JPH0645439Y2 - 船尾管シール装置 - Google Patents

船尾管シール装置

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JPH0645439Y2
JPH0645439Y2 JP1988166658U JP16665888U JPH0645439Y2 JP H0645439 Y2 JPH0645439 Y2 JP H0645439Y2 JP 1988166658 U JP1988166658 U JP 1988166658U JP 16665888 U JP16665888 U JP 16665888U JP H0645439 Y2 JPH0645439 Y2 JP H0645439Y2
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JP
Japan
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stern tube
pressure
stern
annular chamber
tank
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JP1988166658U
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JPH0286900U (ja
Inventor
晃 菱川
Original Assignee
日本マリンテクノ株式会社
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油潤滑式船尾管軸受に使用される船尾管シール
装置に関するものであり、更に詳しくは海水側に圧力面
を向ける複数個のシールリングをプロペラ側に、船尾管
軸受側に圧力面を向ける複数個のシールリングを配列し
た船尾管シール装置の改良に関する。
(従来の技術) 油潤滑式船尾管軸受が1964年日本で大型タンカー根岸丸
に採用されて以来船舶の大型化とともに広く使用される
ようになり、今日では小型船を除く殆んどの船舶が油潤
滑式の軸受とシール装置を使用しているが、船尾管シー
ル装置は海水と油の封止用にゴム製のリップ型シールリ
ングを使用しているために、20数年経過した今日におい
ても往時に比べれば少なくなったと言ってもシールリン
グの損傷は少なくなり、船舶の保守上、公害上なやみの
種であるのが現状である。この中で最近特公昭56-8221
により開示されたシール装置は最も船尾管軸受側に位置
するシールリングの正面空間と、背面空間との圧力を相
等しくして予備のシールリングとして温存しておき、隣
接するシールリングが損傷した場合に、調整バルブの調
整により予備のシールリングを実働させる方式のもので
可成り使用されている。併しながらプロペラ軸の縦、横
の振動に起因するシールリング間環状室の圧力変動は複
雑なため、シールリングの正面側と背面側の圧力を相等
しく保っことは困難であり、実際には可成りの差圧が負
荷されていることはいなめない、更にゴム製シールリン
グ自体緊追力を有し、しかもガータースプリングで軸を
締める方向に働いているので、同圧にしたと思っても実
際は常に軸とシールリングは圧力をうけて摺動してお
り、軸とシールリングは摩耗される傾向にあることは、
シール装置を開放点検した結果でも確認されている。そ
の上前記公報の明細書に開示してある如く“小さくとも
差圧のかゝった状態で使用されていたのでは常に損傷し
ている可能性があり、予備のシールリングとしての役目
を果せない”という欠点がある。
(考案の目的と構成) 本考案は前記の欠点を解決するためになされたもので、
一言すればシールリングの背面側の圧力を正面側の圧力
よりやゝ大きく(0.1Kg/cm2程度)することにより、シ
ールリングの摺動面を軸から常に浮き上らせて積極的に
非接触の状態を保持しておくことを基本技術思想とする
ものである。本考案によれば船尾側の複数個のシールリ
ングの圧力面を海水側に、船首側に複数個のシールリン
グの圧力面を船尾管軸受側に配列する船尾管シール装置
において、船舶の満載吃水線の高さ近辺に設置する船尾
管用重力タンクと、これよりも高い位置に、最も船尾管
軸受側に配列する2個のシールリングにより構成される
環状室用の圧力タンクを設置し、夫々から圧力供給管を
連通せしめ、前記環状室内圧力を船尾管内圧力よりも高
く循環させることができるように、前記夫々の圧力タン
クを連結しておくことにより、常時夫々の圧力タンクの
差だけ圧力で最も船尾管側に近いシールリングが浮き上
り非接触の状態を保持できる船尾管シール装置が得られ
る。更に本考案によれば圧力タンクを1個とし船尾管用
重力タンクの圧力供給管から分岐前記環状室に連通せし
めて、途中の適宜の位置に定流量制御式圧力制御装置を
配設し、一定差圧の圧力油を前記環状室に供給すること
もできる。
(実施例) 以下本考案になる船尾管シール装置を第1図、第2図の
二つの実施例に従って説明する。以下各図において同一
番号は同一名称を示すものとする。第1図において1,2,
3,4,は船尾管シール10のハウジング部材5に保持され
て、プロペラ軸ライナー6に摺接するシールリングで、
シールリング1,2の圧力面は海水側に、3,4の圧力面は船
尾管8側に配列して夫々環状室を構成する。7はシール
リング3〜4間の環状室、9は船尾管8内に固着した船
尾管軸受である。11,12は船内圧力供給源となる環状室
用圧力タンクと船尾管用重力タンクで、夫々のタンク底
部よりシールリング3〜4間環状室7と船尾管軸受9に
連通する圧力供給管路14,15により所定の圧力油が前記
環状室7と船尾管軸受9に供給される。圧力タンク11は
油面が重力タンク12の油面より約1m高くなるよう設置
し、重力タンク12の油面高さは従来どおりでよい。船尾
管8内の潤滑油はバルブ23を経て戻り管16によりサンプ
タンク13に戻される。サンプタンク13よりポンプ19を経
て管路18は環状室圧力タンク11の上部に連通せしめる。
環状室圧タンク11の油面近辺より重力タンク12の頂板に
油溢出管20を連通せしめ、重力タンク12の油面近辺より
サンプタンク13に管路17を連通せしめる。管路14,15,16
の適宜の位置にストップ弁21,22,23を配設する。他の態
様として圧力供給管路14は第1図の点線で示すようにシ
ールリング2と3で構成される環状室7′内に連通せし
めることも可能である。第2図は本考案の他の実施例を
示すもので、第1図に示した環状室用圧力タンク11を廃
止して、替りに重力タンク12下部より船尾管軸受9へ連
通する圧力供給管路15の適宜の位置から分岐管14をと
り、流量制御式圧力制御装置25を経て環状室7に連通せ
しめる。
(作用効果) 前述した本考案になる船尾管シール装置によれば、環状
室用圧力タンク11から圧力供給管路14を経て環状室7に
供給される圧力油は、船尾管軸受油圧より常に前記圧力
タンクと重力タンクの油面高さの差だけ大きいから、シ
ールリング4の背面に作用してリップを浮き上らせ船尾
管8内へ流入する。この流入した油は戻り管路16を経て
サンプタンク13に戻る。サンプタンク13の増加した油は
ポンプ19により管路18を通じて圧力タンク11に戻され
る。前記タンク11内の油が多くなると油溢出管20を経て
船尾管用重力タンク12に流入する。重力タンク12内の増
加した油は管路17によってサンプタンク13に流入し、さ
らにはポンプ19により、環状室用圧力タンク11に戻され
る。
万一シールリング3が損傷して油が船外へ漏れるような
場合には、圧力タンク11の油面が急激に減少して警報を
発するので、ストップ弁21を閉じるとそれまで予備とし
て温存されていたシールリング4が作動状態となり、船
尾管8内潤滑油は封止され船外漏洩は阻止される。環状
室用圧力タンクを廃止した第2図の装置にした場合、定
流量制御式圧力制御装置の作用で船尾管内油圧の変化を
瞬時にとらえ、油量を変化させて一定の差圧に戻すの
で、常時一定差圧の加圧油を前記環状室に供給すること
ができる。さらに本考案による船尾管装置によれば、 (1)シールリング3〜4間環状室に常に潤滑油が強制
的に送りこまれるので、シールリングの冷却効果が大き
く、シールリングの寿命は長くなる。
(2)シールリング4は常に軸より浮き上っているので
軸とは非接触の状態であり、プロペラ軸ライナー並にシ
ールリングの摩耗は生じない。
(3)常にシールリング3〜4間環状室は船尾管軸受油
圧より高い圧力を保持しているから、シールリング1,2
の損傷で海入が浸入しても船尾管軸受内へは浸入しな
い。
以上説明したようにシール性能は著しく向上され公害、
保守上大きく貢献するものである。
本考案は海水側に向く2本のシールリングと船尾管側に
向く2本のシールリングを配列した船尾管シール装置に
ついて説明したが、従来型の海水側2本船尾管側1本の
シールリングを配列した船尾管シール装置についても適
用できるものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案に
かかる船尾管シール装置の構造の縦断面図と潤滑油の給
送機構を示す系統図、第2図は他の実施例にかかる装置
の縦断面図と潤滑油の給送機構を示す系統図である。 (1),(2),(3),(4)……シールリング (5)……ハウジング部材、(6)……プロペラ軸ライ
ナ (8)……船尾管、(9)……船尾管軸受 (10)……船尾管シール、(11)……環状室用圧力タン
ク (12)……船尾管用重力タンク (13)……サンプタンク (14)……シール用圧力供給管 (15)……船尾管用圧力供給管 (16)……戻り管 (17),(20)……油溢出管 (19)……ポンプ (18)……油給油管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロペラ軸ライナーに摺接する複数個のシ
    ールリングとこれを保持し船体船尾部材に固着されプロ
    ペラ軸を囲繞するハウジング部材とにより構成され、海
    水側に圧力面を向けるシールリングを複数個、船尾管軸
    受側に圧力面を向けるシールリングを複数個配列する船
    尾管シール装置において、船尾管用重力タンクと、これ
    よりも高い位置に、最も船尾管軸受側に近い2個のシー
    ルリングにより構成される環状室用圧力タンクを設置
    し、圧力油供給管を連通せしめ、前記環状室内圧力を船
    尾管内圧力より高く循環させる如く前記夫々のタンクを
    連結してなることを特徴とする船尾管シール装置。
  2. 【請求項2】前記環状室用圧力タンクの油溢出管を前記
    船尾管用圧力タンクの頂板に連結することを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の船尾管シール装
    置。
JP1988166658U 1988-12-23 1988-12-23 船尾管シール装置 Expired - Lifetime JPH0645439Y2 (ja)

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JP1988166658U JPH0645439Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 船尾管シール装置

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JPH0286900U JPH0286900U (ja) 1990-07-10
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ID=31454242

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JPS59145499U (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 イ−グル工業株式会社 船尾管軸封装置
JPS6144397U (ja) * 1984-08-27 1986-03-24 石川島播磨重工業株式会社 船尾管の軸封装置

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JPH0286900U (ja) 1990-07-10

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