JPH095286A - 電位計測用マークシート及びこれを用いた鉄筋の電位計測方法 - Google Patents

電位計測用マークシート及びこれを用いた鉄筋の電位計測方法

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JPH095286A
JPH095286A JP15323695A JP15323695A JPH095286A JP H095286 A JPH095286 A JP H095286A JP 15323695 A JP15323695 A JP 15323695A JP 15323695 A JP15323695 A JP 15323695A JP H095286 A JPH095286 A JP H095286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
mark sheet
measuring
sheet
reinforcing bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP15323695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimu Kataoka
国牟 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Corrosion Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
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Publication of JPH095286A publication Critical patent/JPH095286A/ja
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  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マーキング不要を実現し、かつ、迅速にして
正確な計測を可能とする手段を提供する。 【構成】 自然電位の計測の対象となる鉄筋コンクリー
ト面に、自然電位の計測位置を示す所定寸法の格子点や
碁盤目の格子模様を織布あるいは不織布に水に不溶な油
性インク等で印刷又は書き込まれたマークシート1を密
着するように設置して、そのマークシート1面に自然電
位計測用の筒状又は回転式の照合電極6を接触させ、照
合電極6のリード線の他端を電位差計のマイナス端子
に、一方のプラス端子に鉄筋に連結されたリード線の他
端を接続して自然電位の計測状態にすることにより構成
され、マーキング不要,マーク上を走査するだけの迅速
測定で正確計測を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばコンクリート
橋,高速道路橋あるいはトンネル等の鉄筋コンクリート
中の鉄筋の腐食性を面的に評価するための大量の自然電
位を高効率で且つコンクリート表面に直接測定ポイント
を書き込むことなく利用できる電位計測用マークシート
及びこれを用いた鉄筋の電位計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート中の鉄筋の自然電位
の計測方法は、図4に示す様に計測しようとするコンク
リート面3に直接マジックやチョーク等で、例えば測定
点を縦横に5cmや10cm間隔で碁盤目9に書き込み、且
つコンクリートの極く表面が自然電位の計測に支障を来
す程の高乾燥や電気的絶縁状態である場合を改善する目
的で、事前にコンクリート表面に水道水等の水を噴霧あ
るいは散布して、測定面の計測環境を整える。
【0003】図5は、図4に示す碁盤目9の交点上の1
測定点の自然電位の測定方法を示したもので、デジタル
電位差計10のマイナス端子に硫酸銅電極等の筒状照合
電極11を、プラス端子には鉄筋4に接続するためのク
ランプ7付リード線8を接続し、測定に当たってはコン
クリート表面12と筒状照合電極11との間に水等の電
解質を含浸させた布やスポンジ13を介在させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】叙上従来の技術にあっ
ては、碁盤目9に多数個の測定点を巻尺等を用いてマー
キングするには、大変な労力と測定時間の大部分を費や
すばかりでなく、マーキングにマジックを使用した場合
は、コンクリート表面を汚し、チョークを使用した場合
は、水の噴霧や散布によりマーキングした測定点が消滅
する。更にスポンジ13介在の照合電極11の当接は、
個人差によりスポンジ13の含水量が異なったり、測定
時間が非常に長くなったりするために、コンクリートの
含水率が刻々と変化し、それに連れて自然電位値も変化
するので安定した適性なデータを得るには卓越した経験
を要する等の問題点があった。
【0005】本発明は叙上の事情に鑑みなされたもの
で、多大な作業時間を要するコンクリートへのマーキン
グ作業を行うことも、コンクリート面を汚すこともな
く、更にはコンクリート表面へのほぼ均一な含水状態の
実現を達成した電位計測用マークシート及びこれを用い
た鉄筋の電位計測方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電位計測用マークシートは、吸水性を有す
るシートに予め電位計測位置を示す所定寸法の格子点あ
るいは格子模様等を水に不溶なインク等で印刷又は書き
込んだものである。前記シートが綿又は化繊の織布ある
いは不織布であることを良しとする。
【0007】本発明の鉄筋の電位計測方法は、ほぼ均一
且つ適量を含水せしめた所定面積を有する電位計測用マ
ークシートをコンクリート表面に接触させ、電圧計のマ
イナス端子に照合電極、プラス端子に鉄筋を接続し、該
照合電極を該マークシート表面に接するように該マーク
シートの格子座標の測定起点から順次個別移動又は連続
移動させて格子状に鉄筋の電位を計測するとしたもので
ある。
【0008】
【作用】吸湿・吸水性が高く、収縮性の少ない綿又は化
繊の布に、事前に油性インクやマジック等で測定条件に
応じた格子状等の測定点を印刷又は書き込んでおき、計
測時に該布を水につけて、これを水が垂れない様に絞っ
てコンクリート表面に当てて、ほぼ均一な含水状態を得
ることのできる電位計測用マークシートは、これまでの
マークキング作業に要する多大な作業時間を短縮すると
共に、適性な含水状態でコンクリート表面に接触して装
着固定されるので、コンクリート表面の含水率が該シー
トにより遮蔽されてほぼ一定に保持されていることから
的確で且つ迅速な自然電位等の測定を可能とする。特
に、回転式照合電極と計測電位の取り込み保存を可能に
するコンピュータ内蔵の電位差計の使用によればその計
測作業の迅速性は通常の30倍以上の作業効率をもたら
す。
【0009】
【実施例】実施例について図を参照して説明すると、図
1において、マークシート1の材質に用いる化繊の不織
布としてはポリエステル系、アクリル系などの化成繊維
が使用できる。例えば、ポリエステル系では旭化成製の
アイエルE1100、アクリル系ではユニチカ製109
06WTDなどが挙げられる。織布も不織布と同質のも
のが使用できる。
【0010】なお、マークシート1に使用する綿布、化
繊の織布や不織布は、予め水道水などで十分に洗って殆
ど収縮しないようにする。かかるマークシート1を乾燥
させた後、予め水に不溶の油性マジックで測定間隔を考
慮した格子模様を描いたものである。格子模様の作製
は、乾燥状態のマークシート1の左下部をX,Y座標の
原点(0,0)即ち測定起点2とし、X方向は5cm間隔
で、Y方向は25cm間隔で線引きしたものである。
【0011】尚、図中a0はY軸方向1段目の最大5点
測定可能の最初の回転式照合電極の案内線,a19はY
軸方向1段目の最大5点測定可能の最後の回転式照合電
極の案内線,d0はY軸方向4段目の最大5点測定可能
の最初の回転式照合電極の案内線,d19はY軸方向4
段目の最大5点測定可能の最後の回転式照合電極の案内
線である。
【0012】図2は、提供された鉄筋コンクリート試験
体15(100cm×100cm×20cm)の表面に予め水
に浸けたマークシート1を水が垂れない状態まで絞り、
鉄筋コンクリート試験体15の測定面の所定位置に設置
した状態を示したものである。なお、図示例ではマーク
シート1を平面上面に設置するので、特に固定の必要は
ないが、図示していない他の実施例、例えばコンクリー
ト構造物の垂直面や水平裏面に対してはマークシート1
を絶縁性(プラスチック製)の鋲などで固定したり、特
に水平裏面には作業性を考慮して、厚さの薄い所定寸法
の木製やプラスチック製の枠にマークシート1の縁を鋲
などで取付けた様態に一体化したものを、コンクリート
面に絶縁性(プラスチック製)の鋲などで固定して測定
する。
【0013】図3は、図2のY方向の側面図であり、実
際にマークシート1を用いた自然電位の計測中の一側面
を図示したものである。尚、この実施例で用いた電位差
計5にはコンピュータが内蔵されておりデータの取り込
み間隔を自在に設定でき、又データの記憶や保存及び転
送が可能であり、これに付属する回転式照合電極6(例
えば、特開平4−184249号公報)には照合電極と
回転距離を検知するためのセンサが内蔵されており、該
照合電極がマークシート1上を回転しながら連続して指
定の間隔で格子状に自然電位データの取り込みが行われ
る。
【0014】図中7はクランプを、8はリード線を示
す。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。マ
ークシートを用いるために、コンクリート表面に直接格
子状模様を書くことも、コンクリート表面を汚すことも
ないばかりでなく、計測時間が従来の約30分の1にな
り且つ安定した自然電位等のデータを得ることができ
る。
【0016】また、一般に大気中にあるコンクリートで
は、その極く表面が鉄筋電位の計測に支障を来す程に乾
燥していることが多いので、コンクリート中の鉄筋電位
を照合電極をコンクリート表面に当てて計測する場合に
は、事前にコンクリート表面にできる限り均一に水道水
等を散布しなければならないが、本発明によるマークシ
ートを用いれば、マークシートの遮蔽効果により散布水
の蒸発を防止するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマークシートの平面図である。
【図2】コンクリート供試体表面に本発明のマークシー
トを設置した1例の立体図である。
【図3】本発明の鉄筋の電位計測方法を示す図2の側面
図である。
【図4】従来の計測位置記入方法の1例を示す正面図で
ある。
【図5】従来の電位計測方法の説明図である。
【符号の説明】
1 マークシート 2 測定起点 3 コンクリート面 4 鉄筋 5 電位差計 6 回転式照合電極 7 クランプ 8 リード線 9 碁盤目 10 デジタル電位差計 11 筒状照合電極 12 コンクリート表面 13 スポンジ 15 鉄筋コンクリート試験体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性を有するシートに予め電位計測位
    置を示す所定寸法の格子点あるいは格子模様等を水に不
    溶なインク等で印刷又は書き込んだことを特徴とする電
    位計測用マークシート。
  2. 【請求項2】 前記シートが綿又は化繊の織布あるいは
    不織布であることを特徴とする請求項1記載の電位計測
    用マークシート。
  3. 【請求項3】 ほぼ均一且つ適量を含水せしめた所定面
    積を有する請求項1又は2記載の電位計測用マークシー
    トをコンクリート表面に接触させ、電圧計のマイナス端
    子に照合電極、プラス端子に鉄筋を接続し、該照合電極
    を該マークシート表面に接するように該マークシートの
    格子座標の測定起点から順次個別移動又は連続移動させ
    て格子状に鉄筋の電位を計測することを特徴とする鉄筋
    の電位計測方法。
JP15323695A 1995-06-20 1995-06-20 電位計測用マークシート及びこれを用いた鉄筋の電位計測方法 Pending JPH095286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062782A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Sho-Bond Corp 照合電極及び自然電位測定方法
JP2016223917A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社マルイ 回転式センサおよび銅電極
JP2017125822A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社コンステック 鋼材電位測定方法および鋼材電位測定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062782A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Sho-Bond Corp 照合電極及び自然電位測定方法
JP2016223917A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社マルイ 回転式センサおよび銅電極
JP2017125822A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社コンステック 鋼材電位測定方法および鋼材電位測定装置

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