JPH0645088Y2 - 精密送りねじ装置用ナット - Google Patents
精密送りねじ装置用ナットInfo
- Publication number
- JPH0645088Y2 JPH0645088Y2 JP1988132850U JP13285088U JPH0645088Y2 JP H0645088 Y2 JPH0645088 Y2 JP H0645088Y2 JP 1988132850 U JP1988132850 U JP 1988132850U JP 13285088 U JP13285088 U JP 13285088U JP H0645088 Y2 JPH0645088 Y2 JP H0645088Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- screw
- displacement
- screw shaft
- nut body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/2003—Screw mechanisms with arrangements for taking up backlash
- F16H25/2009—Screw mechanisms with arrangements for taking up backlash with radial preloading
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、精密工作機械、半導体製造装置、ディスク
原盤製造装置等の被移動部材、例えばテーブル、精密刃
物台、レーザーカッタ等を移動させる為の精密送りねじ
装置を構成するナットに関する。
原盤製造装置等の被移動部材、例えばテーブル、精密刃
物台、レーザーカッタ等を移動させる為の精密送りねじ
装置を構成するナットに関する。
(従来の技術) LSI等を製造する場合に使用する印刷原版を造ったり、
或はAV用等の各種ディスク(CD、LVD等)の原盤を製作
する場合、孔や溝を加工する為のレーザーカッタ等の工
具を、μm以下の、超精密な精度で移動させる必要があ
る。
或はAV用等の各種ディスク(CD、LVD等)の原盤を製作
する場合、孔や溝を加工する為のレーザーカッタ等の工
具を、μm以下の、超精密な精度で移動させる必要があ
る。
この様な工具を移動させる為の機構として、外周面に第
一の螺旋溝を形成したねじ軸に、内周面に第二の螺旋溝
部を形成したナットを螺合させ、ねじ軸とナットとの相
対的螺旋運動を利用して、ねじ軸の捻り方向の回転をナ
ットの軸方向の動きに変換し、前記工具を移動させる、
所謂送りねじ機構が広く使用されている。
一の螺旋溝を形成したねじ軸に、内周面に第二の螺旋溝
部を形成したナットを螺合させ、ねじ軸とナットとの相
対的螺旋運動を利用して、ねじ軸の捻り方向の回転をナ
ットの軸方向の動きに変換し、前記工具を移動させる、
所謂送りねじ機構が広く使用されている。
しかしながら従来の送りねじ機構は、通常の場合、一体
構造のナットにねじ軸を螺合させるものである。従っ
て、ねじ軸の外周面に形成した第一の螺旋溝と、ナット
の内周面に形成した第二の螺旋溝部とが滑り接触により
螺旋運動する場合に、両部材間には僅かではあるが隙間
が存在し、バックラッシュを生ずる事が避けられない。
この為、そのままではμm以下の位置決め精度を得る事
は困難である。
構造のナットにねじ軸を螺合させるものである。従っ
て、ねじ軸の外周面に形成した第一の螺旋溝と、ナット
の内周面に形成した第二の螺旋溝部とが滑り接触により
螺旋運動する場合に、両部材間には僅かではあるが隙間
が存在し、バックラッシュを生ずる事が避けられない。
この為、そのままではμm以下の位置決め精度を得る事
は困難である。
この様なバックラッシュを除く手段として従来から、第
16〜18図に示す様な構造が知られている。
16〜18図に示す様な構造が知られている。
第16図に示した第1例の構造は、ねじ軸1と螺合するナ
ット2に、ねじ軸1と直交するすり割り3を設けて、僅
かな接続部を介して互いに接続された1対の半部2a、2b
を形成している。そして、一方の半部2aに設けたねじ孔
にボルト4を螺合させている。そして、このボルト4を
前記ねじ孔にねじ込む事により、このボルト4の先端部
を他方の半部2bに当接させ、この他方の半部2bを押圧し
て、前記ナット2の半部2a、2b同士の間のすり割り3を
ねじ軸1の軸方向(第16図の左右方向)に広げている。
この為、ナット2の一方の半部2aがねじ軸1のねじ山の
右フランク面を、他方の半部2bが左フランク面を、それ
ぞれ押圧する。この様に各半部2a、2bで互いに逆側のフ
ランク面を押圧する事で、ねじ軸1とナット2との間の
バックラッシュが防止される。
ット2に、ねじ軸1と直交するすり割り3を設けて、僅
かな接続部を介して互いに接続された1対の半部2a、2b
を形成している。そして、一方の半部2aに設けたねじ孔
にボルト4を螺合させている。そして、このボルト4を
前記ねじ孔にねじ込む事により、このボルト4の先端部
を他方の半部2bに当接させ、この他方の半部2bを押圧し
て、前記ナット2の半部2a、2b同士の間のすり割り3を
ねじ軸1の軸方向(第16図の左右方向)に広げている。
この為、ナット2の一方の半部2aがねじ軸1のねじ山の
右フランク面を、他方の半部2bが左フランク面を、それ
ぞれ押圧する。この様に各半部2a、2bで互いに逆側のフ
ランク面を押圧する事で、ねじ軸1とナット2との間の
バックラッシュが防止される。
又、第17図に示した第2例の構造では、ナット5に軸方
向(第17図の左右方向)のすり割りを設ける事で、この
ナット5をC字形とし、そのすり割り部を狭める様にボ
ルト6により締付けている。即ち、このボルト6の締付
けによりナット5の径を小さくし、ねじ軸1のねじ山に
ナット5のねじ山を押し付けて、バックラッシュを防止
している。
向(第17図の左右方向)のすり割りを設ける事で、この
ナット5をC字形とし、そのすり割り部を狭める様にボ
ルト6により締付けている。即ち、このボルト6の締付
けによりナット5の径を小さくし、ねじ軸1のねじ山に
ナット5のねじ山を押し付けて、バックラッシュを防止
している。
更に、実公昭60−30512号公報には、第18図に示した第
3例の構造の様に、軸方向(第18図の左右方向)に亙る
複数のすり割り25を有するナット本体26の内径を、この
ナット本体26の外周面に装着されたコイルばね状のワイ
ヤ27により縮める構造が記載されている。この第3例の
構造の場合には、ねじ軸1のねじ山にナット本体26の内
周面に形成したねじ山を押圧して、これらナット本体26
とねじ軸1との間のバックラッシュを除く。
3例の構造の様に、軸方向(第18図の左右方向)に亙る
複数のすり割り25を有するナット本体26の内径を、この
ナット本体26の外周面に装着されたコイルばね状のワイ
ヤ27により縮める構造が記載されている。この第3例の
構造の場合には、ねじ軸1のねじ山にナット本体26の内
周面に形成したねじ山を押圧して、これらナット本体26
とねじ軸1との間のバックラッシュを除く。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述の様に構成される従来の送りねじ装
置の場合、次に述べる様な不都合を生じる。
置の場合、次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、第16〜17図に示した何れの構造の場合も、ねじ軸
1とナット2、5とのバックラッシュを確実になくすべ
くボルトをしっかり締め付けると、作動が重くなり、作
動が円滑な状態にするとバックラッシュが生じがちとな
る。この為、ボルト4、6の締め付けの調節が非常に難
しい。
1とナット2、5とのバックラッシュを確実になくすべ
くボルトをしっかり締め付けると、作動が重くなり、作
動が円滑な状態にするとバックラッシュが生じがちとな
る。この為、ボルト4、6の締め付けの調節が非常に難
しい。
又、これら従来の構造では、ねじ山の変形や熱膨張の影
響等により各部の寸法が微妙にずれた場合に、所望の性
能を得る事が難しい。従って、長期間に亙ってナット
2、5を安定したトルクで移動させる事やナット2、5
の移動を精度良く行なう事が困難である。
響等により各部の寸法が微妙にずれた場合に、所望の性
能を得る事が難しい。従って、長期間に亙ってナット
2、5を安定したトルクで移動させる事やナット2、5
の移動を精度良く行なう事が困難である。
又、第16図に示した構造の場合、ナット2の内周面に形
成した雌ねじ(第二の螺旋溝部)とねじ軸1の外周面に
形成した雄ねじ(第一の螺旋溝)との間に、円周方向に
亙って不均一なスラスト荷重が加わり、雌ねじや雄ねじ
に偏摩耗が生じ易い。
成した雌ねじ(第二の螺旋溝部)とねじ軸1の外周面に
形成した雄ねじ(第一の螺旋溝)との間に、円周方向に
亙って不均一なスラスト荷重が加わり、雌ねじや雄ねじ
に偏摩耗が生じ易い。
更に、第18図に示した構造の場合、ナット本体26の摩耗
があれば再調整をする必要があり、しかも調整が段階的
にしかできない為、精密な送りねじ装置には適当でな
い。
があれば再調整をする必要があり、しかも調整が段階的
にしかできない為、精密な送りねじ装置には適当でな
い。
本考案の精密送りねじ装置用ナットは、上述の様な不都
合を解消し、極めて精密な送りねじ装置を提供する事を
目的としている。
合を解消し、極めて精密な送りねじ装置を提供する事を
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の精密送りねじ装置用ナットは、ねじ軸の外周面
に設けられた第一の螺旋溝と螺合する第二の螺旋溝部を
内周面に有し、前記ねじ軸との相対回転に基づいてこの
ねじ軸の軸方向に相対変位する。
に設けられた第一の螺旋溝と螺合する第二の螺旋溝部を
内周面に有し、前記ねじ軸との相対回転に基づいてこの
ねじ軸の軸方向に相対変位する。
特に、本考案の精密送りねじ装置用ナットは、前記ねじ
軸を囲む環状のナット本体と、このナット本体の内周側
に設けられた少なくとも1個の変位部と、この変位部の
内周面側に設けられて、前記第二の螺旋溝部を構成する
雌ねじ山部と、前記変位部を前記ナット本体に対し弾性
的に結合支持する板ばね部とを備えている。
軸を囲む環状のナット本体と、このナット本体の内周側
に設けられた少なくとも1個の変位部と、この変位部の
内周面側に設けられて、前記第二の螺旋溝部を構成する
雌ねじ山部と、前記変位部を前記ナット本体に対し弾性
的に結合支持する板ばね部とを備えている。
この板ばね部は、前記ナット本体の中心を通り当該板ば
ね部により前記ナット本体に結合支持された変位部を円
周方向に二等分する直線に対して直交し、且つ前記ねじ
軸に対して平行な平面上に設けられた薄板状である。そ
して、前記板ばね部の自由状態に於いて前記雌ねじ山部
を含む第二の螺旋溝部のピッチ円の直径は、前記第一の
螺旋溝のピッチ円の直径よりも少し小さい。
ね部により前記ナット本体に結合支持された変位部を円
周方向に二等分する直線に対して直交し、且つ前記ねじ
軸に対して平行な平面上に設けられた薄板状である。そ
して、前記板ばね部の自由状態に於いて前記雌ねじ山部
を含む第二の螺旋溝部のピッチ円の直径は、前記第一の
螺旋溝のピッチ円の直径よりも少し小さい。
(作用) 本考案の精密送りねじ装置用ナットは、ねじ軸に螺合す
るナットの雌ねじ(第二の螺旋溝部)が複数の部分に分
割され、この複数に分割された部分の少なくとも1つが
変位部とされて、この変位部が板ばね部を介してナット
本体に一体に連結されているので、構造上精度の狂いが
生じにくい。
るナットの雌ねじ(第二の螺旋溝部)が複数の部分に分
割され、この複数に分割された部分の少なくとも1つが
変位部とされて、この変位部が板ばね部を介してナット
本体に一体に連結されているので、構造上精度の狂いが
生じにくい。
又、板ばね部の弾性変形により変位部は、第二の螺旋溝
部の半径方向に微小変位可能とされ、ねじ面に板ばね部
による所定の予圧が付与される為、板ばね部はばね定数
を小さく設計する事が可能となる。従って、熱膨張や加
工寸法の僅かの誤差に対し十分な許容性を有する事にな
って、若干の摩耗があった場合でも、機能を損なう事が
ない。
部の半径方向に微小変位可能とされ、ねじ面に板ばね部
による所定の予圧が付与される為、板ばね部はばね定数
を小さく設計する事が可能となる。従って、熱膨張や加
工寸法の僅かの誤差に対し十分な許容性を有する事にな
って、若干の摩耗があった場合でも、機能を損なう事が
ない。
又、板ばね部はねじ軸の軸線と平行な平面上に設けられ
ているから、この軸線方向の力に対する剛性は大きい。
従って、ナットに加わる軸線方向の力及びトルクを、前
記変位部で有効に受けられる。
ているから、この軸線方向の力に対する剛性は大きい。
従って、ナットに加わる軸線方向の力及びトルクを、前
記変位部で有効に受けられる。
更に、雌ねじ山部が、円周方向に亙って互いに等間隔で
配置された複数の変位部に設けられているものにあって
は、上記作用に加えて、調心性により、ねじ軸とナット
とがせり、作動が阻害される事がない。即ち、送りねじ
装置として組立てられた場合、、ねじ軸を回転自在に支
持している軸受の精度やねじ軸の偏心の影響で、このね
じ軸に振れが生じる事があっても、各変位部が半径方向
に若干撓み得る事と、モーメント変位に対しても若干の
撓みを許容できる事とによる調心性により、上記作用を
得られる。
配置された複数の変位部に設けられているものにあって
は、上記作用に加えて、調心性により、ねじ軸とナット
とがせり、作動が阻害される事がない。即ち、送りねじ
装置として組立てられた場合、、ねじ軸を回転自在に支
持している軸受の精度やねじ軸の偏心の影響で、このね
じ軸に振れが生じる事があっても、各変位部が半径方向
に若干撓み得る事と、モーメント変位に対しても若干の
撓みを許容できる事とによる調心性により、上記作用を
得られる。
(実施例) 第1〜6図は本考案の第一実施例を示している。ナット
本体19は、ステンレス鋼等の弾性を有する金属材をワイ
ヤカット放電加工等により切削加工する事で、一体に形
成されている。このナット本体19は、第3〜4図に示す
様に、短円筒状に造られた外筒部7の内側3個所位置
に、それぞれ円弧状に形成された変位支持部8、8を設
けている。各変位支持部8、8は、板ばね部9、9を介
して、その両端を外筒部7の内周面に結合されている。
本体19は、ステンレス鋼等の弾性を有する金属材をワイ
ヤカット放電加工等により切削加工する事で、一体に形
成されている。このナット本体19は、第3〜4図に示す
様に、短円筒状に造られた外筒部7の内側3個所位置
に、それぞれ円弧状に形成された変位支持部8、8を設
けている。各変位支持部8、8は、板ばね部9、9を介
して、その両端を外筒部7の内周面に結合されている。
尚、これら各板ばね部9、9は、次のを満たす平面
上に設けられた薄板状である。
上に設けられた薄板状である。
前記ナット本体19の中心を通り、当該板ばね部9、9
により前記ナット本体19に結合支持された変位支持部
8、8を円周方向に二等分する直線に対して直交する。
により前記ナット本体19に結合支持された変位支持部
8、8を円周方向に二等分する直線に対して直交する。
ナットを螺合させるべきねじ軸1に対して平行であ
る。
る。
即ち、1個の変位支持部8の周方向両端に設けられ、こ
の変位支持部8を半径方向に亙る微小変位可能に支持す
る1対の板ばね部9、9は、互いに同一平面上に位置し
ている。且つ、両板ばね部9、9が存在する平面(第
2、4図の鎖線a参照)は、前記ねじ軸1の中心軸線に
対して平行である。更に、図示の実施例ではこの平面の
一部が、後述するねじ孔18にできるだけ近接する様にし
ている。
の変位支持部8を半径方向に亙る微小変位可能に支持す
る1対の板ばね部9、9は、互いに同一平面上に位置し
ている。且つ、両板ばね部9、9が存在する平面(第
2、4図の鎖線a参照)は、前記ねじ軸1の中心軸線に
対して平行である。更に、図示の実施例ではこの平面の
一部が、後述するねじ孔18にできるだけ近接する様にし
ている。
この様な板ばね部9、9により、それぞれの円周方向両
端部を支持された、各変位支持部8、8の外周面と外筒
部7の内周面との間には、それぞれ円弧状の隙間10、10
が形成されている。従って、前記各変位支持部8、8
は、ナット本体19の半径方向に亙って弾性的変位自在で
ある。
端部を支持された、各変位支持部8、8の外周面と外筒
部7の内周面との間には、それぞれ円弧状の隙間10、10
が形成されている。従って、前記各変位支持部8、8
は、ナット本体19の半径方向に亙って弾性的変位自在で
ある。
又、各変位支持部8、8には、それぞれ2個ずつのねじ
孔11、11を形成し、下述する雌ねじ素子(分割ナット
片)13、13取付用のボルト12、12(第1〜2図)を螺合
自在としている。
孔11、11を形成し、下述する雌ねじ素子(分割ナット
片)13、13取付用のボルト12、12(第1〜2図)を螺合
自在としている。
上述の様に、ナット本体19に対して弾性的に支持された
3個の変位支持部8、8には、第5〜6図に示す様な雌
ねじ素子13、13を、ボルト12、12により結合固定して変
位部24、24となしている。そして、各雌ねじ素子13、13
の内側に、外周面に第一の螺旋溝(雄ねじ)を形成し
た、ねじ軸1を螺合自在としている。
3個の変位支持部8、8には、第5〜6図に示す様な雌
ねじ素子13、13を、ボルト12、12により結合固定して変
位部24、24となしている。そして、各雌ねじ素子13、13
の内側に、外周面に第一の螺旋溝(雄ねじ)を形成し
た、ねじ軸1を螺合自在としている。
前記各雌ねじ素子13、13は、それぞれが三分の一円弧状
に形成された雌ねじ形成壁部14と、この雌ねじ形成壁部
14の端部に形成した外向フランジ部15とから成る。この
様な3個の雌ねじ素子13、13は、各外向フランジ部15、
15に穿設した円孔16、16に挿通したボルト12、12によ
り、前記変位支持部8、8に結合固定されている。
に形成された雌ねじ形成壁部14と、この雌ねじ形成壁部
14の端部に形成した外向フランジ部15とから成る。この
様な3個の雌ねじ素子13、13は、各外向フランジ部15、
15に穿設した円孔16、16に挿通したボルト12、12によ
り、前記変位支持部8、8に結合固定されている。
各変位支持部8、8に固定された、前記各雌ねじ素子1
3、13の雌ねじ形成壁部14、14の内周面は、断面が円弧
状である。そして、この内周面に、それぞれ第二の螺旋
溝部を構成する為の雌ねじ山部17、17を形成している。
この雌ねじ山部17、17は、3個の雌ねじ形成壁部14、14
を合わせて、内周面に第二の螺旋溝部を有する、1個の
ねじ孔18を構成する。
3、13の雌ねじ形成壁部14、14の内周面は、断面が円弧
状である。そして、この内周面に、それぞれ第二の螺旋
溝部を構成する為の雌ねじ山部17、17を形成している。
この雌ねじ山部17、17は、3個の雌ねじ形成壁部14、14
を合わせて、内周面に第二の螺旋溝部を有する、1個の
ねじ孔18を構成する。
尚、3個の雌ねじ形成壁部14、14にそれぞれ形成した、
ねじ孔18を構成する為の雌ねじ山部17、17の曲率は、前
記ねじ軸1の外周面に形成した雄ねじの曲率と同じにし
ている。これは、ねじ孔18とねじ軸1とを螺合させた場
合に、ねじ孔18の内周面とねじ軸1の外周面との間に隙
間が生じない様にする為である。但し、各雌ねじ素子1
3、13をナット本体19に結合固定した場合、各板ばね部
9、9の自由状態に於けるねじ孔18の内径(雌ねじのピ
ッチ円の直径)は、ねじ軸1の外径(雄ねじのピッチ円
の直径)よりも僅かに小さくなる様にしている。
ねじ孔18を構成する為の雌ねじ山部17、17の曲率は、前
記ねじ軸1の外周面に形成した雄ねじの曲率と同じにし
ている。これは、ねじ孔18とねじ軸1とを螺合させた場
合に、ねじ孔18の内周面とねじ軸1の外周面との間に隙
間が生じない様にする為である。但し、各雌ねじ素子1
3、13をナット本体19に結合固定した場合、各板ばね部
9、9の自由状態に於けるねじ孔18の内径(雌ねじのピ
ッチ円の直径)は、ねじ軸1の外径(雄ねじのピッチ円
の直径)よりも僅かに小さくなる様にしている。
上述の様に本考案の精密送りねじ装置用ナットであるナ
ット20は、1個のナット本体19に設けられた1個の外筒
部7に3個の変位支持部8、8を、それぞれ弾性的に支
持し、各変位支持部8、8にそれぞれ雌ねじ素子13、13
を結合固定して成る。そして、このナット20は、第1図
に示す様に、3個の雌ねじ素子13、13によって構成され
たねじ孔18と、ねじ軸1の外周面に形成された第一の螺
旋溝によって構成される雄ねじとを螺合させて、精密送
りねじ装置とする。この様に、ねじ孔18とねじ軸1とを
螺合させる際、各雌ねじ素子13、13を結合固定した変位
支持部8、8は、それぞれ板ばね部9、9の弾性変形に
基づき、半径方向外方に変位する。
ット20は、1個のナット本体19に設けられた1個の外筒
部7に3個の変位支持部8、8を、それぞれ弾性的に支
持し、各変位支持部8、8にそれぞれ雌ねじ素子13、13
を結合固定して成る。そして、このナット20は、第1図
に示す様に、3個の雌ねじ素子13、13によって構成され
たねじ孔18と、ねじ軸1の外周面に形成された第一の螺
旋溝によって構成される雄ねじとを螺合させて、精密送
りねじ装置とする。この様に、ねじ孔18とねじ軸1とを
螺合させる際、各雌ねじ素子13、13を結合固定した変位
支持部8、8は、それぞれ板ばね部9、9の弾性変形に
基づき、半径方向外方に変位する。
この状態で、ねじ軸1を捻り方向に回転させると、ナッ
ト20がねじ軸1の長さ方向(軸方向)に移動して、ナッ
ト20のナット本体19に結合された部材に支持された工具
等の移動を精度良く行なわせる事ができる。
ト20がねじ軸1の長さ方向(軸方向)に移動して、ナッ
ト20のナット本体19に結合された部材に支持された工具
等の移動を精度良く行なわせる事ができる。
特に、本考案の精密送りねじ装置用ナットの場合、前述
の様に、各変位支持部8、8の両端をそれぞれ弾性的に
支持した板ばね部9、9の自由状態時に於いて、各雌ね
じ素子13、13の雌ねじ形成壁部14、14内周面の雌ねじ山
部17、17が構成するねじ孔18の径を、ねじ軸1の外周面
に形成した雄ねじの径よりも僅かに小さくしている。こ
の為、ナット20をねじ軸1に螺合させた場合に、雌ねじ
素子13、13を固定した変位支持部8、8が、板ばね部
9、9を弾性変形させつつ、半径方向外方に変位し、ね
じ孔18とねじ軸1との螺合を許容する。
の様に、各変位支持部8、8の両端をそれぞれ弾性的に
支持した板ばね部9、9の自由状態時に於いて、各雌ね
じ素子13、13の雌ねじ形成壁部14、14内周面の雌ねじ山
部17、17が構成するねじ孔18の径を、ねじ軸1の外周面
に形成した雄ねじの径よりも僅かに小さくしている。こ
の為、ナット20をねじ軸1に螺合させた場合に、雌ねじ
素子13、13を固定した変位支持部8、8が、板ばね部
9、9を弾性変形させつつ、半径方向外方に変位し、ね
じ孔18とねじ軸1との螺合を許容する。
この状態に於いては、螺合に基づいて互いに同一径とな
ったねじ孔18とねじ軸1外周面の雄ねじとが、板ばね部
9、9の弾力によって密に当接し、ねじ孔18内周面と雄
ねじ外周面との間のバックラッシュがなくなる。
ったねじ孔18とねじ軸1外周面の雄ねじとが、板ばね部
9、9の弾力によって密に当接し、ねじ孔18内周面と雄
ねじ外周面との間のバックラッシュがなくなる。
更に本実施例の場合、ねじ孔18を形成する為の複数個
(3個)の雌ねじ素子13、13が、総て外筒部7の内側に
弾性的に支持されている。この為、ナット20の中心とね
じ軸1との中心が、取付精度、或は軸受精度の影響等に
より、多少ずれていた場合でも、各雌ねじ素子13、13が
弾性的に変位する事で、ナット20の横方向やピッチン
グ、ヨーイング方向のずれを吸収する。
(3個)の雌ねじ素子13、13が、総て外筒部7の内側に
弾性的に支持されている。この為、ナット20の中心とね
じ軸1との中心が、取付精度、或は軸受精度の影響等に
より、多少ずれていた場合でも、各雌ねじ素子13、13が
弾性的に変位する事で、ナット20の横方向やピッチン
グ、ヨーイング方向のずれを吸収する。
この場合でも、ナット20の回転方向及び軸方向は高い剛
性で支持されるのでナット20に無理な力が働く事がな
く、剛性不足に基づくバックラッシュが生じる事もな
い。この為、精密送りねじ装置を構成する各部分の精度
を極端に厳しくしなくても、長期間に亙り、安定した性
能を得られる。
性で支持されるのでナット20に無理な力が働く事がな
く、剛性不足に基づくバックラッシュが生じる事もな
い。この為、精密送りねじ装置を構成する各部分の精度
を極端に厳しくしなくても、長期間に亙り、安定した性
能を得られる。
次に、第7〜11図に示した本考案の第二実施例に就いて
説明する。本実施例の場合、ナット本体19に変位支持部
8を1個のみ設け、このナット本体19に2個の雌ねじ素
子13、13aを結合固定している。本実施例の場合、変位
支持部8に結合固定された雌ねじ素子13のみが外周方向
に弾性的変位自在でナット本体19の外筒部7に直接支持
固定された雌ねじ素子13aは変位不能である。
説明する。本実施例の場合、ナット本体19に変位支持部
8を1個のみ設け、このナット本体19に2個の雌ねじ素
子13、13aを結合固定している。本実施例の場合、変位
支持部8に結合固定された雌ねじ素子13のみが外周方向
に弾性的変位自在でナット本体19の外筒部7に直接支持
固定された雌ねじ素子13aは変位不能である。
この為本実施例の場合、ナット20とねじ軸1との螺合時
に、ナット20の中心とねじ軸1の中心とのずれを吸収す
る機能はないが、雌ねじ素子13を固定した変位支持部8
の弾性的変位により、ねじ孔18とねじ軸1の外周面に形
成した雌ねじとの間のバックラッシュをなくす事ができ
る。
に、ナット20の中心とねじ軸1の中心とのずれを吸収す
る機能はないが、雌ねじ素子13を固定した変位支持部8
の弾性的変位により、ねじ孔18とねじ軸1の外周面に形
成した雌ねじとの間のバックラッシュをなくす事ができ
る。
次に、第12〜14図は、本考案の第三実施例を示してい
る。本実施例の場合、ナット本体19に弾性的変位自在に
設けられた3個の変位支持部8、8のうち、何れか1個
の変位支持部8を、外方から弾性的に押圧自在として、
ねじ軸1とナット20(第1、2、7、8図)との間に働
く予圧力の調節を自在とし、加工誤差を吸収できる様に
している。
る。本実施例の場合、ナット本体19に弾性的変位自在に
設けられた3個の変位支持部8、8のうち、何れか1個
の変位支持部8を、外方から弾性的に押圧自在として、
ねじ軸1とナット20(第1、2、7、8図)との間に働
く予圧力の調節を自在とし、加工誤差を吸収できる様に
している。
即ち、外筒部7の一部で、何れか1個の変位支持部8の
中間部外周面に対向する部分に、この外筒部7を外周面
から内周面に貫通するねじ孔21を形成している。このね
じ孔21には調整ねじ22を螺合させ、この調整ねじ22と変
位支持部8の外周面との間に、皿ばね23を支持してい
る。この皿ばね23の自由状態に於ける弾力は、変位支持
部8の両端を支持した板ばね部9、9の弾力よりも弱
い。
中間部外周面に対向する部分に、この外筒部7を外周面
から内周面に貫通するねじ孔21を形成している。このね
じ孔21には調整ねじ22を螺合させ、この調整ねじ22と変
位支持部8の外周面との間に、皿ばね23を支持してい
る。この皿ばね23の自由状態に於ける弾力は、変位支持
部8の両端を支持した板ばね部9、9の弾力よりも弱
い。
上述の様に構成される為、調整ねじ22を回転させる事
で、この調整ねじ22による変位支持部8への皿ばね23の
押し付け量を調節すれば、この皿ばね23に当接した変位
支持部8が外方に移動する際に要する力が調節される。
そして、この力を調節すれば、ねじ軸1とナット20との
間に働く予圧力の調節を行なえる。
で、この調整ねじ22による変位支持部8への皿ばね23の
押し付け量を調節すれば、この皿ばね23に当接した変位
支持部8が外方に移動する際に要する力が調節される。
そして、この力を調節すれば、ねじ軸1とナット20との
間に働く予圧力の調節を行なえる。
例えば、予圧力を大きくする場合には、調整ねじ22を第
13〜14図で右方に移動させて、皿ばね23の弾性圧縮量を
多くする。反対に、予圧力を小さくする場合には、調整
ねじ22を逆方向に移動させて、皿ばね23の弾性圧縮量を
少なくする。この様な予圧力調節機構は、第13図に示し
た様な、3個の変位支持部8、8を有するナット本体19
の他、第15図に示す様な、1個の変位支持部8のみを有
するナット本体19に設ける事もできる。
13〜14図で右方に移動させて、皿ばね23の弾性圧縮量を
多くする。反対に、予圧力を小さくする場合には、調整
ねじ22を逆方向に移動させて、皿ばね23の弾性圧縮量を
少なくする。この様な予圧力調節機構は、第13図に示し
た様な、3個の変位支持部8、8を有するナット本体19
の他、第15図に示す様な、1個の変位支持部8のみを有
するナット本体19に設ける事もできる。
尚、以上に述べた実施例に於いては、何れの場合も、変
位支持部8に支持固定した雌ねじ素子13、13aに、雌ね
じ山部17、17を形成している。但し、雌ねじ素子13、13
aを省略し、変位支持部8、8の内周面に、直接雌ねじ
山部17、17を形成して変位部とする事もできる。この場
合は、自由状態(ねじ軸1との螺合前)に於いて各雌ね
じ山部17、17により形成されるねじ孔18の径を、ねじ軸
1の径よりも僅かに小さくする。
位支持部8に支持固定した雌ねじ素子13、13aに、雌ね
じ山部17、17を形成している。但し、雌ねじ素子13、13
aを省略し、変位支持部8、8の内周面に、直接雌ねじ
山部17、17を形成して変位部とする事もできる。この場
合は、自由状態(ねじ軸1との螺合前)に於いて各雌ね
じ山部17、17により形成されるねじ孔18の径を、ねじ軸
1の径よりも僅かに小さくする。
(考案の効果) 本考案の精密送りねじ装置用ナットは、以上に述べた通
り構成され作用する為、比較的簡単な構造にも拘らず、
ねじ軸とナットとの螺合部のバックラッシュをなくす事
ができる。しかも螺合部に不自然な力が加わる事もない
為、精密送りねじ装置の耐久性、信頼性を向上させる事
ができる。更に、ねじ軸の軸方向に亙る剛性を十分に大
きくできる為、ねじ軸に大きなトルクが加わっても、安
定した作動をする事が可能となる。
り構成され作用する為、比較的簡単な構造にも拘らず、
ねじ軸とナットとの螺合部のバックラッシュをなくす事
ができる。しかも螺合部に不自然な力が加わる事もない
為、精密送りねじ装置の耐久性、信頼性を向上させる事
ができる。更に、ねじ軸の軸方向に亙る剛性を十分に大
きくできる為、ねじ軸に大きなトルクが加わっても、安
定した作動をする事が可能となる。
第1〜6図は本考案の第一実施例を示しており、第1図
は組み立てられたナットをねじ軸に螺合させた状態を示
す側面図、第2図は組み立てられたナットの正面図、第
3図はナットを構成するナット本体の側面図、第4図は
同じく正面図、第5図はねじ孔形成用に用いられる3個
の雌ねじ素子を、配列した状態で示す側面図、第6図は
同じく正面図、第7〜11図は本考案の第二実施例を示し
ており、第7図は組み立てられたナットをねじ軸に螺合
させた状態を示す側面図、第8図は組み立てられたナッ
トの正面図、第9図はナットを構成するナット本体の正
面図、第10図はねじ孔形成用に用いられる2個の雌ねじ
素子を、配列した状態で示す側面図、第11図は同じく正
面図、第12〜14図は本考案の第三実施例を示しており、
第12図はナット本体の側面図、第13図は同正面図、第14
図は第13図のA部拡大図、第15図は予圧力調節機構を付
設したナット本体の別例を示す正面図、第16〜17図は、
従来の送りねじ機構用ナットの第1〜2例を示す、それ
ぞれ側面図、第18図は従来の送りねじ用ナットの第3例
を示す断面図である。 1:ねじ軸、2:ナット、2a、2b:半部、3:すり割り、4:ボ
ルト、5:ナット、6:ボルト、7:外筒部、8:変位支持部、
9:板ばね部、10:隙間、11:ねじ孔、12:ボルト、13、13
a:雌ねじ素子(分割ナット片)、14:雌ねじ形成壁部、1
5:外向フランジ部、16:円孔、17:雌ねじ山部、18:ねじ
孔、19:ナット本体、20:ナット、21:ねじ孔、22:調整ね
じ、23:皿ばね、24:変位部、25:すり割り、26:ナット本
体、27:ワイヤ。
は組み立てられたナットをねじ軸に螺合させた状態を示
す側面図、第2図は組み立てられたナットの正面図、第
3図はナットを構成するナット本体の側面図、第4図は
同じく正面図、第5図はねじ孔形成用に用いられる3個
の雌ねじ素子を、配列した状態で示す側面図、第6図は
同じく正面図、第7〜11図は本考案の第二実施例を示し
ており、第7図は組み立てられたナットをねじ軸に螺合
させた状態を示す側面図、第8図は組み立てられたナッ
トの正面図、第9図はナットを構成するナット本体の正
面図、第10図はねじ孔形成用に用いられる2個の雌ねじ
素子を、配列した状態で示す側面図、第11図は同じく正
面図、第12〜14図は本考案の第三実施例を示しており、
第12図はナット本体の側面図、第13図は同正面図、第14
図は第13図のA部拡大図、第15図は予圧力調節機構を付
設したナット本体の別例を示す正面図、第16〜17図は、
従来の送りねじ機構用ナットの第1〜2例を示す、それ
ぞれ側面図、第18図は従来の送りねじ用ナットの第3例
を示す断面図である。 1:ねじ軸、2:ナット、2a、2b:半部、3:すり割り、4:ボ
ルト、5:ナット、6:ボルト、7:外筒部、8:変位支持部、
9:板ばね部、10:隙間、11:ねじ孔、12:ボルト、13、13
a:雌ねじ素子(分割ナット片)、14:雌ねじ形成壁部、1
5:外向フランジ部、16:円孔、17:雌ねじ山部、18:ねじ
孔、19:ナット本体、20:ナット、21:ねじ孔、22:調整ね
じ、23:皿ばね、24:変位部、25:すり割り、26:ナット本
体、27:ワイヤ。
Claims (3)
- 【請求項1】ねじ軸の外周面に設けられた第一の螺旋溝
と螺合する第二の螺旋溝部を内周面に有し、前記ねじ軸
との相対回転に基づいてこのねじ軸の軸方向に相対変位
する精密送りねじ装置用ナットに於いて、 前記ねじ軸を囲む環状のナット本体と、 このナット本体の内周側に設けられた少なくとも1個の
変位部と、 この変位部の内周面側に設けられて、前記第二の螺旋溝
部を構成する雌ねじ山部と、 前記変位部を前記ナット本体に対し弾性的に結合支持す
る板ばね部とを備え、 この板ばね部は、前記ナット本体の中心を通り当該板ば
ね部により前記ナット本体に結合支持された変位部を円
周方向に二等分する直線に対して直交し、且つ前記ねじ
軸に対して平行な平面上に設けられた薄板状であり、 前記板ばね部の自由状態に於いて前記雌ねじ山部を含む
第二の螺旋溝部のピッチ円の直径は、前記第一の螺旋溝
のピッチ円の直径よりも少し小さい 事を特徴とする精密送りねじ装置用ナット。 - 【請求項2】変位部が、この変位部の円周方向反対側に
設けられ同一平面上に存在する2枚の板ばね部により、
ナット本体に結合支持されている、請求項1に記載した
精密送りねじ装置用ナット。 - 【請求項3】複数の変位部が円周方向に亙って互いに等
間隔で配置されている、請求項1又は請求項2に記載し
た精密送りねじ装置用ナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988132850U JPH0645088Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 精密送りねじ装置用ナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988132850U JPH0645088Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 精密送りねじ装置用ナット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0254948U JPH0254948U (ja) | 1990-04-20 |
| JPH0645088Y2 true JPH0645088Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31390197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988132850U Expired - Lifetime JPH0645088Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 精密送りねじ装置用ナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645088Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE524866T1 (de) * | 2006-11-30 | 2011-09-15 | Sonceboz Sa | Linearantrieb durch spindelantrieb |
| CN119712803B (zh) * | 2025-02-27 | 2025-05-06 | 西北工业大学 | 一种弱冲击滚珠往复丝杠副及其制造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110852A (en) * | 1980-12-27 | 1982-07-09 | Shinkawa Ltd | Preventive mechanism of backlash in screw |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP1988132850U patent/JPH0645088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0254948U (ja) | 1990-04-20 |
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