JPH0644817U - 構造用多機能パネルの防火目地構造 - Google Patents

構造用多機能パネルの防火目地構造

Info

Publication number
JPH0644817U
JPH0644817U JP7921092U JP7921092U JPH0644817U JP H0644817 U JPH0644817 U JP H0644817U JP 7921092 U JP7921092 U JP 7921092U JP 7921092 U JP7921092 U JP 7921092U JP H0644817 U JPH0644817 U JP H0644817U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
building
heat insulating
fireproof
insulating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7921092U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2588810Y2 (ja
Inventor
橋 茂 信 高
井 正 夫 石
村 良 夫 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP1992079210U priority Critical patent/JP2588810Y2/ja
Publication of JPH0644817U publication Critical patent/JPH0644817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588810Y2 publication Critical patent/JP2588810Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防火性能を特に向上させ、しかも温度変化の
大きい自然環境下でも使用に供することのできる構造用
多機能パネルの防火目地構造を提供すること。 【構成】 発泡合成樹脂からなる板状の断熱材11と該
断熱材11の両面に貼着される構造用板材12、13と
を備え、土台15上に端部同士を突き合わせて建て並べ
ることによって、自立する建築物の壁を構成でき、かつ
建築物の壁上に端部同士を突き合わせて配置することに
よって、それ自体で荷重負担可能な天井あるいは床を構
成できる構造用多機能パネル10を設置するにあたり、
前記構造用板材12、13の突き合わせ部には火炎又は
高温になると発泡して目地の隙間を塞ぐ防火性材料を介
在させたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は構造用多機能パネルの防火目地構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
木造建築物などでは、建物内部の気密性・断熱性を高めるため、発泡合成樹脂 などからなる断熱材が広く使用されている。
【0003】 一方、木造建築物の施工作業の簡略化を図るとの観点から、断熱材の両面に合 板などを接合し、パネル化したものが開発され、実用化されている。 このようなパネルを、特に両面の合板に所定の強度を持たせて形成すれば、従 来必要であった柱、根太など木造建築物の構造部材を使用しないで壁面、床面な どを構築することができる。
【0004】 また、このようなパネルを用いた工法によれば、これら構造部材を省略できる ばかりでなく、組立が容易で大工技能が殆ど不要になり、工期の短縮化が図れ、 しかもパネルの一貫生産によりコスト低減を図れるといった利点がある。
【0005】 図7はこのような従来の構造用多機能パネルを示したものである。 このパネル1は、発泡ポリスチレンからなる断熱材2を芯材とし、その両面に 、所定の強度をもった板材3、3が貼着されている。
【0006】 このようなパネル1と1とを合致させる場合には、図8に示したように、パネ ル1、1間に副板4、4を差し渡して両者間を釘等で接合している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなパネル1を用いて壁面を構築する場合、通常は図8に示 すように、板材3、3間に若干の間隙Aを設けて突き合わせ、後にこの間隙Aに シーリング材を充填するようにしている。このように間隙Aを設けるのは、温度 差あるいは湿度の違いにより、板材3が膨張してパネル1の突き合わせ部に無理 な力が生じるのを防止するためである。
【0008】 ところが、このように突き合わせ部に間隙Aを設け、この間隙Aにシーリング 材を充填する構造の目地であっても、火災が生じたときなどには防火上の弱点と なりやすく、耐火性能が低下する。もし、このような目地部分から不用意に火が 侵入すると、断熱材2の着火を速めるという問題があった。
【0009】 また、端部同士を密に当接させて配置する目地構造の場合であっても、目地部 の若干の間隙を介して火が侵入するとともに温度変化の大きい自然環境下での使 用に耐えがたい。
【0010】 本考案は上記実情に鑑み、防火性能を特に向上させ、しかも温度変化の大きい 自然環境下でも使用に供することのできる構造用多機能パネルの防火目地構造を 提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的を達成するための本考案は、発泡合成樹脂からなる板状の断熱材と該 断熱材の両面に貼着される構造用板材とを備え、土台上に端部同士を突き合わせ て建て並べることによって、自立する建築物の壁を構成でき、かつ建築物の壁上 に端部同士を突き合わせて配置することによって、それ自体で荷重負担可能な天 井あるいは床を構成できる構造用多機能パネルを設置するにあたり、 前記構造用板材の突き合わせ部には、火炎又は高温になると発泡して目地の隙 間を塞ぐ防火性材料を介在させたことを特徴としている。
【0012】
【作用】
上記構成によれば、パネルの突き合わせ部に火炎又は高温になると発泡する防 火性材料が介在されるため、万が一火災が生じても、この防火性材料が発泡し隙 間を塞ぐので目地部からのパネル内への火の侵入や芯材の燃焼あるいは延焼を極 力防止することができる。
【0013】 この防火性材料の目地部への設置により、パネル間目地に適当な隙間を設けて も防火的に安全であり、目地部の寸法が季節変動により変化しても、この隙間に よりパネルの目地部、接合部に無理な力がかかることが防止される。
【0014】
【実施例】
以下、図面に示した実施例を参照しながら本考案を説明する。 図1は、本考案の一実施例による多機能パネル10を示したものである。
【0015】 この多機能パネル10は、板状の断熱材11と、断熱材11の両面に貼着され る矩形の構造用板材12、13とからなっている。 板状の断熱材11は発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピレ ンなどの合成発泡樹脂からなっている。
【0016】 板状の断熱材11は長手方向に立設した状態で上下部に所定の空隙S、Sが形 成されている。つまり、断熱材11の長さは構造用板材12、13よりも短く設 定されている。また、パネルを立設した状態で横方向の端面には、後に副板を差 し込むための凹所14、14が形成され、これにより、端面は凸状に形成されて いる。
【0017】 構造用板材12、13は、同一の材料から形成されており、例えば、チップボ ード、ウェハーボードなどの構造用合板からなっている。 このように形成されたパネル10は複数個用意され、例えば図2に示したよう に、壁パネルとして使用することができる。
【0018】 すなわち、基礎15の上に床材16を配置する。この床材16もパネル10か ら構築しても良い。 さらに、床材16の上部に、下枠17を釘等で打ちつける。この下枠17は、 上記パネル10の上下に設けた間隙Sに嵌まり合う形状の長尺物からなっている 。
【0019】 このような下枠17を打ちつけた後、パネル10は、この下枠17内に下部を 挟み込み、位置合わせを行なって立設する。 こうして1つのパネル10が載置されたならば、このパネル10と隣位のパネ ル10との間に、構造用接着剤を全面に塗布し、さらに図3および図4に示した ように副板18、18を凹所14、14内に差込む。このとき、構造用板材13 、13との間および構造用板材12、12との間は、温度差あるいは湿度差など によるパネルの膨張を考慮し、所定の間隙が確保される。
【0020】 火炎又は高温により発泡する防火性材料30は、この副板18に予め取り付け ておくと良い。なお、副板18の全面をこの防火性材料30で覆わなくともよい が、目地部を十分に塞ぐ範囲に取り付ける必要がある。
【0021】 次いで、パネル10の外側から、釘20を所定の間隔で打ち込んでパネル間を 接合する。さらに目地部の防火性材料30の上層に、シーリング材31を充填し ても良い。
【0022】 また、パネル10の上部には、下枠17と同様に長尺物の上枠19が差し渡さ れる。 こうしてパネル10と隣位のパネル10とが並んで配列され、壁が構築されて いく。したがって、柱、間柱、筋交などの構造部材を用いることなく、壁部を構 築できる。
【0023】 なお、必要に応じて、建物のコーナ部や鉛直荷重をうける部分には、パネル内 にスタッド材を挿入しても良い。 本実施例のように壁材としてパネル10を用いれば、柱などの構造用部材が全 く必要でなく、さらに窓などを設置する場合には、パネル10の所定場所に予め 切込みを形成させておき、この部分に窓枠を嵌め込めば良い。これにより、現場 で容易に開口部などの処理を行なうことができる。
【0024】 防火性発泡体としては、例えばドイツのBASF社から市販されているパルゾ ールまたはインチメックス社のグラファイト系発泡材などがある。 BASF社の商品「パルゾール」は120°〜200°程度の温度で発泡する 材料で、主材は水ガラスをガラス繊維等で補強し発泡剤を混入したものである。 グラファイト系発泡材は、防火ドア等に用いられている材料であり、他に日本製 で槌屋ティスコ(株)のケイ酸ソーダを主成分とするテスコバリヤー等は200 ℃で発泡する材料である。
【0025】 したがって、本実施例のように、パネルの突き合わせ部に防火性材料30を介 在させることにより、接合部分の防火性を向上させることができる。 また、万が一火災が発生したときであっても、防火性材料が発泡して目地部の 小さな隙間を塞ぐため、パネルの延焼を遅らせることができる。
【0026】 また、温度差などでパネルが膨張した場合であっても、パネル間の隙間がある ために、突き合わせ部に大きな力が作用することはない。 以上、本考案の一実施例を説明したが、本考案は、上記実施例に限定されず、 本考案の技術的思想に基づき種々の変形が可能である。
【0027】 例えば、以上の実施例では、壁パネルの目地部に本考案を適用したが、本考案 は床パネルあるいは屋根パネルの目地部にも適用することができる。 また、上記実施例では、防火性材料30を副板18に予め取り付ける例を示し たが、さらに別の方法として、図5に示すように、隣接するパネル板材間の隙間 にのみ当該防火性材料30を取り付けし、その上層にシーリング材31を充填す る場合もある。この場合は現場で施工される。
【0028】 また、以上の実施例では、副板18が断面矩形に形成されているが、これに代 え、図6に示すように、断面台形状の副板32であっても良い。 このように、副板18の形状は何ら限定されない
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る構造用多機能パネルの防火目地構造によれ ば、構造用板材の突き合わせ部には火炎又は高温になると発泡して目地の隙間を 塞ぐ防火性材料を介在させているので、火災時にこの目地部からの燃焼あるいは 延焼を極力防止することができる。
【0030】 また、目地部の寸法が季節変動により変化した場合であっても、防火性の発泡 体が介在されているため、パネルの突き合わせ部に大きな力が作用することはな い。
【0031】 また、このパネルは、それ自体で壁、床、屋根などの構成材となるので例えば 壁パネルとして用いた場合には、柱、間柱などの構造用部材が不要になり、大工 技能を殆ど不要にできるとともに、工期の短縮化が図れる。
【0032】 さらに、パネルの組合せにより自由な設計も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例で採用された多機能パ
ネルの斜視図である。
【図2】図2は本考案の一実施例に係る多機能パネルを
壁部に適用した住宅の斜視図である。
【図3】図3は一実施例の突き合わせ部の構造を拡大し
て示す分解斜視図である。
【図4】図4は同パネルの突き合わせ部の拡大断面図で
ある。
【図5】図5は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図6】図6は本考案のさらに他の実施例を示す断面図
である。
【図7】図7は従来のパネル突き合わせ部の斜視図であ
る。
【図8】図8は同従来のパネル突き合わせ部の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 多機能パネル 11 断熱材 12、13 構造用板材 30 防火性材料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡合成樹脂からなる板状の断熱材と該断
    熱材の両面に貼着される構造用板材とを備え、土台上に
    端部同士を突き合わせて建て並べることによって、自立
    する建築物の壁を構成でき、かつ建築物の壁上に端部同
    士を突き合わせて配置することによって、それ自体で荷
    重負担可能な天井あるいは床を構成できる構造用多機能
    パネルを設置するにあたり、 前記構造用板材の突き合わせ部には火炎又は高温になる
    と発泡して目地の隙間を塞ぐ防火性材料を介在させたこ
    とを特徴とする構造用多機能パネルの防火目地構造。
JP1992079210U 1992-11-17 1992-11-17 構造用多機能パネルの防火目地構造 Expired - Fee Related JP2588810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992079210U JP2588810Y2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 構造用多機能パネルの防火目地構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992079210U JP2588810Y2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 構造用多機能パネルの防火目地構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0644817U true JPH0644817U (ja) 1994-06-14
JP2588810Y2 JP2588810Y2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=13683582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992079210U Expired - Fee Related JP2588810Y2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 構造用多機能パネルの防火目地構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2588810Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340462A (ja) * 1986-08-06 1988-02-20 Canon Inc 画質制御装置
JPH02104841A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Tadanobu Izumi 断熱ボードとこれを使用した空気貫流方式木造住宅並びに入隅,出隅部コーナーピース

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340462A (ja) * 1986-08-06 1988-02-20 Canon Inc 画質制御装置
JPH02104841A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Tadanobu Izumi 断熱ボードとこれを使用した空気貫流方式木造住宅並びに入隅,出隅部コーナーピース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2588810Y2 (ja) 1999-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5743056A (en) Building panel and buildings made therefrom
EP0635088B1 (en) Building panel and buildings made therefrom
US12077961B2 (en) Modular construction including fire-suppressing gasket
CA3213323A1 (en) Modular, customizable, prefabricated building envelope system
JP2588810Y2 (ja) 構造用多機能パネルの防火目地構造
JP2606619Y2 (ja) 構造用多機能パネル
JP2588808Y2 (ja) 構造用多機能パネル
JPH11256726A (ja) 壁パネル
JP2569212Y2 (ja) 構造用多機能パネルの接合構造
JP2601876Y2 (ja) 構造用多機能パネル
JP2588809Y2 (ja) 構造用多機能パネル
JP2597419Y2 (ja) 断熱壁体構造
JP3729671B2 (ja) 枠組壁工法建築物の天井部断熱構造
JP2021031950A (ja) 壁パネルの固定構造
JPH1171834A (ja) 建築構造用部材および建築気密化方法
JP2588812Y2 (ja) 構造用多機能パネル
JP2585449Y2 (ja) 壁パネル
KR101363914B1 (ko) 목조 건축물용 벽체
JPH0640103U (ja) 構造用多機能パネル
JPH0640102U (ja) 構造用多機能パネル
JP2840199B2 (ja) 床構造
JP4458998B2 (ja) 梁底部用型枠兼用断熱パネル及びそれを用いたコンクリート梁部の断熱パネル構造と施工方法
JP3013350U (ja) 断熱パネル
JPH09158350A (ja) 壁パネルとその取付構造
JP2002047751A (ja) 建築物の面状耐力構造

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees