JPH064694A - 情報メディア製造方法と情報メディア読取装置 - Google Patents
情報メディア製造方法と情報メディア読取装置Info
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- JPH064694A JPH064694A JP4163000A JP16300092A JPH064694A JP H064694 A JPH064694 A JP H064694A JP 4163000 A JP4163000 A JP 4163000A JP 16300092 A JP16300092 A JP 16300092A JP H064694 A JPH064694 A JP H064694A
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- hologram
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- information medium
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 重要書類等にホログラムを利用して書き込ま
れた判定用キーコードを高い判定精度で読み出す情報メ
ディア製造方法と読取装置を提供する。 【構成】 任意の斜め方向から物体光を照射してフレネ
ルホログラムを得る方法による情報メディア11を使用
し、その情報パターンを再生するコヒーレントな再生光
36をホログラムに照射する再生用照明光発生手段34
と、この照射により生じるホログラムからの回折光37
が結像するホログラム再生像から情報パターンを検出す
るホログラム像検出器38とを有し、情報パターンを記
録したフレネルホログラムをエンボスホログラム化して
表面に有する情報メディア11のエンボスホログラム6
から情報パターンを検出する情報メディア読取装置にお
いて、回折光37が結像するホログラム再生像結像位置
及び検出器38設置位置が、再生光36及びこの再生光
36の情報メディア上照射位置における情報メディア1
1表面の法線を含む平面内に無いことを特徴とする。
れた判定用キーコードを高い判定精度で読み出す情報メ
ディア製造方法と読取装置を提供する。 【構成】 任意の斜め方向から物体光を照射してフレネ
ルホログラムを得る方法による情報メディア11を使用
し、その情報パターンを再生するコヒーレントな再生光
36をホログラムに照射する再生用照明光発生手段34
と、この照射により生じるホログラムからの回折光37
が結像するホログラム再生像から情報パターンを検出す
るホログラム像検出器38とを有し、情報パターンを記
録したフレネルホログラムをエンボスホログラム化して
表面に有する情報メディア11のエンボスホログラム6
から情報パターンを検出する情報メディア読取装置にお
いて、回折光37が結像するホログラム再生像結像位置
及び検出器38設置位置が、再生光36及びこの再生光
36の情報メディア上照射位置における情報メディア1
1表面の法線を含む平面内に無いことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード、バ
ンクカード、プリペイドカード、ICカード、メモリカ
ード、身分証明書、小切手、通帳、株券、約束手形、車
券、馬券、乗車券、回数券、定期券、その他偽造、改
造、複写、データ改ざんを防止する必要がある重要書類
・情報メディアの真偽を判定するシステムに関し、特
に、これら重要書類・情報メディアの判別用キーコード
をホログラムを利用して書込んだ情報メディアの製造方
法と、この情報メディアに書き込まれた判別用キーコー
ドをホログラムを利用して読み出す情報メディア読取装
置に関するものである。
ンクカード、プリペイドカード、ICカード、メモリカ
ード、身分証明書、小切手、通帳、株券、約束手形、車
券、馬券、乗車券、回数券、定期券、その他偽造、改
造、複写、データ改ざんを防止する必要がある重要書類
・情報メディアの真偽を判定するシステムに関し、特
に、これら重要書類・情報メディアの判別用キーコード
をホログラムを利用して書込んだ情報メディアの製造方
法と、この情報メディアに書き込まれた判別用キーコー
ドをホログラムを利用して読み出す情報メディア読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、重要書類等の情報メディアには、
偽造、変造、複写される危険があり、その対策として、
例えば、特願平3−112971号に記載のように、ホ
ログラム技術を利用したものが種々工夫されている。
偽造、変造、複写される危険があり、その対策として、
例えば、特願平3−112971号に記載のように、ホ
ログラム技術を利用したものが種々工夫されている。
【0003】ホログラム技術を利用した従来例の情報メ
ディアの作成方法と、この情報メディアからホログラム
技術を利用して情報を読み取る従来例の情報メディア読
取装置を図6〜図12及び図4に基づいて説明する。
ディアの作成方法と、この情報メディアからホログラム
技術を利用して情報を読み取る従来例の情報メディア読
取装置を図6〜図12及び図4に基づいて説明する。
【0004】従来例の情報メディアを作成するには、先
ず、図6(a)に示すように、キーコードにする情報
を、例えば、数字の組合せ1として、13262を設定
する。
ず、図6(a)に示すように、キーコードにする情報
を、例えば、数字の組合せ1として、13262を設定
する。
【0005】図6(b)に示すように、数字の組合せ1
を1、3、2、6、2の情報要素2に分割する。
を1、3、2、6、2の情報要素2に分割する。
【0006】図6(b)の情報要素2を、図7の情報要
素と情報要素基本コード対照表に基づいて、図6(c)
に示す情報要素基本コード3(バーコード)に変換す
る。
素と情報要素基本コード対照表に基づいて、図6(c)
に示す情報要素基本コード3(バーコード)に変換す
る。
【0007】情報要素基本コード3を、図6(d)に示
すように、キーコードになるべき情報パターン4に構成
する。
すように、キーコードになるべき情報パターン4に構成
する。
【0008】情報パターン4を、図8に示すフレネルホ
ログラム作成装置によって、図6(e)に示すフレネル
ホログラムに記録する。
ログラム作成装置によって、図6(e)に示すフレネル
ホログラムに記録する。
【0009】図8では、先ず、情報パターン4を、写真
フイルムのような透明なコード原版12に転写する。図
8のフレネルホログラム作成装置の所定位置にホログラ
ム記録材料13を設置し、このホログラム記録材料13
から所定の垂直距離aを隔てた位置にコード原版12を
ホログラム記録材料13に平行に設置する。
フイルムのような透明なコード原版12に転写する。図
8のフレネルホログラム作成装置の所定位置にホログラ
ム記録材料13を設置し、このホログラム記録材料13
から所定の垂直距離aを隔てた位置にコード原版12を
ホログラム記録材料13に平行に設置する。
【0010】図8に示すレーザ照射手段14からのコヒ
ーレントな光であるレーザビーム14′(He−Neレ
ーザビーム波長λ=632.8nm)をハーフミラー1
5で物体光16と参照光17とに分ける。物体光16は
反射ミラー18で反射し、レンズ19で直径を拡大した
平行レーザビームになり、位相板20を通ってホログラ
ムに適するように均一に拡散されてコード原版12を通
ってホログラム記録材料13に照射される。参照光17
は反射ミラー18で反射されて或る角度の偏向角θだけ
物体光16に対して偏向し、レンズ19で直径を拡大し
た平行レーザビームになってホログラム記録材料13に
照射される。物体光16と参照光17とをホログラム記
録材料13上に重ねて照射することによって、このホロ
グラム記録材料13に光の干渉によりコード原版12の
情報パターン4に対応した干渉縞(ホログラムパター
ン)5{図6(e)参照}が記録される。
ーレントな光であるレーザビーム14′(He−Neレ
ーザビーム波長λ=632.8nm)をハーフミラー1
5で物体光16と参照光17とに分ける。物体光16は
反射ミラー18で反射し、レンズ19で直径を拡大した
平行レーザビームになり、位相板20を通ってホログラ
ムに適するように均一に拡散されてコード原版12を通
ってホログラム記録材料13に照射される。参照光17
は反射ミラー18で反射されて或る角度の偏向角θだけ
物体光16に対して偏向し、レンズ19で直径を拡大し
た平行レーザビームになってホログラム記録材料13に
照射される。物体光16と参照光17とをホログラム記
録材料13上に重ねて照射することによって、このホロ
グラム記録材料13に光の干渉によりコード原版12の
情報パターン4に対応した干渉縞(ホログラムパター
ン)5{図6(e)参照}が記録される。
【0011】図8において、ホログラム記録材料13上
の物体光16の中心軸と参照光17の中心軸との交点を
原点とし、この原点からのホログラム記録材料13の法
線をz軸、このz軸と参照光17とを含む平面がzx平
面、前記z軸を含み前記zx平面と直交する平面がyz
平面になるようにx軸、y軸、z軸を設定する。このよ
うに座標を設定すると、前記コード原板12の中心点の
座標(xp、yp、zp)は、xp=yp=0、zp=
aである。
の物体光16の中心軸と参照光17の中心軸との交点を
原点とし、この原点からのホログラム記録材料13の法
線をz軸、このz軸と参照光17とを含む平面がzx平
面、前記z軸を含み前記zx平面と直交する平面がyz
平面になるようにx軸、y軸、z軸を設定する。このよ
うに座標を設定すると、前記コード原板12の中心点の
座標(xp、yp、zp)は、xp=yp=0、zp=
aである。
【0012】このようにして得られたホログラム記録材
料13上の干渉縞(ホログラムパターン)5を、図9に
示す手順で、エンボスホログラム6に変更して、図6
(f)に示すように、ホログラムキーコードとして情報
メディア11の塩化ビニールカード10に転写する。図
6(f)において、塩化ビニールカード10には、磁気
ストライブ7、イメージホログラム8、エンボス記号9
が設けられている。
料13上の干渉縞(ホログラムパターン)5を、図9に
示す手順で、エンボスホログラム6に変更して、図6
(f)に示すように、ホログラムキーコードとして情報
メディア11の塩化ビニールカード10に転写する。図
6(f)において、塩化ビニールカード10には、磁気
ストライブ7、イメージホログラム8、エンボス記号9
が設けられている。
【0013】次に、図9に基づいて、ホログラムパター
ン5をエンボスホログラム6に複写し、情報メディア1
1に転写する方法を説明する。
ン5をエンボスホログラム6に複写し、情報メディア1
1に転写する方法を説明する。
【0014】図9(a)において、前記ホログラム記録
材料13上にホログラムパターン5が記録されてなるホ
ログラムパターン記録板21のホログラムパターン形成
側にフォトレジスト22を密着させ、ホログラムパター
ン形成側の反対側からアルゴンレーザビーム発生器23
からのレーザビーム23′(波長488nm)をレンズ
19を通してビーム直径を拡大した平行光として照射し
て規定の処理をすると、図9(b)に示すような表面レ
リーフ型ホログラム24ができる。
材料13上にホログラムパターン5が記録されてなるホ
ログラムパターン記録板21のホログラムパターン形成
側にフォトレジスト22を密着させ、ホログラムパター
ン形成側の反対側からアルゴンレーザビーム発生器23
からのレーザビーム23′(波長488nm)をレンズ
19を通してビーム直径を拡大した平行光として照射し
て規定の処理をすると、図9(b)に示すような表面レ
リーフ型ホログラム24ができる。
【0015】図9(c)に示すように、表面レリーフ型
ホログラム24にAu、Ag等の金属蒸着層25を蒸着
して導電性を付加した後、図9(d)に示すように、前
記の蒸着金属上にニッケルメッキ26を施し、図9
(e)に示すように、ニッケルメッキ26を剥離して金
型27とする。
ホログラム24にAu、Ag等の金属蒸着層25を蒸着
して導電性を付加した後、図9(d)に示すように、前
記の蒸着金属上にニッケルメッキ26を施し、図9
(e)に示すように、ニッケルメッキ26を剥離して金
型27とする。
【0016】金型27を使用して熱可塑性樹脂等を熱プ
レスすると、図9(f)に示すように、前記表面レリー
フ型ホログラム24の複製であるホログラム成形層28
が得られる。
レスすると、図9(f)に示すように、前記表面レリー
フ型ホログラム24の複製であるホログラム成形層28
が得られる。
【0017】図9(g)に示すように、前記ホログラム
成形層28のホログラム面にアルミニウム等の金属を蒸
着層29として蒸着し、この蒸着層29の上に接着材層
30を、反対側には、剥離層31、基材32を形成す
る。これがエンボスホログラムシール33である。
成形層28のホログラム面にアルミニウム等の金属を蒸
着層29として蒸着し、この蒸着層29の上に接着材層
30を、反対側には、剥離層31、基材32を形成す
る。これがエンボスホログラムシール33である。
【0018】図9(h)に示すように、エンボスホログ
ラムシール33の接着材層30を塩化ビニールカード1
0上に接着して、基材32を剥離すると、情報パターン
4に対応したホログラムパターン5が記録されたエンボ
スホログラム6が形成された情報メディア11ができ
る。この場合、エンボスホログラム6は接着材層30と
剥離層31を含めても数μmの厚さなので、塩化ビニー
ルカード10の表面は殆ど同一面に形成できる。
ラムシール33の接着材層30を塩化ビニールカード1
0上に接着して、基材32を剥離すると、情報パターン
4に対応したホログラムパターン5が記録されたエンボ
スホログラム6が形成された情報メディア11ができ
る。この場合、エンボスホログラム6は接着材層30と
剥離層31を含めても数μmの厚さなので、塩化ビニー
ルカード10の表面は殆ど同一面に形成できる。
【0019】図10に基づいて、情報パターン4に対応
したホログラムパターン5が記録されたエンボスホログ
ラム6から情報パターン4を再生する従来例の情報読取
装置を説明する。
したホログラムパターン5が記録されたエンボスホログ
ラム6から情報パターン4を再生する従来例の情報読取
装置を説明する。
【0020】図10において、先ず、情報メディア挿入
口41から情報メディア11を挿入し、送りローラ4
3、44で情報メディア11を送る。この情報メディア
11のエンボスホログラム6が所定の位置を通過すると
きに、半導体レーザのようなコヒーレントな光を発生す
る再生用照明光発生手段34からの再生光36が、レン
ズ35によってビームの直径を拡大されてエンボスホロ
グラム6の垂直線に対して角度θ′だけ偏向して、この
情報メディア11のエンボスホログラム6に照射され
る。ここで、前記角度θ′は、再生光36の波長をλ′
としたとき、 tanθ′=(±λ/λ′)×tanθ を満足する角度である。
口41から情報メディア11を挿入し、送りローラ4
3、44で情報メディア11を送る。この情報メディア
11のエンボスホログラム6が所定の位置を通過すると
きに、半導体レーザのようなコヒーレントな光を発生す
る再生用照明光発生手段34からの再生光36が、レン
ズ35によってビームの直径を拡大されてエンボスホロ
グラム6の垂直線に対して角度θ′だけ偏向して、この
情報メディア11のエンボスホログラム6に照射され
る。ここで、前記角度θ′は、再生光36の波長をλ′
としたとき、 tanθ′=(±λ/λ′)×tanθ を満足する角度である。
【0021】図10において、情報メディア11上の、
再生光36の中心軸の照射位置を原点とし、この原点か
らの情報メディア11の法線をz′軸、このz′軸と再
生光36とを含む平面がz′x′平面、前記z′軸を含
み前記z′x′平面と直交する平面がy′z′平面にな
るようにx′、y′、z′軸を設定する。
再生光36の中心軸の照射位置を原点とし、この原点か
らの情報メディア11の法線をz′軸、このz′軸と再
生光36とを含む平面がz′x′平面、前記z′軸を含
み前記z′x′平面と直交する平面がy′z′平面にな
るようにx′、y′、z′軸を設定する。
【0022】この場合、ホログラム再生像である情報パ
ターン4の結像位置座標を(xp′、yp′、zp′)
とすると、次の関係がある。
ターン4の結像位置座標を(xp′、yp′、zp′)
とすると、次の関係がある。
【0023】xp′=0 yp′=0 zp′=(±λ/λ′)×zp 即ち、エンボスホログラム6から垂直方向に生じる回折
光37が、エンボスホログラム6が記録する情報パター
ン4の再生像を、エンボスホログラム6の垂直線上z
p′の距離に再生する。
光37が、エンボスホログラム6が記録する情報パター
ン4の再生像を、エンボスホログラム6の垂直線上z
p′の距離に再生する。
【0024】従って、この位置に、ホログラム像検出器
38(例えば、フォトダイオード等のように光信号を電
気信号に変換する光電素子を多数組み合わせて構成され
る光検出器)を配設すれば、情報パターン4が得られ、
増幅部・波形整形部39、複号部40を経て、情報パタ
ーン4が、情報要素基本コード3に分割され、情報要素
基本コード3が情報要素2に戻り、情報要素2から情報
1が得られる(図6参照)。
38(例えば、フォトダイオード等のように光信号を電
気信号に変換する光電素子を多数組み合わせて構成され
る光検出器)を配設すれば、情報パターン4が得られ、
増幅部・波形整形部39、複号部40を経て、情報パタ
ーン4が、情報要素基本コード3に分割され、情報要素
基本コード3が情報要素2に戻り、情報要素2から情報
1が得られる(図6参照)。
【0025】従来例の情報メディア読取装置の動作を図
10〜図12に基づいて説明する。
10〜図12に基づいて説明する。
【0026】図10に示される情報メディア11のエン
ボスホログラム6に、再生用照明光発生手段34からの
再生光36が照射され、エンボスホログラム6からの回
折光37がホログラム像検出器38の位置に再生像を形
成する部分を拡大したものが、図11である。
ボスホログラム6に、再生用照明光発生手段34からの
再生光36が照射され、エンボスホログラム6からの回
折光37がホログラム像検出器38の位置に再生像を形
成する部分を拡大したものが、図11である。
【0027】図11の移動47に示すように、波長λC
の再生光36がエンボスホログラム6に照射されると、
エンボスホログラム6のH1・・・・Hn・・・・・・
Hn+1の移動47と共に、エンボスホログラム6から
反射する回折光37が、R1・・・・Rn・・・・Rn
+1のように移動する情報パターン4であるバーコード
像48をホログラム像検出器38上に結像し、このバー
コード像48(情報パターン4)は、増幅部・波形整形
部39、複号部40を経て、情報要素基本コード3に分
割され、情報要素基本コード3が情報要素2に戻り、情
報要素2から情報1が得られる(図6参照)。
の再生光36がエンボスホログラム6に照射されると、
エンボスホログラム6のH1・・・・Hn・・・・・・
Hn+1の移動47と共に、エンボスホログラム6から
反射する回折光37が、R1・・・・Rn・・・・Rn
+1のように移動する情報パターン4であるバーコード
像48をホログラム像検出器38上に結像し、このバー
コード像48(情報パターン4)は、増幅部・波形整形
部39、複号部40を経て、情報要素基本コード3に分
割され、情報要素基本コード3が情報要素2に戻り、情
報要素2から情報1が得られる(図6参照)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
では、再生光36のエンボスホログラム6への照射位置
の真上にバーコード像48が結像し、その位置にホログ
ラム像検出器38を配設していることと、再生光36が
エンボスホログラム6から乱反射した散乱光が、図4に
示すように、エンボスホログラム6の真上(x′=0)
に集中することとによって、ホログラム像検出器38に
はバーコード像48が入射すると共に、再生光36の散
乱光が多量に入射する。
では、再生光36のエンボスホログラム6への照射位置
の真上にバーコード像48が結像し、その位置にホログ
ラム像検出器38を配設していることと、再生光36が
エンボスホログラム6から乱反射した散乱光が、図4に
示すように、エンボスホログラム6の真上(x′=0)
に集中することとによって、ホログラム像検出器38に
はバーコード像48が入射すると共に、再生光36の散
乱光が多量に入射する。
【0029】図12は、この結果を示すもので、横軸
は、バーコード像48(情報パターン4)の検出位置、
縦軸は、ホログラム像検出器38の出力を示す。図12
の破線は、上記の散乱光を除いた場合、実線は、上記の
散乱光が存在する場合のホログラム像検出器38の出力
である。図12に示すことから明らかなように、上記の
従来例では、散乱光によって、バーコード像48の明部
と暗部との相対的な出力差が減少し、バーコード像48
の有無やパターンを良好な状態で検出できないという問
題点が存在する。
は、バーコード像48(情報パターン4)の検出位置、
縦軸は、ホログラム像検出器38の出力を示す。図12
の破線は、上記の散乱光を除いた場合、実線は、上記の
散乱光が存在する場合のホログラム像検出器38の出力
である。図12に示すことから明らかなように、上記の
従来例では、散乱光によって、バーコード像48の明部
と暗部との相対的な出力差が減少し、バーコード像48
の有無やパターンを良好な状態で検出できないという問
題点が存在する。
【0030】本発明は、上記の問題点を解決して、エン
ボスホログラムからの散乱光の影響を除去し、バーコー
ドのような情報パターンを良好な状態で正確に検出でき
る情報メディア製造方法と情報メディア読取装置を提供
することを課題としている。
ボスホログラムからの散乱光の影響を除去し、バーコー
ドのような情報パターンを良好な状態で正確に検出でき
る情報メディア製造方法と情報メディア読取装置を提供
することを課題としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の情報メディア製
造方法は、上記の課題を解決するために、任意の情報を
数字、文字、記号等からなる情報要素に分解し、分解し
た各情報要素を情報要素基本コードに変換し、この情報
要素基本コードを組み合わせて情報パターンを形成し、
この情報パターンを透明なコード原版に転写し、このコ
ード原版とホログラム記録材料とを対向させ所定距離を
隔てて平行に配置し、平行レーザビームの参照光を所定
の偏向角で前記ホログラム記録材料に照射すると共に、
任意の斜め方向からコード原版を透過させた平行レーザ
ビームの物体光を前記ホログラム記録材料に照射するこ
とによって、前記キーコードの情報パターンをホログラ
ム記録材料にフレネルホログラムとして記録し、このフ
レネルホログラムをエンボスホログラム化して情報メデ
ィアの基板上に貼付することを特徴とする。
造方法は、上記の課題を解決するために、任意の情報を
数字、文字、記号等からなる情報要素に分解し、分解し
た各情報要素を情報要素基本コードに変換し、この情報
要素基本コードを組み合わせて情報パターンを形成し、
この情報パターンを透明なコード原版に転写し、このコ
ード原版とホログラム記録材料とを対向させ所定距離を
隔てて平行に配置し、平行レーザビームの参照光を所定
の偏向角で前記ホログラム記録材料に照射すると共に、
任意の斜め方向からコード原版を透過させた平行レーザ
ビームの物体光を前記ホログラム記録材料に照射するこ
とによって、前記キーコードの情報パターンをホログラ
ム記録材料にフレネルホログラムとして記録し、このフ
レネルホログラムをエンボスホログラム化して情報メデ
ィアの基板上に貼付することを特徴とする。
【0032】又、本発明の情報メディア製造方法は、上
記の課題を解決するために、情報パターンがバーコード
であることが好適である。
記の課題を解決するために、情報パターンがバーコード
であることが好適である。
【0033】本発明の情報メディア読取装置は、上記の
課題を解決するために、請求項1に記載の情報メディア
製造方法によって得られた情報メディアを読み取る情報
メディア読取装置で、情報パターンを記録したホログラ
ムからその情報パターンを再生するコヒーレントな再生
光をホログラムに照射する再生用照明光発生手段と、こ
の再生光照射により生じるホログラムからの回折光が結
像するホログラム再生像から前記情報パターンを検出す
るホログラム像検出器とを有し、情報要素基本コードを
組み合わせて任意の情報を表す前記情報パターンを記録
したフレネルホログラムをエンボスホログラム化して表
面に有する情報メディアのエンボスホログラムからその
エンボスホログラムが記録する前記情報パターンを検出
する情報メディア読取装置において、前記情報パターン
のエンボスホログラムからの回折光が結像するホログラ
ム再生像結像位置及び前記ホログラム像検出器設置位置
が、前記再生光及びこの再生光の情報メディア上照射位
置における情報メディア表面の法線とを含む平面内に無
いことを特徴とする。
課題を解決するために、請求項1に記載の情報メディア
製造方法によって得られた情報メディアを読み取る情報
メディア読取装置で、情報パターンを記録したホログラ
ムからその情報パターンを再生するコヒーレントな再生
光をホログラムに照射する再生用照明光発生手段と、こ
の再生光照射により生じるホログラムからの回折光が結
像するホログラム再生像から前記情報パターンを検出す
るホログラム像検出器とを有し、情報要素基本コードを
組み合わせて任意の情報を表す前記情報パターンを記録
したフレネルホログラムをエンボスホログラム化して表
面に有する情報メディアのエンボスホログラムからその
エンボスホログラムが記録する前記情報パターンを検出
する情報メディア読取装置において、前記情報パターン
のエンボスホログラムからの回折光が結像するホログラ
ム再生像結像位置及び前記ホログラム像検出器設置位置
が、前記再生光及びこの再生光の情報メディア上照射位
置における情報メディア表面の法線とを含む平面内に無
いことを特徴とする。
【0034】又、本発明の情報メディア読取装置は、上
記の課題を解決するために、バーコードの情報パターン
を記録したホログラムを有する情報メディアからその情
報パターンを読み取ることが好適である。
記の課題を解決するために、バーコードの情報パターン
を記録したホログラムを有する情報メディアからその情
報パターンを読み取ることが好適である。
【0035】
【作用】従来例の情報メディアと情報メディア読取装置
では、エンボスホログラムの真上にエンボスホログラム
像が再生し、このエンボスホログラムの真上位置にホロ
グラム像検出器を配置していることと、情報パターンを
読み取るための再生光を情報メディアのエンボスホログ
ラムに照射したときに、情報読み取りに必要な回折光が
このエンボスホログラムから垂直方向に発生すると共
に、有害な散乱光がエンボスホログラムから垂直方向に
集中して発生することとによって、必要な回折光と共に
有害な散乱光がホログラム像検出器に多量に入射し、ホ
ログラムの再生像の明部と暗部との相対的な出力差が減
少し、情報パターンの有無やパターンを良好な状態で検
出できないという問題点が存在するのに対して、本発明
の情報メディア製造方法では、情報メディアが、任意の
情報を数字、文字、記号等からなる情報要素に分解し、
分解した各情報要素を情報要素基本コードに変換し、こ
の情報要素基本コードを組み合わせて情報パターンを形
成し、この情報パターンを透明なコード原版に転写し、
このコード原版とホログラム記録材料とを対向させ所定
距離を隔てて平行に配置し、平行レーザビームの参照光
を所定の偏向角で前記ホログラム記録材料に照射すると
共に、任意の斜め方向からコード原版を透過させた平行
レーザビームの物体光を前記ホログラム記録材料に照射
することによって、前記キーコードの情報パターンをホ
ログラム記録材料にフレネルホログラムとして記録し、
このフレネルホログラムをエンボスホログラム化して表
面に有するので、前記のように、任意の斜め方向からコ
ード原版を透過させた平行レーザビームの物体光を前記
ホログラム記録材料に照射していることによって、前記
エンボスホログラム像を再生させるときに、前記エンボ
スホログラムの真上からずれた位置に、前記エンボスホ
ログラムの再生像が結像する。
では、エンボスホログラムの真上にエンボスホログラム
像が再生し、このエンボスホログラムの真上位置にホロ
グラム像検出器を配置していることと、情報パターンを
読み取るための再生光を情報メディアのエンボスホログ
ラムに照射したときに、情報読み取りに必要な回折光が
このエンボスホログラムから垂直方向に発生すると共
に、有害な散乱光がエンボスホログラムから垂直方向に
集中して発生することとによって、必要な回折光と共に
有害な散乱光がホログラム像検出器に多量に入射し、ホ
ログラムの再生像の明部と暗部との相対的な出力差が減
少し、情報パターンの有無やパターンを良好な状態で検
出できないという問題点が存在するのに対して、本発明
の情報メディア製造方法では、情報メディアが、任意の
情報を数字、文字、記号等からなる情報要素に分解し、
分解した各情報要素を情報要素基本コードに変換し、こ
の情報要素基本コードを組み合わせて情報パターンを形
成し、この情報パターンを透明なコード原版に転写し、
このコード原版とホログラム記録材料とを対向させ所定
距離を隔てて平行に配置し、平行レーザビームの参照光
を所定の偏向角で前記ホログラム記録材料に照射すると
共に、任意の斜め方向からコード原版を透過させた平行
レーザビームの物体光を前記ホログラム記録材料に照射
することによって、前記キーコードの情報パターンをホ
ログラム記録材料にフレネルホログラムとして記録し、
このフレネルホログラムをエンボスホログラム化して表
面に有するので、前記のように、任意の斜め方向からコ
ード原版を透過させた平行レーザビームの物体光を前記
ホログラム記録材料に照射していることによって、前記
エンボスホログラム像を再生させるときに、前記エンボ
スホログラムの真上からずれた位置に、前記エンボスホ
ログラムの再生像が結像する。
【0036】そして、この位置は、再生像に悪影響があ
る前記エンボスホログラムからの散乱光が来ない位置で
ある。
る前記エンボスホログラムからの散乱光が来ない位置で
ある。
【0037】本発明の情報メディア読取装置は、前記本
発明の情報メディア製造方法によって得られた情報メデ
ィアを読み取る情報メディア読取装置で、情報パターン
を読み取るための再生光を、本発明の情報メディア製造
方法によって得られた情報メディアの情報パターンのエ
ンボスホログラムに照射したときに、前記エンボスホロ
グラムの真上からずれた位置に、即ち、前記再生光及び
この再生光の情報メディア上照射位置における情報メデ
ィア表面の法線とを含む平面からずれた位置に、前記エ
ンボスホログラムの再生像が結像する。そして、本発明
の情報メディア読取装置では、このホログラム再生像結
像位置に、ホログラム像検出器を設置しているので、前
記エンボスホログラムの真上に集中する有害な散乱光が
前記ホログラム像検出器に極く僅かしか入射しなくな
り、従来例の情報メディアと情報メディア読取装置が有
する、有害な散乱光によって情報パターンのホログラム
像の明部と暗部との相対的な出力差が減少し、情報パタ
ーンの有無やそのパターンを良好な状態で検出できない
という問題点を解決できる。
発明の情報メディア製造方法によって得られた情報メデ
ィアを読み取る情報メディア読取装置で、情報パターン
を読み取るための再生光を、本発明の情報メディア製造
方法によって得られた情報メディアの情報パターンのエ
ンボスホログラムに照射したときに、前記エンボスホロ
グラムの真上からずれた位置に、即ち、前記再生光及び
この再生光の情報メディア上照射位置における情報メデ
ィア表面の法線とを含む平面からずれた位置に、前記エ
ンボスホログラムの再生像が結像する。そして、本発明
の情報メディア読取装置では、このホログラム再生像結
像位置に、ホログラム像検出器を設置しているので、前
記エンボスホログラムの真上に集中する有害な散乱光が
前記ホログラム像検出器に極く僅かしか入射しなくな
り、従来例の情報メディアと情報メディア読取装置が有
する、有害な散乱光によって情報パターンのホログラム
像の明部と暗部との相対的な出力差が減少し、情報パタ
ーンの有無やそのパターンを良好な状態で検出できない
という問題点を解決できる。
【0038】又、本発明の情報メディア製造方法と情報
メディア読取装置は、情報パターンがバーコードである
と、上記の作用が顕著になる。
メディア読取装置は、情報パターンがバーコードである
と、上記の作用が顕著になる。
【0039】
【実施例】本発明の情報メディア製造方法と情報メディ
ア読取装置の一実施例の構成及び動作を図1〜図7及び
図9に基づいて説明する。
ア読取装置の一実施例の構成及び動作を図1〜図7及び
図9に基づいて説明する。
【0040】先ず、本発明の情報メディア製造方法の一
実施例の作成手順を図2、図6、図7、図9に基づいて
説明する。
実施例の作成手順を図2、図6、図7、図9に基づいて
説明する。
【0041】図2は、本発明の情報メディア製造方法の
一実施例の作成手順の中のフレネルホログラム作成工程
を示し、図8に示す従来例の情報メディアの作成手順と
相違するのは、物体光16の照射ルートの反射ミラー1
8とレンズ19とコード原版12の設置位置である。こ
れ以外は図8に示す従来例と同様なので説明を省略し、
相違点のみを説明する。コード原版12は、図8と同様
に、ホログラム記録材料13に対向してホログラム記録
材料13に平行に配置されるが、コード原版12の中心
をホログラム記録材料13の中心に対して真正面からず
らして配置する。即ち、ホログラム記録材料13上と参
照光17の中心軸との交点を原点とし、この原点からの
ホログラム記録材料13の法線をz軸、このz軸と参照
光17とを含む平面がzx平面、前記z軸を含み前記z
x平面と直交する平面がyz平面になるようにx軸、y
軸、z軸を設定する。このように座標を設定した場合、
コード原版12の中心座標(xp、yp、zp)は、従
来例では、xp=0、yp=0、zp=aであったが、
本実施例では、A−A断面にも示すように、xpは任意
の位置、yp≠0、zp=aになる。コード原版12の
中心とホログラム記録材料13の中心が、xpは任意の
位置に、ypはyp≠0だけずれているので、コード原
版12の中心を透過した物体光16がホログラム記録材
料13の中心を照射するようにするために、物体光16
の照射ルートの反射ミラー18とレンズ19の位置をず
らして、例えば、図2に示すように、物体光16を斜め
下方向からコード原版12を透過させてホログラム記録
材料13を照射してフレネルホログラム5{図6の
(e)}を作成している。
一実施例の作成手順の中のフレネルホログラム作成工程
を示し、図8に示す従来例の情報メディアの作成手順と
相違するのは、物体光16の照射ルートの反射ミラー1
8とレンズ19とコード原版12の設置位置である。こ
れ以外は図8に示す従来例と同様なので説明を省略し、
相違点のみを説明する。コード原版12は、図8と同様
に、ホログラム記録材料13に対向してホログラム記録
材料13に平行に配置されるが、コード原版12の中心
をホログラム記録材料13の中心に対して真正面からず
らして配置する。即ち、ホログラム記録材料13上と参
照光17の中心軸との交点を原点とし、この原点からの
ホログラム記録材料13の法線をz軸、このz軸と参照
光17とを含む平面がzx平面、前記z軸を含み前記z
x平面と直交する平面がyz平面になるようにx軸、y
軸、z軸を設定する。このように座標を設定した場合、
コード原版12の中心座標(xp、yp、zp)は、従
来例では、xp=0、yp=0、zp=aであったが、
本実施例では、A−A断面にも示すように、xpは任意
の位置、yp≠0、zp=aになる。コード原版12の
中心とホログラム記録材料13の中心が、xpは任意の
位置に、ypはyp≠0だけずれているので、コード原
版12の中心を透過した物体光16がホログラム記録材
料13の中心を照射するようにするために、物体光16
の照射ルートの反射ミラー18とレンズ19の位置をず
らして、例えば、図2に示すように、物体光16を斜め
下方向からコード原版12を透過させてホログラム記録
材料13を照射してフレネルホログラム5{図6の
(e)}を作成している。
【0042】このフレネルホログラム5を図6の(f)
に示すように本実施例方法で得られる情報メディア11
に転写する方法は、図6、図7、図9で説明した従来例
と同様なので、説明を省略する。
に示すように本実施例方法で得られる情報メディア11
に転写する方法は、図6、図7、図9で説明した従来例
と同様なので、説明を省略する。
【0043】次に、本発明の情報メディア読取装置の一
実施例の構成及び動作を図1、図3〜図5に基づいて説
明する。
実施例の構成及び動作を図1、図3〜図5に基づいて説
明する。
【0044】図1は、本発明の情報メディア読取装置の
一実施例の構成と動作を示し、図10に示す従来例の情
報メディア読取装置の構成や動作と相違するのは、従来
例では、ホログラムの再生像が、エンボスホログラム6
の真上に結像していたが、本実施例では、A−A断面に
も示すように、エンボスホログラム6の真上からx
p′、yp′だけずれた位置に結像する。この相違以外
は、図10で説明した従来例と同様なので、説明を省略
し、相違点についてのみ説明する。
一実施例の構成と動作を示し、図10に示す従来例の情
報メディア読取装置の構成や動作と相違するのは、従来
例では、ホログラムの再生像が、エンボスホログラム6
の真上に結像していたが、本実施例では、A−A断面に
も示すように、エンボスホログラム6の真上からx
p′、yp′だけずれた位置に結像する。この相違以外
は、図10で説明した従来例と同様なので、説明を省略
し、相違点についてのみ説明する。
【0045】図1において、本実施例の情報メディア読
取装置内を移動する本実施例方法で得られた情報メディ
ア11のエンボスホログラム6が、再生光36の照射位
置にくると、再生光36に照射されたエンボスホログラ
ム6から斜め上方向に設置されたホログラム像検出器3
8上にホログラムの再生像が結像し(図3の49に示す
ように、情報メディア11とエンボスホログラム6とを
真上から見ると、ホログラム像検出器38は、エンボス
ホログラム6の真上から、yp′だけずれている。)、
増幅部・波形整形部39、複号部40を経て、ホログラ
ムの再生像の情報パターン4が、情報要素基本コード3
に分割され、情報要素基本コード3が情報要素2に戻
り、情報要素2から情報1が得られる。
取装置内を移動する本実施例方法で得られた情報メディ
ア11のエンボスホログラム6が、再生光36の照射位
置にくると、再生光36に照射されたエンボスホログラ
ム6から斜め上方向に設置されたホログラム像検出器3
8上にホログラムの再生像が結像し(図3の49に示す
ように、情報メディア11とエンボスホログラム6とを
真上から見ると、ホログラム像検出器38は、エンボス
ホログラム6の真上から、yp′だけずれている。)、
増幅部・波形整形部39、複号部40を経て、ホログラ
ムの再生像の情報パターン4が、情報要素基本コード3
に分割され、情報要素基本コード3が情報要素2に戻
り、情報要素2から情報1が得られる。
【0046】この場合、図1において、エンボスホログ
ラム6に再生光36の中心軸が交差する位置を原点と
し、この原点からのエンボスホログラム6の法線をz′
軸、z′軸と再生光36の中心軸とを含む平面をz′
x′平面、z′軸を含みz′x′平面と直行する平面を
y′z′平面とするように、図10の場合と同様に、
x′軸、y′軸、z′軸を設定する。しかし、図10で
は、再生光36とz軸との角度をθ′、再生光36の波
長をλ′とした場合に、 tanθ′=±(λ/λ′)×tanθ を満足する必要があるが、本実施例では、θ′は任意の
角度である。
ラム6に再生光36の中心軸が交差する位置を原点と
し、この原点からのエンボスホログラム6の法線をz′
軸、z′軸と再生光36の中心軸とを含む平面をz′
x′平面、z′軸を含みz′x′平面と直行する平面を
y′z′平面とするように、図10の場合と同様に、
x′軸、y′軸、z′軸を設定する。しかし、図10で
は、再生光36とz軸との角度をθ′、再生光36の波
長をλ′とした場合に、 tanθ′=±(λ/λ′)×tanθ を満足する必要があるが、本実施例では、θ′は任意の
角度である。
【0047】そして、本実施例のホログラム再生像の結
像位置座標(xp′、yp′、zp′)に関して、次の
関係がある。
像位置座標(xp′、yp′、zp′)に関して、次の
関係がある。
【0048】 xp′=±(λ/λ′)×(xp/zp)×zp′ yp′={tanθ′±(λ/λ′)×(yp/zp−tanθ)}×zp′ zp′=±(λ/λ′)×zp そして、ホログラム像検出器38もその受光部がホログ
ラムの再生像の結像位置にくるように設置する。
ラムの再生像の結像位置にくるように設置する。
【0049】図4は、y′=yp′、z′=zp′にお
けるx′座標とエンボスホログラム6からの散乱光強度
との関係を示す。このように散乱光がx′=0付近に集
中しているので、本実施例のようにすると、ホログラム
再生像の結像位置のx′=xp′では、散乱光強度を極
めて小さくすることができる。
けるx′座標とエンボスホログラム6からの散乱光強度
との関係を示す。このように散乱光がx′=0付近に集
中しているので、本実施例のようにすると、ホログラム
再生像の結像位置のx′=xp′では、散乱光強度を極
めて小さくすることができる。
【0050】その効果によって、図5に示すように、横
軸にホログラムの再生像のバーコード像検出位置をと
り、縦軸にホログラム像検出器出力をとると、散乱光の
ある場合と散乱光のない場合との、ホログラム像検出器
出力の差が非常に小さくなり、ホログラムの再生像の明
部と暗部との相対的な出力差を大きく保つことができる
ので、ホログラムの再生像の有無やパターンを良好な状
態で検出することができる。
軸にホログラムの再生像のバーコード像検出位置をと
り、縦軸にホログラム像検出器出力をとると、散乱光の
ある場合と散乱光のない場合との、ホログラム像検出器
出力の差が非常に小さくなり、ホログラムの再生像の明
部と暗部との相対的な出力差を大きく保つことができる
ので、ホログラムの再生像の有無やパターンを良好な状
態で検出することができる。
【0051】
【発明の効果】従来例の情報メディアと情報メディア読
取装置では、エンボスホログラムの真上にエンボスホロ
グラム像が再生し、このエンボスホログラムの真上位置
にホログラム像検出器を配置していることと、有害な散
乱光がエンボスホログラムから垂直方向に集中して発生
することとによって、必要な回折光と共に有害な散乱光
がホログラム像検出器に多量に入射し、ホログラムの再
生像の明部と暗部との相対的な出力差が減少し、情報パ
ターンの有無やパターンを良好な状態で検出できないと
いう問題点が存在するのに対して、本発明の情報メディ
ア製造方法によって得られた情報メディアでは、情報メ
ディアのエンボスホログラムが、任意の斜め方向からコ
ード原版を透過させた平行レーザビームの物体光によっ
て記録されていることによって、前記エンボスホログラ
ム像を再生させるときに、前記エンボスホログラムの真
上からずれた位置に、前記エンボスホログラムの再生像
が結像する。そして、この位置は、再生像に悪影響があ
る前記エンボスホログラムからの散乱光が来ない位置で
あるので、有害な散乱光の影響を受けず、情報パターン
の有無やパターンを良好な状態で検出できるという効果
を奏する。
取装置では、エンボスホログラムの真上にエンボスホロ
グラム像が再生し、このエンボスホログラムの真上位置
にホログラム像検出器を配置していることと、有害な散
乱光がエンボスホログラムから垂直方向に集中して発生
することとによって、必要な回折光と共に有害な散乱光
がホログラム像検出器に多量に入射し、ホログラムの再
生像の明部と暗部との相対的な出力差が減少し、情報パ
ターンの有無やパターンを良好な状態で検出できないと
いう問題点が存在するのに対して、本発明の情報メディ
ア製造方法によって得られた情報メディアでは、情報メ
ディアのエンボスホログラムが、任意の斜め方向からコ
ード原版を透過させた平行レーザビームの物体光によっ
て記録されていることによって、前記エンボスホログラ
ム像を再生させるときに、前記エンボスホログラムの真
上からずれた位置に、前記エンボスホログラムの再生像
が結像する。そして、この位置は、再生像に悪影響があ
る前記エンボスホログラムからの散乱光が来ない位置で
あるので、有害な散乱光の影響を受けず、情報パターン
の有無やパターンを良好な状態で検出できるという効果
を奏する。
【0052】本発明の情報メディア読取装置は、上記の
本発明の情報メディア製造方法によって得られた情報メ
ディアを読み取る情報メディア読取装置で、情報パター
ンを読み取るための再生光を、本発明の情報メディア製
造方法によって得られた情報メディアの情報パターンの
エンボスホログラムに照射したときに、前記エンボスホ
ログラムの真上からずれた位置に、即ち、前記再生光及
びこの再生光の情報メディア上照射位置における情報メ
ディア表面の法線とを含む平面からずれた位置に、前記
エンボスホログラムの再生像が結像する。そして、本発
明の情報メディア読取装置では、このホログラム再生像
結像位置に、ホログラム像検出器を設置しているので、
前記エンボスホログラムの真上に集中する有害な散乱光
が前記ホログラム像検出器に極く僅かしか入射しなくな
り、従来例の情報メディアと情報メディア読取装置が有
する前記問題点を解決し、情報パターンの有無やそのパ
ターンを良好な状態で検出できるという効果を奏する。
本発明の情報メディア製造方法によって得られた情報メ
ディアを読み取る情報メディア読取装置で、情報パター
ンを読み取るための再生光を、本発明の情報メディア製
造方法によって得られた情報メディアの情報パターンの
エンボスホログラムに照射したときに、前記エンボスホ
ログラムの真上からずれた位置に、即ち、前記再生光及
びこの再生光の情報メディア上照射位置における情報メ
ディア表面の法線とを含む平面からずれた位置に、前記
エンボスホログラムの再生像が結像する。そして、本発
明の情報メディア読取装置では、このホログラム再生像
結像位置に、ホログラム像検出器を設置しているので、
前記エンボスホログラムの真上に集中する有害な散乱光
が前記ホログラム像検出器に極く僅かしか入射しなくな
り、従来例の情報メディアと情報メディア読取装置が有
する前記問題点を解決し、情報パターンの有無やそのパ
ターンを良好な状態で検出できるという効果を奏する。
【0053】又、本発明の情報メディアと情報メディア
読取装置は、情報パターンがバーコードであると、この
作用は顕著になるという効果を奏する。
読取装置は、情報パターンがバーコードであると、この
作用は顕著になるという効果を奏する。
【図1】本発明の情報メディア読取装置の一実施例の構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の情報メディアのフレネルホログラム作
成方法の動作図である。
成方法の動作図である。
【図3】図1の動作図である。
【図4】図1の実施例と従来例の散乱光強度図である。
【図5】図1のホログラム像検出器出力図である。
【図6】情報メディアの作成手順図である。
【図7】情報要素と情報要素基本コードの対照を示す図
である。
である。
【図8】従来例の情報メディアのフレネルホログラム作
成方法の動作図である。
成方法の動作図である。
【図9】エンボスホログラムの作成手順図である。
【図10】従来例の情報メディア読取装置の構成図であ
る。
る。
【図11】図10の動作図である。
【図12】図10のホログラム像検出器出力図である。
1 情報 2 情報要素 3 情報要素基本コード 4 情報パターン 5 フレネルホログラム 6 エンボスホログラム(ホログラム) 11 情報メディア 12 コード原版 13 ホログラム記録材料 14 レーザ照射手段 16 物体光 17 参照光 20 位相板 34 再生用照明光発生手段 36 再生光 37 回折光 θ′ 偏向角 38 ホログラム像検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 (72)発明者 高瀬 喜久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 任意の情報を数字、文字、記号等からな
る情報要素に分解し、分解した各情報要素を情報要素基
本コードに変換し、この情報要素基本コードを組み合わ
せて情報パターンを形成し、この情報パターンを透明な
コード原版に転写し、このコード原版とホログラム記録
材料とを対向させ所定距離を隔てて平行に配置し、平行
レーザビームの参照光を所定の偏向角で前記ホログラム
記録材料に照射すると共に、任意の斜め方向からコード
原版を透過させた平行レーザビームの物体光を前記ホロ
グラム記録材料に照射することによって、前記キーコー
ドの情報パターンをホログラム記録材料にフレネルホロ
グラムとして記録し、このフレネルホログラムをエンボ
スホログラム化して情報メディアの基板上に貼付するこ
とを特徴とする情報メディア製造方法。 - 【請求項2】 情報パターンがバーコードである請求項
1に記載の情報メディア製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の情報メディア製造方法
によって得られた情報メディアを読み取る情報メディア
読取装置で、情報パターンを記録したホログラムからそ
の情報パターンを再生するコヒーレントな再生光をホロ
グラムに照射する再生用照明光発生手段と、この再生光
照射により生じるホログラムからの回折光が結像するホ
ログラム再生像から前記情報パターンを検出するホログ
ラム像検出器とを有し、情報要素基本コードを組み合わ
せて任意の情報を表す前記情報パターンを記録したフレ
ネルホログラムをエンボスホログラム化して表面に有す
る情報メディアのエンボスホログラムからそのエンボス
ホログラムが記録する前記情報パターンを検出する情報
メディア読取装置において、前記情報パターンのエンボ
スホログラムからの回折光が結像するホログラム再生像
結像位置及び前記ホログラム像検出器設置位置が、前記
再生光及びこの再生光の情報メディア上照射位置におけ
る情報メディア表面の法線とを含む平面内に無いことを
特徴とする情報メディア読取装置。 - 【請求項4】 バーコードの情報パターンを記録したホ
ログラムを有する情報メディアからその情報パターンを
読み取る請求項3に記載の情報メディア読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163000A JPH064694A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 情報メディア製造方法と情報メディア読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163000A JPH064694A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 情報メディア製造方法と情報メディア読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064694A true JPH064694A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15765297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4163000A Pending JPH064694A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 情報メディア製造方法と情報メディア読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002006059A1 (en) * | 2000-07-14 | 2002-01-24 | K. T. Tec Co., Ltd. | Card having cash paying function and spent amount recording method |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4163000A patent/JPH064694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002006059A1 (en) * | 2000-07-14 | 2002-01-24 | K. T. Tec Co., Ltd. | Card having cash paying function and spent amount recording method |
| US6929185B2 (en) | 2000-07-14 | 2005-08-16 | Takuya Haneda | Method of producing a hologram |
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