JPH0645159B2 - 浮遊インサート保持力維持方法及び装置 - Google Patents

浮遊インサート保持力維持方法及び装置

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JPH0645159B2
JPH0645159B2 JP20389190A JP20389190A JPH0645159B2 JP H0645159 B2 JPH0645159 B2 JP H0645159B2 JP 20389190 A JP20389190 A JP 20389190A JP 20389190 A JP20389190 A JP 20389190A JP H0645159 B2 JPH0645159 B2 JP H0645159B2
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道夫 金子
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は浮遊インサート保持力維持方法及び装置に関す
るものである。さらに詳しくいえば、たとえば本出願人
による特願平1−19597号の浮遊インサート成形方法及
び装置などで製作される浮遊インサート成形品の製作時
に浮遊インサートを所定の空間で保持し、その保持力を
維持したまゝ金型内の浮遊インサート成形所定位置に移
送静止し、その所定位置に浮遊インサートを保持力を維
持したまゝ浮遊インサート成形を行い、浮遊インサート
成形品を得るのに用いる浮遊インサート保持力維持方法
及び装置に関するものである。
(従来技術) 本発明は新規の開発思想に基いて発明された浮遊インサ
ート成形方法及び装置(前記特願平1−19597号をより
正しく実施し、より確実且つ安価に製作するために発明
されたものであり、従来技術としての類似の方法及び装
置は殆んどなく、比較は甚だ困難である。
例えばよく知られている成形用ロボットを使用する通常
インサート成形法は、成形用ロボットにより成形用通常
インサート(浮遊インサートではない)を保持して金型
外から金型内の所定の位置に移送し、金型内の成形用通
常インサートの受け具上に設置したり、又は成形用通常
インサートの固定用嵌合部位に嵌合させるが、成形開始
前に成形用通常インサートの保持を解除して金型外に退
避してしまい、成形中に金型内に留まることはなく、勿
論金型に組付け、組入れされておらず、又金型内にて成
形前・成形中・成形後に連動・作動することはない等、
従来技術と本発明とはその思想作動構造が全く異なり比
較は甚だ困難であり、その他の類似従来技術も殆んどな
い。
(発明が解決しようとする課題) 浮遊インサート成形装置に組付け組入れられ、固定金型
と可動金型の間の成形開始前の開かれた金型間の空間に
おいて、浮遊インサートを確実に保持し、その保持力を
維持したまゝ金型内の浮遊インサート成形所定位置に移
送して静止し、浮遊インサート成形中金型内においてそ
の保持力を維持しつづけ、浮遊インサート成形の成形サ
イクル中の適切な時期にその保持及び保持力の維持を解
除して浮遊インサート成形方法及び装置により浮遊イン
サート成形品を得る浮遊インサート保持力維持方法及び
装置を提供することを課題とする。
(発明による課題の解決手段) 固定側金型取付盤に組み付けられた固定側浮遊インサー
ト保持力維持板駆動装置及び駆動装置軸により固定金型
に組み入れられ、又可動な固定側浮遊インサート保持力
維持板を、可動側金型取付盤に組みつけられた可動側浮
遊インサート保持力維持板駆動装置及び駆動装置軸によ
り、可動金型に組み入れられ可動な可動側浮遊インサー
ト保持力維持板をそれぞれ前進せしめ、固定側及び可動
側の浮遊インサート保持力維持板に装着された固定側及
び可動側の浮遊インサート保持軸駆動装置のそれぞれの
浮遊インサート保持軸の先端を浮遊インサートの接圧着
予定面に近接させて停止した後、固定側及び可動側の浮
遊インサート保持軸駆動装置によりそれぞれの浮遊イン
サート保持軸を前進させ、両側より浮遊インサートの接
圧着予定面に密圧着して、浮遊インサートを所定の位置
に所定の保持力で保持せしめ、固定側浮遊インサート保
持力維持板に組み付けられ、可動側浮遊インサート保持
力維持板及び可動側金型取付盤を貫通している浮遊イン
サート保持力維持装置主軸の締付受け部と可動側浮遊イ
ンサート保持力維持板を、締付装置本体駆動装置、駆動
軸及びブロックシリンダー、締付ロッド先端部により締
付装置本体が挟持して締付圧着固定し、固定側浮遊イン
サート保持力維持板と浮遊インサート保持力維持装置主
軸と可動側浮遊インサート保持力維持板とを一体構造化
して固定し、固定側及び可動側の浮遊インサート保持軸
による浮遊インサートの保持力を維持せしめるように
し、固定側及び可動側の浮遊インサート保持力維持板の
それぞれの駆動装置により固定側に移動せしめ、浮遊イ
ンサートを浮遊インサート成形所定位置に停止するとと
もに、可動金型取付盤を前進させ、可動金型の前面を固
定金型の表面に密圧着した後浮遊インサート成形を行
い、その成形途中の適切な時期に、固定側及び可動側の
浮遊インサート保持軸駆動装置によりそれぞれの浮遊イ
ンサート保持軸を所定距離後退(後退距離0の場合も含
む)させ、締付装置本体駆動装置、駆動軸及びブロック
シリンダー、締付ロッド先端により、締付装置本体によ
る締付受け部と可動側浮遊インサート保持力維持板の挟
持を解除して、ストッパーの位置迄締付装置本体を退去
させ、前記一体構造化を完全に解除して、固定側及び可
動側浮遊インサート保持力維持板をそれぞれの浮遊イン
サート保持力維持板駆動装置、駆動装置軸により所定距
離後退せしめ(後退距離0の場合も含む)て、後続の浮
遊インサート成形を行い浮遊インサート成形を完結する
ようにした。
固定側金型取付盤に組みつけられた固定側浮遊インサー
ト保持力維持板駆動装置及び駆動装置軸と、固定金型に
組み入れられ、可動で駆動装置軸と連結しており、固定
側浮遊インサート保持軸を備える固定側浮遊インサート
保持軸駆動装置が組みつけられている固定側浮遊インサ
ート保持力維持板と、可動金型取付盤に組みつけられた
可動側浮遊インサート保持力維持板駆動装置及び駆動装
置軸と、可動金型に組み入れられ可動で、駆動装置軸と
連結しており、可動側浮遊インサート保持軸を備える可
動側浮遊インサート保持軸駆動装置が組みつけられてい
る可動側浮遊インサート保持力維持板と、その中間部位
に締め付け部を有し、一端を固定側浮遊インサート保持
力維持板に強固に組付けられており、他端は可動側浮遊
インサート保持力維持板及び可動側金型取付盤を貫通し
ている浮遊インサート保持力維持装置主軸と、可動側浮
遊インサート保持力維持板の主軸側の側面にガイドピ
ン、ストッパーにより可動に組みつけられ、可動側浮遊
インサート保持力維持板に組み付けられた締付装置本体
駆動装置及び駆動軸により駆動され移動し、締付ロッド
先端部を備えたブロックシリンダーを有する締付装置本
体とからなる。
(実施例) 第1図に基いて本発明装置を説明する。なお以下の説明
において「浮遊インサート」とは、可溶融成形材料を成
形する一対の成形金型を型開きした空間で、その成形金
型の双方の保持装置により保持され、成形所定位置に固
定された後、金型を閉じ可溶融材料により一体的に作り
込められ、内蔵されるインサート(挿入体)をいう。又
は「浮遊インサート成形法」とは浮遊インサートを使用
する成形法を言い、「浮遊インサート成形品」とは浮遊
インサート成形法により作られた成形品を言う。又図に
おいて、金型の浮遊インサート成形品突出装置及び可動
側金型取付盤の駆動装置、浮遊インサート検出確認装置
等は省略してある。
さて、第1図において、Aは固定側金型取付盤(以下固
定盤という)5に装着された固定金型、Bは可動側金型
取付盤(以下可動盤という)6に装着された可動金型で
あり、Cは浮遊インサートである。固定金型Aは固定側
金型取付板7と、固定側金型成形品形成部15を有する
固定側金型型板13と、固定側金型スペーサーブロック
11と、その他図示しない成形金型に必要な構造部材・
部品等を備えており、その成形品形成部15に固定側溶
融材料供給装置1より供給され、固定側溶融材料供給流
路部3を経て必要な溶融材料が供給される。
可動金型Bは可動側金型取付板8と、可動側金型成形品
形成部16を有する可動側金型型板14と、可動側金型
スペーサーブロック12と、その他図示しない成形金型
に必要な構造部材、部品等を備えており、その成形品形
成部16に可動側溶融材料供給装置2より供給され、可
動側溶融材料供給流路部4を経て必要な溶融材料が供給
される。
固定金型Aに組み入れられ、固定盤5に装着された固定
側浮遊インサート保持力維持板駆動装置(以下固定側維
持板駆動装置という)17の駆動装置軸19と連結し
て、可動な固定側浮遊インサート保持力維持板(以下固
定側維持板という)9には、固定側浮遊インサート保持
軸(以下固定側保持軸という)23を有する固定側浮遊
インサート保持軸駆動装置(以下固定側保持軸駆動装置
という)21が組み付けられている。
可動金型Bに組み入れられ、可動盤6に装着された可動
側浮遊インサート保持力維持板駆動装置(以下可動側維
持板駆動装置という)18の駆動装置軸20と連結し
て、可動な可動側浮遊インサート保持力維持板(以下可
動側維持板という)10には、可動側浮遊インサート保
持軸(以下可動側保持軸という)24を有する可動側浮
遊インサート保持軸駆動装置(以下可動側保持軸駆動装
置という)22が組み付けられている。
固定側維持板9に主軸固定部品28によりその一端を固
定された浮遊インサート保持力維持装置主軸(以下主軸
という)26は、可動側維持板10を貫通しており、主
軸26の他の一端は可動盤6を貫通しており、主軸26
の所定の位置に浮遊インサート保持力維持装置主軸締付
受け部(以下主軸締付受け部という)27が組み付けら
れている。
締付装置本体29には、締付ロッド先端部35を有する
ブロックシリンダー34が装着されており、可動側維持
板10に組み付けられたストッパー33を有する装置本
体ガイドピン32によりガイドされて締付装置本体29
は移動することが出来、その移動は可動側維持板10に
組み付けられた締付装置本体駆動装置30及びその駆動
軸31によりなされる。
なお図においては、成形装置は横型形式のものについて
示しているが、縦型形式のものであってもよい。
又主軸は金型外部に複数本示されているが、金型内部で
もよく奇数本でもよく、又可動側金型取付板が厚かった
り、可動盤寸法が小さい場合は、可動盤を貫通しないの
は勿論である。維持板駆動装置及び駆動軸は金型スペー
サブロックの外側に設けられ、それぞれ固定盤可動盤に
装着されているが、金型スペーサブロックの内側に設け
たり、固定金型・可動金型のそれぞれの金型取付板等金
型の固定部位に装着してもよく、各駆動装置の駆動は液
圧・空圧・電気的機構・機械的機構等から適切な選択を
行って採用すればよく、それ等の数量位置等及び浮遊イ
ンサート保持軸駆動装置及び保持軸の数量等は、浮遊イ
ンサート成形品の大小・重量・形状等により適切に検討
され実施される。
(作動) 1)第1図の如く完全に開かれた固定金型Aと可動金型
Bの間の空間の所定の位置に浮遊インサートCが浮遊イ
ンサート運搬供給搬出装置25により供給静止されたこ
とを音波装置・光学装置等による位置状態の検出確認装
置により確認される迄、浮遊インサート保持力維持装置
のすべての各部位は原位置に停止している。
2)検出確認装置により浮遊インサートCが空間の所定
の位置に供給され静止したことを確認した後、第2図に
示す如く固定側維持板駆動装置17、可動側維持板駆動
装置18を駆動し、それぞれの駆動装置軸19,20を
前進せしめることにより、固定側維持板9及び角を側維
持板10を前進せしめると、固定側維持板9に装着され
た固定側保持軸駆動装置21の固定側保持軸23の先端
と、可動側保持軸駆動装置22の可動側保持軸24の先
端が前進し、双方の保持軸23,24の先端と浮遊イン
サートCの予定圧着部位表面迄の間隙が所定の距離に達
した時、それぞれの維持板駆動装置17,18の駆動を
停止することにより、双方の保持軸23,24のそれぞ
れの先端は、空間の所定位置に静止している浮遊インサ
ートCの両側の予定圧着部位表面と所定の間隙距離を保
って静止する。その時、金型の寸法・構造、浮遊インサ
ートC及び浮遊インサートC成形品の寸法、浮遊インサ
ートCの構造及び表面硬度等を考慮して、主軸26のあ
らかじめ設定された位置に組付けられている主軸締付受
け部の可動側の面は、可動側維持板10の固定側の面に
低圧にて接圧している。
3)引続き検出確認装置により安全等(浮遊インサート
Cの位置ずれ等)を確認しながら、それぞれの駆動装置
軸19,20のみを駆動させ、それぞれの保持軸23,
24の先端を前進させ、浮遊インサートCの予定圧着部
位に密着させた後、浮遊インサートCを安全且つ確実に
保持する所定の保持力を得る迄、駆動装置軸19,20
により与圧し、所定の保持圧力に達した後その圧力を維
持したまゝ駆動装置軸19,20の駆動を停止すること
により、第3図に示す如く双方の保持軸23,24によ
り固定・可動両金型A・Bの間の空間の浮遊インサート
Cを所定の位置で所定の保持力をもって維持し続ける。
所定の保持力をもって浮遊インサートCが保持軸23,
24により保持されたことを確認した後、浮遊インサー
ト運搬供給装置25は供給力を解除して金型外へ退避す
る。
4)所定の保持力をもって浮遊インサートCが保持軸2
3,24により保持されたことを確認した後、締付装置
本体駆動装置30を駆動し、駆動軸31により締付装置
本体29が可動側維持板10と主軸締付受け部27とを
完全に挟持して加圧し得る位置に移動せしめ、移動完了
後ブロックシリンダー34を作動させ、締付ロッド先端
部35を前進させ、主軸締付受け部27の固定側側面を
強圧維持するすることにより、主軸締付受け部27と可
動側維持板10を強固に挟持すると、固定側維持板9と
可動側維持板10と主軸26が強固に一体的構造に組立
てられ、それ等の関連位置寸法が不変となり、一体的構
造内に組みつけられているそれぞれの保持軸駆動装置2
1,22及び保持軸23,24により保持・維持されて
いる浮遊インサートCは空間の所定の位置に保持・維持
される。又主軸締付受け部27と可動側維持板10の挟
持強圧が行なわれている間も挟持強圧が完了した後にお
いても、双方の駆動装置軸19,20が自動的に所定の
保持圧力を維持しつづけて、浮遊インサートCを正確に
保持・維持しつづけることは勿論である。
5)第4図に示す如く、固定側・可動側の維持板駆動装
置17,18を駆動して主軸26により一体的構造とな
っている固定側維持板9、可動側維持板10を固定盤5
側に移動することによって、浮遊インサートCが固定側
金型成形品形成部15に対する正しい浮遊インサート成
形位置に達する様に移動し、浮遊インサートCを浮遊イ
ンサート成形所定位置に停止する。
同時に又は所定の時間経過後に可動盤6をその駆動装置
により固定側に移動させることにより金型Bを固定側に
前進移動させ、その前面を金型Aの前面に密着させ、所
定の型締め圧力迄与圧することにより、固定金型Aの成
形品形成部15と可動金型Bの成形品形成部16により
形成される浮遊インサート成形品用空間の所定の位置に
浮遊インサートCが正確且つ所定の保持力を維持して保
持されて、浮遊インサート成形の溶融材料の供給工程が
開始される。この間及び締付装置本体等による締付機能
が機能している間においては、固定側維持板駆動装置1
7及び駆動装置軸19、固定側可動側のそれぞれの保持
軸駆動装置21,22及び保持軸23,24は所定の位
置の保持及び所定の保持力の維持を自動的に継続して行
うことは勿論であり、更に図示しないが簡便な固定側維
持板9の位置決め機構を付与してもよい。
6)第5図において、浮遊インサート成形溶融材料供給
工程の中期から後期にかけて材料供給が所定の量に達
し、浮遊インサート成形測定装置が種々の判定データが
適正であると判断した後、締付装置本体29のブロック
シリンダー34の締付ロッド先端部35が後退し、主軸
締付受け部27と可動側維持板10の挟持が解除され、
つづいて締付装置本体駆動装置30が駆動し、駆動軸3
1により締付装置本体29は締付装置本体ガイドピン3
2にガイドされてストッパー33迄移動し、主軸締付受
け部27と可動側維持板10の挟持は完全に解除され、
前述の期間中一体的構造に組立てられたていた固定側維
持板9と主軸26と可動側維持板10は完全に個別とな
り、又固定側可動側のそれぞれの維持板駆動装置17,
18及び駆動装置軸19,20により、それぞれの維持
板9,10は原位置又は所定の位置に停止し、固定側可
動側のそれぞれの保持軸駆動装置21,22により、そ
れぞれの保持軸23,24はそれ等の先端が所定の位置
に停止する様される。
7)浮遊インサート成形の成形工程の総てが終了した
後、可動盤6がその駆動装置により後退し、可動金型B
が後退し、両金型A・Bの間が開放され、両金型A・B
のいずれか一方に設けられた浮遊インサート成形品突出
装置により、浮遊インサート成形品が両金型A・B間の
空間に移動し、浮遊インサート成形品運搬供給搬出装置
により金型外へ搬出され、浮遊インサート保持力維持装
置の総ては原位置に復帰停止する。
8)かくして良好な所要の浮遊インサート成形品が得ら
れる。
第6図は締付装置本体29を締付けた状態の詳細図であ
る。又第7図は可動側浮遊インサート保持力維持板に何
等かの理由(スペースの狭小等)により締付装置本体駆
動装置等の取付けが不具合な場合、主軸締付受け部に締
付け装置本体駆動装置を取付けて、同様の効果を得る実
施例であり、さらに第8図は特にクランプ機構を利用す
る時の実施例である。
(効果) 固定金型A、可動金型Bにそれぞれ浮遊インサート保持
力維持板を可動に組み入れ、それ等維持板に浮遊インサ
ートCの保持軸及び保持軸駆動装置を取付けて、浮遊イ
ンサートCを直接保持せしめた。又それ等維持板を両金
型の固定部位(固定盤,可動盤,固定盤取付板,可動板
取付板等)に取付けた維持板駆動装置及び駆動軸により
可動とし、固定側維持板に締付け受け部を有する主軸を
取付け、可動側維持板に取付けた締付装置を用いて、浮
遊インサート成形工程中の必要時期に主軸,固定側維持
板,可動側維持板を一体化構造とし、不必要時期におい
ては、一体化構造を解除して別個機能をなさしめ、浮遊
インサート成形における浮遊インサートCの空間の所定
位置での保持、保持力を維持しての浮遊インサート成形
所定位置への移送、浮遊インサート成形中の浮遊インサ
ートCの金型内における保持維持、浮遊インサート成形
終了後の両金型A・Bの開放を正確且つ円滑になさしめ
うるようにしたので、良好な所要の浮遊インサート成形
品を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置を示し、特に金型を開き
浮遊インサートCを導入した状態を示す。 第2図は固定側可動側のそれぞれの維持板が前進し、そ
れぞれの保持板の先端が浮遊インサートC表面と所定の
間隙を保って静止した状態を示す。 第3図は固定側可動側のそれぞれの保持軸の先端が浮遊
インサートCの表面を密圧着して保持し、締付装置本体
が駆動され移動して、各締付部位を挟持強圧して、主軸
と固定側可動側のそれぞれの維持板を一体化構造とした
状態を示す。 第4図は一体化構造となった固定側維持板,可動側維持
板及び主軸がその構造内に保持軸により浮遊インサート
Cを保持したまゝ固定側に移動し、浮遊インサート成形
所定位置に停止し、両金型A・Bが閉じた状態を示す。 第5図は固定側維持板,可動側維持板及び主軸が一体化
構造を完全に解除され、固定側可動側のそれぞれの維持
板,保持軸が所定の位置に停止した状態を示す。 第6図は締付装置近傍の詳細図、第7図及び第8図は締
付装置の別の実施例を示す。 図において; A……固定金型、B……可動金型 C……浮遊インサート 1……固定側溶融材料供給装置 2……可動側溶融材料供給装置 3……固定側溶融材料供給流路部 4……可動側溶融材料供給流路部 5……固定側金型取付盤(固定盤) 6……可動側金型取付盤(可動盤) 7……固定側金型取付板 8……可動側金型取付板 9……固定側浮遊インサート保持力維持板 10……可動側浮遊インサート保持力維持板 11……固定側金型スペーサブロック 12……可動側金型スペーサブロック 13……固定側金型型板 14……可動側金型型板 15……固定側金型成形品形成部 16……可動側金型成形品形成部 17……固定側浮遊インサート保持力維持板駆動装置 18……可動側浮遊インサート保持力維持板駆動装置 19……駆動装置軸 20……駆動装置軸 21……固定側浮遊インサート保持軸駆動装置 22……可動側浮遊インサート保持軸駆動装置 23……固定側浮遊インサート保持軸 24……可動側浮遊インサート保持軸 25……浮遊インサート運搬供給搬出装置 26……浮遊インサート保持力維持装置主軸 27……浮遊インサート保持力維持装置主軸締付受け部 28……軸固定部品、29……締付装置本体 30……締付装置本体駆動装置 31……駆動軸 32……締付装置本体ガイドピン 33……ストッパー、34……ブロックシリンダー 35……締付ロッド先端部 36……締付装置本体、37……駆動軸取付部品 38……駆動軸 39……締付装置本体駆動装置 40……締付ロッド先端部 41……ブロックシリンダ 42……締付コンタクト部 43……締付アーム、44……締付アーム板 45……シリンダ軸、46……圧力シリンダ 47……フレーム、48……締付装置本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側金型取付盤(5)に組み付けられた固
    定側浮遊インサート保持力維持板駆動装置(17)及び駆動
    装置軸(19)により固定金型(A)に組み入れられ、又可動
    な固定側浮遊インサート保持力維持板(9)を、可動側金
    型取付盤(6)に組みつけられた可動側浮遊インサート保
    持力維持板駆動装置(18)及び駆動装置軸(20)により、可
    動金型(B)に組み入れられ可動な可動側浮遊インサート
    保持力維持板(10)をそれぞれ前進せしめ、固定側及び可
    動側の浮遊インサート保持力維持板(9,10)に装着された
    固定側及び可動側の浮遊インサート保持軸駆動装置(21,
    22)のそれぞれの浮遊インサート保持軸(23,24)の先端を
    浮遊インサート(C)の接圧着予定面に近接させて停止し
    た後、固定側及び可動側の浮遊インサート保持軸駆動装
    置(21,22)によりそれぞれの浮遊インサート保持軸(23,2
    4)を前進させ、両側より浮遊インサート(C)の接圧着予
    定面に密圧着して、浮遊インサート(C)を所定の位置に
    所定の保持力で保持せしめ、固定側浮遊インサート保持
    力維持板(9)に組み付けられ、可動側浮遊インサート保
    持力維持板(10)及び可動側金型取付盤(6)を貫通してい
    る浮遊インサート保持力維持装置主軸(26)の締付受け部
    (27)と可動側浮遊インサート保持力維持板(10)を、締付
    装置本体駆動装置(30)、駆動軸(31)及びブロックシリン
    ダー(34)、締付ロッド先端部(35)により締付装置本体(2
    9)が挟持して締付圧着固定し、固定側浮遊インサート保
    持力維持板(9)と浮遊インサート保持力維持装置主軸(2
    6)と可動側浮遊インサート保持力維持板(10)とを一体構
    造化して固定し、固定側及び可動側の浮遊インサート保
    持軸(23,24)による浮遊インサート(C)の保持力を維持せ
    しめるようにし、固定側及び可動側の浮遊インサート保
    持力維持板(9,10)のそれぞれの駆動装置(17,18)により
    固定側に移動せしめ、浮遊インサート(C)を浮遊インサ
    ート成形所定位置に停止するとともに、可動側金型取付
    盤(6)を前進させ、可動金型(B)の前面を固定金型(A)の
    表面に密圧着した後浮遊インサート成形を行い、その成
    形途中の適切な時期に、固定側及び可動側の浮遊インサ
    ート保持軸駆動装置(21,22)によりそれぞれの浮遊イン
    サート保持軸(23,24)を所定距離後退させ、締付装置本
    体駆動装置(30)、駆動軸(31)及びブロックシリンダー(3
    4)、締付ロッド先端部(35)により、締付装置本体(29)に
    よる締付受け部(27)と可動側浮遊インサート保持力維持
    板(10)の挟持を解除して、ストッパー(33)の位置迄締付
    装置本体(29)を退去させ、前記一体構造化を完全に解除
    して、固定側及び可動側浮遊インサート保持力維持板
    (9,10)をそれぞれの浮遊インサート保持力維持板駆動装
    置(17,18)、駆動装置軸(19,20)により後退せしめて、後
    続の浮遊インサート成形を行い浮遊インサート成形を完
    結するようにしたことを特徴とする浮遊インサート保持
    力維持法。
  2. 【請求項2】固定側金型取付盤(5)に組みつけられた固
    定側浮遊インサート保持力維持板駆動装置(17)及び駆動
    装置軸(19)と、固定金型(A)に組み入れられ可動で駆動
    装置軸(19)と連結しており固定側浮遊インサート保持軸
    (23)を備える固定側浮遊インサート保持軸駆動装置(21)
    が組みつけられている固定側浮遊インサート保持力維持
    板(9)と、可動側金型取付盤(6)に組みつけられた可動側
    浮遊インサート保持力維持板駆動装置(18)及び駆動装置
    軸(20)と、可動金型(B)に組み入れられ可動で駆動装置
    軸(20)と連結しており可動側浮遊インサート保持軸(24)
    を備える可動側浮遊インサート保持軸駆動装置(22)が組
    みつけられている可動側浮遊インサート保持力維持板(1
    0)と、その中間部位に締付受け部(27)を有し一端を固定
    側浮遊インサート保持力維持板(9)に強固に組付けられ
    ており他端は可動側浮遊インサート保持力維持板(10)及
    び可動側金型取付盤(6)を貫通している浮遊インサート
    保持力維持装置主軸(26)と、可動側浮遊インサート保持
    力維持板(10)の主軸(26)側の側面にガイドピン(32)、ス
    トッパー(33)により可動に組みつけられ可動側浮遊イン
    サート保持力維持板(10)に組み付けられた締付装置本体
    駆動装置(30)及び駆動軸(31)により駆動され移動し、締
    付ロッド先端部(35)を備えたブロックシリンダー(34)を
    有する締付装置本体(29)とからなることを特徴とする浮
    遊インサート保持力維持装置。
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