JPH064659U - 交流インピーダンス計測用電極セル装置 - Google Patents

交流インピーダンス計測用電極セル装置

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JPH064659U
JPH064659U JP1535791U JP1535791U JPH064659U JP H064659 U JPH064659 U JP H064659U JP 1535791 U JP1535791 U JP 1535791U JP 1535791 U JP1535791 U JP 1535791U JP H064659 U JPH064659 U JP H064659U
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JP
Japan
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electrode
cell
measurement
impedance
cells
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Pending
Application number
JP1535791U
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English (en)
Inventor
昭男 柴田
健二 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH064659U publication Critical patent/JPH064659U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮膜が施された金属板のインピーダンス測定
における金属板面へのマーキング作業及び電極セルの位
置決め作業を簡易化する。 【構成】 3個の電極セル6a,6b,6cを外筒1内
に絶縁部材2を介して配設し、一体化したことにより、
従来の皮膜が施された金属板の交流インピーダンス測定
におけるはん雑な金属板面へのマーキング作業や電極セ
ルの位置決めの作業が軽減され、計測時間の短縮が可能
となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、皮膜が施工された金属板の交流インピーダンスを測定する交流イン ピーダンス計測用電極セル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の皮膜が施された金属板のインピーダンス測定について、代表例として、 塗装鋼板を取り上げて説明する。
【0003】 従来の塗装鋼板のインピーダンスは、図2に示すように塗膜20面に対極30 と電解質40から成る電極セルを取付け、この対極30と塗膜下鋼板10とに接 続したリード線50に交流電圧60を印加し、計測していた(シングルセル方式 )。また、最近紹介されているダブルセル方式の計測を図3に示すが、この場合 には塗膜20面にそれぞれ対極30,31を有する2個の電極セルA,Bを取付 け、この対極30と対極31の間に交流電圧60を印加し、計測していた。
【0004】 この場合の電解質40,41は、一般的に3%食塩水にカルボキシルメチルセ ルロースを3%溶解して作った電解質の糊であり、塗膜20表面に塗布し、この 上に対極30,31として、アルミ箔(例えば、長さ50×巾50×厚0.03 mm)を貼付けたものが使用されていた。
【0005】 また、昭和58年実用新案登録願第009556号ではゲル電極セルが紹介さ れている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の1個のセルによるインピーダンス計測においては、図2に示すように塗 装下鋼板にリード線を接続するため、船舶等における計測では、塗装面の1部を 損傷させて接続する不具合があり、また、遠方よりリード線を引くことは、ノイ ズの混入等により計測を困難としていた。
【0007】 また、2個のセルを塗装鋼板表面に設置した図3に示すダブルセル方式の場合 には、それぞれのセルのインピーダンスが等しくなければ正しい測定はできない という課題があった。
【0008】 即ち、塗装鋼板のインピーダンス回路は一般的に抵抗R、容量C、周波数fよ りなる等価回路で表わすことができ、実数項Rと虚数項−jX(ここにX=1/ ωC、ωは角速度で2πf)で表わすことができる。
【0009】 セルAおよびセルBを使用した場合の各セルA,Bと塗装鋼板間のインピーダ ンスZA およびZB 及び合成インピーダンスZA-B は次式で表される。
【0010】 ZA =RA −jXA B =RB −jXB A +ZB =(RA +RB )−j(XA +XB )=RA-B −jXA-B 従って、ZA =ZB ならば、 ZA ,ZB =RA-B /2−jXA-B /2 としてセルA,BのR,Xを求めることができる。
【0011】 しかし、ZA ≠ZB の場合には、RA ≠RB ,XA ≠XB のためそれぞれのR ,Xを求めることはできない。そこで、考案者はリード線不要で、また、上記Z A ≠ZB の場合のときの計測方法として、昭和60年特許願第137291号に 示すトリプルセル方式の方法を提案した。この方法はそれぞれが図5に示す構成 の3個のセルA,B,Cを図4に示すように塗装鋼板表面に設置し、セルA,B ,C間のインピーダンスZA-B 、ZB-C 、ZC-A をそれぞれ計測し、この3組の 計測値をもとに各セルA,B,CのインピーダンスZA ,ZB ,ZC を次式(1 )〜(6)によって算出するものである。
【0012】 ZA-B =(RA +RB )−j(XA +XB )…………………………(1) ZB-C =(RB +RC )−j(XB +XC )…………………………(2) ZC-A =(RC +RA )−j(XC +XA )…………………………(3) 上記(1)〜(3)式より次の(4)〜(6)式を求める。
【0013】 (ZA-B −ZB-C +ZC-A )/2=RA −jXA ……………………(4) (ZB-C −ZC-A +ZA-B )/2=RB −jXB ……………………(5) (ZC-A −ZA-B +ZB-C )/2=RC −jXC ……………………(6) 上記(4),(5),(6)式によってそれぞれのセルA,B,CのR,Xを 求めることができる。このときの電極セルとしては、昭和58年実用新案登録願 第009556で提案されているゲル電極セルを3個を製作して使用したが、次 の課題があった。 (1) 測定箇所が多いとき、ある点の計測が終了し、次の計測点へ3個の電極 セルを移動する作業がはん雑であった。 (2) また、3個の電極セルの移動時にそれぞれの間隔をある一定の距離(例 えば20mm)に保持するため、予め被測定物に3個所のマーキングを行う必要が あり、はん雑であった。
【0014】 本考案は上記の課題を解決しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案の交流インピーダンス計測用電極セル装置は、それぞれ対極と電解質部 材と電極セル用外筒よりなる3個の電極セル、同それぞれの電極セルが内部に配 設された外筒、および同外筒と上記電極セルの間に設けられた絶縁部材を備えた ことを特徴としている。
【0016】
【作用】
上記において、皮膜が施された金属板のインピーダンスの測定は、金属板面に 本実施例の装置を設置し、それぞれの電極セルの対極の間に交流電圧を印加する ことにより、それぞれの対極の間のインピーダンスが計測でき、それぞれの対極 の間のインピーダンスよりそれぞれの対極が置かれた位置におけるインピーダン スが求められる。
【0017】 また、本考案の装置においては、3個の電極セルが一体化されているため、金 属板面に容易に位置決めを行うことができる。
【0018】 上記により、従来の皮膜が施された金属板の交流インピーダンス測定における はん雑な金属板面へのマーキング作業や電極セルの位置決め作業が軽減され、計 測時間の短縮が可能となる。
【0019】
【実施例】
本考案の一実施例を図1(a),(b)に示す。図1(a),(b)に示す本 実施例は、それぞれ対極5a,5b,5cと電解質部材4a,4b,4cと外筒 3a,3b,3cよりなる電極セル6a,6b,6c、同電極セル6a,6b, 6cがそれぞれ相互に一定間隔を有して内部に配設された外筒1、および同外筒 1と上記電極セル6a,6b,6cの間に設けられそれぞれの電極セル6a,6 b,6cを保持する絶縁部材2を備えている。
【0020】 上記において、外筒1は例えばアクリル樹脂製パイプ等により製作され、電気 的絶縁性を有している。絶縁部材2は例えば発泡ウレタン又は発泡スチレンホー ムにより製作される。それぞれの電極セル6a,6b,6cの外筒3a,3b, 3cは例えば塩化ビニル製パイプ又はアクリル樹脂製パイプを必要な長さに切断 したものが使用され、それぞれの大きさは等しい。電解質部材4a,4b,4c は例えば昭和58年実用新案登録願第009556号で紹介しているアクリルア ミド系ゲルが使用される。また、対極5a,5b,5cは例えば白金、白金メッ キされたチタンステンレス鋼などが使用される。
【0021】 本実施例においては、3個の電極セル6a,6b,6cが一体化されているた めに、1度の位置決めにより塗装鋼板のインピーダンスの測定が可能である。
【0022】 本実施例を適用して行った計測試験について以下に説明する。試験片は150 ×70×3.2mmのブラスト鋼板に船舶のバラストタンク用タールエポキシ塗料 をエアレススプレー塗装にて1回塗装し、室温で放置して10日間乾燥させた後 、天然の海水中に浸漬し約4年目に海中より引上げたものである。この試験片の 塗装乾燥後の乾燥膜厚は平均250μm であり、海水中から引上げたときの外観 観察ではさび、ふくれの発生は認められなかった。
【0023】 電極セルは1つのセル面積35cm2 (直径6.7cm)のものを3個内蔵したも のを使用し、塗装鋼板上に設置し、インピーダンスを計測した。また、参考のた めに、図2に示す従来の1個のセルと鋼板間のインピーダンスも計測した。
【0024】 上記計測結果を表1及び表2に示す。表1は従来のシングルセル方式と本実施 例により実測した1HZ 及び20HZ におけるR,jX,tan δの実測値である 。
【0025】
【表1】
【0026】 表2の各欄の上段に示す値は従来のシングルセル方式による実測値であり、か っこ内は本実施例による実測値にもとづく計算値である。
【0027】
【表2】
【0028】 この表から、1HZ 及び20HZ のR,jX,tan δとも本実施例による計算 値と従来のシングルセルによる実測値は充分一致した値がえられ、実用性が確認 された。
【0029】 また、計測時のセルの移動や計測が簡単であることが確認された。 上記により、従来の塗装鋼板の交流インピーダンス測定におけるはん雑な鋼板 面へのマーキング作業や電極セルの位置決め作業が軽減され、計測時間の短縮が 可能となった。
【0030】
【考案の効果】 本考案の交流インピーダンス計測用電極セル装置は、3個の電極セルが外筒内 に絶縁部材を介して配設され、一体化されたことによって、従来の皮膜が施され た金属板の交流インピーダンス測定におけるはん雑な金属板面へのマーキング作 業や電極セルの位置決め作業が軽減され、計測時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の説明図で、(a)は平面
図、(b)は(a)のI−I矢視図である。
【図2】従来のシングルセル方式による計測の説明図で
ある。
【図3】従来のダブルセル方式による計測の説明図であ
る。
【図4】従来のトリプルセル方式による計測の説明図で
ある。
【図5】上記従来のトリプルセル方式における電極セル
の説明図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 絶縁部材 3a,3b,3c 電極セル用外筒 4a,4b,4c 電解質部材 5a,5b,5c 対極 6a,6b,6c 電極セル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ対極と電解質部材と電極セル用
    外筒よりなる3個の電極セル、同それぞれの電極セルが
    内部に配設された外筒、および同外筒と上記電極セルの
    間に設けられた絶縁部材を備えたことを特徴とする交流
    インピーダンス計測用電極セル装置。
JP1535791U 1991-03-15 1991-03-15 交流インピーダンス計測用電極セル装置 Pending JPH064659U (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52111019U (ja) * 1976-02-16 1977-08-23

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960917