調の面ギラとなる。又重合末期ではH2Oのできる可
能性もあり少量なら樹脂中に溶解することも考えられる
が、多量の場合、即ち液状樹脂を超音波振動或は長時間
の攪拌をおこない、不飽和アルキッド樹脂を分解した場
合にH2Oが多量に発生することが考えられ、H2Oでも面ギ
ラになる可能性がある。
きがある。但し不純物、添加物の影響を受けることがあ
る。例えば水があれば Co2++RO・+H2O→Co3++ROH+OH- の如く反応し硬化が阻止される。従ってCo(OH)3が生成
されこれが黒色面ギラとなる。Co(OH)2はローズレッド
の色調の面ギラとなる。又重合末期ではH2Oのできる可
能性もあり少量なら樹脂中に溶解することも考えられる
が、多量の場合、即ち液状樹脂を超音波振動或は長時間
の攪拌をおこない、不飽和アルキッド樹脂を分解した場
合にH2Oが多量に発生することが考えられ、H2Oでも面ギ
ラになる可能性がある。
一方、アセチルアセトンの添加により Co(AcAc)2ビスアセチルアセトネイトコバルト Co(AcAc)2(H2O)2ビスアセチルアセトネイトジアクアコ
バルト の如きキレート化合物をつくり、これがスチレンの重合
開始剤の役を果し、又樹脂中にも溶解する為、面ギラと
はならない。アセチルベンゾイルメタンについてもキレ
ート化合物となり同様の効果を示すと考えられる。
バルト の如きキレート化合物をつくり、これがスチレンの重合
開始剤の役を果し、又樹脂中にも溶解する為、面ギラと
はならない。アセチルベンゾイルメタンについてもキレ
ート化合物となり同様の効果を示すと考えられる。
発明の効果 本発明によれば、有機金属塩の反応促進剤及び触媒とし
ての有機過酸化物を含む不飽和ポリエステル樹脂にキレ
ート剤を添加することにより反応末期にキレート化合物
を作り、樹脂中に溶解する。従って、このような樹脂を
接着用樹脂に用いることにより、面ギラの発生しないラ
ミネート補強型の陰極線管が得られる。従って特にディ
スプレイデバイスとしての高精細度陰極線管に使用して
好適ならしめるものである。
ての有機過酸化物を含む不飽和ポリエステル樹脂にキレ
ート剤を添加することにより反応末期にキレート化合物
を作り、樹脂中に溶解する。従って、このような樹脂を
接着用樹脂に用いることにより、面ギラの発生しないラ
ミネート補強型の陰極線管が得られる。従って特にディ
スプレイデバイスとしての高精細度陰極線管に使用して
好適ならしめるものである。
図は本発明による陰極線管の一例を示す一部断面とする
側面図である。 (1)は陰極線管の全体、(2)はフェースプレート、(3)は
接着用樹脂、(4)は安全パネルである。
側面図である。 (1)は陰極線管の全体、(2)はフェースプレート、(3)は
接着用樹脂、(4)は安全パネルである。
Claims (1)
- 【請求項1】フェースプレートの前面に接着用樹脂を介
して安全パネルが接着されて成る陰極線管において、上
記接着用樹脂が不飽和ポリエステルに有機過酸化物と有
機金属塩とキレート剤を添加して硬化した樹脂から成る
ことを特徴とする陰極線管。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59051566A JPH0644455B2 (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 陰極線管 |
| US06/709,392 US4641059A (en) | 1984-03-17 | 1985-03-07 | Cathode ray tube |
| CA000476057A CA1216017A (en) | 1984-03-17 | 1985-03-08 | Cathode ray tube |
| DE3508980A DE3508980C2 (de) | 1984-03-17 | 1985-03-13 | Kathodenstrahlröhre |
| GB08506459A GB2156371B (en) | 1984-03-17 | 1985-03-13 | Cathode ray tubes |
| FR8503878A FR2561439B1 (fr) | 1984-03-17 | 1985-03-15 | Tube a rayons cathodiques |
| KR1019850001706A KR920004986B1 (ko) | 1984-03-17 | 1985-03-16 | 음극선관 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59051566A JPH0644455B2 (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 陰極線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60195848A JPS60195848A (ja) | 1985-10-04 |
| JPH0644455B2 true JPH0644455B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=12890514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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