JPH0645139U - 減速機 - Google Patents

減速機

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JPH0645139U
JPH0645139U JP8206292U JP8206292U JPH0645139U JP H0645139 U JPH0645139 U JP H0645139U JP 8206292 U JP8206292 U JP 8206292U JP 8206292 U JP8206292 U JP 8206292U JP H0645139 U JPH0645139 U JP H0645139U
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JP
Japan
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gear
speed
motor
sun gear
pinion carrier
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Application number
JP8206292U
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English (en)
Inventor
正夫 寺岡
浩二 富田
雅彦 朝日
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原動機側の駆動力を減速して負荷側へ伝達す
る減速機において、原動機側が負荷側から駆動される場
合に、原動機側が増速されずに済む減速機を提供する。 【構成】 この考案の減速機は、固定のケースに収めら
れサンギヤ、ピニオンギヤ、ピニオンキャリヤ、インタ
ナルギヤを有するプラネタリギヤ機構と、前記サンギヤ
と前記ピニオンキャリヤ間および前記インタナルギヤと
前記ケース間にそれぞれ配設されたワンウェイクラッチ
または電磁クラッチとを備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両などに用いる減速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、動力伝達系に使用される減速機は、原動機側から負荷側へ駆動力が伝達 される通常伝達経路の場合の減速比を例えば10に設定してある場合に、原動機 側が負荷側から駆動される逆伝達経路のときは、逆伝達経路の減速比は1/10 となり、つまり原動機側は10倍に増速されるという構造のものであった。
【0003】 図4に示すような原動機が2種類あって、その一方の役割が低車速範囲だけを まかなう車両の場合、この減速機(減速比10)を使用するとつぎのような問題 が生じた。
【0004】 図4はハイブリッド電気自動車301の駆動系部材のレイアウトを示し、原動 機はエンジン303とモータ305,307とであって2種類である。エンジン 303の駆動力はトランスミッション309、ディファレンシャル311、フロ ントアクスル313,315を経て前輪317,319に伝達される。一方、モ ータ305,307の駆動力はそれぞれ減速機321,323、クラッチ325 ,327を経て後輪329,331に伝達される。こうしてモータ305,30 7はトルク容量が小さいために減速機321,323(いずれも減速比10)を 介して後輪329,331を駆動する構造としていた。
【0005】 このモータ駆動の役割は、例えば車速40Km/hくらいまでの市街地走行で あり、それ以上の車速においてはエンジン駆動のみで走行を行っていた。電気自 動車であるので車両の減速エネルギーを回収しバッテリ(図示せず)を充電する ことにしたいが、モータの回転許容限界を車速40Km/h時,5000r.p .mに設定しておくと、高速(例えば100Km/h)走行時から車速40Km /hまではモータの回転数が許容回転数を越えてしまうため車両の減速エネルギ ーを回収することが不可能となるという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、この点に注目してなされたものであり、駆動経路が前記逆伝達経路 の場合に原動機側が増速されずに済む減速機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的のため本考案は、固定のケースに収められサンギヤ、ピニオンギヤ、 ピニオンキャリヤ、インタナルギヤを有するプラネタリギヤ機構と、前記サンギ ヤと前記ピニオンキャリヤ間および前記インタナルギヤと前記ケース間にそれぞ れ配設されたワンウェイクラッチとを備えたことを特徴とする(請求項1)。
【0008】 また、前記ワンウェイクラッチを電磁クラッチとしたことを特徴とする(請求 項2)。
【0009】
【作用】
この構成により、減速機の減速比は、駆動経路が前記通常伝達経路の場合には 所定の減速比となるが、前記逆伝達経路の場合には減速比が1となって原動機側 が増速されない。
【0010】
【実施例】
本考案の適用は車両に限定されるものではないが、この実施例は、ハイブリッ ド方式の電気自動車の駆動系に適用した例である。
【0011】 図1と図2とにより第1の考案の一実施例について説明する。図1はこの電気 自動車101の駆動系のレイアウト図で、図1の上下、左右は、それぞれ電気自 動車101の前後、左右を示す。図2は右後輪側の駆動系の主要構成部材のレイ アウトを示す。
【0012】 まず、電気自動車101の駆動系の主な構成と機能とを説明する。
【0013】 前輪側はエンジン1により駆動され、駆動力はエンジン1からトランスミッシ ョン3,フロントデフ5,フロントアクスル7,9を介して前輪11,13に伝 達される。一方、後輪側は2台のモータにより駆動され、駆動力はそれぞれモー タ15,17から減速機19,21、クラッチ23,25を介して後輪27,2 9に伝達される。
【0014】 モータ15,17は同一サイズのもので、その配置の理由から回転方向が異な るだけである。減速機19,21とクラッチ23,25もそれぞれ同様に互いに 入出力回転方向が異なるだけで、その他は同じ機能を有する。従って説明の煩雑 さを避けるため、符号を付しての説明は右後輪駆動系の部材で代表させる。
【0015】 減速機21のケース21aはモータ17のケース17aと共に電気自動車10 1のフレーム(図示せず)に固定され、その内部に図2(a),(b)に示すプ ラネタリギヤ機構33とワンウェイクラッチ35,37とを組合わせた減速機構 39を支持している。駆動力はモータ17からサンギヤ41に入力される。サン ギヤ41と噛合うピニオンギヤ43はサンギヤ41と同軸に配置されたピニオン キャリヤ45に回転自在に支持されている。駆動力はサンギヤ41からピニオン ギヤ43,ピニオンキャリヤ45,クラッチ25を介して後輪29へ出力される 。
【0016】 ピニオンギヤ43の外側には、これと噛合うインタナルギヤ47がサンギヤ4 1と同軸に配置されている。さらにこのインタナルギヤ47の外周と減速機21 のケース21aの内周との間にワンウェイクラッチ37がサンギヤ41と同軸に 配置されている。
【0017】 また、サンギヤ41の軸部41aとピニオンキャリヤ45の円筒部45aの内 径との間に、ワンウェイクラッチ35がサンギヤ41と同軸に配置されている。
【0018】 つぎに、機能について説明する。
【0019】 従来例の場合と同じく、モータ17の回転数は車速40Km/h時、5000 r.p.mに設定され、これを許容回転数限界にしている。このモータ駆動の役 割は車速40Km/hまでの市街地走行であり、それ以上の車速においてはエン ジン駆動のみで走行を行う。また減速機21の通常伝達経路の場合の減速比は1 0である。
【0020】 この電気自動車101は、前進走行時、モータ17の駆動力は減速機21のサ ンギヤ41に入力され、サンギヤ41はピニオンキャリヤ45よりも速く回る。 サンギヤ41,ピニオンキャリヤ45間がこの速度関係のとき、ワンウェイクラ ッチ35はフリーになるように配設されている。またインタナルギヤ47はこの ときピニオンギヤ43によりサンギヤ41の回転方向とは逆の方向に回されよう とする。一方最外側のケース21aは固定されている。インタナルギヤ47とケ ース21a間の速度関係がこの条件のときワンウェイクラッチ37はロックされ るように配設されているため、このときインタナルギヤ47は回転できない。従 ってこのときプラネタリギヤ機構39は、インタナルギヤ47が固定、サンギヤ 41に入力となるのでピニオンキャリヤ45は設定された減速比(この実施例で は減速比10)でサンギヤ41と同方向に減速回転する。
【0021】 こうして前進走行でモータ17が後輪29を駆動している条件下では、駆動力 は通常伝達経路を通ってピニオンキャリヤ45から後輪29出力され、所定(減 速比10)の減速作用が得られる。
【0022】 これに対して前進走行中モータ17が後輪29によって駆動されるブレーキの 状態では、駆動力は逆伝達経路を通る。すなわち後輪29からの駆動力は減速機 21のピニオンキャリヤ45に入力される。このときピニオンキャリヤ45はサ ンギヤ41よりも速く回されようとするので、ワンウェイクラッチ35はロック 状態に切替わりピニオンキャリヤ45とサンギヤ41とは直結される。つまり減 速比は1でありモータ17は増速されない。このときインタナルギヤ47はピニ オンギヤによりピニオンキャリヤ45,サンギヤ41と同方向(通常伝達経路時 とは逆方向)に回され、ワンウェイクラッチ37はフリーとなる。
【0023】 この電気自動車101が100Km/hでの前進走行時(車速40Km/h以 上であるのでクラッチ25がオフとなり後輪29だけが回転しモータ17は作動 していない状態)からブレーキの状態に入った場合、100Km/h時の後輪2 9の回転数は、車速40Km/h時にモータ17の回転数を5000r.p.m (許容回転数限界)に設定してあるので、ほぼ(100/40)×5000×1 /10=1250r.p.mである。従ってこのときクラッチ25をオンにして モータ17が駆動される回転数は、減速機21の減速比が1であるので、ほぼ1 250r.p.mである。すなわちモータ17の許容回転数限界を越えないので 、モータ17を発電機に切替えることによって回生制動が得られてバッテリ(図 示せず)は充電される。
【0024】 また、この電気自動車101を後進させる場合は、クラッチ25が自動的にオ フとなり、モータ17による駆動系は作動せずにエンジン1のみによる駆動とな る。
【0025】 このようにして本考案によれば、この電気自動車101の前進走行時に、モー タ17が後輪29により駆動される(逆伝達経路の)条件下で減速比は1となり モータ17は増速されない。従ってモータ17の回転数が許容回転数を越える危 険が避けられると共に電気自動車101の減速エネルギの回収ができる。
【0026】 つぎに図3によりハイブリッド電気自動車に適用した第2の考案の一実施例に ついて説明する。図3はこの電気自動車(図示せず)の右後輪側駆動系の主要構 成部材のレイアウト図で,前記第1の考案の一実施例と異なる点は、減速機12 1の構成部材としてワンウェイクラッチの代りに電磁クラッチ135,137を 使用している点である。従って説明の煩雑さを避けるため、この相違点について だけ説明する。前記第1の考案の一実施例と同じ機能の部材には同じ符号を付し 、説明は右後輪29側の部材で代表させる。
【0027】 減速機121のケース121aはモータ17のケース17aと共に電気自動車 のフレーム(図示せず)に固定され、その内部に図3に示すプラネタリギヤ機構 33と電磁クラッチ135,137とを組合わせた減速機構139を支持してい る。駆動力はモータ17からサンギヤ41に入力される。サンギヤ41と噛合う ピニオンギヤ43はサンギヤ41と同軸に配置されたピニオンキャリヤ45に回 転自在に支持されている。駆動力はサンギヤ41からピニオンギヤ43,ピニオ ンキャリヤ45を介して後輪29へ出力される。
【0028】 ピニオンギヤ43の外側には、これと噛合うインタナルギヤ47がサンギヤ4 1と同軸に配置されている。さらにこのインタナルギヤ47の側面と減速機12 1のケース121aとの間に電磁クラッチ137が配置されている。電磁クラッ チ137のオン、オフによりインタナルギヤ47と減速機121のケース121 a間が連結、連結解除され、インタナルギヤ47が固定、フリー回転となる。
【0029】 また、サンギヤ41とピニオンキャリヤ45間に、電磁クラッチ135が配置 されている。電磁クラッチ135のオン、オフによりサンギヤ41とピニオンキ ャリヤ45間が連結、連結解除され、サンギヤ41とピニオンキャリヤ45とが 直結、直結解除(フリー)となる。
【0030】 つぎに、機能について説明する。
【0031】 この電気自動車は、前進走行時、モータ17の駆動力は減速機121のサンギ ヤ41に入力される。このとき電磁クラッチ135はオフとなり、もうひとつの 電磁クラッチ137はオンとなる。すなわちプラネタリギヤ機構139は、サン ギヤ41に入力、インタナルギヤ47は固定となるため、ピニオンキャリヤ45 はサンギヤ41からピニオンギヤ43を介してサンギヤ41と同方向に回転させ られる。このときのピニオンキャリヤ45の回転は設定された減速比(この例で は減速比は10)で減速回転する。
【0032】 こうして前進走行でモータ17が後輪29を駆動している条件下では、駆動力 は通常伝達経路を通ってピニオンキャリヤ45から出力され、所定の減速作用が 得られる。
【0033】 これに対して前進走行中モータ17が後輪29によって駆動されるブレーキの 状態では、駆動力は逆伝達経路を通る。すなわち後輪29からの駆動力は減速機 121のピニオンキャリヤ45に入力される。このとき電磁クラッチ135はオ ンとなり、もうひとつの電磁クラッチ137はオフとなる。従ってピニオンキャ リヤ45とサンギヤ41とは直結され一体となって回転する。つまり減速比は1 でありモータは増速されない。このときインタナルギヤ47は、電磁クラッチ1 37がオフになっているため減速機121のケース121aとの連結が解除され 、ピニオンギヤによりピニオンキャリヤ45,サンギヤ41と同方向(通常伝達 経路時とは逆方向)に回される。
【0034】 この電気自動車が100Km/hでの前進走行時(車速40Km/h以上であ るので電磁クラッチ135,137がオフとなり後輪29だけが回転しモータ1 7は作動していない状態)からブレーキの状態に入った場合、100Km/h時 の後輪29の回転数は、車速40Km/h時にモータ17の回転数を5000r .p.m(許容回転数限界)に設定してあるので、ほぼ(100/40)×50 00×1/10=1250r.p.mである。従ってこのとき電磁クラッチ13 5をオンとし電磁クラッチ137をオフとしてモータ17が駆動される回転数は 、減速機121の減速比が1であるので、ほぼ1250r.p.mである。すな わちモータ17の許容回転数限界を越えないので、このときモータ17を発電機 に切替えることによって回生制動が得られてバッテリ(図示せず)は充電される 。
【0035】 つぎに、この電気自動車を後進させる場合は、モータ17を前進時回転方向と は逆回転させて行う。この場合モータが駆動側のときも被駆動側のときも電磁ク ラッチ135、137はそれぞれ前進走行時と同じオン、オフ状態になっている ので、減速比は前進走行時と同じとなる。このため第1の考案の実施例で説明し たクラッチ25(図1参照)は省略できる。
【0036】 こうして、この電気自動車の前進走行時、後進走行時共に、モータ17が後輪 29により駆動される(逆伝達経路の)条件下で減速機121の減速比は1とな りモータは増速されない。従ってモータ17の回転数が許容回転数を越える危険 が避けられると共に電気自動車の減速エネルギの回収ができる。
【0037】 なお、電磁クラッチ135、137のオン、オフ動作は、車速のみならず、モ ータ17の回転数やギヤポジション、アクセル開度等により、車両の前進、後進 、加速、減速の状況に応じて行われる。
【0038】 また、前記電磁クラッチ135,137は油圧クラッチ、バンドブレーキなど を用いてもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、原動機側が負荷側から駆動される場合 に原動機側は増速されないから、モータ17の回転数が許容回転数を越える危険 が避けられると共に電気自動車の減速エネルギの回収ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案の一実施例の駆動系のレイアウト図
である。
【図2】第1の考案の一実施例の主要構成部材のレイア
ウト図である。
【図3】第2の考案の一実施例の主要構成部材のレイア
ウト図である。
【図4】従来例の駆動系のレイアウト図である。
【符号の説明】
15,17 モータ 19,21,121 減速機 41 サンギヤ 43 ピニオンギヤ 45 ピニオンキャリヤ 47 インタナルギヤ 35、37 ワンウェイクラッチ 135,137 電磁クラッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定のケースに収められサンギヤ、ピニ
    オンギヤ、ピニオンキャリヤ、インタナルギヤを有する
    プラネタリギヤ機構と、前記サンギヤと前記ピニオンキ
    ャリヤ間および前記インタナルギヤと前記ケース間にそ
    れぞれ配設されたワンウェイクラッチとを備えたことを
    特徴とする減速機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の減速機であって、前記ワ
    ンウェイクラッチは、電磁クラッチであることを特徴と
    する減速機。
JP8206292U 1992-11-27 1992-11-27 減速機 Pending JPH0645139U (ja)

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JP8206292U JPH0645139U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 減速機

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JP8206292U JPH0645139U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 減速機

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JPH0645139U true JPH0645139U (ja) 1994-06-14

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JP (1) JPH0645139U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185936A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Univance Corp 動力伝達装置
JP2010216597A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Univance Corp 動力伝達装置
JP2012159187A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Aisin Seiki Co Ltd 車輪駆動装置

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