JPH0646566A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JPH0646566A
JPH0646566A JP4196891A JP19689192A JPH0646566A JP H0646566 A JPH0646566 A JP H0646566A JP 4196891 A JP4196891 A JP 4196891A JP 19689192 A JP19689192 A JP 19689192A JP H0646566 A JPH0646566 A JP H0646566A
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JP
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axis
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JP4196891A
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Inventor
Hiroo Konishi
博雄 小西
Hiroshige Kawazoe
裕成 川添
Junzo Kawakami
潤三 川上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力系統の事故によってスイッチング素子に
供給される電気信号が異常値を示すのを防止すること。 【構成】 インバータ18の各相のサイリスタに対する
スイッチング信号を生成するに際して、各相のサイリス
タに対して振幅位相変換回路54,56,58とPWM
制御回路60,62,64で独立してスイッチング信号
を生成する。このとき指令値と検出電流との偏差を零に
するために生成された電流信号に各相の電圧信号を加算
器48,50,52に与えて加算する。このため電力系
統で不平衡事故が発生しても、系統の電圧変化がそのま
ま加算器48,50,52の出力に生じ、系統の電圧の
変化に応じたスイッチング信号が生成されることにな
る。 【効果】 電力系統の不平衡事故時に電力変換器に過電
流が流れたり過電圧が印加したりするのを防止すること
ができること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力変換器の制御装置に
係り、特に、直流送電装置や無効電力補償装置に適用さ
れる自励式電力変換器を制御するに好適な電力変換器の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力変換器として、自己消弧機能を有す
るスイッチング素子、例えばサイリスタを用いた自励式
電力変換器が用いられている。この自励式電力変換器は
大容量の電力変換器として、直流送電装置、静止型無効
電力補償装置、CVCF(定電圧定周波電源装置)など
に用いられている。この自励式電力変換器は一般に電圧
源として動作するので、自励式電力変換器を直流送電装
置に用いたときに、電力系統に事故が発生して系統電圧
が急変したときには、系統の電圧に応じて電力変換器の
出力電圧を制御することが余儀なくされている。すなわ
ち、系統の事故によって系統電圧が急変したときに、電
力変換器の出力電圧が一定のままに維持されると、系統
電圧と電力変換器の出力電圧との間に差が生じ、この差
に応じた電流が電力変換器に流れ、この電流がスイッチ
ング素子の許容電流値を超えるとスイッチング素子が損
焼する恐れがある。そこで、この対策として、応答の早
い電流制御系を得るために、系統の3相交流電流を固定
座標系の2相交流電流に変換し、2相交流電流に変換さ
れた電流をそれぞれ独立にベクトル制御する制御方式が
提案されている。この制御方式が記載された文献として
は、例えば、Y.Tokiwa, et al,”Application of a d
igital instantaneous current control forstatic in
duction thyristor converters in the utility line",
PCIM' 88Proceedings,が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、系統電圧が急変したときには、電力変換器の各相の
スイッチング素子を一括して制御する構成が採用されて
いたため、系統で平衡事故が発生したときには問題はな
いが、系統で不平衡事故が発生したときには、各相に応
じた制御が行なえず、過電流や過電圧によってスイッチ
ング素子が劣化する恐れがある。
【0004】本発明の目的は、電力系統の事故によって
スイッチング素子に供給される電気信号が異常値を示す
のを防止することができる電力変換器の制御装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、電力変換器に接続さ
れた3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段
と、交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定
座標系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、電流
変換手段出力の2相交流電流を交流系統の電圧位相に従
って回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90
度移相したq軸直流成分に変換する交流直流変換手段
と、交流直流変換手段出力のd軸直流成分とd軸直流成
分指令値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、
交流直流変換手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指
令値との偏差を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸
電流偏差算出手段の算出値を零に抑制するためのd軸電
圧信号を生成するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏
差算出手段の算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号
を生成するq軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相
交流系統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相
当量に交流直流変換手段出力のd軸直流成分を掛け算す
るd軸掛け算手段と、電力変換器と3相交流系統との間
に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に交流直流
変換手段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け算手
段と、q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成手段
の生成によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手段
と、d軸掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段の
生成によるq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段と、
3相交流系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出手段
と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧とd軸
加算手段の加算値とを加算するU相加算手段と、各相電
圧検出手段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手段の
算出値とを加算するV相加算手段と、各相電圧検出手段
の検出電圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値とを
加算するW相加算手段と、U相加算手段の算出値とq軸
加算手段の算出値とから電力変換器のU相出力信号に対
する振幅指令と位相指令を生成するU相指令生成手段
と、V相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とか
ら電力変換器のV相出力信号に対する振幅指令と位相指
令を生成するV相指令生成手段と、W相加算手段の算出
値とq軸加算手段の算出値とから電力変換器のW相出力
信号に対する振幅指令と位相指令を生成するW相指令生
成手段と、U相指令生成手段の生成による振幅指令と位
相指令とから電力変換器のU相用スイッチング素子に対
するスイッチング信号を生成してU相用スイッチング素
子を制御するU相スイッチング制御手段と、V相指令生
成手段の生成による振幅指令と位相指令とから電力変換
器のV相用スイッチング素子に対するスイッチング信号
を生成してV相用スイッチング素子を制御するV相スイ
ッチング制御手段と、W相指令生成手段の生成による振
幅指令と位相指令とから電力変換器のW相用スイッチン
グ素子に対するスイッチング信号を生成してW相用スイ
ッチング素子を制御するW相スイッチング制御手段とを
備えている電力変換器の制御装置を構成したものであ
る。
【0006】第2の装置として、電力変換器に接続され
た3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段と、
交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定座標
系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、電流変換
手段出力の2相交流電流を交流系統の電圧位相に従って
回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
相したq軸直流成分に変換する交流直流変換手段と、交
流直流変換手段出力のd軸直流成分とd軸直流成分指令
値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、交流直
流変換手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指令値と
の偏差を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏
差算出手段の算出値を零に抑制するためのd軸電圧信号
を生成するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出
手段の算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成
するq軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相交流系
統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に
交流直流変換手段出力のd軸直流成分を掛け算するd軸
掛け算手段と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入
された変圧器のインピーダンス相当量に交流直流変換手
段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け算手段と、
q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成手段の生成
によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手段と、d軸
掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段の生成によ
るq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段と、3相交流
系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出手段と、各相
電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧とd軸加算手段
の加算値とを加算するU相加算手段と、各相電圧検出手
段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手段の算出値と
を加算するV相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電
圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算する
W相加算手段と、U相加算手段の算出値とq軸加算手段
の算出値とから電力変換器のU相出力信号に対する振幅
指令と位相指令を生成するU相指令生成手段と、V相加
算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換
器のV相出力信号に対する振幅指令と位相指令を生成す
るV相指令生成手段と、W相加算手段の算出値とq軸加
算手段の算出値とから電力変換器のW相出力信号に対す
る振幅指令と位相指令を生成するW相指令生成手段と、
前記各相指令生成手段の生成による振幅指令の中から指
定の振幅指令を選択する振幅指令選択手段と、前記各相
指令生成手段の生成による位相指令の中から指定の位相
指令を選択する位相指令選択手段と、振幅指令選択手段
の選択による振幅指令と位相指令選択手段の選択による
位相指令とから電力変換器の各相のスイッチング素子に
対するスイッチング信号を生成して各相のスイッチング
素子を制御するスイッチング制御手段とを備えている電
力変換器の制御装置を構成したものである。
【0007】第3の装置として、電力変換器に接続され
た3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段と、
交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定座標
系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、電流変換
手段出力の2相交流電流を交流系統の電圧位相に従って
回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
相したq軸直流成分に変換する交流直流変換手段と、交
流直流変換手段出力のd軸直流成分とd軸直流成分指令
値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、交流直
流変換手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指令値と
の偏差を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏
差算出手段の算出値を零に抑制するためのd軸電圧信号
を生成するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出
手段の算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成
するq軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相交流系
統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に
交流直流変換手段出力のd軸直流成分を掛け算するd軸
掛け算手段と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入
された変圧器のインピーダンス相当量に交流直流変換手
段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け算手段と、
q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成手段の生成
によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手段と、d軸
掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段の生成によ
るq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段と、3相交流
系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出手段と、各相
電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧とd軸加算手段
の加算値とを加算するU相加算手段と、各相電圧検出手
段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手段の算出値と
を加算するV相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電
圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算する
W相加算手段と、U相加算手段の算出値とq軸加算手段
の算出値とから電力変換器のU相出力信号に対する振幅
指令と位相指令を生成するU相指令生成手段と、V相加
算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換
器のV相出力信号に対する振幅指令と位相指令を生成す
るV相指令生成手段と、W相加算手段の算出値とq軸加
算手段の算出値とから電力変換器のW相出力信号に対す
る振幅指令と位相指令を生成するW相指令生成手段と、
前記各相指令生成手段の生成による振幅指令の中から進
みの無効電力運転時には最小値の振幅指令を選択し遅れ
の無効電力運転時には最大値の振幅指令を選択する振幅
指令選択手段と、前記各相指令生成手段の生成による位
相指令の中から最小値の位相指令を選択する位相指令選
択手段と、振幅指令選択手段の選択による振幅指令と位
相指令選択手段の選択による位相指令とから電力変換器
の各相のスイッチング素子に対するスイッチング信号を
生成して各相のスイッチング素子を制御するスイッチン
グ制御手段とを備えている電力変換器の制御装置を構成
したものである。
【0008】第4の装置として、電力変換器に接続され
た3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段と、
交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定座標
系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、前記3相
交流系統の電圧を検出する交流電圧検出手段と、交流電
圧検出手段の検出による3相交流電圧を固定座標系の2
相交流電圧に変換する電圧変換手段と、電流変換手段出
力の2相交流電流と電圧変換手段出力の2相交流電圧と
から瞬時実電力と瞬時虚電力を算出する電力算出手段
と、電力算出手段の各算出電力と前記交流電圧検出手段
の検出値とに従って回転座標系のd軸直流成分とこの直
流成分より90度移相したq軸直流成分を算出する演算
手段と、演算手段出力のd軸直流成分とd軸直流成分指
令値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、演算
手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差
を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出
手段の算出値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成
するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の
算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq
軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相交流系統との
間に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に演算手
段出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、
電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器の
インピーダンス相当量に演算手段出力のq軸直流成分を
掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の算出値
とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信号とを
加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出値とq
軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号とを加算
するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧を検出
する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検出電圧
のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算するU
相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちV相
電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加算手段
と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸
加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、U相加
算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換
器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を生成す
るU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値とq軸加
算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号に対す
る振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手段と、
W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
生成するW相指令生成手段と、U相指令生成手段の生成
による振幅指令と位相指令とから電力変換器のU相用ス
イッチング素子に対するスイッチング信号を生成してU
相用スイッチング素子を制御するU相スイッチング制御
手段と、V相指令生成手段の生成による振幅指令と位相
指令とから電力変換器のV相用スイッチング素子に対す
るスイッチング信号を生成してV相用スイッチング素子
を制御するV相スイッチング制御手段と、W相指令生成
手段の生成による振幅指令と位相指令とから電力変換器
のW相用スイッチング素子に対するスイッチング信号を
生成してW相用スイッチング素子を制御するW相スイッ
チング制御手段とを備えている電力変換器の制御装置を
構成したものである。
【0009】第5の装置として、電力変換器に接続され
た3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段と、
交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定座標
系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、前記3相
交流系統の電圧を検出する交流電圧検出手段と、交流電
圧検出手段の検出による3相交流電圧を固定座標系の2
相交流電圧に変換する電圧変換手段と、電流変換手段出
力の2相交流電流と電圧変換手段出力の2相交流電圧と
から瞬時実電力と瞬時虚電力を算出する電力算出手段
と、電力算出手段の各算出電力と前記交流電圧検出手段
の検出値とに従って回転座標系のd軸直流成分とこの直
流成分より90度移相したq軸直流成分を算出する演算
手段と、演算手段出力のd軸直流成分とd軸直流成分指
令値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、演算
手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差
を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出
手段の算出値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成
するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の
算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq
軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相交流系統との
間に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に演算手
段出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、
電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器の
インピーダンス相当量に演算手段出力のq軸直流成分を
掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の算出値
とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信号とを
加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出値とq
軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号とを加算
するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧を検出
する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検出電圧
のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算するU
相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちV相
電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加算手段
と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸
加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、U相加
算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換
器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を生成す
るU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値とq軸加
算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号に対す
る振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手段と、
W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
生成するW相指令生成手段と、前記各相指令生成手段の
生成による振幅指令の中から指定の振幅指令を選択する
振幅指令選択手段と、前記各相指令生成手段の生成によ
る位相指令の中から指定の位相指令を選択する位相指令
選択手段と、振幅指令選択手段の選択による振幅指令と
位相指令選択手段の選択による位相指令とから電力変換
器の各相のスイッチング素子に対するスイッチング信号
を生成して各相のスイッチング素子を制御するスイッチ
ング制御手段とを備えている電力変換器の制御装置を構
成したものである。
【0010】第6の装置として、電力変換器に接続され
た3相交流系統の電流を検出する交流電流検出手段と、
交流電流検出手段の検出による3相交流電流を固定座標
系の2相交流電流に変換する電流変換手段と、前記3相
交流系統の電圧を検出する交流電圧検出手段と、交流電
圧検出手段の検出による3相交流電圧を固定座標系の2
相交流電圧に変換する電圧変換手段と、電流変換手段出
力の2相交流電流と電圧変換手段出力の2相交流電圧と
から瞬時実電力と瞬時虚電力を算出する電力算出手段
と、電力算出手段の各算出電力と前記交流電圧検出手段
の検出値とに従って回転座標系のd軸直流成分とこの直
流成分より90度移相したq軸直流成分を算出する演算
手段と、演算手段出力のd軸直流成分とd軸直流成分指
令値との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段と、演算
手段出力のq軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差
を算出するq軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出
手段の算出値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成
するd軸電圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の
算出値を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq
軸電圧信号生成手段と、電力変換器と3相交流系統との
間に挿入された変圧器のインピーダンス相当量に演算手
段出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、
電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器の
インピーダンス相当量に演算手段出力のq軸直流成分を
掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の算出値
とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信号とを
加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出値とq
軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号とを加算
するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧を検出
する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検出電圧
のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算するU
相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちV相
電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加算手段
と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸
加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、U相加
算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換
器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を生成す
るU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値とq軸加
算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号に対す
る振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手段と、
W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
生成するW相指令生成手段と、前記各相指令生成手段の
生成による振幅指令の中から進みの無効電力運転時には
最小値の振幅指令を選択し遅れの無効電力運転時には最
大値の振幅指令を選択する振幅指令選択手段と、前記各
相指令生成手段の生成による位相指令の中から最小値の
位相指令を選択する位相指令選択手段と、振幅指令選択
手段の選択による振幅指令と位相指令選択手段の選択に
よる位相指令とから電力変換器の各相のスイッチング素
子に対するスイッチング信号を生成して各相のスイッチ
ング素子を制御するスイッチング制御手段とを備えてい
る電力変換器の制御装置を構成したものである。
【0011】第1乃至第6の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第7の装置として、各相電圧検出手段は、各
相の電圧の位相を相異なる角度で順次移相する複数の遅
延回路と、各遅延回路の出力信号の絶対値を検出する複
数の絶対値検出回路と、各絶対値検出回路の検出値の中
から最大値を検出する最大値検出回路とから構成されて
いる電力変換器の制御装置を構成したものである。。
【0012】第1乃至第6の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第8の装置として、各相電圧検出手段は、各
相の電圧の位相を相異なる角度で順次移相する複数の遅
延回路と、各遅延回路の出力信号の絶対値を検出する複
数の絶対値検出回路と、各絶対値検出回路の検出値の中
から最大値を検出する最大値検出回路と、最大値検出回
路の検出値から実効値を検出する実効値検出回路とから
構成されている電力変換器の制御装置を構成したもので
ある。
【0013】第1乃至第6の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第9の装置として、各相電圧検出手段は、各
相の電圧の位相を相異なる角度で順次移相する複数の遅
延回路と、各遅延回路の出力信号の絶対値を検出する複
数の絶対値検出回路と、各絶対値検出回路の検出値の中
から最大値を検出する最大値検出回路と、最大値検出回
路の検出値から平均値を検出する平均値検出回路とから
構成されている電力変換器の制御装置を構成したもので
ある。
【0014】
【作用】前記した手段によれば、電力変換器を制御する
に際して、3相交流系統の電圧と同じ方向の指令値とし
てd軸直流成分指令値と3相交流系統の電圧より90度
移相した指令値としてq軸直流成分指令値とが生成され
ると共に、3相交流電流が固定座標系の2相交流電流に
変換され、2相交流電流が交流系統の電圧位相に従って
固定座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
相したq軸直流成分に変換される。そしてd軸直流成分
指令値とd軸直流成分との偏差に応じたd軸電圧信号が
生成されると共にq軸直流成分指令値とq軸直流成分と
の偏差に応じたq軸電圧信号が生成される。更にd軸直
流成分に変圧器のインピーダンス相当量を掛け算して得
られた電圧成分がd軸電圧信号に加算され、q軸直流成
分に変圧器のインピーダンス相当量を掛け算して得られ
た電圧成分がq軸電圧信号に加算される。d軸電圧信号
には3相交流各相の電圧が独立に加算され、各相毎に加
算された電圧信号とq軸電圧信号とから各相の位相指令
と振幅指令が生成される。U相の位相指令と振幅指令か
らU相のスイッチング素子に対するスイッチング信号が
生成され、W相の位相指令と振幅指令からW相のスイッ
チング素子に対するスイッチング信号が生成され、W相
の位相指令と振幅指令からW相のスイッチング素子に対
するスイッチング信号が生成される。そして各相のスイ
ッチング素子が各相のスイッチング信号によって制御さ
れる。このとき電力系統で不平衡事故が発生していずれ
かの相の電圧が急変しても、各相の電圧の変化が各相電
圧検出手段によって検出され、この検出値に従って各相
の位相指令及び振幅指令が生成されるため、各相の電圧
の変化に応じて各相の出力電圧を制御することができ
る。このため不平衡事故時にも各相の電圧の変化に応じ
て電力変換器の出力電圧を制御することができる。
【0015】また各相毎に位相指令と振幅指令を生成し
たあと、これらの指令の中から指定の指令を選択して電
力変換器を制御する場合、進みの無効電力運転時には最
小値の振幅指令を選択し、遅れの無効電力運転時には最
大値の振幅指令を選択し、各選択した振幅指令と位相移
相指令に従って各相のスイッチング素子を制御しても、
不平衡事故時には電力変換器に電流が流れない指令が選
択されることになるので、系統の不平衡事故時に電力変
換器に異常値を示めす信号が流れるのを防止することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、自励式電力変換器を無効電力補償装
置に適用したときの実施例の構成が示されている。図1
において、交流系統10は送電線12を介して負荷14
に接続されており、送電線12から分岐した送電線に変
換用変圧器16が接続されている。この変圧器16には
自励式電力変換器としてのインバータ18が接続されて
いる。このインバータ18の直流入力側にはコンデンサ
Cが接続されている。そしてコンデンサC、インバータ
18、変換用変圧器16によって無効電力補償装置が構
成されている。このインバータ18は自己消弧可能なサ
イリスタ群を備えており、各サイリスタの点弧位相角を
換えて電流の位相を電圧に対して進みまたは遅れに制御
することによって、無効電力を制御できるようになって
いる。そしてこのインバータ18の各サイリスタの点弧
角を制御するための制御装置が以下のように構成されて
いる。
【0017】インバータ18の制御装置は、センサとし
て、3相交流系統の交流電流を検出する電流検出器2
0、3相交流系統の交流電圧を検出する交流電圧検出回
路22を備えていると共に、電流パターンから指令値を
生成する指令値作成回路24を備えている。更に各セン
サの出力信号及び指令値に従ってサイリスタの点弧位相
角を制御するために、加算器26,28、演算増幅回路
30,32、加算器34,36、3相/2相変換回路4
0、掛け算器42,44、各相電圧検出回路46、加算
器48,50,52、振幅位相変換回路54,56,5
8、PWM制御回路60,62,64を備えて構成され
ている。
【0018】指令値作成回路24は、図2に示されるよ
うに、インバータ18の電流Iの電流パターンからd軸
直流成分指令値とq軸直流成分指令値とを生成し、各指
令値を加算器26,28へ出力するようになっている。
d軸とq軸は回転座標系における軸を示し、d軸は交流
系統10の電圧と同じ方向の成分を示し、q軸は交流系
統10の電圧より90度移相した成分を示すようになっ
ている。そして系統10の電圧をVs、変圧器16のイ
ンピーダンスをX、インバータ18の電流をI、インバ
ータ18の出力電圧をViとすると、インバータ18の
電流と電圧及び交流系統10の電圧との関係が図2のよ
うになり、インバータ18に流す電流Iの値からd軸直
流成分指令値とq軸直流成分指令値が生成されることに
なる。そして各指令値は変換回路40からの出力信号と
加算される。
【0019】3相/2相変換回路38は電流検出器20
の検出電流Iu,Iv,Iwを次の(1)式に従って固
定座標系の2相交流電流に変換する電流変換手段として
構成されている。
【0020】
【数1】
【0021】3相/2相変換回路38の変換より得られ
た電流Iα,Iβは変換回路40に入力され直流量の信
号に変換される。変換回路40は、交流系統10の電圧
位相θ(θ=ωtで、ω=2πf)を用いて、次の
(2)式に従って、電流Iα,Iβを回転座標系のd軸
直流成分とq軸直流成分に変換する交流直流変換手段と
して構成されている。
【0022】
【数2】
【0023】変換回路40出力のd軸直流成分は加算器
26と掛け算器42に入力され、q軸直流成分は加算器
28と掛け算器44に入力される。
【0024】加算器26はd軸直流成分指令値とd軸直
流成分との偏差を算出するd軸電流偏差算出手段として
構成されており、加算器28はq軸直流成分指令値と変
換回路40出力のq軸直流成分との偏差を算出するq軸
電流偏差算出手段として構成されている。そして各加算
器26,28の出力信号がそれぞれ演算増幅回路30,
32に入力されている。演算増幅回路30は加算器26
からの信号に対して比例積分演算を行なって、加算器2
6から出力される偏差を零に抑制するためのd軸電圧信
号を生成するd軸電圧信号生成手段を構成するようにな
っている。また演算増幅回路32は加算器28からの偏
差信号に対して比例積分演算を行なって、加算器28出
力の偏差を零に抑制するためのq軸電圧信号を生成する
q軸電圧信号生成手段を構成するようになっている。そ
して各演算増幅回路30,32の出力信号はそれぞれ加
算器34,36へ出力される。加算器34には掛け算器
44の出力信号が入力され、加算器36には掛け算器4
2の出力信号が入力されている。掛け算器44はq軸直
流成分に変圧器16のインピーダンス相当量Xを掛け算
した信号を出力するq軸掛け算手段として構成されてい
る。一方、掛け算器42はd軸直流成分に変圧器16の
インピーダンス相当量Xを掛け算するd軸掛け算手段を
構成している。そして加算器34からは演算増幅回路3
0の出力信号と掛け算器40の出力信号とを加算した信
号(X・Iq)が出力され、加算器36からは演算増幅
回路32の出力信号と掛け算器42の出力信号とを加算
した信号(X・Id)が出力される。すなわち加算器3
4はd軸加算手段として構成され、加算器36はq軸加
算手段として構成されている。そして加算器34の出力
信号が加算器48,50,52を介してそれぞれ振幅位
相変換回路54,56,58に入力されており、加算器
36の出力信号が振幅位相変換回路54,56,58に
直接入力されている。
【0025】加算器48はU相加算手段として、加算器
50はV相加算手段として、加算器52はW相加算手段
として構成されており、各加算器には各相電圧検出回路
46から各相の直流量の電圧信号が入力されている。
【0026】各相電圧検出回路46は多相整流機能を備
えており、交流電圧検出回路22の検出電圧から各相の
直流量の電圧信号として最大値の信号を検出するように
なっている。そして具体的な構成が図3に示されてい
る。なお、図3ではU相のみの構成が示されている。こ
の各相電圧検出回路46は各相の電圧の位相を相異なる
角度で順次移相する複数の遅延回路DL1,DL2,D
L3……,各遅延回路の出力信号の絶対値を検出する複
数の絶対値検出回路AB1,AB2,AB3……,各絶
対値検出回路の検出値の中から最大値を検出する最大値
検出回路MAXを備えて構成されている。そして各加算
器48,50,52に加算器34から最大値に相当する
信号が入力されているときには、各相の電圧の最大値を
示す信号がそのまま加算器48,50,52に入力され
る。一方、各加算器48,50,52に加算器34から
平均値に相当する信号または実効値に相当する信号が入
力されているときには、最大値検出回路MAXのあとに
実効値検出回路または平均値検出回路を設け、各検出回
路の出力を各加算器48,50,52に入力する。そし
て各加算器48,50,52に各相電圧検出回路46か
らの信号が加算されると、各加算器48,50,52か
らは各相の電圧(Vs+X・Iq)に相当する信号が出
力されることになる。
【0027】振幅位相変換回路54はU相指令生成手段
として、振幅位相変換回路56はV相指令生成手段とし
て、振幅位相変換回路58はW相指令生成手段として構
成されており、各振幅位相変換回路54,56,58は
各加算器48,50,52の出力信号(A=Vs+X・
Ip)と加算器36の出力信号(B=X・Id)とから
次の(3),(4)式に従って各相の振幅指令kと位相
指令θを生成するようになっている。
【0028】
【数3】
【0029】すなわち振幅位相変換回路34からは、イ
ンバータ18のU相出力信号に対する振幅指令と位相指
令が出力され、振幅位相変換回路56からはインバータ
18のV相出力信号に対する振幅指令と位相指令が出力
され、振幅位相変換回路58からはインバータ18のW
相出力信号に対する振幅指令と位相指令が出力されるこ
とになる。
【0030】PWM制御回路60は、振幅位相変換回路
54からの振幅指令と位相指令に従ってインバータ18
のU相用サイリスタに対するスイッチング信号を生成し
てU相用サイリスタを制御するU相スイッチング制御手
段として構成されている。PWM制御回路62は、振幅
位相変換回路56からの振幅指令と位相指令とからイン
バータ18のW相用サイリスタに対するスイッチング信
号を生成してW相用サイリスタを制御するW相スイッチ
ング制御手段として構成されている。またPWM制御回
路64は、振幅位相変換回路58からの振幅指令と位相
指令に従ってインバータ18のW相用サイリスタに対す
るスイッチング信号を生成してW相用サイリスタを制御
するW相スイッチング制御手段として構成されている。
各PWM制御回路60,62,64は、具体的には、図
4に示されるように、搬送波信号Cと変調波信号Mとを
比較し、搬送波信号C<変調波信号Mのとき「1」の信
号を出力し、搬送波信号C>変調波信号Mのとき「0」
となる信号を生成するようになっている。そして「1」
のときサイリスタがオンになり、「0」のときサイリス
タがオフとなる。ここで、振幅指令kが大きくなると変
調波信号Mの振幅が大きくなるので、インバータ18の
出力電圧が大きくなる。逆に、振幅指令kが小さくなっ
たときには、インバータ18の出力電圧は小さくなる。
また位相角は搬送波信号C及び変調波信号Mの交流系統
10の電圧位相に対する位相角として表わされ、位相角
に応じてコンデンサCの端子電圧が調整される。そして
無効電力補償装置の無効電力はこの直流電圧を規定値に
保った状態で振幅指令kの値を選択することによって制
御することができる。即ち、振幅指令kを大きくするこ
とによって進みの無効電力が制御でき、振幅指令kを小
さくすることによって遅れの無効電力を制御することが
できる。
【0031】以上の構成において、電力系統10から負
荷14に交流電力が供給されているときに、インバータ
18の運転を制御するに際して、系統の無効電力が進み
の状態にあるか遅くれの状態にあるかによって指令値が
作成される。そしてこの指令値と交流系統の電流及び電
圧に従って各相のサイリスに対するスイッチング信号が
生成される。このとき各相のスイッチング信号を生成す
るとき、振幅指令kを大きくすることによって進みの無
効電力が制御され、振幅指令kを小さくすることによっ
て遅れの無効電力が制御される。そして各相のスイッチ
ング信号を生成するときに、各相のスイッチング信号は
独立に生成され、しかも、各相の電圧が各相電圧検出回
路46によって検出されている。このため交流系統10
で不平衡事故が発生し、不平衡事故に伴なっていずれか
の相の電圧が急変しても、この電圧の変化に応じた信号
が各相電圧検出回路46から出力され、この検出値に応
じた位相指令と振幅指令が生成される。従って、不平衡
事故によっていずれかの相の電圧が低下したときには事
故の生じた相の電圧が低く制御され、事故の生じた相の
電圧が高くなったときには事故の生じた相の出力電圧が
高くなる。これにより不平衡事故によってインバータ1
8に過電流が流れたり過電圧がサイリスタに印加したり
するのを防止することができる。
【0032】更に、本実施例によれば、各相の電圧を検
出する際に、多相整流によって各相の電圧を検出してい
るため、各相の電圧を高速に検出することができ、不平
衡事故に迅速に対処することができる。
【0033】次に、本発明の第2実施例を図5に従って
説明する。本実施例は、図1に示されるPWM制御回路
60,62,64の換わりに、振幅指令選択回路66,
位相指令選択回路68、PWM制御回路70を設けたも
のであり、他の構成は図1と同様であり、図1と同一の
ものには同一符号が付されている。
【0034】振幅指令選択回路66は、振幅位相変換回
路54,56,58から各相の振幅指令を受け、各振幅
指令の中から進みの無効電力運転時には最小値の振幅指
令を選択し、遅れの無効電力運転時には最大値の振幅指
令を選択する振幅指令選択手段として構成されている。
また位相指令選択回路68は各振幅位相変換回路54,
56,58から位相指令を受け、これら位相指令の中か
ら最小値の位相指令を選択する位相指令選択手段として
構成されている。PWM制御回路70は振幅指令選択回
路66の選択による振幅指令と位相指令選択回路68の
選択による位相指令を受け、各指令に従ってインバータ
18の各相のサイリスタに対するスイッチング信号を生
成して各相のサイリスタを制御するスイッチング制御手
段として構成されている。なお、PWM制御回路70
は、PWM制御回路60,62,64と同様に、搬送波
信号Cと変調波信号Mとに従ってスイッチング信号を生
成するようになっている。
【0035】本実施例によれば、各相のサイリスタはP
WM制御回路70から出力されるスイッチング信号に従
って一括に制御されるが、不平衡事故時には、振幅指令
及び位相指令として、インバータ18に電流が流れない
指令が選択されるため、前記実施例と同様に、系統の不
平衡事故時にインバータ18に過電流が流れたりインバ
ータ18のサイリスタに過電圧が印加されたりするのを
防止することができる。
【0036】前記各実施例においては、d軸直流成分と
q軸直流成分を生成するに際して、3相交流電流を2相
交流電流に変換し、変換された2相交流電流を回転座標
系のd軸成分とq軸成分に変換するものについて述べた
が、dq変換を行なわずに、3相交流電流と3相交流電
圧から瞬時の無効電力と有効電力を求め、各電力を交流
電圧の大きさで割り算することによってd軸直流成分と
q軸直流成分に相当する成分を求めることができる。
【0037】すなわち、交流電圧検出回路22の検出電
圧Vu,Vv、Vwを固定座標型の2相交流電圧に変換
する3相/2相変換回路を設け、2相に変換された交流
電圧と3相/2相変換回路38の出力電流とから次式に
従って瞬時実電力と瞬時虚電力を算出する電力算出回路
を設ける。
【0038】
【数4】
【0039】更に、交流電圧検出回路22の出力から最
大値を検出する最大値検出回路を設け、電力算出回路と
最大値検出回路の出力信号を割り算回路に入力する。そ
して割り算回路においては、次式に従って実電流信号i
dと虚電流信号iqを算出する。
【0040】
【数5】
【0041】割り算回路で算出された実電流信号idと
虚電流信号iqは以下の関係がある。
【0042】
【数6】
【0043】そして割り算回路の出力信号をそれぞれ加
算器26,28へ出力すると共に掛け算器42,44へ
出力すれば、前記実施例と同様に各相の位相指令と振幅
指令を生成することができる。この場合、d軸直流成分
とq軸直流成分を生成するのに、交流系統10の電圧位
相を検出する必要がないため、迅速かつ安定してスイッ
チング信号を生成することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電力変換器の各相の出力信号に対する位相指令と振幅指
令を各相毎に独立して生成し、各相の位相指令と各相の
振幅指令を各相の電圧に従って補正するようにしたた
め、系統の事故時に電力変換器に異常信号が流れるのを
防止することができ、電力系統の事故から電力変換器を
保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す自励式無効電力補償
装置の構成図である。
【図2】無効電力補償装置の動作を説明するための電圧
・電流のベクトル図である。
【図3】多相電圧検出回路の具体的構成図である。
【図4】PWM制御回路の動作を説明するための波形図
である。
【図5】本発明の第2実施例を示す無効電力補償装置の
要部構成図である。
【符号の説明】
10 交流系統 12 送電線 14 負荷 16 変換用変圧器 18 インバータ 20 電流検出器 22 交流電圧検出回路 24 指令値作成回路 26,28 加算器 30,32 演算増幅回路 34,36 加算器 38 3相/2相変換回路 40 変換回路 42,44 掛け算器 46 各相電圧検出回路 48,50,52 加算器 54,56,58 振幅位相変換回路 60,62,64 PWM制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、電流変換手段出力の2相交
    流電流を交流系統の電圧位相に従って回転座標系のd軸
    直流成分とこの直流成分より90度移相したq軸直流成
    分に変換する交流直流変換手段と、交流直流変換手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、交流直流変換手段出力の
    q軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出する
    q軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出
    値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電
    圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零
    に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号
    生成手段と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入さ
    れた変圧器のインピーダンス相当量に交流直流変換手段
    出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、電
    力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器のイ
    ンピーダンス相当量に交流直流変換手段出力のq軸直流
    成分を掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の
    算出値とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信
    号とを加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出
    値とq軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号と
    を加算するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧
    を検出する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検
    出電圧のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算
    するU相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のう
    ちV相電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加
    算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧
    とd軸加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、
    U相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
    力変換器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
    生成するU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手
    段と、W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するW相指令生成手段と、U相指令生成手段
    の生成による振幅指令と位相指令とから電力変換器のU
    相用スイッチング素子に対するスイッチング信号を生成
    してU相用スイッチング素子を制御するU相スイッチン
    グ制御手段と、V相指令生成手段の生成による振幅指令
    と位相指令とから電力変換器のV相用スイッチング素子
    に対するスイッチング信号を生成してV相用スイッチン
    グ素子を制御するV相スイッチング制御手段と、W相指
    令生成手段の生成による振幅指令と位相指令とから電力
    変換器のW相用スイッチング素子に対するスイッチング
    信号を生成してW相用スイッチング素子を制御するW相
    スイッチング制御手段とを備えている電力変換器の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、電流変換手段出力の2相交
    流電流を交流系統の電圧位相に従って回転座標系のd軸
    直流成分とこの直流成分より90度移相したq軸直流成
    分に変換する交流直流変換手段と、交流直流変換手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、交流直流変換手段出力の
    q軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出する
    q軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出
    値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電
    圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零
    に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号
    生成手段と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入さ
    れた変圧器のインピーダンス相当量に交流直流変換手段
    出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、電
    力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器のイ
    ンピーダンス相当量に交流直流変換手段出力のq軸直流
    成分を掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の
    算出値とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信
    号とを加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出
    値とq軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号と
    を加算するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧
    を検出する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検
    出電圧のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算
    するU相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のう
    ちV相電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加
    算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧
    とd軸加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、
    U相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
    力変換器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
    生成するU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手
    段と、W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するW相指令生成手段と、前記各相指令生成
    手段の生成による振幅指令の中から指定の振幅指令を選
    択する振幅指令選択手段と、前記各相指令生成手段の生
    成による位相指令の中から指定の位相指令を選択する位
    相指令選択手段と、振幅指令選択手段の選択による振幅
    指令と位相指令選択手段の選択による位相指令とから電
    力変換器の各相のスイッチング素子に対するスイッチン
    グ信号を生成して各相のスイッチング素子を制御するス
    イッチング制御手段とを備えている電力変換器の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、電流変換手段出力の2相交
    流電流を交流系統の電圧位相に従って回転座標系のd軸
    直流成分とこの直流成分より90度移相したq軸直流成
    分に変換する交流直流変換手段と、交流直流変換手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、交流直流変換手段出力の
    q軸直流成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出する
    q軸電流偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出
    値を零に抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電
    圧信号生成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零
    に抑制するためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号
    生成手段と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入さ
    れた変圧器のインピーダンス相当量に交流直流変換手段
    出力のd軸直流成分を掛け算するd軸掛け算手段と、電
    力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧器のイ
    ンピーダンス相当量に交流直流変換手段出力のq軸直流
    成分を掛け算するq軸掛け算手段と、q軸掛け算手段の
    算出値とd軸電圧信号生成手段の生成によるd軸電圧信
    号とを加算するd軸加算手段と、d軸掛け算手段の算出
    値とq軸電圧信号生成手段の生成によるq軸電圧信号と
    を加算するq軸加算手段と、3相交流系統の各相の電圧
    を検出する各相電圧検出手段と、各相電圧検出手段の検
    出電圧のうちU相電圧とd軸加算手段の加算値とを加算
    するU相加算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のう
    ちV相電圧とd軸加算手段の算出値とを加算するV相加
    算手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちW相電圧
    とd軸加算手段の加算値とを加算するW相加算手段と、
    U相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値とから電
    力変換器のU相出力信号に対する振幅指令と位相指令を
    生成するU相指令生成手段と、V相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のV相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するV相指令生成手
    段と、W相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のW相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するW相指令生成手段と、前記各相指令生成
    手段の生成による振幅指令の中から進みの無効電力運転
    時には最小値の振幅指令を選択し遅れの無効電力運転時
    には最大値の振幅指令を選択する振幅指令選択手段と、
    前記各相指令生成手段の生成による位相指令の中から最
    小値の位相指令を選択する位相指令選択手段と、振幅指
    令選択手段の選択による振幅指令と位相指令選択手段の
    選択による位相指令とから電力変換器の各相のスイッチ
    ング素子に対するスイッチング信号を生成して各相のス
    イッチング素子を制御するスイッチング制御手段とを備
    えている電力変換器の制御装置。
  4. 【請求項4】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、前記3相交流系統の電圧を
    検出する交流電圧検出手段と、交流電圧検出手段の検出
    による3相交流電圧を固定座標系の2相交流電圧に変換
    する電圧変換手段と、電流変換手段出力の2相交流電流
    と電圧変換手段出力の2相交流電圧とから瞬時実電力と
    瞬時虚電力を算出する電力算出手段と、電力算出手段の
    各算出電力と前記交流電圧検出手段の検出値とに従って
    回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
    相したq軸直流成分を算出する演算手段と、演算手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、演算手段出力のq軸直流
    成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出するq軸電流
    偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出値を零に
    抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電圧信号生
    成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零に抑制す
    るためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号生成手段
    と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧
    器のインピーダンス相当量に演算手段出力のd軸直流成
    分を掛け算するd軸掛け算手段と、電力変換器と3相交
    流系統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相当
    量に演算手段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け
    算手段と、q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成
    手段の生成によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手
    段と、d軸掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段
    の生成によるq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段
    と、3相交流系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出
    手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧と
    d軸加算手段の加算値とを加算するU相加算手段と、各
    相電圧検出手段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手
    段の算出値とを加算するV相加算手段と、各相電圧検出
    手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値
    とを加算するW相加算手段と、U相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のU相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するU相指令生成手
    段と、V相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のV相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するV相指令生成手段と、W相加算手段の算
    出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換器のW相出
    力信号に対する振幅指令と位相指令を生成するW相指令
    生成手段と、U相指令生成手段の生成による振幅指令と
    位相指令とから電力変換器のU相用スイッチング素子に
    対するスイッチング信号を生成してU相用スイッチング
    素子を制御するU相スイッチング制御手段と、V相指令
    生成手段の生成による振幅指令と位相指令とから電力変
    換器のV相用スイッチング素子に対するスイッチング信
    号を生成してV相用スイッチング素子を制御するV相ス
    イッチング制御手段と、W相指令生成手段の生成による
    振幅指令と位相指令とから電力変換器のW相用スイッチ
    ング素子に対するスイッチング信号を生成してW相用ス
    イッチング素子を制御するW相スイッチング制御手段と
    を備えている電力変換器の制御装置。
  5. 【請求項5】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、前記3相交流系統の電圧を
    検出する交流電圧検出手段と、交流電圧検出手段の検出
    による3相交流電圧を固定座標系の2相交流電圧に変換
    する電圧変換手段と、電流変換手段出力の2相交流電流
    と電圧変換手段出力の2相交流電圧とから瞬時実電力と
    瞬時虚電力を算出する電力算出手段と、電力算出手段の
    各算出電力と前記交流電圧検出手段の検出値とに従って
    回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
    相したq軸直流成分を算出する演算手段と、演算手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、演算手段出力のq軸直流
    成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出するq軸電流
    偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出値を零に
    抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電圧信号生
    成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零に抑制す
    るためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号生成手段
    と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧
    器のインピーダンス相当量に演算手段出力のd軸直流成
    分を掛け算するd軸掛け算手段と、電力変換器と3相交
    流系統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相当
    量に演算手段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け
    算手段と、q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成
    手段の生成によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手
    段と、d軸掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段
    の生成によるq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段
    と、3相交流系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出
    手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧と
    d軸加算手段の加算値とを加算するU相加算手段と、各
    相電圧検出手段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手
    段の算出値とを加算するV相加算手段と、各相電圧検出
    手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値
    とを加算するW相加算手段と、U相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のU相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するU相指令生成手
    段と、V相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のV相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するV相指令生成手段と、W相加算手段の算
    出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換器のW相出
    力信号に対する振幅指令と位相指令を生成するW相指令
    生成手段と、前記各相指令生成手段の生成による振幅指
    令の中から指定の振幅指令を選択する振幅指令選択手段
    と、前記各相指令生成手段の生成による位相指令の中か
    ら指定の位相指令を選択する位相指令選択手段と、振幅
    指令選択手段の選択による振幅指令と位相指令選択手段
    の選択による位相指令とから電力変換器の各相のスイッ
    チング素子に対するスイッチング信号を生成して各相の
    スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段とを
    備えている電力変換器の制御装置。
  6. 【請求項6】 電力変換器に接続された3相交流系統の
    電流を検出する交流電流検出手段と、交流電流検出手段
    の検出による3相交流電流を固定座標系の2相交流電流
    に変換する電流変換手段と、前記3相交流系統の電圧を
    検出する交流電圧検出手段と、交流電圧検出手段の検出
    による3相交流電圧を固定座標系の2相交流電圧に変換
    する電圧変換手段と、電流変換手段出力の2相交流電流
    と電圧変換手段出力の2相交流電圧とから瞬時実電力と
    瞬時虚電力を算出する電力算出手段と、電力算出手段の
    各算出電力と前記交流電圧検出手段の検出値とに従って
    回転座標系のd軸直流成分とこの直流成分より90度移
    相したq軸直流成分を算出する演算手段と、演算手段出
    力のd軸直流成分とd軸直流成分指令値との偏差を算出
    するd軸電流偏差算出手段と、演算手段出力のq軸直流
    成分とq軸直流成分指令値との偏差を算出するq軸電流
    偏差算出手段と、d軸電流偏差算出手段の算出値を零に
    抑制するためのd軸電圧信号を生成するd軸電圧信号生
    成手段と、q軸電流偏差算出手段の算出値を零に抑制す
    るためのq軸電圧信号を生成するq軸電圧信号生成手段
    と、電力変換器と3相交流系統との間に挿入された変圧
    器のインピーダンス相当量に演算手段出力のd軸直流成
    分を掛け算するd軸掛け算手段と、電力変換器と3相交
    流系統との間に挿入された変圧器のインピーダンス相当
    量に演算手段出力のq軸直流成分を掛け算するq軸掛け
    算手段と、q軸掛け算手段の算出値とd軸電圧信号生成
    手段の生成によるd軸電圧信号とを加算するd軸加算手
    段と、d軸掛け算手段の算出値とq軸電圧信号生成手段
    の生成によるq軸電圧信号とを加算するq軸加算手段
    と、3相交流系統の各相の電圧を検出する各相電圧検出
    手段と、各相電圧検出手段の検出電圧のうちU相電圧と
    d軸加算手段の加算値とを加算するU相加算手段と、各
    相電圧検出手段の検出電圧のうちV相電圧とd軸加算手
    段の算出値とを加算するV相加算手段と、各相電圧検出
    手段の検出電圧のうちW相電圧とd軸加算手段の加算値
    とを加算するW相加算手段と、U相加算手段の算出値と
    q軸加算手段の算出値とから電力変換器のU相出力信号
    に対する振幅指令と位相指令を生成するU相指令生成手
    段と、V相加算手段の算出値とq軸加算手段の算出値と
    から電力変換器のV相出力信号に対する振幅指令と位相
    指令を生成するV相指令生成手段と、W相加算手段の算
    出値とq軸加算手段の算出値とから電力変換器のW相出
    力信号に対する振幅指令と位相指令を生成するW相指令
    生成手段と、前記各相指令生成手段の生成による振幅指
    令の中から進みの無効電力運転時には最小値の振幅指令
    を選択し遅れの無効電力運転時には最大値の振幅指令を
    選択する振幅指令選択手段と、前記各相指令生成手段の
    生成による位相指令の中から最小値の位相指令を選択す
    る位相指令選択手段と、振幅指令選択手段の選択による
    振幅指令と位相指令選択手段の選択による位相指令とか
    ら電力変換器の各相のスイッチング素子に対するスイッ
    チング信号を生成して各相のスイッチング素子を制御す
    るスイッチング制御手段とを備えている電力変換器の制
    御装置。
  7. 【請求項7】 各相電圧検出手段は、各相の電圧の位相
    を相異なる角度で順次移相する複数の遅延回路と、各遅
    延回路の出力信号の絶対値を検出する複数の絶対値検出
    回路と、各絶対値検出回路の検出値の中から最大値を検
    出する最大値検出回路とから構成されている請求項1、
    2、3、4、5または6記載の電力変換器の制御装置。
  8. 【請求項8】 各相電圧検出手段は、各相の電圧の位相
    を相異なる角度で順次移相する複数の遅延回路と、各遅
    延回路の出力信号の絶対値を検出する複数の絶対値検出
    回路と、各絶対値検出回路の検出値の中から最大値を検
    出する最大値検出回路と、最大値検出回路の検出値から
    実効値を検出する実効値検出回路とから構成されている
    請求項1、2、3、4、5または6記載の電力変換器の
    制御装置。
  9. 【請求項9】 各相電圧検出手段は、各相の電圧の位相
    を相異なる角度で順次移相する複数の遅延回路と、各遅
    延回路の出力信号の絶対値を検出する複数の絶対値検出
    回路と、各絶対値検出回路の検出値の中から最大値を検
    出する最大値検出回路と、最大値検出回路の検出値から
    平均値を検出する平均値検出回路とから構成されている
    請求項1、2、3、4、5または6記載の電力変換器の
    制御装置。
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