JPH0645866Y2 - クラッチディスクの外形測定装置 - Google Patents
クラッチディスクの外形測定装置Info
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- JPH0645866Y2 JPH0645866Y2 JP1990068890U JP6889090U JPH0645866Y2 JP H0645866 Y2 JPH0645866 Y2 JP H0645866Y2 JP 1990068890 U JP1990068890 U JP 1990068890U JP 6889090 U JP6889090 U JP 6889090U JP H0645866 Y2 JPH0645866 Y2 JP H0645866Y2
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- clutch
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のクラッチディスクの外形測定装置
で、さらに詳しくは、2枚のリング状のフリクションフ
ェージングで波形のクッションプレートを挟んだクラッ
チディスクの単体の自由厚、圧縮厚、平行度を測定する
クラッチディスクの外形測定装置に関する。
で、さらに詳しくは、2枚のリング状のフリクションフ
ェージングで波形のクッションプレートを挟んだクラッ
チディスクの単体の自由厚、圧縮厚、平行度を測定する
クラッチディスクの外形測定装置に関する。
クラッチディスクは、フリクションフェージングが寸法
精度のバラツキの多い摩擦材で形成され、また、このフ
リクションフェージングで挟まれるクッションプレート
も寸法精度のバラツキの多い波形のバネ材である関係か
ら、クラッチオフ時の自由厚や、フライホイールとプレ
ッシャプレートで圧縮されるクラッチオン時の圧縮厚、
2枚のフリクションフェージングの平行度にバラツキが
ある。このようなクラッチディスクは、外形寸法のバラ
ツキが許容範囲を超えると正常なクラッチ動作をしなく
なるので、クラッチディスク単体のときに自由厚、圧縮
厚、平行度を、ダイアルゲージやマイクロメータなどの
測定針をクラッチディスク周辺部の等間隔の複数点に当
て、複数点での厚さを平均する等して測定している。
精度のバラツキの多い摩擦材で形成され、また、このフ
リクションフェージングで挟まれるクッションプレート
も寸法精度のバラツキの多い波形のバネ材である関係か
ら、クラッチオフ時の自由厚や、フライホイールとプレ
ッシャプレートで圧縮されるクラッチオン時の圧縮厚、
2枚のフリクションフェージングの平行度にバラツキが
ある。このようなクラッチディスクは、外形寸法のバラ
ツキが許容範囲を超えると正常なクラッチ動作をしなく
なるので、クラッチディスク単体のときに自由厚、圧縮
厚、平行度を、ダイアルゲージやマイクロメータなどの
測定針をクラッチディスク周辺部の等間隔の複数点に当
て、複数点での厚さを平均する等して測定している。
ところで、クラッチディスクの摩擦面は凹凸や反りがあ
って、その複数点の厚さを測定針で測定する場合、測定
針の当る箇所によって測定される厚さにバラツキが生じ
て、複数点の厚さの平均値を求めても、正確な自由厚、
圧縮厚、平行度を測定することが難しかった。また、ク
ラッチディスク厚の測定が仮に正確に行われ、合格品を
自動車のクラッチ機構に組み込んで使用しても、この実
働時のクラッチディスク厚が測定時のものと相違して、
クラッチの切れが悪くなるなどのトラブルが発生するこ
とがあり、クラッチディスク単体の厚さの測定値の信頼
性が悪かった。
って、その複数点の厚さを測定針で測定する場合、測定
針の当る箇所によって測定される厚さにバラツキが生じ
て、複数点の厚さの平均値を求めても、正確な自由厚、
圧縮厚、平行度を測定することが難しかった。また、ク
ラッチディスク厚の測定が仮に正確に行われ、合格品を
自動車のクラッチ機構に組み込んで使用しても、この実
働時のクラッチディスク厚が測定時のものと相違して、
クラッチの切れが悪くなるなどのトラブルが発生するこ
とがあり、クラッチディスク単体の厚さの測定値の信頼
性が悪かった。
本考案は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、クラッチディスク単体の自由厚、圧縮厚、平行度
を正確に、実働使用時との誤差を極力少なくした高い信
頼度で測定し得るクラッチディスクの外形測定装置を提
供することを目的とする。
ので、クラッチディスク単体の自由厚、圧縮厚、平行度
を正確に、実働使用時との誤差を極力少なくした高い信
頼度で測定し得るクラッチディスクの外形測定装置を提
供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため、クラッチディスクを
搭載して上下動する水平な下部押圧体、下部押圧体の真
上に略平行に対向させて配置された上部押圧体、及び上
部押圧体を下方に保持する揺動体を有するヘッド部と、
ヘッド部の中心線の一点を中心にヘッド部の揺動体を前
後左右に回転可能に支持する固定されたヘッド支持体
と、ヘッド部にその重量に相当する押上力を常時付与す
るヘッド押圧手段と、下部押圧体を上昇させて、クラッ
チディスクをヘッド部の上部押圧体にクラッチディスク
を押圧することなく接触させたとき、及び、クラッチデ
ィスクの実働使用時のクラッチオン状態に相当する荷重
でクラッチディスクを圧縮したときの、下部押圧体と上
部押圧体の複数の間隔を測定する複数のディスク厚測定
手段とを具備した構造を技術的特徴としている。
搭載して上下動する水平な下部押圧体、下部押圧体の真
上に略平行に対向させて配置された上部押圧体、及び上
部押圧体を下方に保持する揺動体を有するヘッド部と、
ヘッド部の中心線の一点を中心にヘッド部の揺動体を前
後左右に回転可能に支持する固定されたヘッド支持体
と、ヘッド部にその重量に相当する押上力を常時付与す
るヘッド押圧手段と、下部押圧体を上昇させて、クラッ
チディスクをヘッド部の上部押圧体にクラッチディスク
を押圧することなく接触させたとき、及び、クラッチデ
ィスクの実働使用時のクラッチオン状態に相当する荷重
でクラッチディスクを圧縮したときの、下部押圧体と上
部押圧体の複数の間隔を測定する複数のディスク厚測定
手段とを具備した構造を技術的特徴としている。
上記構成を有する本考案のクラッチディスク外形測定装
置におけるヘッド部は、ヘッド押上手段の押上力でヘッ
ド部の重量をキャンセルすることで、見かけ上の重量が
零の状態で保持され、このヘッド部の上部押圧体に下部
押圧体に載せたクラッチディスクを軽く接触させると、
クラッチディスクの反りなどに起因する厚さのバラツキ
に応じて、ヘッド部がヘッド支持体に対して揺動回転
し、上下部の押圧体の間隔がクラッチディスクの自由厚
に相当するものとなる。従って、このときの上下部の押
圧体の周辺部の複数点の間隔をディスク厚測定手段で測
定すれば、その測定値からクラッチディスクの正確な平
均的自由厚が求められ、複数の測定値の比較で平行度が
求められる。また、下部押圧体でクラッチディスクを上
部押圧体に、クラッチディスクの実働時のクラッチオン
状態に相当する荷重で圧縮すると、クラッチディスクの
圧縮厚に応じてヘッド部が揺動回転し、このときの上下
部の押圧体の周辺部の間隔をヘッド厚測定手段で測定す
ると、その測定値からクラッチディスクの圧縮厚と、そ
のときの平行度が求められる。
置におけるヘッド部は、ヘッド押上手段の押上力でヘッ
ド部の重量をキャンセルすることで、見かけ上の重量が
零の状態で保持され、このヘッド部の上部押圧体に下部
押圧体に載せたクラッチディスクを軽く接触させると、
クラッチディスクの反りなどに起因する厚さのバラツキ
に応じて、ヘッド部がヘッド支持体に対して揺動回転
し、上下部の押圧体の間隔がクラッチディスクの自由厚
に相当するものとなる。従って、このときの上下部の押
圧体の周辺部の複数点の間隔をディスク厚測定手段で測
定すれば、その測定値からクラッチディスクの正確な平
均的自由厚が求められ、複数の測定値の比較で平行度が
求められる。また、下部押圧体でクラッチディスクを上
部押圧体に、クラッチディスクの実働時のクラッチオン
状態に相当する荷重で圧縮すると、クラッチディスクの
圧縮厚に応じてヘッド部が揺動回転し、このときの上下
部の押圧体の周辺部の間隔をヘッド厚測定手段で測定す
ると、その測定値からクラッチディスクの圧縮厚と、そ
のときの平行度が求められる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図はクラッチディスク(1)の外形測定装置の部分
断面を含む側面図、第2図はそのA-A線に沿う断面図
で、同図に示す外形測定装置は、同クラッチディスク
(1)を位置決め搭載して上下動する下部押圧体(2)
と、下部押圧体(2)の真上に配置された上部押圧体
(3)及びその保持手段の揺動体(4)を有するヘッド
部(5)と、ヘッド部(5)を揺動回転可能に支持する
ヘッド支持体(6)と、ヘッド部(5)をその重量で押
し上げるヘッド押上手段(7)と、上下2つの押圧体
(2)(3)の周辺部の間隔を測定する複数のディスク
厚測定手段(8)…とを有する。
断面を含む側面図、第2図はそのA-A線に沿う断面図
で、同図に示す外形測定装置は、同クラッチディスク
(1)を位置決め搭載して上下動する下部押圧体(2)
と、下部押圧体(2)の真上に配置された上部押圧体
(3)及びその保持手段の揺動体(4)を有するヘッド
部(5)と、ヘッド部(5)を揺動回転可能に支持する
ヘッド支持体(6)と、ヘッド部(5)をその重量で押
し上げるヘッド押上手段(7)と、上下2つの押圧体
(2)(3)の周辺部の間隔を測定する複数のディスク
厚測定手段(8)…とを有する。
クラッチディスク(1)は、2枚のフリクションフェー
ジング(1a)(1b)でクッションプレート(1c)を挟ん
だ構造で、中央部に筒状のスプラインハブ(1d)を有
し、下部押圧体(2)の平坦な上面に載置される。下部
押圧体(2)はターンテーブル(9)などに上下動可能
に支持される。下部押圧体(2)は、例えば測定装置本
体(10)に設置されたサーボ機構内蔵の昇降機構(11)
から延びるサーボ軸(12)が荷重検出手段(13)を介し
て上下駆動制御される。
ジング(1a)(1b)でクッションプレート(1c)を挟ん
だ構造で、中央部に筒状のスプラインハブ(1d)を有
し、下部押圧体(2)の平坦な上面に載置される。下部
押圧体(2)はターンテーブル(9)などに上下動可能
に支持される。下部押圧体(2)は、例えば測定装置本
体(10)に設置されたサーボ機構内蔵の昇降機構(11)
から延びるサーボ軸(12)が荷重検出手段(13)を介し
て上下駆動制御される。
ヘッド支持体(6)は測定装置本体(10)から横に延び
る固定板(14)の先端下部に固定された下部開口円筒状
のもので、このヘッド支持体(6)の開口下部にヘッド
部(5)が設置される。ヘッド部(5)の揺動体(4)
は、ヘッド支持体(6)に挿入される筒部(4a)と、筒
部(4a)の下部から横に延びるリング状のストッパ部
(4b)と、筒部(4a)とストッパ部(4b)の外側コーナ
に形成された凸球面部(4c)を有する。揺動体(4)の
凸球面部(4c)をヘッド支持体(6)の開口下部の内周
に形成された凹球面部(6a)に摺動可能に接触させ、筒
部(4a)の上端外周に突設したフランジ部(4d)をヘッ
ド支持体(6)の内周に形成した段部(6b)の上方に複
数のスプリング(15)…で保持して、揺動体(4)はヘ
ッド支持体(6)に、ヘッド部(5)の中心線の一点P
を中心に揺動回転可能に支持される。この回転中心点P
は凸球面部(4c)と凹球面部(6a)の球面の中心に相当
し、凸球面部(4c)は凹球面(6a)にスプリング(15)
…のバネ力で常時弾圧接触している。
る固定板(14)の先端下部に固定された下部開口円筒状
のもので、このヘッド支持体(6)の開口下部にヘッド
部(5)が設置される。ヘッド部(5)の揺動体(4)
は、ヘッド支持体(6)に挿入される筒部(4a)と、筒
部(4a)の下部から横に延びるリング状のストッパ部
(4b)と、筒部(4a)とストッパ部(4b)の外側コーナ
に形成された凸球面部(4c)を有する。揺動体(4)の
凸球面部(4c)をヘッド支持体(6)の開口下部の内周
に形成された凹球面部(6a)に摺動可能に接触させ、筒
部(4a)の上端外周に突設したフランジ部(4d)をヘッ
ド支持体(6)の内周に形成した段部(6b)の上方に複
数のスプリング(15)…で保持して、揺動体(4)はヘ
ッド支持体(6)に、ヘッド部(5)の中心線の一点P
を中心に揺動回転可能に支持される。この回転中心点P
は凸球面部(4c)と凹球面部(6a)の球面の中心に相当
し、凸球面部(4c)は凹球面(6a)にスプリング(15)
…のバネ力で常時弾圧接触している。
ヘッド部(5)の上部押圧体(3)上にはリング状のス
ペーサ(16)が一体に固定され、この一体ものが、揺動
体(4)の下方に接近離反可能に複数の連結軸(17)…
を介して支持されており、常時は、その自重により下方
にさがり、揺動体(4)とスペーサ(16)の間に連結軸
(17)の長さで決まる一定の隙間gを形成する。尚、図
中(18)は連結軸(17)を上下動自在に支持するための
スライド軸受である。スペーサ(16)の外周の例えば12
0°間隔の3箇所にディスク厚測定手段(8)…が固定
される。ディスク厚測定手段(8)…はマイクロメータ
などで、下方に延ばした測定針(19)…を有し、それぞ
れが独自に上下動してクラッチディスク厚を後述のよう
に測定する。
ペーサ(16)が一体に固定され、この一体ものが、揺動
体(4)の下方に接近離反可能に複数の連結軸(17)…
を介して支持されており、常時は、その自重により下方
にさがり、揺動体(4)とスペーサ(16)の間に連結軸
(17)の長さで決まる一定の隙間gを形成する。尚、図
中(18)は連結軸(17)を上下動自在に支持するための
スライド軸受である。スペーサ(16)の外周の例えば12
0°間隔の3箇所にディスク厚測定手段(8)…が固定
される。ディスク厚測定手段(8)…はマイクロメータ
などで、下方に延ばした測定針(19)…を有し、それぞ
れが独自に上下動してクラッチディスク厚を後述のよう
に測定する。
ヘッド押上手段(7)は、ディスク厚測定手段(8)…
を含むヘッド部(5)全体の重量に相当する押上力をヘ
ッド部(5)に常時付与して、ヘッド部(5)の重量を
キャンセルし、ヘッド部(5)の見かけ上の重量を零に
する。これは、例えば、ヘッド部(5)の連結軸(17)
の上端に固定されてヘッド支持体(6)の外周に挿入さ
れる支持リング(20)と、支持リング(20)の両端部を
ピン(21)(21)で左右に回転可能に支持するアーム
(22)と、アーム(22)の基端部を測定装置本体(10)
に上下に回転可能に連結するヒンジ(23)と、アーム
(22)にヘッド部(5)の重量をキャンセルする押上力
を常時付与するシリンダ(24)で構成される。又、上記
ヒンジ(23)は、測定装置本体(10)に回転自在に支持
されたシャフト(23a)によって支持されており、この
シャフト(23a)及びヒンジ(23)により、アーム(2
2)に自在回転できるように支持されている。
を含むヘッド部(5)全体の重量に相当する押上力をヘ
ッド部(5)に常時付与して、ヘッド部(5)の重量を
キャンセルし、ヘッド部(5)の見かけ上の重量を零に
する。これは、例えば、ヘッド部(5)の連結軸(17)
の上端に固定されてヘッド支持体(6)の外周に挿入さ
れる支持リング(20)と、支持リング(20)の両端部を
ピン(21)(21)で左右に回転可能に支持するアーム
(22)と、アーム(22)の基端部を測定装置本体(10)
に上下に回転可能に連結するヒンジ(23)と、アーム
(22)にヘッド部(5)の重量をキャンセルする押上力
を常時付与するシリンダ(24)で構成される。又、上記
ヒンジ(23)は、測定装置本体(10)に回転自在に支持
されたシャフト(23a)によって支持されており、この
シャフト(23a)及びヒンジ(23)により、アーム(2
2)に自在回転できるように支持されている。
なお、図面における(25)は、ヘッド部(5)の中心線
に沿って配置された回転軸、(26)は回転軸(25)を回
転させるモータ、(27)は回転軸(25)の回転トルクを
検出するトルク計で、これらは、クラッチディスク
(1)の後述する厚さ測定の前後で、クラッチディスク
(1)を回転させ、そのときの回転トルクを検出するこ
とで、クラッチディスク(1)の振れなどを測定するの
に使用され、その技術的内容の詳細説明は省略する。
又、図中(30)は、下部押圧体(2)の上昇により、下
部押圧体(2)上のクラッチディスク(1)が上部押圧
体(3)と軽く接触し、このことによって上部押圧体
(3)が上方に移動すると、これを検知し、信号を出力
する近接スイッチである。
に沿って配置された回転軸、(26)は回転軸(25)を回
転させるモータ、(27)は回転軸(25)の回転トルクを
検出するトルク計で、これらは、クラッチディスク
(1)の後述する厚さ測定の前後で、クラッチディスク
(1)を回転させ、そのときの回転トルクを検出するこ
とで、クラッチディスク(1)の振れなどを測定するの
に使用され、その技術的内容の詳細説明は省略する。
又、図中(30)は、下部押圧体(2)の上昇により、下
部押圧体(2)上のクラッチディスク(1)が上部押圧
体(3)と軽く接触し、このことによって上部押圧体
(3)が上方に移動すると、これを検知し、信号を出力
する近接スイッチである。
次に、上記実施例によるクラッチディスク(1)の自由
厚、圧縮厚、平行度の測定動作を、第3図乃至第5図を
参照しながら説明する。
厚、圧縮厚、平行度の測定動作を、第3図乃至第5図を
参照しながら説明する。
まず、第3図に示すように、クラッチディスク(1)を
搭載した下部押圧体(2)を昇降機構(11)で上昇さ
せ、クラッチディスク(1)がヘッド部(5)の上部押
圧体(3)に軽く接触し、上部押圧体(3)を上方に移
動した時点を近接スイッチ(28)で検出して、下部押圧
体(2)を停止させる。このときのクラッチディスク
(1)は自動車のクラッチ機構に組み込まれたときのク
ラッチフの状態に相当し、このときのクラッチディスク
(1)の自由厚D1を3つのディスク厚測定手段(8)…
で測定する。すなわち、下部押圧体(2)でクラッチデ
ィスク(1)を上部押圧体(3)に軽く接触させたと
き、3つのディスク厚測定手段(8)…の測定針(19)
…が下部押圧体(2)の上面周辺部で押し上げられて、
それぞれが下部押圧体(2)と上部押圧体(3)の周辺
部の120°間隔の3点での間隔を測定する。この3点で
の測定値の平均値がクラッチディスク(1)の自由厚D1
として検出され、また、3点の測定値の差でクラッチデ
ィスク(1)の反りなどによる平行度が検出される。こ
のような測定は、次の理由で高精度に行われる。
搭載した下部押圧体(2)を昇降機構(11)で上昇さ
せ、クラッチディスク(1)がヘッド部(5)の上部押
圧体(3)に軽く接触し、上部押圧体(3)を上方に移
動した時点を近接スイッチ(28)で検出して、下部押圧
体(2)を停止させる。このときのクラッチディスク
(1)は自動車のクラッチ機構に組み込まれたときのク
ラッチフの状態に相当し、このときのクラッチディスク
(1)の自由厚D1を3つのディスク厚測定手段(8)…
で測定する。すなわち、下部押圧体(2)でクラッチデ
ィスク(1)を上部押圧体(3)に軽く接触させたと
き、3つのディスク厚測定手段(8)…の測定針(19)
…が下部押圧体(2)の上面周辺部で押し上げられて、
それぞれが下部押圧体(2)と上部押圧体(3)の周辺
部の120°間隔の3点での間隔を測定する。この3点で
の測定値の平均値がクラッチディスク(1)の自由厚D1
として検出され、また、3点の測定値の差でクラッチデ
ィスク(1)の反りなどによる平行度が検出される。こ
のような測定は、次の理由で高精度に行われる。
すなわち、クラッチディスク(1)を前後左右に揺動可
能で、かつ、見かけ上の重量が零に設定されているヘッ
ド部(5)の上部押圧体(3)に押し付けると、クラッ
チディスク(1)の厚さのバラツキに対応するようにヘ
ッド部(5)が揺動して、クラッチディスク(1)に接
触する。例えば、クラッチディスク(1)が、第4図に
示すように反っていて、厚さにバラツキがある場合、こ
れを上部押圧体(3)に押し付けると、上部押圧体
(3)のクラッチディスク(1)の、より厚い部分に当
る部分がより強く押し上げられる荷重を受けて、この荷
重でヘッド部(5)が点Pを中心に揺動し、上部押圧体
(3)が反ったクラッチディスク(1)に倣って、平均
的な接触圧で接触する。従って、このときの上下部の押
圧体(2)(3)の間隔を測定すれば、クラッチディス
ク(1)の平均した正確な厚さが測定され、また、複数
の測定値の差から正確な平行度が測定される。
能で、かつ、見かけ上の重量が零に設定されているヘッ
ド部(5)の上部押圧体(3)に押し付けると、クラッ
チディスク(1)の厚さのバラツキに対応するようにヘ
ッド部(5)が揺動して、クラッチディスク(1)に接
触する。例えば、クラッチディスク(1)が、第4図に
示すように反っていて、厚さにバラツキがある場合、こ
れを上部押圧体(3)に押し付けると、上部押圧体
(3)のクラッチディスク(1)の、より厚い部分に当
る部分がより強く押し上げられる荷重を受けて、この荷
重でヘッド部(5)が点Pを中心に揺動し、上部押圧体
(3)が反ったクラッチディスク(1)に倣って、平均
的な接触圧で接触する。従って、このときの上下部の押
圧体(2)(3)の間隔を測定すれば、クラッチディス
ク(1)の平均した正確な厚さが測定され、また、複数
の測定値の差から正確な平行度が測定される。
次に、圧縮厚測定を説明する。上記のように自由厚測定
が完了すると、下部押圧体(2)をさらに上昇させて、
クラッチディスク(1)を圧縮しながら上部押圧体
(3)を押し上げ、上部押圧体(3)と一体のスペーサ
(16)を揺動体(4)に押し付ける。この時点からさら
に下部押圧体(2)を上昇させ、クラッチディスク
(1)が実働使用時のクラッチオンのときと同じ荷重で
圧縮される時点を荷重点検手段(13)で検出して、下部
押圧体(2)の上昇を止める。これが第5図に示す状態
で、このときの上下部の押圧体(2)(3)の周辺部の
間隔を3点のディスク厚測定手段(8)…で測定し、そ
の平均値を求めると、クラッチディスク(1)の圧縮厚
D2が測定され、この測定値の差から圧縮時の平行度が測
定される。この場合も、圧縮されたクラッチディスク
(1)の厚さのバラツキに応じてヘッド部(5)が揺動
回転するので、圧縮厚、平行度の測定が正確になる。
が完了すると、下部押圧体(2)をさらに上昇させて、
クラッチディスク(1)を圧縮しながら上部押圧体
(3)を押し上げ、上部押圧体(3)と一体のスペーサ
(16)を揺動体(4)に押し付ける。この時点からさら
に下部押圧体(2)を上昇させ、クラッチディスク
(1)が実働使用時のクラッチオンのときと同じ荷重で
圧縮される時点を荷重点検手段(13)で検出して、下部
押圧体(2)の上昇を止める。これが第5図に示す状態
で、このときの上下部の押圧体(2)(3)の周辺部の
間隔を3点のディスク厚測定手段(8)…で測定し、そ
の平均値を求めると、クラッチディスク(1)の圧縮厚
D2が測定され、この測定値の差から圧縮時の平行度が測
定される。この場合も、圧縮されたクラッチディスク
(1)の厚さのバラツキに応じてヘッド部(5)が揺動
回転するので、圧縮厚、平行度の測定が正確になる。
以上のディスク厚測定が完了すると、下部押厚体(2)
は元の下限位置まで下降して、例えば、クラッチディス
ク(1)を搭載したままターンテーブル(9)の回転で
次の作業ポジションに送られ、ヘッド部(5)の下方に
次のクラッチディスクを搭載し下部押圧体が搬入され
て、上記ディスク厚測定が繰り返し行われる。
は元の下限位置まで下降して、例えば、クラッチディス
ク(1)を搭載したままターンテーブル(9)の回転で
次の作業ポジションに送られ、ヘッド部(5)の下方に
次のクラッチディスクを搭載し下部押圧体が搬入され
て、上記ディスク厚測定が繰り返し行われる。
本考案によれば、下部押圧体の上昇でクラッチディスク
をヘッド部の上部押圧体に接触させるとき、ヘッド部が
ヘッド支持体に揺動回転可能に保持され、かつ、ヘッド
押上手段で見かけ上の重量が零に設定されているので、
クラッチディスクの押し付けでヘッド部がクラッチディ
スクの厚さのバラツキに応じて揺動回転して、クラッチ
ディスクに倣って接触し、そのため、上下部の押圧体の
複数点での間隔をそれぞれにディスク厚測定手段で測定
すると、複数の測定値の平均でクラッチディスクの自由
厚、圧縮厚、自由時と圧縮時の平行度がより正確に測定
できるようになる。また、これら測定は、クラッチディ
スクの実働使用時と同じ状態にして行われるので、測定
結果の良品を自動車のクラッチ機構に組み込んでも、後
でクラッチ切れを悪くするようなトラブルの原因となる
心配がはとんど無くなり、測定値の信頼性が一段と向上
する。
をヘッド部の上部押圧体に接触させるとき、ヘッド部が
ヘッド支持体に揺動回転可能に保持され、かつ、ヘッド
押上手段で見かけ上の重量が零に設定されているので、
クラッチディスクの押し付けでヘッド部がクラッチディ
スクの厚さのバラツキに応じて揺動回転して、クラッチ
ディスクに倣って接触し、そのため、上下部の押圧体の
複数点での間隔をそれぞれにディスク厚測定手段で測定
すると、複数の測定値の平均でクラッチディスクの自由
厚、圧縮厚、自由時と圧縮時の平行度がより正確に測定
できるようになる。また、これら測定は、クラッチディ
スクの実働使用時と同じ状態にして行われるので、測定
結果の良品を自動車のクラッチ機構に組み込んでも、後
でクラッチ切れを悪くするようなトラブルの原因となる
心配がはとんど無くなり、測定値の信頼性が一段と向上
する。
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略及び部分断面
を含む側面図、第2図は第1図のA-A線に沿う断面図、
第3図は第1図に於けるクラッチディスクの自由厚測定
時の側面図、第4図は第1図における自由厚測定時の特
例状態を示す部分側面図、第5図は第1図におけるクラ
ッチディスクの圧縮厚測定時の部分側面図である。 (1)……クラッチディスク、(2)……下部押圧体、
(3)……上部押圧体、(4)……揺動体、(5)……
ヘッド部、(6)……ヘッド支持体、(7)……ヘッド
押上手段、(8)……ヘッド厚測定手段。
を含む側面図、第2図は第1図のA-A線に沿う断面図、
第3図は第1図に於けるクラッチディスクの自由厚測定
時の側面図、第4図は第1図における自由厚測定時の特
例状態を示す部分側面図、第5図は第1図におけるクラ
ッチディスクの圧縮厚測定時の部分側面図である。 (1)……クラッチディスク、(2)……下部押圧体、
(3)……上部押圧体、(4)……揺動体、(5)……
ヘッド部、(6)……ヘッド支持体、(7)……ヘッド
押上手段、(8)……ヘッド厚測定手段。
Claims (1)
- 【請求項1】クラッチディスクを搭載して上下動する水
平な下部押圧体、 下部押圧体の真上に略平行に対向させて配置された上部
押圧体、及び上部押圧体を下方に保持する揺動体を有す
るヘッド部と、 ヘッド部の中心線の一点を中心にヘッド部の揺動体を前
後左右に回転可能に支持する固定されたヘッド支持体
と、 ヘッド部にその重量に相当する押上力を常時付与するヘ
ット押上手段と、 下部押圧体を上昇させて、クラッチディスクをヘッド部
の上部押圧体にクラッチディスクを押圧することなく接
触させたとき、及び、クラッチディスクの実働使用時の
クラッチオン状態に相当する荷重でクラッチディスクを
圧縮したときの、下部押圧体と上部押圧体の複数点の間
隔を測定する複数のディスク厚測定手段とを具備したこ
とを特徴とするクラッチディスクの外形測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990068890U JPH0645866Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | クラッチディスクの外形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990068890U JPH0645866Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | クラッチディスクの外形測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0426338U JPH0426338U (ja) | 1992-03-02 |
| JPH0645866Y2 true JPH0645866Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31603722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990068890U Expired - Lifetime JPH0645866Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | クラッチディスクの外形測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645866Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019211373A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | ジヤトコ株式会社 | 測定装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118706441B (zh) * | 2024-08-27 | 2024-12-31 | 江苏金瑞机械制造有限公司 | 一种离合器盘毂检测装置 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP1990068890U patent/JPH0645866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019211373A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | ジヤトコ株式会社 | 測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0426338U (ja) | 1992-03-02 |
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Legal Events
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