JPH0647247B2 - 籾殻固化物の製法 - Google Patents

籾殻固化物の製法

Info

Publication number
JPH0647247B2
JPH0647247B2 JP61037737A JP3773786A JPH0647247B2 JP H0647247 B2 JPH0647247 B2 JP H0647247B2 JP 61037737 A JP61037737 A JP 61037737A JP 3773786 A JP3773786 A JP 3773786A JP H0647247 B2 JPH0647247 B2 JP H0647247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice husk
rice
basic solution
solidified
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61037737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62196104A (ja
Inventor
信雄 鈴木
祥一 打越
高男 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP61037737A priority Critical patent/JPH0647247B2/ja
Publication of JPS62196104A publication Critical patent/JPS62196104A/ja
Publication of JPH0647247B2 publication Critical patent/JPH0647247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、特に東南アジア地域におけるローコスト住
宅等の建設の際にその建材パネルの芯材などに使われる
籾殻固化物を製造する方法に関するものである。
「従来の技術」 東南アジア地域の住宅事情を改善するために、ローコス
ト住宅の開発がが要求されている。このようなローコス
ト住宅の建設にあっては、コスト低減を第一義とするた
めに、できるだけ安価な建築材料を選択する必要があ
る。このため、壁パネルなどに使用されるパネルの芯材
に籾殻を利用することが考えられている。これは、籾殻
が農業廃棄物であり、特に東南アジア地域では豊富かつ
安価に入手できるためである。
この籾殻からパネルの芯材を製造する方法としては、
セメント、酢酸ビニル樹脂系、アクリル樹脂系などの
エマルジョン接着剤、石灰と海草抽出物(アルギン酸
ソーダ)などの固化剤で籾殻を固化し、この籾殻固化物
をパネルの芯材に用いる方法が考えられる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、このようにパネルの芯材に用いられた籾殻固
化物にあっては、次のような問題点があった。
〔1〕固化剤にのセメントを用いたものでは、パネル
自体の重量が大きくなり、建込みする際に揚重機等を使
用しなければならず、面倒であるとともに、住宅等の建
設コストが高騰してしまうなどの問題があった。
〔2〕固化剤にの接着剤を用いたものでは、接着剤が
籾殻に比べて非常に高価であるため、籾殻固化物の製造
コストも高くなってしまい、パネルのコストダウンにつ
ながらない問題があった。
〔3〕固化剤にの石灰とアルギン酸ソーダなどの海草
抽出物とを用いたものでは、石灰とアルギン酸ソーダと
が多量の水分を含有した状態で固化することから、この
固化物の軽量化を図ることが難しく、また海草抽出物が
高価であることも併せて、やはり軽量、低価格の芯材と
ならない問題があった。
「問題点を解決するための手段」 そこで、この発明は、塩基性溶液中にこの塩基性溶液と
略同容量の籾殻を添加し煮沸処理して塩基性溶液中に前
記籾殻中の粘結性成分を溶出させて懸濁液を生成し、次
いで、この懸濁液中に籾殻を添加して撹拌混合して籾殻
含有の懸濁液を生成し、この籾殻含有の懸濁液を所定の
形状に成形して固化させることにより、上記の問題点を
解消する籾殻固化物を得るようにした。
「作 用」 この発明の籾殻固化物の製法にあっては、籾殻が塩基性
溶液中で煮沸処理されることによって籾殻中の粘結性成
分(例えばアルカリセルロースやリグニン)が塩基性溶
液に溶出して懸濁液が生成される。この懸濁液に籾殻を
添加することにより籾殻含有の懸濁液が生成され、この
籾殻含有の懸濁液は前記粘結性成分が固化することによ
り、籾殻固化物となる。
「実施例」 以下、この発明の籾殻固化物の製法を詳しく説明する。
この発明は、籾殻を塩基性溶液中で熱処理してこの塩基
性溶液中に上記籾殻中の粘結性成分を溶出させ、この粘
結性成分により籾殻を固化させることを特徴とするもの
である。
上記の塩基性溶液には、籾殻の組織を溶解してこれを破
壊することにより、その組織を構成する粘結性成分等を
溶出させるものが選ばれ、具体的には、苛性ソーダ、苛
性カリなどの強塩基性の水溶液などが好適に用いられ
る。そして、この塩基性溶液の濃度は、上記の効果が得
られる範囲でその種類に応じて適宜決められる。例え
ば、塩基性溶液が苛性ソーダ溶液である場合、その濃度
は、通常、10〜30容量%程度の範囲とされる。10容量%
未満のものでは、籾殻を固化させるのに十分な粘結性成
分が溶出されないため、最終的に籾殻固化物が得られな
い不都合が生じる。また、30容量%を越えるものでは、
籾殻中から粘結性成分を溶出させる効果が頭打ちとな
り、不経済であるとともに、濃度が濃過ぎることから多
大な危険が伴うなどの不都合が生じる。
この塩基性溶液は、例えば加熱および撹拌混合が可能な
容器内に収容されて加温される。このときの塩基性溶液
の液温は、この塩基性溶液に後述の籾殻が添加された際
に、籾殻の表面の脂質等の油分を除去し、かつその籾殻
を膨潤させるのに適した温度とされ、好ましくは70〜10
0℃程度の範囲であることが望ましい。そして、このよ
うに加温された塩基性溶液中には、この塩基性溶液とほ
ぼ同容量の籾殻が添加され、この籾殻が膨潤される。こ
こで、上記の籾殻は、籾米を籾擦りして玄米にする精製
過程で生じる頴などの農業廃棄物である。また、上記の
膨潤に要する時間は、3〜60分程度の範囲とされる。
次いで、上記塩基性溶液中の籾殻は、その塩基性溶液中
で煮沸され熱処理される。ここで、この熱処理に要する
時間は、籾殻の組織が破壊される程度で決められ、通
常、3〜60分程度の範囲とされる。3分未満では、短過
ぎて籾殻に対する熱処理が不十分となり、また60分を越
えると、籾殻の組織がほぼ完全に破壊されてしまってそ
れ以上の粘結性成分の溶出がのぞめないため、不経済と
なるなどの不都合が生じる。そして、この加熱した塩基
性溶液中には、籾殻からアルカリセルロース、リグニン
などの粘結性成分が溶出される。この粘結性成分は、籾
殻の組織を構成していた物質で、このものは、高温で流
動性を有するものの、低温で容易に固化する性質を有す
るものである。
次いで、このような粘結性成分が溶解し、かつ未溶解の
籾殻が懸濁している塩基性溶液中には、新たにこの塩基
性溶液の容量の約10倍量の籾殻が添加され、塩基性溶液
に籾殻が十分に混和されるまで所定時間撹拌混合され
る。この懸濁液は、所定の形状を有する成形型などに流
し込まれ、加圧成形されて目的の籾殻固化物が得られ
る。
このようにして得られた籾殻固化物は、籾殻の粘結性成
分によりその籾殻自体が固化されるので、低コストでか
つ軽量の固化物となり、例えばパネルの芯材などに好適
に使用できる。
以下、実験例を示してこの発明の作用効果を明確にす
る。
(実験例) 30容量%の苛性ソーダ溶液を10l調製して、これを70〜
100℃程度に加温した。この苛性ソーダ溶液中に同容量
の籾殻を添加し、撹拌混合して籾殻を膨潤させた。次
に、この苛性ソーダ溶液を加熱し、籾殻に約60分間熱処
理を施した。次いで、この苛性ソーダ懸濁液に約0.2
の籾殻を新たに添加して撹拌混合して籾殻含有の懸
濁液を得た。そして、この懸濁液を芯材としてパネルを
製造した。
このパネルは、建材としての優れた強度を有すると共
に、軽量であることから建込み作業性に優れたものであ
ることがわかった。
また、このパネルの芯材に使用した籾殻固化物の製造コ
ストを試算してみたところ、第1表に示す結果となっ
た。第1表には、従来のパネルの芯材に使用していた籾
殻固化物の製造コストも併せて記した。なお、製造コス
トは、上記の籾殻固化物を厚さ50mm程度の板状に施工し
た際の単位面積当たりのコストで示した。
この第1表から明らかなように、この籾殻を固化させる
のに籾殻中の粘結性成分を用いたものは、従来のものと
比べて著しく安価であることがわかる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の籾殻固化物の製法によ
れば、籾殻をこの籾殻中に含まれている粘結性成分によ
り容易に固化させることができる。
また、この製法によって得られた籾殻固化物は、主原料
に農業廃棄物の籾殻を用いたものであるので、低コスト
で製造可能であり、その用途が広いものとなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩基性溶液中にこの塩基性溶液と略同容量
    の籾殻を添加し煮沸処理して塩基性溶液中に前記籾殻中
    の粘結性成分を溶出させて懸濁液を生成し、次いで、こ
    の懸濁液中に籾殻を添加して撹拌混合して籾殻含有の懸
    濁液を生成し、この籾殻含有の懸濁液を所定の形状に成
    形して固化させることを特徴とする籾殻固化物の製法。
JP61037737A 1986-02-22 1986-02-22 籾殻固化物の製法 Expired - Lifetime JPH0647247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61037737A JPH0647247B2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22 籾殻固化物の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61037737A JPH0647247B2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22 籾殻固化物の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62196104A JPS62196104A (ja) 1987-08-29
JPH0647247B2 true JPH0647247B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=12505797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61037737A Expired - Lifetime JPH0647247B2 (ja) 1986-02-22 1986-02-22 籾殻固化物の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647247B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537750B2 (ja) * 1973-06-15 1978-03-22
JPS5367766A (en) * 1976-11-30 1978-06-16 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Molded articles of chaff

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62196104A (ja) 1987-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104193829A (zh) 球状醋酸丁酸纤维素的生产方法
CN112400709A (zh) 膨润土猫砂的制备工艺
CN106167581A (zh) 一种抗菌聚丙烯的制备方法
CN1021038C (zh) 由生物二氧化硅生产可溶性硅酸盐的方法
CN103146782B (zh) 以米糠为原料制备葡萄糖浆的方法
CN103483403B (zh) 一种从橘渣中提纯橙皮甙的循环提取方法
JPH0647247B2 (ja) 籾殻固化物の製法
CN102786081A (zh) 一种从钛合金化学铣切废液中制取氟钛酸钾的方法
CN102190740B (zh) 硫酸软骨素的制备方法
JP2006501324A5 (ja)
CN107226660A (zh) 一种增韧型轻质隔墙板及其制备方法
CN1060156C (zh) 醋酸钙的生产方法
CN1366025A (zh) 从米糠(麸皮)中提取植酸的方法
KR20090117404A (ko) 가수소성 황토액과 이를 이용한 천연 황토 코팅액 및모르타르용 천연 황토 혼합제
CN117209152A (zh) 抑菌釉料及制作抑菌陶瓷的方法
CN109138191A (zh) 一种外墙防开裂用岩棉保温防火复合板
CN105694111B (zh) 一种纤维素蒙脱土复合水凝胶的制备方法
CN107619233A (zh) 一种防水建筑材料及其制备方法
RU2745023C1 (ru) Способ получения усиленного углеродным скелетом пористого крахмала
CN106007600A (zh) 一种仿大理石台面板及其制备方法
US1263706A (en) Process of making exchange silicates.
JPS61260883A (ja) 生酵母菌包括寒天ビ−ズの製造法ならびにアルコ−ルの連続製造法
JPS6090835A (ja) シリカ−チタニアガラスの製造方法
JPH01130731A (ja) 金属イオン吸着剤製造法
CA2191002A1 (en) Cellulose-gum fiber composites and their use in preparing building construction products