JPH054800B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054800B2 JPH054800B2 JP63067706A JP6770688A JPH054800B2 JP H054800 B2 JPH054800 B2 JP H054800B2 JP 63067706 A JP63067706 A JP 63067706A JP 6770688 A JP6770688 A JP 6770688A JP H054800 B2 JPH054800 B2 JP H054800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- ray tube
- power
- drive device
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- X-Ray Techniques (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はX線診断装置等に装備されるX線管
(回転陽極X線管)の陽極を回転するための駆動
装置に関し、特に不要な発熱を抑制することがで
きるようにしたX線管の陽極回転駆動装置に関す
る。
(回転陽極X線管)の陽極を回転するための駆動
装置に関し、特に不要な発熱を抑制することがで
きるようにしたX線管の陽極回転駆動装置に関す
る。
(従来の技術)
回転陽極X線管(以下単に「X線管」と言う。)
は、陽極を回転させ、陽極に発生する熱を分散さ
せることにより多量のX線を得ることができるも
のである。
は、陽極を回転させ、陽極に発生する熱を分散さ
せることにより多量のX線を得ることができるも
のである。
具体的には、X線管の真空中にある陽極に、一
般的なモータでいうところの回転子を取付け、真
空壁の外側に二つのコイルを巻いて固定子とし、
この二つのコイルに位相の異る電流を供給して回
転磁界を発生させて、回転子と一体となつた陽極
を回転させている。
般的なモータでいうところの回転子を取付け、真
空壁の外側に二つのコイルを巻いて固定子とし、
この二つのコイルに位相の異る電流を供給して回
転磁界を発生させて、回転子と一体となつた陽極
を回転させている。
このコイルに電流を供給するものがX線管の陽
極回転駆動装置であり、一般にX線管のスタータ
とよばれている。
極回転駆動装置であり、一般にX線管のスタータ
とよばれている。
このように、この回転駆動装置は、原理的には
一般的な誘導モータの電源と同じであるが、前述
したように、真空中の回転子を回転させる為に効
果が悪いこと、そしてX線を発生する時にのみ回
転していればよいのであるが、0.5〜3秒程度の
極く短時間のうちに1分間に1万回転程の高速に
まで回転を立上げる必要から大電力をX線管のコ
イルに供給するものである。
一般的な誘導モータの電源と同じであるが、前述
したように、真空中の回転子を回転させる為に効
果が悪いこと、そしてX線を発生する時にのみ回
転していればよいのであるが、0.5〜3秒程度の
極く短時間のうちに1分間に1万回転程の高速に
まで回転を立上げる必要から大電力をX線管のコ
イルに供給するものである。
一方、X線の非発生時には陽極の高速回転によ
る機械的摩耗を防止する為に低速回転ないしは静
止させるためにブレーキ用電力も供給する。この
ため、X線管の温度上昇により、X線管の連続使
用が制約されたり、X線管の寿命にも影響するも
のであり、この熱発生はX線管本来のX線発生に
よる熱発生と同程度にもなる程大きなものであ
る。
る機械的摩耗を防止する為に低速回転ないしは静
止させるためにブレーキ用電力も供給する。この
ため、X線管の温度上昇により、X線管の連続使
用が制約されたり、X線管の寿命にも影響するも
のであり、この熱発生はX線管本来のX線発生に
よる熱発生と同程度にもなる程大きなものであ
る。
ところで、この陽極を回転させるのに必要な電
力は、静止状態から立上げるのと少しでも回転し
ている状態から立上げるのとでは大きく異るもの
である。また個々のX線管によつても異るばかり
ではなく、同じX線管においても経時的に変化す
るものである。
力は、静止状態から立上げるのと少しでも回転し
ている状態から立上げるのとでは大きく異るもの
である。また個々のX線管によつても異るばかり
ではなく、同じX線管においても経時的に変化す
るものである。
そこで従来は、静止状態からしかも正常な総べ
てのX線管の陽極が回転するだけの大きな電力を
供給していたので、たいていの場合必要以上の電
力を供給することになり、少しでも回転している
場合には相当余分な電力の供給となり熱発生は前
記の様に大きなものとなるという問題点があつ
た。
てのX線管の陽極が回転するだけの大きな電力を
供給していたので、たいていの場合必要以上の電
力を供給することになり、少しでも回転している
場合には相当余分な電力の供給となり熱発生は前
記の様に大きなものとなるという問題点があつ
た。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来の技術においては、必要以上に
電力を固定子コイルに供給していることになり、
熱発生の問題があつた。
電力を固定子コイルに供給していることになり、
熱発生の問題があつた。
そこで本発明の目的は、不要な電力を供給せず
して不要な熱の発生を極力防止するようにしたX
線管の陽極回転駆動装置を提供することにある。
して不要な熱の発生を極力防止するようにしたX
線管の陽極回転駆動装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成する
ために次のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明は、X線管の陽極を回転駆動す
るべくその固定子コイル及び進相コンデンサに交
流電力を供給するX線管の陽極回転駆動装置にお
いて、前記固定子コイル及び進相コンデンサが直
列共振の状態を検知し該検知により前記交流電力
の供給を停止又は低減する手段を設けたことを特
徴とする。
ために次のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明は、X線管の陽極を回転駆動す
るべくその固定子コイル及び進相コンデンサに交
流電力を供給するX線管の陽極回転駆動装置にお
いて、前記固定子コイル及び進相コンデンサが直
列共振の状態を検知し該検知により前記交流電力
の供給を停止又は低減する手段を設けたことを特
徴とする。
(作用)
このような構成によれば、固定子コイル及び進
相コンデンサが直列共振の状態では、陽極の回転
が上限に達したことを間接的に示しているので、
直列共振の状態検知により交流電力の供給を停止
又は低減することにより、固定子コイルには必要
以上に電力は供給されず、よつて、不要な熱も発
生しない。
相コンデンサが直列共振の状態では、陽極の回転
が上限に達したことを間接的に示しているので、
直列共振の状態検知により交流電力の供給を停止
又は低減することにより、固定子コイルには必要
以上に電力は供給されず、よつて、不要な熱も発
生しない。
(実施例)
以下本発明にかかるX線管の陽極回転駆動装置
を第1図を参照して説明する。第1図において、
1は任意の周波数の交流出力をX線管2に供給す
るインバータ回路、3と4はX線管の陽極を回転
させる回転磁界を発生させる固定子の二つのコイ
ル、5はコイル4に出力を分相させて供給する為
の進相コンデンサ、6はその分相された出力の電
流を検出する電流検出器、7は電流検出器から送
られてくる信号を測定し、インバータ回路1の出
力を停止さる信号を出力する制御回路である。
を第1図を参照して説明する。第1図において、
1は任意の周波数の交流出力をX線管2に供給す
るインバータ回路、3と4はX線管の陽極を回転
させる回転磁界を発生させる固定子の二つのコイ
ル、5はコイル4に出力を分相させて供給する為
の進相コンデンサ、6はその分相された出力の電
流を検出する電流検出器、7は電流検出器から送
られてくる信号を測定し、インバータ回路1の出
力を停止さる信号を出力する制御回路である。
以上の構成にあつて、第2図を参照して電流検
出器6の波形を示し、その動作を説明する。
出器6の波形を示し、その動作を説明する。
第2図aは、X線管2の陽極が制止状態から回
転を立上げる場合である。インバータ回路1の出
力は一定であるが、陽極が回転を上げていくにつ
れてコイル4の等価的インピーダンスが変化す
る。そうすると、進相コンデンサ5とコイル4は
直列共振状態になり、分相回路のインピーダンス
は低下して、分相の電流はaからb1へと上昇して
いく。そして回転が上限に達すると電流上昇も停
止し、従来の場合だとb1からcへと推移して、規
定の時間が経過したcでインバータ回路1は出力
を停止又は低減していた。
転を立上げる場合である。インバータ回路1の出
力は一定であるが、陽極が回転を上げていくにつ
れてコイル4の等価的インピーダンスが変化す
る。そうすると、進相コンデンサ5とコイル4は
直列共振状態になり、分相回路のインピーダンス
は低下して、分相の電流はaからb1へと上昇して
いく。そして回転が上限に達すると電流上昇も停
止し、従来の場合だとb1からcへと推移して、規
定の時間が経過したcでインバータ回路1は出力
を停止又は低減していた。
このように、この分相出力の電流を観測するこ
とにより、陽極の回転が上限に達したことを間接
的に知ることができる。
とにより、陽極の回転が上限に達したことを間接
的に知ることができる。
これが出来なかつた従来は、b1からcにかけ
て、前述した様に余分な電力を供給していたので
ある。しかるに、制御回路7は電流検出器6の出
力を検波してa→b1の包絡線の信号を得て、任意
の設定値と比較するか、変化のなくなつた点を検
出するか、あるいはこの両者により、b1点を検出
し、インバータ1の出力を停止又は低減させるの
である。
て、前述した様に余分な電力を供給していたので
ある。しかるに、制御回路7は電流検出器6の出
力を検波してa→b1の包絡線の信号を得て、任意
の設定値と比較するか、変化のなくなつた点を検
出するか、あるいはこの両者により、b1点を検出
し、インバータ1の出力を停止又は低減させるの
である。
この任意の設定値は、予め決めておくか、一度
c点の値を検出してから自動的に決めればよい。
なお、温度などによつて経時的に電流が変化して
いく場合には、出力が中断されずに規定された時
間のc点で電流値を検出して、この値を新設定値
に自動的に更新すればより確実となる。
c点の値を検出してから自動的に決めればよい。
なお、温度などによつて経時的に電流が変化して
いく場合には、出力が中断されずに規定された時
間のc点で電流値を検出して、この値を新設定値
に自動的に更新すればより確実となる。
この制御回路7は、一実施例を述べるならば、
全波整流回路とA/DコンバータとCPUとで構
成され、CPUはA/Dコンバータによつて逐時
分相回路電流を読み取ることによつて値を設定値
と比較したりその変化分を計算し、b1点を知るこ
とができる。
全波整流回路とA/DコンバータとCPUとで構
成され、CPUはA/Dコンバータによつて逐時
分相回路電流を読み取ることによつて値を設定値
と比較したりその変化分を計算し、b1点を知るこ
とができる。
第2図bは、X線管2の陽極が少しでも回転し
ている場合に回転を上限まで立上がらせた時のも
ので、本例によれば、b2からcまでの余分な出力
は停止させることができる。
ている場合に回転を上限まで立上がらせた時のも
ので、本例によれば、b2からcまでの余分な出力
は停止させることができる。
このような本実施例によると、X線管2の個々
のばらつきや、立上げる時にすでに多少なりとも
回転しているかどうかに関係なく回転が上限に達
したらインバータ回路1の出力を停止させること
ができるので、必要最小限の電力で陽極回転を制
御することができるのである。
のばらつきや、立上げる時にすでに多少なりとも
回転しているかどうかに関係なく回転が上限に達
したらインバータ回路1の出力を停止させること
ができるので、必要最小限の電力で陽極回転を制
御することができるのである。
また、長時間X線を発生させる時は、従来は回
転立上げ時に比較したら小さな電力を持続的に供
給していたのであるが、これも長時間になると、
立上げ時と同程度の熱損失をX線管に与えてい
た。本実施例によれば、この時も持続的に電力を
供給する必要はなく、断続的に陽極の回転が上限
に達するだけを電力を補給するという制御が可能
である。
転立上げ時に比較したら小さな電力を持続的に供
給していたのであるが、これも長時間になると、
立上げ時と同程度の熱損失をX線管に与えてい
た。本実施例によれば、この時も持続的に電力を
供給する必要はなく、断続的に陽極の回転が上限
に達するだけを電力を補給するという制御が可能
である。
以上のように、本実施例によれば、X線管の発
熱を小さくすることがてき、X線管の発熱による
使用制限を少くしてX線診断の効率を高めること
ができる上に、X線管の寿命も延ばすことができ
るという利点がある。
熱を小さくすることがてき、X線管の発熱による
使用制限を少くしてX線診断の効率を高めること
ができる上に、X線管の寿命も延ばすことができ
るという利点がある。
本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、陽極の回転が上限に達したことを検出する手
段としては、直列共振の状態を検出すればよいの
であつて、分相回路の電流ばかりでなく、進相コ
ンデンサの両端の電圧やコイル4の電圧を検出し
ても同様の結果が得られるものである。
く、陽極の回転が上限に達したことを検出する手
段としては、直列共振の状態を検出すればよいの
であつて、分相回路の電流ばかりでなく、進相コ
ンデンサの両端の電圧やコイル4の電圧を検出し
ても同様の結果が得られるものである。
本発明は以上の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できるものである。
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できるものである。
[発明の効果]
以上のように本発明では、固定子コイル及び進
相コンデンサが直列共振の状態を検知し該検知に
より交流電力の供給を停止又は低減する手段を設
けたことにより、固定子コイル及び進相コンデン
サが直列共振の状態では、陽極の回転が上限に達
したことを間接的に示しているので、直列共振の
状態検知により交流電力の供給を停止又は低減す
ることにより、固定子コイルには必要以上に電力
は供給されず、よつて、不要な熱も発生しないも
のとなる。
相コンデンサが直列共振の状態を検知し該検知に
より交流電力の供給を停止又は低減する手段を設
けたことにより、固定子コイル及び進相コンデン
サが直列共振の状態では、陽極の回転が上限に達
したことを間接的に示しているので、直列共振の
状態検知により交流電力の供給を停止又は低減す
ることにより、固定子コイルには必要以上に電力
は供給されず、よつて、不要な熱も発生しないも
のとなる。
よつて、本発明によれば、不要な電力を供給せ
ずして不要な熱の発生を極力防止するようにした
X線管の陽極回転駆動装置を提供できる。
ずして不要な熱の発生を極力防止するようにした
X線管の陽極回転駆動装置を提供できる。
第1図は本発明にかかるX線管の陽極回転駆動
装置の一実施例の構成を示す回路図、第2図は同
実施例の動作を示す波形図である。 1……インバータ回路、2……X線管、3,4
……固定子コイル、5……進相コンデンサ、6…
…電流検出器、7……制御回路。
装置の一実施例の構成を示す回路図、第2図は同
実施例の動作を示す波形図である。 1……インバータ回路、2……X線管、3,4
……固定子コイル、5……進相コンデンサ、6…
…電流検出器、7……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 X線管の陽極を回転駆動すべくその固定子コ
イル及び進相コンデンサに交流電力を供給するX
線管の陽極回転駆動装置において、 前記進相コンデンサに流れる電流を測定する手
段と、 この手段による測定値から前記固定子コイルと
進相コンデンサとの直列共振の状態を検知する手
段と、 この手段により検知された前記直列共振の状態
をに応じて前記交流電力の供給を低減する手段
と、を備えたことを特徴とするX線管の陽極回転
駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63067706A JPH01241797A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | X線管の陽極回転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63067706A JPH01241797A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | X線管の陽極回転駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01241797A JPH01241797A (ja) | 1989-09-26 |
| JPH054800B2 true JPH054800B2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=13352672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63067706A Granted JPH01241797A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | X線管の陽極回転駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01241797A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6673149B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2020-03-25 | 株式会社島津製作所 | 回転陽極型x線管装置とその回転陽極駆動装置 |
| US11147151B2 (en) | 2019-05-07 | 2021-10-12 | Shimadzu Corporation | Rotary anode type X-ray tube apparatus comprising rotary anode driving device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820499U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | 株式会社島津製作所 | 回転陽極x線管の回転検出回路 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP63067706A patent/JPH01241797A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01241797A (ja) | 1989-09-26 |
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