JPH064513Y2 - リセットスイッチ - Google Patents

リセットスイッチ

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JPH064513Y2
JPH064513Y2 JP15326387U JP15326387U JPH064513Y2 JP H064513 Y2 JPH064513 Y2 JP H064513Y2 JP 15326387 U JP15326387 U JP 15326387U JP 15326387 U JP15326387 U JP 15326387U JP H064513 Y2 JPH064513 Y2 JP H064513Y2
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薫 吉田
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Casio Computer Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子機器に用いられるリセットスイッチ。に
関する。
[従来の技術] 従来、電子式卓上計算機のような小型電子機器には種々
のスイッチが用いられている。
特にリセット信号を入力するリセットスイッチは使用頻
度が低く、また使用時に誤って触れるのを防止するため
通常機器ケースの内部に埋設されていて、リセット信号
を入力する場合は、機器ケースに設けられたリセット孔
よりピンなどを挿入して動作させるようになっている。
また従来のリセットスイッチは、例えば第11図に示す
ように基板aに設けられたスイッチ接点部bの近傍に該
スイッチ接点部bに接離可能なばね接片cを設けて、こ
のばね接片cをピンdで上記スイッチ接点部b側に突き
上げて、ばね接片cをスイッチ接点部bに接触させるこ
とにより、リセット信号を入力するように構成されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のリセットスイッチでは、ばね接片cを基板a
上のスイッチ接点部bに対し離接動作させるため、基板
aには高価なハード基板を使用する必要があると共に、
このようなハード基板は肉厚のため機器の薄型化を困難
にするなどの不具合がある。
また、基板に薄肉の合成樹脂シートを用いれば、上記不
都合は解消できるが、このような薄肉のシート状基板は
変形し易いので、使用中に濫りに接触動作しないように
基板を所定位置に固定するための保持部材を設けたり、
基板とばね接片との間にスペーサを必要とするなど構造
が複雑となる不具合があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、機器の薄型化を達成できると共に、構造が簡単で、
組付けが能率的なリセットスイッチを提供することであ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上面に第1・第2の接点部が配設されたシ
ート状フレキシブル基板と、このフレキシブル基板の上
面に配され、上記第1の接点部と向い合い、且つ第1の
接点部に接触しない位置で第1の接点部の外周を囲むよ
うに設けられた突起が形成された接片と、上記第2の接
点部と向い合う基部とが形成されている導電性を有する
接点板とを備えて、これらフレキシブル基板と接点板の
組み立て状態において、該フレキシブル基板の第2の接
点部は常時上記接点板の基部下面に接触し、一方第1の
接点部は上記接点板の接片の突起が第1の接点部の周囲
に位置することにより第1の接点部と該接片とは接触し
ないように配されていて、該フレキシブル基板の第1の
接点部をその裏面から該接点板方向への押圧操作により
湾曲変形させることで第1の接点部と該接片とが接触
し、初めて該接点板を介して第1・第2の接点部の電気
的導通を得る。
[作用] すなわち、この考案のスイッチ構造は、シート状フレキ
シブル基板上面に第1・第2の接点部を配設し、このフ
レキシブル基板の上面側に備えられる導電性を有する接
点板に上記第1の接点部と向い合い、且つ第1の接点部
に接触しない位置で第1の接点部の外周を囲むように設
けられた突起が形成された接片と、上記第2の接点部と
向い合う基部とを形成し、これらフレキシブル基板と接
点板の組み立て状態において、該フレキシブル基板の第
2の接点部は常時上記接点板の基部下面に接触し、一方
第1の接点部は上記接点板の接片の突起が第1の接点部
の周囲に位置することにより第1の接点部と該接片とは
接触しないように配されていて、該フレキシブル基板の
第1の接点部をその裏面から該接点板方向への押圧操作
により湾曲変形させることで第1の接点部と該接片とが
接触し、該接点板を介して第1・第2の接点部の電気的
導通を得る構造になっている。
[実施例] この考案を電子式卓上計算機のリセットスイッチに適用
した一実施例について第1図乃至第9図を参照して詳述
する。
第1図はこの考案を適用した電子式卓上計算機の分解斜
視図で、この図において1は、機器ケース、2はシート
状のフレキシブル基板、3は液晶表示パネル、4は上面
板、5は底面板を示す。
上記機器ケース1は硬質プラスチツクにより成形されて
いて、上面及び下面に上記上面板4及び底面板5がそれ
ぞれ嵌合する凹段部1a、1bが形成されている。この
機器ケース1には、上面板4の表面に印刷されたキーボ
ード4aの各表示キーと対応させてカーボンインクを転
写することにより形成された多数の固定接点6と、フレ
キシブル基板2に接続された液晶表示パネル3を収容す
るための収容凹部1c、電池端子部材71、72を組込
むための収納部1d1、1d2、電池8の上面電極(陰
極)8aを臨ませるための開口部1e、この開口部1e
の裏側に電池8を組込むために形成された電池収納部1
f、フレキシブル基板2に取付けられたICチップ9を
収容するための収容凹部1g及び機器ケース1にフレキ
シブル基板2を組込む際、後述する位置決め治具10の
2本のピン10aを挿入するための位置決め用ピン孔1
hなどが形成されている。
またフレキシブル基板2は上記機器ケース1の上面に重
ね合わせて配置される。このフレキシブル基板2は、例
えばポリエステル樹脂等の柔軟なシートから形成されて
いて、下面2jには液晶表示パネル3の電極3aやIC
チップ9の電極9aを接続する位置に、これら電極3
a、9aと対応するように接続端子2a、2bが形成さ
れていると共に、機器ケース1に形成された固定接点6
と対向する位置に可動接点パターン2cが印刷などの手
段で形成されている。このフレキシブル基板2には、機
器ケース1の収納部1d1、1d2側へ延出部2d、2
eが延出形成され、その一方の延出部2dの下面には、
導電性金属(導電性部材)で形成された電池端子部材7
1、72がそれぞれ接続される接点パターン2f1、2
f2が、さらに他方の延出部2eの上面には後述する接
点板12のリセット用接片12bとの間でリセットスイ
ッチAを構成するリセット用スイッチ接点部2gがそれ
ぞれ形成されている。なお、このフレキシブル基板2に
は、機器ケース1の各位置決め用ピン孔1hと対向する
位置に位置決め用ピン孔2hが形成されている。また、
上述せる接続端子2a、2b、可動接点パターン2c、
接点パターン2f1、2f2は、例えば、銅、アルミニ
ウム、ニッケル等の金属箔上にカーボンインクを印刷
し、このカーボンインクをエッチングレジストとして前
記金属箔をエッチングするような、公知のエッチング技
術により形成されるものである。
一方、機器ケース1の上面を覆う上面板4は、例えば塩
化ビニール樹脂やポリエステル樹脂などの透明で柔軟な
シートから形成されていて、液晶表示パネル3の液晶表
示部と対面する各窓状の表示部4bを除く全面に不透明
なインクによる印刷が施されて内部が透視できないよう
になっていると共に、上記フレキシブル基板2の可動接
点パターン2cと対応する位置には、キーボード4aの
各表示キーが印刷されている。
このキーボード4aは、テンキー4c、四則演算用キー
4d、データ用キー4e、クリヤー用キー4f、オール
クリヤキー兼用の電源オンキー4g及び電源オフキー4
hなどから構成されている。
また底面板5は、アルミニウム等の金属板から形成され
ていて、機器ケース1の底面を覆うようになっている。
一方の電池端子部材71は、第2図に示すように、基部
7aに2本の接片7b、7cを一体に突設した形状で、
基部7aに穿設された小孔7dを機器ケース1の収納部
1d1に突設された突起1i1に嵌着させることにより
機器ケース1に取付けられる。この取付け状態で、一方
の接片7bは電池収納部1fに下方より収納された電池
8の上面電極(陰極)8aと接するようになっていると
共に、他方の接片7cはフレキシブル基板2の延出部2
d下面に形状された接点パターン2f1に下方より接す
るようになっている(第5図)。
さらに他方の電池端子部材72は、第2図に示すよう
に、基部7eに3本の接片7f、7g、7hを一体に突
設した形状とされ、基部7eに穿設された小孔7iを機
器ケース1の収納部1d2に突設された突起1i2に嵌
着されることにより、機器ケース1に取付けられる。
また、上記接片7f、7g、7hの内、接片7fは電池
8の周側面電極(陽極)8hに、他の接片7gは延出部
2dの下面に形成された接点パターン2f2にそれぞれ
接触する(第5図)ようになっていると共に、接片7h
はリセット用スイッチ接点部2gを上面に形成したフレ
キシブル基板2の延出部2e直下に延設され、後述する
リセット孔1から差し込まれたリセット操作用ピン1
3(第5図)によってフレキシブル基板2側に弾性変形
されて外フレキシブル基板2の延出部2e下面を押圧す
るようになっている。
一方、接点板12は、導電性金属で形成されていて、第
2図に示すように、基部12aとこの基部12aから突
設されたリセット用接片12b及びフック12cよりな
り、フック12cを機器ケース1に形成された係合凹部
1iに係合させた状態(第5図)で、基部12aに穿設
された小孔12dを、機器ケース1の収納部1d2に穿
接されたねじ孔1kにビスにて固定することにより、機
器ケース1に取付けられる。
この取付けられた接点板12の基部12a下面には、フ
レキシブル基板2の延出部2d上面に該延出部2d下面
の接点パターン2f2と対応して形成されたリセット用
接点2iが接触するようになっていると共に、リセット
用接片12bは、フレキシブル基板2の延出部2eを挾
んで、前記電池端子部材72の接片7h直上に配設され
ている。
そして、このリセット用接片12bには、その下面にフ
レキシブル基板2に設けられた該リセット用スイッチ接
点部2gを囲撓するように配置された複数の突起部12
eが上記フレキシブル基板2の延出部2eに向けて突出
形成されている。これら突出部12eは、通常はフレキ
シブル基板2の延出部2e上面のリセット用スイッチ接
点部2gと接点板12のリセット用接片12bとを所定
の間隔に保ち、該スイッチ接点部2gと接片12bとの
接触を防止するものである。そして、機器ケース1の収
納部1d2底面部及び底面板5にかけて穿設されたリセ
ット孔1からピン13を第5図及び第7図に示すよう
に差し込んで、電池端子部材72の接片7hを介してフ
レキシブル基板2のリセット用スイッチ接点部2g裏
面、すなわち延出部2e下面を上記接点板12に向けて
押圧操作し、該フレキシブル基板2の延出部2eを上記
接点板12のリセット用接片12bの突起部12eから
該接点板12のリセット用接片12b側に湾曲変形させ
ることにより、上記フレキシブル基板2のリセット用ス
イッチ接点部2gが上記接点板12のリセット用接片1
2bに接触されるようになっている。この結果、リセッ
ト用スイッチ接点部2gが接点板12を介してフレキシ
ブル基板2の延出部2d上面のリセット用接点2iに接
続され、リセットスイッチAがオンされてリセット信号
が入力されるようになっている。
なお、第2図中の符号14は機器ケース1の電池収納部
1fを下方より閉塞する電池蓋で、内面に電池8を収容
する環状突条14aが、また一端側に機器ケース1に係
合するフック14bが、そして他端側に電池蓋14を機
器ケース1にビスにて固定する小孔14cがそれぞれ形
成されている。
次に上記の如く構成された小型電子機器の組立工程を説
明する。
まず、上記フレキシブル基板2の下面2iには、第1図
に示すように、上記液晶表示パネル3の電極3aとIC
チップ9の電極9aが電気的に接続される接続端子2
a、2b上の位置に電子部品接続用のホットメルト型異
方導電性接着剤15a、15bを、また可動接点パター
ン2cと重ならない位置に適当な間隔を置いて機器ケー
ス接着用のホットメルト型異方導電性接着剤15cを、
1工程で印刷形成しておく。
そして、このフレキシブル基板2の接続端子2a、2b
には、液晶表示パネル3の電極3a及びICチップ9の
電極9aを、それぞれの異方導電性接着剤15a及び1
5bにより接着一体化させる。なお、この接着操作は、
例えば、図示しない加熱圧着治具により、フレキシブル
基板2の上面側から加熱圧着することにより行われる。
このように液晶表示パネル3及びICチップ9を接続し
たフレキシブル基板2は、第8図に示すように、位置決
め治具10上に載置した機器ケース1上に位置決めして
載置する。なお、機器ケース1及びフレキシブル基板2
は、その各ピン孔1h及び2hに位置決め治具10の各
ピン10aを挿入して位置決めされる。
この状態で、液晶表示パネル3及びICチップ9の機器
ケース1の収容凹部1c、1g内に収容配置される。な
お、この収容配置時に、液晶表示パネル3の下面及びI
Cチップ9の下面はそれぞれ機器ケース1の収容凹部1
c、1gの底面に通常の接着剤16a(第4図)、16
b(第8図)により一体化に接着しておいても良い。
次に、例えば第9図に示すように、加熱圧着治具17の
ヘッド17aを、上記フレキシブル基板2の上面に、上
記異方導電性接着剤15cと対向させて押付け、該導電
性接着剤15cを機器ケース1に対し加熱圧着すること
により、フレキシブル基板2を機器ケース1に異方導電
性接着剤15cで接着一体化させる。
上述の如くフレキシブル基板2を一体に接着した機器ケ
ース1は、位置決め治具10から取外される。
次に、電池端子部材71の小孔7dを機器ケース1の突
起1i1に嵌着させ、また電池端子部材72の小孔7i
を機器ケース1の突起1i2に嵌着させて、各電池端子
部材71、72を、フレキシブル基板2の各延出部2
d、2eの下側に位置させて機器ケース1の収納部1d
1、1d2にそれぞれ収納配置する。この状態で、接点
板12のフック12cを機器ケース1の係合凹部1jに
係合させると共に、接点板12の小孔12dを機器ケー
ス1のねじ孔1kにビスにて固定して、該接点板12の
機器ケース1に取付ければ、電池端子部材71の接片7
cがフレキシブル基板2の接点パターン2f1に接触さ
れると共に、電池端子部材72の接片7gがフレキシブ
ル基板2の接点パターン2f2に接触され、さらに、フ
レキシブル基板2の延出部2d上面のリセット用接点2
iが接点板12の基部12a下面に接触される。
最後に、上面板4及び底面板5を、第4図に示すよう
に、それぞれ通常の接着剤16c、16dにより機器ケ
ース1の上面凹段部1a及び下面凹段部1bに一体に接
着して、組立てが完了する。
なお、機器ケース1の電池収納部1fには、電池8が収
納され、この収納された電池8は、電池収納部1fを電
池蓋14で閉塞することにより該電池収納部1f内に固
定される。この状態で、一方の電池端子部材71は、接
片7bを電池8の上面電極8aに、接片7cをフレキシ
ブル基板2の延出部2d下面の接点パターン2f1に、
接片7b、7cのそれぞれのばね力によって接触される
と共に、他方の電池端子部材72は、接片7fを電池8
の周側面電極8bに、接片7gをフレキシブル基板2の
延出部2d下面の接点パターン2f2に、接片7f、7
gのそれぞれのばね力によって接触される。そして、フ
レキシブル基板2の延出部2d上面に接点パターン2f
2と対応して形成されたリセット用接点2iは、上記電
池端子部材72の接片7gを接点パターン2f2に接触
させる該接片7gのばね力を利用して接点板12の基部
12a下面に接触される。つまり、電池端子部材72の
接片7gが、該接片7gをフレキシブル基板2の延出部
2d下面の接点パターン2f2に接触させる電源接点ば
ねとしての機能と、フレキシブル基板2の延出部d上面
のリセット用接点2iを接点板12の基部12a下面に
接触させるリセット用接点ばねとしての機能を、兼有す
ることになる。
上述のようにして組立てられた電子式卓上計算機におい
て、データの入力や計算等は、上面板4に表示されてい
るキーボード4aの各表示キー部分を押圧操作して行わ
れる。すなわち、上面板4のキーボード4aの各表示キ
ー部分を押圧操作すると、該上面板4の下にあるフレキ
シブル基板2の可動接点パターン2cが機器ケース1の
固定接点6に接触される。この接触により、電池8から
電池端子部材72の接片7f、7g及び接点パターン2
f2を介して信号が入力され、種々のデータの入力や計
算が行われる。また、この電子式卓上計算機のリセット
操作は、機器ケース1の裏面に開口されているリセット
孔1からピン13を第5図及び第7図に示すように差
し込んで、電池端子部材72の接片7hを介してフレキ
シブル基板2の延出部2eのリセット用スイッチ接点部
2g裏面を上記接点板12のリセット用接片12bに向
けて押圧操作し、該フレキシブル基板2の延出部2eを
上記接点板12のリセット用接片12bの突起部12e
から該接点板12の接片12b側に第7図の如く湾曲変
形させればよい。これにより、フレキシブル基板2のリ
セット用スイッチ接点部29が上記接点板12のリセッ
ト用接片12bに接触される。この結果、上記フレキシ
ブル基板2のリセット用スイッチ接点部2gが上記接点
板12を介してフレキシブル基板2の延出部2d上面の
リセット用接点2iに接続(スイッチオン)されてリセ
ット信号が入力される。
第10図はこの考案に係るリセットスイッチの別の実施
例を示すものである。この実施例のリセットスイッチ
A′は、上記実施例と同様に構成されたシート状のフレ
キシブル基板2′の延出部2e′の上面に、一対の櫛歯
状の接点パターン2k、2を相互に離して形成してリ
セット用スイッチ接点部2g′を構成すると共に、フレ
キシブル基板2′のリセット用スイッチ接点部2g′側
に配設した接点板12′のリセット用接片12b′の一
面、すなわち下面に、上記リセット用スイッチ接点部2
g′と対向しない位置に該スイッチ接点部2g′を囲繞
するようにC字型に配置された突起部12e′をフレキ
シブル基板2′の延出部2e′に向けて突出形成したも
のである。
この実施例のリセットスイッチA′においては、フレキ
シブル基板2′の延出部2e′のリセット用スイッチ接
点部2g′裏面を上記実施例同様にピンにより接点板1
2′のリセット用接片12b′に向けて押圧操作し、該
フレキシブル基板2′の延出部2e′を上記接点板1
2′のリセット用接片12b′の突起部12e′から該
接点板12′の接片12b′側に湾曲変形させることに
より、上記フレキシブル基板2′のリセット用スイッチ
接点部2g′の接点パターン2k及び2が共に上記接
点板12′のリセット用接片12′に接触される。こ
れにより、接点パターン2kと接点パターン2が上記
接点板12′を介して接続(スイッチオン)されてリセ
ット信号が入力される。
しかして、この考案に係る上記リセットスイッチA
(A′)は、一面、すなわち延出部2e(2e′)の上
面にリセット用スイッチ接点部2g(2g′)を有する
シート状のフレキシブル基板2(2′)を採用したか
ら、機器の薄型化を達成できる。また上記フレキシブル
基板2(2′)の上記リセット用スイッチ接点部2g
(2g′)側に、該スイッチ接点部2g(2g′)と対
向しない位置に上記フレキシブル基板2(2′)の突出
部2e(2e′)に向けて突起部12e(12e′)を
突出形成した接点板12(12′)のリセット用接片1
2bを配設したから、フレキシブル基板(2′)の延び
出部2e(2e′)を所定位置に固定するための保持部
材を設けたり、フレキシブル基板2の延出部2e(2
e′)と接点板12(12′)のリセット用接片12b
(12b′)との間にスペーサを設ける必要がなく、部
材が少なく組付けが能率的に行われる。
しかも、フレキシブル基板2(2′)の延出部2e(2
e′)を押圧操作により上記突起部12e、(12
e′)から接点板12(12′)のリセット用接片12
b(12b′)側に湾曲変形させたときに限って、該フ
レキシブル基板2(2′)のリセット用スイッチ接点部
2g(2g′)が接点板12(12′)のリセット用接
片12b(12b′)に接触され、平時は接点板12
(12′)の突起部12e(12e′)がフレキシブル
基板2(2′)のリセット用スイッチ接点部2g(2
g′)と接点板12(12′)のリセット用接片12b
(12b′)との接触を防止するから、信頼性の高いリ
セットスイッチを提供できる。
また、上記実施例によれば、電池端子部材72の接片7
gが、該接片7gをフレキシブル基板2の延出部2d下
面の接点パターン2f2に接触させる電池接点ばねとし
ての機能と、フレキシブル基板2の延出部2d上面のリ
セット用接点2iを接点板12の基部12a下面に接触
させるリセット用接点ばねとしての機能を、兼有してい
るので、これら接点ばねを別部材で構成する場合に比較
して、部品数及び組立工数を削減できる。
さらに、上記実施例において、リセット孔1から差し
込まれたピン13は、電池端子部材72の接片7hを介
してフレキシブル基板2の延出部2e下面を押圧するよ
うにしたので、ピン13を直接フレキシブル基板2に当
接させなくてすみ、ピン13によるフレキシブル基板2
の損傷を防止できる。
なお、上記実施例では、リセットスイッチAを閉成する
際、フレキシブル基板2の延出部2eを電池端子部材7
2の接片7hを介して押圧するものとしているが、接片
7hは機器ケース1に一体に形成することもできるし、
さらにまた、ピン13による押圧手段に代えて、接片7
hを押圧操作するためのスライドツマミを機器ケース1
にスライド可能に取付ける構造とすることもできる。
また、この考案のリセットスイッチは、上述したリセッ
トスイッチ以外の各種スイッチにも適用できる。
[考案の効果] この考案のリセットスイッチは、スイッチ接点部を有す
る基板としてシート状のフレキシブル基板を採用したか
ら、機器の薄型化が達成できると共に、上記フレキシブ
ル基板の上記スイッチ接点部側に、該スイッチ接点部の
周縁と対向する位置に上記フレキシブル基板に向けて突
起部を突出形成した接点板を配設したことにより、フレ
キシブル基板の保持部材やスペーサが不要になり、部材
が少なく組付けを能率的に行うことができる。しかも、
フレキシブル基板を押圧操作により上記突起部から接点
板側に湾曲変形させたときに限って、該フレキシブル基
板のスイッチ接点部が接点板に、接触され、平時は上記
突起部がその接触を防止するから、信頼性の高いリセッ
トスイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図はこの考案を電子式卓上計算機のリセ
ットスイッチに適用した一実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図はフレキシブル基板、電池、電池端子部
材及び接点板部分の分解斜視図、第3図は組立状態の外
観斜視図、第4図は第3図IV−IV線に沿う断面図、第5
図は第1図V−V線に沿う断面図、第6図はこの考案に
係るリセットスイッチの断面図、第7図は同リセットス
イッチの操作状態を示す断面図、第8図は機器ケース上
にフレキシブル基板を位置決めした状態の断面図、第9
図は加熱圧着治具によりフレキシブル基板を機器ケース
に接着一体化させる状態の断面図、第10図はこの考案
に係るリセットスイッチの別の実施例を示す斜視図であ
る。第11図は従来のリセットスイッチの一例を示す断
面図である。 1……機器ケース、1……リセット孔、2……フレキ
シブル基板、2g、2g′……リセット用スイッチ接点
部、12、12′接点板、12e、12e′……突起
部、13……リセット操作用ピン、A、A′……リセッ
トスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に第1・第2の接点部が配設されたシ
    ート状フレキシブル基板と、 このフレキシブル基板の上面に配され、上記第1の接点
    部と向い合い、且つ第1の接点部に接触しない位置で第
    1の接点部の外周を囲むように設けられた突起が形成さ
    れた接片と、上記第2の接点部と向い合う基部とが形成
    されている導電性を有する接点板とを備え、 これらフレキシブル基板と接点板の組み立て状態におい
    て、該フレキシブル基板の第2の接点部は常時上記接点
    板の基部下面に接触し、一方第1の接点部は上記接点板
    の接片の突起が第1の接点部の周囲に位置することによ
    り第1の接点部と該接片とは接触しないように配されて
    いて、該フレキシブル基板の第1の接点部をその裏面か
    ら該接点板方向への押圧操作により湾曲変形させること
    で第1の接点部と該接片とが接触し、該接点板を介して
    第1・第2の接点部の電気的導通を得る構造である事を
    特徴とするリセットスイッチ。
JP15326387U 1987-10-08 1987-10-08 リセットスイッチ Expired - Lifetime JPH064513Y2 (ja)

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JPH0160323U JPH0160323U (ja) 1989-04-17
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