JPS588512A - ポリイミド分離膜の製法 - Google Patents

ポリイミド分離膜の製法

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JPS588512A
JPS588512A JP10561881A JP10561881A JPS588512A JP S588512 A JPS588512 A JP S588512A JP 10561881 A JP10561881 A JP 10561881A JP 10561881 A JP10561881 A JP 10561881A JP S588512 A JPS588512 A JP S588512A
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polyimide
aromatic
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liquid
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牧埜 弘
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楠木 喜博
Takashi Harada
隆 原田
Hiroshi Shimazaki
寛史 島崎
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Ube Industries Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は+  3t3,4*4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸類” t3t3′g4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸類などのビフェニルテトラカルボン酸成分と
一般式H,N−R−NH,(Rは芳香族残基である)で
示される芳香族ジアミン成分とから得られた芳香族ポリ
イミドが、二価のフェノール化合物を主成分とするフェ
ノール系化合物の融解液中に溶解しているポリイミド組
成物を使用して、その組成物の液状の薄膜を高温で形成
し、その薄膜を凝固液で凝固させてポリイミド分離膜を
製造する方法に係る。
従来、特開昭56−21602号に示されているように
、ビフェニルテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成
分とから得られた芳香族ポリイミドが、−例のフェノー
ル、そのハロゲン化フェノールなどのフェノール系化合
物の融解液中に溶解している組成物を使用して、その組
成物の液状の薄膜を形成し、ついで、その薄膜を凝固液
中に浸漬させて凝固させて、ポリイミド半透膜を製造す
る方法が、よく知られていた。
しかしながら、公知のポリイミド組成物においては、具
体的に示されている溶媒が一価のフェノールと、その−
価のフェノールの710ゲン化物であって、それらの組
成物では、凝固液として無公害である水を主成分とする
溶媒を使用した場合に凝固速度が遅く、多孔質層が充分
に発達せず、緻密層が発達してしまう傾向があり、極端
な場合には凝固自体が長時間を要したシ、得られたポリ
イミド膜が充分な透過性能を有していない場合があった
のである。
この発明者らは、水を主成分とする凝固液を使用しても
、充分に速い速度で凝固することができ発達した多孔質
層を形成することができる芳香族ポリイミド分離膜の製
造方法について、鋭意研究した結果、ビフェニルテトラ
カルボン酸系の芳香族ポリイミドが、二価のフェノール
を主成分とするフェノール系溶媒に溶解しているポリイ
ミド組成物を使用して、その組成物の液状の薄膜を形成
し、その薄膜を水を主成分とする凝固液で凝固すれば、
多孔質層の充分に発達したポリイミド分離膜が得られる
ことを見串腎、この発明を、完成した。
すなわち、この発明は。
(ただし、Rは、芳香族ジアミンのアミン基を除いた二
価の芳香族残基である)で示される反復単位を90チ以
上有するポリイミドが、二価のフェノール化合物を45
重量%以上含有するフェノール系化合物の融解液中に溶
解しているポリイミド組成物を使用して!そのポリイミ
ド組成物の薄膜を組成物の液状態の保持できる温度以上
で形成させ、ついでその薄膜を凝固液中に浸漬して凝固
させることを特徴とするポリイミド分離膜の製法に関す
る。
あるいは気体の透過速度の速い膜を得ることができるし
1人体に対してまったく影響のない無公害の水、または
水を7o1重量%以上有する凝固液によって、充分に発
達した多孔質層を有する芳香族ポリイミドの多孔質膜、
または非対称性膜を製造することができる。
この発明の方法で得られるポリイミド組成物は。
多孔質層が充分に発達しているので、ガス分離。
液分離などに使用した場合に、各成分の透過速度が大き
くなっているのである。
この発明の方法で得られるポリイミド分離膜は耐薬性、
耐熱性9機械的性質が従来公知のポリイミド分離膜と同
等に優れているのである。
以下、この発明についてさらに詳しく説明する。
なお、この明細書において、イミド化率とは芳香族ポリ
イミドのイミド化の程度を定量的に示すために用いる値
であり、ポリイミドの高分子鎖中のイミド結合しうるす
べての結合部分(単量体同志の結合部分)がイミド結合
となったときイミド化率が100チであるとし、まった
くイミド結合をしていない七き(例えば、アミド−酸結
合のみであるとき)Iイミド化率が0チであるとする値
である。言い換えれば、イミド化率とは、ポリイミドポ
リマーの単量体同志の全結合ψに存在するイミド結合の
百分率である。イミド化率の測定は。
赤外線吸収スペクトルによって行なわれる。
この発明の方法において使用されるポリイミド(ただし
、Rは一般式H,N−R−NH,で示される芳香族ジア
ミンのアミン基を除いた二価の残基である)で示される
反復単位を、全構成単位に対して90%以上、好ましく
は95チ以上の割合で、ポリマー主鎖に有している芳香
族ポリイミドであって、2価のフェノールを主成分とす
るフェノール系化合物の融解液に溶解しうるものである
前記の芳香族ポリイミドは、30°C2濃度0.5f/
1ood溶媒(パラクロルフェノール4容量とオルソク
ロルフェノール1容量との混合溶媒)で測定した対数粘
度が0.3〜7.0.特に0.4〜.5.0.さらに0
.5〜4.0程度の広範囲のものが使用できる。
前記の芳香族ポリイミドは、  3.3?4.4’−ビ
フェニルテトラカルボン酸成分+  2@3t314’
−ビフエニルテトラカルボン酸成分などのビフェニルテ
トラカルボン酸成分と、一般雰H,N −R−NH2で
示される芳香族ジアミン成分とから縮重合反応およびイ
ミド化反応(イミド環化反応)によって得られるもので
あれば、公知のどのような方法で製造された芳香族ポリ
イミドであってもよい。
この発明の方法において使用される芳香族ポリイミドの
製造方法としては9例えば、ビフェニルテトラカルボン
酸成分と前記の芳香族ジ、アミン成分とを、N−メチル
ピロリドン、ピリジン、  N、N−ジメチルアセトア
ミド、  N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、テトラメチル尿素、フェノール、クレゾー
ルなどの有機極性溶媒中に、大略等モル溶解して、約8
0°C以下、特に0〜60°Cの温度で縮重合して、対
数粘度(30°C9濃度0.5f/100だIN−メチ
ルピロリドン)が0.3以上、特に0.5〜7であるポ
リアミック酸を製造し。
そのポリアミック酸の有機極性溶媒の溶液(反応液をそ
のまま使用してもよい)に、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、ピリジンなどの第3級アミン化合物、無水
酢酸、二塩化スルホン、カルボジイミドなどのイミド化
促進剤を添加し、5〜150°Cでイミド化するか、ま
たはイミド化促進剤を添加することなく、前記ポリアミ
ック酸溶液を100〜300°C9好ましくは120〜
250°Cに加熱して、ポリマーのイミド化率が、90
係以上となるようにイミド化して、粉体の芳香族ポリイ
ミドを沈澱させて単離する方法が、非常に好適である。
また、芳香族ポリイミドの製造方法として、前述と同様
にして製造された対数粘度(30°C90,5+710
0ml溶媒)が0.5以上のポリアミック酸の溶液に、
アセトンまたはアルコールを多量に添加して、ポリアミ
ック酸の粉体を沈澱させるか、あるいはポリアミック酸
の溶液から溶媒を除去しながら沈澱剤を添加してポリア
ミック酸の粉体を沈澱させそ、その粉体を単離し。
このポリアミック酸の粉体を150〜300°C特に1
60〜250°Cに加熱して、ポリマーのイミド化率が
90チ以上になるまでイミド化して。
ポリイミドを製造する方法を挙げることができる。
さらに芳香族ポリイミドの製造方法として9例えば+ 
 2 +3 t3’4’−および/または3.昭4,4
′−ビフェニルテトラカルボン酸成分と、一般式H2N
−R−NH2で示される芳香族ジアミンとを。
フェノール系化合物の融解液中で、120〜400°C
2特に150〜300°Cで1段で縮重合およびイミド
化してtポリイミドを製造することもできる。この1段
法では、この発明の方法で使用することができるポリイ
ミドと9二価やフェノールを主成分とするフェノール系
化合物とのポリイミド組成物が、直接に得られ、その反
応混合液をそのまま製膜用のドープ液として使用できる
ので最適である。
前述の芳香族ポリイミドの各製造方法に使用さレル2.
3.3’、4’−ビフェニルテトラカルボン酸成分。
L3’t4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸成分な
どのテトラカルボン酸成分としては+  3 + 3’
+ 414’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(
以下、5−BPDAと略記することもある)、および2
・334−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以下
ta−BPDAと略記することもある)が好ましいがt
  2,3.3ζ4′−またii 3+314,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸、あるいは*  2+3+
3′、4’−または3+3r414’−ビフェニルテト
ラカルボン酸の塩またはそれらのエステル化誘導体であ
ってもよい。ビフェニルテトラカルボン酸成分は、上記
の各テトラカルボン酸類の混合物であつそもよい。
また、上記のビフェニルテトラカルボン酸成分は、前記
の2.3.3ζ4′−または3 +3’t4 +4’−
ビフェニルテトラカルボン酸類のほかに、テトラカルボ
ン酸成分として、ピロメリット酸*  ’y3’+41
4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸?  212−
ヒス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン、ビス(3
ν4−ジカルボキシフェニル)エーテル、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)チオエーテル、ブタンテトラ
カルボン酸、あるいはその酸無水物、塩またはエステル
化誘導体などのテトラカルボン酸類を、全テトラカルボ
ン酸成分に対して10モルチ以下、特に5モルチ以下の
割合で含有していてもよい。
前述の芳香族ポリイミド樹脂の製造方法に使用される一
般式H,N−R,−NH,で示される芳香族ジアミン成
分としては2例えば、一般式(ただし、前記各一般式に
おいてl  R3またはR4は水素、低級アルキル、低
級アルコキシなどの置換基であり、Aは−o −、−s
 −、−cO,−5O2+。
−S O−、−Cj R2−、−C(OR3)2−など
の二価の基である)で示される芳香族ジアミン化合物が
好ましい。
で示される芳香族ジアミン化合物としては2例えハt 
 4+4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′−
ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルエーテル。
3.3′−ジメトキシ−494′−ジアミノジフェニル
エーテル+  3.3’−ジアミノジフェニルエーテル
+3+4’−ジアミノジフェニルエーテルなどのジフェ
ニルエーテル系ジアミンI  414’−ジアミノジフ
ェニルチオエーテル+313’−ジメチル−4,4′−
ジアミノジフェニルチオエーテルj313’−ジメトキ
シ−44′−ジアミノジフェニルチオエーテル?  3
.3’−ジアミノジフェニルチオエーテルなどのジフェ
ニルチオエーテル化合物、4,4′−ジアミノベンゾフ
ェノンt  3+3’−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン化合物+  3t
3’−ジアミノジフェニルメタン+  4+4’−ジア
ミノジフェニルメタンI  3+3’−ジメトキシ−4
,4′−ジアミノジフェニルメタン、ろ、3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノジフェニルメタンなどのジフェ
ニルメタン化合物。
2、’−ヒス(4−アミノフェニル)プロパン。
2.2−ヒス(3−アミノフェニル)プロパンナトのビ
スフェニルプロパン化合物+  4+4’−ジアミノジ
フェニルスルホキシド?  4.4’−ジアミノジフェ
= IL; ス/l/ ホン+  3+3”)アミノジ
フェニルスルホンなどを挙げることができる。
また一般式 で示される芳香族ジアミン化合物としては9例えば、ペ
ンチジン+  313’−ジメチルベンチジン。
3.3′−ジメトキシベンチジン、  3.3’−ジア
ミノビフェニルなどを挙げることができる。
前述の一般式)12N−R1−NR2で示される芳香族
ジアミン化合物として、特にt  a、4/−ジアミノ
ジフェニルエーテル+  4t4’−ジアミノジフェニ
ルチオエーテル、  4.4’−ジアミノジフェニルメ
タン。
ベンチジン、  3.3’−ジメトキシペンチジン1 
3j3’−ジメチルベンチジンからなる群から選ばれた
1種または2種以上の芳香族ジアミンが好適である。
まだ、芳香族ジアミンとして+  414’−ジアミノ
ジフェニルエーテル単独、あるいは4,4′−ジアミノ
ジフェニルエーテルと他の芳香族ジアミン(例えば、バ
ラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミンm  
4t4’−ジアミノジフェニルチオエーテルt  41
4’−ジアミノジフェニルメタンe  3t3’−ジメ
チル−4,4′−ジアミノジフェニルエーテルt3.3
’−ジメチルペンチジン、ペンチジンtペンチジンスル
ホンなど)との混合物(全芳香族ジアミン成分に対して
4,4′−ジアミノジフェニルエーテルを少なくとも4
0モルチ以上、特に好ましくは50モルチ以上含有され
ている)が最適である。
この発明の方法で前記芳香族ポリイミドを溶解するため
のフェノール系化合物は、2価のフェノール化合物9例
えば、1,2−ジヒドロキシベンゼン(ピロカテコール
)、1t3−ジヒドロキシベンゼン(レゾルシノール)
91y4−ジヒドロキシベンゼン(ハイドロキノン)、
あるいはそれらの混合物が45重量%以上、特に50〜
100重量%含有されているフェノール系化合物である
前記フェノール系化合物において、前記二価のフェノー
ル化合物と共に使用される他のフェノール化合物として
は1例えば、フェノール、0−。
m−寸たはp−クレゾール、3.5−キシレノールカル
バクロール、チモールなどの一価のフェノール化合物、
あるいはそれらの−価のフェノール化合物のベンゼン核
の水素をハロゲンで置換したハロケン化フェノール、例
えば、P−クロルフェノール、0−クロルフェノール、
 m−クロルフェノール*P、フロムフェノールg o
−ブロムフェノールt  2−クロル−4−ヒドロキシ
トルエン、3−クロル−6−ヒドロキシトルエンなどを
挙げることができる。
この発明の方法においては、二価のフェノール化合物と
しては、ピロカテコール、レゾルシノール! ピロカテ
コールとレゾルシノールとの混合物。
ピロカテコールとハイドロキノンとの混合物などが、1
00°C以上の温度で安定なポリイミド組成物(溶液)
を得ることができるので好適である。
この発明の方法においてはt前述のポリイミドの製造に
おいて述べたように、ビフェニルテトラカルボン酸成分
と芳香族ジアミン成分とを、前記二価のフェノール化合
物を45重量%以上含有するフェノール系化合物の融解
液中で、約120〜400°Cで、1段で重合およびイ
ーミド化して、ポリイミドを製造する場合には、その重
合反応で得られた混合液は、そのポリイミド濃度または
溶液粘度を必要に応じて調整するだけて、直ちに、製膜
用のポリイミド組成物として使用することができる。
しかし、ポリイミドの製造においてポリイミドが粉体と
して単離されている場合には、この発明で使用するポリ
イミド組成物は、前記の二価のフェノール化合物を45
重量%以上含有しているフェノール系化合物の融解液中
に、ポリイミドの粉体を混合分散して、その混合分散液
を充分に加熱して完全にポリイミドの粉体を均一に溶解
させて。
調製することができる。
この発明の方法においては、ポリイミド組成物としてν
前述の一般式で示されるポリイミドを2種類以上含有す
る組成物を使用することができ。
さらに、前述の一般式で示されるポリイミドとその他の
芳香族ポリイミドとを含有する組成物を使用することも
できる。
この発明の方法においては・ポリイミド組成物は、含有
する全ポリイミドの濃度が・全組成物に対して5重量%
以上、特に6〜30重量%、さらに好ましくは8〜25
重量%の範囲内であるととが好ましい。また、ポリイミ
ド組成物は、製膜時の温度である約50〜200°Cの
範囲内において。
回転粘度が、1000センチポアズ以上、特に。
100〜10万ポアズ、さらに500〜1万ポアズ程度
の均一な液状の組成物となり、製膜用のドープ液となシ
うることが好ましい。
この発明の方法において、前述のポリイミド組成物を、
その組成物の液状態となる温度以上、好ましくは50°
C以上、特に80〜200°Cに加熱して製膜用のドー
プ液として使用して、そのポリイミド組成物のドープ液
から液状の薄膜(例え已平膜状、中空糸状、管状の薄膜
)を、その組成物の液状態となる温度以上、好ましくけ
50で以上。
特に100〜200°Cの温度で形成させ1次いで。
その薄膜を凝固液中に浸゛漬して凝固させて、ポリイミ
ド分離膜を製造するのである。
この発明の方法では、ポリイミド組成物の液状物を適当
な公知のフィルターを使用して固形物を除去しりあるい
は充分に脱泡して製膜用のドープ液とすることが好まし
い。
ポリイミド組成物のドープ液から液状の薄膜を形成する
方法は!従来公知の流延製膜法と同様の方法で行うこと
ができ9例えば9表面が平滑な平版基材(ガラス板、銅
板など)の表面に、前記ポリイミド組成物のドープ液を
流延し9次いでドクターブレードによって均一な厚さの
液状の薄膜とする方法、あるいは、−外周面が平滑なロ
ールの表面にポリイミド組成物のドープ液を供給しロー
ル表面に近接して設けられたドクターナイフで均一な厚
さとして流延して薄膜を形成したり、さらにポリイミド
組成物をTダイから薄膜状に押し出してロール表面に巻
き掛けて薄膜を形成するなどの連続製膜法を採用するこ
とができる。この発明の方法においては、製膜の際のポ
リイミド組成物のドープ液の温度は、ポリイミド組成物
の回転粘度と温度との関係−によって、製膜に適当な回
転粘度となる温度にすべきであるが、できれば80°C
以上、特に100〜200°C程度の温度範囲内である
ことが好ましく、105°C〜180°Cの温度範囲が
最適である。さらに前述のようにして製膜される液状の
薄膜の厚7さは、10〜500μ、特に20〜300μ
程度であることが好ま−しい。
前述のようにして形成された液状の薄膜は、その液状の
薄膜を形成しながら、または液状の薄膜を形成した後に
、その液状の薄膜の片面からフェノール系化合物を一部
蒸発させると2次の凝固によって非対称の薄膜が効果的
に形成されるので好適である。
液状の薄膜の片面からフェノール系化合物を一部蒸発さ
せる方法は、平版またはロール周面上の液状の薄膜に、
80°C以上、特に100〜200°Cの気体を、5秒
〜200分間、特に10秒〜100分間、吹き付ける方
法が好適であるが、平版またはロール周面上の液状の薄
膜を加温(50〜120°C程度)して減圧雰囲気中に
0.5〜100分間、特に1〜50分間程度、放置する
方法であってもよい。
この発明の方法において、前述のようにして形成された
ポリイミドの液状の薄膜を凝固させるだめに使用する凝
固液は、2価のフェノール系化合物と自由に混合され相
溶性を有する液体であればよく2例えば、水、メタノー
ル、エタノール、プロパツールなどの低級アルコール類
、ベンゼンνトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、
n−へキサン、n−へフロタン、n−オクタン等の飽和
炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ
トン、メチルプロピルケトンなどケトン類。
テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコール
モノメチルエーテルなどのエーテル類、ジメチルアーセ
トアミド、ジメチルフォルムアミドなどのアミド類、ジ
メチルスルホキシドなど、あるいは、これらの混合物、
特に水と前記アルコール類tケトン類、エーテル類、ア
ミド類との混合液などを挙げることが゛できる。
この発明では、−凝固液は、特に水単独、あるいは水を
70重量%以上特に80重量%以上有する溶液であって
もよい。
この発明の方法においては、水を70〜100重量%含
有する溶液を凝固液として使用して、ポリイミド組成物
の薄膜を凝固できるということが。
特に、特長的であり、パラクロルフェノール溶媒とポリ
イミドとの組成物では、水の凝固液では短時間で凝固す
ることができず、得られるポリイミド分離膜の透過性能
も充分ではなかったのに対して、この発明では、ポリイ
ミド組成物の薄膜を。
水を主体とする凝固液で、短時間で凝固することができ
、得られるポリイミド分離膜が優れた透過性能を有する
のである。
したがって、この発明の方法では、凝固液として、多量
のアルコール、ケトン、エーテルなどの有機溶媒を使用
しないで、ポリイミド膜を凝固させることができ、極め
て、安全になるのである。
この発明の方法において、ポリイミド組成物の液状の薄
膜を、前記の凝固液で凝固する方法は。
公知のどのような方法であってもよいが、薄膜が形成(
流延)されている基材と共に組成物の液状の薄膜を、前
記凝固液中に浸漬することが好ましく、またその凝固液
の温度が0〜150°Cν特に0〜100°C程度であ
ることが好ましく、さらに凝固液に浸漬する薄膜が0〜
150°C程度の温度特に0〜100°C程度の温度に
なっていることが好ましい。前述のようにして薄膜を凝
固液中に浸漬しておく時間は、ポリイミド組成物の種類
、凝固液の種類、その他の条件によってかわるが、一般
的には+−o、o 5〜20時間、0.1〜10時−程
度であればよい。
前述のようにして液状の薄膜から凝固された膜は、すで
に半透膜としての性質を充分に有する多孔質層を有する
膜となっているが、さらに、メチルアルコ、−ルウエチ
ルアルコール、フロ・ピルアルコールなどの低級アルコ
ール類中に0〜50°Cで約0.5〜10時間浸漬し、
おiび/またはイオン交換水中に0〜50°Cで約05
〜10時間浸漬して参凝固膜内の残余のフェノール系化
合物などを洗浄し除去する後処理を行うことが好ましく
、また。
必要であれば、前述の凝固膜を、50〜150°C2特
に60〜120°Cに加熱された熱水中に、1〜120
分間、特に5〜LO分間浸漬して熱処理番行ってもよい
。一般に、前述の熱水による熱処理を行うと、得られる
半透膜の塩排除率が向上し。
熱安定性もよくなるのである。
この発明で得られるポリイミド分離膜は、前述のように
して!ポリイミド組成物の薄膜を、凝固液で凝固して、
洗浄、加熱処理などを行った後。
その湿潤分離膜を、適当な方法で、乾燥すれば。
乾燥されたポリイミド分離膜(多孔質膜、非対称性膜、
中空糸、平膜など)が得られ、その乾燥分離膜は、ガス
分離膜として、ガス混合物の分離・濃縮に使用すること
ができる。
次に、実施例、比較例を示す。
参考例1 313?414’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物40ミリモルと、  4.4’−ジアミノジフェニル
エーテル40ミリモルとを、ジメチルアセトアミド7O
N/と共に、攪拌機と窒素ガス導入管とが付設されたセ
パラブルフラスコに入れて、窒素ガスを流通し、攪拌し
ながら、20°Cの温度で5時間重合してポリアミック
酸を生成させた後、その重合液を10°C以下に冷却し
9重合液にジメチルアセトアミド7011!/l 無水
酢酸240ミリモルおよびピリジン240ミリモルを添
加して充分に攪拌し重合液を均一にしてから2その重合
液をゆるやかに昇温し、約30°Cで20分間保持して
重合液からポリイミドを粉末状に沈澱させ、さらにその
重合液を70〜80°Cに加温してその温度に30分間
以上維持し、イミド化を完了させた。
前述のようにして得られたポリイミド組成物オルム ポリイミド粉末をろ過して回収し、充分にメタノールで
洗浄した後、減圧下に乾燥してポリイミド粉末を得た。
そのポリイミド粉末は、イミド化率が95チ以上、対数
粘度(30°C,0,5?/1’OOmA!溶媒。
溶媒;パラクロルフェノール4容量とオルソクロルフェ
ノール1容量との混合液)が・ 1.9であつ参考例2
〜19 参考例1で得られたポリイミ・ド0.459.および第
1表に示す種類のフェノール系化合物4.Ofを各フェ
ノール系化合物の融点以上に加熱した結果、均一な溶液
が調製された。それぞれの溶篇が液状態を安定に示す温
度、およびそれぞれの溶液を放置した場合に固化する温
度を第1表に示す。
それぞれ、上述のようにして得られたポリイミド組成物
は、第1表に示すような固化の起らない安定な温度では
、溶液粘度が約1000〜5万ポアズであって、製膜用
のドープ液として使用できるものであった。各ドープ液
を均一溶液となる温度以上でガラス板上にキャストし、
200°Cで5時間加熱すると均質透明なイミドフィル
ムが得られた。
第  1  表 /117  ) 実施例1〜3 参考例12で得られたポリイミ、ド溶液組成物を100
’(:’でガラス板上に流延し、厚さ0.1調の薄膜を
形成した。その液状の薄膜を、第2表に示す温度の熱風
(空気)で第2表に示す時間、その表面の熱風乾燥し9
次いで、第2表に示す温度の水の凝固液中に1時間浸漬
し、凝固させ、その凝固膜(半透膜)をメタノールで洗
浄し、さらに水で浩浄して、ポリイミド分離膜(湿潤状
態)を製造した。
そのポリイミド膜について、下記の溶液透過テストを行
った。その溶液透過テストは。
逆浸透膜試験装置に2分離膜を装置し、0.5重量%濃
度の塩化ナトリウム水溶液を供給して。
40Kg/lflの加圧下、20°Cで逆浸透操作を行
って、水運過速度Fl uxを、単位−/rr?・日で
示す。
また、塩の排除率Rjは、上記の逆浸透操作において、
原水中の塩化ナトリウム濃度COに対する透過水中の塩
化ナトリウム濃度Cの比率(C/CO)から次式により
算出した塩化す) IJウムの排除率で示す。
Rj = (1−−) x 1o oチC〇 一上記、溶液透過テストの結果を第2表に示す。
また!前記のようにして得られた湿潤状態のポリイミド
分離膜を、25°Cのメタノール中に2時間浸漬しt次
いで25°Cのシクロヘキサン中に3時間浸漬1次後、
その分離膜を、1oo”cで1時間、乾、燥し9次いで
200″Cで2時間、加熱処理してt乾燥状態のポリイ
ミド分離膜とした。
その乾燥分離膜について9次に示すガス透過テストを行
った。そのガス・透過テストは、膜面積が14.65−
であるステンレス製気体透過セルに前前記分離膜を装置
し、水素、−酸化炭素を0.5〜/cIAに加圧して供
給し9分離膜を30°Cで透過して来る気体量を流量計
で測定してt各ガスの透過度を次式で算出した。
なお穿分離性能は、水素と一酸化炭素との透過度の比(
PH2/Pc o )で示した。
そのガス透過テストの結果を第2表に示す。
第  2  表 比較例1〜2 !前例1で得られたポリイミド0.45 fおよびパラ
クロルフェノール4.Ofを、8°0°C以上に加熱し
て、ポリイミド組成物の均一な溶液を調製した。そのポ
リイミド組成物は、30°C以上で均一な溶液を安定に
維持することができるものであった。
上記ポリイミド組成物を使用したほかは、実施例1(比
較例1)と同様にして、あるいは実施例2(比較例2)
と同様にして、製膜を行ったが。
ポリイミド組成物の液状の薄膜がほとんど凝固せず、凝
固膜を形成することができなかった。
実施例4〜5 参考例2のポリイミド組晟物(実施例4)、あるいは参
考例19のポリイミド組成物(実施例5)を使用したほ
かは、実施例1と同様にして、乾燥されたポリイミド分
離膜を製造した。そ9分離膜のガス透過テストの結果を
第6表に示す。
比較例3 参考例1で得られたポリイミド0.45 f+  ピロ
カテコール1.52およびバラクロルフエ/ −ル2,
52を加熱して、ポリイミド組成物の均一な溶液を調製
した。そのポリイミド組成物を′使用したほかは9実施
例1と同様にして、乾燥されたポリイミド膜を製造した
。そのガス透過テストの結果を第5表に示す 第  3  表 実施例6〜8 参考例2で得られたポリイミド溶液組成物を。
120°Cでガラス板上に流延し、厚さ0.2Bの液状
の薄膜を瘤成した。その液状の薄膜を、120°Cの熱
風(空気)で3分間、膜面の熱風乾燥し。
次いでν第4表に示す種類の凝固液中0°Cで、1時間
、浸漬し、凝固させ、その凝固膜(半透膜)を25°C
でメタノールで洗浄し1次いで水で洗浄して、ポリイミ
ド分離膜(湿潤状態)を製造した。
その分離膜の溶液透過テストの結果を第4表に示す。
比較例4 比較例1と同様のポリイミド組成物を使用したほかは、
実施例7と同様にして製膜を行ったが。
前記実施例7の凝固時間(1時間)では、充分に凝固し
た凝固膜が得られなかった。
第  4  表 実施例9〜10 凝固液として、0°Cのメタノ−化と水との混合液(水
:メタノール=so:5o)(実施例9)あるいはOo
Cのメタノール(実施例10)を使用したほかは、実施
例1と同様にして、乾燥されたポリイミド分離膜を製造
した。その分離膜のガス透過テストの結果を第5表に示
す。
実施例11 参考例4のポリイミド組成物を使用し、170°Cでガ
ラス板上に流延して、液状の薄膜を形成し。
凝固液として80°Cの水を使用したほかは、実施例6
と同様にして、乾燥されたポリイミド分離膜を製造した
。その分離膜のガス透過テストの結果を第5表に示す。
なお、参考例3,5〜11.13〜18のいずれのポリ
イミド組成物を使用して、も、実施例1と同様にして、
製膜を行って、ポリイミド分離膜が得られ、それらは、
実施例1と同様の透過性能を有するものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (ただし、Rは芳香族ジアミンのアミッ基を除いた二価
    の芳香族残基である)で示される反復単位を90%以上
    有するポリイミドが一二価のフェノール化合物を45重
    量%以上含有するフェノール系化合物の融解液中に溶解
    しているポリイミド組成物を使用して、そのポリイミド
    組成物の薄膜を組成物の液状態の保持できる温度以上で
    形成させ。 ついでその薄膜を凝固液中に浸漬して凝固させることを
    特徴とするポリイミド分離膜の製法。
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