JPH0647067B2 - 芳香族ポリイミド膜の製造 - Google Patents

芳香族ポリイミド膜の製造

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JPH0647067B2
JPH0647067B2 JP2269749A JP26974990A JPH0647067B2 JP H0647067 B2 JPH0647067 B2 JP H0647067B2 JP 2269749 A JP2269749 A JP 2269749A JP 26974990 A JP26974990 A JP 26974990A JP H0647067 B2 JPH0647067 B2 JP H0647067B2
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イー・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、改良された芳香族ポリイミド分離膜及びそれ
を製造するための方法に関する。さらに詳細には、それ
は、溶媒中のポリマー状ベース材料及びオリゴマー状ま
たはポリマー状芳香族エポキシ樹脂を含有して成るドー
プ溶液からこのような膜を製造する方法に関し、ここで
このエポキシ樹脂は、この溶媒、ポリマー状ベース材料
及び最後の膜中に可溶性である。
本発明を要約すれば、ドープ溶液にオリゴマー状または
ポリマー状芳香族エポキシ樹脂を添加することを有して
成るポリイミドガス分離膜を製造する方法であって、こ
の樹脂は、ポリイミドまたはポリアミド酸(polyamic ac
id)前駆体、溶媒及び最後の膜中に可溶性であり、そし
てこの膜はポリイミド及び樹脂のブレンドを含有して成
る。
背景 芳香族ポリイミドの密なフィルムまたは非対称膜がガス
を分離する際に利用性を有することはよく知られてい
る。このようなポリイミド膜はポリマー主鎖(backbone)
中にイミド結合を有する。それらは、引用によって本明
細書中に組み込まれる米国特許Re.30,351中に
教示されている。引用によって本明細書中に組み込まれ
る米国特許4,705,540;米国特許4,717,
394及び共に継続中の出願連番(AD5746)は好
ましいポリイミド膜を開示している。
ポリイミド膜は、溶媒混合物中の芳香族ポリイミドまた
は対応するポリアミド酸前駆体のドープ溶液からフィル
ムをキャストしまたは中空繊維を押出しそして溶媒を蒸
発させること(または、非対称膜の場合には、フィルム
または中空繊維の片側から溶媒の一部を蒸発させそして
非溶媒によって失活させること(quenching))によって
製造することができる。このような方法は、上の引例並
びに引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許
4,370,290;4,474,662;4,48
5,056;及び4,528,004中に教示されてい
る。ポリアミド酸の場合には、適当な処理例えば熱の付
与による環化が必要である。
好ましい非対称膜は、一般的に多孔性構造によって支持
されたポリマーの薄い皮(skin)によって特徴づけられ
る。この薄い皮は、それがガスの高い流束または透過を
可能にするので好ましい。高度に透過性の膜の生成はま
た、ガスを無差別に通して、膜が作られているポリマー
の本来の分離値よりも低い、たいていのガスの組に対す
る効果的な分離値を有するように膜をせしめる微小な孔
の生成に導く。孔を直す(heal)ためには典型的には後処
理が使用される。
米国特許4,370,290は、主な成分として少なく
とも一つのフェノール性化合物を含有して成る溶媒中の
少なくとも一つのポリイミドから成るポリマー材料の紡
糸ドープ溶液から製造された芳香族ポリイミド多孔性繊
維を開示している。
米国特許4,474,662は、異なる速度で蒸発しそ
してポリアミド酸がその中に異なる度合で可溶性である
極性有機化合物の混合溶媒中で芳香族ポリアミド酸を含
むドープ溶液の薄い層を乾燥することによって製造され
た芳香族ポリイミド多孔性膜を開示している。
米国特許4,485,056は、極性有機溶媒中に芳香
族ポリアミド酸を含むドープ溶液の薄いフィルムを生成
させ、水及び低級脂肪族アルコールを含む凝固液体中で
この薄いドープ溶液フィルムを凝固させ、凝固した膜を
乾燥し、そしてそれを加熱してそれを芳香族ポリイミド
膜に転化させることによって製造された芳香族ポリイミ
ド膜を開示している。
米国特許4,528,004は、一またはそれより多い
有機液体中に溶解された芳香族ポリイミドまたはポリア
ミド酸の希薄溶液からコートされた少なくとも一つの表
面を有する芳香族ポリイミド多孔性膜基体を開示してい
る。ドープ溶液を付与するのに先立って、この多孔性膜
を、低級脂肪族アルコール、低級脂肪族ケトン、ベンゼ
ンタイプの液体化合物から選ばれた少なくとも一つのメ
ンバーの処理液体中に浸漬させてもよい。
共に継続中の特許出願連番(AD5746)は、フェニ
ルインダン官能を構造的に含む芳香族ポリイミド膜を開
示している。
もし処理する改良が為されればそしてもし後処理に先立
ってより少ない欠陥を有する膜を製造することができれ
ば、特に非対称膜の場合には、それは望ましいであろ
う。
発明の要約 本発明は、(溶媒混合物中に芳香族ポリイミドまたは対
応するポリアミド酸前駆体を含む)ドープにある種の有
機化合物を添加することによって、ある種の利点が生じ
るという発見に関する。生成する後処理されていない膜
は、添加剤なしでよりも高い選択性を示し、そして特に
非対称中空繊維の場合には、処理がより容易になる。
有機添加剤は、ベースのポリイミドまたはポリアミド酸
前駆体中に、製造条件下で溶媒混合物中に、そして最後
の膜中に可溶性のオリゴマー状またはポリマー状残留物
(residues)を含有して成る。好ましくは、それらは以下
の構造: [式中、 Arは二価芳香族基を表す] の化合物の重合から生じ、そして生成する繰り返し単位
は好ましくはグリシジルエーテル基に対してオルトの位
置のすべてにおいてハロゲン原子によって置換されてい
る。
発明の詳細 本発明は、ポリイミド材料、即ち、それらの主鎖中にイ
ミド結合を有するポリマーから本質的に成る膜に関する
利用性を見い出した。このような膜は密なフィルム、複
合または非対称形態でよく、非対称形態が好ましい。
これらの膜の好ましい材料組成物は、これまでのところ
先行技術、例えばU.S.Re30,351中に教示された
ような典型的な方法によって製造された、可溶性芳香族
ポリイミド材料を含有して成る。さらに好ましくは、こ
れらの芳香族ポリイミド組成物は吊り下がった(pendan
t)脂肪族側鎖を含む。このような組成物の例は、例えば
U.S.4,705,540及びU.S.4,717,394中
に開示されている。また、それらは、好ましくは、フェ
ニルインダン基を組み込む芳香族ポリイミドを含む。こ
のようなものの例は共に継続中の出願連番(AD574
6)中に開示されている。
本発明における使用のための好ましい芳香族ポリイミド
は、式 [式中、 (ここで、 RI(さらにここで、 −RII−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基である)から成
る群から選ばれ、 Arは (ここで、 −RIII(さらにここで、 −RIV−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、そして pは0〜3である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、−X
−、−X1−、−X2−及び−X3−は独立に1〜5の炭
素原子のアルキル基、1〜5の炭素原子のアルコキシ
基、フェニル若しくはフェノキシ基であり、 −Y−、−Y1−、−Y2−及び−Y3−は独立に−H、
−X−、−X1−、−X2−、−X3−またはハロゲンで
あり、そして RV、RVI及びRVIIは独立に−Hまたは1〜6の炭素原
子を有する低級アルキルである) またはそれらの混合物であり、 −Ar′−は (ここで、 −RII−、RV、RVI及びRVIIは上で定義された意味を
有する) またはそれらの混合物であり、 mはmプラスnの0〜100%そして好ましくは20〜
100%であり、 nは0〜100%そして好ましくは20〜80%であ
り、そして mは100%マイナスnである] の繰り返し単位から本質的に成る。
本ガス分離膜は、何ら特定のタイプまたはデザインに限
定されない。膜は好ましくは非対称そしてさらに好まし
くは中空繊維の形である。このポリマー状膜は先行技術
中に述べられたようにして生成してよい。例えば、それ
らは、U.S.4,320,463中でまたは海水の逆浸透
脱塩のためのNS−1及び関連したポリスルホン中空繊
維の研究及び開発(NTIS PB−248666、7
/1975)においてカバッソ(Cabasso)らによって述
べられたタイプのものでよい。
混合物から一またはそれより多いガスを分離するための
本発明の方法は、それの少なくとも一つの表面上に薄い
皮(skin)を有する薄い密なフィルム膜または非対称膜で
よいガス分離膜を用いる。本発明の非対称膜は、好まし
くは、その表面の一つの上に10,000オングストロ
ーム未満の厚さを有する薄い皮を有する。さらに好まし
くは、それは、その表面の一つの上に2,000オング
ストローム未満の厚さを有する薄い皮を有する。
上の膜を製造するための方法は、ベースのポリイミドま
たはポリアミド酸前駆体中に、製造条件下で溶媒混合物
中にそして最後の膜中に可溶性のオリゴマー状またはポ
リマー状残留物(“添加剤”)を添加することによって
本発明の方法によって修正される。この添加剤は、本方
法の間に膜から完全には抽出されない。
可溶性とは、添加剤が、ある割合で、即ち好ましくは少
なくとも約0.5重量%まで可溶性であることを意味す
る。添加剤は、もしそれがシステム中の他の成分と均質
なシステムを生成するならば、当業者によって可溶性で
あると考えられるであろう。
好ましくは、本添加剤は、以下の構造: [式中、 Arは二価芳香族基を表す] の化合物の重合から生成されそして生成される繰り返し
単位は、好ましくはグリシジルエーテル基に対してオル
トの位置のすべてにおいてハロゲン原子、好ましくは臭
素原子によって置換されている。
この二価芳香族基は、式 (ここで、 RVIIIは直接結合または である) のものである。
添加剤の分子量は、これまでに定義されたような可溶性
を可能にするのに十分でなければならない。ベースポリ
イミドポリマーを基にした重量%は、特定のポリイミド
またはポリアミド酸前駆体、添加剤及びその分子量、溶
媒及び方法条件に依存するであろう。分子量及び重量%
は、一緒に好ましくは、ガスの組、酸素/窒素(21/
79、モル比)からの窒素に対する酸素の選択性を少な
くとも5%、好ましくは10%増加させるために十分で
あるであろう。
もっとも好ましい添加剤は、M&Tケミカル社から“サ
ーモガード(Thermoguard)”として商業的に入手でき、
式: のnの繰り返し単位を有し、ここでnは約700〜4
0,000、好ましくは700〜10,000の分子量
を生成させるほど十分に大きい。好ましい添加剤の場合
には、ベースポリイミドポリマーを基にした好ましい重
量%は、5〜30重量%b.p.o.(ポリマーを基に
して)である。
実施例 参照実施例1 ジメチルスルホキシド(2L)中の2,4,6-トリメチル-
1,3-フェニレンジアミン(150.24g、1.00モ
ル)の攪拌された溶液に、室温で窒素雰囲気下で5,5′
−[2,2,2-トリフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エ
チリデン]-1,3-イソベンゾフランジオン(224.2
2g、0.505モル)及び3,3′,4,4′−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物(148.58g、0.50
5モル)を添加した。生成した非常に粘性のオレンジの
反応溶液を室温で一晩攪拌せしめた。急速に攪拌しなが
ら、無水酢酸(408.4g、4.0モル)及びトリエ
チルアミン(404.8g、4.0モル)の溶液を添加
し、そして生成した粘性の反応溶液を室温で4時間攪拌
せしめた。このポリマー溶液を水中で沈殿させた。生成
した白い固体を濾過によって集めそして水及びメタノー
ルで二回洗浄した。吸引によって一晩乾燥した後で、こ
のポリマーを120℃で3時間そして250℃で5時
間、真空オーブン(20インチ(51cm)水銀)中で
さらに乾燥した。
N-メチルピロリドン中の上で述べられたようにして製造
されたポリマーの15%溶液(重量を基にして)から、
100℃で15ミルのナイフギャップでデュポンのテフ
ロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板上にフィ
ルムをキャストした。これらのフィルムを板の上で10
0℃で30分間乾燥し、室温に冷却しそして一晩室温で
真空オーブン(20インチ(51cm)水銀)中で乾燥
した。これらのフィルムを板から剥がしそして120℃
で4時間真空オーブン(20インチ(51cm)水銀)
中で乾燥した。
1.3ミルの厚さのこれらのフィルムを、505psi
g、24℃で、混合されたガス、酸素/窒素(21/7
9モル)透過性に関してテストした。結果を以下に報告
する: O2透過性: 4600センチバレル O2/N2選択性: 3.6 1.6ミルの厚さであった、上で述べられたようにして
製造されたフィルムを、25℃で、それぞれ600ps
ig、600psig及び580psigで、純粋なガ
ス、窒素、ヘリウム及び二酸化炭素透過性に関してテス
トした。結果を以下に報告する: He透過性: 23,000センチバレル CO2透過性: 65,200センチバレル He/N2選択性: 19 CO2/N2選択性: 53。
参照実施例2 N,N-ジメチルアセトアミド中のポリマー(参照実施例1
におけるポリマーと同様にして製造された)の15重量
%の溶液からフィルムをキャストした。フィルムは、1
5ミル(3.8x104m)のナイフギャップで100
〜110℃でガラス板の上にキャストした。これらのフ
ィルムをガラスの上で100〜110℃で少なくとも2
0分間乾燥し、次にフィルムを室温に冷却した。まだガ
ラス板の上にある間に、フィルムを48時間100℃で
真空オーブン中で乾燥した。室温に冷却した後で、これ
らのフィルムを注意深くガラス板から剥がした。
次に、これらのフィルムを、約115psia(79
2.8kPa)及び35℃で、混合されたガス、酸素/
窒素(21/79)(モル)に関してテストした。結果
を以下に報告する: O2生産性: 4770センチバレル O2/N2選択性: 4.07 O2生産性: 4860センチバレル O2/N2選択性: 4.12 O2生産性: 5090センチバレル O2/N2選択性: 4.04 O2生産性: 5320センチバレル O2/N2選択性: 4.13 O2生産性: 5670センチバレル O2/N2選択性: 4.07 実施例1 N-メチルピロリドン中のポリマー(参照実施例1におけ
るポリマーと同様にして製造された)から成る15重量
%の固体プラス30重量%b.o.p.(ポリマーを基
にして)の“サーモガード”220(分子量M.W.約
700〜800)の溶液からフィルムをキャストした。
溶液は、100℃で15ミルのナイフギャップでデュポ
ンのテフロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板
上にキャストした。これらのフィルムを板の上で100
℃で30分間乾燥し、そして室温で真空オーブン中で一
晩乾燥した。フィルムをガラス板から剥がしそして12
0℃で4時間真空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約202psia(1517
kPa)及び25℃で、混合されたガス、O2/N2(2
1/79)(モル)に関してテストした。結果を以下に
報告する: O2生産性: 2781センチバレル O2/N2選択性: 5.2 実施例2 10重量%b.o.p.の“サーモガード”230
(M.W.=4,000)を含むジクロロメタン中の1
0重量%のポリマー(参照実施例1におけるポリマーと
同様にして製造された)の溶液からフィルムをキャスト
した。キャスティングに際して、フィルムを小さなアル
ミニウムのパンによって覆いそして一晩乾燥せしめた。
乾燥の後で、フィルムをガラス板から剥がしそして真空
オーブン中に入れそして200℃で48時間乾燥した。
室温に冷却した後で、フィルムを真空オーブンから取り
出した。
次にこれらのフィルムを、約500psia(3447
kPa)及び35℃で、混合されたガス、O2/N2(2
1/79)(モル)に関してテストした。結果を以下に
報告する: O2生産性: 3470センチバレル O2/N2選択性: 4.3 O2生産性: 3360センチバレル O2/N2選択性: 4.0 実施例3 20重量%b.o.p.の“サーモガード”230
(M.W.=4,000)を含むジクロロメタン中の1
0重量%のポリマー(参照実施例1におけるポリマーと
同様にして製造された)の溶液からフィルムをキャスト
した。キャスティングに際して、フィルムを小さなアル
ミニウムのパンによって覆いそして一晩乾燥せしめた。
乾燥の後で、フィルムをガラス板から剥がしそして真空
オーブン中に入れそして200℃で48時間乾燥した。
室温に冷却した後で、フィルムを真空オーブンから取り
出した。
次にこれらのフィルムを、約100psia(689.
5kPa)及び35℃で、混合されたガス、O2/N
2(21/79)(モル)に関してテストした。結果を
以下に報告する: O2生産性: 1180センチバレル O2/N2選択性: 4.3 O2生産性: 1050センチバレル O2/N2選択性: 4.2 実施例4 N-メチルピロリドン中のポリマー(参照実施例1におけ
るポリマーと同様にして製造された)から成る15重量
%の固体プラス30重量%b.o.p.の“サーモガー
ド”230(M.W.=4,000)の溶液からフィル
ムをキャストした。溶液は、100℃で15ミルのナイ
フギャップでデュポンのテフロン 乾燥潤滑剤によって
処理されたガラス板上にキャストした。これらのフィル
ムを板の上で100℃で30分間乾燥し、そして室温で
真空オーブン中で一晩乾燥した。フィルムをガラス板か
ら剥がしそして120℃で4時間真空オーブン中でさら
に乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約100psia(689.
5kPa)及び35℃で、混合されたガス、O2/N
2(21/79)(モル)に関してテストした。結果を
以下に報告する: O2生産性: 658センチバレル O2/N2選択性: 4.2 実施例5 N-メチルピロリドン中のポリマー(参照実施例1におけ
るポリマーと同様にして製造された)から成る15重量
%の固体プラス5重量%、15重量%及び30重量%
b.o.p.の“サーモガード”230H(M.W.=
20,000)の溶液からフィルムをキャストした。溶
液は、100℃で15ミルのナイフギャップでデュポン
のテフロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板上
にキャストした。これらのフィルムを板の上で100℃
で30分間乾燥し、そして室温で真空オーブン中で一晩
乾燥した。フィルムをガラス板から剥がしそして120
℃で4時間真空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約100psia(689.
5kPa)及び35℃で、混合されたガス、O2/N
2(21/79)(モル)に関してテストした。結果を
以下に報告する: 5重量%の“サーモガード”230Hに関して: O2生産性: 3050センチバレル O2/N2選択性: 3.5 15重量%の“サーモガード”230Hに関して: O2生産性: 2680センチバレル O2/N2選択性: 3.5 30重量%の“サーモガード”230Hに関して: O2生産性: 1580センチバレル O2/N2選択性: 3.9 実施例6 N-メチルピロリドン中のポリマー(参照実施例1におけ
るポリマーと同様にして製造された)から成る15重量
%の固体プラス5重量%、15重量%及び30重量%
b.o.p.の“サーモガード”240(M.W.=4
0,000)の溶液からフィルムをキャストした。溶液
は、100℃で15ミルのナイフギャップでデュポンの
テフロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板上に
キャストした。これらのフィルムを板の上で100℃で
30分間乾燥し、そして室温で真空オーブン中で一晩乾
燥した。フィルムをガラス板から剥がしそして120℃
で4時間真空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約235psia(1620
kPa)及び25℃で、混合されたガス、O2/N2(2
1/79)(モル)に関してテストした。結果を以下に
報告する: 5重量%の“サーモガード”240に関して: O2生産性: 3060センチバレル O2/N2選択性: 3.7 15重量%の“サーモガード”240に関して: O2生産性: 2870センチバレル O2/N2選択性: 3.5 30重量%の“サーモガード”240に関して: O2生産性: 2410センチバレル O2/N2選択性: 3.5 実施例7 N-メチルピロリドン中の1:1の比でのポリマー(参照
実施例1におけるポリマーと同様にして製造された)か
ら成る15重量%の固体プラス“サーモガード”240
の溶液からフィルムをキャストした。溶液は、100℃
で15ミルのナイフギャップでデュポンのテフロン
燥潤滑剤によって処理されたガラス板上にキャストし
た。これらのフィルムを板の上で100℃で30分間乾
燥し、そして室温で真空オーブン中で一晩乾燥した。フ
ィルムをガラス板から剥がしそして120℃で4時間真
空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約100psia(689.
5kPa)及び35℃で、混合されたガス、O2/N
2(21/79)(モル)に関してテストした。結果を
以下に報告する: O2生産性: 444センチバレル O2/N2選択性: 3.5 参照実施例8 N-メチルピロリドン中の“マトリミド5218”(チバ
ガイギー社から商業的に入手できる)から成る15重量
%の固体の溶液からフィルムをキャストした。溶液は、
100℃で15ミルのナイフギャップでデュポンのテフ
ロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板上にキャ
ストした。これらのフィルムを板の上で100℃で30
分間乾燥し、そして室温で真空オーブン中で一晩乾燥し
た。フィルムをガラス板から剥がしそして120℃で4
時間真空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約500psia(3447
kPa)及び25℃で、混合されたガス、O2/N2(2
1/79)(モル)に関してテストした。結果を以下に
報告する: O2生産性: 134.6センチバレル O2/N2選択性: 7.12 O2生産性: 140.5センチバレル O2/N2選択性: 7.11 O2生産性: 132.4センチバレル O2/N2選択性: 7.19 実施例9 N-メチルピロリドン中の“マトリミド5218”(チバ
ガイギー社から商業的に入手できる)から成る15重量
%の固体プラス30重量%b.p.o.(ポリマーを基
にして)の“サーモガード”220(M.W.=700
〜800)、230(M.W.=4,000)、230
H(M.W.=10,000)及び240(M.W.=
40,000)の溶液からフィルムをキャストした。溶
液は、100℃で15ミルのナイフギャップでデュポン
のテフロン 乾燥潤滑剤によって処理されたガラス板上
にキャストした。これらのフィルムを板の上で100℃
で30分間乾燥し、そして室温で真空オーブン中で一晩
乾燥した。フィルムをガラス板から剥がしそして120
℃で4時間真空オーブン中でさらに乾燥した。
次にこれらのフィルムを、約235psia(1620
kPa)及び25℃で、混合されたガス、O2/N2(2
1/79)(モル)に関してテストした。結果を以下に
報告する: 30重量%の“サーモガード”220に関して: O2生産性: 22.8センチバレル O2/N2選択性: 7.76 30重量%の“サーモガード”230に関して: O2生産性: 199センチバレル O2/N2選択性: 6.49 30重量%の“サーモガード”230Hに関して: O2生産性: 151センチバレル O2/N2選択性: 6.72 30重量%の“サーモガード”240に関して: O2生産性: 83.6センチバレル O2/N2選択性: 7.71 実施例10 この実施例は、“マトリミド5218”ポリイミドから
の非対称中空繊維膜の製造及びその中の方法を述べる。
この中空繊維膜は、先行技術において教示されたように
中空繊維紡糸口金から水凝固剤中に紡糸される。例え
ば、それらは、U.S.4,230,463中にまたはカバ
ッソ(Cabasso)らによって海水の逆浸透脱塩のためのN
S−1及び関連したポリスルホン中空繊維の研究及び開
発(NTIS PB−248666、7/1975)中
に述べられたタイプのものでよい。
N-メチルピロリドン中の27重量%の固体含量の“マト
リミド5218”及び20重量%b.o.p.の““サ
ーモガード”230”によってポリマー溶液を製造し
た。
上のポリマー溶液を、21ミル(533ミクロン)に等
しい外径(OD)及び10ミル(254ミクロン)に等
しい内径(ID)の繊維チャンネル寸法を有する中空繊
維紡糸口金を通して100℃で1時間あたり130cc
の速度で押出した。水中の85容量%のN-メチルピロリ
ドンの溶液を1時間あたり60ccの速度で繊維ベース
中に注入した。紡糸された繊維を、22℃で維持された
水凝固剤浴中に室温で10.0cmの空気ギャップで通
過させた。この繊維を1分あたり100メートルの速度
でドラム上に巻き上げた。
この水で濡れた繊維を、U.S.4,080,743:U.S.
4,080,744;U.S.4,120,098;及びE
PO 219,878中で教示されたように脱水した。
これは、詳細には、順次の、メタノールによる水の置
換、“フレオン113”(1,1,2-トリクロロ-1,2,2-ト
リフルオロエタン)によるメタノールの置換、及び空気
乾燥を含んでいた。乾いた繊維を約20インチ(0.5
1m)長さの長さのものに切断し、そして繊維の開いた
端を1/4インチ(0.00635m)の径のステンレ
ススチールチューブ内部のエポキシ樹脂中にはめ込み(p
otted)約9インチ(0.23m)の長さのループを作っ
た。個々のテストのために、10〜24の繊維をこのよ
うにしてはめ込んだ。
上で述べられたようにして製造された非対称中空繊維
を、100psig(689kPa)、室温で、混合さ
れたガス、酸素/窒素透過性に関してテストした。結果
を以下に報告する。
2生産性: 25GUP O2/N2選択性: 6.2 この膜の外側表面を、繊維穴(bore)中の20インチ水銀
の真空で室温で0.25時間、ヘキサンと接触させた。
ヘキサンを排液し、そしてこの膜を空気乾燥せしめた。
上のように処理された非対称膜を、100psig(6
89kPa)、室温で、混合されたガス、酸素/窒素透
過性に関してテストした。結果を以下に報告する。
2生産性: 10GPU O2/N2選択性: 6.8 実施例11 ポリマー(参照実施例1におけるポリマーと同様にして
製造された)の中空の細い繊維を、実施例10の手順を
使用して紡糸したが、穴流体組成物は水中の80容量%
のジメチルアセトアミド/ジメチルスルホキシド(DM
AC/DMSO)であり、67cm3/hrの供給速度
で使用された。このポリマー紡糸溶液は、1:1のDM
AC/DMSO中の22%のポリマー、20重量%b.
o.p.の“サーモガード”T−230、20重量%
b.o.p.のテトラメチルスルホン(TMS)及び6
重量%b.o.p.の無水酢酸から成っていた。
繰り返しの紡糸操作が実施されそして以下の通りの結果
を与えた: 対照実施例1 対照の目的的のために、105cm3/hrのポリマー
溶液供給速度及び60cm3/hrの供給速度で使用さ
れた水中の85容量%のDMAC/DMSOの穴流体組
成物を使用して、実施例11と同様な条件下で以下の比
較の手順を実施した。このポリマー紡糸溶液は、1:1
のDMAC/DMSO中の21%のポリマー、20重量
%b.o.p.の硝算リチウム及び20重量%b.o.
p.のTMSから成っていた。
結果は以下の通りであった: 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1)それらの主鎖中にイミド結合を有する芳香族ポリマ
ー、または該芳香族ポリイミドへのポリアミド酸前駆体
の、溶媒中のドープ溶液から該芳香族ポリイミドのガス
分離膜を製造するための改良された方法であって、該改
良が、十分な分子量の十分なオリゴマー状またはポリマ
ー状残留物をドープ溶液に添加することを有して成り、
該残留物が、方法条件下で該芳香族ポリイミドまたはポ
リアミド酸前駆体及び溶媒中に並びに製造されたガス分
離膜中に可溶性であり、そして該残留物が該方法の間に
膜から全部は抽出されない、方法。
2)該オリゴマー状またはポリマー状残留物が、以下の
構造: [式中、 Arは式 (ここで、 RVIIIは直接結合または である) の二価芳香族基を表す] の化合物の重合生成物である、上記1に記載の方法。
3)生成する繰り返し単位が、グリシジルエーテル基に
対してオルトの位置のすべてにおいてハロゲン原子によ
って置換されている、上記2に記載の方法。
4)該ハロゲン原子が臭素原子である、上記3に記載の
方法。
5)該オリゴマー状またはポリマー状残留物が、式: のnの繰り返し単位を有し、ここでnはオリゴマー状ま
たはポリマー状残留物の分子量が約700〜40,00
0であるのに十分である、上記4に記載の方法。
6)該分子量が約700〜10,000である、上記5
に記載の方法。
7)該ドープ中のポリイミドまたはポリアミド前駆体を
基にした重量%が約5%〜30%である、上記5に記載
の方法。
8)該ポリイミドが式 [式中、 (ここで、 RI(さらにここで、 −RII−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基である)から成
る群から選ばれ、 Arは (ここで、 −RIII(さらにここで、 −RIV−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、そして pは0〜3である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、−X
−、−X1−、−X2−及び−X3−は独立に1〜5の炭
素原子のアルキル基、1〜5の炭素原子のアルコキシ
基、フェニル若しくはフェノキシ基であり、 −Y−、−Y1−、−Y2−及び−Y3−は独立に−H、
−X−、−X1−、−X2−、−X3−またはハロゲンで
あり、そして RV、RVI及びRVIIは独立に−Hまたは1〜6の炭素原
子を有する低級アルキルである) またはそれらの混合物であり、 −Ar′−は (ここで、 −RII−、RV、RVI及びRVIIは上で定義された意味を
有する) またはそれらの混合物であり、 mはmプラスnの0〜100%そして好ましくは20〜
100%であり、 nは0〜100%そして好ましくは20〜80%であ
り、そして mは100%マイナスnである] の繰り返し単位から本質的に成る、上記1または2に記
載の方法。
9)その主鎖中にイミド結合を有する芳香族ポリマー及
び十分な分子量の十分なオリゴマー状またはポリマー状
残留物のブレンドを含有して成り、該残留物がガス分離
膜中に可溶性である、ガス分離膜。
10)該オリゴマー状またはポリマー状残留物が、以下
の構造: [式中、 Arは式 (ここで、 RVIIIは直接結合または である) の二価芳香族基を表す] の化合物の重合生成物である、上記9に記載のガス分離
膜。
11)生成する繰り返し単位が、グリシジルエーテル基
に対してオルトの位置のすべてにおいてハロゲン原子に
よって置換されている、上記10に記載のガス分離膜。
12)該ハロゲン原子が臭素原子である、上記11に記
載の膜。
13)該オリゴマー状またはポリマー状残留物が、式: のnの繰り返し単位を有し、ここでnはオリゴマー状ま
たはポリマー状残留物の分子量が約700〜40,00
0であるのに十分である、上記12に記載の膜。
14)該分子量が約700〜10,000である、上記
13に記載の膜。
15)該芳香族ポリイミドを基にした重量%が約5%〜
30%である、上記14に記載の膜。
16)該ポリイミドが式 [式中、 (ここで、 RI(さらにここで、 −RII−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基である)から成
る群から選ばれ、 Arは (ここで、 −RIII(さらにここで、 −RIV−は または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、そして pは0〜3である) または1〜5の炭素原子のアルキレン基であり、−X
−、−X1−、−X2−及び−X3−は独立に1〜5の炭
素原子のアルキル基、1〜5の炭素原子のアルコキシ
基、フェニル若しくはフェノキシ基であり、 −Y−、−Y1−、−Y2−及び−Y3−は独立に−H、
−X−、−X1−、−X2−、−X3−またはハロゲンで
あり、そして RV、RVI及びRVIIは独立に−Hまたは1〜6の炭素原
子を有する低級アルキルである) またはそれらの混合物であり、 −Ar′−は (ここで、 −RII−、RV、RVI及びRVIIは上で定義された違味を
有する) またはそれらの混合物であり、 mはmプラスnの0〜100%そして好ましくは20〜
100%であり、 nは0〜100%そして好ましくは20〜80%であ
り、そして mは100%マイナスnである] の繰り返し単位から本質的に成る、上記9または10に
記載の膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それらの主鎖中にイミド結合を有する芳香
    族ポリマー、または該芳香族ポリイミドへのポリアミド
    酸前駆体の、溶媒中のドープ溶液から該芳香族ポリイミ
    ドのガス分離膜を製造するための改良された方法であっ
    て、該改良が、十分な分子量の十分なオリゴマー状また
    はポリマー状残留物をドープ溶液に添加することを有し
    て成り、該残留物が、方法条件下で該芳香族ポリイミド
    またはポリアミド前駆体及び溶媒中に並びに製造された
    ガス分離膜中に可溶性であり、そして該残留物が該方法
    の間に膜から全部は抽出されない、方法。
  2. 【請求項2】その主鎖中にイミド結合を有する芳香族ポ
    リマー及び十分な分子量の十分なオリゴマー状またはポ
    リマー状残留物のブレンドを含有して成り、該残留物が
    ガス分離膜中に可溶性である、ガス分離膜。
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