JPH064570A - 構文解析システム及び構文解析制御方式 - Google Patents

構文解析システム及び構文解析制御方式

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JPH064570A
JPH064570A JP4184398A JP18439892A JPH064570A JP H064570 A JPH064570 A JP H064570A JP 4184398 A JP4184398 A JP 4184398A JP 18439892 A JP18439892 A JP 18439892A JP H064570 A JPH064570 A JP H064570A
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JP4184398A
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Inventor
Hidenori Aosawa
秀憲 青沢
Toshihisa Tashiro
敏久 田代
Akira Takagi
朗 高木
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CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、局所的には修飾先が複数存在する
TO不定詞句を含む英文に対して、大域的見地からTO
不定詞句の正当な修飾先を正確かつ効率的に決定するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明の構文解析システムは、着目中の語句
がTO不定詞句である場合に、該TO不定詞句と該TO
不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句とが互いに完結性
条件を満足して一つにまとまるか否かを判定する完結性
判断部10と、上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせ
の語句の中に存在して上記TO不定詞句が修飾し得る語
と上記TO不定詞句との間の修飾関係を全て抽出し該全
ての修飾関係を総合的に評価して最適な修飾関係を大域
的に選択する依存関係総合判断部20と、上記依存関係
総合判断部の判断に基づいて上記TO不定詞句とTO不
定詞句の文頭側に隣り合わせの語句とを一つにまとめて
部分解析木を作成する解析木作成部30とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英文の句構造もしくは
依存構造を機械的に解析する構文解析システムの構文解
析制御方式に関し、特に文中にTO不定詞句を含む場合
の修飾先の決定方法に特徴を有する構文解析制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】文の句構造もしくは依存構造を機械的に
解析する場合、まず入力した文を単語(形態素)に分解
し、辞書を参照して各単語にその構文情報や意味情報を
付加する形態素解析処理を行なう。そして、形態素解析
処理によって単語に付加された構文情報や意味情報を利
用し、所定の規則に従って句構造もしくは依存構造を解
析する構文解析処理を行なう。
【0003】ところで、英文の句構造もしくは依存構造
を解析する場合において、上記英文にTO不定詞句が含
まれている場合、その用法や意味的関係の多様さのた
め、上記TO不定詞句の修飾する可能性がある単語がそ
の英文中に複数存在することがある。
【0004】従来の構文解析システムによる解析処理で
は、依存構造や句構造を規定するルールは、本来、語句
(以下、語又は句の他、節を表すものを語句と表現す
る)を表現する解析木のトップノードのみを対象として
構文的意味的関係を規定するものであった。即ち、句構
造解析の場合には、句標識のトップに位置する句範ちゅ
う又は語彙範ちゅうを要素とする上位の句の構成の可否
を規定するルールであり、依存構造解析の場合には、依
存構造木のトップに位置する語間の依存関係の成立の可
否を規定するルールであった。この為、複数のルール間
に直接的な相互作用を持たせることが困難であり、解析
木のトップノード以外のノード、即ち、他のルールによ
って構成された部分解析木の中に含まれる要素(語)
と、TO不定詞句との構文的意味的関係の判定を行なう
ことが困難であった。
【0005】従って、ルールそのものが局所的な依存関
係や句構造の判定能力しかもたず、個々のルール適用時
点で、英文中に接続し得る単語が複数存在するTO不定
詞句が含まれる場合、その接続先を常に正しく決定でき
るわけではなかった。従って、このような原理に基づい
た従来の構文解析手法によってTO不定詞句の接続先を
選ぶとすると、個々のルールの適用結果を全て正当とし
て解析を進め、構文解析の終了時、もしくは特別に設定
された構文解析中のある時点等に、得られた複数の接続
先候補に対して、何らかの方法で付与された得点、ある
いは、事例ベースの参照結果、人の判断等によって1つ
の接続先を半強制的に選択する処理が必要であった。
【0006】この様な処理を避けるための工夫として、
適用中のルールが規定する文構造の範囲内でTO不定詞
句の接続先候補を全て抽出し、その候補の中から何らか
の手段によって最も確からしい候補を1つ選択するよう
な特別な制御が考えられるが、仮にその様な制御が可能
であったとしても、上記ルール適用の時点において、T
O不定詞句の正しい接続先が上記適用中のルールが規定
する文構造の範囲内に必ず存在するという保証はできな
い。しかも、上記適用中のルールが規定する文構造の範
囲外にある上記TO不定詞句の接続先候補の評価ができ
ず、上記TO不定詞句の接続先を確定できない。この
為、適用中のルールが規定する文構造の範囲外には接続
先の候補が存在しないと仮定して適用中のルールが規定
する文構造の範囲内でTO不定詞句の接続先の選択処理
を行ない、後に新たな語句の中に別の接続先の候補が現
れた場合に接続先の補正を行なう等、解析効率や見通し
の悪い複雑な制御を行なわざるを得なかった。
【0007】一方、接続先候補が1つしかないような語
句同士の2項間(語と語)の接続関係の判定において
も、前の語が後の語に接続する可能性と後の語が前の語
に接続する可能性が同時に存在する、即ち接続方向の可
能性が同時に2つ存在することがある。そのような場
合、ある意味で可能な接続先が複数存在すると見ること
ができる。しかし、従来の解析手法では、ベースとする
解析ルールの性質から、接続の方向に曖昧性があったと
しても、そのうちの1つの可能性を選ばないと解析を進
められなかった。即ち、予め接続方向を1つに仮定して
解析を進め、失敗したらバックトラックして別の接続方
向を選択するという方式を用いざるを得なかった。従っ
て、ルール間に相互作用を持たせて両方向の接続の可能
性を総合的に評価できるようになっていない為、接続先
が複数ある場合と同様な困難があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の構文解析システムは、上記のTO不定詞句のように接
続し得る単語が複数あるような成分を含む英文に対し、
その成分の正当な接続先を決定するにあたり、複数の接
続先候補を比較、評価して最適の候補を選択するという
制御を行なうことが困難である。従って、全ての可能な
解を出力させた上で、それらの中から最も妥当な解を選
択するフェーズを設けたり、あるいは、特別な制御によ
ってある時点で判明している候補だけを対象としてその
中で可能性の高いものを順次選択し補正していく必要が
あり、いずれの場合も解析効率が悪く、また総合的に正
しい選択を行なうことが困難であった。
【0009】本発明は、文頭から順に単語を読み進み、
それまでに解析された語句(部分構造)と語句(部分構
造)とをより大きな1つの語句(部分構造)としてまと
められる場合には、それらを順次まとめながら解析を進
めていく構文解析制御方法を採用し、ある語句の接続先
がその語句より文頭側にあると判断すればその範囲の中
から最適な候補を選択し、文頭側にはないと判断すれば
後方(文末側)の候補の出現を待つ、という自然な制御
を実現した上で上記困難の解決を図る。
【0010】以下、上記困難の原因及びこれを解決する
ための課題を挙げる。 1)上記困難の一つの原因は、語句と語句との間の接続
関係の判定において、一方の語句Aの接続先が他方の語
句Bの中に存在してそれらの語句が1つの構造にまとま
り得ると判定された場合でも、正しい接続先が別の場所
に存在する可能性を排除できないということにある。こ
の問題を解決する為に、本発明においては、「完結性の
概念」を利用して「まとまる場合は必ずまとめていく」
制御方式を導入し、ある語句Aが別の語句B内の要素に
接続して1つの語句にまとまる場合には、語句Aの正し
い接続先が必ず語句Bの中に存在する(それ以外の場所
には存在しない)ようにする。
【0011】そこで、まず「完結性の概念」を簡単に説
明し、次いで「まとまる場合は必ずまとめていく」制御
方式を説明しておく。ある語句が「完結している」と
は、その語句が構文的あるいは意味的に閉じた句又は節
又は文を構成していることを言う。又、二つの隣り合わ
せの語句が1つの語句に「まとまる場合」とは、二つの
隣り合わせの語句の接続関係を判定するにあたり、後方
の語句が既に完結していて前方の語句内の要素に必須あ
るいは任意の関係で接続できるような場合、又は、前方
の語句が既に完結していて後方の語句内の要素に必須あ
るいは任意の関係で接続できるような場合を言う。ある
語句が未だ完結していない場合には、その語句は、他の
語句内の要素に接続する資格をもたない。
【0012】次に、「まとまる場合は必ずまとめてい
く」制御方式とは、上記「まとまる場合」において、必
ず二つの隣り合わせの語句を1つの語句(解析木)とし
てまとめていく解析制御方式のことを言う。特にこれ
は、「二つの隣り合わせの語句がまとまった場合には、
それを新たな後方の語句として、更に、文頭方向に向か
って、まとめられるまでまとめていく」という処理を含
む。さて、この制御方式を用いて、文を文頭側から解析
し、ある時点で、解析途中結果のまとまりが文頭側から
順に、 …、A、B、X のようになっているとする。ここで、 (1)“…”は、“A”より文頭側にある語句を一括し
て表すものである。 (2)“A”、“B”、は各々1つにまとまっている語
句である。 (3)“X”は、“B”より文末側にある語句を一括し
て表すものである。 (4)“…”と“A”はまとまれていない。 (5)現在“B”に着目しており、“A”と“B”がま
とまるかどうかを判定しようとする時点にある とする。この時、係りの非交差の性質から、“B”の文
頭方向への接続可能性は“B”が“B”の文頭側に隣り
合わせに存在する“A”内の要素に接続するか、“A”
が“B”内の要素に接続して1つにまとまった後、文頭
側に隣り合わせに存在する“…”内の要素に接続する
か、の2つの場合に限定される。“A”と“…”が1つ
にまとまれていないため“A”と“B”が1つにまとま
らない場合は、“B”が“A”を飛び越して“…”内の
要素に接続することはない。従って、“B”の左隣の語
句より前方にある候補は、全て「係りの非交差」の性質
によって自動的に棄却される。
【0013】2)上記困難のもう一つの原因は、語句と
語句との間の接続関係の判定において、ルール間に相互
作用がなく、トップノード同士の接続関係の判定しか行
なえないということにある。この問題を解決する為、本
発明においては、1対1(2項関係)の接続関係の判定
をベースとした解析を行なうことをやめ、ある語句の接
続先候補が常に複数存在する可能性があることを前提と
した1対多の接続関係の判定をベースとし、その制御の
もとで個別に1対1の接続関係を判定する解析を行な
う。その上で、ある語句Aが別の語句B内の要素に接続
しようとする場合、語句Bの中に存在する複数の接続先
候補と語句Aとの間のそれぞれの構文的意味的関係を抽
出し、更に語句Aと語句B及び語句A、Bより文末側に
位置する語句との間における総合的な構文的意味的関係
等も評価しながら語句Aの最も確からしい接続先を1つ
選択し、その選択された語に対して語句Aを接続できる
ような、総合的な制御の枠組みを導入する。
【0014】3)上記困難のもう一つの原因は、従来の
ルールが2項間における双方向の接続関係を同時に評価
できず、予め接続方向を決め込んでしまうということに
ある。ところで人間は、文を左から読み、読んだところ
までの結果をまとめつつ、それを常に参照しながら、各
時点で着目中の語句の構文的・意味的関係を判断してお
り、その関係が判明したとき、結果的にそれに付随して
語句の接続方向が決定していると考えられる。
【0015】こうした観点から、本発明においては、次
のような方法で、この問題の解決を図る。 3−1)2つの語句が1つにまとまる可能性があるかど
うかを判定する。 3−2)1つにまとまる可能性がある場合には、2つの
語句内の要素間(接続方向によらず)で可能な接続関係
を全て取り出し、最適な接続関係を選択する。 3−3)選択された接続関係に付随して決まる接続方向
を求めるべき接続方向とする。但し、決定された接続方
向は解析制御に無関係な情報とし、別の語句における接
続関係の絞り込みを行なう為の情報にとどめておく。
【0016】以上説明したように、1)、2)、3)に
よって、ある特定の時点(例えば解析が文末に達した時
点)を設定して、その時点でまとめて候補を評価すると
いうような不均一な制御を行なうことなしに、各時点で
大域的に複数のTO不定詞句の接続先候補の評価を行な
う制御が可能となる。又、各時点毎にTO不定詞句の接
続先候補が着目中の語句より文頭側にあるか文末側にあ
るかの判断が可能となる。もちろん、特定の語句に限っ
た専用処理を行なう必要もなくなる。又、TO不定詞句
が文頭側の成分を修飾する場合においては、正しい接続
先を大域的判定によって一度に選択出来るため、間違っ
た接続先候補に接続して後で解析木を修正する、といっ
た必要もなくなる。
【0017】本発明は、上述した手法によって、修飾先
(接続先)が複数存在し得るTO不定詞句を含む英文に
対して、大域的見地からTO不定詞句の正当な修飾先を
効率的に決定することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、形態素解析処理のなされた入力英文の単
語列を入力し、該単語列の文頭側の語句から順次着目し
てその構文的意味的関係を判定し、上記入力英文の句構
造もしくは依存構造を決定する構文解析処理を行う構文
解析システムにおいて、着目中の語句がTO不定詞句で
ある場合に、該TO不定詞句と該TO不定詞句の文頭側
に隣り合わせの語句とが互いに完結性条件を満足して一
つにまとまる可能性があるか否かを判定すると共に、上
記TO不定詞句とTO不定詞句の文頭側に隣り合わせの
語句とが一つにまとまる可能性がないと判定した場合
に、上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の語句内
の要素を修飾する可能性を棄却する完結性判断部と、上
記完結性判断部により上記TO不定詞句がTO不定詞句
の文頭側に隣り合わせの語句内の要素を修飾して1つに
まとまる可能性があると判定された場合に、上記TO不
定詞句の文頭側に隣り合わせの語句の中に存在して上記
TO不定詞句が修飾し得る要素と上記TO不定詞句との
間の修飾関係を全て抽出すると共に、上記修飾関係が1
個も抽出されないときは上記TO不定詞句がTO不定詞
句の文頭側の語句内の要素を修飾する可能性を棄却し、
上記修飾関係が1個以上抽出されたときは該全ての修飾
関係を総合的に評価して最適な修飾関係を大域的に選択
する依存関係総合判断部と、上記依存関係総合判断部の
判断に基づいて選択された修飾関係に基づいて上記TO
不定詞句とTO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句と
を一つにまとめて部分解析木を作成する解析木作成部と
を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2の発明は、依存関係総合判断部
が、上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句の中
に存在して上記TO不定詞句が修飾し得る要素と上記T
O不定詞句との間の修飾関係を1個以上抽出した場合
に、上記修飾し得る要素の分布及び上記抽出された修飾
関係の分布及び上記修飾し得る要素と上記TO不定詞句
の文頭側に隣り合わせの語句の中に存在する他の語句と
上記TO不定詞句の文末側に位置する語句との間の構文
的意味的関係に関する総合的な情報に基づき、上記抽出
された修飾関係を相互に比較して最も適当な修飾関係を
選択できるか否かを大域的に評価すると共に、上記抽出
された修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在しない場合
に上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の語句内の
要素を修飾する可能性を棄却し、解析木作成部が、上記
抽出された修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在し上記
依存関係総合判断部により最も適当な修飾関係を選択で
きた場合に、上記選択された修飾関係に対応する上記修
飾し得る要素を上記TO不定詞句の最も適当な修飾先と
し、該修飾先に上記TO不定詞句を上記選択された修飾
関係で接続し部分解析木を作成することを特徴とする。
【0020】また上記の目的を達成する本発明は、着目
中の語句と着目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句と
が互いに完結性条件を満足して一つにまとまる可能性が
あるか否かを判定する完結性判断部と、上記完結性判定
部の判断により上記着目中の語句と着目中の語句の文頭
側に隣り合わせの語句とが一つにまとまる可能性がある
場合に、上記着目中の語句と着目中の語句の文頭側に隣
り合わせの語句との間の要素同士の局所的な構文的意味
的関係を全て抽出し、総合的に評価して最適な構文的意
味的関係を大域的に決定する依存関係総合判断部と、上
記依存関係総合判断部の判断に基づいて上記着目中の語
句と着目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句とを一つ
にまとめて部分解析木を作成する解析木作成部とを備
え、形態素解析処理のなされた入力英文の単語列を入力
し、該単語列の文頭側の語句から順次着目してその構文
的意味的関係を判定し、上記入力英文の句構造もしくは
依存構造を決定する構文解析処理を行う構文解析システ
ムの構文解析制御方式において、着目中の語句がTO不
定詞句である場合に、該TO不定詞句と該TO不定詞句
の文頭側に隣り合わせの語句とが互いに完結性条件を満
足して一つにまとまる可能性があるか否かを判定するス
テップと、上記TO不定詞句とTO不定詞句の文頭側に
隣り合わせの語句とが一つにまとまる可能性がないと判
定した場合に、上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭
側の語句内の要素を修飾する可能性を棄却し、上記TO
不定詞句がTO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句内
の要素を修飾して1つにまとまる可能性があると判定し
た場合に、上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語
句の中に存在して上記TO不定詞句が修飾し得る要素と
上記TO不定詞句との間の修飾関係を全て抽出するステ
ップと、上記修飾関係が1個も抽出されないときは上記
TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の語句内の要素を
修飾する可能性を棄却し、上記修飾関係が1個以上抽出
されたときは該全ての修飾関係を総合的に評価して最適
な修飾関係を大域的に選択するステップと、上記依存関
係総合判断部の判断に基づいて選択された修飾関係に基
づいて上記TO不定詞句とTO不定詞句の文頭側に隣り
合わせの語句とを一つにまとめて部分解析木を作成する
ステップとからなることを特徴とする。
【0021】請求項4の発明は、上記TO不定詞句の文
頭側に隣り合わせの語句の中に存在して上記TO不定詞
句が修飾し得る要素と上記TO不定詞句との間の修飾関
係を1個以上抽出した場合に、該全ての修飾関係を総合
的に評価して最適な修飾関係を大域的に選択するステッ
プが、上記修飾し得る要素の分布及び上記抽出された修
飾関係の分布及び上記修飾し得る要素と上記TO不定詞
句の文頭側に隣り合わせの語句の中に存在する他の語句
と上記TO不定詞句の文末側に位置する語句との間の構
文的意味的関係に関する総合的な情報に基づき、上記抽
出された修飾関係を相互に比較して最も適当な修飾関係
を選択できるか否かを大域的に評価するステップと、上
記抽出された修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在しな
い場合に上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の語
句内の要素を修飾する可能性を棄却し、上記抽出された
修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在し上記依存関係総
合判断部により最も適当な修飾関係を選択できた場合
に、上記選択された修飾関係に対応する上記修飾し得る
語を上記TO不定詞句の最も適当な修飾先とするステッ
プとからなることを特徴とする。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る構文解析シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0023】図示のように、本実施例の構文解析システ
ムは、形態素解析処理の施された英文の単語列を入力し
文頭側の語句から順次着目して語句間の構文的意味的関
係を判定し英文の句構造や依存構造を決定する構文解析
部1と、ルールベースとして完結性判定ル−ル集2と意
味関係判定ルール集3と依存関係総合選択ルール集4と
を備えてなる。
【0024】上記構文解析部1は、着目中の語句と着目
中の語句の文頭側に隣り合わせの語句とが互いに完結性
条件を満足して一つにまとまる可能性があるか否かを判
定する完結性判断部10と、上記二つの語句が一つにま
とまる可能性がある場合に、上記二つの語句における要
素同士の局所的な構文的意味的関係を全て抽出し、総合
的な評価のもとで、その中から最適な構文的意味的関係
を大域的に決定する依存関係総合判断部20と、依存関
係総合判断部20の判断に基づいて上記二つの語句を一
つにまとめる解析木作成部30と、上記各部を制御する
解析制御部40とからなる。
【0025】なお本実施例では、二つの成分がまとまっ
て上位の句もしくはその一部を作るための構文的及び意
味的制約関係を満たすとき、「その二つの成分は構文的
意味的関係をもつ」ということとする。また、これと同
様の意味で「二つの成分は依存関係をもつ」、あるいは
「一方の成分が他方の成分に構文的意味的に接続する」
とか、単に「接続する」などとも表現する。但し、接続
の方向性と依存関係の方向性との関係は、例えば語句B
が語句A内の要素に依存するとき、「語句Bは語句A内
の要素に構文的意味的に接続する」と表現することとす
る。また、語句BがTO不定詞句であるときは、「語句
Bは語句A内の要素を修飾する」と表現することもあ
る。
【0026】また「互いに完結性条件を満足して一つに
まとまる可能性があるか否かを判定する」とは、二つの
語句、例えば語句Aと語句Bにおいて語句Bが語句A内
の要素に構文的意味的に接続する可能性の有無の判定に
際して、語句Aが1つの句として完結するために、語句
Aが既に完結している語句Bに対して語句A内の要素の
「必須成分」として構文的意味的に接続することを求め
ている可能性がある場合に該当するかどうか、あるい
は、語句Aが1つの句として完結するために構文的意味
的に接続することを求めているわけではないが、既に完
結している語句Bが語句A内の要素の「任意成分」とし
て構文的意味的に接続できる可能性がある場合に該当す
るかどうかを判断することをいう。語句B自体が完結し
ていないときは、上記2つの場合に該当しないことはい
うまでもない。以下では、この2つの場合に該当すると
判定されることを「互いに完結性条件を満足する」とか
単に「完結性条件を満足する」という。
【0027】なお、ここでいう「必須成分」とは、ある
語又はその語が支配する部分解析木が句または節または
文として完結するために、その語が構文的意味的に接続
することを必須条件として求めている特定の語句を指
す。
【0028】また「必須成分」は、例えば第5文型の動
詞が求めている目的語のように、格や属性の関係で接続
するもので、それらの格や属性の種類の他、接続する成
分の品詞、形態、意味、あるいは接続先の語句との構文
的意味的関係等の詳細情報の指定がなされている成分
(以下ではこのタイプの必須成分を「必須格属性成分」
と表現する)と、前置詞が求めている名詞句やTO不定
詞が求めている動詞句、あるいは助動詞類や補助動詞類
が求めている特定の語尾変化を伴った動詞句のように、
格や属性以外の関係で接続するもので、格や属性の種類
等の指定がなされていない成分(以下ではこのタイプの
必須成分を「必須接続成分」と表現する)とがある。
【0029】また、ここでいう「任意成分」とは、ある
語又はその語が支配する部分解析木が句又は節又は文と
して完結するために、特にその語が構文的意味的に接続
することを求めているわけではなく、構文的意味的に接
続してもしなくてもよいような語句を指す。但し、言語
上、明らかに構文的意味的に接続できない成分は任意成
分ではない。
【0030】ここでは任意成分を、格や属性の関係で接
続するものであってそれらの格や属性の種類の他、接続
する成分の品詞、形態、意味、あるいは接続先の語句と
の構文的意味的関係等の詳細情報の指定がなされている
成分(以下ではこのタイプの任意成分を「格属性成分」
と表現する)と、格や属性に関する詳細情報の指定が一
切なされていない成分(以下ではこのタイプに任意成分
を「任意接続成分」と表現する)とに分類しておく。
【0031】なお、上記「必須成分」及び「格属性成
分」の指定に関する情報は必要に応じて求めている側の
語句の単語辞書情報中に記述されている。以上、構文的
意味的に接続する成分のタイプの関係をまとめて図9に
示す。
【0032】上記完結性判断部10は、図3に示すよう
な完結性判定テーブル11を有している。そして、着目
中の語句と着目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句と
が互いに完結性条件を満足して一つにまとまる可能性が
あるか否かを判定するために、まず、着目中の語句と着
目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句とを完結性判定
テーブル11に照合する。ここで、図3中Aとあるのは
着目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句を示し(以
下、この語句を語句Aと言う)、Bとあるのは着目中の
語句を示す(以下、この語句を語句Bと言う)。
【0033】完結性判定テ−ブル11には、語句A、B
が互いに完結性条件を満足して一つにまとまる可能性が
あるかどうかを判定するのに関連した処理を起動する制
御データが記述されている。この制御データは、それに
よって起動される処理の違いによって3つのタイプに分
類されており、それを図3においては無印、◎印、★印
で区別することとする。各々の制御データに対応する処
理内容をタイプ(印)毎に説明する。
【0034】(1)語句A、Bの組合せに対応する制御
データが図3において無印で示されるタイプのときは、
絶対に語句A、Bが互いに完結性条件を満足しない場
合、即ち、語句Bは語句A内の要素の必須成分でも任意
成分でもなく、かつ、語句Aは語句B内の要素の必須成
分でも任意成分でもない場合であることを示す。この場
合、特に制御データに基づいた特定の処理はなく、完結
性判断部10は、語句A、Bが互いに完結性条件を満足
せず、1つにまとまる可能性がないと判定する。
【0035】(2)一方、語句A、Bの組合せに対応す
る制御データが図3において◎印で示されるタイプのと
きは、必ず語句A、Bが互いに完結性条件を満足する場
合、もしくは完結性条件を満足するかどうかを完結性判
断部10においては判定しきれない場合であることを示
す。前者の場合は、必ず語句Bが語句A内の要素の必須
成分又は任意成分であるか、必ず語句Aが語句B内の要
素の必須成分又は任意成分である場合を指し、後者の場
合は、語句A、Bが互いに完結性条件を満足するともし
ないとも断定できない場合を指す。特に後者の場合は、
後の依存関係総合判断部20の総合的な評価にその判定
を委ねることとし、ここでは仮に語句A、Bが互いに完
結性条件を満足すると判定しておくものである。この◎
印タイプの場合、特に制御データに基づいた特定の処理
はなく、完結性判断部10は、語句A、Bが互いに完結
性条件を満足して1つにまとまる可能性があると判定す
る。
【0036】(3)また、語句A、Bの組合せに対応す
る制御データが図3において★印で示されるタイプのと
きは、完結性条件の判定に、語句A、B内の各要素の辞
書指定情報や語句A、B以外の情報等を総合的に評価す
る個別的な判断を要する場合であることを示す。完結性
判断部10は、個別的な判断を行なうための完結性判定
ルールが格納された完結性判定ルール集2を有してお
り、この場合、完結性判断部10は、語句A、Bの組合
せに対応する制御データが指定する完結性判定ルールを
適用し、語句A、Bが互いに完結性条件を満足して1つ
にまとまる可能性があるかどうかを個別的に判断する。
【0037】ここで、完結性判定ルールは、主に以下の
情報を参照する。 1.語句A及び語句B内の各要素の辞書指定情報。 2.語句A内の各要素の必須成分に関する情報、及びそ
の情報に基づく語句A自体が既に完結しているかどうか
の情報。 3.語句B内の各要素の必須成分に関する情報、及びそ
の情報に基づく語句B自体が既に完結しているかどうか
の情報。 4.語句Aと語句Bが1つにまとまることを想定した場
合の語句Aと語句Bにおいて、一方の語句が他方の語句
内の各要素に必須成分又は任意成分として構文的意味的
に接続することの妥当性に関する情報。 5.語句Bの接続先候補となり得る語句A内の要素(こ
こでは仮に語Cとする)と、語Cと既に構文的意味的に
接続している語句A内の要素、との間に既に存在する構
文的意味的関係。 6.語句Aの接続先候補となり得る語句B内の要素(こ
こでは仮に語Dとする)と、語Dと既に構文的意味的に
接続している語句B内の要素、との間に既に存在する構
文的意味的関係。 7.英文中に存在する語句A、B以外の語句(例えば語
句Bの文末側に位置する語句)と、語句A、B内の要素
との間で想定される構文的意味的関係。 8.既に、語句Bより文頭側に位置する語句に対する完
結性判断部10又は依存関係総合判断部20の処理によ
って明らかになっている語句Aの接続方向の情報、即ち
「語句Aより文頭側に位置する語句内の要素に語句Aが
構文的意味的に接続する可能性の有無」に関する情報。
この情報に関しては、後で説明する。尚、全ての完結性
判定ルールにおいて、常に上記の全ての情報を参照する
わけではない。下記の表に完結性判定ルールの例を示
す。
【0038】
【表1】
【0039】尚、完結性判断部10は、「完結性の概
念」を具体化したものであり、これによって「1つの句
としてまとめられるときには必ずまとめていく」という
制御方式を実現している。従って、語句A、B間で互い
に完結性条件が満足されたなら、語句Bが接続する可能
性のある成分は、語句Bの文頭側の成分に限っていえば
必ず語句Aに含まれることとなる。逆に、互いに完結性
条件が満足されなかったなら、語句Bが語句Bより文頭
側の語句内の要素に接続する可能性を完全に棄却できる
ことになり、以後、語句Bは語句Bより文末側の語句に
接続する可能性だけに注目すればよいこととなる。
【0040】完結性判断部10は、語句A、Bについて
完結性判定テーブル11の制御データに基づく処理をし
た後、語句A、Bが互いに完結性条件を満足し、語句
A、Bが1つにまとまる可能性があると判定したときは
語句A、Bを依存関係総合判断部20に渡し、語句A、
Bが互いに完結性条件を満足せず、語句A、Bが1つに
まとまる可能性がないと判断したときは語句A、Bを解
析制御部40に渡す。尚、語句A、Bが互いに完結性条
件を満足しなかった場合には、語句Bが語句Bより文頭
側に位置する語句内の要素に構文的意味的に接続する可
能性がない旨の情報を語句Bに持たせておく。
【0041】上記依存関係総合判断部20は、1対多の
構文的意味的関係の判定をベースとしており、そのよう
な大域的制御のもとで、完結性判断部10より渡された
1つにまとまる可能性のある語句A、Bに対して、それ
らの語句間で想定される局所的な語と語の間の構文的意
味的関係(1対1の2項関係)を全て抽出し、それらを
総合的に評価して最も適当な構文的意味的関係があるか
どうかを判定し、語句A内の要素(語)と語句B、又は
語句B内の要素(語)と語句Aで依存関係が成立するか
どうか、即ち、語句A内の要素と語句B、又は語句B内
の要素と語句Aが実際に構文的意味的に接続して1つに
まとまるかどうかを判定する。尚、説明の都合上、「語
句A内の要素と語句B、又は語句B内の要素と語句Aの
依存関係が成立する」ことを簡単に「語句A、B間の依
存関係が成立する」と表現することがある。以下、依存
関係総合判断部20の詳細を説明する。
【0042】依存関係総合判断部20は、図4に示すよ
うな依存関係判定テ−ブル21を有しており、まず、完
結性判断部10より渡された語句A、Bを依存関係判定
テ−ブル21に照合する。ここで、図4中A、Bとある
のは図3におけるA、Bと同様である。又、図4に示す
依存関係判定テーブル21の分類区分(<前>や<後>
の語句の種類)も、図3と同様にある程度簡略化してお
り、実際には、より細かい分類区分となっている。
【0043】依存関係判定テ−ブル21には、語句A内
の要素と語句B、又は語句B内の要素と語句Aが構文的
意味的に接続して1つにまとまるかどうかを総合的に判
定するのに関連した大域的な処理を起動する制御データ
が記述されている。この制御データは、完結性判定テー
ブル11における制御データと、それによって起動され
る処理が全く異なる。しかし、どちらの制御データも語
句A、Bの組み合わせで取り出されるので、同じ位置に
完結性判定テーブル11と依存関係判定テーブル21の
2つの制御データを入れた共通のテ−ブルを用意し、完
結性判断部10と依存関係総合判断部20とで共用する
こともできる。
【0044】依存関係判定テーブル21の制御データ
は、それによって起動される処理の違いによって2つの
タイプに分類されている。それを図4においては◎印、
★印で区別することとする。尚、図4中空白に該当する
ところには、図3とは異なり、制御データが入っていな
い。この空白に該当するところは、図3において無印で
あり、語句A、Bが1つにまとまる可能性が棄却され
る。従って、図4中空白に対応するような語句A、Bの
組み合わせが依存関係総合判断部20に渡されることは
ない。ここで、各々の制御データに対応する処理内容を
タイプ(印)毎に説明する。
【0045】(1)語句A、Bの組合せに対応する制御
データが図4において◎印で示されるタイプのときは、
語句A、Bが必ず1つにまとまる場合、即ち、語句Bが
語句A内の要素に、あるいは語句Aが語句B内の要素に
所定の関係で必ず構文的意味的に接続する場合であるこ
とを示す。この場合は、特に他の情報を参照しなくとも
語句A、Bの組み合わせ自体から自明な構文的意味的関
係が1つだけ存在する場合であり、依存関係総合判断部
20は、語句A、Bの組合せに対応する制御データに基
づいて予め決められている所定の構文的意味的関係と語
句Aもしくは語句Bの接続先及び接続方向を取り出し、
語句A、B間の依存関係が成立すると判定する。
【0046】(2)語句A、Bの組合せに対応する制御
データが図4において★印で示されるタイプのときは、
語句A、B間の依存関係が成立するかどうかの判定に、
語句A、Bの辞書指定情報や語句A、B以外の情報等を
も総合的に評価する個別的な判断を要する場合であるこ
とを示す。依存関係総合判断部20は、語句A、Bの組
み合わせに対して個別的に総合的な評価を行なうための
依存関係総合選択ルールが格納された依存関係総合選択
ルール集4を有しており、この場合、依存関係総合判断
部20は、語句A、Bの組み合せに対応する制御データ
が指定するところの依存関係総合選択ルールを適用し
て、語句A、B間の依存関係が成立するかどうかの判定
を行なう。依存関係総合選択ルールの処理内容は概ね以
下の通りである。
【0047】(2−1)語句A、Bに含まれている語の
中で構文的意味的に接続する可能性のある全ての組み合
わせ、即ち、語句Bが語句A内の要素に構文的意味的に
接続するとした場合の語句Bと語句A内の接続先候補と
の全ての組み合わせと、語句Aが語句B内の要素に構文
的意味的に接続するとした場合の語句Aと語句B内の接
続先候補との全ての組み合わせとを取り出す。勿論、係
りが交差するような組み合わせは取り出さない。 (2−2)依存関係総合判断部20は2つの語句に含ま
れる要素間の局所的な構文的意味的関係(2項間の依存
関係)を判定する為の意味関係判定ルールが格納された
意味関係判定ルール集3を有しており、語句A、Bの間
で取り出された全ての組み合わせに対して、それぞれの
組み合わせに対応する意味関係判定ルールを適用し、語
句A、B内の要素の間で可能な構文的意味的関係を、接
続方向を区別することなく、全て抽出する。 (2−3)抽出した構文的意味的関係に対して、以下の
情報を参照して総合的に評価し、正当な構文的意味的関
係のみに絞り込む。 1.語句A内の要素と語句B、または語句B内の要素と
語句Aが必須成分としての関係にあるのか、任意成分と
しての関係にあるのか。 2.語句A内の要素と語句B、または語句B内の要素と
語句Aが格の関係にあるのか、属性の関係にあるのか、
あるいは、それ以外の関係にあるのか。 3.抽出した構文的意味的関係の分布とその妥当性。 4.語句Bの接続先候補である語句A内の要素(ここで
は仮に語Cとする)と語句Bとの間で抽出した構文的意
味的関係が、語Cと語句A内の他の要素との間に既にあ
る構文的意味的関係に対して妥当であるか。 5.語句Aの接続先候補である語句B内の要素(ここで
は仮に語Dとする)と語句Aとの間で抽出した構文的意
味的関係が、語Dと語句B内の他の要素との間に既にあ
る構文的意味的関係に対して妥当であるか。 6.英文中に存在する語句A、B以外の語句と語句A、
B内の要素との間で想定される構文的意味的関係。 7.既に、語句Bより文頭側に位置する語句に対して行
なってきた完結性判断部10又は依存関係総合判断部2
0の処理によって明らかになっている語句Aの接続方向
の情報、即ち「語句Aより文頭側に位置する語句内の要
素に語句Aが構文的意味的に接続する可能性の有無」に
関する情報。尚、全ての依存関係総合選択ルールにおい
て、常に上記の全ての情報を評価するわけではない。具
体的には、例えば語句Bが語句A内の動詞に構文的意味
的に接続するか否かを判断する場合、語句A内の動詞に
どの様な意味を持った語がどの様な構文的意味的関係
(この場合は格や属性関係など)で接続しているかと
か、あるいは、語句Bの文末側にカンマや特定の語句が
存在するか、更にそれが語句A、Bとどの様な構文的意
味的関係にあるか、等の評価を行なって確からしい構文
的意味的関係だけに絞り込む。 (2−4)絞り込まれた任意個の確からしい構文的意味
的関係を、所定の得点に置き換えて相対的に優先順位を
決定するための依存関係相対得点表に照合し、最も確か
らしい構文的意味的関係を大域的に選択する。 (2−5)最も確からしい構文的意味的関係が複数存在
する場合には、語句A、Bの組合せ毎に設定されている
優劣決定条件を適用して構文的意味的関係を1つに絞り
込む。
【0048】依存関係総合判断部20は、★印タイプの
制御データに対して以上のような依存関係総合選択ルー
ルを適用し、語句A、B内の要素間で最も確からしい構
文的意味的関係が選択された場合には、選択された構文
的意味的関係に基づき語句Bの接続先となる語句A内の
要素、または語句Aの接続先となる語句B内の要素、及
び接続方向を決定して語句A、B間の依存関係が成立す
ると判定する。又、構文的意味的関係が抽出されたもの
の総合的に判断した結果いずれも適当でないと判断され
た場合や1つも構文的意味的関係が抽出されなかった場
合には、語句A、B間の依存関係が成立しないと判定す
る。
【0049】依存関係総合判断部20は、依存関係が成
立すると判断した場合、その構文的意味的関係及び接続
先(及び接続方向)を示す情報を語句A、Bと共に解析
木作成部30に渡す。又、依存関係が成立しないと判断
した場合、完結性判断部において互いに完結性条件を満
足しないと判定された場合と同様に語句A、Bを解析制
御部40に渡す。尚、この場合も完結性判断部と同様
に、以後語句Bが語句Bより文頭側に位置する語句内の
要素に接続する可能性を棄却できるので、その旨の情報
を語句Bに持たせておく。
【0050】解析木作成部30は、依存関係総合判断部
20により語句A、B間の依存関係が成立すると判定さ
れたときは、依存関係総合判断部20の出力情報に基づ
いて語句A、Bを1つにまとめた解析木を作成し、その
後、作成した解析木を解析制御部40に渡す。尚、解析
木作成部30は、ある語句が別の語句内に接続する場
合、ある語句を別の語句に含まれる任意の要素(語)に
対して接続して1つの構造にまとめることができる仕組
みになっている。具体的には、例えば、語句Aが目的語
(名詞)を1つの要素として持つ動詞句であって語句B
がTO不定詞句であり、語句Bが動詞句の目的語を修飾
すると依存関係総合判断部20によって判定されたと
き、解析木作成部30は、そのTO不定詞句を動詞句の
目的語に接続して語句A、Bを1つの構造にまとめる。
【0051】解析制御部40は、解析木作成部30によ
って語句A、Bが1つの解析木にまとめられたとき、解
析スタックのトップにある解析木を取り出してそれを新
たな語句Aとし、解析木作成部30から渡された解析木
を新たな語句Bとして、それらを完結性判断部10に渡
す。又、完結性判断部10によって語句A、Bは互いに
完結性条件を満足せず1つにまとまる可能性がない、あ
るいは、依存関係総合判断部20によって語句A、B間
に依存関係が成立しないと判定されたとき、語句A、語
句Bの順でそれらを解析スタックに入れ、次いで解析ス
タックのトップにある解析木(上記語句Bに対応)を取
り出してそれを新たな語句Aとし、着目点を文末方向に
1つ移動して新たに着目される語句を語句Bとして、そ
れらを完結性判断部10に渡す。
【0052】以上説明したように、本実施例は、「完結
性の概念」を構文解析制御に利用し、ある語句と別の語
句とが互いに完結性条件を満足し依存関係が成立して1
つの句にまとめられた時点で、更にその1つの句にまと
められた句とその句の文頭側に隣り合う語句との間で互
いに完結性条件を満足するかどうかを判定し、互いに完
結性条件を満足し、依存関係が成立するならそれらを1
つの句にまとめるという再帰的制御を行ない、文頭側の
語句から順に「1つの句としてまとめられるときには必
ずまとめていく」ということを実現し、又、1つにまと
まる可能性がある場合には、周辺の情報も含めて総合的
に評価して最適な接続先を大域的に選択していく。この
ような処理は、完結性判断部10、依存関係総合判断部
20、解析木作成部30を解析制御部40のもとで再帰
的に繰り返すことによって実現されている。
【0053】次に、入力英文がTO不定詞句を含む場合
の、該TO不定詞句の修飾先を決定する本実施例の動作
を詳細に説明する。TO不定詞句は、他の語を修飾する
用法として、動詞を修飾する用法、名詞を修飾する用
法、形容詞を修飾する用法、副詞を修飾する用法などが
ある。また、各用法におけるTO不定詞句とTO不定詞
句の修飾先との意味的関係においても、動詞を修飾する
場合には例えば目的語として名詞的に修飾したり、副詞
的に修飾したり、あるいは補語として修飾したりし、名
詞を形容詞的に修飾する場合にも例えばその名詞の内容
属性を規定するように修飾したり、名詞が目的属性を持
つ場合に修飾するなど、その関係は多様に存在する。こ
のようにTO不定詞句は、その用法や被修飾語との修飾
関係(意味的関係)が多様であるため、TO不定詞句が
修飾し得る語(以下、単に「被修飾語」という)が英文
中に複数存在する場合が生じ得る。
【0054】このような場合に、本実施例の構文解析部
1の完結性判断部10、依存関係総合判断部20、解析
木作成部30によってTO不定詞句の正当な被修飾語と
それらの間の正当な修飾関係を総合的な評価によって決
定し、その決定された被修飾語にそれらの間で決定され
た修飾関係で接続することができる。従って以下では、
上記完結性判断部10、依存関係総合判断部20、解析
木作成部30の動作内容、及び、上記依存関係総合判断
部20が有する依存関係総合選択ルール集4と意味関係
判定ルール集3におけるルール内容について、TO不定
詞句の解析に関連したものを取り上げて説明する。又、
解析対象をTO不定詞句の修飾関係に限ることから、こ
れまでは「構文的意味的関係(依存関係)」、「構文的
意味的に接続する」などと表現していたものを「修飾関
係」、「修飾する」などと表現することがある。
【0055】上記意味関係判定ルール集3には、TO不
定詞句が所定の語をいかなる用法で、またどのような修
飾関係で修飾するかを決定するための意味関係判定ルー
ルが格納されている。このルールとしては、従来の構文
解析システムに用いられているものを利用することがで
きる。又、上記依存関係総合選択ルール集4には、TO
不定詞句が他の語句内の要素を修飾しようとする場合、
TO不定詞句が他の語句内に存在するどの語(要素)を
修飾するのかを個別的に総合的な評価によって決定する
ための、TO不定詞句が持つ性質に即した依存関係総合
選択ルールが格納されている。
【0056】以下、解析制御部40から動詞句が語句A
として、TO不定詞句が語句Bとして渡された場合に注
目し、上記完結性判断部10、依存関係総合判断部2
0、解析木作成部30の動作について説明する。完結性
判断部10は、まず完結性判定テーブル11を参照し、
動詞句(図3中<前>の語句の分類区分に対応)とTO
不定詞句(図3中<後>の分類区分に対応)の組み合わ
せに該当するところの制御データを取り込む。この場
合、制御データが◎印タイプのものであるため、完結性
判断部10は、動詞句とTO不定詞句が互いに完結性条
件を満足して1つにまとまる可能性があると判定する。
この後、動詞句(語句A)とTO不定詞句(語句B)と
を依存関係総合判断部20に渡す。
【0057】なお、これに先立って動詞句が語句A、T
O不定詞(TO不定詞句ではない)が語句Bとして完結
性判断部10に渡されて解析しているが、その時点では
語句BであるTO不定詞が動詞句を必須成分として求め
ており、まだ句として完結していないため、動詞句とT
O不定詞は互いに完結性条件を満足しないと判定されて
いる。従って、上記完結性判断部10の動作は、TO不
定詞に動詞句が接続してTO不定詞句として完結した
後、それが語句Bとして渡された場合の動作である。
【0058】依存関係総合判断部20は、まず、依存関
係判定テーブル21を参照し、動詞句(図4中<前>の
語句の分類区分に対応)とTO不定詞句(図4中<後>
の分類区分に対応)の組み合わせに該当するところの制
御データを取り込む。この場合、制御データが★印タイ
プのものであるため、依存関係が成立するかどうかの判
定に個別的な判断を要する。従って、次にその制御デー
タが指定するところの依存関係総合選択ルールを適用す
る。
【0059】以下に依存関係総合判断部20による依存
関係総合選択ルールの処理内容を示す。まず、動詞句の
中に存在するTO不定詞句の被修飾語候補を全て取り出
す。この場合、係りが交差するような被修飾語候補は除
外される。又、完結性判断部10の処理が再帰的に行な
われているので、TO不定詞句の被修飾語候補が動詞句
より文頭側に存在することはなく、たとえ動詞句より文
頭側に位置する語句が存在したとしてもその語句の中に
TO不定詞句の被修飾語候補を捜す必要はない。なお、
通常は、語句Aが語句B内の要素に接続するものとした
場合の語句B内の被修飾語候補と、語句Bが語句A内の
要素に接続するものとした場合の語句A内の被修飾語候
補とを区別なく取り出すが、動詞句(語句A)とTO不
定詞句(語句B)の組み合わせにおいては動詞句がTO
不定詞句内の要素を修飾することがないので、当該依存
関係総合選択ルールは語句Bが語句A内の要素に接続す
るものとした場合の語句A内の被修飾語候補のみを取り
出す。
【0060】次に、取り出した任意個の被修飾語候補と
TO不定詞句に対して、その組み合わせに応じた意味関
係判定ルール(局所的な2項間の関係を判定するルー
ル)を適用し、局所的に可能な修飾関係を全て抽出す
る。そして、抽出した修飾関係に対して大域的な総合評
価を行ない、総合的に確からしい修飾関係だけに絞り込
む。これは、TO不定詞句の被修飾語候補がその上位又
は下位の語句との間で持つ構文的意味関係や、TO不定
詞句の文末側に隣り合わせの語句とTO不定詞句との関
係を総合的に評価し、抽出した修飾関係の妥当性を検査
することによって行なわれる。より具体的には、動詞句
にどの様な主語や補語が接続しているかとか、TO不定
詞句の文末側にカンマやピリオド、あるいは単独の前置
詞のようにTO不定詞句の区切りを示すような特定の語
句が存在するかなどの情報が総合的に評価される。
【0061】最後に、絞り込まれた任意個の修飾関係を
依存関係相対得点表に照合し、最も確からしい修飾関係
を大域的に選択する。下記の表に、TO不定詞句が動詞
句内の要素を修飾する場合に用いる依存関係相対得点表
を示し、各修飾関係に対する点数の設定例を挙げてお
く。
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】なお、表中に「〜タイプ」とあるのは、品
詞をさらにいくつかのタイプに分類し、そのタイプごと
に細かい格や属性を定義して、それに対応する点数を設
定したことを示す。上記の表に示した修飾関係におい
て、任意成分のうち格や属性の関係で修飾する場合の得
点(表中の点数b)に対し、必須成分として修飾する場
合には、格や属性の関係で修飾するか否かに拘わらず、
表中の点数bの最高点以上の得点(表中の点数a)を与
えておく。又、任意成分のうち格や属性の関係で修飾し
ない場合(格や属性の関係が不明確な場合や、格や属性
の関係を区別する必要がない場合)には、「任意で修飾
する」という関係を導入して表中の点数bの最低点以下
の低い得点を与えておくことにより、決定すべき修飾関
係の漏れを防ぐことができる。なお上記の表に示した点
数は、各々の修飾関係をTO不定詞句との間で有する各
被修飾語について、その相対的な優先順位を定めるため
のものである。従って、同様の優先順位を得られるもの
であれば、上記表に示した点数に限る必要はなく、また
優先順位を定める手段としてどのような手法を用いても
よい。
【0065】ここで具体的な判定例をあげると、例え
ば、名詞が格を介して動詞を修飾している動詞句とTO
不定詞句の間で構文的意味的関係が成立するかどうかを
判定する場合のTO不定詞句の修飾先決定において、動
詞については目的属性(副詞用法)で修飾、名詞につい
てはTO不定詞句内の動詞と目的格関係にあることを表
わす目的格関係属性(形容詞用法)で修飾するという結
果が得られたとき、表2表3と照らし合わせると、 動詞を目的属性(副詞用法)で修飾するなら6点 名詞を目的格関係属性(形容詞用法)で修飾するなら2
0点 となり、目的格関係属性(形容詞用法)のほうが点数が
高いので、「目的属性(副詞用法)より目的格関係属性
(形容詞用法)を優先する」という結果が得られる。
又、仮に、動詞がSVOC型でCにTO不定詞句を求め
ており、動詞について必須目的属性(副詞用法)で修飾
するという結果が得られるなら、 動詞を必須目的属性(副詞用法)で修飾するなら25点 となり、「目的格関係属性(形容詞用法)より必須目的
属性(副詞用法)を優先する」という結果が得られる。
なお、完結性条件を満足するかどうかを基準に解析を進
めている為、複数の必須成分が競合することはない。
【0066】以上の処理によっても最終的に優劣を決め
られない場合は、 1.被修飾語が同品詞の場合には語順的に近いほうを優
先する。 2.被修飾語が異品詞の場合には動詞を優先する 等の動詞句とTO不定詞句の組み合わせに対応する優劣
決定条件が制御データによって指定されており、これに
よって最終的に最も確からしい修飾関係を1つ決定す
る。
【0067】以上の処理によって、依存関係総合判断部
20は、修飾関係の優先順位を総合的に判断して複数の
被修飾語候補から最も正当なものを被修飾語として1つ
選択し、TO不定詞句の正当な修飾先を決定する。上述
したTO不定詞句の修飾先決定動作を図2のフローチャ
ートに示す。
【0068】なお、TO不定詞句が修飾し得る語が英文
中に一つしかないときは、上記の依存関係総合判断部2
0によって選択するまでもなくTO不定詞句の修飾先は
一意的に決まることは言うまでもない。
【0069】この後、動詞句(語句A)とTO不定詞句
(語句B)を解析木作成部30に渡す。解析木作成部3
0は、依存関係総合判断部20の判定結果に基づき、T
O不定詞句を動詞句内の所定の語に所定の修飾関係で接
続して1つの木構造にまとめる。
【0070】なお、上記の説明は、TO不定詞句がTO
不定詞句より文頭側の語句内の要素を修飾する場合の解
析処理に関してであるが、TO不定詞句がTO不定詞句
より文末側の語句内の要素を修飾する場合の解析処理も
同様に行なわれる。その場合は、まず、TO不定詞とそ
の文末側の動詞句との間の解析が行なわれ、それらが互
いに完結性条件を満足して依存関係が成立し、最終的に
1つにまとまってTO不定詞句として完結する。次に、
TO不定詞句の文頭側の語句とTO不定詞句との間の解
析が行なわれ、完結性判断部10によって互いに完結性
条件を満足しないと判定された場合、あるいは依存関係
総合判断部20によって依存関係が成立しないと判定さ
れた場合に、TO不定詞句が文頭方向にある語句を修飾
する可能性が棄却される。この後、着目点が文末側に1
つ移動してTO不定詞句とその文末側の語句との間の解
析が行なわれ、TO不定詞句がTO不定詞句より文末側
の語句内の要素を修飾するか否か、あるいはTO不定詞
句より文末側の語句がTO不定詞句内の要素を修飾する
か否かについて、2つの修飾方向の可否を区別されるこ
となく、同様な評価が行なわれる。
【0071】次に、英文に対する具体的な解析例を挙げ
て本実施例の構文解析制御方式に基づいた構文解析シス
テムの大まかなフローと、依存関係総合判断部20およ
び解析木作成部30の動作について説明する。
【0072】ここでは、 “The company withdrew a p
roposal toincrease the nu
mber of authorized share
s.” という入力英文に対して形態素解析処理がなされ、その
結果である形態素列(単語列)が当該構文解析システム
に入力されたものとする。
【0073】尚、便宜上、入力英文に対する形態素列を
以下のように簡単に示す。 “The”、“company”、“withdre
w”、〜、“shares”、“.” ここで、引用符で囲まれた文字列(例えば“compa
ny”)は1つの形態素に該当し、見出しのみを表すの
ではなく、見出しに対応した辞書情報の全てを表すもの
とする。
【0074】又、複数個の形態素が1つの解析木として
まとまっている場合、その解析木(語句)を“/”を用
いて、例えば、以下のように示す。 “The/company/withdrew” この場合、“The”と“company”と“wit
hdrew”が1つにまとまっていることを表す。
【0075】本実施例では、上述したように入力された
形態素列の文頭側の形態素から順に着目していき、隣り
合わせとなる形態素の間で解析を進めていく。したがっ
て、まず初めに、“The”(形容詞類)を語句A、
“company”(名詞類)を語句Bとして解析す
る。ここで、完結性判断部10においては、◎印タイプ
の処理がなされ、「語句A、Bは互いに完結性条件を満
足し、1つにまとまる可能性がある」と判定される。依
存関係総合判断部20においては、★印タイプの処理が
なされる。ここでは、“The”の修飾先候補が“co
mpany”のみであり、“company”が“Th
e”を修飾することもないので、意味関係判定ル−ル集
4の形容詞類−名詞類間の意味関係判定ル−ルによって
“The”が“company”を修飾すると判定さ
れ、「依存関係が成立する」と判定される。解析木作成
部30においては、語句Aを語句Bに接続して語句A、
Bを1つにまとめた解析木(“The/compan
y”)が作成される。
【0076】次に、“The/company”より文
頭側に位置する語句はないので、形態素の“withd
rew”に着目し、“The/company”(名詞
類)を語句A、“withdrew”(動詞類)を語句
Bとして解析木する。ここで、完結性判断部10におい
ては、◎印タイプの処理がなされ、「語句A、Bは互い
に完結性条件を満足し、1つにまとまる可能性がある」
と判定される。依存関係総合判断部20においては、★
印タイプの処理がなされ、「依存関係が成立する(語句
Aが語句Bの“withdrew”に主格関係で構文的
意味的に接続する)」と判定される。解析木作成部30
においては、語句Aを語句Bの“withdrew”に
主格関係で接続して語句A、Bを1つにまとめた解析木
(“The/company/withdrew”)が
作成される。なお、この解析木はこの時点において目的
語(名詞句)を必須成分として求めているので、ここで
は動詞句とならず、動詞類のままとなる。次に、“Th
e/company/withdrew”より文頭側に
位置する語句はないので、形態素の“a”に着目し、
“The/company/withdrew”(動詞
類)を語句A、“a”(形容詞類)を語句Bとして解析
する。ここで、完結性判断部10においては、★印タイ
プの処理がなされ、語句A(動詞類)が目的語(名詞
句)を必須成分として求めており、形容詞類を受けない
ものであることがわかり、「語句A、Bが互いに完結性
条件を満足せず、1つにまとまる可能性がない」と判定
される。又、この場合、“a”は文頭方向に接続する可
能性を棄却される。これによって、“The/comp
any/withdrew”と“a”が順に解析スタッ
クに入る。
【0077】次に“a”が解析スタックから取り出さ
れ、形態素の“proposal”に着目し、“a”
(形容詞類)を語句A、“proposal”(名詞
類)を語句Bとして解析する。ここでは、完結性判断部
10、依存関係総合判断部20、解析木作成部30と進
み、最終的に語句A、Bを1つにまとめた解析木(“a
/proposal”)が作成される。
【0078】次に、“a/proposal”の文頭側
に位置する“The/company/withdre
w”が解析スタックから取り出され、“The/com
pany/withdrew”(動詞類)を語句A、
“a/proposal”(名詞類)を語句Bとして解
析する。ここで、完結性判断部10においては、★印タ
イプの処理がなされ、語句Aが目的語(名詞句)を必須
成分として求めており、語句Bはそれに対応する可能性
があるので、「語句A、Bは互いに完結性条件を満足
し、1つにまとまる可能性がある」と判定される。依存
関係総合判定部20においては、★印タイプの処理がな
され、「依存関係が成立する(語句Bが語句Aの“wi
thdrew”に目的格関係で構文的意味的に接続す
る)」と判定される。解析木作成部30においては、語
句A、Bを1つにまとめた解析木“The/compa
ny/withdrew/a/proposal”が作
成される。この場合作成された解析木は必須成分として
求めていた目的語(名詞句)が接続し、他に必須成分と
して求めるものがないため、動詞句として完結する。な
お、ここでは“The/company/withdr
ew/a/proposal”より文頭側に位置する語
句はないため、引き続き形態素“to”に着目して解析
を行なうが、該動詞句の文頭側に語句があるときは、ま
とめられるところまで再帰的にまとめていく。次に、
“The/company/withdrew/a/p
roposal”(動詞句)を語句A、“to”(TO
不定詞類)を語句Bとして解析する。ここで、完結性判
断部10においては、無印タイプの処理がなされ、「語
句A、Bは互いに完結性条件を満足せず、1つにまとま
らない」と判定される。なおTO不定詞は動詞句を求め
ており、それを受けてTO不定詞句になるまでは絶対完
結していないことになるので、上記のように無印タイプ
の処理を行なうことができる。このような処理を繰り返
していくと “The/company/withdrew/a/p
roposal”、“to”、 が解析スタックに入り、“increase”(動詞
類)が語句A、“the/number”(名詞類)が
語句Bとなる。図5に、この時の解析スタック31及び
語句A、Bの状態を示す。このとき、“increas
e”(動詞類)を語句A、“the/number”
(名詞類)を語句Bとして解析すると、1つにまとまり
“increase/the/number”(動詞
句)となる。
【0079】この後、“to”(TO不定詞類)が解析
スタック31から取り出され、“to”(TO不定詞
類)を語句A、“increase/the/numb
er”(動詞句)を語句Bとして解析する(図6参
照)。ここで、完結性判断部10においては、★印タイ
プの処理がなされ、「語句A、Bは互いに完結性条件を
満足し、1つにまとまる可能性がある」と判定される。
依存関係総合判断部20においては、★印タイプの処理
がなされ、「依存関係が成立する」と判定される。解析
木作成部30においては、語句A、Bを1つにまとめた
解析木“to/increase/the/numbe
r”が作成される。この解析木は必須成分として求めて
いた動詞句が接続し、他に必須成分として求めるものが
なくなったため、TO不定詞句として完結する。
【0080】ここで、“to/increase/th
e/number”(TO不定詞句)の文頭側に位置す
る“The/company/withdrew/a/
proposal”(動詞句)が解析スタック31から
取り出され、“The/company/withdr
ew/a/proposal”(動詞句)を語句A、
“to/increase/the/number”
(TO不定詞句)を語句Bとして解析する(図7参
照)。この場合における解析は、本実施例に深く関わる
部分であり、詳細に説明する。
【0081】まず、ここでは、語句Aが動詞句であり、
語句BがTO不定詞句であることから、完結性判断部1
0は、語句A、Bを完結性判定テーブル11に照らした
上で◎印タイプの処理を行ない、「語句A、Bは互いに
完結性条件を満足し、1つにまとまる可能性がある」と
判定し、語句Aと語句Bを依存関係総合判断部20に渡
す。
【0082】依存関係決定部20は、語句Aと語句Bを
依存関係判定テーブル21に照らした上で★印タイプの
処理、即ち、語句A、Bの組み合わせ(動詞句とTO不
定詞句)に対応した依存関係総合選択ルールを適用して
総合的な評価を行ない、TO不定詞句の修飾先を決定す
る。なお、動詞句とTO不定詞句の組み合わせにおいて
は動詞句がTO不定詞句内の要素を修飾することがない
ので、当該依存関係総合選択ルールはTO不定詞句が動
詞句内の要素を修飾する妥当性のみを検査する。
【0083】決定手順として、まず、依存関係総合選択
ルールは語句BであるTO不定詞句の修飾先候補となる
語句A内の全ての語と語句Bとの組み合わせを抽出し、
それぞれの組み合わせに対応する意味関係判定ルールを
適用し、語句A、Bの間で可能な修飾関係を全て抽出す
る。ここでは、語句BのTO不定詞句は語句A内の動詞
“withdrew”または名詞“proposal”
を修飾先候補とし、意味関係判定ルールの適用により、 1)「TO不定詞句は動詞“withdrew”を目的
属性(副詞用法)で修飾する」 2)「TO不定詞句は名詞“proposal”を動詞
派生属性(形容詞用法)で修飾する」 という修飾関係を得る。この後、抽出した上記修飾関係
に対し、それぞれの動詞の主語の意味を参照するなど、
修飾先候補の周辺の語句とTO不定詞句との意味的整合
性を評価して、確からしい修飾関係だけに絞り込む。こ
の具体例においては、ここで特に棄却される修飾関係は
ないものの、例えば、カンマのように節の区切りを示す
語句が“withdrew”より文末側に存在してTO
不定詞句より文頭側に存在するような場合には、別のカ
ンマ等がTO不定詞句の文末側に隣り合わせて存在する
か否かを検査してそれらの関係を総合的に評価するの
で、ここで棄却される修飾関係も多い。
【0084】次に、絞り込まれた任意個の修飾関係を依
存関係相対得点表に照合し、最も確からしい修飾関係を
大域的に選択する。ここでは、表2より“withdr
ew”との関係である「目的属性(副詞用法)で修飾す
る」場合は6点、“proposal”との関係である
「動詞派生属性(形容詞用法)で修飾する」場合は10
点であることから、「TO不定詞句は、名詞“prop
osal”を動詞派生属性(形容詞用法)で修飾する」
と判定する。なお、ここでは最高点となる修飾関係が1
つであるが、複数存在する場合には、語句A、Bの組み
合わせ(動詞句とTO不定詞句)によって定められてい
る優劣決定条件を適用し、最終的に修飾関係を1つだけ
選択する。そして、これらの判断結果を解析木作成部3
0に渡す。
【0085】解析木作成部30は、依存関係総合判断部
20より、語句A、B及びそれらの接続方向と接続先を
指定した情報を受け取り、それに応じて語句A、Bを1
つにまとめた解析木を作成する。ここでは、語句B(T
O不定詞句)が語句A(動詞句)内の名詞“propo
sal”に動詞派生属性(形容詞用法)で接続すること
が指定されており、解析木作成部30はそれに対応した
解析木を作成する。図8に作成された解析木を示す。
【0086】以上のようにしてTO不定詞句の正当な修
飾先が決定され、以後同様の解析を進めていくことによ
って文頭から文末までの語句が1つの解析木としてまと
まれば、解析が終了する。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、「完結
性の概念」を構文解析制御に利用し、文頭側の語句から
順に「1つの句としてまとめられるときには必ずまとめ
ていく」という制御を実現し、又、1つにまとまる可能
性がある場合には、周辺の情報も含めて総合的に評価し
て最適な接続先を大域的に選択していくと共に、このよ
うな処理を、完結性判断部、依存関係総合判断部、解析
木作成部、解析制御部のもとで再帰的に繰り返すことと
したため、以下に示す効果を奏する。任意の時点におい
て互いに隣り合う二つの語句AとBにおいて、語句Aが
語句Bの文頭側にあり、語句Bに着目点があるとした場
合、 1)各時点で語句Bの接続先が語句Bの文頭側にあるか
文末側にあるかの判断が可能となる。 2)語句Bの接続先候補は、語句Bの文頭側に限ってい
えば必ず語句Aに含まれるようになる。 3)語句Bの接続先が語句A内にあって語句A、Bが1
つにまとまる可能性があると判断された各時点において
は、語句A内の接続先候補を総合的に比較、評価して、
語句Bの最適な接続先を大域的に選択できるようにな
る。 4)任意の時点で、隣り合う2つの語句において、文末
側の語句が文頭側の語句内の要素に接続しようとしてい
るのか文頭側の語句が文末側の語句内の要素に接続しよ
うとしているのか、といった接続方向の違いを区別する
必要がなく、完結して1つにまとまると判定された順に
解析木を作成していけばよいので、解析手順が複雑にな
らない。また以上の効果によって、英文のより正確かつ
効率的な解析を行なうことができるという効果がある。
【0088】そして、特に本発明によれば、局所的な語
と語の接続関係の判定を常に大域的な総合判断の下で行
ないながら解析を進めることができるため、入力英文中
にTO不定詞句を含み、かつそのTO不定詞句が修飾可
能な候補が該英文中に複数ある場合にも、それらの候補
を解析の途中で同時に比較、評価して最適の候補を選択
するという制御を容易に行なうことができ、正確かつ効
率的な解析を行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構文解析制御方式を利用した構文解析
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の構文解析制御方式による依存関係総合判
断部の処理を示すフロ−チャ−トである。
【図3】図1の完結性判定テ−ブルを示す図である。
【図4】図1の依存関係判定テ−ブルを示す図である。
【図5】本実施例による解析例を示す図である。
【図6】本実施例による解析例を示す図である。
【図7】本実施例による解析例を示す図である。
【図8】本実施例による解析例を示す図である。
【図9】構文的意味的に接続する成分のタイプを示す木
構造図である。
【符号の説明】
1 構文解析部 2 完結性判定ル−ル集 3 意味関係判定ル−ル集 4 依存関係総合選択ルール集 10 完結性判断部 20 依存関係総合判断部 30 解析木作成部 40 解析制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形態素解析処理のなされた入力英文の単
    語列を入力し、該単語列の文頭側の語句から順次着目し
    てその構文的意味的関係を判定し、上記入力英文の句構
    造もしくは依存構造を決定する構文解析処理を行う構文
    解析システムにおいて、 着目中の語句がTO不定詞句である場合に、該TO不定
    詞句と該TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句とが
    互いに完結性条件を満足して一つにまとまる可能性があ
    るか否かを判定すると共に、上記TO不定詞句とTO不
    定詞句の文頭側に隣り合わせの語句とが一つにまとまる
    可能性がないと判定した場合に、上記TO不定詞句がT
    O不定詞句の文頭側の語句内の要素を修飾する可能性を
    棄却する完結性判断部と、 上記完結性判断部により上記TO不定詞句がTO不定詞
    句の文頭側に隣り合わせの語句内の要素を修飾して1つ
    にまとまる可能性があると判定された場合に、上記TO
    不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句の中に存在して上
    記TO不定詞句が修飾し得る要素と上記TO不定詞句と
    の間の修飾関係を全て抽出すると共に、上記修飾関係が
    1個も抽出されないときは上記TO不定詞句がTO不定
    詞句の文頭側の語句内の要素を修飾する可能性を棄却
    し、上記修飾関係が1個以上抽出されたときは該全ての
    修飾関係を総合的に評価して最適な修飾関係を大域的に
    選択する依存関係総合判断部と、 上記依存関係総合判断部の判断に基づいて選択された修
    飾関係に基づいて上記TO不定詞句とTO不定詞句の文
    頭側に隣り合わせの語句とを一つにまとめて部分解析木
    を作成する解析木作成部とを備えたことを特徴とする構
    文解析システム。
  2. 【請求項2】 依存関係総合判断部が、上記TO不定詞
    句の文頭側に隣り合わせの語句の中に存在して上記TO
    不定詞句が修飾し得る要素と上記TO不定詞句との間の
    修飾関係を1個以上抽出した場合に、上記修飾し得る要
    素の分布及び上記抽出された修飾関係の分布及び上記修
    飾し得る要素と上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせ
    の語句の中に存在する他の語句と上記TO不定詞句の文
    末側に位置する語句との間の構文的意味的関係に関する
    総合的な情報に基づき、上記抽出された修飾関係を相互
    に比較して最も適当な修飾関係を選択できるか否かを大
    域的に評価すると共に、上記抽出された修飾関係の中に
    妥当な修飾関係が存在しない場合に上記TO不定詞句が
    TO不定詞句の文頭側の語句内の要素を修飾する可能性
    を棄却し、 解析木作成部が、上記抽出された修飾関係の中に妥当な
    修飾関係が存在し上記依存関係総合判断部により最も適
    当な修飾関係を選択できた場合に、上記選択された修飾
    関係に対応する上記修飾し得る要素を上記TO不定詞句
    の最も適当な修飾先とし、該修飾先に上記TO不定詞句
    を上記選択された修飾関係で接続し部分解析木を作成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の構文解析システ
    ム。
  3. 【請求項3】 着目中の語句と着目中の語句の文頭側に
    隣り合わせの語句とが互いに完結性条件を満足して一つ
    にまとまる可能性があるか否かを判定する完結性判断部
    と、 上記完結性判定部の判断により上記着目中の語句と着目
    中の語句の文頭側に隣り合わせの語句とが一つにまとま
    る可能性がある場合に、上記着目中の語句と着目中の語
    句の文頭側に隣り合わせの語句との間の要素同士の局所
    的な構文的意味的関係を全て抽出し、総合的に評価して
    最適な構文的意味的関係を大域的に決定する依存関係総
    合判断部と、 上記依存関係総合判断部の判断に基づいて上記着目中の
    語句と着目中の語句の文頭側に隣り合わせの語句とを一
    つにまとめて部分解析木を作成する解析木作成部とを備
    え、 形態素解析処理のなされた入力英文の単語列を入力し、
    該単語列の文頭側の語句から順次着目してその構文的意
    味的関係を判定し、上記入力英文の句構造もしくは依存
    構造を決定する構文解析処理を行う構文解析システムの
    構文解析制御方式において、 着目中の語句がTO不定詞句である場合に、該TO不定
    詞句と該TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句とが
    互いに完結性条件を満足して一つにまとまる可能性があ
    るか否かを判定するステップと、 上記TO不定詞句とTO不定詞句の文頭側に隣り合わせ
    の語句とが一つにまとまる可能性がないと判定した場合
    に、上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の語句内
    の要素を修飾する可能性を棄却し、上記TO不定詞句が
    TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句内の要素を修
    飾して1つにまとまる可能性があると判定した場合に、
    上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせの語句の中に存
    在して上記TO不定詞句が修飾し得る要素と上記TO不
    定詞句との間の修飾関係を全て抽出するステップと、 上記修飾関係が1個も抽出されないときは上記TO不定
    詞句がTO不定詞句の文頭側の語句内の要素を修飾する
    可能性を棄却し、上記修飾関係が1個以上抽出されたと
    きは該全ての修飾関係を総合的に評価して最適な修飾関
    係を大域的に選択するステップと、 上記依存関係総合判断部の判断に基づいて選択された修
    飾関係に基づいて上記TO不定詞句とTO不定詞句の文
    頭側に隣り合わせの語句とを一つにまとめて部分解析木
    を作成するステップとからなることを特徴とする構文解
    析制御方式。
  4. 【請求項4】 上記TO不定詞句の文頭側に隣り合わせ
    の語句の中に存在して上記TO不定詞句が修飾し得る要
    素と上記TO不定詞句との間の修飾関係を1個以上抽出
    した場合に、該全ての修飾関係を総合的に評価して最適
    な修飾関係を大域的に選択するステップが、 上記修飾し得る要素の分布及び上記抽出された修飾関係
    の分布及び上記修飾し得る要素と上記TO不定詞句の文
    頭側に隣り合わせの語句の中に存在する他の語句と上記
    TO不定詞句の文末側に位置する語句との間の構文的意
    味的関係に関する総合的な情報に基づき、上記抽出され
    た修飾関係を相互に比較して最も適当な修飾関係を選択
    できるか否かを大域的に評価するステップと、 上記抽出された修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在し
    ない場合に上記TO不定詞句がTO不定詞句の文頭側の
    語句内の要素を修飾する可能性を棄却し、上記抽出され
    た修飾関係の中に妥当な修飾関係が存在し上記依存関係
    総合判断部により最も適当な修飾関係を選択できた場合
    に、上記選択された修飾関係に対応する上記修飾し得る
    要素を上記TO不定詞句の最も適当な修飾先とするステ
    ップとからなることを特徴とする請求項3に記載の構文
    解析制御方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081563A (ja) * 1983-10-11 1985-05-09 Shigezo Tatsumi ベアリング差動装置
CN118211574A (zh) * 2024-05-22 2024-06-18 山东大学 一种基于子树库的多样性可控文本改写方法及装置

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