JPH0644943A - スパッタイオンポンプの電源装置 - Google Patents

スパッタイオンポンプの電源装置

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JPH0644943A
JPH0644943A JP19854092A JP19854092A JPH0644943A JP H0644943 A JPH0644943 A JP H0644943A JP 19854092 A JP19854092 A JP 19854092A JP 19854092 A JP19854092 A JP 19854092A JP H0644943 A JPH0644943 A JP H0644943A
Authority
JP
Japan
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high voltage
vacuum
power supply
ion pump
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19854092A
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English (en)
Inventor
Mikiaki Kai
幹朗 甲斐
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超高真空領域においても真空度をモニタでき
るようにする。 【構成】 電源切り換え回路16は、イオン電流Ii
検出し、閾値Ii0より大きい場合には切り換え信号SA
をハイレベルにする。これによりスイッチR1 〜R4
閉路され、商用電圧を用いた第1直流高電圧発生回路1
1で発生された直流高電圧がイオンポンプ7に供給さ
れ、真空容器内の排気が行われる。また、イオン電流I
i が閾値Ii0以下になると電源切り換え回路16は切り
換え信号SB をハイレベルにする。これによりスイッチ
5 〜R8 が閉路されるので、高周波励振を用いた第2
直流高電圧発生回路12で発生された直流高電圧がイオ
ンポンプ7に供給され、真空容器内の排気が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタイオンポンプ
の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子顕微鏡等において高真空を達成する
ための排気装置としてはスパッタイオンポンプ(以下、
イオンポンプと称す)が知られている。このイオンポン
プは構造上振動することがなく、しかもいわゆるドライ
な真空を作り出すことができるため、特にFEG(電界
放出型電子銃)等を採用した超高真空を必要とする真空
装置においては広く使用されている。
【0003】そして、イオンポンプを動作させるための
電源装置としては、数kVの直流高電圧を発生できるこ
とが要求され、更に低真空領域時に動作させる場合には
1kVA程度の高い電力が要求されるために、商用電源
(電圧:100 〜 200V;周波数:50〜60Hz)を用いた
直流高電圧発生回路が用いられるのが一般的である。
【0004】図2はその構成例を示す図であり、図中、
1は電源装置、2は絶縁昇圧トランス、3は整流回路、
4はイオン電流検出回路、5はメータ、6は商用電源、
7はイオンポンプ、Ii はイオン電流を示す。
【0005】図2において、商用電源6からの商用電圧
は絶縁昇圧トランス2で昇圧され、更に整流回路3で整
流される。これによってイオンポンプ用の電源として必
要な数kVの直流高電圧が発生され、イオンポンプ7に
供給される。
【0006】イオン電流検出回路4及びメータ5は、真
空容器(図示せず)内の真空度をモニタするために設け
られているものである。即ち、イオンポンプ7からのイ
オン電流Ii は真空度に対応しているものであり、従っ
て、イオン電流検出回路4でイオン電流Ii を検出し、
その値をメータ5に表示することによって、真空容器内
の真空度をモニタすることができるのである。なお、メ
ータ5は電流計等で構成することができる。そして、そ
の目盛り表示はイオン電流値をそのまま表示するもので
あってもよいが、イオン電流値を真空度に換算した値で
表示できるものであればより好ましい。
【0007】ここで、真空度をモニタするためにイオン
電流検出回路4、メータ5を用いるのは次のような理由
による。即ち、上述したようにイオンポンプは高真空あ
るいは超高真空を達成するために用いられるのであり、
このような高真空の領域あるいは超高真空の領域で真空
度をモニタするものとしてBAゲージやヌードゲージ等
の真空ゲージが知られているものの、これらの真空ゲー
ジはいずれも発熱源を備えるものであり、この発熱源か
らガスが発生して真空度を悪化させてしまう可能性があ
るのに対して、図2に示すような方式によればいわゆる
ドライな状態で真空度をモニタすることができるからで
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電源装置においては直流高電圧に大きなノイズが含まれ
ており、超高真空時にはイオン電流がこのノイズよりも
小さくなるために真空度がモニタできなくなるという問
題があった。即ち、従来の電源装置は商用電圧を用いた
直流高電圧発生回路を使用しているがためにリップルを
はじめとするノイズが大きなものとなる。これに対して
イオン電流は真空度が良好になるに従って小さくなるも
のであり、超高真空時には上記ノイズよりも小さくなっ
てイオン電流がノイズに埋もれてしまい真空度をモニタ
できなくなる事態が生じてしまうのである。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、超高真空まで真空度をモニタすることができるス
パッタイオンポンプの電源装置を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のスパッタイオンポンプの電源装置は、商
用電圧を用いた第1の直流高電圧発生手段と、高周波励
振を用いた第2の直流高電圧発生手段と、スパッタイオ
ンポンプからのイオン電流に基づいて前記第1の直流高
電圧発生手段からの直流高電圧または前記第2の直流高
電圧発生手段からの直流高電圧を前記スパッタイオンポ
ンプに選択的に供給する電源切り換え手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】第1の直流高電圧発生手段は商
用電圧を用いたものであるので、ノイズは大きいが高電
力を供給することができる。また、第2の直流高電圧発
生手段は高周波励振を用いたものであるので供給できる
電力は小さいが出力に含まれるノイズは非常に小さいも
のである。そして、電源切り換え手段は、スパッタイオ
ンポンプからのイオン電流を検出し、その値に基づいて
前記第1の直流高電圧発生手段からの直流高電圧または
前記第2の直流高電圧発生手段からの直流高電圧を前記
スパッタイオンポンプに選択的に供給する。例えば、イ
オン電流が所定の値より大きい場合、即ち真空度が所定
の真空度より悪化している場合には第1の直流高電圧発
生手段からの直流高電圧をスパッタイオンポンプに供給
し、イオン電流が所定の値以下、即ち真空度が所定の真
空度より良好な場合には第2の直流高電圧発生手段から
の直流高電圧をスパッタイオンポンプに供給する。従っ
て、超高真空時にもイオン電流を用いて真空度をモニタ
することが可能となるばかりでなく、超高真空の状態を
安定的に維持することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係るスパッタイオンポンプの電源装置の
一実施例の構成を示す図であり、図中、10は電源装
置、11は第1直流高電圧発生回路、12は第2直流高
電圧発生回路、16は電源切り換え回路、R1 〜R8
スイッチ、SA ,SB は切り換え信号を示す。なお、図
1において図2と同じ構成要素に対しては同一の符号を
付す。
【0013】第1直流高電圧発生回路11は、図2に示
す構成と同じであり、商用電源6からの商用電圧を絶縁
昇圧トランス2で昇圧し、更に整流回路3で整流して数
kVの直流高電圧を発生するものである。従って、整流
回路3の出力である直流高電圧に含まれるノイズは大き
なものとなるが、低真空時に要求される高電力に対応で
きるものである。
【0014】これに対して、第2直流高電圧発生回路1
2は高周波励振を用いて数kVの直流高電圧を発生する
ものであり、例えば高周波励振部13、絶縁昇圧トラン
ス14、コッククロフト−ウォルトン回路(以下、CW
Cと称す)15で構成することができる。従ってこの第
2直流高電圧発生回路12は高電力には対応できないが
出力中に含まれるノイズは非常に小さなものである。な
お、CWCは対称型でもよく、バランス型でもよいもの
である。
【0015】電源切り換え回路16は、イオンポンプ7
からのイオン電流Ii を検出して真空度をメータ5に表
示すると共に、イオン電流Ii の値に基づいて切り換え
信号SA ,SB を出力する。この切り換え信号SA ,S
B は、動作中は常に一方がハイレベル、他方はローレベ
ルとなる信号である。なお、ここではイオン電流Ii
所定の閾値Ii0より大きい場合には切り換え信号SA
ハイレベルで切り換え信号SB はローレベルとなり、イ
オン電流Ii が閾値Ii0以下の場合には切り換え信号S
A がローレベルで切り換え信号SB がハイレベルとなる
ものとする。
【0016】スイッチR1 〜R8 はリレー等で構成され
る。スイッチR1 〜R4 には切り換え信号SA が供給さ
れ、スイッチR5 〜R8 には切り換え信号SB が供給さ
れる。そして、例えばスイッチR1 〜R4 は切り換え信
号SA がハイレベルの場合には閉路し、ローレベルの場
合には開路する。同様にスイッチR5 〜R8 は切り換え
信号SB がハイレベルの場合には閉路し、ローレベルの
場合には開路する。
【0017】次に図1に示す構成における電源切り換え
の動作について説明する。電源切り換え回路16は、イ
オンポンプ7からのイオン電流Ii を検出し、閾値Ii0
より大きい場合には切り換え信号SA をハイレベル、切
り換え信号SB をローレベルとする。従って、この場合
にはスイッチR1 〜R4 は閉路され、スイッチR5 〜R
8 は開路されるので、第1直流高電圧発生回路11で発
生された直流高電圧がイオンポンプ7に供給され、真空
容器内の排気が行われる。
【0018】そして、真空容器内の真空度が向上し、イ
オン電流Ii が閾値Ii0以下になると電源切り換え回路
16は切り換え信号SA をローレベル、切り換え信号S
B をハイレベルとする。これによってスイッチR1 〜R
4 は開路され、スイッチR5〜R8 は閉路されるので、
第2直流高電圧発生回路12で発生された直流高電圧が
イオンポンプ7に供給され、真空容器内の排気が行われ
る。上述したように第2直流高電圧発生回路12で発生
された直流高電圧に含まれるノイズは非常に小さいの
で、超高真空時にもイオン電流がノイズに埋もれること
はなく、真空度を良好にモニタすることができる。
【0019】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、CWC15を自動制御す
ることによって第2直流高電圧発生回路をより安定化さ
せることができ、これによって超高真空時の低イオン電
流測定に適するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 従来のイオンポンプの電源装置の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
10…電源装置、11…第1直流高電圧発生回路、12
…第2直流高電圧発生回路、16…電源切り換え回路、
1 〜R8 …スイッチ、SA ,SB …切り換え信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電圧を用いた第1の直流高電圧発生
    手段と、高周波励振を用いた第2の直流高電圧発生手段
    と、スパッタイオンポンプからのイオン電流に基づいて
    前記第1の直流高電圧発生手段からの直流高電圧または
    前記第2の直流高電圧発生手段からの直流高電圧を前記
    スパッタイオンポンプに選択的に供給する電源切り換え
    手段とを備えることを特徴とするスパッタイオンポンプ
    の電源装置。
JP19854092A 1992-07-24 1992-07-24 スパッタイオンポンプの電源装置 Withdrawn JPH0644943A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016178283A1 (ja) * 2015-05-01 2016-11-10 株式会社日立ハイテクノロジーズ イオンポンプを備えた荷電粒子線装置

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Effective date: 19991005