JPH0799779A - 自励式電力変換器の制御装置 - Google Patents

自励式電力変換器の制御装置

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JPH0799779A
JPH0799779A JP24146493A JP24146493A JPH0799779A JP H0799779 A JPH0799779 A JP H0799779A JP 24146493 A JP24146493 A JP 24146493A JP 24146493 A JP24146493 A JP 24146493A JP H0799779 A JPH0799779 A JP H0799779A
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JP24146493A
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Hiroo Konishi
博雄 小西
Hiroshige Kawazoe
裕成 川添
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
Tatsuto Nakajima
達人 中島
Fumitoshi Ichikawa
文俊 市川
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Hitachi Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速応答かつ系統事故時にも過電流を抑制す
る自励式電力変換器の制御装置。 【構成】 自励式変換器の3相交流電圧と3相交流電流
をそれぞれαβの直交する2軸座標系成分に変換する手
段21、22、この2軸成分から実電力と虚電力を計算
する手段24、交流電圧の大きさを検出する手段23、
計算された実電力と虚電力をこの交流電圧の大きさで除
してdq2軸座標系成分をもとめる手段26、27、及
びαβとdq電流から位相角のcos値とsin値を計
算する手段25とからなる。dq2軸系成分で制御指令
を与え、手段25の出力を用い、dq2相を3相成分に
変換し高速制御を行なう。不平衡電圧を発生して、変換
器を流れる過電流を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に過電流の抑制を高
速に行なう自励式電力変換器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自己消弧機能を持ったスイッチング素子
で構成される自励式電力変換器は、等価的に電圧源と見
做すことができるので、その設置点近傍の交流系統で事
故が発生すると、自励式電力変換器から過電流が流れ、
該変換器を構成する通電要素を破壊するおそれがあり、
過電流抑制のために高速の制御が必要となる。
【0003】ところで自励式電力変換器は電流を流し始
める時点と切る時点を任意に制御することができ、これ
によって2つの状態量、即ち自励式電力変換器の直流電
圧と無効電力、または有効電力と無効電力を制御するこ
とができる。この場合は、例えば直流電圧制御系と無効
電力制御系を設けて、制御系の出力に応じて自励式電力
変換器の交流出力電圧を制御することになる。しかし、
直流電圧制御系と無効電力制御系の2つの量が互いに干
渉して高速の制御が行えない問題がある。
【0004】また、一般に交流系統での事故の大半は一
線地絡で、この場合に過電流を抑制するためには、一線
地絡による系統の不平衡電圧に応じて自励式変換器でも
不平衡電圧を発生させる必要がある。不平衡電圧を発生
させるためには自励式変換器で構成されるインバータを
3相個別に制御しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】制御系の応答を早くす
るために、直流電圧と無効電力といった2つの量を各々
直角方向のベクトル量として扱い、各々独立に高速制御
する方法が開発されている。しかし2つの量を直角方向
のベクトル量として扱うためには、例えば文献Y.Tokiw
a, et al.,"Application of a digital instantaneous
currnet controlfor static induction thyristor conv
erters in the utility line", PCIM'88PROCEEDINGS(p3
43〜p351) (1988年発行)に見られるように、ベクトル
量に変換するために交流系統の電圧位相角θを検出する
必要がある。また、2軸に分けられ制御された量を3相
個別制御するために3相に変換するためには交流系統の
電圧位相θを用いて変換する必要がある。
【0006】本発明の目的は、系統の電圧位相角θを簡
単な方法で検出し、これを用いて高速制御の行える自励
式電力変換器の制御装置を提供し、同時に地絡事故によ
る過電流発生を抑制することのできる自励式電力変換器
の制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、変換用変圧器を介して交流系統に接続される自励式
電力変換器が、前記交流系統の電圧位相のcos値及び
sin値を用いてベクトル制御され、前記交流系統の3
相交流電圧と3相交流電流を検出しこれらをαβの直交
する2軸座標系成分に変換するαβ変換手段と、該αβ
変換された出力を電圧位相のcos値及びsin値を用
いてdqの直交する2軸座標系に変換するdq変換手段
と、前記dq変換された出力とdq軸座標系の前記自励
式電力変換器の指令値との偏差を求める偏差検出手段
と、該偏差検出手段出力と前記変換用変圧器リアクタン
ス電圧降下分を補正してdq軸座標系指令値を発する指
令値発生手段と、該指令値発生手段出力をdqへ逆変換
するdq逆変換手段と、該dq逆変換手段出力を3相へ
変換するαβ逆変換手段と、該αβ逆変換手段出力によ
りパルス幅変調制御信号を作成する信号発生手段を含ん
でなる自励式電力変換器の制御装置において、前記電圧
位相のcos値及びsin値の検出手段が、前記交流系
統の3相交流電圧と3相交流電流を検出しαβの直交す
る2軸座標系成分に変換するαβ変換手段と、該αβ変
換手段により変換された信号から実電力及び虚電力を計
算する電力計算手段と、前記交流電圧の大きさを検出す
る電圧絶対値検出手段と、前記電力計算手段の出力をそ
れぞれ前記電圧絶対値検出手段の出力で除算してdq座
標系の電流信号に変換する電流変換手段と、前記αβ変
換手段により変換された交流電流出力及び前記dq座標
系の電流信号に変換された信号から前記電圧位相のco
s値及びsin値を計算するco−si算出手段とを備
えている。
【0008】また前記αβ変換手段によりαβ変換され
た交流電圧出力を、前記co−si算出手段の出力を用
いてdq座標系の電圧へ変換する電圧変換手段と、該電
圧変換手段の出力を前記指令値発生手段へ加算する手段
を備えることが望ましい。
【0009】
【作用】このように構成することにより、本発明によれ
ば次の作用により上記の目的が達成される。本発明によ
れば、電圧位相角のsinθ、cosθ値を求められ
る。
【0010】まず、自励式電力変換器出力の3相交流電
圧及び電流を各αβの2軸の座標系へ変換する。この座
標系の電圧・電流から、瞬時実電力と瞬時虚電力が求め
られる。そして瞬時実電力と瞬時虚電力を交流電圧の大
きさで除算するとdqの2軸座標系へ変換された電流が
求められる。一方、この電流は前記のαβの座標系と前
記の位相角θのsinθとcosθで変換される関係に
あるので、sinθ、cosθはαβの座標系及びdq
座標系の電流を用いて求められる。
【0011】このsinθ、cosθを用いることによ
り、3相電流をαβの座標系を介してdq座標系のd軸
成分とq軸成分に変換できる。この直交するd軸成分と
q軸成分は、系統電圧に不平衡分がなければ、相互に干
渉することなく単独に制御されるので、制御指令に対し
て指令の実行が高速に可能である。例えばこの2成分
を、それぞれ直流電圧と無効電力に対応付けることによ
って相互に非干渉の高速応答の制御装置が実現できる。
【0012】また、電圧変換手段の出力を、上記のdq
軸の指令値発生手段へ加算することにより、インバータ
で不平衡電圧を含んだ電圧を発生することができる。地
絡事故時の電源電圧に発生する不平衡電圧に合わせて、
インバータで不平衡電圧を発生すれば、インバータから
系統へ不平衡電流は流れない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に示す。本図
は電圧位相角θに関係した信号を使った制御回路をもつ
自励式電力変換器を用いた静止形無効電力補償装置の制
御装置のブロック図である。交流電源1はインピ−ダン
スを有する送電線2を経て負荷3に電力を供給する。静
止形無効電力補償装置の構成は、自己消弧機能を持った
GTO等のスイッチング素子とこれに逆並列に接続され
たダイオ−ドでア−ムが構成され、3相ブリッジ結線回
路で構成させる、電圧型の自励式インバ−タ5、インバ
−タ電流の変化率を制限する直流リアクトル6、インバ
−タ直流側のコンデンサ7、及びインバ−タ5を系統と
連系する変換用変圧器4とからなっている。
【0014】この静止形無効電力補償装置の制御装置の
構成は次のとおりである。交流側3相電流を検出する交
流電流検出器50から第3の変換回路30へ入力され、
数式1に従って3相交流電流をαβの2相座標系のI
α、Iβに変換される。
【0015】
【数1】
【0016】Iα、Iβは第4の変換回路31へ入力さ
れ、図2で求められる変換係数coとsiを使用し数式
2に従って、dqの2軸座標系の値Iq、Idに変換さ
れる。
【0017】
【数2】
【0018】ここで交流電流の位相角をθ=2πftと
置く。
【0019】一方、自励式変換器の交流側出力の交流電
圧をVu、Vv、Vwとすると数式1の場合と同様に数
式3から3相交流をαβの2相へ変換した信号Vα、V
βが求められる。
【0020】
【数3】
【0021】ここで、静止形無効電力補償装置の制御装
置の構成の説明に先立ち、図2により、位相角θを含む
変換係数coとsiを求めるブロック図を説明する。交
流系統から検出された3相の電流Iu,Iv,Iwは第
1の変換回路21により数式1に従ってα、βの座標系
に変換されIα、Iβを得る。交流系統から検出された
3相交流電圧Vu,Vv,Vwも同様に第2の変換回路
22によりαβの2相に変換される。
【0022】前記の変換されたαβ座標系信号は第1の
演算回路24へ入力され数式4に従って瞬時実電力Wd
と瞬時虚電力Wqが計算される。(参考文献:赤木他3
名、”瞬時無効電力の一般化理論とその応用”、電気学
会論文誌B分冊、論文58−B60、昭58年7月)
【0023】
【数4】Wd=Vα・Iα+Vβ・Iβ Wq=Vα・Iβ−Vβ・Iα ここで交流系統から検出された3相の交流電圧は絶対値
検出回路23へ入力され交流電圧の大きさVoを検出す
る。
【0024】ここで、絶対値検出回路23は3相交流電
圧Vu,Vv,Vwを入力として各相の絶対値のうちの
最大値を取るもので、この検出値は系統電圧のピーク値
相当の値となる。V0として実効値が必要な場合は、絶
対値検出回路23の出力に係数(1/√2)を掛けるこ
とによって簡単に得ることができる。交流電圧の大きさ
0を実効値で扱うかピーク値で扱うかは、後述する数
式8をどちらで表すかによる。
【0025】第1の演算回路24で求められた瞬時実電
力Wdと瞬時虚電力Wqは各々数式5の計算を行う回路
26と27にて、前記絶対値検出回路23で検出された
交流電圧の大きさVoで除算されId,Iqが求められ
る。
【0026】
【数5】Id=Wd/Vo Iq=Wq/Vo 求められたIα、Iβ、Id、Iqは第2の演算回路2
5へ入力され、数式6に従って、co=cosθとsi
=sinθが求められる。
【0027】
【数6】
【0028】このように電圧と電流からθが求められ
る。この回路によりαβ座標系からdq座標系に変換ま
たはdq座標系からαβ座標系に変換する行列の係数が
求められる。ここでdq座標系からαβ座標系に変換す
る行列の係数は、数式2の変換行列の逆行列を求めれば
良く次式で与えられる。
【0029】
【数7】
【0030】図1に戻り、q軸の電流指令値Iqpと第
4の変換回路31によって変換された電流値Iqとの偏
差が第1の加算器32により求められ、この偏差を演算
増幅回路33で演算増幅する。上記第4の変換回路31
によって変換された電流値Idに前記変換用変圧器4の
インピ−ダンスを掛算器34で乗じ、演算増幅回路33
の出力と掛算器34の出力の偏差が第2の加算器35で
求められる。d軸の電流指令値Idpと上記第4の変換
回路31によって変換された電流値Idとの偏差が第3
の加算器36により求められ、この偏差を演算増幅回路
37で演算増幅する。上記第4の変換回路31によって
変換された電流値Iqに前記変換用変圧器4のインピ−
ダンスを掛算器38で乗じ、演算増幅回路37の出力と
掛算器38の出力とバイアス信号Voを図示の符号で第
4の加算器39で加算する。加算器39と加算器35の
出力は、第5の変換回路40へ入力され数式7の行列を
使ってdq座標系からαβ座標系に逆変換される。αβ
座標系に変換されたαβ2軸信号は第6の変換回路41
で3相に変換され、その3相変換された信号に応じてス
イッチング素子をオンオフする制御パルスがパルス幅変
調制御信号作成回路(以降、PWM回路と記載する)4
2で作成される。
【0031】このPWM回路512の動作を図3を用い
て説明する。図3は1相分の動作波形を示し、(a)は
搬送波Cと変調波Mを示し、(b)はスイッチング素子
の制御パルスであり、搬送波C<変調波Mのとき「1」
となり、C>Mのとき「0」となる。「1」のとき3相
ブリッジ結線の上側のスイッチング素子をオンし下側の
スイッチング素子をオフ、「0」のときは上側のスイッ
チング素子をオフし下側のスイッチング素子をオンす
る。この動作により変調波に相似な出力電圧を作り出す
ことができる。
【0032】次に制御装置の動作を図4の電圧・電流の
ベクトル図を用いて説明する。図は無効電力補償装置に
遅れの電流が流れた場合を示す。Viは無効電力補償装
置のインバ−タの出力電圧、Iは電流、Xは変換用変圧
器4のリアクタンス、Voは前述した交流系統の電圧で
ある。d軸を系統電圧Voと同じ方向にとり、q軸をそ
れより90度遅れの方向にとる。d−q軸表現によりイ
ンバ−タ電圧Viのd軸成分Vidとq軸成分Viqと
は次式で表される。
【0033】
【数8】Vid=Vo−X・Iq Viq=X・Id 上式のq軸成分は図1の制御装置10の上部、d軸成分
は下部で制御され、各々の成分は第6の変換回路41に
よって合成されてインバ−タ出力電圧の指令値としてP
WM回路42への入力となる。数式8からわかるように
インバ−タ電圧のd軸成分は電流のq軸成分のみによっ
て制御され、q軸成分はd軸成分のみによって制御さ
れ、お互いの電流成分の干渉はない。d軸、q軸を各々
直流電圧(または有効電力)と無効電力に対応させること
により、2つの状態を非干渉に制御できる。従って制御
応答を早くできる。
【0034】図4のベクトル図に示すように、系統電圧
0はd軸成分のみでq軸成分はない。即ち不平衡電圧
は含まれていない。不平衡電圧が全く含まれない、また
は含まれてもその量が小さい場合は図1の実施例で何ら
問題なく安定に運転できる。本発明の制御装置を自励式
電力変換器で構成される直流送電に適用した場合の実施
例を図5に示す。交流系統11と12は変換用変圧器1
4、15を介して、自励式電力変換器51、52で構成
される順変換器、または逆変換器に接続される。直流リ
アクトルの図示は省略している。制御装置20は電流の
指令値を除いて順変換器も逆変換器も同様であるので、
自励式電力変換器51の場合について記載している。こ
こで、制御装置10の構成は図1と同一である。電流指
令値IqpとIdpに適切な値を与えることにより、上
述の無効電力制御装置同様に高速制御の行える自励式電
力変換器を備えた直流送電の制御装置が得られる。
【0035】次に、図6に、上述の無効電力制御装置を
用いて系統に不平衡電圧を発生させることにより地絡事
故電流を流さない運転を可能とした自励式電力変換器の
制御装置の実施例を示す。系統電圧の不平衡成分が無視
できない場合は図2の場合とは異なって図6に示す制御
装置30が必要となる。系統電圧V0に不平衡電圧成分
が含まれると、図4に示すV0にd軸成分の他にq軸成
分が現れる。図4から類推がつくように、この場合は2
軸の成分に分けて系統電圧を検出し、数式9に従ってイ
ンバータを制御することにより、インバータで不平衡電
圧を含んだV0を発生させることができる。
【0036】
【数9】Vid=Vd−X・Iq Viq=Vq+X・Id ここで、不平衡電圧を発生することにより、地絡などに
よる過電流の発生を抑制できる原理を説明する。系統の
U相電圧をVu=(V1+V2)と表す。ここに、V1
正相電圧、V2は不平衡電圧である。ここでインバータ
の出力電圧をVu’=(V1’+V2’)と表すと、イン
バータから流れるu相電流iuは、u相回路のインピー
ダンスをXuとすると、iu={(V1’+V2’)−
(V1+V2)}/Xuとなる。
【0037】V2’=V2のときは不平衡電流は流れない
が、V2’≠V2のときはi2=(V2’−V2)/Xu
の不平衡電流が流れる。ちなみに、i1=(V1’−
1)/Xu は平衡電流を表す。
【0038】制御装置10は図1と同じ符号のものは同
じ機能を表すので、新しい制御装置45についてのみ説
明すると、交流系統の3相交流電圧を電圧検出器53に
より検出し、3相電圧を数式3に従って第7の変換回路
43によりαβ座標系に変換する。図2で求めた変換係
数coとsiを用いて第8の変換回路44によりαβ座
標系からdq座標系に変換する。ここで求められた信号
Vd及びVqは各々前記第2の加算器35及び第4の加
算器39に導かれ、数式9にしたがってインバ−タ電圧
のd軸成分Vid及びq軸成分Viqの演算に使われ
る。
【0039】図1の場合には系統の電圧は不平衡電圧を
含まないd軸成分のみとしたが、図6では交流電圧をd
軸成分とq軸成分に分けてインバ−タ電圧を制御するの
で不平衡電圧を発生させることができる。したがって、
上述したように、系統に地絡事故などによる不平衡電圧
が含まれていても、インバ−タも同様に不平衡電圧を発
生させることができるので、インバ−タから不平衡電流
を系統に流すことはなく、これによる過電流は抑制され
る。
【0040】以上の制御装置では図2で求めた変換係数
を使ってαβ座標系からdq座標系へ電流・電圧を変換
する、または新たに3相からαβ座標系の2相に変換す
る場合について示したが、図1中にαβ座標系に変換し
た値Iα、Iβ、Vα、Vβ及び、電流をdq座標系に
変換した値Id、Iqは求められているので、これをそ
のまま使った方が計算が少なくてすみ簡単となる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、系統の電圧位相を直接
検出することなく高速制御及び不平衡電圧発生の可能な
自励式電力変換器が得られる。系統事故により不平衡電
圧が発生しても自励式電力変換器で不平衡電圧を発生す
ることができるので、変換器に不平衡電流は流れない。
その結果、地絡事故などによる過電流の発生を抑制する
効果が発生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自励式電力変換器の制御装
置のブロック図である。
【図2】変換係数を求める回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】パルス幅変調制御の波形作成回路の動作を説明
する図である。
【図4】本発明の一実施例における電圧・電流のベクト
ル図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す無効電力補償装置
の制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1、11、12 交流系統 2 リアクタンス 3 負荷 4 変換用変圧器 5 自励式電力変換器 6 直流リアクトル 7 コンデンサ 10 制御装置 20 制御装置 45 制御装置 21 第1の変換回路 22 第2の変換回路 23 絶対値検出回路 24 第1の演算回路 25 第2の演算回路 26、27 除算回路 30 第3の変換回路 31 第4の変換回路 32、35、36、39 加算器 33、37 演算増幅回路 34、38 掛算器 40 第5の変換回路 41 第6の変換回路 42 パルス幅変調制御信号作成回路 43 第7の変換回路 44 第8の変換回路 50 交流電流検出器 51、52 自励式電力変換器 53 交流電圧検出器 71 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健一 東京都調布市西つつじケ丘二丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 中島 達人 東京都調布市西つつじケ丘二丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内 (72)発明者 市川 文俊 東京都調布市西つつじケ丘二丁目4番1号 東京電力株式会社技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換用変圧器を介して交流系統に接続さ
    れる自励式電力変換器が、前記交流系統の電圧位相角の
    cos値及びsin値を用いて瞬時電流制御され、前記
    交流系統の3相交流電圧と3相交流電流をαβの直交す
    る2軸座標系成分に変換するαβ変換手段と、該αβ変
    換手段により変換された信号から電圧位相角のcos値
    及びsin値を用いてdqの直交する2軸座標系成分に
    変換するdq変換手段と、前記dq変換手段により変換
    された信号とdq軸座標系の前記自励式電力変換器の指
    令値との偏差を求める偏差検出手段と、該偏差検出手段
    の出力と前記変換用変圧器リアクタンス電圧降下を補正
    してd軸q軸指令値を発する指令値発生手段と、該指令
    値発生手段の出力をαβへ変換するdq逆変換手段と、
    該dq逆変換手段により変換された信号を3相へ変換す
    るαβ逆変換手段と、該αβ逆変換手段により変換され
    た信号に応じてパルス幅変調制御信号を作成する信号発
    生手段を備えた自励式電力変換器の制御装置において、
    前記電圧位相のcos値及びsin値の検出手段が、前
    記交流系統の3相交流電圧と3相交流電流をαβの直交
    する2軸座標系成分に変換するαβ変換手段と、該αβ
    変換手段により変換された信号から実電力及び虚電力を
    計算する電力計算手段と、前記交流電圧の大きさを検出
    する電圧絶対値検出手段と、前記電力計算手段の出力を
    それぞれ前記電圧絶対値検出手段の出力で除算してdq
    座標系の電流信号に変換する電流変換手段と、前記αβ
    変換手段の交流電流出力及び前記dq座標系の電流信号
    に変換された信号から前記電圧位相のcos値及びsi
    n値を計算するco−si算出手段からなることを特徴
    とする自励式電力変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】 変換用変圧器を介して交流系統に接続さ
    れる自励式電力変換器が、前記交流系統の電圧位相角の
    cos値及びsin値を用いて瞬時電流制御され、前記
    交流系統の3相交流電圧と3相交流電流をαβの直交す
    る2軸座標系成分に変換するαβ変換手段と、該αβ変
    換手段により変換された信号から電圧位相角のcos値
    及びsin値を用いてdqの直交する2軸座標系成分に
    変換するdq変換手段と、前記dq変換手段により変換
    された信号とdq軸座標系の前記自励式電力変換器の指
    令値との偏差を求める偏差検出手段と、該偏差検出手段
    の出力と前記変換用変圧器リアクタンス電圧降下を補正
    してd軸q軸指令値を発する指令値発生手段と、該指令
    値発生手段の出力をαβへ変換するdq逆変換手段と、
    該dq逆変換手段の出力を3相へ変換するαβ逆変換手
    段と、該αβ逆変換手段の出力に応じてパルス幅変調制
    御信号を作成する信号発生手段を含んでなる自励式電力
    変換器の制御装置において、前記電圧位相のcos値及
    びsin値の検出手段が、前記交流系統の3相交流電圧
    と3相交流電流をαβの直交する2軸座標系成分に変換
    するαβ変換手段と、該αβ変換手段により変換された
    信号からの実電力及び虚電力を計算する電力計算手段
    と、前記交流電圧の大きさを検出する電圧絶対値検出手
    段と、前記電力計算手段の出力をそれぞれ前記電圧絶対
    値検出手段の出力で除算してdq座標系の電流信号に変
    換する電流変換手段と、前記αβ変換手段の交流電流出
    力及び前記dq座標系の電流信号に変換された信号から
    前記電圧位相のcos値及びsin値を計算するco−
    si算出手段からなり、前記αβ変換手段の交流電圧出
    力を、前記co−si算出手段の出力を用いてdq座標
    系電圧へ変換する電圧変換手段と、該電圧変換手段の出
    力を前記指令値発生手段へ加算する手段を備えているこ
    とを特徴とする自励式電力変換器の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018196182A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 富士電機株式会社 制御装置及び無効電力補償装置
JP2023550173A (ja) * 2021-09-30 2023-11-30 寧徳時代新能源科技股▲分▼有限公司 送電網の電圧不平衡の抑制方法及び装置

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