JPH0645985U - 昇降用伸縮マストの伸縮機構 - Google Patents
昇降用伸縮マストの伸縮機構Info
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- JPH0645985U JPH0645985U JP8811292U JP8811292U JPH0645985U JP H0645985 U JPH0645985 U JP H0645985U JP 8811292 U JP8811292 U JP 8811292U JP 8811292 U JP8811292 U JP 8811292U JP H0645985 U JPH0645985 U JP H0645985U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降用伸縮マストの伸縮機構を、作動油洩れ
等の心配がなく昇降用伸縮マストをクリーンかつ簡易に
使用できるものとし、さらにマスト部材間にガタ等があ
ってもスムーズに伸縮作動させることができるものとす
る。 【構成】 本伸縮機構20は、インナーマスト部材12
aの下端部および上端部に回転自在にそれぞれスプロケ
ット25d,25uを取り付け、これらスプロケットに
エンドレス状にチェーン26を巻き掛けてなる。なお、
チェーン26における両スプロケット間に張られた部分
の一部は、アウターマスト部材12bの基端部に連結部
材26aを介して連結される。そして、インナーマスト
部材12aの下端部に取り付けられたスプロケット25
dを、電動モータ27により駆動するようにしている。
等の心配がなく昇降用伸縮マストをクリーンかつ簡易に
使用できるものとし、さらにマスト部材間にガタ等があ
ってもスムーズに伸縮作動させることができるものとす
る。 【構成】 本伸縮機構20は、インナーマスト部材12
aの下端部および上端部に回転自在にそれぞれスプロケ
ット25d,25uを取り付け、これらスプロケットに
エンドレス状にチェーン26を巻き掛けてなる。なお、
チェーン26における両スプロケット間に張られた部分
の一部は、アウターマスト部材12bの基端部に連結部
材26aを介して連結される。そして、インナーマスト
部材12aの下端部に取り付けられたスプロケット25
dを、電動モータ27により駆動するようにしている。
Description
【0001】
本考案は、高所作業車の作業床等を昇降させる昇降用伸縮マストの伸縮機構に 関する。
【0002】
建物の内装工事等に用いられる高所作業車は、走行自在な走行台車上に昇降用 伸縮マストを取り付けてなる。この昇降用伸縮マストは、走行台車の車台(基台 )に垂直に取り付けられたインナーマスト部材と、このインナーマスト部材の外 側周囲に、このインナーマスト部材に対して上下移動自在に取付け配置されるア ウターマスト部材とからテレスコープ状に伸縮自在に構成される。アウターマス ト部材の下端部には、作業者搭乗用の作業床が水平に取り付けられている。 このため、この昇降用伸縮マストを伸縮作動させることにより、作業床に搭乗 した作業者は、任意の高所に移動することができ、高い天井部分に対する板材の 張り付け作業等を容易に行うことができる。
【0003】 ところで、従来の昇降用伸縮マストの伸縮駆動には、図3(A)に示すように 、このマスト32に内蔵した単動式油圧シリンダ33の伸長作動および自重縮小 を使用する油圧駆動方式が採用されることが多かった。即ち、油圧シリンダ33 のボトム端部をインナーマスト部材32aの下端部に取り付けるとともに、油圧 シリンダ33のピストンロッド33a先端部をアウターマスト部材32bの上端 部内側に取り付ける。そして、車台31に搭載した油圧供給装置34から油圧シ リンダ33のボトム側に形成された油室33b内に作動油を供給することによっ て、この油圧シリンダ33を伸長作動させ、昇降用伸縮マスト32を伸長させる 。一方、その油室33b内から徐々に作動油を排出させることにより、アウター マスト部材32bや作業床の重量によって油圧シリンダ33を自重縮小させ、昇 降用伸縮マスト32を縮小作動させる。なお、油圧シリンダ33を自重縮小させ ることにより、昇降用伸縮マスト32の縮小作動時には、油圧供給装置34を作 動させる必要がないので、その分省エネ運転が可能になる。
【0004】
しかしながら、このような油圧駆動方式では、作動油洩れにより建物の床面を 汚すおそれがあるという問題がある。また、作動油の定期的なメンテナンスが必 要であるため、面倒であるという問題もある。 さらに、単動式油圧シリンダの自重縮小を利用して昇降用伸縮マストを縮小作 動させる際に、両マスト部材間の嵌め合いガタやピストンロッドの先端部とアウ ターマスト部材間の取付けガタによって、図3(B)に示すように、アウターマ スト部材32bがインナーマスト部材32aに対して傾斜した状態になるおそれ があり、この場合には、両部材32a,32bが図中に★印で示した部分におい て引っかかり、縮小作動がスムーズに行われないという問題もある。
【0005】 なお、従来、この油圧駆動方式のほかに、図4に示すように、インナーマスト 部材42aの下端部に取り付けられた電動ウインチ43から繰り出されたワイヤ 44の先端を、インナーマスト部材42aの上端部に取り付けられたシーブ45 に掛け回しつつアウターマスト部材42bの下端部に固定して構成したワイヤ式 伸縮駆動方式も採用されることがある。この駆動方式では、ウインチ43により ワイヤ44を巻取ることにより、アウターマスト部材42bを引き上げて昇降用 伸縮マスト42を伸長作動させ、ウインチ43からワイヤ44を繰り出すことに よって、アウターマスト部材42bをその自重等によって下降させ、昇降用伸縮 マスト42を縮小作動させるものである。しかし、このワイヤ式伸縮駆動方式で は、作動油洩れ等のおそれがないため昇降用伸縮マスト42をクリーンに使用で きるものの、上記油圧駆動方式と同様に、縮小作動がスムーズに行われないおそ れがある点で変わりがない。
【0006】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作動油洩れ等の心配 がなく昇降用伸縮マストをクリーンかつ簡易に使用できるものとし、さらにマス ト部材間にガタ等があっても昇降用伸縮マストをスムーズに伸縮作動させること ができるようにした昇降用伸縮マストの伸縮機構を提供することを目的としてい る。
【0007】
上記の目的を達成するために、本考案の伸縮機構は、インナーマスト部材の下 端部および上端部に回転自在にそれぞれスプロケットを取り付け、これらスプロ ケットにエンドレス状にチェーンを巻き掛けてなる。なお、チェーンにおける両 スプロケット間に張られた部分の一部は、アウターマスト部材の基端部に連結部 材を介して連結される。そして、インナーマスト部材の下端部に取り付けられた スプロケットを、電動モータにより駆動するようにしている。
【0008】
このような伸縮機構では、電動モータを作動させて下端部側のスプロケットを 駆動し、連結部材を上昇させる方向にチェーンを回転させることにより、アウタ ーマスト部材は、インナーマスト部材に対してチェーンによって引き上げられ、 昇降用伸縮マストを伸長作動させることができる。また、連結部材を上昇させる 方向にチェーンを回転させることにより、アウターマスト部材は、チェーンによ って引き下げられる。このため、両マスト部材間に多少の引っかかりがあっても 、昇降用伸縮マストをスムーズに縮小作動させることができる。 なお、この伸縮機構では、作動油を用いないので、作動油洩れ等の心配なくク リーンに昇降用伸縮マストを使用することができる。
【0009】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、図1には、本考案に係る昇降装置の安全装置を備えた高所作業車10を 示している。この高所作業車10は、走行自在な走行台車11の上部前方に、伸 縮式昇降マスト(昇降装置:以下、昇降マストという。)12を備えて構成され ている。昇降マスト12は、走行台車11に垂直に取り付けられたインナーマス ト部材12aと、このインナーマスト部材12aの外側に上下に移動自在に配置 されたアウターマスト部材12bとからテレスコープ状に伸縮自在に構成されて いる。アウターマスト部材12bの下部後側には、作業床13が取り付けられて おり、この作業床13には、作業者Mが搭乗することができる。また、アウター マスト部材12bの上部には、作業床13の上方空間を囲むガート14が取り付 けられており、作業床13に搭乗した作業者Mは、このガート14の内側に入る ことにより、作業床13から落下せずに済む。
【0010】 次に、昇降マスト12を伸縮作動させる、本考案に係る伸縮機構について図2 を用いて説明する。 伸縮機構20は、インナーマスト部材12aの下端部に回転自在に取り付けら れた下部スプロケット25dと、インナーマスト部材12aの上端部に回転自在 に取り付けられた上部スプロケット25uと、これらスプロケット25d,25 uにエンドレスに掛け回されチェーン26とを有して構成されている。なお、チ ェーン26における両スプロケット25d,25uの後側に張られた部分の一部 には、連結部材26aが取り付けられている。そして、この連結部材26aは、 アウターマスト部材12bの基端部内側に固定されている。
【0011】 また、この伸縮機構20は、下部スプロケット25dを回転駆動する電動モー タ27と、この電動モータ27に一体に取り付けられた電磁ブレーキ28とを有 している。 電動モータ27は、インナーマスト部材12aの下端部にブラケット27aを 介して取り付けられており、その出力軸から下部スプロケット25dへは、減速 手段29を介して動力伝達が行われる。このため、電動モータ27を正逆回転さ せることにより、下部スプロケット25dも正逆回転駆動される。 電磁ブレーキ28は、ソレノイド(図示せず)を内蔵しており、そのソレノイ ドが励磁されないとき(電動モータ27の非作動時)には、ロック作動して、ア ウターマスト部材12b自体の重量や作業者Mの体重(作業床13への搭載重量 )によって、電動モータ27がいわゆる自走回転するのを防止する。また、ソレ ノイドが励磁されたとき(電動モータ27の作動時)には、そのロック作動を解 除し、電動モータ27の回転を許容する。
【0012】 このように構成された伸縮機構20によれば、電動モータ27を作動させて、 連結部材26aが上昇する方向にチェーン26を回転させれば、アウターマスト 部材12bはチェーン26によって引き上げられ、インナーマスト部材12aに 対して昇降移動する。こうして、昇降マスト12を伸長作動させることができ、 作業者Mは、作業床13とともに任意の高所に移動することができる。
【0013】 一方、連結部材26aが下降する方向にチェーン26を回転させれば、アウタ ーマスト部材12bはチェーン26によって引き下げられ、インナーマスト部材 12aに対して下降移動する。この際、両マスト部材12a,12b間の嵌め合 いガタ等により、アウターマスト部材12bがインナーマスト部材12aに対し て傾斜し、両マスト部材12a,12b間に引っかかりが生ずるおそれがある。 しかし、この伸縮機構20では、アウターマスト部材12bをチェーン26によ って強制的に引き下げているので、そのような引っかかりがあっても、スムーズ にアウターマスト部材12bを下降移動させることができる。 こうして、昇降マスト12をスムーズに縮小作動させることができ、作業者Mは 、作業床13とともに高所から下降することができる。
【0014】 なお、本伸縮機構20では、作動油が用いられないので、作動油洩れ等の心配 なく昇降マスト12、つまりは高所作業車10をクリーンに使用することができ る。また、作動油のメンテナンスが不要であるため、取扱いが容易である。
【0015】
以上説明したように、本考案の伸縮機構では、エンドレスチェーンによってア ウタマスト部材のインナーマスト部材に対する引き上げのみならず、引き下げも 行う。このため、本伸縮機構を用いれば、特に、昇降用伸縮マストの縮小作動時 において、両マスト部材間に引っかかり等があっても、スムーズに伸縮作動を行 わせることができる。また、本伸縮機構では作動油を用いていないので、作動油 洩れの心配や作動油のメンテナンスは不要である。このため、本伸縮機構を用い れば、クリーンかつ簡易に昇降用伸縮マストを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る昇降用伸縮マストの伸縮機構を備
えている高所作業車の側面図である。
えている高所作業車の側面図である。
【図2】上記伸縮機構の側面図である。
【図3】(A)は、従来の伸縮機構の概略図であり、
(B)は、従来の昇降用伸縮マストの側面断面図であ
る。
(B)は、従来の昇降用伸縮マストの側面断面図であ
る。
【図4】従来の伸縮機構の概略図である。
10 高所作業車 12 伸縮式昇降マスト 12a インナーマスト部材 12b アウターマスト部材 13 作業床 20 伸縮機構 25d,25u スプロケット 26 チェーン 26a 連結部材 27 電動モータ 28 電磁ブレーキ 29 減速手段
Claims (1)
- 【請求項1】 基台に垂直に取り付けられるインナーマ
スト部材と、このインナーマスト部材の外側に、このイ
ンナーマスト部材に対して上下移動自在に取付け配置さ
れるアウターマスト部材とからテレスコープ状に伸縮自
在に構成され、前記アウターマスト部材に取り付けられ
た作業床等を昇降移動させるために伸縮される昇降用伸
縮マストの伸縮機構であって、 前記インナーマスト部材の下端部および上端部に回転自
在に取り付けられる2つのスプロケットと、 これらスプロケットにエンドレス状に巻き掛けられたチ
ェーンと、 このチェーンにおける前記両スプロケット間に張られた
部分の一部を前記アウターマスト部材の基端部に連結す
る連結部材と、 前記2つのスプロケットのうち前記インナーマスト部材
の下端部にとりつけられたスプロケットを回転駆動する
電動モータとから構成されることを特徴とする昇降用伸
縮マストの伸縮機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811292U JP2567985Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 昇降用伸縮マストの伸縮機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811292U JP2567985Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 昇降用伸縮マストの伸縮機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645985U true JPH0645985U (ja) | 1994-06-24 |
| JP2567985Y2 JP2567985Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13933806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8811292U Expired - Fee Related JP2567985Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 昇降用伸縮マストの伸縮機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567985Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014065592A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Aichi Corp | 高所作業車 |
| CN107662887A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-06 | 山东电力建设第工程公司 | 一种移动式辅助物料安装施工装置 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP8811292U patent/JP2567985Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014065592A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Aichi Corp | 高所作業車 |
| CN107662887A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-06 | 山东电力建设第工程公司 | 一种移动式辅助物料安装施工装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567985Y2 (ja) | 1998-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |