JPH0645186Y2 - 熱交換器のシール構造 - Google Patents

熱交換器のシール構造

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JPH0645186Y2
JPH0645186Y2 JP9187690U JP9187690U JPH0645186Y2 JP H0645186 Y2 JPH0645186 Y2 JP H0645186Y2 JP 9187690 U JP9187690 U JP 9187690U JP 9187690 U JP9187690 U JP 9187690U JP H0645186 Y2 JPH0645186 Y2 JP H0645186Y2
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JP
Japan
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ring
shell
sleeve
heat exchanger
tube
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JP9187690U
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JPH0449780U (ja
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裕 下田
弘 小川
千秋 冨田
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Junkosha Co Ltd
Nichias Corp
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Junkosha Co Ltd
Nichias Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、Oリングの形成材料が溶出せず、且つシー
ル機能を損なうことのない熱交換器のシール構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の熱交換器のシール構造には、実開昭62−185389号
公報に記載される構造が知られている。
すなわち、このシール構造は、多数のプラスチックチュ
ーブを集束してなるチューブ束をシェル内に配置した熱
交換器において、チューブ束両端のスリーブをシェルの
内側と外側からシェルの外殻の一部をなすフランジで挟
み込んで固定している。そして、シェル内側の内フラン
ジとスリーブの内側端面間には第1のシールリングを介
在させ、またシェル外側の内フランジとスリーブの外側
端面間には第2のシールリングたるOリングを介在させ
て前記シェルを二重に閉塞する構造となっている。特
に、この従来例においては第1のシールリングを断面U
字状の形状とし、スリーブとシールリングとの圧着面積
を広くすることにより水密性を高める構造としていた。
なお、これらシールリングはシェルのフランジ及びスリ
ーブの両者に密着させ水密性を高める必要があるため、
一般的には弾性に富むバイトン等のフッ素ゴムにより形
成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来構造においては、第2
のシールリング、すなわちOリングがプラスチックチュ
ーブを流通する流体と接触することとなるが、このOリ
ングは前記したようにフッ素ゴムで形成されているため
に溶出性があり、プラスチックチューブを流通する流体
が超純水等、極めて高い純度を求められる流体である場
合は、上記のようなシール構造を有する熱交換器を使用
することが出来ないという問題点があった。
一方、上記問題点の解決方法として、OリングをPTFE,P
FA,FEP等の溶出性がほとんど無いフッ素樹脂により形成
することも考えられるが、これらフッ素樹脂は弾性に乏
しいためスリーブとシェルに対する圧着が充分ではな
く、こんどは水密性に劣ることになって、充分なシール
機能を達成することができないという問題点が生じる。
そこで、この考案はこれらの問題点を考慮してなされた
ものであって、この考案の目的は、Oリングの形成材料
として溶出性のないフッ素樹脂を用いるとともに、同時
に高い水密性を維持することができる熱交換器のシール
構造を提案することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、多数のプラスチックチューブを集束し、そ
の両端をスリーブに内嵌してチューブ束を形成し、これ
をシェル内に配設したうえで、前記スリーブの端面と前
記シェルの外殻とをOリングにより閉塞した熱交換器に
おいて、前記Oリングをフッ素樹脂で形成し、且つこの
Oリングには、前記プラスチックチューブを流通する流
体の流路側に開口した圧力溝を形成した熱交換器のシー
ルを構成して、上記課題を解決している。
〔作用〕
プラスチックチューブに流体を通過させると、この流体
の流路側に開いたOリングの圧力溝に液圧がかかり、こ
の圧力溝を開く方向に力が加わる。そして、この圧力溝
が開いた分、Oリングの外周面がシェルの外殻及びチュ
ーブ束のスリーブの端面に圧着し、高い水密性を得る。
また、Oリングはフッ素樹脂で形成されるために流体中
に材質が溶出することはなく、プラスチックチューブ内
を流通する流体の純度に影響を与えることはない。
なお、上記Oリングは、フッ素樹脂、例えば4フッ化エ
チレン樹脂(PTFE),4フッ化エチレン−パーフロロアル
キルビニルエーテル共重合樹脂(PFA),4フッ化エチレ
ン−6フッ化プロピレン共重合樹脂(FEP),4フッ化エ
チレン−エチレン共重合樹脂(ETFE),3フッ化塩化エチ
レン樹脂(PCTFE),フッ化ビニリデン樹脂(PVdF)に
より形成することができる。
〔実施例〕 以下、この考案の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
第1図は熱交換器全体の一部破断側面図である。同図に
示すように、この熱交換器はいわゆるシェルアンドチュ
ーブ型の熱交換器であって、シェル2内にチューブ束4
を配置し、シェル2内を流れるシェル側流体とチューブ
束4内を流れるチューブ側流体との間で両者が混じるこ
となく、熱の交換を行うものである。
シェル2は、円筒状の外殻たる本体21にシェル側流体の
流入口22及び流出口23を有しており、シェル2の両端2
a,2aは開口して、環状の固定具24を本体21にボルト25を
用いて着脱可能に取り付け、それらが蜂の巣状の気密結
合部をなしている。そして、これら本体21と固定具24と
の間に後述するチューブ束4のスリーブ44を嵌め込む保
持機構を形成している。
チューブ束4は、多数のプラスチックチューブ41を集束
させたうえで、その端部をスリーブ44に内嵌してなる。
そして、このチューブ束4をシェル2内に配置したうえ
で、両端のスリーブ44,44を前記したシェル端部2a,2aの
保持機構により保持し、プラスチックチューブ41の開口
端はシェル2の端部2a,2aから露出した状態となってい
る。なお、チューブ束4の中途部にはバッフルブレート
42に挿通しており、このバッフルブレート42がシェル側
流体の流れを制御している。
第2図に、スリーブの保持機構の一部拡大断面図を示
す。同図に示すように、シェル2の端部2aには、別部材
を溶接するなどして外フランジ26を形成しており、また
この外フランジ26にはスリーブ44の外径とほぼ同径の開
口部を有する環状部材27を複数のボルト28を用いて止め
付けている。外フランジ26と環状部材27との間には、割
りリング29aの外周に断面U字状のフッ素ゴム29bを外嵌
してなるストップリング29を挟み込んで固定している。
また、前記したように固定具24は、複数のボルト25を用
いて、環状部材27に着脱可能に固定されるが、この固定
具24の開口部には内周面にフッ素樹脂製のライナー31を
取り付けた内フランジ30が形成されている。そして、チ
ューブ束4のスリーブ44は、環状部材27に嵌め込んだの
ちスリーブ44をストップリング29と固定具24の内フラン
ジ30との間に挟み込むことにより、同位置に固定する構
造となっている。このとき、固定具24の内フランジ30と
スリーブ44との間には第1のOリング5を、ストップリ
ング29とスリーブ44との間には第2のOリング6を介在
させている。
第1のOリング5は、本考案の一部を構成するOリング
であって、このOリングの平面図を第3図(a)に、同
図A−A線による断面図を第3図(b)に示す。このO
リング5は、PTFE,PFA,FEP等のフッ素樹脂材料で形成さ
れた断面円形の環状体であって、その内周側から中心に
向かって圧力溝Gが形成されている。そして、第2図に
示すように、このOリング5を固定具24開口部の内周面
に取り付けた場合は、その圧力溝Gがスリーブ44の外側
に露出し、チューブ側流体の流路に連通した状態とす
る。なお、第2図に示すこのOリング5はスリーブ44及
び内フランジ30に圧接しているため断面形状が変形した
状態で表わされている。
また、第2のOリング6は、同様に断面円形の環状体で
あるが、この場合、シェル側流体への材質溶出は問題と
されないため、より大きな弾性を有するバイトン等のフ
ッ素ゴムにより形成されている。
次に、本実施例の作用を第1図及び第4図に基づいて説
明する。
チューブ束4を構成する各プラスチックチューブ41にチ
ューブ側流体を流通させるとともに、シェル2の流入口
22から流出口23にかけてシェル側流体を流通させること
により、両流体間で熱の交換を行う。すなわち、例え
ば、チューブ側流体の温度が高く、シェル側流体の温度
が低い場合は、チューブ側流体の熱量がプラスチックチ
ューブ41の表面を介してシェル側流体に伝達され、チュ
ーブ側流体を冷却する。
このとき、第1のOリング5を形成するフッ素樹脂は溶
出性がほとんどないため、チューブ側流体に接触しても
この流体の純度に影響を与えることはない。
第4図(a),(b)は第1のOリングの作動を示す説
明図である。
まず、同図(a)に示すように、プラスチックチューブ
41に流体が流れない状態にあっては、Oリング5はチュ
ーブ束4のスリーブ44と固定具24の内フランジ30に挟ま
れて断面楕円状に変形している。
次に、同図(b)に示すように、プラスチックチューブ
41に流体が流れると、この流体の液圧はOリング5の圧
力溝Gにかかりこれを押し広げるように作用する。その
結果、Oリング5の外周面はさらにスリーブ44と内フラ
ンジ30に押しつけらて密着し、水密性が向上する。
以上説明したように、本実施例の熱交換器1によって
は、Oリングの形成材料としてフッ素樹脂を使用するた
めにチューブ側流体にOリング5の形成材料が溶出する
ことがなく、また圧力溝Gが液圧を受けてOリング5を
変形させるためにOリングが弾性に乏しいフッ素樹脂に
より形成されていても水密性に劣ることはない。
なお、第2のOリング6はフッ素ゴムにより形成した
が、シェル側流体への同材質の溶出を防ぐ必要がある場
合は、第1のOリング5と同様の構造とすればよい。
また、第1のOリング5の断面形状及び圧力溝Gの形状
は本実施例のものに限られるものではなく、第5図
(a)〜(c)に示すように、スリーブ44及び内フラン
ジ30の形状に合わせて任意の形状とすることができるの
は勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の熱交換器のシール構造
によっては、Oリングの形成材料としてフッ素樹脂を用
いることによりチューブ側流体に形成材料が溶出するこ
とを防止し、且つチューブ側流体の液圧を受ける圧力溝
をOリングに形成したことにより高い水密性を維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の熱交換器の一部破断側面図、第2図は
スリーブの保持機構の拡大断面図、第3図(a)は第1
のOリングの平面図、第3図(b)は同図(a)のA−
A線による断面図、第4図は第1のOリングの作動状態
を示す説明図、第5図はOリングの他の断面形状例及び
圧力溝形状例を示す説明図である。 1…熱交換器、2…シェル、4…チューブ束、41…プラ
スチックチューブ、44…スリーブ、5…第1のOリング
(Oリング)、G…圧力溝
フロントページの続き (72)考案者 小川 弘 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目14番8号 大宮化成株式会社内 (72)考案者 冨田 千秋 東京都世田谷区宮坂2丁目25番25号 株式 会社潤工社内 (56)参考文献 実開 昭63−36882(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のプラスチックチューブを集束し、そ
    の両端をスリーブに内嵌してチューブ束を形成し、これ
    をシェル内に配設したうえで、前記スリーブの端面と前
    記シェルの外殻とをOリングにより閉塞した熱交換器に
    おいて、 前記Oリングをフッ素樹脂で形成し、且つこのOリング
    には、前記プラスチックチューブを流通する流体の流路
    側に開口した圧力溝を形成したことを特徴とする熱交換
    器のシール構造。
JP9187690U 1990-08-31 1990-08-31 熱交換器のシール構造 Expired - Lifetime JPH0645186Y2 (ja)

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JP9187690U JPH0645186Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 熱交換器のシール構造

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JP9187690U JPH0645186Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 熱交換器のシール構造

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JPH0449780U JPH0449780U (ja) 1992-04-27
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