JPH0645357Y2 - マーガリン等の食品切断装置 - Google Patents

マーガリン等の食品切断装置

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JPH0645357Y2
JPH0645357Y2 JP1989111137U JP11113789U JPH0645357Y2 JP H0645357 Y2 JPH0645357 Y2 JP H0645357Y2 JP 1989111137 U JP1989111137 U JP 1989111137U JP 11113789 U JP11113789 U JP 11113789U JP H0645357 Y2 JPH0645357 Y2 JP H0645357Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、マーガリン、バター、チョコレート等の食品
の切断に適する装置の改良に関する。
<従来の技術> 従来、マーガリン等の切断装置については、実開昭49−
99552号に記載のものが知られている。この装置は、エ
ンドレス状の鎖状体に切断刃を取り付け、この鎖状体を
斜方向に配設し、切断刃を被加工物の移動方向と同方向
に動かすと共に下方へ動かし、移動中の被加工物の切断
を良好になすものである。
ところが、この装置は、エンドレスの鎖状体により刃を
動かすため、被加工物の厚みが大きくなると充分に切断
し得ないという課題を有する。
また、特開昭53−80089号及び特開昭53−15684号公報に
記載の切断装置にあっては、移動中の被加工物の移動方
向と同一方向に刃を移動させる手段と、移動方向と直交
する方向に刃を移動させる手段とを供え、これら2方向
に刃を移動させることにより、刃を斜めに移動させて、
被加工物の移動に同調した切断を実現せんとしている。
ところが、このように2方向の別々の移動手段により刃
を移動させることにより、被加工物の移動に同調した切
断を実現するには、2方向夫々の移動速度を正確に制御
する必要が生じるため、その制御が困難であると共に、
正確な制御の実現には複雑な装置が必要となる。
さらに、マーガリン等の厚み(例えば5〜10cm厚)の大
きな被加工物を切断する場合、切断後に刃を上昇させる
にも、不用意に上昇させると、刃の先が被加工部の上端
角に接触して、その角を傷つけるおそれがある。
<考案が解決しようとする問題点> しかして、本考案は、比較的簡単な制御で確実に被加工
物の移動に同調させた状態で刃を下降させることができ
ると共に、上昇中の刃によって被加工物を傷つけるおそ
れをなくすることにより、良好な被加工物の切断を実現
し得るマーガリン等の食品切断装置を提供せんとするも
のである。
<問題を解決するための手段> そこで本考案は、前後方向基端側から先端側へ移動中の
マーガリン等の被加工物に対して適宜動力源により刃を
動かして切断等の加工を行う際に、被加工物と同方向へ
刃を移動させながら刃を下方へ移動させて被加工物に対
する切断等の加工を行う装置を改良して、常に確実な切
断をなし得る装置を提供する。
本考案の装置は、切断前の被加工物を前進させる第1コ
ンベア(21)と、切断後の被加工物を第1コンベア(2
1)よりも速い速度で前進させる第2コンベア(22)
と、刃(42)を斜方向に導く斜交ガイド(46)と、斜交
ガイド(46)を前後に案内する前後方向ガイド(49)
(51)と、刃を斜交ガイド(46)の案内に沿って移動さ
せる第1駆動手段(71)と、斜交ガイド(46)を前後方
向ガイド(49)(51)に沿って前後に移動させる第2駆
動手段(85)とを備える。そして、上記の斜交ガイド
(46)が、上記被加工物の移動方向の基端側上方から先
端側下方へ傾斜しているものであり、第1駆動手段(7
1)により刃(42)を同方向に降下させることにより被
加工物を切断し、切断後に第1駆動手段(71)により刃
(42)を上昇させる際に、第2駆動手段(85)により斜
交ガイド(46)を前進させた後、後退させるようにした
ことを特徴とするマーガリン等の食品切断装置を提供す
る。
さらに、本考案は、上記の第1駆動手段(71)及び第2
駆動手段(85)の動力源が回転動力源であり、この回転
力をカムにより往復運動に変更すると共に、斜下方への
刃(42)の移動を被加工物の移動と同調させたことを特
徴とするマーガリン等の食品切断装置を提供する。
<作用> 本考案の切断装置においては、斜交ガイド(46)が、上
記被加工物の移動方向の基端側上方から先端側下方へ傾
斜しているものであり、刃(42)は、これに沿って移動
する。その際例えば、上記の傾斜が前進方向へ1の長さ
に対して上下方向に3の長さの傾斜であれば、一つの駆
動手段(即ち、第1駆動手段(71))で刃を駆動するだ
けで、刃(42)は1対3の速度で前進と下降の2方向へ
の動きをなす。そのため、被加工物の移動速度(即ち、
第1コンベア(21)の移動速度)に合致した速度で刃
(42)が前進するように第1駆動手段(71)の駆動速度
を特定すれば、一定の割合の早さで(例えば1対3)で
刃(42)は下方に移動し、切断速度は決定される。この
ように、本願考案では、一つの駆動手段(即ち、第1駆
動手段(71))で刃(42)を駆動するだけで、刃(42)
は斜交ガイド(46)の傾斜角度に応じた移動を行うた
め、その制御が単純となり、制御のための構成も簡略化
し得る。
切断された被加工物は、第2コンベア(22)に乗って第
1コンベア(21)よりも速い速度で前進するため、切断
されて第2コンベア(22)上に乗った被加工物と、第1
コンベア(21)上の後続の被加工物との間には、間隔が
開く。そして、切断後に刃(42)を上昇させるに際して
は、斜交ガイド(46)ごと刃(42)を第1コンベア(2
1)より速く前進させることにより、刃(42)と後続の
被加工物との間に間隔を開けることができる。このよう
に、第1駆動手段(71)により刃を上昇して元の状態に
戻すに際して、斜交ガイド(46)ごと刃(42)を第1コ
ンベア(21)より速く前進させる結果、刃(42)が上昇
する際に被加工物と接触してしまうおそれをなくするこ
とができる。尚、刃(42)の上昇終了前後に、斜交ガイ
ド(46)を後退させることにより、刃(42)は初期位置
に戻るものである。
<実施例> 以下図面に基づき、本考案の一実施例を説明する。
第1図(A)〜(C)は一実施例の切断装置の要部側面
図であり、第1図(D)は同要部斜視図げあり、第2図
は同要部正面図、第3図は同全体側面図である。
この切断装置は、基台(1)と、基台上方に配された移
送路(2)と、移送路(2)上に配された切断部(3)
とからなる。
まず、基台(1)上に配された移送路(2)から説明す
ると、この移送路(2)は、基端側(第3図の右側)に
配された第1コンベア(21)と、これに連続して配され
た先端側第3図の左側)に配された第2コンベア(22)
とから構成される。これらのコンベア(21)(22)は、
ベルトコンベアを採用し得るが、チェーンコンベア、ロ
ーラコンベア等の適宜移送手段に変更し得る。
第1コンベア(21)は、被加工物たるマーガリン等の粘
性食品(a)を吐出するノズル(b)先端に配位され、
ノズル(b)から連続して吐出された粘性食品(a)を
先端方向(左方向)に移送する。
第2コンベア(22)は、第1コンベア(21)より、その
移送速度が速く、第1コンベア(21)先端に配された切
断部(3)によって所定寸法に切断された粘性食品
(a)を、その先端方向(左方向)へ移送し、包装等の
次工程をなす装置(図示せず)へ送る。
両コンベア(21)(22)上面には、噴射ノズル(23)よ
りアルコール等の消毒液を噴射し、コンベアの衛生状態
を保つと共に、粘性食品(a)がコンベア(21)(22)
のベルト等の移送面に粘着してしまうことを防ぐことが
望ましい。又、第2コンベア(22)の基端寄りには、粘
性食品(a)を検知するセンサ(24)が設けられ、この
センサ(24)の検知信号に基づき作動する切断部(3)
が第1コンベア(21)の先端寄りに配されている。
この切断部(3)は、第1コンベア(21)をまたぐ状態
で基台(1)上に形成された外フレーム(31)及び内フ
レーム(32)内に配されている。内フレーム(32)内に
は、前後一対のガイド軸(33)(34)が、移送路(2)
の左右両側に、内フレーム(32)に上下端が支持された
状態で立設されている。
尚、本考案において、前とは移送路の進行(先端)方
向、後とは同逆(基端)方向、左、右とは同先端側から
基端側に向かって左、右をいう。第1図(D)は、両コ
ンベア(21)(22)の上方の切断部の左半分の状態を描
いている。
左右夫々の前後のガイド軸(33)(34)間には、支持体
(35)が上下に摺動可能に渡されている。又、左右の各
支持体(35)には、その内側に案内溝(36)が形成され
ている。
この左右の案内溝(36)間には、中央バー(37)が渡さ
れている。詳しくは、この中央バー(37)の両端にロー
ラ(38)(38)が回転可能に取り付けられ、各ローラ
(38)が左右の案内溝(36)内に挿入されており、左右
の案内溝(36)のガイドにより、中央バー(37)は、前
後方向へ摺動可能となっている。
中央バー(37)の左右両端寄りには、刃取付杆(39)
(39)が固定され、その上部には上部バー(40)が、そ
の下部には下部バー(41)が夫々渡されると共に、刃取
付杆(39)(39)の下端間には、マーガリン等の粘性食
品の切断をなす1本の刃(42)が、第1コンベア(21)
上を横切るように、取り付けられている。より詳しく説
明すると、第1図(D)に示すように、刃取付杆(39)
は、上部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)に上
端が支持され、下半分が下方に垂下されている。この下
方に垂下された下端の後面側に、刃(42)の左右両端が
固定されている。この図では刃取付杆(39)(39)の下
端が第1コンベア(21)上に位置するため、マーガリン
等の粘性食品の切断をなす際に、刃取付杆(39)(39)
の下端が粘性食品に接触する恐れがあるように感ずる
が、粘性食品は第1コンベア(21)上の中央に配位され
るため、刃取付杆(39)(39)の下端が粘性食品に接触
することはない。
以上の構成により、ガイド軸(33)(34)及び案内溝
(36)の案内によって、刃(42)は上下方向及び前後方
向に可動となっている。
次に、内フレーム(32)内の移送路(2)の左右両側に
は、一対の略L字状可動体(43)(43)が配されてい
る。各略L字状可動体(43)(43)は、上下方向に少し
傾斜して延びる斜交部(44)と、斜交部(44)の下端か
ら後方向へ延びる水平部(45)とからなる。この斜交部
(44)には、後上方から前下方に傾斜して延びる斜交ガ
イド溝(46)が形成されている。
この斜交ガイド溝(46)内には、前記の中央バー(37)
の両端が挿通されていると共に、上部、下部バー(40)
(41)の両端が挿入されている。この上部、下部バー
(40)(41)の各端部にはローラが回転可能に取り付け
られ、斜交ガイド溝(46)に案内されて可動する。従っ
て、前記のように、ガイド軸(33)(34)及び案内溝
(36)の案内によって上下方向及び前後方向に可動とな
っている刃(42)は、斜交ガイド溝(46)の案内によ
り、上下、前後の2方向の合成方向である後上から前下
の斜方向へ移動し得るものである。
次に、この左右一対の略L字状可動体は、上記のよう
に、刃(42)の斜方向への移動を案内すると共に、自ら
も前後方向へ移動し得る。そのために、左右の斜交部
(44)の上端間には連絡軸(47)が渡され、連絡軸(4
7)の両端にはローラ(48)(48)が回動可能に取り付
けられている。これらの各ローラ(48)は、内フレーム
上部の左右に設けられた上部ガイド溝(49)(49)内に
挿入されている。他方、左右の夫々の水平部(45)後端
寄りには、前後2個のローラ(50)(50)が取り付けら
れ、これらのローラ(50)…は、内フレーム下部の左右
に設けられた下部ガイド溝(51)(51)内に挿入され
る。以上の構成により、略L字状可動体(43)は、上
部、下部ガイド溝(49)(51)に案内されて前後方向へ
平行移動し得るものである。そして、この前後方向への
平行移動により、刃(42)は、刃取付杆(39)及び上
部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)と共に、前
後方向へ移動する。
次に、上記切断部(3)の駆動手段を説明する。
まず、基台(1)内には、第3図に示すように、動力源
たる電動機(61)が取り付けられ、この電動機(61)の
駆動軸は、一回転クラッチ(図示せず)を介して、第1
回転軸(62)及び第2回転軸(63)に夫々接続されてい
る。
第1回転軸(62)には、第1カム(64)が取り付けられ
ている。この第1カム(64)は、溝を有する溝カムであ
り、この溝は、第4図に示すように、径の一定した円弧
部(65)と、円弧部(65)の一端から径外方向へ膨出す
る引き下げ用部(66)と、引き下げ用部(66)端から円
弧部(65)の他端に至る押し戻し用部(67)とを備え
る。
この第1カム(64)の後方には、軸(68)が配され、軸
(68)には第1揺動杆(69)が回動可能に取り付けられ
ている。この第1揺動杆(69)には、ローラ(図示せ
ず)がローラ取着軸(70)によって取り付けられ、この
ローラが上記溝内に可動状態で嵌入される。第1揺動杆
(69)のローラ取着軸(70)の先端寄りには、第1上下
杆(71)の取着部(72)が設けられている。この取着部
(72)には、第1上下杆(71)の下端が回動可能に接続
され、この第1上下杆(71)の上端は前述の中央バー
(37)に回動可能に接続されている。
この第1上下杆(71)の上端は、中央バー(37)の左右
端寄りに接続される。第2図にこの接続部分(73)(7
3)を示す。尚、図の繁雑化を防ぐために接続部分(7
3)(73)のみを示し、第1上下杆(71)は図示しな
い。この図から明らかなように、接続部分(73)(73)
は左右2箇所有り、その夫々に第1上下杆(71)の上端
が接続されるものである。
従って、上記の第1カム(64)から接続部分(73)まで
は、軸(68)を除き、左右一対づつ設けられるものであ
る。
次に、前記第2回動軸(63)は、上記第1回動軸(62)
関連の構成と実施的に同一の構成により、上下杆(77)
に接続される。ここで、第2カム(75)は、第5図に示
すように、円弧部(78)、押し上げ部(79)及び引き戻
し部(80)からなる溝を有する溝カムである。又、第2
揺動杆(76)の基端は、第1揺動杆(69)と同じ軸(6
8)に回動可能に取り付けられている。
第2上下杆(77)の上端は、第3図に示すように、L字
揺動部材(81)の一端に回動可能に接続されている。詳
しくは、このL字揺動部材(81)は、移送路(2)の左
右両側に配され、両部材(81)(81)の折曲部分に通さ
れる軸(82)によって、回動可能に支持されている(第
2図)。又、両L字揺動部材(81)の一端間にも接続軸
(83)が渡され、この接続軸(83)の略中央に上記第2
上下杆(77)の上端が回動可能に接続されている。
第1図に示すように、左右の両L字揺動部材(81)(8
1)の他端側には、夫々長孔(84)が形成され、これら
の長孔に左右一対の前後杆(85)の前端が回動可能かつ
上下に摺動可能に接続されている。そして、前後杆(8
5)の後端は、前記の左右一対の略L字状可動体(43)
(43)の折曲部分附近に回動可能に接続されている。
次に、この切断装置の作動状態について説明するが、そ
の前に、上述の切断装置の主要な構成について整理して
おく。
内フレーム(32)、ガイド軸(33)(34)、上部ガイ
ド溝(49)、下部ガイド溝(51)は、固定状態で動かな
い。
支持体(35)は、ガイド軸(33)(34)に案内されて
上下動する。
略L字状可動体(43)は、上部ガイド溝(49)、上部
ガイド溝(51)に案内されて前後動する。
中央バー(37)は、支持体(35)の案内溝(36)に案
内されて前後動する。
上部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)は、略
L字状可動体(43)の斜交ガイド溝(46)の案内により
上部後方から下部前方へ斜めに移動する。このとき、中
央バー(37)は、前述のの通り支持体(35)の案内溝
(36)に案内されて前後動すると共に、支持体(35)
は、前述のの通りガイド軸(33)(34)に案内されて
上下動する。
上部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)に刃取
付杆(39)を介して固定された刃(42)も、これらと共
に斜めに移動する。
ここで、切断装置の作動状態について説明するが、各部
の動きを説明する前に、刃(42)の動きを中心に、切断
開始から終了までを、図6に基づき概説しておく。
まず、被加工物たるマーガリン等の粘性食品(a)は、
ノズル(b)から連続した一本のシート状態で吐出され
る。そして、粘性食品(a)は、第1コンベア(21)に
よって移送され、切断部(3)の下方の通過し、第2コ
ンベア(22)に乗りうつり、その先端がセンサ(24)に
検知されると、この検知信号に基づき切断部(3)が作
動する。
第6図(A) 作動直前の状態において、中央バー(37)、刃取付杆
(39)及びこの刃取付杆(39)の下端後部に取り付けら
れた刃(42)は、略L字状可動体(43)の上方位置に位
置している。
第6図(B) 中央バー(37)、刃取付杆(39)が、略L字状可動体
(43)の斜交ガイド溝(第6図では図示せず)に沿って
斜め下方に移動する。よって、刃(43)は、第6図
(A)の矢印のように、上方位置から斜め下方に移動す
る。これにより、第1コンベア(21)により送られてい
る被加工物たるマーガリン等の粘性食品(a)と同調し
て、その切断がなされる。
第6図(C) 中央バー(37)、刃取付杆(39)が、略L字状可動体
(43)の斜交ガイド溝(第6図では図示せず)に沿って
斜め上方に移動すると共に、略L字状可動体(43)全体
が前進する。このとき、切断された被加工物(a)は、
第2コンベア(22)に乗って第1コンベア(21)よりも
速い速度で前進するため、切断されて第2コンベア(2
2)上に乗った被加工物(a)と、第1コンベア(21)
上の後続の被加工物(a′)との間には間隔が開く。そ
して、上記のように、略L字状可動体(43)全体が前進
するため、これに伴い刃(42)も前進し、刃(42)と後
続の被加工物(a′)との間に間隔を開けることができ
る。
第6図(D) 中央バー(37)、刃取付杆(39)が、略L字状可動体
(43)の斜交ガイド溝(第6図では図示せず)に沿って
斜め上方に戻ると共に、略L字状可動体(43)が後退
し、第6図(A)の初期状態に戻る。
次に、各部の動きを詳細に説明しなおす。
まず作動前(第6図(A))における切断部(3)の主
要な部材を、第1図(C)に示すと共に、作動前の状態
を説明する。
(I)第1揺動杆(69)のローラは、第1カム(64)の
溝の円弧部(65)に位置しており、第1揺動杆(69)は
上方位置にある。第1揺動杆(69)に接続された第1上
下杆(71)も上昇引き下げ状態にある。
従って、第1上下杆(71)に接続された中央バー(37)
も上昇しており、これに伴い支持体(35)の案内溝(3
6)の後部位置に位置している。よって、上部、中央、
下部の各バー(40)(37)(41)は、略L字状可動体
(43)の斜交ガイド溝(46)の後上位置にある。
(II)第2揺動杆(76)のローラは、第2カム(75)の
円弧部(78)にあり、第2揺動杆(76)は下方位置にあ
る。第2揺動杆(76)に接続された第2上下杆(77)も
下降しており、これに接続されたL字揺動部材(81)の
一端も下降している結果、その他端は後方位置にある。
そして、この他端側の長孔(84)に接続された前後杆
(85)も後方位置にある。
後って、前後杆(85)に接続された略L字状ガイド体
(43)は、上部、下部の各ガイド溝(49)(51)中の後
方位置で支持されている。
(III)従って、(I)(II)の結果、刃(42)は、後
上位置にある。
次に、センサ(24)の検知信号に基づき、切断部(3)
が作動し、刃(42)が後上位置から前下位置に降下し、
粘性食品(a)を切断する。(第1図(A)、第6図
(B))。この間の作動状態を次に説明する。
(I)まず、電動機(61)の駆動軸に一回転クラッチが
接続され、第1、第2の回転軸(62)(63)の回転が始
まる。
これにより、第1カム(64)が回転し、第1揺動杆(6
9)のローラは、同カム溝の円弧部(65)から引き下げ
用部(66)内を移動する。この移動に伴い、第1揺動杆
(69)先端は下降し、これに接続された第1上下杆(7
1)も下降する。
従って、第1上下杆(71)に接続された中央バー(37)
も下降し、支持体(35)も下降する。そして、この下降
運動は、上部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)
が斜交ガイド溝(46)に案内されてた状態で行われるた
め、この案内により各バー(40)(37)(41)は後上位
置から前下位置に斜めに移動する。このとき、中央バー
(37)は、支持体(35)の案内溝(36)の後部位置から
前部位置に移行する。
(II)他方、第2回転軸(63)に固定された第2カム
(75)も同様に回転するが、第2揺動杆(76)のローラ
は、同カム溝の円弧部(78)の内を移動するに止まる。
その結果、これに接続された第2上下杆(77)は下降状
態を維持し、ひいては、略L字状ガイド体(43)も後方
位置で停止したままである。
(III)従って、(I)(II)の結果、刃(42)は、後
上位置から前下位置に斜前方へ下降し、粘性食品(a)
を切断する。このとき、刃(43)の前方向への移動速度
は、第1コンベア(21)による粘性食品(a)の移送速
度と等しく設定され、その結果、粘性食品(a)に対し
ては垂直方向に刃(a)が入れられることとなる。ここ
で、刃(a)の移動速度は、第1カム(64)に、特にそ
のカム溝の引き下げ用部(66)の形状と、略L字状可動
体(43)の斜交ガイド溝(46)の傾斜角度と、第1回転
軸(62)の回転速度により決定される。そして、この決
定された速度と粘性食品の移送速度とを同調させればよ
い。この同調状態を長期の運転中に維持するために、同
一の電動機(61)により、第1コンベア(21)を運転す
ることも好ましい。
次に、切断された粘性食品(a)は、第2コンベア(2
2)によって、第1コンベア(21)より速い速度で前方
へ移送されると共に、これに略等しい速度で刃(42)は
前進しつつ上昇し、(第1図(B))、上昇しながら再
び後退し、上昇しきったところで停止する(第1図
(C)、第6図(C)〜(D))。この間の作動状態を
次に説明する。
(I)第一回転軸(62)とこれに固定された第1カム
(64)の回転によって、第1揺動杆(69)のローラは、
同カム溝の引き上げ用部(66)から押し戻し用部(67)
を経て、円弧部(65)内に戻る。そして、第1回転軸
(62)が、一回転した時点で、1回転クラッチが切ら
れ、その回転が停止する。
この間、第1揺動杆(69)は、そのローラが、カム溝の
押し戻し用部(67)内を移動中に上昇し、円弧部(65)
内を移動中、上昇した状態を保ち、さらに、カムの回
転、停止後も上昇位置で停止している。これにより、第
1上下杆(71)、中央バー(37)、及び支持体(35)も
上昇し、上昇状態で停止する。そして、この上昇運動
は、上部、中央、下部の各バー(40)(37)(41)が斜
交ガイド溝(46)に案内されて、前下位置から後上位置
に移動して停止する。
(II)他方、第2回転軸(63)に固定された第2カム
(75)も回転し、1回転完了時点で1回転クラッチの働
きにより停止する。この間、第2揺動杆(76)は、その
ローラが、カム溝の円弧部(78)から押し上げ部(79)
を径て引き戻し部(80)に至り、円弧部(78)内に戻
る。これにより第2上下杆(77)は、下降位置から上昇
した後再び下降し、その状態を維持する。その結果、L
字揺動部材(81)及び前後杆(85)を介して前後動する
ように接続された略L字状ガイド体(43)は、後方位置
から前進した後、再び後退して後方位置に戻って停止す
る。
(III)以上、上部、中央、下部の各バー(40)(37)
(41)が略L字状ガイド体(43)の斜交ガイド溝(46)
に案内されて前下位置から後上位置に移動し停止する間
に、略L字状ガイド体(43)が後方位置から前進した後
再び後退して後方位置に戻って停止するため、刃(42)
は、前下位置からさらに前進しつつ上昇し、さらに上昇
を続けながら後退して後上位置で停止する。
この動きにより、刃(42)は、後続の粘性食品(a)の
前進を防げることなく上昇して、次の切断に備えること
ができる。
以上、この実施例では、刃を斜方向に導くガイドを斜交
ガイド溝(46)として実施したが、軸として実施し、刃
或はその支持手段に軸挿通部を設け、この軸挿通部に軸
を挿通して斜方向への案内をなすようにしてもよい。ま
た、支持体を導くガイド体をガイド軸(33)(34)とし
て実施したが、上記の実施例とは逆に、溝として実施
し、この溝により支持体(35)を案内させてもよい。ま
た、ガイド軸(33)(34)を上下方向に、支持体(35)
の案内溝(36)を前後方向に配したが、この上下、前後
の関係は逆にしてもよい。刃に対して加えられる力の方
向は、略下方に限らず斜方向、前後方向等であってもよ
く、特に、被移送物の移送速度が大きく、斜交ガイドの
傾斜角を小さくして実施する場合には、前後方向に力を
加えた方が有利なこともある。又、刃は1本の他、複数
本設けるようにしてもよい。
さらに実施例では、ノズルから吐出された直後の粘性食
品(マーガリン、バター、チョコレート等)に対して切
断を行ったが、その切断時期は自由であり、例えば包装
紙上に乗せられた粘性食品に対して同切断を行うように
してもよい。
<考案の効果> 以上本考案の切断装置においては、刃は斜交ガイドによ
り斜方向へ移動するものであるため、一つの駆動手段
(即ち、第1駆動手段(71))で刃(42)を駆動するだ
けで、刃(42)は斜交ガイド(46)の傾斜角度に応じた
移動を行うため、その制御が単純となり、制御のための
構成も簡略化し得る。
切断された被加工物は、第2コンベア(22)に乗って第
1コンベア(21)よりも速い速度で前進するため、切断
されて第2コンベア(22)上に乗った被加工物と、第1
コンベア(21)上の後続の被加工物との間には、間隔が
開く。そして、切断後に刃(42)を上昇させるに際して
は、斜交ガイド(46)ごと刃(42)を第1コンベア(2
1)より速く前進させることにより、刃(42)と後続の
被加工物との間に間隔を開けることができ、刃(42)が
上昇する際に被加工物と接触してしまうおそれをなくす
ることができる。
そして、カムにより、回転動力源の回転を往復運動に変
換して刃を移動させることにより、カムの形状に応じて
正しい速度で刃が斜下方へ動き、被移送物との正確な同
調が実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(C)は、一実施例の切断装置におけ
る切断部の側面図、第1図(D)は切断部の左半分の状
態を描いた要部斜視図、第2図は同正面図、第3図は切
断装置の全体図、第4図は同装置の第1カムの説明図、
第5図は同第2のカムの説明図、第6図(A)乃至
(D)は、夫々、切断時の刃の動きを説明する概略図で
ある。 (2)…移送路、(3)…切断部、(33)(34)…ガイ
ド軸、(35)…支持体、(36)…案内溝、(42)…刃、
(43)…略L字状可動体、(46)…斜交ガイド溝、(6
1)…電動機、(64)…第1カム、(71)…第1上下
杆、(75)…第2カム、(85)…前後杆。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向基端側から先端側へ移動中のマー
    ガリン等の被加工物に対して適宜動力源により刃を動か
    して切断等の加工を行う際に、被加工物と同方向へ刃を
    移動させながら刃を下方へ移動させて被加工物に対する
    切断等の加工を行う装置において、 切断前の被加工物を前進させる第1コンベア(21)と、
    切断後の被加工物を第1コンベア(21)よりも速い速度
    で前進させる第2コンベア(22)と、刃(42)を斜方向
    に導く斜交ガイド(46)と、斜交ガイド(46)を前後に
    案内する前後方向ガイド(49)(51)と、刃を斜交ガイ
    ド(46)の案内に沿って移動させる第1駆動手段(71)
    と、斜交ガイド(46)を前後方向ガイド(49)(51)に
    沿って前後に移動させる第2駆動手段(85)とを備え、 上記の斜交ガイド(46)が、上記被加工物の移動方向の
    基端側上方から先端側下方へ傾斜しているものであり、
    第1駆動手段(71)により刃(42)を同方向に降下させ
    ることにより被加工物を切断し、切断後に第1駆動手段
    (71)により刃(42)を上昇させる際に、第2駆動手段
    (85)により斜交ガイド(46)を前進させた後、後退さ
    せるようにしたことを特徴とするマーガリン等の食品切
    断装置。
  2. 【請求項2】第1駆動手段(71)及び第2駆動手段(8
    5)の動力源が回転動力源であり、この回転力をカムに
    より往復運動に変更すると共に、斜下方への刃(42)の
    移動を被加工物の移動と同調させたことを特徴とする請
    求項1記載のマーガリン等の食品切断装置。
JP1989111137U 1989-09-22 1989-09-22 マーガリン等の食品切断装置 Expired - Lifetime JPH0645357Y2 (ja)

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