JPH0645984U - 垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構 - Google Patents
垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構Info
- Publication number
- JPH0645984U JPH0645984U JP087706U JP8770692U JPH0645984U JP H0645984 U JPH0645984 U JP H0645984U JP 087706 U JP087706 U JP 087706U JP 8770692 U JP8770692 U JP 8770692U JP H0645984 U JPH0645984 U JP H0645984U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast member
- mast
- wire
- fixed
- cylinder
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- Pending
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業台の下降のためシリンダの油圧を抜いた
場合に、シリンダに固着されていたマスト部材の縮小に
ともなってワイヤの張力で縮小速度を制御していたマス
ト部材が途中で引っかかった場合でも、ワイヤのたる
み、マスト部材の落下が生じることがないような垂直昇
降式高所作業車のマスト伸縮機構を得る。 【構成】 第3マスト13に固着されたマスト縮小用ワ
イヤ19が、第2マスト部材14の下部に備えられた第
2シーブ20に掛け回され、第1マスト部材15に固着
されている。このため、第3マスト部材13が第2マス
ト部材14に引っかかり縮小しなくなった場合には、第
2マスト部材14も縮小しないため、第3マスト部材1
3の縮小速度の制御をおこなっていたワイヤ18がたる
まない。これにより、第3マスト部材13の引っかかり
が解除されたときに第3マスト部材13の落下速度が制
御されない状態で落下することがない。
場合に、シリンダに固着されていたマスト部材の縮小に
ともなってワイヤの張力で縮小速度を制御していたマス
ト部材が途中で引っかかった場合でも、ワイヤのたる
み、マスト部材の落下が生じることがないような垂直昇
降式高所作業車のマスト伸縮機構を得る。 【構成】 第3マスト13に固着されたマスト縮小用ワ
イヤ19が、第2マスト部材14の下部に備えられた第
2シーブ20に掛け回され、第1マスト部材15に固着
されている。このため、第3マスト部材13が第2マス
ト部材14に引っかかり縮小しなくなった場合には、第
2マスト部材14も縮小しないため、第3マスト部材1
3の縮小速度の制御をおこなっていたワイヤ18がたる
まない。これにより、第3マスト部材13の引っかかり
が解除されたときに第3マスト部材13の落下速度が制
御されない状態で落下することがない。
Description
【0001】
本考案は、垂直昇降式高所作業車に備えられた作業台を上昇、下降させるマス トの伸縮機構に関するものである。
【0002】
作業台を備えた垂直昇降式高所作業車においては、作業台を上昇、下降させる 機構として、複数のマスト部材を入れ子式に且つ伸縮自在に組み合わせて構成さ れたマストを用いた垂直昇降式高所作業車がある。この高所作業車では、一番外 側のマスト部材に作業台を配設し、一番内側のマスト部材の内部には油圧を供給 したときにシリンダロッドが伸長する単動型の油圧シリンダを備えている。マス トの伸長は、シリンダのストローク以上の作業台の上昇量を得るために、シリン ダの伸長作動と、複数のマスト部材の内側に配設されたシーブとワイヤの動きに よりマストが伸長する機構としている。また、マストの縮小は、シリンダの油圧 を抜くと一番内側以外のマスト部材の自重及び作業台の自重でシリンダが縮小す ることにより行われる。
【0003】 ここで、3段式のマスト部材を備えた従来の垂直昇降式高所作業車について図 2を参照しながら説明する。 垂直昇降式高所作業車2においては、自走可能な車台21の上部に内部が中空 に形成された第1マスト部材25が固設されており、第1マスト部材25の内部 に油圧を与えたときにシリンダロッド26aが伸長する単動型シリンダ26が配 設されている。シリンダロッド26aの先端は、第1マスト部材25に入れ子式 に取り付けられた第2マスト部材24の天板の内面に固着されている。第2マス ト部材24外周の上部には回転自在にシーブ27が備えられており、第1マスト 部材25の上部に一端が固着されたワイヤ28がシーブ27に掛け回され、ワイ ヤ28の他端は第3マスト部材23に固着されている。
【0004】 以上のように構成された垂直昇降式高所作業車において作業台22の上昇は、 シリンダ26に油圧を供給しシリンダロッド26aを伸長させることによって行 われる。シリンダロッド26aが伸長すると、シリンダロッド26aの先端に固 着された第2マスト部材24が伸長し、第2マスト部材24の上部に備えられた シーブ27も第1マスト部材部材25に対して上昇する。シーブ27には他端が 第3マスト部材23に固着されているワイヤ28が掛け回されているため、シー ブ27の上昇により第3マスト部材23が引き上げられる。したがって、第3マ スト部材23に配設された作業台22はシリンダ26のストローク以上に車台2 1から上昇することができる。
【0005】 作業台22を下降させる場合には、シリンダ26の油圧を抜くことによって行 われる。シリンダ26の油圧が抜かれると、シリンダロッド26aの先端に固着 された第2マスト部材24の自重によってシリンダロッド26aが縮小し、第2 マスト部材24が降下する。このとき、第2マスト部材24の縮小速度の制御は シリンダ26の油圧を抜く速度を制御することにより行われる。そして、第3マ スト部材23は、シーブ27に掛け回されたワイヤ28の第3マスト部材23と 作業台22の自重がかかったことによる張力により保持されているため、自由落 下することがなく第2マスト部材24の縮小速度にともなって縮小する。
【0006】 第3マスト部材23の伸長、縮小時は、第2マスト部材24の外壁を第3マス ト部材23の内壁が摺動するため、第3マスト部材23の下端部内壁と第2マス ト部材24上端部の外壁には第3マスト部材23と第2マスト部材24の摺動を 容易にするためにスライダ23a、24aが備えられている。ここで、機構上ス ライダとマスト部材の間には若干の間隙が生じるため、第3マスト部材23が大 きく傾動すると第3マスト部材23が第2マスト部材24に引っかかり摺動しな くなることがあった。そこで、第3マスト部材23の傾きを少なくするために第 3マスト部材23が伸長したときの第2マスト部材24とのマストラップ量La を大きく取っていた。
【0007】
しかしながら、作業台22は第3マスト部材23の片側に配設されているため に、作業台22への荷重のかかり方によっては図3に示すように第3マスト部材 23が傾動し、スライダ24aと第3マスト部材23及びスライダ23aと第2 マスト部材24の外壁との間に引っかかりを生じる場合がある。この状態で、作 業台22を下降させるべくシリンダ26の油圧を抜くと第2マスト部材24はシ リンダロッド26aに固定されているため第2マスト部材24の自重により縮小 するが、第3マスト部材23は第2マスト部材24に対して縮小せず、シーブ2 7が備えられた第2マスト部材24のみが縮小するため、ワイヤ28がシーブ2 7から外れたるみを生じる。 そして、ワイヤ28がたるんだ状態で第3マスト部材23の引っかかりが解消 した場合には、第3マスト部材23はワイヤ28が再びシーブ27に掛かるまで ワイヤ28の張力による保持がなくなり第3マスト部材23の縮小速度の制御が されないで落下することがあるという問題がある。
【0008】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作業台を下降させる ために単動式シリンダの油圧を抜いた場合に、シリンダに固着されていたマスト 部材の縮小にともなってワイヤの張力で縮小速度を制御していたマスト部材が途 中で引っかかり縮小しなくなった場合でも、ワイヤのたるみ、マスト部材の落下 が生じることがないような構成の垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構を提供 することを目的とする。
【0009】
上記の目的を達成するために、本考案のマスト伸縮機構は、入れ子式に取り付 けられた3本のマスト部材から構成された垂直昇降マストにおいて、基台に固設 された第1マスト部材の内部に、シリンダロッドを第2マスト部材に固着させて 単動型シリンダを設けている。そして、第1マスト部材と第3マスト部材に固着 された2本のワイヤを備え、第2マスト部材の上部と下部に備えられた2個のシ ーブにそれぞれのワイヤを掛け回すことにより第2マスト部材の伸長、縮小に合 わせて第3マスト部材の伸長、縮小を行っている。
【0010】
これらのようなマストの伸縮機構を備えた垂直昇降式高所作業車においては、 第3マスト部材が第2マスト部材に引っかかり縮小しなくなった場合には、第2 マスト部材も縮小しないため、第3マスト部材の縮小速度の制御をおこなってい たワイヤがたるまない。したがって、第3マスト部材の引っかかりが解除された ときに第3マスト部材が縮小速度の制御が行われない状態で落下することがない 。
【0011】
以下本考案の好ましい実施例について図1を参照しながら説明する。 垂直昇降式高所作業車1は、自走可能な車台11に第1マスト部材15、第2 マスト部材14、第3マスト部材13からなる垂直昇降式マストを備えている。 各マスト部材は入れ子式に且つ伸縮自在に組み合わされて垂直昇降マストが構成 され、第3マスト部材13には作業台12が配設されている。 車台11の上部には内部が中空に形成された第1マスト部材15が固設されて おり、第1マスト部材15の内部に油圧を与えたときにシリンダロッド16aが 伸長する単動型シリンダ16が配設されている。そして、第1マスト部材15の 外周に入れ子式に第2マスト部材14が取り付けられ、第1マスト部材15の天 板を貫通したシリンダロッド16aの先端が第2マスト部材14の天板の内面に 固着されている。
【0012】 第2マスト部材14の外周にも入れ子式に第3マスト部材13が取り付けられ 、第3マスト部材13の内壁にはマスト伸長用ワイヤ18の一端が固着されてい る。マスト伸長用ワイヤ18は第2マスト部材14の上部に備えられた第1シー ブ17に掛け回され、第2マスト部材14の内部を通り第1マスト部材15の上 部に他端が固着されている。また、第3マスト部材13の内壁にはマスト縮小用 ワイヤ19の一端が固着されており、マスト縮小用ワイヤ19は第2マスト部材 14の下部に備えられた第2シーブ20に掛け回され、第2マスト部材14と第 1マスト部材15の間の空間を通り第1マスト部材15の上部に他端が固着され ている。
【0013】 上記のように構成された垂直昇降式高所作業車において作業台12の上昇は、 シリンダ16に油圧を供給しシリンダロッド16aを伸長させることによって行 われる。シリンダロッド16aが伸長すると、シリンダロッド16aの先端に固 着された第2マスト部材14が伸長し、第2マスト部材14の上部に備えられた 第1シーブ17も第1マスト部材15に対して上昇する。第1シーブ17には他 端が第3マスト部材13に固着されているマスト伸長用ワイヤ18が掛け回され ているため、第1シーブ17の上昇により第3マスト部材13が引き上げられる 。したがって、第3マスト部材13に配設された作業台12はシリンダ16のス トローク以上に車台11から上昇することができる。
【0014】 作業台12を下降させる場合には、シリンダ16の油圧を抜くことによって行 われる。シリンダ16の油圧が抜かれるとシリンダロッド16aの先端に固着さ れた第2マスト部材14の自重によってシリンダロッド16aが縮小し、第2マ スト部材14が降下する。このとき、第2マスト部材14の縮小速度の制御はシ リンダ16の油圧を抜く速度を制御することにより行われる。そして、第3マス ト部材13は、第1シーブ17に掛け回されたマスト伸長用ワイヤ18の第3マ スト部材13と作業台12の自重がかかったことによる張力により保持されてい るため、第2マスト部材14の縮小にともなって縮小する。
【0015】 第3マスト部材13の伸長、縮小時は、第2マスト部材14の外壁を第3マス ト部材13の内壁が摺動するため、第3マスト部材13の下端部内壁と第2マス ト部材14上端部の外壁には第3マスト部材13と第2マスト部材14の摺動を 容易にするためにスライダ13a、14aが備えられている。ここで、機構上ス ライダとマスト部材の間には若干の間隙が生じるため、第3マスト部材13が大 きく傾動すると第3マスト部材13が第2マスト部材14に引っかかり縮小しな くなることがあった。
【0016】 しかし、第3マスト部材13が縮小しなくなった場合でも、シリンダ16の油 圧が抜かれているため第2マスト部材14は自重により縮小しようとする。しか し、第3マスト部材13が縮小しないと、第2マスト部材14の下部に備えられ た第2シーブ20に掛け回されたマスト縮小用ワイヤ19の張力によって第2マ スト部材14は縮小しない。このため、第1マスト部材15に対して第2マスト 部材14のみが縮小することがないため、第3マスト部材の縮小速度を制御して いたマスト伸長用ワイヤ18にたるみを生じることがない。したがって、第3マ スト部材13の第2マスト部材14への引っかかりが解消したときに、作業台1 2が配設された第3マスト部材13が制御された縮小速度に関係なくマスト伸長 用ワイヤ18のたるみ分だけ自由落下するようなことがない。
【0017】
以上のように、本考案に係る垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構において は、第3マストに固着されたマスト縮小用ワイヤが、第2マスト部材の下部に備 えられた第2シーブに掛け回され、第1マスト部材に固着されている。このため 、第3マスト部材が第2マスト部材に引っかかり縮小しなくなった場合には、第 2マスト部材も縮小しないため、第3マスト部材の縮小速度の制御をおこなって いたワイヤがたるまない。これにより、第3マスト部材の引っかかりが解除され たときに第3マスト部材の落下速度が制御されない状態で落下することがない。 また、第3マスト部材が引っかかってもマスト部材落下の不具合が発生しないた め、第2マスト部材と第3マスト部材のマストラップ量を少なくすることができ る。 さらに、本考案に係る垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構は、従来の単動 式のシリンダを備えた垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構にマスト縮小用の ワイヤとシーブを追加するだけであるので、安価に製作することができる。また 、作業台が他の構造物に引っかかった場合でも自重によるシリンダの縮小が止ま るだけなのでワイヤに負荷がかかることがないためワイヤの切損等がない。
【図1】本考案に係るマスト伸縮機構を備えた垂直昇降
式高所作業車の側面図である。
式高所作業車の側面図である。
【図2】従来のマスト伸縮機構を備えた垂直昇降式高所
作業車の側面図である。
作業車の側面図である。
【図3】従来のマスト伸縮機構の側面図である。
1 垂直昇降式高所作業車 11 車台 12 作業台 13 第3マスト部材 14 第2マスト部材 15 第1マスト部材 16 単動型シリンダ 17 第1シーブ 18 マスト伸長用ワイヤ 19 マスト縮小用ワイヤ 20 第2シーブ
Claims (1)
- 【請求項1】 基台に取り付けられた第1マスト部材
と、 前記第1マスト部材の上端方向に向かって伸縮自在に前
記第1マスト部材の外周に入れ子式に取り付けた第2マ
スト部材と、 前記第2マスト部材の上端方向に向かって伸縮自在に前
記第2マスト部材の外周に入れ子式に取り付けた第3マ
スト部材と、 前記第1マスト部材内に備えられ前記第2マスト部材を
伸縮させる単動型シリンダと、 前記第2マスト部材の上部に備えられた第1シーブと、 前記第2マスト部材の下部に備えられた第2シーブと、 前記第1マスト部材に固着され前記第1シーブに掛け回
され前記第3マスト部材に固着されたマスト伸長ワイヤ
と、 前記第1マスト部材に固着され前記第2シーブに掛け回
され前記第3マスト部材に固着されたマスト縮小ワイヤ
とを有してなることを特徴とする垂直昇降式高所作業車
のマスト伸縮機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP087706U JPH0645984U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP087706U JPH0645984U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645984U true JPH0645984U (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=13922364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP087706U Pending JPH0645984U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 垂直昇降式高所作業車のマスト伸縮機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645984U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019172391A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 株式会社アイチコーポレーション | 高所作業車 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546407B2 (ja) * | 1972-10-03 | 1980-11-22 | ||
| JPS62249893A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-30 | 株式会社ジャパニック | 昇降装置 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP087706U patent/JPH0645984U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546407B2 (ja) * | 1972-10-03 | 1980-11-22 | ||
| JPS62249893A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-30 | 株式会社ジャパニック | 昇降装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019172391A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 株式会社アイチコーポレーション | 高所作業車 |
| JPWO2019172391A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2021-02-18 | 株式会社アイチコーポレーション | 高所作業車 |
| US11858789B2 (en) | 2018-03-09 | 2024-01-02 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | Vehicle with aerial work platform |
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