JPH0645818A - 車両用電動式伸縮形アンテナ - Google Patents

車両用電動式伸縮形アンテナ

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JPH0645818A
JPH0645818A JP4199969A JP19996992A JPH0645818A JP H0645818 A JPH0645818 A JP H0645818A JP 4199969 A JP4199969 A JP 4199969A JP 19996992 A JP19996992 A JP 19996992A JP H0645818 A JPH0645818 A JP H0645818A
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JP
Japan
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antenna element
antenna
holding cylinder
base end
vehicle body
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JP4199969A
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English (en)
Inventor
Masami Shinkawa
正己 新川
Misao Kimura
操 木村
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/08Means for collapsing antennas or parts thereof
    • H01Q1/10Telescopic elements
    • H01Q1/103Latching means; ensuring extension or retraction thereof

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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナ素子が障害物に触れて損傷を来す恐れ
が少く、構成簡単・製作容易でアンテナ素子の安定取付
けが可能で、部品の互換性に富み、長尺単一細径ロッド
アンテナ素子を狭小車体空間内へ適確に収納でき、上記
アンテナ素子を電動機構で自動伸縮動作させ得る車両用
電動式伸縮形アンテナを提供する事。 【構成】アンテナ取付け基体10の筒状支持部12に対しア
ンテナ素子保持筒20を車体外部側から着脱自在に挿着
し、保持筒20の素子挿通孔に単一細径ロッドアンテナ素
子40を接触導通素子30と摺接させて挿通し、保持筒20の
基端部側へ導出されたアンテナ素子基端部位を素子案内
用チューブ50で所定方向へ案内し、アンテナ素子40と結
合されたラック付き可撓性ロープ60を電動機構70で移送
操作することにより、アンテナ素子40を伸縮動作させ
る。アンテナ素子40は超弾性部材にて形成され、保持筒
20は複数の分割筒体からなる事が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナ素子として単
一の細径ロッドアンテナ素子を使用した車両用電動式伸
縮形アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電動式伸縮形アンテナとし
ては、径の異なる複数本の導電性パイプを互いに摺動自
在に接続してなるテレスコープ式の伸縮形アンテナ素子
を用いたものが多い。この種の伸縮形アンテナ素子を用
いた車両用電動式伸縮形アンテナは、車両走行中あるい
は洗車中において伸長状態にしたままのアンテナ素子に
何らかの障害物が接触すると、その接触時の衝撃により
アンテナ素子やその周辺部が損傷するおそれが多分にあ
る。その場合、接触した障害物の種類や大きさ、さらに
は接触時の条件等により、損傷の程度や発生個所が異な
ってくるが、総じてアンテナ素子の先端部近傍の小径な
素子部分は可撓性にすぐれているため、比較的損傷の程
度が少ない。これに対してアンテナ素子の基端部近傍の
大径な素子部分は可撓性に乏しいため、たとえば大型の
洗車用ローラ等の障害物が触れたりすると、大きな屈曲
を生じたり極端な場合には折損事故等を引き起こすこと
がある。このような事態を回避する手段として、アンテ
ナ素子全体が可撓性に富んだ単一の細径ロッドからなる
アンテナ素子を用いることが考えられる。しかるにアン
テナ素子全体が単一の細径ロッドからなるアンテナ素子
を用いた場合には次のような問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、アンテナ素
子として単一の細径ロッドアンテナ素子を用いると、ア
ンテナ素子全体が可撓性に富むものとなる為、たとえ大
きな外力がアンテナ素子に加わっても、アンテナ素子の
弾性的な撓みにより衝撃力が大幅に緩和される。したが
ってアンテナ素子の損傷や折損事故等を引き起こす危険
性が少ない。しかしアンテナ素子径が全長に亘って小さ
いために、アンテナ取付け基体の素子保持部も当然のこ
とながら小径化する必要がある。そのため構成が複雑化
し製作がむづかしくなる。また素子保持部にガタツキが
生じ易く、アンテナ素子を車両に対して安定に取付ける
ことが困難となる。さらに単一細径ロッドからなるアン
テナ素子を用いた場合には、アンテナ素子を車体内へ引
き込んで収納した場合においても、アンテナ素子長自体
は縮小されない。このため長尺なアンテナ素子を如何に
して狭小な車体空間内に納めるかが大きな問題となる。
加えて長尺で細径なロッドからなるアンテナ素子は、電
動機構により摺動操作することが難しいため、電動式伸
縮形アンテナを実現することが困難となる。
【0004】本発明はこの様な事情に基づいて成された
ものであり、その目的はアンテナ素子がたとえ障害物に
触れても損傷ないし折損事故を引き起こす恐れが極めて
少いのは勿論、構成が簡単で製作も容易であり、車両に
対してアンテナ素子を安定に取付けることができ、部品
の互換性にも富み、しかも長尺な単一の細径ロッドアン
テナ素子を狭小な車体空間内へ適確に納めることがで
き、加えて単一の細径ロッドアンテナ素子を電動機構に
より自動的に伸縮動作させ得る、車両用電動式伸縮形ア
ンテナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し目的
を達成するために、本発明では次のような手段を講じ
た。車体壁のアンテナ取付け孔に対して取付け可能な如
く設けられたアンテナ取付け基体を備える。このアンテ
ナ取付け基体は、車体壁への取付け状態において車体壁
内外を連通する如く形成された筒状支持部と、アンテナ
給電部とを有している。上記アンテナ取付け基体におけ
る前記筒状支持部に対し、この筒状支持部の車体壁外突
出端側から着脱自在に挿着可能な如く設けられたアンテ
ナ素子保持筒を備える。このアンテナ素子保持筒は、中
心部にアンテナ素子挿通用の素子挿通孔を有している。
このアンテナ素子保持筒の素子挿通孔内に一部が弾性接
触部として突出し、他部が前記アンテナ給電部と導通可
能な如く設けられた接触導通素子を備える。この接触導
通素子の接触部と外周面が摺接する状態で前記アンテナ
素子保持筒の素子挿通孔に摺動自在に挿通される単一の
細径ロッドアンテナ素子を備える。このアンテナ素子に
おける前記アンテナ素子保持筒の基端部側へ導出された
基端部位を所定方向へ案内する如く、例えば硬質合成樹
脂製の素子案内用チューブを備える。この素子案内用チ
ューブは、前記アンテナ取付け基体の基端部と車体内部
の所定個所との間に所定態様で湾曲させて敷設される。
この素子案内用チューブで案内される前記アンテナ素子
の基端部に一端部が結合されたアンテナ素子摺動操作用
のラック付き可撓性ロープを備える。このラック付き可
撓性ロープの他端部位を移送操作する電動機構を備え
る。この電動機構は、ラック付き可撓性ロープのラック
部に噛合するロープ移送用ピニオンを含み、前記素子案
内用チューブの基端開口部近傍で上記ロープの移送を行
なうことにより、前記アンテナ素子を前記アンテナ素子
保持筒の先端部側へ押し出したり基端部側へ引き込んだ
りして伸縮動作させるものである。
【0006】なおアンテナ素子は、SUS631,ピア
ノ線,NiTiなどの超弾性部材にて形成されているこ
とが好ましい。またアンテナ素子保持筒は、互いに結合
・分離可能な複数の分割筒体で形成され、各分割筒体の
結合部に、付属する部品等を組込み可能となっているこ
とが好ましい。
【0007】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。
【0008】(1) アンテナ素子として単一の細径ロッド
アンテナ素子を用いているので、アンテナ素子全体が可
撓性に富んでいる。この為、たとえ大きな外力がアンテ
ナ素子に加わっても、アンテナ素子の弾性的な撓みによ
り衝撃力が緩和される。したがってアンテナ素子がたと
え障害物に触れても損傷ないし折損事故を起こす恐れが
極めて少い。
【0009】(2) アンテナ取付け基体に対し、別体に形
成されたアンテナ素子保持筒を挿着する構成となってい
るため、アンテナ素子径が小さいことに対応する処置
は、アンテナ取付け基体とは分離された状態となってお
り且つその形態が単純化されているアンテナ素子保持筒
についてのみ行なえばよい。したがってアンテナ給電部
等を備え、複雑な構造を有するアンテナ取付け基体を、
小径化のために更に複雑化させずに済む。かくして全体
の構成が簡単化し、製作が容易となる。
【0010】なおアンテナ素子保持筒を、互いに結合・
分離可能な複数の分割筒体にて形成し、各分割筒体の結
合部に、付属する部品等を組込み可能な如く構成した場
合には、アンテナ素子保持筒自体の製造が容易化するこ
とになる。かくしてアンテナ取付け基体の素子保持部に
ガタツキが生じ難いものとなり、アンテナ素子を車両に
対して安定に取付けることが可能となる。
【0011】(3) アンテナ取付け基体の筒状支持部に対
し、アンテナ素子保持筒を着脱自在に挿着する構成とな
っている。このため単一細径ロッドからなるアンテナ素
子をアンテナ素子保持筒とともにアンテナ取付け基体か
ら外部へ取り出し、修理または新品と交換すことができ
る。つまり互換性に富んだものとなる。
【0012】(4) アンテナ素子保持筒の基端部側へ導出
された細径ロッドアンテナ素子は、車体内部に所定態様
で湾曲させて敷設された例えば硬質合成樹脂製の素子案
内用チューブによって所定方向へ案内される。したがっ
てアンテナ素子が、長尺な細径ロッドアンテナ素子40
であるにも拘らず、車体内デッドスペースなどの空隙を
縫って比較的狭小な車体空間内の所定領域に適切な態様
で収容可能である。そしてアンテナ素子は、電動機構で
移送操作されるラック付き可撓性ロープによって、素子
案内用チューブの中をスムーズに摺動することになる。
かくして従来は実現を困難視されていた単一の細径ロッ
ドアンテナ素子の自動伸縮操作が実現可能となった。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る車両用電動式
伸縮形アンテナの車両への取付け状態を示す概略図であ
る。図2は同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナ
の上方部位の構成を一部破断して示す側面図である。図
3は同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの中央
部位の構成を一部破断して示す側面図である。図4は同
実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの下方部位の
構成を一部破断して示す側面図である。図5は同実施例
に係る車両用電動式伸縮形アンテナのアンテナ取付け基
体部分の構成を一部破断して示す側面図である。図6は
同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナのアンテナ
素子保持筒およびアンテナ素子の外観を示す側面図であ
る。図7は同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナ
のアンテナ素子保持筒の詳細な構成を右半面を切断して
示す側面図である。
【0014】図1,図2,図5に示すように、アンテナ
取付け基体10は、車体壁1のアンテナ取付け孔2に対
して取付け可能な如く設けられている。このアンテナ取
付け基体10は、車体壁1への取付け状態において車体
壁内外を連通する如く形成された筒状支持部11と、ア
ンテナ給電部12とを有している。
【0015】筒状支持部11は図5に詳細を示すよう
に、頂部に固定ナット13aを螺合可能に設けられたホ
ット側導電性パイプ13と、樹脂製円筒部14と、アー
ス側導電性パイプ15とからなっている。アンテナ給電
部12は同じく図5に詳細を示すように、中心導体16
と外部導体17とを絶縁スペーサ18により同軸的に支
持した同軸ケーブル接続用のコネクタを備えている。中
心導体16はリード線16aを介して前記アース側導電
性パイプ15に例えばハンダ付け等の接続手段により接
続されている。素子案内用チューブ接続用筒体19は、
後述する素子案内用チューブ50を前記取付け基体10
の基端部に接続するためのものであり、素子案内用チュ
ーブ50の首部に所定距離をおいて嵌合される一対の環
状支持体19aおよび19bを、連結パイプ19cにて
連結したものとなっている。
【0016】図2に示すように、アンテナ取付け基体1
0の筒状支持部11に対し、アンテナ素子保持筒20が
上記筒状支持部11の車体壁外突出端側(図中上方端
側)から着脱自在に挿着されている。すなわちアンテナ
素子保持筒20は、図6に示すような外観形状を呈して
おり、図5に示すように頂部から固定ナット13aを取
外した状態のホット側導電性パイプ13の中へ、筒状支
持部11の車体壁外突出端側(図中上方端側)からアン
テナ素子40と共に挿入したり、引き出したりすること
ができるようになっている。なおホット側導電性パイプ
13の中に挿入されたアンテナ素子保持筒20は、固定
ナット13aをホット側導電性パイプ13の頂部に螺合
することにより、ホット側導電性パイプ13の中に安定
に収容固定される。
【0017】アンテナ素子保持筒20の中心部には、図
7に詳細を示すように、アンテナ素子挿通用の素子挿通
孔21が設けられている。またアンテナ素子保持筒20
は、互いに結合・分離可能な複数(本実施例では2個)
の分割筒体20a,20bで形成されている。かくして
分割筒体20aと20bとを図7の(b)に示すように
分離した状態で、一方の分割筒体20bの頂部内周面に
設けてある段差部に対し、付属する部品すなわちOリン
グ22を組込み、しかるのち他方の分割筒体20aを一
方の分割筒体20bの頂部外周面に嵌合することによ
り、図7の(a)に示すように両分割筒体20aと20
bとは一体的に結合されるものとなっている。
【0018】アンテナ素子保持筒20の中央部位には、
接触導通素子30が取付けられている。この接触導通素
子30は、その一部がアンテナ素子保持筒20の素子挿
通孔21の内部に弾性接触部31として円弧状に突出
し、他部がアンテナ素子保持筒20の外周面に導通部3
2として露出している。この導通部32は、前述したよ
うにアンテナ素子保持筒20がアンテナ取付け基体10
内の導電性パイプ13の中に挿着された状態において、
この導電性パイプ13の内周面と接触導通し、この導電
性パイプ13を介して前記アンテナ給電部12と導通し
得るものなっている。このアンテナ素子保持筒20の中
心部には図6に示すように単一の細径ロッドアンテナ素
子40が挿通される。
【0019】単一の細径ロッドアンテナ素子40は、接
触導通素子30の接触部31の部分と外周面が摺接する
状態で、前記アンテナ素子保持筒20の素子挿通孔21
の内部に摺動自在に挿通される。上記アンテナ素子40
は十分な可撓性を有するように、例えばSUS631,
ピアノ線,NiTi等の超弾性部材にて形成されてい
る。図2および図5に示すように、アンテナ素子保持筒
20の基端部に連なるように、アンテナ取付け基体10
の基端部には素子案内用チューブ50の先端部が接続さ
れている。
【0020】素子案内用チューブ50は、例えば硬質合
成樹脂にて形成されており、アンテナ取付け基体10の
基端部と車体内部の所定個所との間に、所定の態様で、
即ち本実施例では図1に示すように円弧状に湾曲させた
状態で敷設される。かくしてこの素子案内用チューブ5
0は、前記アンテナ素子保持筒20の基端部側(図中下
端部側)へ導出された前記アンテナ素子40の基端部位
を、所定方向へ案内するものとなっている。前記アンテ
ナ素子40の基端部にはアンテナ素子摺動操作用のラッ
ク付き可撓性ロープ60の一端部がジョイント61を介
して結合されている。なおジョイント61の基端膨出部
は、素子案内用チューブ50の内面との摺動が円滑に行
なわれるように、外周全体が丸みを帯びた形状を成して
いる。
【0021】ラック付き可撓性ロープ60は、例えば硬
質合成樹脂にて形成されており、図2〜図4に示すよう
に、その外周面には後述する電動機構70のロープ移送
用ピニオン72と噛合するラック部62が長手方向に沿
って設けられている。このラック付き可撓性ロープ60
は、前記素子案内用チューブ50,アンテナ素子保持筒
20の中を、前記アンテナ素子40と共に摺動可能な如
く設けられている。このラック付き可撓性ロープ60の
他端部位は、素子案内用チューブ50の基端開口部に結
合されている電動機構70によって、巻き取りまたは巻
き戻し操作される。
【0022】電動機構70は、図4に詳細な構造を示す
ように、モータ71と、このモータ71により図示しな
い減速ギヤを介して回転力を伝達されて回転し、ラック
付き可撓性ロープ60のラック部62と噛合して同ロー
プ60を長手方向へ移送するロープ移送用ピニオン72
と、上記ラック付き可撓性ロープ60を巻き付けまたは
巻き戻し可能な如く巻回収容する回転ドラム73とを備
えている。かくして上記電動機構70により前記アンテ
ナ素子40は前記アンテナ素子保持筒20の先端部側へ
押し出されたり、基端部側へ引き込まれたりして伸縮動
作する。
【0023】なお図1に示す80はモータ回転制御用の
制御ボックスであり、81はそのアース端子である。ま
た91および92はアンテナ取付け基体10および電動
機構70を車体内へ固定するための固定用部片である。
上記の如く構成された本実施例においては次のような作
用効果を奏する。
【0024】(1) アンテナ素子として可撓性に富んだ単
一の細径ロッドアンテナ素子40を用いているので、車
両の走行中あるいは洗車中において、アンテナ素子40
に大きな外力が加わっても、アンテナ素子40は大きく
弾性的に撓むため、その衝撃力は大幅に緩和される。し
たがってアンテナ素子40が損傷ないし折損事故を起こ
す恐れが極めて少い。
【0025】(2) アンテナ取付け部が、別体に形成され
たアンテナ取付け基体10とアンテナ素子保持筒20と
を組合わせた構成となっている。このためアンテナ素子
40の径が小さいことに対応する処置は、アンテナ取付
け基体10とは分離された状態となっており且つその形
態が単純化されているアンテナ素子保持筒20について
のみ施せばよい。したがってアンテナ給電部12等を備
え、複雑な構造を呈しているアンテナ取付け基体10
を、小径化のために更に複雑化させずに済む。かくして
全体の構成が簡単化され、製作が容易となる。
【0026】なおアンテナ素子保持筒20を、互いに結
合・分離可能な二つの分割筒体20a,20bで形成
し、この分割筒体20aと20bとの結合部に、付属す
るOリング22等を一体的に組込み可能な構造としてい
るので、アンテナ素子保持筒20自体の製造が容易化す
ることになる。アンテナ素子40は上記構成のアンテナ
素子保持筒20により保持されるので、アンテナ取付け
基体10の素子保持部にガタツキが生じ難いものとな
る。したがって単一の細径なロッドアンテナ素子40を
車両に対して安定に取付けることが可能となる。
【0027】(3) アンテナ取付け基体10の筒状支持部
11に対し、アンテナ素子保持筒20が着脱自在に挿着
される構成となっている。このため単一の細径ロッドか
らなるアンテナ素子40を、アンテナ素子保持筒20と
共に図6に示すような状態で図5に示す状態のアンテナ
取付け基体10から外部へ取り出し、修理または新品と
交換すことができる。つまり本実施例のアンテナは互換
性に富んだものとなっている。
【0028】(4) アンテナ素子保持筒20の基端部側へ
導出された細径ロッドアンテナ素子40は、車体内部に
所定態様で湾曲させて敷設された素子案内用チューブ5
0によって所定方向へ案内される。したがってアンテナ
素子40が、長尺な細径ロッドアンテナ素子40である
にも拘らず、車体内デッドスペースなどの空隙を縫っ
て、比較的狭小な車体空間内の所定領域に適切な態様で
収容可能である。そして上記アンテナ素子40は、電動
機構70で巻き取りまたは巻き戻し操作されるラック付
き可撓性ロープ60によって、素子案内用チューブ50
の中をスムーズに摺動可能になる。かくして従来は困難
視されていた単一の細径ロッドアンテナ素子40の自動
伸縮操作が実現可能となった。なお本発明は上記各実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ取付け基体の
筒状支持部に対し、例えば複数の分割筒体を一体結合し
てなるアンテナ素子保持筒を車体外部側から着脱自在に
挿着し、上記保持筒の素子挿通孔に超弾性部材にて形成
された単一細径ロッドアンテナ素子を接触導通素子と摺
接させて挿通し、上記保持筒の基端部側へ導出されたア
ンテナ素子の基端部位を素子案内用チューブで所定方向
へ案内し、アンテナ素子と結合されたラック付き可撓性
ロープを電動機構で移送操作することにより、アンテナ
素子を伸縮動作させるように構成したので、上記アンテ
ナ素子がたとえ障害物に触れても損傷ないし折損事故を
引き起こす恐れが極めて少いのは勿論、構成が簡単で製
作も容易であり、車両に対してアンテナ素子を安定に取
付けることができ、部品の互換性にも富み、しかも長尺
な単一の細径ロッドアンテナ素子を狭小な車体空間内へ
適確に納めることができ、加えて単一の細径ロッドアン
テナ素子を電動機構により自動的に伸縮動作させ得る、
車両用電動式伸縮形アンテナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用電動式伸縮形ア
ンテナの車両への取付け状態を示す概略図。
【図2】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
上方部位の構成を一部破断して示す側面図。
【図3】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
中央部位の構成を一部破断して示す側面図。
【図4】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
下方部位の構成を一部破断して示す側面図。
【図5】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
アンテナ取付け基体部分の構成を一部破断して示す側面
図。
【図6】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
アンテナ素子保持筒およびアンテナ素子の外観を示す側
面図。
【図7】同実施例に係る車両用電動式伸縮形アンテナの
アンテナ素子保持筒の詳細な構成を右半面を切断して示
す側面図。
【符号の説明】
10…アンテナ取付け基体、11…筒状支持部、12…
アンテナ給電部、20…アンテナ素子保持筒、21…素
子挿通孔、22…Oリング、30…接触導通素子、40
…単一の細径ロッドアンテナ素子、50…素子案内用チ
ューブ、60…ラック付き可撓性ロープ、70…電動機
構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体壁のアンテナ取付け孔に対して取付
    け可能な如く設けられ、車体壁への取付け状態において
    車体壁内外を連通する如く形成された筒状支持部および
    アンテナ給電部を有するアンテナ取付け基体と、 このアンテナ取付け基体における前記筒状支持部に対
    し、この筒状支持部の車体壁外突出端側から着脱自在に
    挿着可能な如く設けられ、中心部にアンテナ素子挿通用
    の素子挿通孔を有するアンテナ素子保持筒と、 このアンテナ素子保持筒の素子挿通孔内に一部が弾性接
    触部として突出し、他部が前記アンテナ給電部と導通可
    能な如く設けられた接触導通素子と、 この接触導通素子の接触部と外周面が摺接する状態で前
    記アンテナ素子保持筒の素子挿通孔に摺動自在に挿通さ
    れる単一の細径ロッドアンテナ素子と、 このアンテナ素子における前記アンテナ素子保持筒の基
    端部側へ導出された基端部位を所定方向へ案内する如
    く、前記アンテナ取付け基体の基端部と車体内部の所定
    個所との間に所定態様で湾曲させて敷設される素子案内
    用チューブと、 この素子案内用チューブで案内される前記アンテナ素子
    の基端部に一端部が結合されたアンテナ素子摺動操作用
    のラック付き可撓性ロープと、 このラック付き可撓性ロープの他端部位のラック部に噛
    合するロープ移送用ピニオンを含み、前記素子案内用チ
    ューブの基端開口部近傍で上記ロープの移送を行なうこ
    とにより、前記アンテナ素子を前記アンテナ素子保持筒
    の先端部側へ押し出したり基端部側へ引き込んだりして
    伸縮動作させる電動機構と、 を具備したことを特徴とする車両用電動式伸縮形アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 アンテナ素子は、SUS631,ピアノ
    線,NiTiなどの超弾性部材にて形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用電動式伸縮形アン
    テナ。
  3. 【請求項3】 アンテナ素子保持筒は、互いに結合・分
    離可能な複数の分割筒体で形成されており、各分割筒体
    の結合部に、付属する部品等を組込み可能となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電動式伸縮形
    アンテナ。
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