JPH064741B2 - ハロゲン含有機重合体用安定剤 - Google Patents

ハロゲン含有機重合体用安定剤

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JPH064741B2
JPH064741B2 JP60260961A JP26096185A JPH064741B2 JP H064741 B2 JPH064741 B2 JP H064741B2 JP 60260961 A JP60260961 A JP 60260961A JP 26096185 A JP26096185 A JP 26096185A JP H064741 B2 JPH064741 B2 JP H064741B2
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alkyl
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬質(熱可塑)ハロゲン含有有機重合体を熱、
光および屋外暴露の劣化作用に対し安定化できる組成物
に関する。そのような安定剤は有機スズメルカプチドお
よび(または)有機スズスルフィド、並びにエチレン性
不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステルを含む。本発
明はまた前記組成物で安定化されたハロゲン含有有機重
合体に関する。
〔従来の技術〕
ハロゲン含有有機重合体、例えば商業的に重要なポリ塩
化ビニル、は熱および光にさらされると劣化または分解
することが長年知られてきた。これらの重合体をそのよ
うな劣化に対して安定化するため種々の化合物および組
成物が開発された。大部分はこれらの安定剤は重合体を
加工し物品に製作する間に遭遇するような熱に対する安
定化に向けられた。これらの熱安定剤の中で若干の最も
有効なものは有機スズ化合物であった。ハロゲン含有有
機重合体に対する有効な熱安定剤と認められた有機スズ
化合物には広範な化合物が含まれる。例えばモノ−およ
びジ−アルキルスズカルボキシレート並びにモノ−およ
びジ−アルキルスズメルカプチドが熱安定剤として良好
に使用された。
他の有機、非金属化合物もまたハロゲン含有有機重合体
に対する熱安定剤として有用であると認められ、ときに
は有機スズ安定剤と組合せて使用される。例えば米国特
許第3,379,679号には式、 の有機スズマレエートおよび式、 のマレイン酸エステルを含む安定剤組成物が開示され、
式中、R、R1、およびR2は各12個までの炭素原子の
アルキルまたはアルケニル、あるいは6〜9個の炭素原
子のアリール、アルカリールまたはアラルキルであり、
3は水素、12個までの炭素原子のアルキルまたはア
ルケニル、あるいは6〜9個の炭素原子のアリール、ア
ルカリールまたはアラルキルであって前記R3の少くと
も1つは水素以外である。
長時間の間光および屋外暴露にさらされる硬質物品(例
えば住宅壁板および窓用形材)に対するハロゲン含有有
機重合体の使用が増加するとともに、重合体を加工およ
び製作中に遭遇する高温に対して保護するだけでなく、
また重合体を光および屋外暴露の長時間の作用に対して
保護する安定剤の開発がますます重要になった。しか
し、本発明までは、ハロゲン含有有機重合体を熱、光お
よび屋外暴露に対して保護する十分満足な単一安定剤組
成物はなかった。従って、有機スズ化合物、殊に有機ス
ズメルカプチドが良好な熱安定剤を与えたけれども、そ
れらは許容できる耐候安定剤ではなかった。同様に米国
特許第3,379,679号に開示された前記有機スズ
マレエートとマレイン酸エステルとの組合せは適当な熱
安定性を与えず、市販重合体配合物中に使用される常用
成分〔通常「ミクロ成分(microingredie
nt)」といわれる〕、例えばステアリン酸カルシウム
と不相容性であり、有機スズマレエートの存在に起因し
て眼の刺激および不快臭で問題を起す可能性がある。従
って前記問題のために工業的に有機スズマレエートを光
安定剤として使用することができなかった。それどころ
か眼の刺激および不相容性の問題はミクロ成分で克服さ
れるが、しかし望むより低い暴露および光安定化を与え
る有機スズメルカプチドの使用が選ばれる。
今回全く意外にも、有機スズスルフィド、有機スズメル
カプチドおよび(または)有機スズカルボキシレートを
エチレン性不飽和ジカルボン酸のジエステルと組合せて
含む安定剤を使用すると従来技術の安定剤で遭遇した問
題を克服し、やはり熱、光および屋外暴露に対するハロ
ゲン含有有機重合体の優れた安定化を与えることができ
ることが見出された。
〔発明の構成〕
本発明によれば、ハロゲン含有有機重合体を熱、光およ
び屋外暴露の劣化作用に対して安定化できる組成物が提
供され、前記組成物には a.有機スズスルフィド、有機スズメルカプチドおよび
それらの混合物からなる群から選ばれる有機スズ化合物
または有機スズ化合物の混合物(以下ときには「有機ス
ズ−硫黄化合物」として示す)、 b.ハロゲン含有有機重合体の安定化の相乗作用に十分
であるがしかし前記重合体の可塑化に不十分な量の、C
1〜C10アルコールとエテニレン基の各炭素原子に1個
のカルボキシル基を有するエチレン性不飽和ジカルボン
酸との実質的に非潤滑性のジエステル(以下ときには単
に「ジエステル」として示す)、および場合により c.有機スズカルボキシラートまたは有機スズカルボキ
シレートの混合物、 を組合せることにより生ずる生成物が含まれる。
また本発明によれば、ハロゲン含有有機重合体を熱、光
および屋外暴露の劣化作用に対して安定化できる組成物
が提供され、前記組成物には a.有機スズスルフィド、有機スズメルカプチド、有機
スズカルボキシレートおよびそれらの混合物からなる群
から選ばれる有機スズ化合物または有機スズ化合物の混
合物と、 b.ハロゲン含有有機重合体の安定化の相乗作用に十分
であるがしかし前記重合体の可塑化に不十分な量の、C
1〜C10アルコールとエチレン性不飽和ジカルボン酸と
の実質的に非潤滑性のジエステルであって、式、 〔式中、 R200およびR203は各1〜10個の炭素原子を有し、各
独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロ
アルケニル,z′に等しい原子価を有する多価ヒドロカ
ルビル基、z′に等しい原子価を有する多価ヒドロキシ
ル置換ヒドロカルビル基、および から選ばれ; R201は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロア
ルキレン、シクロアルケニレン、多価ヒドロカルビル基
および多価ヒドロキシル置換ヒドロカルビル基から選ば
れ; R202は各独立に水素、アルキルおよびアルキレン(す
なわちアルキレン基は−C=C−基と環を形成する)か
ら選ばれ; R204は各独立に水素およびアルキルから選ばれ; Z200は各独立に−O−、 および−S−から 選ばれ; t′は0または1〜約20の整数であり; x′は0または1〜約20の整数であって、 x′=0またはt′=0であればR200であり; y′は1〜10の整数であり; z′は1〜4の整数である〕 を有するジエステル、 との組合せによって生成される生成物が含まれる。
また本発明によりハロゲン含有有機重合体と、前記重合
体を熱、光および屋外暴露の劣化作用に対して安定化す
る十分な量の、 a.有機スズスルフィド、有機スズメルカプチドおよび
それらの混合物からなる群から選ばれる有機スズ化合物
または有機スズ化合物の混合物、 b.ハロゲン含有有機重合体の安定化の相乗作用に十分
であるがしかし前記重合体の可塑化に不十分な量の、C
1〜C10アルコールとエテニレン基の各炭素原子上に1
個のカルボキシル基を有するエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸との実質的に非潤滑性のジエステルおよび場合によ
り c.有機スズカルボキシラートまたは有機スズカルボキ
シラートの混合物、 の組合せにより生ずる生成物を含む安定剤組成物とを含
む組成物が提供される。
さらに本発明によれば、ハロゲン含有有機重合体と、前
記重合体を熱、光および屋外暴露作用に対して安定化す
る十分な量の安定剤組成物であって、 a.有機スズスルフィド、有機スズメルカプチド、有機
スズカルボキシレートおよびそれらの混合物からなる群
から選ばれる有機スズ化合物または有機スズ化合物の混
合物と、 b.ハロゲン含有有機重合体の安定化の相乗作用に十分
であるがしかし前記重合体の可塑化に不十分な量の、C
1〜C10アルコールとエチレン性不飽和ジカルボン酸と
の、実質的に非潤滑性のジエステルであって、式、 〔式中、 R200およびR203は各1〜10個の炭素原子を有し、各
独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロ
アルケニル、z′に等しい原子価を有する多価ヒドロカ
ルビル基、z′に等しい原子価を有する多価ヒドロキシ
ル置換ヒドロカルビル基、および から選ばれ; R201は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロア
ルキレン、シクロアルケニレン、多価ヒドロカルビル基
および多価ヒドロキシル置換ヒドロカルビル基から選ば
れ; R202は各独立に水素、アルキルおよびアルキレン(す
なわち、アルキレン基は−C=C−基と環を形成する)
から選ばれ; R204は各独立に水素およびアルキルから選ばれ; Z200は各独立に−O−、 および−S−から 選ばれ; t′は0または1〜約20の整数であり; x′は0または1〜約20の整数であって、 x′=0またはt′=0であればR200であり; y′は1〜10の整数であり; z′は1〜4の整数である〕 を有するジエステルと、 の組合せによって生ずる生成物を含む安定剤組成物とを
含む組成物が提供される。
〔好ましい態様の説明〕
本発明の安定剤組成物により安定化され、本発明の重合
体組成物に有用なハロゲン含有有機重合体には、例えば
ハロゲン化ポリオレフィンホモポリマー、ハロゲン化ポ
リオレフィン共重合体、ハロゲン化ポリオレフィンホモ
ポリマーまたは共重合体を含むポリマーブレンド、ハロ
ゲン化ビニルホモポリマー、ハロゲン化ビニル共重合
体、およびハロゲン化ビニルホモポリマーまたは共重合
体を含むポリマーブレンドが含まれる。本発明の実施に
使用できるハロゲン化ビニルホモポリマー、ハロゲン化
ビニル共重合体、およびハロゲン化ビニルホモポリマー
またはハロゲン化ビニル共重合体を含むポリマーブレン
ドは例えば、(1)ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリ臭化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデン、(2)塩化ビニルと、共重合性エチレン性不飽
和単量体例えば塩化ビニリデン、酢酸ビニル、酪酸ビニ
ル、安息香酸ビニル、フマル酸ジエチル、マレイン酸ジ
エチル、他のフマル酸およびマレイン酸のアルキルエス
テル、プロピオン酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸エチルおよび他のアクリル酸アルキル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メ
タクリル酸ヒドロキシエチルおよび他のメタクリル酸ア
ルキル、α−クロロアクリル酸メチル、スチレン、ビニ
ルエーテル例えばビニルエチルエーテル、ビニルクロロ
エチルエーテル、ビニルフェニルエーテル;ビニルケト
ン例えばビニルメチルケトン、ビニルフェニルケトン、
1−フルオロ−1−クロロエチレン、アクリロニトリ
ル、クロロアクリロニトリル、二酢酸アリリデン、二酢
酸クロロアリリデン、エチレンおよびプロピレン、との
共重合体、並びに(3)ポリマーブレンド例えば塩化ビニ
ルとポリエチレン、ポリ塩化ビニルと塩素化ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニルとポリメタクリル酸メチル、ポリ塩
化ビニルとポリメタクリル酸ブチル、ポリ塩化ビニルと
ポリスチレン、ポリ塩化ビニルとアクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体、およびポリ塩化ビニルと
ポリエチレンとポリメタクリル酸メチル、であることが
できる。本発明に使用できる典型的なハロゲン化ビニル
共重合体には塩化ビニル−酢酸ビニル(87:13)、
塩化ビニル−塩化ビニリデン(95:5)、塩化ビニル
−フマル酸ジエチル(95:5)、塩化ビニル−トリク
ロロエチレン(95:5)および塩化ビニル−アクリル
酸2−エチルヘキシル(80:20)が含まれる。本発
明の実施に使用できるポリマーブレンドには少くとも2
種の異なる重合体種の、ハロゲン化ビニルホモポリマー
を25〜95重量%含む物理的ブレンドが含まれる。本
発明の実施に有用なハロゲン化ビニル共重合体はハロゲ
ン化ビニル単位を25〜95モル%含む共重合体であ
る。これらの重合体中ハロゲン化ビニルホモポリマーが
好ましい。
本発明の実施に有用な有機スズ−硫黄化合物は有機スズ
スルフィド、有機スズメルカプチドおよびそれらの混合
物である。有機スズスルフィドは各少くとも1個の直接
のスズ対炭素結合を有し、残りのスズ原子上の原子価が
硫黄原子により占められた1個またはより多くの四価ス
ズ原子を有する化合物である。これらの有機スズスルフ
ィドはさらに次の一般式、 〔また(R−Sn−S1.54と記載される〕 (II) R2Sn〔また(R2SnS)3と記載される〕 (式中、Rは後に規定するとおりである) により表わすことができる。
本発明の実施に有用な有機スズスルフィドの例には次の
ものが含まれるがこれらに限定されない: (C492=S (C8172=S 本発明に有用な有機スズメルカプチドは1個または2個
の直接のスズ対炭素結合および少くとも1個のスズ対硫
黄対炭素(Sn−S−C)結合を有する四価スズ原子を
少くとも1個有する化合物である。これらの有機スズメ
ルカプチドはさらに次の一般式: (IV) Rn−Sn−X および により表わすことができる。式中、 ばれるが、しかし(1)式およびIV中の少くとも1個のX
が−SR2であり、(2)式V中の少くとも1個のXが−S
2であるかまたは少くとも1個の であり; Yは各独立に から選ばれ; Wは各独立に酸素または硫黄から選ばれ; Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、
シクロアルケニル、 −R9−O−R12、−R9−CN から選ばれ、 R2は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキ
ル、シクロアルケニル、 −R3−S−R7、または−R3−O−R7から選ばれ; R3は各独立に少くとも2個の炭素原子のアルキレン、
少くとも2個の炭素原子のアルケニレン、シクロアルキ
レン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R4は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロアル
キレン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R6は各独立に炭素−炭素結合またはR4から選ばれ; R7は各独立に−HまたはR8から選ばれ; R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
またはシクロアルケニルから選ばれ; R9は各独立にC1〜C4アルキレンから選ばれ; R12は各独立に−Hまたは一価のC1〜C20炭化水素基
から選ばれ; R13およびR14は各独立にC1〜C20アルキルまたはC1
〜C20アルコキシから選ばれ; 各独立にn=1または2でp=4−nであり; 各独立にa=1または2、b=2−a、c=1または
2、d=3−c、およびq=0または1〜4の整数であ
り; vは各独立に1〜8の整数から選ばれる。
上記式において、式Vには環式である、すなわち式V
が、 または と記載される有機スズメルカプチドが含まれると理解さ
れる。
本発明の実施に有用な有機スズメルカプチドの例には次
のものが含まれるが、しかしそれらには限定されない; (1)アルキルスズ アルキルチオアルカノエート。モノ
アルキルスズトリス(アルキルチオアルカノエート)お
よびアルキルスズビス(アルキルチオアルカノエート)
を含む、例えば、 モノメチルスズトリス(イソオクチルチオグリコレー
ト) ジオクチルスズビス(イソオクチルチオグリコレート) モノブチルスズビス(イソオクチルチオグリコレート) ジブチルスズビス(イソオクチルチオグリコレート) (2)アルキルスズメルカプトアルキルアルカノエート。
モノアルキルスズトリス(メルカプトアルキルアルカノ
エート)およびジアルキルスズビス(メルカプトアルキ
ルアルカノエート)を含む、例えば、 モノメチルスズトリス(メルカプトエチルオレエート) ジメチルスズビス(メルカプトエチルオレエート) モノ(β−カルボブトキシエチル)スズトリス(メルカ
プトエチルペラルゴネート) ジブチルスズビス(メチカプトエチルペラルゴネート) (3)ビス(アルキルスズアルキルチオアルカノエート)
スルフィド。ビス〔モノアルキルスズジ(アルキルチオ
アルカノエート)〕スルフィドおよびビス〔ジアルキル
スズモノ(アルキルチオアルカノエート)〕スルフィド
を含む、例えば ビス〔モノメチルスズジ(イソオクチルチオグリコレー
ト)〕スルフィド ビス〔ジメチルスズモノ(イソオクチルチオグリコレー
ト)〕スルフィド ビス〔モノブチルスズジ(イソオクチルチオグリコレー
ト)〕スルフィド ビス〔ジブチルスズモノ(イソオクチルチオグリコレー
ト)〕スルフィド (4)ビス(アルキルスズメルカプトアルキルアルカノエ
ート)スルフィド。ビス〔モノアルキルスズジ(メルカ
プトアルキルアルカノエート)〕スルフィドおよびビス
〔ジアルキルスズモノ(メルカプトアルキルアルカノエ
ート)〕スルフィドを含む、例えば、 ビス〔モノメチルスズジ(メルカプトエチルオレエー
ト)〕スルフィド ビス〔ジメチルスズモノ(メルカプトエチルオレエー
ト)〕スルフィド ビス〔モノメチルスズジ(メルカプトエチルペラルゴネ
ート)〕スルフィド ビス〔ジオクチルスズモノ(メルカプトエチルペラルゴ
ネート)〕スルフィド (5)アルキルスズアルキルメルカプトチド。モノアルキ
ルスズトリス(アルキルメルカプチド)およびジアルキ
ルスズビス(アルキルメルカプチド)を含む、例えば、 CH3Sn(SC12233 モノメチルスズビス(ラウリルメルカプチド) (CH32−Sn(SC12232 ジメチルスズビス(ラウリルメルカプチド) C49−Sn(SC12233 モノブチルスズトリス(ラウリルメルカプチド) (C49)−Sn(SC12232 ジブチルスズビス(ラウリルメルカプチド) 本発明の実施に殊に有用なものはモノアルキルスズおよ
びジアルキルスズメルカプチドの混合物である。
本発明により使用できる有機スズカルボキシレートは各
1〜2個の直接のスズ対炭素結合を有し、残りのスズ原
子上の結合がスズ対酸素対カルボニル、すなわちスズ−
カルボキシル 結合である四価スズ原子を有する化合物である。これら
の有機スズカルボキシレートはさらに次の一般式により
表わすことができる: (VI) Rn−Sn−Z 〔式中、 R、n、p、a、b、c、dおよびqは前に規定したと
おりであり; であり; であり; R3、R4、R7、およびR8は前に規定したとおりであ
り; r=0または整数、好ましくは約1〜20である。〕 本発明の実施に有用である有機スズカルボキシレートの
例にはアルキルスズアルキルマレエート例えばジブチル
スズビス(ブチルマレエート)、および重合アルキルス
ズマレエート例えばジブチルスズマレエートが含まれる
がこれらに限定されない。
本発明の実施において前記有機スズ−硫黄化合物および
(または)有機スズカルボキシレートと組合せて使用さ
れる化合物はエテニレン基の各炭素原子上に1個のカル
ボキシル基を有するエチレン性不飽和ジカルボン酸のジ
エステルである。これらのジエステルは次式を有する化
合物により表わされる: 〔式中、 R100およびR103は同一かまたは異なっていて、各独立
にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアル
ケニル、あるいは多価ヒドロカルビルまたはヒドロキシ
ル置換ヒドロカルビル基例えばアルキレン、アルケニレ
ン、シクロアルキレン、シクロアルケニレン、アルキニ
レンまたは四価炭素であり; R101は各独立に炭素−酸素結合、アルキレンまたはア
ルケニレンであるが、しかしR100プラスR101中の炭素
原子の総数は1〜10であり、R103プラスR101中の炭
素原子の総数は1〜10であり; R102は各独立に水素、アルキルおよびアルキレン(す
なわち、アルキレン基は−C=C−基と環を形成する)
から選ばれ; tは整数、好ましくは1〜約20である。〕 〔式中、 R200およびR203は各1〜10個の炭素原子を有し、各
独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロ
アルケニル、z′に等しい原子価を有する多価ヒドロカ
ルビル基、z′に等しい原子価を有する多価ヒドロキシ
ル置換ヒドロカルビル基、および から選ばれ; R201は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロア
ルキレン、シクロアルケニレン、多価ヒドロカルビル基
および多価ヒドロキシル置換ヒドロカルビル基から選ば
れ; R202は各独立に水素、アルキルおよびアルキレン(す
なわち、アルキレン基は−C=C−基と環を形成する)
から選ばれ; R204は各独立に水素およびアルキルから選ばれ; t′は0または1〜約20の整数であり; x′は0または1〜約20の整数であって、 x′=0またはt′=0であればR200であり; y′は1〜10の整数であり; z′は1〜4の整数である。〕 本発明に有用なジエステルにはシスおよびトランス異性
体の両方が含まれることに注意すべきである。
本発明に従う有用なジエステルは工業的に通常使用され
るレオロジー試験を基にして、例えばブラベンダーレオ
メーターでハロゲン含有重合体組成物中で潤滑油として
作用しない。これらのジエステルは、それえがハロゲン
含有重合体の安定性をポリマーメルトを物理的に変性す
ることによって高めないので実質的に非潤滑性である。
これはジエステルの製造に用いる比較的短鎖の(C1
10)アルコールに起因すると思われる。
本発明に有用である式IXに従うエステルの例には化学名
(または構造)および式IX中の置換基の両方により確認
される次の化合物が含まれるがしかしそれらに限定され
ない。: さらに、例には前記マレイン酸ジエステルに対するフマ
ル酸エステル等価物が含まれる。マレイン酸ジエステル
およびフマル酸ジエステルの混合物(それらは通常これ
らのジエステルの製造中に形成される)もまた使用でき
る。
本発明に有用である式IXaに従うジエステルの例には化
学名〔および(または)構造式〕、および式IXa中の置
換基の両方により確認される次の化合物が含まれるが、
しかしそれらに限定されない: さらに、例には前記マレイン酸ジエステルに対するフマ
ル酸エステル等価物が含まれる。マレイン酸ジエステル
およびフマル酸エステルの混合物(それらは通常これら
のジエステルの製造中に形成される)もまた使用でき
る。
本発明の実施に好ましいジエステルはR200がC1〜C10
アルキルであり、R201がC1〜C4アルキレンであり、
202が水素であり、Z200が−O−であり、t′が少く
とも1であって20より多くなく、x′が少くとも1で
あって3より多くない式IXaに従うものである。
前記の式および本明細書中に用いたアルキルという用語
は一価の直鎖または枝分れ鎖の例えば1〜20個の炭素
原子を含む飽和炭化水素基を表わし、アルキレンという
用語は二価の直鎖または枝分れ鎖の例えば1〜20個の
炭素原子を含む飽和炭化水素基を示し、アルキニレンと
いう用語は三価の直鎖または枝分れ鎖の例えば1〜20
個の炭素原子を含む飽和炭化水素基を示す。アルケニル
という用語は少くとも1個の二重結合を含む一価の直鎖
または枝分れ鎖C2〜C20炭化水素基を示し、アルケニ
レンという用語は少くとも1個の二重結合を含む二価C
2〜C20炭化水素基を示す。シクロアルキルという用語
は一価C3〜C8飽和環状脂肪族基を示し、シクロアルキ
レンは二価C3〜C8環状脂肪族基を示し、シクロアルケ
ニルは少くとも1個の二重結合を含む一価のC5〜C8
状脂肪族基を示し、シクロアルケニレンは少くとも1個
の二重結合を含む二価のC5〜C8環状脂肪族基を表わ
す。多価ヒドロカルビル基という用語はアルキレン、ア
ルケニレン、シクロアルキレン、シクロアルケニレン、
アルキニレンおよび四価炭素のような基を表し、多価ヒ
ドロキシル置換ヒドロカルビル基という用語はヒドロキ
シル置換したアルキレン、アルケニレン、シクロアルキ
レン、シクロアルケニレン、アルキニレンおよび四価炭
素のような基を示す。
本発明の安定剤組成物中の有機スズ−硫黄化合物および
(または)有機スズカルボキシレートおよびジエステル
の量は、用いる個々の有機スズ−硫黄化合物、ジエステ
ルおよび有機スズカルボキシレート、安定化させる個々
の樹脂、樹脂がうける熱、光および屋外暴露の程度、並
びに所望の安定化程度を含むが、しかしそれらに限定さ
れない若干の因子による。従って、有機スズ−硫黄化合
物および(または)有機スズカルボキシレート並びにジ
エステルの量は著しく変化することができ、それは単に
安定剤組成物が熱、光および屋外暴露の劣化作用に対し
てハロゲン含有有機重合体を安定化するのに十分な各成
分を含むこと、およびジエステルがそのような安定化に
相乗作用するが同時に重合体の可塑化に不十分である量
存在することを必要とする。
一般に、有機スズ−硫黄化合物および式IXに従うジエス
テルを含む本発明による安定剤組成物はこれらの化合物
を約2/1〜1/8、好ましくは約1/2〜1/6の有機スズ−硫黄
化合物とジエステルとの(有機スズ−硫黄化合物/式IX
のジエステル)モル比で使用する。これはジエステルと
有機スズ−硫黄化合物とを合せた重量を基準にした重量
百分率で概略約20〜75%の式IXにジエステルを含み
残部が有機スズ−硫黄化合物である安定剤組成物に相当
する。これらの重量百分率はもちろん、選んだ個々の化
合物およびその分子量により著しく変動することができ
る。
本発明による安定剤組成物が有機スズ−硫黄化合物、有
機スズカルボキシレートおよび式IXのジエステルを用い
るとき、用いるジエステルの量は通常有機スズ−硫黄化
合物およびジエステルのみを用いるときに用いると同様
である。従って、有機スズ化合物(すなわち、有機スズ
−硫黄化合物プラス有機スズカルボキシレート)とジエ
ステルとのモル比は約2/1〜1/8、好ましくは約1/2〜1/6
である。しかし、有機スズ−硫黄化合物と有機スズカル
ボキシレートとの(有機スズ−硫黄化合物/有機スズカ
ルボキシレート)モル比は一般に約1/1〜1/5である。重
量%に換算すると安定剤はジエステル、有機スズ−硫黄
化合物および有機スズカルボキシレートを合せた重量を
基準にした重量百分率で概略約15〜60%の式IXのジ
エステルを含み残部は有機スズ−硫黄化合物および有機
スズカルボキシレートである。安定剤の有機スズ部分は
約10〜50%の有機スズ−硫黄化合物および約50〜
90%の有機スズカルボキシレートを含み、この場合百
分率は有機スズ−硫黄化合物と有機スズカルボキシレー
トのみを合せた重量基準である。
有機スズスルフィド、有機スズメルカプチド、有機スズ
カルボキシレートまたはそれらの混合物および式IXaに
従うジエステルを含む本発明による安定剤組成物はこれ
らの化合物を約2/1〜1/8、好ましくは約1/2〜1/6の有機
スズ化合物と式IXaのジエステルとの(有機スズ化合物
/ジエステル)モル比で使用する。これはジエステルと
有機スズ化合物とを合せた重量を基準にした重量百分率
で概略約20〜75%の式IXaのジエステルを含み残部
が有機スズ化合物である安定剤組成に相当する。この重
量百分率はもちろん選んだ個々の化合物およびその分子
量によって著しく変動する。安定剤の有機スズ部分が有
機スズ−硫黄化合物と有機スズカルボキシレートとの混
合物を含むときには有機スズ−硫黄化合物と有機スズカ
ルボキシレートとの(有機スズ−硫黄化合物/有機スズ
カルボキシレート)モル比は一般に約1/1〜1/5である。
重量%に換算すると安定剤は有機スズ−硫黄化合物と有
機カルボキシレートのみを合せた重量を基準にした重量
百分率で概算約25〜60%のジエステルを含み残部は
有機スズ−硫黄化合物および有機スズカルボキシレート
である。
有機スズ−硫黄化合物、ジエステルおよび有機スズカル
ボキシレートの相対量に関して、本発明のハロゲン含有
有機重合体組成物に用いる安定剤組成物の量は著しく変
動することができる。重合体組成物中の安定剤の最低量
は熱、光および屋外暴露の劣化作用に対して重合体を安
定化する量である。この最低量は安定剤組成物に関して
前に示したと同様の因子により変動できるけれども、一
般にハロゲン含有有機重合体の重量を基準にして約1.0
〜5.0%の安定剤組成物が多くの場合に重合体組成物に
望ましい性質を与えるのに十分である。もちろん安定剤
のこの最低基準より多くの量を使用できるけれども、あ
る点で重合体の安定化の増加は用いる安定剤の追加量に
比例しない。従って、使用できる安定剤の量に臨界的上
限はないけれども、約8%を超える量はこれらの高い量
の安定剤の使用を正当化する有効性の増加を与えない。
実際に約8〜10%以上の量の安定剤組成物は重合体を
可塑化し始め、その物理的性質を著しく変化させること
ができる。
本発明の安定剤組成物は全く簡単に製造することができ
る。例えば有機スズ−硫黄化合物、ジエステルおよび用
いれば有機スズカルボキシレートを混合、ブレンド、か
くはん、振りまぜなどにより簡単に物理的に組合せるこ
とができる。同様に本発明のハロゲン含有有機重合体組
成物は安定剤組成物および重合体(プラス任意所望の添
加剤)を任意の便宜な方法で安定剤組成物が重合体組成
物中に十分に分散するまで物理的に混合することにより
製造することができる。通常の商業的実施ではこれは高
強力混合によって行なわれる。
本発明の安定化した重合体組成物は種々の硬質製品、例
えば住宅側壁、窓用形材など、の成形に有用であり、殊
に光および屋外暴露にさらされる物品に有用である。種
々の普通の方法を用いて重合体組成物を所望物品に造形
することができる。
〔実施例〕
次の実施例は本発明の例示である。他に示さなければ実
施例および本発明書中の部および百分率はすべて重量で
ある。
実施例1〜6およびI〜VIIは有機スズ−硫黄化合物お
よび式IX型のジエステル、または有機スズ−硫黄化合
物、式IX型のジエステルおよび有機スズカルボキシレー
トを含む本発明による組成物の優れた熱、光および屋外
暴露安定化を示す。
実施例1〜6 表Iに示した安定剤組成物をそれぞれ次の成分を含む標
準ポリ塩化ビニル配合物とブレンドした:成分 重量部 ポリ塩化ビニル−ビー.エフ.グリッドリッチ 100.0 (B.F.Goodrich)により販売される ゼオン(Geon)103EP(K=68) 加工助剤 1.5 衝撃変性剤 6.0 顔料 約1.0 パラフィンろう 1.2 部分酸化ボリエチレン 0.25 次いで得られた各重合体組成物をプラック(plaqu
e)に成形し、Q−パネルQUV促進耐候試験機中で紫
外線(UV)および水分にさらすことにより光および暴
露に対する安定性について試験した。各プラックは50
℃でそれをUV4時間次に水分凝縮4時間のサイクルに
さらすことにより暴露した。プラックが750時間さら
されるまでこれを繰返し、評価のために150時間毎に
試料をとった。この試験の結果は表Iに要約される。
上記結果は次のことを示す: 1.有機スズ−硫黄化合物は不十分な耐候安定剤であ
る。例えば対照1、対照2および対照3はわずか約15
0時間後にひどく変色する。
2.有機スズカルボキシレートは対照4に示されるよう
に適当な耐候安定剤である。
3.有機スズカルボキシレートの耐候安定化は、それを
ジエステルとの組合せで用いることによりあるとしても
単にわずかに改良される(対照4aは対照4より非常に
わずかな改良を示す)。
4.有機スズ−硫黄化合物およびジエステルを含む安定
剤は優れた耐候安定性を与える。実施例1a〜1f、お
よび実施例3に示されるように有機スズ−硫黄化合物単
独の不十分な耐候能力およびジエステルが有機スズカル
ボキシレートの能力を有意に改良しないので、この優れ
た安定化は全く以外である。
5.有機スズ−硫黄化合物、ジエステルおよび有機スズ
カルボキシレートを含む安定剤もまた優れた耐候安定化
を示す(対照5と実施例5a〜5iおよび対照6と実施
例6参照)。これらの組成物により与えられる優れた安
定化は、それらが不十分な耐候安定性を示すと知られた
成分、すなわち有機スズ−硫黄化合物を含むので意外で
ある。従って、この3成分系は有機スズカルボキシレー
ト/ジエステル安定剤より悪い性能が予期される。しか
し、全く逆のことが起る。対照5および6の有機スズカ
ルボキシレートの若干を有機スズ−硫黄化合物に代えた
とき、耐候能力は予期される低下よりはむしろ非常に改
良される。
実施例I−VII 表IIに示した安定剤組成物をそれぞれ、耐候安定性試験
に用いたと同様の標準ポリ塩化ビニル配合物とブレンド
した。
得られた各重合体組成物を次に2本ロールダイナミック
ミルで約180℃で混練することにより熱に対する安定
性について試験した。各組成物の試料を混練の2分後毎
にとり、劣化および変色について試験した。結果は表II
に示される。
表IIに示される熱安定性の結果は次のことを示す: 1.有機スズ−硫黄化合物は優れた熱安定剤である(対
照I,IIおよびIII参照)。
2.ジエステルを有機スズ−硫黄化合物とともに用いる
と有機スズ−硫黄化合物の熱安定化能力に不利な影響も
改良もしない(実施例I、II、IIIおよびIII′参照)。
3.有機スズカルボキシレートは対照IVに示されるよう
に極めて無能な熱安定剤である。また有機スズカルボキ
シレートをステアリン酸カルシウム(そのような配合物
における通常の成分)を含むPVC配合物に用いたとき
にその能力が一層低下する(対照IV′参照)。
4.ジエステルを有機スズカルボキシレートとともに使
用するとステアリン酸カルシウムを含まないPVC配合
物(対照V参照)において、またはステアリン酸カルシ
ウムを含む配合物(対照V′参照)に対して有機スズカ
ルボキシレートの熱安定化を有意に改良しない。
5.意外にも、有機スズ−硫黄化合物およびジエステル
を含む安定剤に対する有機スズカルボキシレートの添加
がやはり許容できる熱安定性を生ずる安定剤組成物を生
ずる。これは有機スズカルボキシレートの極めて不十分
な能力、および有能な有機スズ−硫黄化合物の一部の代
りに無能な有機スズカルボキシレートが使用される事実
から意外である(実施例Iと実施例VおよびV′参
照)。
表IおよびIIの結果を要約すると耐候または熱安定化に
おける相乗作用は有機スズカルボキシレートおよびジエ
ステルを含む組成物に対して認められない。しかし耐候
安定性における相乗作用は有機スズ−硫黄化合物および
ジエステルを含む安定剤において明らかである。同様
に、有機スズ−硫黄化合物、ジエステルおよび有機スズ
カルボキシレートを含む組成物に対して耐候および熱安
定性の両方に相乗作用が認められた。これらの場合の相
乗作用は、相乗化組成物に用いた化合物の少くとも1つ
が非常に無力な安定剤であるけれども、それらの安定剤
系に対する添加が著しく優秀な結果を生ずるので意外で
ある。
実施例7〜8およびVIII-IXは有機スズスルフィド、有
機スズメルカプチド、有機スズカルボキシレートまたは
それらの混合物を式IXa型のジエステルと組合せて含む
本発明による組成物の優れた熱、光および耐候安定化を
示す。
表Aに示される安定剤組成物をそれぞれ次の成分を含む
標準ポリ塩化ビニル配合物とブレンドした:成分 重量部 ポリ塩化ビニル−ビー.エフ.グリッドリッチ 100.0 (B.F.Goodrich)により販売される ゼオン(Geon)103EP(K=68) 加工助剤 1.5 衝撃変性剤 6.0 顔料 約1.0 パラフィンろう 1.2 部分酸化ボリエチレン 0.25 得られた各重合体組成物を次いでプラックに成形し、Q
パネルQUV促進耐候試験機中でそれを紫外線(UV)
および水分にさらすことにより光および暴露に対する安
定性について試験した。各プラックは50℃でUV4時
間次に水分凝縮4時間のサイクルにさらすことにより暴
露した。プラックが750時間さらされるまでこれを繰
返し、150時間毎に評価のために試料をとった。この
試験の結果は表Aに要約される。
上記結果は次のことを示す: 1.有機スズ−硫黄化合物は不十分な耐候安定剤であ
る。例えば対照7および対照8は150時間時点でひど
い変色を示す。
2.有機スズ−硫黄化合物および式IXa型のジエステル
を含む安定剤は実施例7a〜7fおよび実施例8に示さ
れるように優れた耐候安定性を与える。
有機スズカルボキシレートおよび式IXa型のジエステル
を含む本発明による安定剤組成物はまた優れた耐候性能
を示す。
実施例9及び比較例1 以下の重合体組成物を調製した。
成分 重量部 ポリ塩化ビニル・ゼオン103EP 100.0 ポリアクリレート加工助剤 K-120N 1.5 衝撃変性剤 KN-334 5.0 顔料(酸化チタン) 1.0 ステアリン酸カルシウム 1.2 潤滑剤 XL-165 1.2 潤滑剤 AC-629A 0.2 熱安定剤 TM-181 1.0 マレイン酸ジオクチル(実施例9) 1.5 マレイン酸ジステアリル(比較例1) 1.5 得られた重合体組成物をプラックに成形し、実施例1と
同様に試験し、ΔE値を算出した。この値は試験開始時
のQUV値を基準としてサンプルのQUV値を相対値で
表したものである。この試験の結果は以下の表IIIに要
約される。
このように、本発明の範囲内のアルキル基を有するエチ
レン性不飽和ジカルボン酸のジエステルを使用すると、
本発明の範囲内でないものに比べて、熱、光および屋外
暴露に対する安定性を飛躍的に向上させることがわか
る。
実施例VIII〜IX 表Bに示される安定剤組成物をそれぞれ耐候安定性試験
に用いたと同じ標準ポリ塩化ビニルとブレンドした。得
られた各重合体組成物を次いで約180℃で2本考案ロ
ールミルで混練することにより熱に対する安定性につい
て試験した。各重合体組成物の試料を混練2分後毎にと
って劣化および変色について試験した。結果は表Bに示
される。
表Bに示される熱安定性結果は次のことを示す: 1.有機スズ−硫黄化合物は優れた熱安定剤である(対
照VIIIおよび対照IX参照)。
2.式IXa型のジエステルを有機スズ−硫黄化合物とと
もに用いると有機スズ−硫黄化合物の熱安定化能力に不
利な影響もまた改良もしない(実施例VIIIA、VIIIB、
IXAおよびIXB参照)。
有機スズカルボキシレート単独は極めて無能な熱安定剤
である。しかし、有機スズ−硫黄化合物および式IXa型
のジエステルを含む安定剤に対する有機スズカルボキシ
レートの添加が許容できる熱安定性を生ずる安定剤組成
物を生ずることは全く意外である。これは有機スズカル
ボキシレートの極めて不十分な能力から殊に意外であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−24217(JP,A) 特開 昭54−63143(JP,A)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン含有有機重合体を熱、光および屋
    外暴露の劣化作用に対して安定化することができる組成
    物であって、 A.式、 (II)R2Sn=S (式中、Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロア
    ルキル、シクロアルケニル、 −R9−O−R12、−R9−CN から選ばれ、 R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    またはシクロアルケニルから選ばれ; R9は各独立にC1〜C4アルキレンから選ばれ; R12は各独立に−Hまたは一価のC1〜C20炭化水素基
    から選ばれ; R13およびR14は各独立にC1〜C20アルキルまたはC1
    〜C20アルコキシから選ばれる) を有する有機スズスルフィド、有機スズメルカプチドお
    よびこれらの混合物からなる群から選ばれる有機スズ化
    合物または有機スズ化合物の混合物及び、 B.エテニレン基の各炭素原子上に1個のカルボキシル
    基を有するエチレン性不飽和ジカルボン酸のジエステル
    であって、式 (式中、 R100およびR103は同一かまたは異なっていて、各独立
    にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアル
    ケニル、あるいは多価のヒドロカルビルまたはヒドロキ
    シル置換ヒドロカルビル基であり; R101は各独立に炭素−酸素結合、アルキレンまたはア
    ルケニレンであるが、R100とR101の炭素原子の総数は
    1〜10であり、R103とR101の炭素原子の総数は1〜
    10であり; R102は各独立に水素、アルキルおよびアルキレンから
    選ばれ; tは整数である) を有するジエステルまたはジエステルの混合物を、 成分Aと成分Bのモル比が2/1〜1/8となる量で、
    組合せることにより生ずる生成物を含む組成物。
  2. 【請求項2】有機スズ化合物が式、 (IV)Rn−Sn−X および 〔式中、 Xは各独立に から選ばれるが、しかし(a)式IIIおよびIV中の少くとも
    1個のXが−SR2であり、(b)式V中の少くとも1個の
    Xが−SR2であるか、あるいは少くとも1個のYが−
    S−R3−W、 であり、 Yは各独立に、 から選ばれ、 Wは各独立に酸素または硫黄から選ばれ; Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、
    シクロアルケニル、 −R9−C−R12、R9−CN から選ばれ、 R2は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキ
    ル、シクロアルケニル、 −R3−S−R7、または−R3−O−R7から選ばれ; R3は各独立に少くとも2個の炭素原子のアルキレン、
    少くとも2個の炭素原子のアルケニレン、シクロアルキ
    レン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R4は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロアル
    キレン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R6は各独立に炭素−炭素結合またはR4から選ばれ; R7は各独立に−HまたはR8から選ばれ; R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    またはシクロアルケニルから選ばれ; R9は各独立にC1〜C4アルキレンから選ばれ; R12は各独立に−Hまたは一価のC1〜C20炭化水素基
    から選ばれ; R13およびR14は各独立にC1〜C20アルキルまたはC1
    〜C20アルコキシから選ばれ; 各独立にn=1または2でp=4−nであり; 各独立にa=1または2、b=2−a、c=1または
    2、d=3−c、およびq=0または1〜4の整数であ
    り、 vは各独立に1〜8の整数から選ばれる〕 を有する有機スズメルカプチドまたは有機スズメルカプ
    チドの混合物である特許請求の範囲第(1)項記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】ジエステルがマレイン酸ジアルキルである
    特許請求の範囲第(2)項記載の組成物。
  4. 【請求項4】マレイン酸ジアルキルがマレイン酸ジブチ
    ルである特許請求の範囲第(3)項記載の組成物。
  5. 【請求項5】さらに、成分Aが式、 (VII) Rn−Sn−Z または (式中、 R、n、p、a、b、c、dおよびqは特許請求の範囲
    第(2)項に規定したとおりであり; であり; であり; R3,R4、R7およびR8は特許請求の範囲第(2)項に規
    定したとおりであり; r=0または整数である) を有する有機スズカルボキシラートまたは有機スズカル
    ボキシラートの混合物を含む、特許請求の範囲第(1)項
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】有機スズカルボキシレートがアルキルスズ
    アルキルマレエートである特許請求の範囲第(5)項記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】アルキルスズアルキルマレエートがジブチ
    ルスズビス(ブチルマレエート)である特許請求の範囲
    第(6)項記載の組成物。
  8. 【請求項8】ハロゲン含有有機重合体を熱、光および屋
    外暴露の劣化作用に対して安定化できる組成物であっ
    て、 A.式、 (II) R2Sn=S (式中、Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロア
    ルキル、シクロアルケニル、 −R9−O−R12−R9−CN から選ばれ、 R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    またはシクロアルケニルから選ばれ; R9は各独立にC1〜C4アルキレンから選ばれ; R12は各独立に−Hまたは一価のC1〜C20炭化水素基
    から選ばれ; R13およびR14は各独立にC1〜C20アルキルまたはC1
    〜C20アルコキシから選ばれる) を有する有機スズスルフィド、有機スズメルカプチド、
    式、 (VII) Rn−Sn−Zp または (式中、Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロア
    ルキル、シクロアルケニル、 −R9−C−R12、−R9−CN から選ばれ; 各独立にn=1または2でp=4−nであり; 各独立にa=1または2、b=2−a、c=1または
    2、d=3−c、およびq=0または1〜4の整数から
    選ばれ; であり; であり; R3は各独立に少くとも2個の炭素原子のアルキレン、
    少くとも2個の炭素原子のアルケニレン、シクロアルキ
    レン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R4は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロアル
    キレン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R7は各独立に−HまたはR8から選ばれ; R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    またはシクロアルケニルから選ばれ; r=0または整数である) を有する有機スズカルボキシレートおよびそれらの混合
    物からなる群から選ばれる有機スズ化合物または有機ス
    ズ化合物の混合物と、 B.C1〜C10アルコールとエテニレン基の各炭素原子
    上に1個のカルボキシル基を有するエチレン性不飽和ジ
    カルボン酸との実質的に非潤滑性のジエステルであっ
    て、式、 〔式中R200およびR203は各1〜10個の炭素原子を有
    し、各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、
    シクロアルケニル、z′に等しい原子価を有する多価ヒ
    ドロカルビル基、z′に等しい原子価を有する多価ヒド
    ロキシル置換ヒドロカルビル基、および 201は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロア
    ルキレン、シクロアルケニレン、多価ヒドロカルビル基
    および多価ヒドロキシル置換ヒドロカルビル基から選ば
    れ; R202は各独立に水素、アルキルおよびアルキレンから
    選ばれ、 R204は各独立に水素およびアルキルから選ばれ; Z200は各独立に−O−、 および−S−から選ばれ; t′は0または1〜約20の整数であり; x′は0または1〜約20の整数であって、 x′=0またはt′=0であればR200であり; y′は1〜10の整数であり; z′は1〜4の整数である〕 を有するジエステルを、 成分Aと成分Bのモル比が2/1〜1/8となる量で、組合せ
    ることにより生ずる生成物を含む組成物。
  9. 【請求項9】有機スズ化合物が式、 (IV) Rn−Sn−Xp および 〔式中、 Xは各独立に から選ばれるが、しかし(a)式IIIおよびIV中の少くとも
    1個のXが−SR2であり、(b)式V中の少くとも1個の
    Xが−SR2であるか、あるいは少くとも1個のYが−
    S−R3−W、 であり; Yは各独立に から選ばれ; Wは各独立に酸素または硫黄から選ばれ; Rは各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル、
    シクロアルケニル、 −R9−O−R12、−R9−CN から選ばれ; R2は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキ
    ル、シクロアルケニル、 −R3−S−R7、または−R3−O−R7から選ばれ; R3は各独立に少くとも2個の炭素原子のアルキレン、
    少くとも2個の炭素原子のアルケニレン、シクロアルキ
    レン、またはシクロアルケニレンから選ばれ; R4は各独立にアルキレン、アルケニレン、シクロアル
    キレンまたはシクロアルケニレンから選ばれ; R6は各独立に炭素−炭素結合またはR4から選ばれ; R7は各独立に−HまたはR8から選ばれ; R8は各独立にアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    またはシクロアルケニルから選ばれ; R9は各独立にC1〜C4アルキレンから選ばれ; R12は各独立に−Hまたは一価のC1〜C20炭化水素か
    ら選ばれ; R13およびR14は各独立にC1〜C20アルキルまたはC1
    〜C20アルコキシから選ばれ; 各独立にn=1または2でp=4−nであり; 各独立にa=1または2、b=2−a、c=1または
    2、d=3−c,およびq=0または1〜4の整数であ
    り; vは各独立に1〜8の整数から選ばれる〕 を有する有機スズメルカプチドまたは有機スズメルカプ
    チドの混合物である特許請求の範囲第(8)記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】ジエステルがジエチレングリコールビス
    (ブチルマレエート)である特許請求の範囲第(8)項記
    載の組成物。
  11. 【請求項11】ジエステルがトリエチレングリコールビ
    ス(ブチルマレエート)である特許請求の範囲第(8)項
    記載の組成物。
  12. 【請求項12】ジエステルがテトラエチレングリコール
    ビス(ブチルマレエート)である特許請求の範囲第(8)
    項記載の組成物。
  13. 【請求項13】ジエステルがポリ(ジエチレングリコー
    ルマレエート)ビス(メチルマレエート)である特許請
    求の範囲第(8)項記載の組成物。
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