JPH0646826Y2 - 注出具を具備する紙容器 - Google Patents
注出具を具備する紙容器Info
- Publication number
- JPH0646826Y2 JPH0646826Y2 JP13805888U JP13805888U JPH0646826Y2 JP H0646826 Y2 JPH0646826 Y2 JP H0646826Y2 JP 13805888 U JP13805888 U JP 13805888U JP 13805888 U JP13805888 U JP 13805888U JP H0646826 Y2 JPH0646826 Y2 JP H0646826Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper container
- surface layer
- spout
- layer
- peripheral surface
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として液体が封入される紙容器に関するも
のである。
のである。
紙容器に穿設されている開口部に注出具が差し通され、
該注出具における鍔部が紙容器の外周面層に熱接着さ
れ、また前記紙容器における開口部を閉塞する封止部材
が紙容器の内周面層に熱接着されている紙容器が、飲料
等の充填に用いられている。
該注出具における鍔部が紙容器の外周面層に熱接着さ
れ、また前記紙容器における開口部を閉塞する封止部材
が紙容器の内周面層に熱接着されている紙容器が、飲料
等の充填に用いられている。
この紙容器は、表面層がポリオレフィン系樹脂で形成さ
れている積層材によって、容器内表面層がポリオレフィ
ン系樹脂層で構成されている紙容器に成形されており、
また、注出具は、該注出具の鍔部が前記ポリオレフォン
系樹脂の熱接着性を利用することによって、前記紙容器
に接着されている。
れている積層材によって、容器内表面層がポリオレフィ
ン系樹脂層で構成されている紙容器に成形されており、
また、注出具は、該注出具の鍔部が前記ポリオレフォン
系樹脂の熱接着性を利用することによって、前記紙容器
に接着されている。
また、前記封止部材は、ポリオレフィン系樹脂テープで
形成されており、紙容器内周面層をなしているポリオレ
フィン系樹脂層と注出具における筒部の下端部とに熱接
着されているのが普通である。
形成されており、紙容器内周面層をなしているポリオレ
フィン系樹脂層と注出具における筒部の下端部とに熱接
着されているのが普通である。
ところで、前記従来の内表面層がポリオレフィン系樹脂
層で構成されている積層材による紙容器は、前記積層材
を得る際のポリオレフィン系樹脂層の形成時や、該積層
材による紙容器の成形時等に、ポリオレフィン系樹脂が
熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の揮発性成分を生成す
ることとなり、この揮発性成分が容器内に収容されてい
る内填物内に移行する結果、内填物に変味や異臭が発生
するという弊害を有するばかりでなく、前記積層材にお
けるポリオレフィン系樹脂層は、内填物中の着香成分を
吸着し易かったりあるいは透過し易かったりするため、
内填物の風味が変化して損なわれ易いという欠点をも有
する。
層で構成されている積層材による紙容器は、前記積層材
を得る際のポリオレフィン系樹脂層の形成時や、該積層
材による紙容器の成形時等に、ポリオレフィン系樹脂が
熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の揮発性成分を生成す
ることとなり、この揮発性成分が容器内に収容されてい
る内填物内に移行する結果、内填物に変味や異臭が発生
するという弊害を有するばかりでなく、前記積層材にお
けるポリオレフィン系樹脂層は、内填物中の着香成分を
吸着し易かったりあるいは透過し易かったりするため、
内填物の風味が変化して損なわれ易いという欠点をも有
する。
これに対して、例えばオレンジジュース等の内填物が保
持している着香成分の維持特性において優れた特性を有
する飽和ポリエステル樹脂層が容器内周面層とされてい
る紙容器が提案されたため、該紙容器に穿設されている
開口部に接着されているポリオレフィン系樹脂による注
出具と、前記開口部を閉塞するようにして容器内周面層
に接着されている封止部材とを具備する紙容器におい
て、容器内周面層をなす前記飽和ポリエステル樹脂層と
の間の接着特性を有する封止部材を適用した紙容器、す
なわち、容器内周面層と接する側が、飽和ポリエステル
樹脂層や接着性ポリオレフィン系樹脂層とされている封
止部材を適用した紙容器の製作を試みた。
持している着香成分の維持特性において優れた特性を有
する飽和ポリエステル樹脂層が容器内周面層とされてい
る紙容器が提案されたため、該紙容器に穿設されている
開口部に接着されているポリオレフィン系樹脂による注
出具と、前記開口部を閉塞するようにして容器内周面層
に接着されている封止部材とを具備する紙容器におい
て、容器内周面層をなす前記飽和ポリエステル樹脂層と
の間の接着特性を有する封止部材を適用した紙容器、す
なわち、容器内周面層と接する側が、飽和ポリエステル
樹脂層や接着性ポリオレフィン系樹脂層とされている封
止部材を適用した紙容器の製作を試みた。
しかしながら、前記注出具を具備する紙容器において
は、封止部材と筒状の注出具の下端部との間の接着部の
接着強度が十分でなく、例えば、前記紙容器の先駆体で
ある注出具が取り付けられているブランク板を多数枚積
み重ねた状態にして、梱包,輸送等を行なうと、前記注
出具が取り付けられている嵩高部に対して加えられる過
大な加重のため、前述の封止部材と筒状の注出具の下端
部との間の接着部の間の剥離がきっかけとなって、前記
注出具が、ブランク板から剥離し始めるというような不
足の事態が生ずることが判明した。
は、封止部材と筒状の注出具の下端部との間の接着部の
接着強度が十分でなく、例えば、前記紙容器の先駆体で
ある注出具が取り付けられているブランク板を多数枚積
み重ねた状態にして、梱包,輸送等を行なうと、前記注
出具が取り付けられている嵩高部に対して加えられる過
大な加重のため、前述の封止部材と筒状の注出具の下端
部との間の接着部の間の剥離がきっかけとなって、前記
注出具が、ブランク板から剥離し始めるというような不
足の事態が生ずることが判明した。
かくして、本考案は、内填物が保持する着香成分の保持
性能に優れ、しかも、注出具と紙容器との間の接着が強
固であり、紙容器の先駆体である注出具を具備するブラ
ンク板の梱包,輸送中等において、注出具がブランク板
から剥離し始める等のことのない紙容器を提供するもの
である。
性能に優れ、しかも、注出具と紙容器との間の接着が強
固であり、紙容器の先駆体である注出具を具備するブラ
ンク板の梱包,輸送中等において、注出具がブランク板
から剥離し始める等のことのない紙容器を提供するもの
である。
本第1の考案の注出具を具備する紙容器は、ガラス転移
温度40℃以上の低結晶性飽和ポリエステル樹脂による内
表面層と、紙複合基材層からなる中間層と、ポリオレフ
ィン系樹脂による外表面層とを具備する紙容器用積層シ
ートによって、前記積層シートにおける内表面層面が容
器内周面層として製函されている紙容器と、該紙容器に
穿設されている開口部に取り付けられているポリオレフ
ィン系樹脂製の注出具と、前記開口部を閉塞するように
して、前記紙容器内周面側から前記開口部に接当され、
紙容器内周面層に熱接着されている封止部材と、前記ポ
リオレフィン系樹脂製の注出具における筒部の下端部と
前記封止部材との間に介装され、これら両者を接着して
いる接着部材とからなるものである。
温度40℃以上の低結晶性飽和ポリエステル樹脂による内
表面層と、紙複合基材層からなる中間層と、ポリオレフ
ィン系樹脂による外表面層とを具備する紙容器用積層シ
ートによって、前記積層シートにおける内表面層面が容
器内周面層として製函されている紙容器と、該紙容器に
穿設されている開口部に取り付けられているポリオレフ
ィン系樹脂製の注出具と、前記開口部を閉塞するように
して、前記紙容器内周面側から前記開口部に接当され、
紙容器内周面層に熱接着されている封止部材と、前記ポ
リオレフィン系樹脂製の注出具における筒部の下端部と
前記封止部材との間に介装され、これら両者を接着して
いる接着部材とからなるものである。
前記紙容器における注出具は、鍔部を有するポリオレフ
ィン系樹脂の形成体からなるものであり、該注出具にお
ける前記鍔部が、紙容器の外周面層をなしているポリオ
レフィン系樹脂層と熱接着されることによって、紙容器
に固定されているものである。
ィン系樹脂の形成体からなるものであり、該注出具にお
ける前記鍔部が、紙容器の外周面層をなしているポリオ
レフィン系樹脂層と熱接着されることによって、紙容器
に固定されているものである。
また、前記封止部材は、少なくとも一方の表面層が、ガ
ラス転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹脂,接着性
ポリオレフィン系樹脂,あるいは、接着性ポリエステル
樹脂からなる表面樹脂層とされている単層シートあるい
は積層シートからなるものであり、しかも、前記シート
における前述の表面樹脂層が、紙容器内周面層と接する
ようにして容器内周面層に熱接着されているものであ
る。
ラス転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹脂,接着性
ポリオレフィン系樹脂,あるいは、接着性ポリエステル
樹脂からなる表面樹脂層とされている単層シートあるい
は積層シートからなるものであり、しかも、前記シート
における前述の表面樹脂層が、紙容器内周面層と接する
ようにして容器内周面層に熱接着されているものであ
る。
さらに、筒状をなす前記注出具の下端部と、前記封止部
材との間には、両者に対して接着特性を有する接着部材
が介装されており、前記接着部材によって、前記注出具
の下端部と前記封止部材とが接着されているものであ
る。
材との間には、両者に対して接着特性を有する接着部材
が介装されており、前記接着部材によって、前記注出具
の下端部と前記封止部材とが接着されているものであ
る。
また、本第2の考案の注出具を具備する紙容器は、前記
本第1の考案の紙容器における接着部材が、飽和ポリエ
ステル樹脂層で形成されている一方の表面層と、ポリオ
レフィン系樹脂層で形成されている他方の表面層とを具
備する積層材によって構成されているものであり、しか
も、前記接着部材たる積層材における前記飽和ポリエス
テル樹脂層面が、前述の筒状をなす注出具の下端部と接
するようにして位置しているものである。
本第1の考案の紙容器における接着部材が、飽和ポリエ
ステル樹脂層で形成されている一方の表面層と、ポリオ
レフィン系樹脂層で形成されている他方の表面層とを具
備する積層材によって構成されているものであり、しか
も、前記接着部材たる積層材における前記飽和ポリエス
テル樹脂層面が、前述の筒状をなす注出具の下端部と接
するようにして位置しているものである。
さらにまた、本第3の考案の注出具を具備する紙容器
は、前記本第1の考案の紙容器、あるいは、本第2の考
案の紙容器において、紙容器の開口部に取り付けられて
いる注出具が、下端外周面に張り出しているフランジ部
を有する筒状体からなる注出口部と、上端外周面に張り
出している鍔部を有する筒状体からなる注出口補強部と
からなり、前記注出口部におけるフランジ部と、注出口
補強部における鍔部とが熱接着によって1体とされてい
る構成からなるものであり、前記構成のポリオレフィン
系樹脂による注出具における前記注出口補強部の鍔部と
紙容器の外周面層とが熱接着されており、また、注出具
と封止部材との間に介装されている接着部材によって、
注出口補強部をなす筒状体の下端部と封止部材とが熱接
着されているものである。
は、前記本第1の考案の紙容器、あるいは、本第2の考
案の紙容器において、紙容器の開口部に取り付けられて
いる注出具が、下端外周面に張り出しているフランジ部
を有する筒状体からなる注出口部と、上端外周面に張り
出している鍔部を有する筒状体からなる注出口補強部と
からなり、前記注出口部におけるフランジ部と、注出口
補強部における鍔部とが熱接着によって1体とされてい
る構成からなるものであり、前記構成のポリオレフィン
系樹脂による注出具における前記注出口補強部の鍔部と
紙容器の外周面層とが熱接着されており、また、注出具
と封止部材との間に介装されている接着部材によって、
注出口補強部をなす筒状体の下端部と封止部材とが熱接
着されているものである。
前記構成からなる本考案の紙容器の内表面層を構成して
いる飽和ポリエステル樹脂層は、該ポリエステル樹脂層
を形成している飽和ポリエステル樹脂のガラス転移温度
未満の温度雰囲気中で優れた保香性能を奏するものであ
り、前記紙容器内の内填物が通常は40℃未満の雰囲気中
に置かれるものであることとの関係において、本考案の
紙容器における内周面層が優れた保香性能を具備し得る
ように、ガラス転移温度40℃以上の線状飽和ポリエステ
ル樹脂で構成されているものである。
いる飽和ポリエステル樹脂層は、該ポリエステル樹脂層
を形成している飽和ポリエステル樹脂のガラス転移温度
未満の温度雰囲気中で優れた保香性能を奏するものであ
り、前記紙容器内の内填物が通常は40℃未満の雰囲気中
に置かれるものであることとの関係において、本考案の
紙容器における内周面層が優れた保香性能を具備し得る
ように、ガラス転移温度40℃以上の線状飽和ポリエステ
ル樹脂で構成されているものである。
また、前記線状飽和ポリエステル樹脂層は、例えば結晶
化度10%以下というような低結晶性の樹脂で形成されて
いるものであるから、例えば、紙容器に対してのオレン
ジジュース等の内填物の充填を熱充填で行なう場合等の
加熱を受けても、前記ポリエステル樹脂層の熱接着特性
が損なわれるようなことがなく、内填物の充填後に形成
される封緘部の熱接着部に優れた接着強度が得られるも
のである。
化度10%以下というような低結晶性の樹脂で形成されて
いるものであるから、例えば、紙容器に対してのオレン
ジジュース等の内填物の充填を熱充填で行なう場合等の
加熱を受けても、前記ポリエステル樹脂層の熱接着特性
が損なわれるようなことがなく、内填物の充填後に形成
される封緘部の熱接着部に優れた接着強度が得られるも
のである。
前記内表面層を構成するガラス転移温度が40℃以上の線
状飽和ポリエステル樹脂は、例えば、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,1,4−ブタンジオール,1,4−
シクロヘキサンジメタノール等のアルコール成分と、ア
ジピン酸,セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸や、テレ
フタル酸,イソフタル酸,ジフェニルジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸等によるジカルボン酸成分との共縮
合重合体、具体的には、エチレングリコールとテレフタ
ル酸,エチレングリコールとイソフタル酸とテレフタル
酸,1,4−シクロヘキサンジメタノールとエチレングリコ
ールとテレフタル酸,プロピレングリコールとイソフタ
ル酸とテレフタル酸による組み合わせの共縮合重合体を
利用して形成し得るものである。
状飽和ポリエステル樹脂は、例えば、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,1,4−ブタンジオール,1,4−
シクロヘキサンジメタノール等のアルコール成分と、ア
ジピン酸,セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸や、テレ
フタル酸,イソフタル酸,ジフェニルジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸等によるジカルボン酸成分との共縮
合重合体、具体的には、エチレングリコールとテレフタ
ル酸,エチレングリコールとイソフタル酸とテレフタル
酸,1,4−シクロヘキサンジメタノールとエチレングリコ
ールとテレフタル酸,プロピレングリコールとイソフタ
ル酸とテレフタル酸による組み合わせの共縮合重合体を
利用して形成し得るものである。
なお、酸成分中の脂肪族ジカルボン酸成分が10重量%以
上になる共縮合重合体の場合には、該共縮合重合体によ
る飽和ポリエステル樹脂層は、その保香性能が低下する
傾向を有しているので好ましくない。
上になる共縮合重合体の場合には、該共縮合重合体によ
る飽和ポリエステル樹脂層は、その保香性能が低下する
傾向を有しているので好ましくない。
また、前記ガラス転移温度40℃以上の線状飽和ポリエス
テル樹脂層は、該層の厚さが3μ未満になるとその安定
性が悪くなり、また60μを越えるようになると積層樹脂
層が硬くなるため、紙容器用ブランクの容器成形特性が
悪くなることから、前記樹脂層は、その厚さが3〜60μ
の範囲内に存することが好ましい。
テル樹脂層は、該層の厚さが3μ未満になるとその安定
性が悪くなり、また60μを越えるようになると積層樹脂
層が硬くなるため、紙容器用ブランクの容器成形特性が
悪くなることから、前記樹脂層は、その厚さが3〜60μ
の範囲内に存することが好ましい。
前記紙容器の外表面層には、紙容器に外部から耐水性能
を付加するものであると同時に、経済的であるという理
由で、ポリオレフィン系樹脂層が利用される。
を付加するものであると同時に、経済的であるという理
由で、ポリオレフィン系樹脂層が利用される。
このポリオレフィン系樹脂層は、例えば、低密度ポリエ
チレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン,エ
チレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−アクリル酸共
重合体,エチレン−アクリル酸メチル共重合体,エチレ
ン−α・オレフィン共重合体,更には、ポリプロピレン
等によって、厚さ3〜150μ程度に形成されているもの
である。
チレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン,エ
チレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−アクリル酸共
重合体,エチレン−アクリル酸メチル共重合体,エチレ
ン−α・オレフィン共重合体,更には、ポリプロピレン
等によって、厚さ3〜150μ程度に形成されているもの
である。
紙容器における前記内表面層と外表面層との間に存在す
る中間層は、紙層からなる単層に限られるものではな
く、例えばアルミニウム箔,紙層,オレフィン系樹脂
層,ポリエステル延伸フィルム層等を積層して得られる
紙複合基材層等であり、特に、紙層と紙容器内表面層た
るガラス転移温度40℃以上の低結晶性線状飽和ポリエス
テル樹脂層との間に樹脂延伸フィルム層を介在させるこ
とにより、折り曲げ加工に優れた特性を有する紙容器と
なるものである。
る中間層は、紙層からなる単層に限られるものではな
く、例えばアルミニウム箔,紙層,オレフィン系樹脂
層,ポリエステル延伸フィルム層等を積層して得られる
紙複合基材層等であり、特に、紙層と紙容器内表面層た
るガラス転移温度40℃以上の低結晶性線状飽和ポリエス
テル樹脂層との間に樹脂延伸フィルム層を介在させるこ
とにより、折り曲げ加工に優れた特性を有する紙容器と
なるものである。
紙容器は、主として、ゲーベルトップ型,ブリック型等
の箱型に成形されているものであり、注出具が所定の箇
所の開口部に取り付けられているものである。
の箱型に成形されているものであり、注出具が所定の箇
所の開口部に取り付けられているものである。
ポリオレフィン系樹脂によって成形されている注出具
は、外周壁面に鍔部を有する筒状体からなるものであ
り、前記紙容器の外表面層を構成しているポリオレフィ
ン系樹脂について説明したものと同様のポリオレフィン
系樹脂による成形体が利用されるが、特に、紙容器の外
表面層のポリオレフィンと同一の樹脂によるものが好適
である。
は、外周壁面に鍔部を有する筒状体からなるものであ
り、前記紙容器の外表面層を構成しているポリオレフィ
ン系樹脂について説明したものと同様のポリオレフィン
系樹脂による成形体が利用されるが、特に、紙容器の外
表面層のポリオレフィンと同一の樹脂によるものが好適
である。
なお、前記筒状成形体からなる注出具は、前記筒状体の
下端部に、封止部材との間の接着部面積を広くするため
に、外方,内方,あるいは、その両方向に張り出してい
るフランジ部を有するものであっても良いことは勿論で
ある。
下端部に、封止部材との間の接着部面積を広くするため
に、外方,内方,あるいは、その両方向に張り出してい
るフランジ部を有するものであっても良いことは勿論で
ある。
また、前記注出具が、下端外周面に張り出しているフラ
ンジ部を有する筒状体からなる注出口部と、上端外周面
に張り出している鍔部を有する筒状体からなる注出口補
強部とからなり、前記注出口部におけるフランジ部と、
注出口補強部における鍔部とが熱接着によって1体とさ
れている注出具の場合には、注出口補強部のみが取り付
けられている紙容器用のブランク板を予め成形してお
き、該ブランク板の状態で流通段階を経た後、内填物の
充填時に際しての紙容器の製函工程に先立って、注出口
部を前記注出口補強部に接着させる工程を採ることによ
り、紙容器用ブランクの流通段階において、前記ブラン
ク板の積み重ね状態での注出具取り付け部分の嵩高性を
抑えることができ、紙容器用ブランク板の積み重ね状態
での注出具取り付け部分の嵩高性による弊害が解消され
るものである。
ンジ部を有する筒状体からなる注出口部と、上端外周面
に張り出している鍔部を有する筒状体からなる注出口補
強部とからなり、前記注出口部におけるフランジ部と、
注出口補強部における鍔部とが熱接着によって1体とさ
れている注出具の場合には、注出口補強部のみが取り付
けられている紙容器用のブランク板を予め成形してお
き、該ブランク板の状態で流通段階を経た後、内填物の
充填時に際しての紙容器の製函工程に先立って、注出口
部を前記注出口補強部に接着させる工程を採ることによ
り、紙容器用ブランクの流通段階において、前記ブラン
ク板の積み重ね状態での注出具取り付け部分の嵩高性を
抑えることができ、紙容器用ブランク板の積み重ね状態
での注出具取り付け部分の嵩高性による弊害が解消され
るものである。
紙容器の開口部を閉塞するための封止部材は、少なくと
も一方の表面層が、ガラス転移温度40℃以上の飽和ポリ
エステル樹脂,接着性ポリオレフィン系樹脂,あるい
は、接着性ポリエステル樹脂からなる表面樹脂層とされ
ている単層シートあるいは積層シートからなるものであ
り、しかも、前記シートにおける前述の表面樹脂層,す
なわち、ガラス転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹
脂,接着性ポリエオレフィン系樹脂,あるいは、接着性
ポリエステル樹脂層面が、紙容器内周面層と接するよう
にして容器内周面層に熱接着されているものである。
も一方の表面層が、ガラス転移温度40℃以上の飽和ポリ
エステル樹脂,接着性ポリオレフィン系樹脂,あるい
は、接着性ポリエステル樹脂からなる表面樹脂層とされ
ている単層シートあるいは積層シートからなるものであ
り、しかも、前記シートにおける前述の表面樹脂層,す
なわち、ガラス転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹
脂,接着性ポリエオレフィン系樹脂,あるいは、接着性
ポリエステル樹脂層面が、紙容器内周面層と接するよう
にして容器内周面層に熱接着されているものである。
なお、前記封止部材において、一方の表面層が、ガラス
転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹脂層の場合に
は、紙容器の内表面層における飽和ポリエステル樹脂層
と同一の樹脂を利用することが好ましい。
転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹脂層の場合に
は、紙容器の内表面層における飽和ポリエステル樹脂層
と同一の樹脂を利用することが好ましい。
また、前述の接着性ポリオレフィン系樹脂は、例えば、
ポリエチレン,エチレン−α・オレフィン共重合体,ポ
リプロピレン,ポリブテン,ポリイソブチレンのごとき
ポリα−オレフィン、およびポリブタジエン,ポリイソ
プレンのごときポリジオレフィンあるいはこれらの共重
合体等からなるポリエチレン系重合体と、例えば、カル
ボン酸,カルボン酸塩,カルボン酸無水物,カルボン酸
エステル,カルボン酸アミドないしイミド,アルデヒ
ド,ケトン等に基づくカルボニル 基を単独で、あるいはシアノ(−C≡N)基:ヒドロキ
シ基:エーテル基:オキシラン 環等との組合せで有するエチレン系不飽和単量体の1種
または2種以上、具体的には、 A.エチレン系不飽和カルボン酸: アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸等 B.エチレン系不飽和無水カルボン酸: 無水マレイン酸、無水シトラコン酸、5−ノルボルネン
−2.3−ジカルボン酸無水物、テトラヒドロ無水フタル
酸等 C.エチレン系不飽和エステル: アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、マレイン酸モノまたはジエチル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、γ−ヒドロキシメタク
リル酸プロピル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、β
−N−エチルアミノエチルアクリレート等 D.エチレン系不飽和アミドないしイミド: アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミド等 E.エチレン系不飽和アルデヒドないしケトン: アクロレイン、メタクロレイン、ビニルメチルケトン、
ビニルブチルケトン等 のエチレン系不飽和単量体との共重合体であり、なかで
も、エチレン系不飽和カルボン酸あるいはエチレン系不
飽和無水カルボン酸との共重合体が特に好適に使用され
る。
ポリエチレン,エチレン−α・オレフィン共重合体,ポ
リプロピレン,ポリブテン,ポリイソブチレンのごとき
ポリα−オレフィン、およびポリブタジエン,ポリイソ
プレンのごときポリジオレフィンあるいはこれらの共重
合体等からなるポリエチレン系重合体と、例えば、カル
ボン酸,カルボン酸塩,カルボン酸無水物,カルボン酸
エステル,カルボン酸アミドないしイミド,アルデヒ
ド,ケトン等に基づくカルボニル 基を単独で、あるいはシアノ(−C≡N)基:ヒドロキ
シ基:エーテル基:オキシラン 環等との組合せで有するエチレン系不飽和単量体の1種
または2種以上、具体的には、 A.エチレン系不飽和カルボン酸: アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸等 B.エチレン系不飽和無水カルボン酸: 無水マレイン酸、無水シトラコン酸、5−ノルボルネン
−2.3−ジカルボン酸無水物、テトラヒドロ無水フタル
酸等 C.エチレン系不飽和エステル: アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、マレイン酸モノまたはジエチル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、γ−ヒドロキシメタク
リル酸プロピル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、β
−N−エチルアミノエチルアクリレート等 D.エチレン系不飽和アミドないしイミド: アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミド等 E.エチレン系不飽和アルデヒドないしケトン: アクロレイン、メタクロレイン、ビニルメチルケトン、
ビニルブチルケトン等 のエチレン系不飽和単量体との共重合体であり、なかで
も、エチレン系不飽和カルボン酸あるいはエチレン系不
飽和無水カルボン酸との共重合体が特に好適に使用され
る。
さらにまた、前記接着性ポリエステル樹脂には、エチレ
ングリコールとテレフタル酸とを主成分とし、必要に応
じて、更に、多価アルコール,長鎖グリコール,イソフ
タル酸,脂肪族ジカルボン酸,芳香族ジカルボン酸等を
使用した共重合体による引張り弾性率10,000kg/cm2以下
の飽和ポリエステル樹脂が使用される。
ングリコールとテレフタル酸とを主成分とし、必要に応
じて、更に、多価アルコール,長鎖グリコール,イソフ
タル酸,脂肪族ジカルボン酸,芳香族ジカルボン酸等を
使用した共重合体による引張り弾性率10,000kg/cm2以下
の飽和ポリエステル樹脂が使用される。
実施例について図面を参照して説明する。
実施例1 第3図で示されるように、この場合の紙容器はゲーベル
トップ型に構成されており、その頂部の屋根形の斜壁部
分1に、第1図で示されるように、円形の開口部2が穿
設されており、前記紙容器の外側からポリオレフィン系
樹脂「ミラソン16SP:三井石油化学工業(株)製」製の
注出具3が差し通され、前記開口部2に取り付けられて
いるものである。
トップ型に構成されており、その頂部の屋根形の斜壁部
分1に、第1図で示されるように、円形の開口部2が穿
設されており、前記紙容器の外側からポリオレフィン系
樹脂「ミラソン16SP:三井石油化学工業(株)製」製の
注出具3が差し通され、前記開口部2に取り付けられて
いるものである。
注出具3は直径33mmの筒部4と、該筒部4の途中に位置
する幅5mmの鍔部5とを有するもので、前記鍔部5が紙
容器の外周面に接着されることにより、紙容器に固定さ
れているものである。
する幅5mmの鍔部5とを有するもので、前記鍔部5が紙
容器の外周面に接着されることにより、紙容器に固定さ
れているものである。
前記紙容器は紙容器積層シートを通常の手順で折り曲
げ、製函されているもので、前記積層シートは第1図で
示されるような積層構成からなるものである。
げ、製函されているもので、前記積層シートは第1図で
示されるような積層構成からなるものである。
すなわち、前記積層シートは、坪量400g/m2の耐酸紙/
厚さ15μのアイオノマー樹脂「ハイミラン1652:三井デ
ュポンポリケミカル(株)製」層/厚さ9μのアルミニ
ュウム箔/厚さ12μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム層からなる積層構成の紙複合基材6に対し
て、前記紙複合基材6の耐酸紙面に、厚さ30μのポリオ
レフィン系樹脂「ミラソン16P:三井石油化学工業(株)
製」層からなる外表面層8を形成し、また、前記紙複合
基材6の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
層面に、厚さ30μのエチレン−α−オレフィン共重合体
樹脂「ウルトゼックス2020L:三井石油化学工業(株)
製」層/厚さ10μの接着性ポリオレフィン樹脂「アドマ
ーAT469C:三井石油化学工業(株)製」層/厚さ20μの
線状飽和ポリエステル樹脂「PET G6763:ガラス転移温度
81℃,イーストマンコダック社製」層からなる三層共押
し出しフィルム7Aを、ポリエステル樹脂層が内表面層7
となるようにして積層することによって得られたもので
ある。
厚さ15μのアイオノマー樹脂「ハイミラン1652:三井デ
ュポンポリケミカル(株)製」層/厚さ9μのアルミニ
ュウム箔/厚さ12μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム層からなる積層構成の紙複合基材6に対し
て、前記紙複合基材6の耐酸紙面に、厚さ30μのポリオ
レフィン系樹脂「ミラソン16P:三井石油化学工業(株)
製」層からなる外表面層8を形成し、また、前記紙複合
基材6の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
層面に、厚さ30μのエチレン−α−オレフィン共重合体
樹脂「ウルトゼックス2020L:三井石油化学工業(株)
製」層/厚さ10μの接着性ポリオレフィン樹脂「アドマ
ーAT469C:三井石油化学工業(株)製」層/厚さ20μの
線状飽和ポリエステル樹脂「PET G6763:ガラス転移温度
81℃,イーストマンコダック社製」層からなる三層共押
し出しフィルム7Aを、ポリエステル樹脂層が内表面層7
となるようにして積層することによって得られたもので
ある。
また、前記注出具3における筒部4の下端部9には、接
着部材aが接着されており、前記接着部材aと、前述の
紙容器の開口部2を閉塞する封止部材10とが接着されて
いるものである。
着部材aが接着されており、前記接着部材aと、前述の
紙容器の開口部2を閉塞する封止部材10とが接着されて
いるものである。
なお、前記接着部材aは、厚さ30μのポリオレフィン系
樹脂層「ミラソン16p:三井石油化学工業(株)」b/厚さ
12μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層
c/厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂層「PET G676
3、ガラス転移温度81℃,イーストマンコダック社」d
による積層材からなるものであり、前記積層材における
ポリオレフィン系樹脂層b面と、前述の注出具3におけ
る筒部4の下端部9とが接する用にして、熱接着されて
いるものである。
樹脂層「ミラソン16p:三井石油化学工業(株)」b/厚さ
12μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層
c/厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂層「PET G676
3、ガラス転移温度81℃,イーストマンコダック社」d
による積層材からなるものであり、前記積層材における
ポリオレフィン系樹脂層b面と、前述の注出具3におけ
る筒部4の下端部9とが接する用にして、熱接着されて
いるものである。
また、符号10で表示される封止部材は、厚さ60μの線状
飽和ポリエステル樹脂層「PET G6763、ガラス転移温度8
1℃,イーストマンコダック社」21/厚さ20μのAl箔層22
/厚さ12μの2軸延伸ポリエステル樹脂層23による積層
シートからなるものであり、該積層シートにおける前記
線状飽和ポリエステル樹脂層21面が、紙容器における内
表面層7及び接着部材aにおける線状飽和ポリエステル
樹脂層d面と接するようにして、熱接着されているもの
である。
飽和ポリエステル樹脂層「PET G6763、ガラス転移温度8
1℃,イーストマンコダック社」21/厚さ20μのAl箔層22
/厚さ12μの2軸延伸ポリエステル樹脂層23による積層
シートからなるものであり、該積層シートにおける前記
線状飽和ポリエステル樹脂層21面が、紙容器における内
表面層7及び接着部材aにおける線状飽和ポリエステル
樹脂層d面と接するようにして、熱接着されているもの
である。
なお、前記注出具3における筒部4の先端は、低密度ポ
リエチレン樹脂「ミラソン16p:三井石油化学工業
(株)」製のキャップ11で封緘されている。
リエチレン樹脂「ミラソン16p:三井石油化学工業
(株)」製のキャップ11で封緘されている。
以上の通りの構成からなる紙容器は、紙容器用のブラン
ク板に形成されている開口部2を閉塞する封止部材10
が、所定の位置に熱接着された後に、下端部9に接着部
材aが熱接着されている筒部4を有する注出具3が、前
記ブランク板の外表面層8側から差し通され、該注出具
3における鍔部5と前記外表面層8とが、また、接着部
材aにおける線状飽和ポリエステル樹脂層dと封止部材
10における線状飽和ポリエステル樹脂層21面とが、それ
ぞれ熱接着されることによって、得られるものである。
ク板に形成されている開口部2を閉塞する封止部材10
が、所定の位置に熱接着された後に、下端部9に接着部
材aが熱接着されている筒部4を有する注出具3が、前
記ブランク板の外表面層8側から差し通され、該注出具
3における鍔部5と前記外表面層8とが、また、接着部
材aにおける線状飽和ポリエステル樹脂層dと封止部材
10における線状飽和ポリエステル樹脂層21面とが、それ
ぞれ熱接着されることによって、得られるものである。
なお、前記注出具3が固定されているブランク板によっ
て、屋根型頂部が未封緘状態とされている紙容器が製函
され、さらに、前記未封緘状態とされている屋根型頂部
から内填物の定量が充填された後に、第3図に表示され
るような封緘状態が形成され、内填物が封入されている
紙容器が得られるものである。
て、屋根型頂部が未封緘状態とされている紙容器が製函
され、さらに、前記未封緘状態とされている屋根型頂部
から内填物の定量が充填された後に、第3図に表示され
るような封緘状態が形成され、内填物が封入されている
紙容器が得られるものである。
なおまた、前記封緘部が形成されている前記紙容器に
は、前述の注出具3における筒部4内の空所12に、第2
図に示されるような開封具13、すなわち、注出具3にお
ける筒部4の内径と略等径の円柱部14と、尖部15とを具
備しており、全長が前記筒部4の長さよりもやや短く形
成されている開封具13が、該開封具13における尖部15が
キャップ11側を向くようにして収納されている。
は、前述の注出具3における筒部4内の空所12に、第2
図に示されるような開封具13、すなわち、注出具3にお
ける筒部4の内径と略等径の円柱部14と、尖部15とを具
備しており、全長が前記筒部4の長さよりもやや短く形
成されている開封具13が、該開封具13における尖部15が
キャップ11側を向くようにして収納されている。
開封は、第2図で示されるように、前記開封具13をその
尖部15が封止部材10の方を向くように筒部4内に差し込
み、その尖部15を封止部材10に突き刺すことによって行
なわれる。その際、キャップ11の内方の環状突起16で開
封具13を後方から押すようにすれば開封は容易となる。
尖部15が封止部材10の方を向くように筒部4内に差し込
み、その尖部15を封止部材10に突き刺すことによって行
なわれる。その際、キャップ11の内方の環状突起16で開
封具13を後方から押すようにすれば開封は容易となる。
開封後においては、開封具13を注出具外に除去し、又は
紙容器中に落下させることにより、内填物の注ぎ出しが
行われる。
紙容器中に落下させることにより、内填物の注ぎ出しが
行われる。
実施例2 第4図に基づき本考案の第2の実施例を説明する。
なお、前述の第1の実施例におけるものと同様な構成部
分については同一の符号をもって示し、詳細な説明は省
略する。
分については同一の符号をもって示し、詳細な説明は省
略する。
紙容器は、紙容器用積層シートを前記実施例1における
ものと同様にして折り曲げ、組み立てられている。
ものと同様にして折り曲げ、組み立てられている。
第4図に示される紙容器における注出具33は、下端外周
面に張り出しているフランジ部34を有する筒状体35から
なる注出口部36と、上端外周面に張り出している鍔部37
を有する筒状体38からなる注出口補強部39とからなり、
前記注出口部36におけるフランジ部34と、注出口補強部
39における鍔部37とが熱接着によって1体とされている
ポリオレフィン系樹脂成形体からなるものであり、注出
口補強部39における鍔部37と紙容器の外表面層8とが熱
接着によって固定されており、また、注出口補強部39に
おける下端部40が、接着部材aにおけるポリオレフィン
系樹脂層b面と、また、接着部材aにおける線状飽和ポ
リエステル樹脂層d面と、封止部材10における線状飽和
ポリエステル樹脂層21とが、熱接着によって固定されて
いるものである。
面に張り出しているフランジ部34を有する筒状体35から
なる注出口部36と、上端外周面に張り出している鍔部37
を有する筒状体38からなる注出口補強部39とからなり、
前記注出口部36におけるフランジ部34と、注出口補強部
39における鍔部37とが熱接着によって1体とされている
ポリオレフィン系樹脂成形体からなるものであり、注出
口補強部39における鍔部37と紙容器の外表面層8とが熱
接着によって固定されており、また、注出口補強部39に
おける下端部40が、接着部材aにおけるポリオレフィン
系樹脂層b面と、また、接着部材aにおける線状飽和ポ
リエステル樹脂層d面と、封止部材10における線状飽和
ポリエステル樹脂層21とが、熱接着によって固定されて
いるものである。
なお、前記紙容器における注出具は、前記紙容器用のブ
ランク板に対して、封止部材10と接着部材aが熱接着さ
れている注出口補強部39とが取り付けられ、扁平なブラ
ンク板とされた後、内填物の充填に先立つ製函の際に、
注出口補強部39に前記注出口部36が熱接着されることに
よって、取り付けられるものであり、梱包及び輸送時の
ブランク板に、前記注出口部36が省略されることによっ
て、注出具取り付け部分の嵩高性が抑えられているもの
である。
ランク板に対して、封止部材10と接着部材aが熱接着さ
れている注出口補強部39とが取り付けられ、扁平なブラ
ンク板とされた後、内填物の充填に先立つ製函の際に、
注出口補強部39に前記注出口部36が熱接着されることに
よって、取り付けられるものであり、梱包及び輸送時の
ブランク板に、前記注出口部36が省略されることによっ
て、注出具取り付け部分の嵩高性が抑えられているもの
である。
本考案に係る注出具を具備する紙容器は以上のように、
紙容器の内表面層がガラス転移温度40℃以上の低結晶性
線状飽和ポリエステル樹脂層で構成されているので、前
記ガラス転移温度未満の雰囲気中では、内容物のフレー
バーが吸着されたり、異臭が発生したりするようなこと
がなく、従来の注出具を具備する紙容器に比べジュース
等の内填物に変味や異臭を発生することがなく、保香性
に優れた作用を奏するものである。
紙容器の内表面層がガラス転移温度40℃以上の低結晶性
線状飽和ポリエステル樹脂層で構成されているので、前
記ガラス転移温度未満の雰囲気中では、内容物のフレー
バーが吸着されたり、異臭が発生したりするようなこと
がなく、従来の注出具を具備する紙容器に比べジュース
等の内填物に変味や異臭を発生することがなく、保香性
に優れた作用を奏するものである。
また、本考案の紙容器における封止部材は、該封止部材
の紙容器の内表面層たる飽和ポリエステル樹脂層と接す
る面が、前記飽和ポリエステル樹脂層と極めて強固な接
着部を形成し得る樹脂層で形成されているので、注出具
が取り付けられている開口部にも、優れた密封性が確保
されているものである。
の紙容器の内表面層たる飽和ポリエステル樹脂層と接す
る面が、前記飽和ポリエステル樹脂層と極めて強固な接
着部を形成し得る樹脂層で形成されているので、注出具
が取り付けられている開口部にも、優れた密封性が確保
されているものである。
さらにまた、本考案の紙容器においては、注出具におけ
る筒部の下端部と封止部材との間に、これらの両者に対
して接着特性の高い接着部材を介装させているので、注
出具と紙容器との間の接着が極めて強固であり、例え
ば、前記紙容器の先駆体である注出具が取り付けられて
いるブランク板を多数枚積み重ねた状態にして、梱包,
輸送等を行なっても、前記注出具が取り付けられている
嵩高部に対して加えられる過大な加重にって前述の封止
部材と筒状の注出具の下端部との間の接着部に剥離が生
ずるというようなことがなく、前記注出具が、ブランク
板から剥離し始めるというような不足の事態が極めて有
効に回避されるものである。
る筒部の下端部と封止部材との間に、これらの両者に対
して接着特性の高い接着部材を介装させているので、注
出具と紙容器との間の接着が極めて強固であり、例え
ば、前記紙容器の先駆体である注出具が取り付けられて
いるブランク板を多数枚積み重ねた状態にして、梱包,
輸送等を行なっても、前記注出具が取り付けられている
嵩高部に対して加えられる過大な加重にって前述の封止
部材と筒状の注出具の下端部との間の接着部に剥離が生
ずるというようなことがなく、前記注出具が、ブランク
板から剥離し始めるというような不足の事態が極めて有
効に回避されるものである。
図は本考案の注出具を具備する紙容器の実施例品を示す
ものであり、第1図は、紙容器に取り付けられている注
出具の近傍を示す断面模型図で、第3図のI-I線断面模
型図、第2図は第1図における封緘部を、斜視図で示さ
れている開封具で開封する際の状態を示す断面模型図、
第3図は、紙容器全体を示す斜面模型図、第4図は、別
の実施例品を示す第1図に対応する断面模型図である。 2:開口部、3:注出具、4:注出具3における筒部、5:鍔
部、6:紙複合基材、7:内表面層、8:該表面層、9:筒部4
における下端部、10:封止部材、21:封止部材10における
一方の表面層、a:接着部材。
ものであり、第1図は、紙容器に取り付けられている注
出具の近傍を示す断面模型図で、第3図のI-I線断面模
型図、第2図は第1図における封緘部を、斜視図で示さ
れている開封具で開封する際の状態を示す断面模型図、
第3図は、紙容器全体を示す斜面模型図、第4図は、別
の実施例品を示す第1図に対応する断面模型図である。 2:開口部、3:注出具、4:注出具3における筒部、5:鍔
部、6:紙複合基材、7:内表面層、8:該表面層、9:筒部4
における下端部、10:封止部材、21:封止部材10における
一方の表面層、a:接着部材。
Claims (3)
- 【請求項1】紙容器に穿設されている開口部に、ポリオ
レフィン系樹脂による注出具が差し通され、前記注出具
における鍔部が、前記紙容器における外周面層に熱接着
されており、また、前記紙容器に形成されている前記開
口部を閉塞する封止部材が、前記紙容器の内周面側から
前記開口部に接当され、前記紙容器の少なくとも内周面
層に熱接着されている紙容器において、前記紙容器は、
ガラス転移温度40℃以上の低結晶性飽和ポリエステル樹
脂による内表面層と、紙複合基材層からなる中間層と、
ポリオレフィン系樹脂による外表面層とを具備する紙容
器用積層シートによって、前記積層シートにおける内表
面層が容器内周面層となるようにして成形されており、
また、前記封止部材は、少なくとも一方の表面層が、ガ
ラス転移温度40℃以上の飽和ポリエステル樹脂,接着性
ポリオレフィン系樹脂,あるいは接着性ポリエステル樹
脂による表面樹脂層とされている単層あるいは積層シー
トで構成されており、前記封止部材における前記表面樹
脂層が、前記紙容器内周面層と接するようにして該内周
面層に熱接着されており、また、前記注出具と前記封止
部材とは、両者の間に介装されている接着部材によって
接着されていることを特徴とする注出具を具備する紙容
器。 - 【請求項2】接着部材が、一方の表面層が飽和ポリエス
テル樹脂層で構成され、他方の表面層がポリオレフィン
系樹脂層で構成されている積層材からなり、しかも、前
記積層材における前記一方の表面層が前記封止部材と、
また、他方の表面層が前記注出具と接するようにして、
両者の間に介装されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載の注出具を具備する紙容器。 - 【請求項3】下端外周面に張り出しているフランジ部を
有する筒状体からなる注出口部と、上端外周面に張り出
している鍔部を有する筒状体からなる注出口補強部とか
らなり、前記注出口部におけるフランジ部と、注出口補
強部における鍔部とが熱接着によって1体とされている
ポリオレフィン系樹脂による注出具を具備する紙容器
で、前記注出口補強部における鍔部と紙容器の外周面層
とが熱接着されており、また、注出具と封止部材との間
に介装されている接着部材によって、注出口補強部と封
止部材とが接着されている実用新案登録請求の範囲第1
項〜第2項のうちのいずれかの1項記載の注出具を具備
する紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13805888U JPH0646826Y2 (ja) | 1988-10-22 | 1988-10-22 | 注出具を具備する紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13805888U JPH0646826Y2 (ja) | 1988-10-22 | 1988-10-22 | 注出具を具備する紙容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0259124U JPH0259124U (ja) | 1990-04-27 |
| JPH0646826Y2 true JPH0646826Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31400046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13805888U Expired - Lifetime JPH0646826Y2 (ja) | 1988-10-22 | 1988-10-22 | 注出具を具備する紙容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646826Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543336Y2 (ja) * | 1991-03-26 | 1997-08-06 | 凸版印刷株式会社 | 口栓付き液体容器 |
-
1988
- 1988-10-22 JP JP13805888U patent/JPH0646826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0259124U (ja) | 1990-04-27 |
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